EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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GLORYHAMMER 「SPACE 1992: RISE OF THE CHAOS WIZARDS」
GLORYHAMMER 「SPACE 1992: RISE OF THE CHAOS WIZARDS」

Gloryhammer Space 1992 Rise Of The Chaos Wizards

<収録曲>
1. Infernus ad Astra
2. Rise Of The Chaos Wizards
3. Legend Of The Astral Hammer
4. Goblin King Of The Darkstorm Galaxy
5. The Hollywood Hootsman
6. Victorious Eagle Warfare
7. Questlords Of Inverness, Ride To The Galactic Fortress!
8. Universe On Fire
9. Heroes (Of Dundee)
10. Apocalypse 1992
11. Dundax Aeterna


英国出身のエピックパワーメタルバンド、グローリーハンマーの2作目。2015年発表。

エイルストームクリストファー・ボウズ<Key>の立ち上げたサイドプロジェクトで、とてつもなくクサいメロディと、ファンタジーの世界に染まりきったバンドのルックスがとても素敵なバンドです。
前作ではカメムシのような緑色の甲冑を身にまとい、とてもファンタジックなクサメロパワをやっておりましたが、今作ではコガネムシのような緑色のパワースーツを身にまとい、SFチックなクサメロパワに変貌。ただ、魔法使いや戦士といったVo以外のメンバーの装備が全く変わっていないのがなんともシュールです。

とりあえず前作に引き続きメロディのセンスが相変わらず素晴らしく、クサメロスピ黎明期のあのワクワク感をギュッと濃縮したような、ここ最近では珍しいくらいの清々しいクサメロを放ちまくっているのがたまらない。
イントロの#1の仰々しい感じで既に期待感はMAXになり、そこからピロピロ系疾走曲の#2へと雪崩れ込む展開はまさに王道で、「これこれ、最近はこういう王道なセンスあふれるクサメロが少なくて…!」と、心の底から喜びたくなってしまいます。無駄に力強いサビの歌唱なんかもほんとツボ。
続く「レッジェーンド!オブディ、アストラルハンマー!オォォオオオオオ、イァアアアアアアア↑」って出だしの時点で最高すぎる。忘れ去られたクサメロ魂がここに濃縮されております。

その他の曲にもこれでもかとばかりにクサメロが詰め込まれており、昔っからのメロパワファンなら懐かしさでいっぱいになるようなサウンドとなっております。タイプは多少違えど、ラプソディとかの世界観に入りきるタイプのクサメタルバンドが好きなら気に入るのではないかと。

<オススメの曲>
2. Rise Of The Chaos Wizards (→PV)

オススメ度…87点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

POWERWOLF 「BLESSED & POSSESSED」
POWERWOLF 「BLESSED & POSSESSED」

Powerwolf Blessed Possessed

<収録曲>
Disc.1
1. Blessed & Possessed
2. Dead Until Dark
3. Army of the Night
4. Armata Strigoi
5. We Are the Wild
6. Higher than Heaven
7. Christ & Combat
8. Sanctus Dominus
9. Sacramental Sister
10. All You Can Bleed
11. Let There Be Night

Disc.2
1. Touch of Evil (Judas Priest Cover)
2. Conquistadores (Running Wild Cover)
3. Edge of Thorns (Savatage Cover)
4. Power and Glory (Chroming Rose Cover)
5. Out in the Fields (Gary Moore Cover)
6. Shot in the Dark (Ozzy Osbourne Cover)
7. Gods of War Arise (Amon Amarth Cover)
8. The Evil that Men Do (Iron Maiden Cover)
9. Headless Cross (Black Sabbath Cover)
10. Nightcrawler (Judas Priest Cover)


ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンド、パワーウルフの6作目。2015年発表。

いかにもジャーマンメタルなストレートなメロパワと、大仰でシンフォニックな装飾と、やたら胡散臭くて雄々しいVoが特徴です。メンバーが何故か全員白塗りでヴァンパイアに扮しているというしょうもない設定もメタル愛に溢れていてとても素敵ですが、サウンドの方もクサメタラーが大歓喜しそうなクッサクサのダッサダサな仕上がりになっているのがとても素晴らしい。

