EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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RHAPSODY OF FIRE 「DARK WINGS OF STEEL」
RHAPSODY OF FIRE
「DARK WINGS OF STEEL」


Rhapsody Of Fire Dark Wings Of Steel

<収録曲>
1. Vis Divina
2. Rising From Tragic Flames
3. Angel Of Light
4. Tears Of Pain
5. Fly To Crystal Skies
6. My Sacrifice
7. Silver Lake Of Tears
8. Custode Di Pace
9. A Tale Of Magic
10. Dark Wings Of Steel
11. Sad Mystic Moon


エピックメタル界のパイオニアともいえるイタリア産シンフォニックメタルバンド、ラプソディー・オブ・ファイアの9作目。2013年発表。

メインソングライターであったルカ・トゥリッリ<G>が抜けて、

RHAPSODY OF FIRE
LUCA TURILLI'S RHAPSODY

という二つのバンドに分裂してしまった彼らですが、一応バンド名的にはこちらが本家という扱いになるのかな。

ルカの方は2012年にアルバムを出しており、Voが変わったけどやってることは「従来のラプソディーの延長」といった感じの良盤だったのですが、こちらはその逆。「ファビオ・リオーネ<Vo>の歌唱は相変わらず上手いけど、楽曲的にはちょっと雰囲気も変わったし物足りないなぁ」といった感想を抱いてしまいました。

クワイアやシンフォアレンジは相変わらず大仰ではあるのですが、今までの彼らにあった無限に広がっていくような壮大さというものがイマイチ感じられない。全体的に縮こまってしまったような印象があり、圧倒的なクサメロでぐいぐいと聴き手を引っ張っていったかつての面影はほとんどなく、かなり淡泊になってしまいました。ルカのトゥルトゥルとしたスピーディーなギタープレイがなくなって、ミドルテンポでパワフルさに重きを置いたような楽曲が多いのも原因かもしれません。

新メンバーの演奏は決してクオリティの低いものではなく、ベテランらしく楽曲としてもそこそこのクオリティを維持はしているのですが、君たちに期待しているのはそこそこのクオリティの楽曲ではないのだよ…。

とりあえず強いて挙げるなら#2あたりはスピーディーなクサメロで悪くはないと思いますが、それでも初期のまぁまぁな曲くらいのレベルなので、この作品をずっと何度も聴くことはないのではないかと思います。

最初期から応援しているファンとしては見捨てるつもりは無いので、今後の頑張りに期待したいです。

<オススメの曲>
2. Rising From Tragic Flames

オススメ度…75点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

KATANA 「STORMS OF WAR」
KATANA 「STORMS OF WAR」

Katana Storms Of War

<収録曲>
1. Reaper
2. Wrath Of The Emerald Witch
3. Khubilai Khan
4. The Samurai Returns
5. City On The Edge Of Forever
6. No Surrender
7. In The Land Of The Sun
8. The Gambit
9. Modesty Blaise
10. The Wisdoms Of Emond's Field


スウェーデン出身の正統派メタルバンド、カタナの2作目。
2012年発表。

バンド名やジャケからしてもうイロモノ臭しかしませんし、実際に歌詞もそんな感じだったりはするのですが、とても真面目で王道な正統派メタルをやっています。アイアン・メイデンに通じるようなメロディアスなリフで軽快に疾走していくタイプのサウンドで、少々エピックメタル寄りのメロディがちょいちょい顔を出してくるのが特徴。NWOTHMの中の変わり種のようなバンドで、なかなか面白いです。

