EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
 【本の感想一覧】 【Twitter】   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
NAPALM DEATH 「APEX PREDATOR - EASY MEAT」
NAPALM DEATH 「APEX PREDATOR - EASY MEAT」

Apex Predator - Easy Meat

<収録曲>
1. Apex Predator.Easy Meat
2. Smash A Single Digit
3. Metaphorically Screw You
4. How The Years Condemn
5. Stubborn Stains
6. Timeless Flogging
7. Dear Slum Landlord
8. Cesspits
9. Bloodless Coup
10. Beyond The Pale
11. Stunt Your Growth
12. Hierarchies
13. One Eyed
14. Adversarial / Copulating Snakes


グラインドコア界の帝王、ナパーム・デスの15作目。2015年発表。

前作「UTILITARIAN」がかなり良かったので、今作も期待していたのですが、そもそも前作が3年前という事実に衝撃を受けました。時の流れの速さがおかしい。

グラインドコアと言っても、最近の彼らはリフがスゲーしっかりしてて聴きやすくて、その割に圧倒的攻撃性とカオスっぷりは健在で…といったサウンドなので、ぐちゃぐちゃながらも整合性が撮れているという不思議な状態です。今作もまさにこんな感じで、これだけやりたい放題にリフ掻き鳴らしてブラストかましてVoが喚きまくっているのに、一曲一曲にちゃんと個性があって頭に残るというのが凄い。
グラインドコアってもっと曲同士の区別がつきにくいジャンルのイメージなのですが、その中に存在感を各々示してくるあたり、やはり帝王としての格の違いを感じます。

また、今作ではVoの存在感が凄まじく、終始ひたすら吠えまくり。喧しいサウンドに負けじとぎゃあぎゃあゴォゴォ物凄いアグレッションを発揮しています。

とりあえず個人的にはカオスに加速を繰り返す#2とか、リフのグルーヴ感が印象的な#6#8、リフがめぐるましく展開する#9あたりが特に好きかな。

まぁどの曲も2分から3分くらいだし、この手のジャンルはアルバム垂れ流して頭振ってれば楽しいみたいな感じなので、どの曲もカッコ良いんだけど。

<オススメの曲>
2. Smash A Single Digit
6. Timeless Flogging
8. Cesspits
9. Bloodless Coup

オススメ度…86点

OFFICIAL(→クリック)   FACEBOOK(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入
スポンサーサイト

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

CARCASS 「SURGICAL STEEL」
CARCASS 「SURGICAL STEEL」

Carcass Surgical Steel

<収録曲>
1. 1985
2. Thrasher's Abattoir
3. Cadaver Pouch Conveyor System
4. A Congealed Clot Of Blood
5. The Master Butcher's Apron
6. Noncompliance To ASTM F 899-12 Standard
7. The Granulating Dark Satanic Mills
8. Unfit For Human Consumption
9. 316L Grade Surgical Steel
10. Captive Bolt Pistol
11. Mount Of Execution
12. A Wraith In The Apparatus
13. Intensive Battery Brooding


英国出身のグラインドコア/メロディックデスメタルバンド、カーカスの6作目。2013年発表。

なんと17年ぶりの新作となる残虐王の復活です。

メンバーはオリジナルメンバーのジェフ・ウォーカー<Vo,B>ビル・スティアー<G>、そして療養中のケン・オーウェン<Dr>の代わりにダン・ウィルディング<Dr>が参加しています。

音楽性的には3rdと4thの中間くらいで、暴虐性と残虐性を全面に押し出しつつもメロディアスなフレーズが乱舞するという素晴らしいもの。リフの質的には5thに通じるようなところも散見され、まさに今までのカーカスの良いとこ取りといた感じ。もちろん最初期のサウンドを期待すると落胆することになってしまうかもしれませんが、解散前のカーカスを好きだった人ならば手放しで喜ばざるをえない内容になっていると思います。