基本的には前作から方向性が何も変わっておらず、前作を楽しめた人なら間違いなく楽しめる作品です。

冒頭の#1の時点で「いや、変わってなさすぎでしょww」とツッコミを入れたくなるような、分厚く重ねられた胡散臭いコーラスから怒涛のクサメロラッシュに突入するキラーチューン。前作の1曲目で「エイメン・アンド・アタック!! エイメン・アンド・アタック!!」と一緒に連呼してしまったクサメタラーの皆さんは、とりあえずセリフを「ブレス・アンド・ポゼス!! ブレス・アンド・ポゼス!!」に変えて連呼しておけば万事オッケーです。
個人的に最も悶絶した一曲は、歌謡曲のようなクサさで仰々しく展開する#4。疾走度こそ比較的抑えられているものの、メロディのクサさがただでさえクサい楽曲達の中でも群を抜いています。ヴァイキングメタルに通じるようなヒロイックな雄々しさもあり、思わず一緒にコーラスを口ずさみたくなること間違いなしです。
そのほかの楽曲も、前作と同様、もしくはそれ以上に洗練されており、クサメタラーならどこから聴いてもガッツポーズものの素晴らしい曲ばかりです。

ちなみにボーナスディスクは「METALLUM NOSTRUM」と題されたカヴァー集。
メタル界の大御所バンドの曲を原曲の良さとパワーウルフらしさを良い具合に織り交ぜながらカヴァーしております。有名曲ばっかりで、聴いてるとメタルに入門したての頃を思い出して懐かしくなってくるな。

ってなわけで、前作の方向性を踏襲しつつ、さらにパワーアップした作品。
クサメタラーならマストバイの逸品かと。

<オススメの曲>
1. Blessed & Possessed
4. Armata Strigoi (→LV)
7. Christ & Combat

オススメ度…88点

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POWERWOLF 「PREACHERS OF THE NIGHT」
POWERWOLF 「PREACHERS OF THE NIGHT」

Powerwolf Preachers of the Night

<収録曲>
1. Amen & Attack
2. Secrets Of The Sacristy
3. Coleus Sanctus
4. Sacred & Wild
5. Kreuzfeuer
6. Cardinal Sin
7. In The Name Of God (Deus Vult)
8. Nochnoi Dozor
9. Lust For Blood
10. Extatum Et Oratum
11. Last Of The Living Dead


ドイツ出身の白塗り系メロディックパワーメタルバンド、パワーウルフの5作目。2013年発表。

初期ハロウィンを彷彿とさせるいかにもなメロパワサウンドに、フリーダムコールを彷彿とさせるヒロイックでクッサいメロディ、ブラインド・ガーディアンを彷彿とさせるパワフルで重厚で仰々しい装飾をぶち込んだ、ジャーマンメタルの集大成のようなサウンドがとても素敵です。
そして何よりも特徴的なのがやたら胡散臭いVoの歌声。ヴァンパイアに扮した白塗りの見た目だけでも胡散臭いのに、歌声もそれに負けず劣らず胡散臭く、しかも意外なほどにクサいメロパワサウンドと馴染んでいるのがたまらない。コーラスの何重にも重なった感じもとにかく胡散臭くて、しかも野性味溢れた雄々しい感じもあって、めっちゃダサいです。最高です。

とりあえずその魅力のすべてが冒頭を飾る#1で、再生した瞬間にクッサクサの仰々しいコーラスが胡散臭く響きわたり、思わずニヤけざるを得ません。気合が入れば気合が入るほどクサさとダサさが増していき、サビを経て「アタック!アタック!」と連呼する頃には、気が付けば一緒に叫んでいること間違いなしです。
続く#2ハロウィン直系の典型的なクサメロパワで、これまたやはりガッツポーズもの。同じ系統だと#6なんかもとても良いです。
他の曲も無駄に仰々しい装飾と、ダッサいクサメタルっぷりが良い具合に共存している良曲ばかり。

