EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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THE BERZERKER 「WORLD OF LIES」
THE BERZERKER 「WORLD OF LIES」

The Berzerker World Of Lies

オーストラリア出身のインダストリアル・デスメタルバンド、ザ・バーザーカーの3作目。2005年発表。ドラムが在籍しておらずその穴をドラムマシンが埋めているのですが、人間っぽい自然なドラミングを完全に放棄し、人間では不可能なスピードでデジタルハードコアばりに連打しまくるサイバーサウンドになっているということが最大の特徴です。短所を個性に変えてしまう逆転の発想が素晴らしい。今作では前作までのようなぐちゃぐちゃした感じやサイバー風味が多少減退しており、どちらかというと基調はテクニカルデスサウンドになっているという印象で、逆にメタラーに比較的受け入れられやすくなっているかもしれません。聴きやすくなったといっても、ドラムマシンによる高速ビートはここぞというところでしっかり多用され、従来の良い所はしっかり残っているので問題は全くないのではないかと。

<収録曲>
1. Committed to Nothing
2. Black Heart
3. All About You
4. Burn the Evil
5. World of Tomorrow
6. Follow Me
7. Y
8. As the World Waits
9. Afterlife
10. Never Hated More
11. Free Yourself
12. Constant Pain
13. Silence
14. Farewell


<オススメの曲>
1. Committed to Nothing
3. All About You
7. Y
8. As the World Waits

基本的に、グチョグチョかつテクニカルなオールドスクールデスメタルサウンドに、圧倒的スピードで刻まれるデジタルビートが加わった曲がずらっと並び、若干の金太郎飴状態は否めないのですが、それでも一曲一曲が3分以内と比較的コンパクトなので飽きることなくさらっと聴けます。とりあえずリフのカッコ良さとグルーヴ感的に上記4曲が好きだな。

オススメ度…83点

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THE BERZERKER 「ANIMOSITY」
THE BERZERKER 「ANIMOSITY」

The Berzerker Animosity

オーストラリア出身のサイバーグラインドコア/インダストリアルデスメタルバンド、ザ・バーザーカーの4作目。2007年発表。打ち込みとサンプリングによるデジタルハードコアばりの超高速サウンドが一番の特徴で、そこにゴリゴリとしたデスメタルのリフが絡んでくるというのがこのバンドのスタイルです。普通は打ち込みというとメタル的には何かしらのマイナスなイメージを与えがちなとこがありますが、このバンドはその打ち込みであることを逆手にとって長所に変えているっての非常に評価できるところ。デジタルならではの勢いで突き進むことで独自の攻撃性を確立しています。初期のようなぐちょぐちょとした感覚は無くなっているものの、デスメタル要素の部分も非常に凶暴で優秀。Voは喚き声と深みのある咆哮を使い分けており、なかなかの迫力です。

<収録曲>
1. Eye for an Eye
2. Purgatory
3. False Hope
4. Evolution
5. No More Reasons
6. Retribution
7. Cancer
8. Weapons of War
9. Heavily Medicated
10. Lonely World


<オススメの曲>
1. Eye for an Eye
2. Purgatory
7. Cancer
8. Weapons of War

基本的に全部同じな感は否めないのですが、そんな中でも超高速ビートが素敵な#2が特にお気に入り。リズムが面白い#7も良いな。どれも凄まじいスピードで突き抜ける暴虐な曲ばかりです。

オススメ度…81点

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XE-NONE 「DANCE METAL [RAVE]OLUTION」
XE-NONE DANCE METAL [RAVE]OLUTION」

Xe-None Dance Metal [Rave]olution

ロシア出身のダンスメタルバンド、キセノンの1作目。2008年発表。インダストリアルメタルというには派手すぎるレイヴ気味のエレクトロサウンドを多用した超ノリノリの音楽性が特徴で、ダンスメタルという言葉の響きがまさにぴったり。「ダンスメタルってなんだよwww そんなジャンルあってたまるかw」と思って聴いても、数分後には「ジュリアナかよwwww」というツッコみを入れたくなるようなサウンドです。Voはわりとちゃんとした深みのあるデスヴォイスと、可憐で可愛らしいハイトーン女性VoのツインVo体制。普通のメタルだったらなんとなくアンバランスに思える組み合わせですが、あまりに楽しすぎるダンスメタルの中だともはや何でもアリになってしまうから不思議。メタルがダンスミュージック化したサウンドというよりも、ダンスミュージックがメタル化したと考えた方がしっくりくるかもしれませんが、リフとかのメタルサウンドも結構しっかりしてるんだよな。メタル版2 UNLIMITEDここにあり。