正直ほぼすべての曲が鳥肌モノの超高品質なサウンドなのですが、個人的にはメロディアスなリフが光りまくる#3とか#6があまりにもツボ。グルーヴィーな#8とか攻撃性に特化した感のある#10あたりもとても好きです。

「よくもまぁ17年ぶりで最高傑作と呼んでも差し支えの無いようなすげぇ作品を出してきたもんだ」と思わず感嘆の言葉が出てきてしまうような1枚なので、カーカスが好きな人も嫌いだった人も、デスメタルが好きな人もメロですが好きな人も、みなさん是非試してみてください。

<オススメの曲>
3. Cadaver Pouch Conveyor System
6. Noncompliance To ASTM F 899-12 Standard
8. Unfit For Human Consumption
9. 316L Grade Surgical Steel
10. Captive Bolt Pistol(→PV)

オススメ度…91点

MYSPACE(→クリック)   FACEBOOK(→クリック)

amazon.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

猿轡 「猿轡」
猿轡 「猿轡」

猿轡 猿轡

<収録曲>
1. 血祭
2. 声
3. 猿轡


都内を中心に活動しているデスメタル/グラインドコアバンド、猿轡のシングル。たぶん2013年発表。バンド名は「さるぐつわ」と読みます。

ディスクユニオンで500円だったのでなんとなく購入してみました。現段階で音源はこれしか出していないようです。

ライブなのでは兀突骨などと対バンしたりしているようですが、いかんせん情報があまり無いのでバンドについてはよくわかりません。メンバーは4人組で、Voはなんと女性だとのこと。
サウンド的には、スタタタタタタという高速ドラミングがやたら耳に残る、グラインドコアに寄ったオールドスクールなデスメタルをやっています。これながなかなかレベルが高く、たった3曲ですが普通にカッコいい。Voはデスヴォイスというよりもがなり声という感じで、日本語詞がしっかりと聞き取れるレベルです。ただ、女性とは思えないような凶暴ながなり声を出しており、ゲロ吐く寸前みたいな汚らしい感じが曲によく合っているかも。

#1は普通にドロドロとした圧迫系のデスメタルっぽくスタートし、途中からスッタンスッタンという軽いドラムで疾走開始。さらにスタタタとドラムはどんどん高速になり、その後も緩急を付けつつ突き進みます。
#2はやかましいガシャガシャとした曲。全体的に凶暴で、Voもなに言ってるかわからないくらい荒ぶっています。
#3は「さるぐつわーーー!!」のシャウトと共に疾走しまくる曲。デスメタルのような迫力のあるしっかりとしたリフと、グラインドコアのような軽い高速ドラミングの組み合わせがとても秀逸です。Voのメロディラインが意外としっかりしているのも聴きやすくて良い。

ってことで、バンドとしてはとてもクオリティの高いことをやっていると思います。ただ、3曲で6分30秒て、CDとしてはちょっと短すぎやしませんかね(笑)
とりあえずフルアルバムでこのクオリティをずっと保てたらなかなか凄いバンドになるんじゃないかなぁという感じなので、今後に期待してみたいです。

<オススメの曲>
3. 猿轡

オススメ度…76点

MYSPACE(→クリック)   FACEBOOK(→クリック)

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

GO-ZEN 「HITOSHIZUKU」
GO-ZEN 「HITOSHIZUKU」

グロジャケ

<収録曲>
1. Go-Zen Grinder
2. If You Have A Will
3. AL-FiN-078-39216
4. The Most Magnificent Blade
5. Goronyaaaan
6. 19801205
7. 89/58/82
8. IS Ray Storm
9. Neko Neko Nuckle
10. Impaled Proceed
11. Bring it on if Youre Not Scared
12. IS Twin Blades
13. Sanbach
14. K.U.R.I.
15. Butanika Banzai
16. Yakiniku Teishoku
17. Salvare000
18. Iron Crow Zero-Shiki
19. Hitoshizuku
20. HiNA = HiN-NYU
21. Kotona Orgy