本国では総合チャートの1位を獲得し、HR/HM系のバンドとしては今までで2番目となる快挙なのだとか。
それもうなずけるくらいのとても良い出来であることは間違いないので、メロパワ好き、クサメタル好きならぜひとも試してみれば良いと思います。

<オススメの曲>
1. Amen & Attack(→PV)

オススメ度…85点

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SIGH 「GRAVEWARD」
SIGH 「GRAVEWARD」

SIGH Graveward

<収録曲>
1. Kaedit Nos Pestis
2. Graveward
3. The Tombfiller
4. The Forlorn
5. The Molesters of My Soul
6. Out of the Grave
7. The Trial by the Dead
8. The Casketburner
9. A Messenger from Tomorrow
10. Dwellers in a Dream


日本が誇るブラックメタルバンド、サイの10作目。2015年発表。
国産バンドの中でもいち早く世界に雄飛し、活動を広げていった超ベテランのブラックメタルバンドです。

前作発表後にギタリストの石川慎一が脱退し、代わりに大島雄一が加入。大島雄一KADENZZAという一人ブラックメタルプロジェクトでも活躍しており、そのKADENZZAも壮大でかなり良いブラックメタルをやっていてとても好きなプロジェクトなので、個人的にこの起用にはかなり期待感が高まりました。

アルバムごとにかなり雰囲気をがらっと変えてくるバンドで、ジャジーな雰囲気を醸し出していた6作目、やたらシンフォニックで交響曲的だった7作目、金管楽器の大胆導入で軍歌的な激しさのあった8作目、世界中のありとあらゆる音楽を詰め込んでアヴァンギャルドに展開した9作目など、ここ最近は毎回違う雰囲気ながらもかなりの快作を世に送り出し続けてきました。

さて、そんな彼らの10作目なのですが、個人的には「ここ最近の作風をさらにごちゃまぜにしながら、オカルティックに纏め上げてきた」という印象。Dr. Mikannibalのクリーンヴォイスが積極的に導入されているのですが、それがなかなか特徴的な感じでオカルティックな雰囲気を増幅させてくれているのでそう感じるのかもしれません。
全体的にミドルテンポな曲が多いので、ここ最近の作品に比べると地味な感は無きにしも非ずですが、じっくり聞くとなかなか魅力的な曲も多いです。

冒頭の#1はクールなリフとそれに絡むシンフォニックな装飾、そして要所要所で鳴らされる金管楽器がなんとも怪しげな雰囲気を醸し出す曲。サビのクリーンヴォーカルが胡散臭くて、そのくせとてもキャッチーな感じでめっちゃ好きです。
#3は7作目を彷彿と焦るような交響曲的なシンフォアレンジと、それに絡むピロピロ系ギターが良い感じの曲。ヒロイックなクサいメロディもたまらんし、そこにのっかるオカルティックなクリーンヴォイスも最高です。
#6はスッタンスッタンというドラムをバックに、アグレッシヴに突撃していく感じの疾走曲。荒々しい雰囲気と、シンフォニックな装飾との掛け合いがとても良い。民族楽器みたいな音色が絡んでくるのも良い。
#9はめっちゃスローテンポで聴かせていく曲。B級のホラー映画を見ているかのような印象化と思いきや、終盤に向かうにつれてどんどん崇高な感じになっていって、だんだんと映画の格が上がっていくかのような変化を伴ってドラマティックに展開していきます。
最後を締める#10はいかにもメタルな感じの曲で、Vo以外はパワーメタルっぽさすら漂う曲。薄いソプラノコーラスの絡み方も良い。

ってなわけで、相変わらずの高品質で安心するような作品でした。インパクトの面では過去作に劣る部分はありますし、初聴では「あれ、微妙かも」なんて思っちゃった部分もあるのですが、よく聴いたら普通に良かったです。