冒頭の#1は超王道な疾走曲。軽快なツーバスとリフで心地よく駆け抜けていきます。
#2も同様にメロディアスに疾走していく曲。ピロピロとしたツインリードが良い。
#3は無駄にドラマティックな雰囲気を出してくる曲。やはり音自体は正統派メタルど真ん中なのですが、やたらエピカルでクサいところがダサくて素敵。「クビラーイ・カーン♪」という音の響きのダサさたるや!
#4はこれまたヒロイックなリフが耳を惹く。勢いもあって良い曲です。
#5はツッタカツッタカとしたリフがどことなくメイデンを彷彿とさせる。サビはしょーもないコーラスですが、耳に残ってしまいます。
#6はミドルテンポの勇壮な曲。ヴァイキングメタルのような雰囲気が漂いますが、それにしてはちと音が軽いので、ちょっとだけ物足りないかもしれません。
#7はSEを交えた静かなイントロから徐々に盛り上がっていく曲。メイデンのプログレライクな部分をそっくり取り入れたかのような雰囲気がとても微笑ましい。
#8はシンプルなリフで突き進む曲。良くも悪くも忠実に伝統的。
#9は冒頭のメロいツインギターのハモりがとても素敵な曲。
#10は最後を飾るにふさわしいドラマティックな曲ですが、やはり注目を集めるのはメイデン風のメロいリフ運びです。

ってことで、全体的にアイアン・メイデンを再現しながら少しだけエピカルにした雰囲気が漂う作品です。めっちゃイロモノ臭漂うのに、やってることがめっちゃ正統的ってとこに好感度を持たざるを得ない。普通に良いバンドなので、正統派メタルが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
1. Reaper
3. Khubilai Khan
7. In The Land Of The Sun
10. The Wisdoms Of Emond's Field

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

DRAKKAR 「WHEN LIGHTNING STRIKES」
DRAKKAR 「WHEN LIGHTNING STRIKES」

Drakkar When Lightning Strikes

<収録曲>
1. Hyperspace - The Arrival
2. Day Of The Gods
3. The Armageddon Machine
4. In The Belly Of The Beast
5. Revenge Is Done
06. WhenLightningStrikes
7. Winter Soldiers
8. Salvation
9. At The Flaming Shores Of Heaven
10. We Ride
11. The Awakening
12. My Endless Flight
13. Aftermath - The Departure
14. Engage!
15. New Frontier


イタリア出身のメロディックパワーメタルバンド、ドラッカーの4作目。2012年発表。

イタリアというとラプソディーを始めとしたエピックメタルの国というイメージですが、このバンドもイメージから外れることのない勇壮さとクサさを兼ね揃えたエピックメタルをやっています。
なんと前作から約10年ぶりの作品とのことですが、残念ながら過去作は未聴。どうやら初期は典型的なクサメロスピといった感じのサウンドだったようです。今作ではかなり正統派メタル寄りの音となり、勇壮なコーラスも相まってヴァイキングメタル風に聴こえることもちらほら。チープながらもシンフォアレンジが散りばめられており、クサさと絶妙なダサさをアップさせることに一役買っています。Voもハイトーンではなく中音域で朗々と歌い上げるタイプ。上手くもないけど、無理な音域を使っていないので、下手に聴こえるということも特にありません。
全体的にドラティックさを重視した作風なので、クサメロ乱舞を期待して聴くとちょっと肩透かしを食う可能性もあるかもしれません。

個人的には#12とか#15のようないかにもなクサメロスピの方が好みなので、もっと全体をこの方向性で纏めて欲しかったかなー。

<オススメの曲>
12. My Endless Flight
15. New Frontier

オススメ度…76点

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GLORYHAMMER 「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
GLORYHAMMER
「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」


Gloryhammer Tales from the Kingdom of Fife

<収録曲>
1. Anstruther's Dark Prophecy
2. The Unicorn Invasion of Dundee
3. Angus McFife
4. Quest for the Hammer of Glory
5. Magic Dragon
6. Silent Tears of Frozen Princess
7. Amulet of Justice
8. Hail to Crail
9. Beneath Cowdenbeath
10. The Epic Rage of Furious Thunder
11. Wizards!