<収録曲>
1. [Rave]olution
2. Angels
3. Digital Fucker A.D.
4. Decay Dance
5. Collapse
6. [Play]station
7. Amnestesia
8. Day Of The Dead
9. Slave On_Line
10. Heaven Awaits


<オススメの曲>
1. [Rave]olution
2. Angels
3. Digital Fucker A.D.
4. Decay Dance
6. [Play]station
9. Slave On_Line
10. Heaven Awaits

とりあえず#1からいきなりノリノリ過ぎて笑える。メタルによくあるグルーヴィーな感覚とはまた違う、完全にダンスミュージックのノリノリさです。そのくせ一番最初に響く声がデスヴォイスだから笑っちゃうよね。可憐な女性Voも楽しい感じで良く合っています。
#2は緊急事態のサイレンで不穏に始まったかと思ったら、「Yeah!!」の掛け声とともにダンスミュージック開始。やはりノリがやばい。リフもわりと激しいのですが、あまりにも明る過ぎるノリのせいで激しさを全く感じません。サビでは女性Voの伸びやかなハイトーンが明るく響き渡り、非常に爽快な展開となっています。
♯3はもはや完全に会場をライブ会場に移しただけのジュリアナ。ちょっぴりダークなリフで妖しげに踊れるバブリーな曲です。デスヴォイスが結構迫力あるのですが、そんなことは一切お構いなしにシンセが乱舞します。
#4#6、そして#9もこっちのテンションが逆に持たなくなるくらいダンサブル。曲の展開はどれもひたすらノリノリということで似ているのですが、細部までしっかり作りこまれてるのでびっくりするほど飽きずに聴けます。
最後を締める#10はアグレッシヴでかなりメタルメタルしている曲。最後の最後に変化球を混ぜてくるるとは、こいつやりおる!キラキラとしたシンセは終始付いてきているものの、リフがかなりデスラッシュ気味に暴れまわっていてなかなか凶暴な曲に仕上がっています。元々デスヴォイスも迫力あったしね。

オススメ度…93点

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XE-NONE 「DANCEFLORATION」
XE-NONE 「DANCEFLORATION」

Xe-None Dancefloration

ロシアのサンクトペテルブルク出身のダンスメタルバンド、キセノンの2作目。2011年発表。ノリノリの電子音を多用しまくったメタルをやっており、とにかく明るく楽しいダンスメタル。「それってインダストリアルなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、インダストリアルというには妙に楽しすぎるのです。シンセはやたら明るいし、8-bitまで出てきちゃうし、サウンドリズム隊の刻むリズムは完全にダンスミュージックのそれだし…。一時期レイヴサウンドを取り入れたメタルコアとかニューメタルはちょっと流行りましたが、こちらはダンス要素以外はわりとしっかりとしたメタルなのがとても好感触です。Voはわりとしっかりしたデスヴォイスが中心で、要所要所でポップスシンガーのような女性Voが出てくる感じ。それぞれの要素が全てミスマッチなようで実は違和感なく融合してるところに感心してしまいます。

<収録曲>
1. Heartcore
2. Summertime
3. Dreamcity
4. Dance Row
5. Faceless
6. I Seek You
7. Cyber Girl
8. Black Hole Time
9. VHS
10. Blood Fire Snow


<オススメの曲>
1. Heartcore
2. Summertime
4. Dance Row
6. I Seek You
7. Cyber Girl
9. VHS
10. Blood Fire Snow