<オススメの曲>
1. Kaedit Nos Pestis
3. The Tombfiller

オススメ度…85点

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SCHWARZER ENGEL 「Träume Einer Nacht」
SCHWARZER ENGEL 「Träume Einer Nacht」

Schwarzer Engel Träume Einer Nacht

<収録曲>
1. In tiefster Nacht
2. Geister und Dämonen
3. Fieber im Blut (feat. Samsas Traum)
4. Halb-Gott
5. In Zwei Geteilt
6. Sonnenanbeterin
7. Lebendig Begraben
8. Königin der Nacht
9. Tanzende Schatten
10. Finsternis über dem Land
11. Traum einer Nacht
12. Vom Galgen tönt die Krähe
13. Wiegenlied (Totgeboren)


ドイツ出身のダーク系ゴシックメタルバンド、シュヴァイツァー・エンゲルの2作目。2011年発表。

直訳すると「黒い天使」というバンド名を冠し、更にはVoは黒い甲冑を装備しているという中二病全開な感じがとてもメタラーのツボに入るんじゃないかと。

ラムシュタインから影響を受けていると公言している通り、思いっきりラムシュタインな部分があちこちに見受けられ、特にVoの声がめっちゃラムシュタインです。本家よりは更にゴシカルでシンフォニックな音作りで、インダストリアル色も無いですが、声を中心として雰囲気がかなり似ているため、前情報なしで聴いたら「あれ、ラムシュタインの新作か?随分とゴシカルになったなぁ」なんて思ってしまいそう。あ、もちろん歌詞は全てドイツ語です。

全体的に「まぁまぁ良いな。ってかやっぱ声が良いな」という感想の曲が並んでいるのですが、その中でもPVにもなっている#8だけは頭一つ抜きんでているという印象で、聴けば聴くほど不思議とハマっていってしまいます。シンフォニックな装飾が思いっきり施されている中に、Voのナルナルしくてエロい声がのっかっていてとても素敵。特にサビの荘厳な雰囲気がめっちゃ好きです。

他の曲も悪くないし、シンフォニックメタル好きでラムシュタインとかデススターズあたりが好きな人は試してみても良いのでは。

<オススメの曲>
4. Halb-Gott
6. Sonnenanbeterin
8. Königin der Nacht (→PV)

オススメ度…81点

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NIGHTWISH 「ENDLESS FORMS MOST BEAUTIFUL」
NIGHTWISH 「ENDLESS FORMS MOST BEAUTIFUL」

Nightwish Endless Forms Most Beautiful

<収録曲>
1. Shudder Before the Beautiful
2. Weak Fantasy
3. Élan
4. Yours Is an Empty Hope
5. Our Decades in the Sun
6. My Walden
7. Endless Forms Most Beautiful
8. Edema Ruh
9. Alpenglow
10. The Eyes of Sharbat Gula
11. The Greatest Show On Earth


フィンランドを代表するシンフォニックメタルバンド、ナイトウィッシュの8作目。2015年発表。

Voのアネット・オルゾンが脱退し、新Voとして元アフター・フォーエヴァーフロール・ヤンセンが加入しております。ってか、アフター・フォーエヴァーって知らない間に解散してたのね…。
ちなみにVoの交代劇の間に、さりげなくイリアン・パイプス奏者のトロイ・ドノクリーも加入しています。そして今作ではドラマーのユッカ・ネヴァライネンが健康上の理由で参加しておらず、代役が立てられているようです。

さて、そんな新生ナイトウィッシュなのですが、ターヤからアネットへのVoチェンジを許容できた人なら簡単に許容できるような変化だと思われます。もともとアフター・フォーエヴァーがナイトウィッシュっぽい音楽をやってただけあって、フロールの歌唱はこういうサウンドに何の違和感もなく溶け込んでいます。

サウンドの方は完全にいつも通りのナイトウィッシュで、ターヤ時代を彷彿とさせる曲もあれば、アネット時代を彷彿とさせる曲もあり、良い意味で良いとこ取りな印象。そして圧倒的に壮大で派手な装飾がやはり光っています。