英国出身のエピックパワーメタルバンド、グローリーハンマーの1作目。2013年発表。エイルストームクリストファー・ボウズ<Key>が立ち上げたバンドのデビュー作ということですが、エイルストームが海賊メタルであるのに対し、こちらは完全に戦士メタルといった感じ。勇壮なメロディ、あまりにもダサくてファンタジックな世界観は、クサメタル好きにはたまらない逸品となっています。Voはエメラルドというバンドに在籍する人らしいのですが、無駄に力強い歌唱がダサさにさらに磨きをかけており、このバンドにぴったりです。

イントロの#1に続く#2は、ザクザクとした勇壮なリフで突き進む曲。スラッシーな楽曲かと思いきや、サビではやたらクサいメロディで一気にパワーメタル寄りになるあたりがとても素敵。
個人的にツボだったのは、PVにもなっている#3。疾走感こそないものの、クサくてダサいメロディを前面に押し出したパワーメタルをやっており、一緒に戦いに向けて出陣していきたくなるような雰囲気を持った曲です。
他にもキラキラとしたKeyで幕を開けるクサメロスピの#5とか、いかにもファンタジーなメロディが素敵な#7など、強力なチューンが盛りだくさんとなっています。

<オススメの曲>
2. The Unicorn Invasion of Dundee
3. Angus McFife(→PV)
5. Magic Dragon
7. Amulet of Justice

オススメ度…87点

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EX DEO 「CALIGVLA」
EX DEO 「CALIGVLA」

Ex Deo Caligvla

<収録曲>
1. I, Caligvla
2. The Tiberius Cliff (Exile to Capri)
3. Per Oculus Aquila
4. Divide et Impera
5. Pollice Verso (Damnatio ad Bestia)
6. Burned to Serve as Nocturnal Light
7. Teutoberg (Ambush of Varus)
8. Along the Appian Way
9. Once Were Romans
10. Evocatio the Temple of Castor & Pollux


ドイツ出身のシンフォニックデスメタルバンド、EX DEOの2作目。2012年発表。KATAKLYSMというバンドのメンバーが中心となっているのだそうです。

古代ローマをテーマにしているらしく、非常にエピカルで勇ましいサウンドが特徴。重々しい緊迫感と、非常に雄々しく猛々しい雰囲気がたまらなく素敵です。「全軍突撃ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」という叫び声が非常にマッチしそうな、まさに戦場メタルといった感じ。重厚なオーケストレーションと派手なクワイアの中、デスメタルど真ん中な演奏がぶち抜いてくる様はまさに圧巻。ラプソディあたりに通じそうな壮大な世界観ですが、メロディを全く重視していない真っ当なデスメタルなところがとても新鮮です。

ファンファーレのようなサウンドで派手に幕を開ける#1から、あまりにも壮大なスケールにいきなりノックアウトされること間違いなし。じわじわと圧殺してくるような緊迫感がたまりません。
続く#2も同様の圧迫感でさらにゴリゴリと突き進みます。
#3は高貴な雰囲気すら漂うドラマティックなシンフォサウンドがとても素敵。
#4は比較的アグレッシヴさを前面に押し出した曲で、とてもパワフルに突進を繰り返していくような印象です。若干メロディアスなリフもかなりツボ。
#5はジワジワ圧殺系ですが、こちらもリフのメロい感じがなかなか。
#6は嵐の前の静けさ的なイントロから徐々に盛り上がっていくドラマティックな展開がたまらぬ一曲。
前半叙情的なリフが良い#7は、後半でブルータルさを増していく曲。エピカルさも失わないあたりが非常に素晴らしい。
#8は重々しい暗黒サウンドがとても魅力的。ディム・ボガーあたりのシンフォニックブラックっぽい感じもします。
なんかセリフで始まる#9は、いかにもなゴリゴリ系デスメタル。
#10は最後の決戦の様なヒロイックな雰囲気のアウトロ。

ってことで、目を閉じれば古代ローマの扇情が脳裏に思い描けるようなコンセプトを忠実に守ったデスメタルです。全体的に同じ傾向の曲が並ぶので、一曲ずつの差別化は難しいのかもしれませんが、それでもクオリティが高いので最後まで一気に聴けてしまうと思います。

<オススメの曲>
1. I, Caligvla
3. Per Oculus Aquila
4. Divide et Impera
7. Teutoberg (Ambush of Varus)

オススメ度…87点

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