出だしの#1からキラキラピコピコ。なんて思ってたらそこにデスヴォイスがのってくるもんだからビックリです。意外と荒々しいのですが、シンセのせいで全くそう感じないのが凄い。サビでは女性Voが登場して明るく爽やかな感じになっています。
#2はイントロからしてもうディスコ。メタルサウンドが登場してからも、あまりのノリノリさ加減に圧倒されてしまいます。サビでの女性Voの声が可憐で印象的。この曲聴いてるとなんか元気になれるわ。
#4もやたらグルーヴィーなリフとシンセとの絡みが素敵。リフ自体はわりと真っ当なメタルなのに、曲が全然メタルに聴こえないんだよな。
#6は可愛らしく弾む8-bitサウンドが印象的な曲。そのくせ歌いだしは完全にデスヴォイスなので、そのミスマッチ感にやられます。サビではまたまた可愛らしい女性Voの歌声が可憐に響き渡り、b-bitサウンドの可愛らしさと絶妙に混ざり合う感じ。とにかく楽しいの一言に尽きる。
#7も8-bitサウンドが要所要所で顔を覗かせるグルーヴィーな曲。8-bit好きの自分にはたまらないです。
そして#9に至ってはもはや完全にトランスミュージック。なんだこのイケイケでノリノリなメタルは!ここまで来るとダンスメタルなのかメタル風ダンスミュージックなのかわからんぞ。
最後を飾る#10は、ここにきてまさかのブラックメタルチューン!ブラスト全開で禍々しく疾走し、そこにキラキラとしたシンセが絡み付きます。あれ、これアリなんじゃね…?この路線で違うバンド名にして、コープスペイントでもしてブラックメタルバンドとしてやっていっても通用しそうなクオリティです。

オススメ度…89点

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DOL AMMAD 「OCEAN DYNAMICS」
DOL AMMAD 「OCEAN DYNAMICS」

Dol Ammad Ocean Dynamics

ギリシャの19人組メタルバンド、DOL AMMADの2作目。2006年発表。前作の時点ではメンバーは16人だったのですが、さらに3人増えております。クワイヤ隊が男女14人もいるという無駄な人事にびっくり。自称"エレクトロニカ・アートメタル"ということで、テクノに通じるようなエレクトロニックなサウンドで壮大にオペラチックに展開するようなメタルをやっているのですが、今作ではよりアート的な側面が強調されたというか、オペラ的な部分が強く敷居が少し高くなってしまったという印象。前作はピコピコ疾走サウンドに心躍り、大仰なコーラスに胸が高鳴るような、もっと即効性の高い曲があったんだけどな。Voパートがコーラス以外存在しないというのは前作通りなのですが、人数増えたわりに前作より地味になってるんじゃあねぇ…。

<収録曲>
1. Thalassa Dominion I
2. Thalassa Dominion II
3. Thalassa Dominion III
4. Thalassa Dominion IV
5. Solarwinds
6. Descend
7. Lava
8. Aquatic Majesty
9. Liquid Desert
10. Heart of the Sea


<オススメの曲>
5. Solarwinds
7. Lava
8. Aquatic Majesty

とりあえず疾走しているこの3曲が好きです。特に#5はクワイヤも存分に生かされてるし、エレクトロサウンドもめぐるましく展開してなかなか良い感じです。

オススメ度…68点

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[DOL AMMAD]
DOL AMMAD「STAR TALES」

Dol Ammad Star Tales

ギリシャ出身の自称"エレクトロニカ・アートメタル"バンドの1作目。2005年発表。自称している通り、「エレクトロニックなサウンドとメタルを融合」というのが基本的な音楽性で、そこにさらに男女のオペラチックなコーラスが重なります。メンバー総勢16人という大所帯で、その編成はギター、ベース、ドラム、シンセ、ソプラノ×3、アルト×3、テノール×3、バス×3というもの。コーラス隊が12人もメンバーにいるのにもかかわらず、Voパートは若干少なめで、エレクトリニックなサウンドを聴かせるテクノ的なアプローチが多いです。

2.Eclipseは疾走感抜群の悶絶キラーチューン。イントロの壮大なコーラスと、疾走するシンセの音色がたまりません。シンセが終始活躍し続けていますが、メタリックなサウンドも同時に健在。ツーバスもずーっとドコドコいってます。
11.Vortex 3003も疾走感バリバリの曲。イントロのシンセの使い方がカッコ良過ぎる。このバンドはゆったりとしたミドルテンポな曲よりも、こういう疾走しまくりの曲の方が良いね。
他の曲はミドルテンポな曲ばかりですが、6.The Veil (Seven-Face Danger)とか8.Master Of Allがそれなりに好きかな。

このバンド、「テクノも聞けるよー」ってメタラーなら結構気に入るんじゃないかと思います。逆に言えば、「エレクトロニックなサウンドはちょっと…」って人は普通に無理かも。まぁ"エレクトロニカ・アートメタル"という響きに惹かれた人は是非(笑) 

オススメ度…78点

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Dol Ammad BAND

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