東京出身のゴアグラインドバンド、ゴゼンの1作目。2012年発表。

バンド名やジャケからもなんとなく想像は出来ますが、

JIG-AIに対する日本からの回答!」

という触れ込み通り、モロにJIG-AIの影響下にあるゴアグラインドをやっています。ブヒブヒという豚の様なVoなんてもろにJIG-AI。音圧やブルータリティもなかなかで、作品としてはかなり高品質なのではないかと。高速ブラストを中心に最後まで一気に突き抜ける、あっという間の21曲30分です。

<オススメの曲>
1. Neko Neko Nuckle
7. 89/58/82(→Official Video)
18. Iron Crow Zero-Shiki(→Official Video)

オススメ度…80点

OFFICIAL(→クリック)

Amazon このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

JIG-AI 「JIG-AI」
JIG-AI 「JIG-AI」

グロジャケ

<収録曲>
1. Japanese Gut Cake
2. Sounds of Body Sinuses
3. Geishas Sucks European Cocks
4. HN - Islam
5. Ninja GangBang
6. Adventure On the Boat
7. InJectator Kruto
8. Fresh Manga Flesh
9. VogelGrippe-N
10. Pec nam spadla vs. Skakal pes
11. Phimosiectomy Made By Scrub - Slasher
12. Suffocated Between Gigantic Udders
13. SadoMasochystic Practices Manual
14. Hanger In Her Neck
15. Extruding Testicles Through Garlic Press
16. Gourmet's Specialities of NecroZoophil
17. La Ley De Plomo (Brujeria Cover)
18. Final Cu(n)t


チェコ出身のゴアグラインドバンド、ジガイの1作目。2006年発表。日本大好きのアニオタが猟奇的なゴア/ポルノグラインドをやっております。サウンドの方はなかなか本格的で、豚の鳴き声のようなVoとブルータルなサウンドの組み合わせが素敵。SEはそこまで入っていないので、そういう意味でも聴きやすいんじゃないかと。

基本的に1分強の曲がずらっと並ぶ。18曲で30分というボリュームもこのジャンル的にはちょうど良いくらいじゃないですかね。まぁこの手のジャンルは一曲一曲の区別はなかなかつきにくいので、適当に聴き流せば良いんじゃないかな。

<オススメの曲>
5. Ninja GangBang

凄い声。

オススメ度…79点

MYSPACE(→クリック)

Amazon このCDをAmazonでダウンロード

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

THE BERZERKER 「WORLD OF LIES」
THE BERZERKER 「WORLD OF LIES」

The Berzerker World Of Lies

オーストラリア出身のインダストリアル・デスメタルバンド、ザ・バーザーカーの3作目。2005年発表。ドラムが在籍しておらずその穴をドラムマシンが埋めているのですが、人間っぽい自然なドラミングを完全に放棄し、人間では不可能なスピードでデジタルハードコアばりに連打しまくるサイバーサウンドになっているということが最大の特徴です。短所を個性に変えてしまう逆転の発想が素晴らしい。今作では前作までのようなぐちゃぐちゃした感じやサイバー風味が多少減退しており、どちらかというと基調はテクニカルデスサウンドになっているという印象で、逆にメタラーに比較的受け入れられやすくなっているかもしれません。聴きやすくなったといっても、ドラムマシンによる高速ビートはここぞというところでしっかり多用され、従来の良い所はしっかり残っているので問題は全くないのではないかと。

<収録曲>
1. Committed to Nothing
2. Black Heart
3. All About You
4. Burn the Evil
5. World of Tomorrow
6. Follow Me
7. Y
8. As the World Waits
9. Afterlife
10. Never Hated More
11. Free Yourself
12. Constant Pain
13. Silence
14. Farewell