語りから始まる#1はヒロイックなメロディと荘厳なストリングスで派手に展開していく曲。いかにもな曲で、オープニングにはぴったりです。
#3は最近のナイトウィッシュっぽい曲で、しっとりとした雰囲気から壮大に広がっていくような、静と動の対比が素敵な曲です。
#7はザックリとしたリフ、壮大な装飾、ヒロイックでクサいメロディという三拍子揃った曲。曲の盛り上がりと共に聴いてるこっちのテンションも上がらざるを得ないです。
個人的に一番お気に入りなのは#9で、サビのメロディがめちゃくちゃツボでした。ドラマチックに盛り上がっていく過程と、サビで一気に壮大になっていく構成がとにかく最高。
最後を締める#11は、なんとまさかの24分。もはやひとつの演劇を見ているような気分になるような、重厚な一曲です。

とりあえずナイトウィッシュはVoが変わろうが何しようが、それぞれのVoに合った曲で最高のパフォーマンスを見せてくれるし、それでいてナイトウィッシュらしさも全力で感じられるのが本当に凄いと思います。

<オススメの曲>
7. Endless Forms Most Beautiful
9. Alpenglow

オススメ度…87点

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SKYWINGS 「VICE VERSA」
SKYWINGS 「VICE VERSA」

Skywings Vice Versa

<収録曲>
1. Vice Versa~光纏いし者達~
2. Unite Forever~Sky Anthem Pt.4~
3. I Fascinate
4. Sight Of Ruby
5. Glass In The Ice
6. DDDDDDDDDDDDD
7. Lust Fang
8. Night When Meteor Rain Fell
9. [NEVER]land⇔[EVER]land
10. 銀~Argyros~


日本産メロディックスピードメタルバンド、スカイウィングスの3作目。2014年発表。

シンフォニックで、キラキラで、そして何よりもメロディがクサいです。

前作まで歌っていたVoのTAKUYAが脱退してしまい、どうなることかと見守っていたのですが、後任としてギタリストのI-LAがVoも兼任することになった模様。さすがにTAKUYAと比較すると多少聴き劣りはするのかもしれませんが、細くて伸びるハイトーンということで、個人的にはそれほど違和感は感じませんでした。

とりあえず冒頭の#1から#2#3へと煌びやかに駆け抜ける疾走クサメロチューン3連発がかなり秀逸。しっとりとしたバラードっぽいイントロから華麗にキラキラ疾走へと転身する#1、いかにもメロスピといった感じの爽やかなメロディが響き渡る#2、ヒロイックなメロディと派手なコーラスが素敵な#3と、それぞれタイプの違った疾走クサメロチューンが次々と繰り出されます。
あとは#5とか#7あたりも好きかな。

とりあえず基本的にクサくて、基本的に疾走しています。メタルにしては音がちょっと柔らかいというか、ナヨナヨしている感じなので、それがちょっと気になる人はいるかも。

<オススメの曲>
1. Vice Versa~光纏いし者達~
2. Unite Forever~Sky Anthem Pt.4~
3. I Fascinate (→PV)

オススメ度…82点

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TWILIGHT FORCE 「TALES OF ANCIENT PROPHECIES」
TWILIGHT FORCE 「TALES OF ANCIENT PROPHECIES」

Twilight Force Tales Of Ancient Prophecies

<収録曲>
1. Enchanted Dragon of Wisdom
2. The Power of the Ancient Force
3. Twilight Horizon
4. The Summoning
5. Whispering Winds
6. Fall of the Eternal Winter
7. Forest of Destiny
8. In the Mighty Hall of the Fire King
9. Made of Steel
10. Sword of Magic Steel
11. Gates of Glory


スウェーデン出身のメロディックスピードメタルバンド、トワイライト・フォースの1作目。2014年発表。

とってもクサいメロスピです。以上、説明おしまい。

って感じで完結したくなってしまうほどの純粋なクサメロスピをやっており、無駄にシンフォニックで派手なKeyの装飾、おーおーおーと大仰なクワイヤ、天高く突き抜けたまま帰ってこないようなハイトーンボーカルと、その手のファンを唸らせる要素のフルコースです。1stアルバムならではの勢いもたまらん。
2000年前後はこんなバンドばっかりでしたが、最近ではすっかりこの手のクサメタルも減ってきて、その中でもこれだけクオリティの高いバンドとなると中々出会えないのですが、このバンドは久々にガッツポーズをしたくなるようなクサさを放っておりました。

冒頭の#1がいきなりの疾走キラーチューンで、エピカルで大仰なイントロの時点で悶絶。ジャケ見て「ラプソディかよ!」とツッコミを入れたくなるこの作品ですが、曲を聴いてもやっぱり「ラプソディかよ!」というツッコミを入れたくなってしまうこと間違いなしです。メロディ的にはラプソディ系統だけど、音の質はREINXEEDっぽい気がします。
続く#2はキラキラしたKeyをバックにちょっぴり哀愁漂うクサメロを歌い上げてくれる曲。いいよいいよー、歌詞でマイティウォリアーとか言っちゃうあたりがいかにもクサメロスピでいいよーなんて微笑ましくなってしまう。サビはみんなで大合唱系のコーラスで、これまた素晴らしいです。
個人的にもう1曲めちゃくちゃキラーチューンなのが#6で、いかにもB級クサメロスピな感じのハイトーンボーカルが限界ぎりぎりまで声を張り上げてくれるのがとても良い。完全に突き抜けたまま帰ってこない系の高さで全力投球してくれる上に、そのメロディがとてつもなくクサいです。

とりあえず基本的にクサメロの嵐なので、最近クサメタル成分が足りてないなぁなんて思っているクサメタラーは聴かないと損かもしれません。こういうバンドがザクザクと発掘されてたあの頃は良かったなぁなんて思い出に浸りながら聴いてやりましょう。

<オススメの曲>
1. Enchanted Dragon of Wisdom
2. The Power of the Ancient Force
6. Fall of the Eternal Winter

オススメ度…86点

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WITHIN TEMPTATION 「HYDRA」
WITHIN TEMPTATION 「HYDRA」

WITHIN TEMPTATION HYDRA

<収録曲>
1. Let Us Burn
2. Dangerous
3. And We Run
4. Paradise (What About Us?)
5. Edge of the World
6. Silver Moonlight
7. Covered by Roses
8. Dog Days
9. Tell Me Why
10. Whole World Is Watching


オランダ出身のシンフォニック系ゴシックメタルバンド、ウィズイン・テンプテーションの6作目。
2014年発表。

美し過ぎるメロディと、そこにのっかるシャロン・デン・アデルの透き通るエンジェリックソプラノボイスの化学反応による圧倒的癒し要素で僕の心を一瞬にして射抜いたこのバンド。作を重ねるごとにゴシック要素が減退して幾分かモダンなサウンドへと変化してきているのが残念なところではあるのですが、そのクオリティはやはり圧倒的に高く、初期の崇高さはなくともキャッチーで親しみやすい楽曲で僕の心を鷲掴みし続けてくれています。

前作で更なるモダン化&ポップ化が進んでいた彼らですが、今作は基本的に前作の流れを踏襲したようなサウンドになっており、キャッチーでバラエティに富んだ楽曲がずらっと並んでおります。ただ、初期のような崇高さやゴシック要素、そして力強いリフなどのメタルメタルした部分が少し戻ってきており嬉しいところ。