<オススメの曲>
1. Committed to Nothing
3. All About You
7. Y
8. As the World Waits

基本的に、グチョグチョかつテクニカルなオールドスクールデスメタルサウンドに、圧倒的スピードで刻まれるデジタルビートが加わった曲がずらっと並び、若干の金太郎飴状態は否めないのですが、それでも一曲一曲が3分以内と比較的コンパクトなので飽きることなくさらっと聴けます。とりあえずリフのカッコ良さとグルーヴ感的に上記4曲が好きだな。

オススメ度…83点

MYSPACE(→クリック)

amazon_20120314103939.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

RESECTION 「ZENITH」
RESECTION 「ZENITH」

Resection Zenith

ドイツ出身のグラインドコア/デスメタルバンド、リゼクションの1作目。2006年発表。テクニカルな演奏で無慈悲に激烈大爆走しまくるグラインドコアをやっています。とにかく速さと安定感が尋常じゃないのですが、ただ闇雲に疾走しまくっているわけでは無く、やたら耳に残る展開やグルーヴ感を随所に挟み込んでくるのが素晴らしい。Voも強烈なガテラルヴォイスや豚の鳴き声のような声を器用に操っており、圧倒的な存在感を放っています。9曲30分というコンパクトさも良い。

<収録曲>
1. The Manhattan Project
2. Sambiki Saru Or The Three No-Evil Monkeys
3. Effect Of My Inner Conflict
4. Dehydration Of Industrial Land
5. Intolerance And Ban
6. Preprogrammed End
7. From Murder To Genocide
8. Pursuit Of Illusion
9. Putative Unison


<オススメの曲>
1. The Manhattan Project
2. Sambiki Saru Or The Three No-Evil Monkeys
5. Intolerance And Ban
7. From Murder To Genocide

静かな機械のようなSEから一転して爆裂疾走しまくる#1からしてもう彼らの魅力が満載。重機のような破壊力と、精密機械のような正確さを併せ持っています。とにかく高速なブラストと、多彩に変化するグルーヴ感満点のリフがたまらない。Voも迫力満点で、グルグル言ったりブヒブヒ言ったり忙しそう。
♯2は冒頭のドラムの変拍子が素敵。そっからスタタタタと高速で疾走しつつもまた変拍子に戻ったりと、とてもテクニカルに展開します。
#5はドロドロとした地を這うようなリフで展開する思いっきりデスメタルな曲。ズルズルとしたリフを中心としながらもやはり展開はとても多彩で、テクニカルな変化を楽しむことが出来ます。
個人的に一番好きなのは♯7かな。嵐というよりはもはや戦争レベルの攻撃性と、めぐるましく展開するリフ構成、そして機関銃のようなドラミング、そしてブヒブヒと喚くVoがカオス寸前のところで整合性を保っています。中盤のやたらグルーヴィーなリフもたまらない。

オススメ度…85点

MYSPACE(→クリック)

amazon_20120314103939.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

IMAGES OF VIOLENCE 「CADAVEROUS RECOMPOSITION」
IMAGES OF VIOLENCE
「CADAVEROUS RECOMPOSITION」


Images Of Violence Cadaverous Recomposition

米国出身のデスメタルバンド、イメージス・オブ・ヴァイオレンスのデビューミニアルバム。2004年発表。ブルータルメタル系のアルバムアートワーク等を多数手掛けるJon Zig画伯がVoを務めているのだそうで、凄まじい迫力とまでは言えませんが、ゴボゴボとなかなか深みのあるデスヴォイスを披露してくれています。グラインドコアっぽさの強いゴリゴリとしたうねるリフを中心に組み立てられたヘヴィなサウンドが特徴で、ドロドロとした感触が素敵なデスメタル。

<収録曲>
1. Voracious Devouring
2. Erotically Discolored
3. Spontaneous Act of Selfish Depression
4. Intro - As Greedy As A Pig
5. Cadaverous Recomposition
6. Suffer The Children


裏ジャケには7曲入りってことになってるんだけど、実際には6曲しか入っていなくて、6曲目がどう聴いてもナパームデスの"Suffer The Children"なので、実際は上の通りが正解なんじゃないかと思われる。

<オススメの曲>
1. Voracious Devouring
3. Spontaneous Act of Selfish Depression
5. Cadaverous Recomposition

#1は地を這うようなリフでドロドロと進み、緩急をつけつつ疾走したりする曲。バックでバキバキなってるベースが良いです。
♯3はドタバタと忙しく転調するドラムが印象的。唐突にブラストをかまして加速しだすところもカッコ良い。
#5はグラインドコア的な加速パートと、うねるリフでグルーヴィーに展開するパートとの組み合わせが素敵。Voも良い具合にゴボゴボしています。

オススメ度…74点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20120314103939.gif このCDをAmazonでダウンロード

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

NAPALM DEATH 「FROM ENSLAVEMENT TO OBLITERATION + SCUM」
NAPALM DEATH
「FROM ENSLAVEMENT TO OBLITERATION + SCUM」


Napalm Death Scum / From Enslavement To Obliteration

グラインドコアの帝王、ナパーム・デスの1987年に発売された1作目と1988年に発表された2作目をセットにして日本盤として発売したCD。1989年発表。ボーナストラックを加えて全55曲という驚異的なボリュームとなっています。グラインドコアかくあるべしというばかりの激しいブラストと言葉にならないシャウトが入り乱れる究極のエクストリームミュージック。まさにグラインドコアの原点と呼べる凄まじい音の暴力が凝縮されています。基本的に1分前後、長くても2分強の楽曲がずらっと並んでいるのですが、その一つ一つにあまりにもクールなリフがこれでもかとばかりに詰め込まれており、それらが次々と圧倒的な攻撃性と共に攻め寄せてくる恐ろしい作品。1作目の発表時に在籍していたメンバーは今は誰一人として残っていませんが、その音楽性は現在でも一貫して受け継がれていることを考えると、このグラインドコアの始祖としての作品がいかに重要な意味を持っていたかということが思い知らされます。

<収録曲>
1. Multinational Corporations
2. Instinct Survival
3. The Kill
4. Scum
5. Caught In A Dream
6. Polluted Minds
7. Sacrificed
8. Siege Of Power
9. Control
10. Born On Your Knees
11. Human Garbage
12. You Suffer
13. Life?
14. Prison Without Walls
15. Point Of No Return
16. Negative Approach
17. Success?
18. Deceiver
19. C.S.
20. Parasites
21. Pseudo Youth
22. Divine Death
23. As The Machine Rolls On
24. Common Enemy
25. Moral Crusade
26. Stigmatized
27. M.A.D.
28. Dragnet
29. Evolved As One
30. It's A M.A.N.S. World !
31. Lucid Fairytale
32. Private Death
33. Impressions
34. Unchallenged Hate
35. Uncertainty Blurs The Vision
36. Cock-Rock Alination
37. Retreat To Nowhere
38. Think For A Minute
39. Display To Me...
40. From Enslavement To Obliteration
41. Blind To The Truth
42. Social Sterility
43. Emotional Suffocation
44. Practise What You Preach
45. Inconceivable
46. Worlds Apart
47. Obstinate Direction
48. Mentally Murdered
49. Sometimes
50. Make Way !
51. Musclehead
52. Your Achievement?
53. Dead
54. Morbid Deceiver
55. The Missing Link


<オススメの曲>
12. You Suffer

どこをどう切ってもグラインドコアなので、基本的にどの曲を聴いてもカッコいいです。高速ブラストとうねるような破壊的なリフ、そしてぎゃあぎゃあという言葉にならない絶叫が怒涛の勢いで攻め寄せてくる。
一番話題性のある曲はやっぱり1秒に満たない曲として有名な#12じゃないのかな。昔、トリビアの泉にも出てたしね。

オススメ度…82点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20120314103939.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

NAPALM DEATH 「UTILITARIAN」
NAPALM DEATH 「UTILITARIAN」

Napalm Death Utilitarian

イギリス出身のベテラングラインドコアバンド、ナパームデスの14作目。2012年発表。圧倒的なアグレッションでゴリゴリぐちゃぐちゃガチャガチャぎゅるぎゅると展開していく王道グラインドコアサウンドは未だ健在で、グラインドコア界の帝王として存分に貫禄を見せつけています。そんな中でもグラインドコアにしては実験的な要素も貪欲に取り込んでおり、不穏なコーラスパートやらちょっぴりメロディアスなパートやらが顔を出すやらで様々な試みが垣間見えるあたりもとても面白かったり。それでもやはり基本的にはデスメタル/グラインドコア的なリフ自体のカッコ良さが圧倒的に勝っており、ただシンプルにリフの充実度だけでも十分に満足できるような作品です。

<収録曲>
1. Circumspect
2. Errors In The Signals
3. Everyday Pox
4. Protection Racket
5. The Wolf I Feed
6. Quarantined
7. Fall On Their Swords
8. Collision Course
9. Orders Of Magnitude
10. Think Tank Trials
11. Blank Look About Face
12. Leper Colony
13. Nom De Guerre
14. Analysis Paralysis
15. Opposites Repellent
16. A Gag Reflex
17. Everything In Mono


<オススメの曲>
2. Errors In The Signals
3. Everyday Pox
4. Protection Racket
5. The Wolf I Feed
8. Collision Course
9. Orders Of Magnitude
12. Leper Colony

♯2はシンプルなリフで攻撃的に攻めてくる曲。疾走感の中でクールなリフがキラリと光ります。
終盤の狂ったようなサックスが印象的な#3はとても実験的な曲。なかなか興味深くて面白かったです。
#4は典型的なグラインドコアチューン。パワフルでアグレッシブなリフが嵐のように攻めてきます。
体が縦に揺れるようなグルーヴ感あふれる#5は、中盤のクリーンヴォイスが不気味で良い感じ。
#8はこれまたパワフルさとグルーヴ感を兼ね揃えたグラインドコアらしい曲。ガチャガチャとしたリフの嵐に魂が震えます。
#9もグルーヴ感MAXの素晴らしい曲で、今作の中で個人的に一番この曲のリフが好き。中盤で一気にグルーヴ感が崩れていって怒涛の勢いで爆走しまくるという展開もたまりません。
#12は不穏なコーラスがやたら頭に残る曲。凄まじい攻撃性の中でコーラスだけが唐突に不気味に響き渡ります。

オススメ度…87点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20120314103939.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

EXHUMED 「GORE METAL」
EXHUMED 「GORE METAL」

グロジャケ


米国出身のゴアメタルバンド、エグジュームドの1作目。1998年発表。アルバムタイトルがとてつもなく潔く、CDジャケも引き裂かれた人肉が完全に自由演技しておりますが、内容の方は比較的デスメタルに近いゴアグラインドとなっています。ただ低音域の音圧は凄まじく、全体的にぐちょぐちょした質感が伴うので、ただのデスメタルともまた違う感触。地を這いずり回るように蠢くリフと、ベースの野太い響き、そしてスコココと乾いた響きを響かせるドラミングと圧迫感のあるバスドラの組み合わせがたまりません。Voはぎゃあぎゃあと喚く比較的普通のデスヴォイスと、グルルルと唸るような人間離れした下水道ヴォイスが入り混じっていてとても凶悪。下水道ヴォイスはエフェクター使ってないというから驚きです。

<収録曲>
1. Necromaniac
2. Open The Abscess
3. Postmortem Procedures
4. Limb From Limb
5. Enucleation
6. Casket Krusher
7. Death Mask
8. In My Human Slaughterhouse
9. Sepulchural Slaughter
10. Vagitarian II
11. Blazing Corpse
12. Deadest Of The Dead
13. Sodomy And Lust


<オススメの曲>
1. Necromaniac
2. Open The Abscess
3. Postmortem Procedures
4. Limb From Limb
6. Casket Krusher
13. Sodomy And Lust

「ア゛ーッ!」という叫び声とともに爆走する#1からいきなりぐっちょぐちょ。低音の凄まじい音圧に圧倒されます。Voもゴボゴボ呻いてて何言ってるか全くわからない。
パワフルなドラミングで幕を開ける#2もぐちゃぐちゃゴリゴリと疾走感が凄まじい。その後のブラストも激しくて良いね。
#4はチェーンソーの金属音が鳴り響くイントロが印象的。何を切っているのかは想像に難くない。いかにもなゴアグラインドっぷりが楽しめる曲で、やりたい放題カオスな音楽が楽しめます。
他の曲も全体的に凶暴なサウンドが繰り広げられており、死体の山がどんどんと高くなっていくようなイメージですね。音楽による殺戮です。

オススメ度…86点

MYSPACE(→クリック)

amazon_20111216214103.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

THE BERZERKER 「ANIMOSITY」
THE BERZERKER 「ANIMOSITY」

The Berzerker Animosity

オーストラリア出身のサイバーグラインドコア/インダストリアルデスメタルバンド、ザ・バーザーカーの4作目。2007年発表。打ち込みとサンプリングによるデジタルハードコアばりの超高速サウンドが一番の特徴で、そこにゴリゴリとしたデスメタルのリフが絡んでくるというのがこのバンドのスタイルです。普通は打ち込みというとメタル的には何かしらのマイナスなイメージを与えがちなとこがありますが、このバンドはその打ち込みであることを逆手にとって長所に変えているっての非常に評価できるところ。デジタルならではの勢いで突き進むことで独自の攻撃性を確立しています。初期のようなぐちょぐちょとした感覚は無くなっているものの、デスメタル要素の部分も非常に凶暴で優秀。Voは喚き声と深みのある咆哮を使い分けており、なかなかの迫力です。

<収録曲>
1. Eye for an Eye
2. Purgatory
3. False Hope
4. Evolution
5. No More Reasons
6. Retribution
7. Cancer
8. Weapons of War
9. Heavily Medicated
10. Lonely World


<オススメの曲>
1. Eye for an Eye
2. Purgatory
7. Cancer
8. Weapons of War

基本的に全部同じな感は否めないのですが、そんな中でも超高速ビートが素敵な#2が特にお気に入り。リズムが面白い#7も良いな。どれも凄まじいスピードで突き抜ける暴虐な曲ばかりです。

オススメ度…81点

MYSPACE(→クリック)

amazon_20111216214103.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

ANAL CUNT 「IT JUST GETS WORSE」
ANAL CUNT 「IT JUST GETS WORSE」

Anal Cunt It Just Gets Worse

昨年心臓麻痺によって亡くなってしまったセス・パットナムによる米国ボストン出身のグラインドコアバンド、アナル・カントの5作目。1999年発表。邦題は「怨みはパワー、憎しみはやる気」。ケツマ○コというあまりにも下品なバンド名は、伏字にしてAxCxと表記されることも多いようです。基本的に1分に満たない曲のオンパレードで、もはや曲名を考える方が時間がかかるんじゃないかというような即興的な曲だらけ。そのどれもがギャーギャーという声なのかすらわからないような絶叫、カオスなリフ、そしてブラストビートに塗れており、相変わらずこれぞグラインドコアな作品となっています。そのくせリフの一つ一つをとって聴いてみると意外とかっこいいってのが憎いところ。こんなしょーもないバンドのしょーもない作品ですが、ちゃんとトイズファクトリーから日本盤が出ており、しかもすべての曲にしょーもない邦題がつけられています。邦題考えた人も楽しかったんだろうな。
[ANAL CUNT 「IT JUST GETS WORSE」]の続きを読む

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。