そしてもちろんシャロン様の可憐なエンジェリックボイスは健在で、僕の心を惹きつけて止みません。

とりあえず元キルスウィッチ・エンゲイジHoward Jonesがゲスト参加した#2がかなりのキラーチューン。緊張感あふれるイントロ、モダンながらもヒロイックでキャッチーなメロディ、Howardのクールなクリーンヴォイス、そしてサビでHowardシャロンの力強い歌声が絡み合いつつ一気にはじけるような感じがたまりません。
荘厳なストリングスで幕を開け、モダンなリフがザックリと刻まれる#4は、元ナイトウィッシュターヤとデュエットしている曲。こちらもやはりとてもキャッチーで親しみやすく、二人の美しい歌声が互いを高めつつ絡み合います。
とりあえず群を抜いているのはこの2曲ですが、それ以外の曲も他の凡百のバンドを寄せ付けないような高品質な楽曲ばかりです。

音楽性を少しずつ変化させつつ、昔からのファンも飽きさせず、更なる境地を目指していく彼らには本当に頭が上がりません。なんというポテンシャルの高さ!

<オススメの曲>
2. Dangerous(→PV)
4. Paradise (What About Us?)(→PV)
7. Covered by Roses

オススメ度…88点

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JORMUNGAND 「JORMUNGAND」
JORMUNGAND 「JORMUNGAND」

JORMUNGAND JORMUNGAND

<収録曲>
1. Open The World
2. Heart Wave
3. Shining On
4. Distance
5. 人は相も変わらず
6. Beat For Emotion
7. Spiral Feel


同人メタル界で名を馳せている龍5150の立ち上げたバンド、ヨルムンガンドのデビュー作。2014年発表。

Voは5150の東方メタルアレンジで歌っているみーやという女性なのだそうですが、東方関係に基本的に興味のない僕は東方メタルアレンジ作品未聴なので良く知りません。が、メロスピチューンにぴったりの良い感じなハイトーンヴォイスです。めっちゃアニソンっぽく聴こえるけど。

本家5150では大合唱メタルとも評される大仰でシンフォニックなクサメタルをやっておりますが、ヨルムンガンドでもやっていることは基本的に同じ。バンド編成ということもあって、確かにかなりバンドっぽさは出ているかもしれません。とにかくメロディのクサい疾走チューンがずらっと並ぶので、その手のサウンドが好きな人にとっては嬉しい限りです。

中でも#6のクサさは群を抜いており、イントロのKeyからして期待度MAX。若干の憂いを帯びたクサいサビメロには悶絶を禁じ得ません。ヒロイックに盛り上がる近年稀に見る良質メロスピチューン。

他にも大仰でクサクサなチューンが目白押しで、飽きる事なく最後まで突っ走ってくれる良作です。

<オススメの曲>
2. Heart Wave
4. Distance
6. Beat For Emotion

オススメ度…85点

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RHAPSODY OF FIRE 「DARK WINGS OF STEEL」
RHAPSODY OF FIRE
「DARK WINGS OF STEEL」


Rhapsody Of Fire Dark Wings Of Steel

<収録曲>
1. Vis Divina
2. Rising From Tragic Flames
3. Angel Of Light
4. Tears Of Pain
5. Fly To Crystal Skies
6. My Sacrifice
7. Silver Lake Of Tears
8. Custode Di Pace
9. A Tale Of Magic
10. Dark Wings Of Steel
11. Sad Mystic Moon


エピックメタル界のパイオニアともいえるイタリア産シンフォニックメタルバンド、ラプソディー・オブ・ファイアの9作目。2013年発表。

メインソングライターであったルカ・トゥリッリ<G>が抜けて、

RHAPSODY OF FIRE
LUCA TURILLI'S RHAPSODY

という二つのバンドに分裂してしまった彼らですが、一応バンド名的にはこちらが本家という扱いになるのかな。

ルカの方は2012年にアルバムを出しており、Voが変わったけどやってることは「従来のラプソディーの延長」といった感じの良盤だったのですが、こちらはその逆。「ファビオ・リオーネ<Vo>の歌唱は相変わらず上手いけど、楽曲的にはちょっと雰囲気も変わったし物足りないなぁ」といった感想を抱いてしまいました。

クワイアやシンフォアレンジは相変わらず大仰ではあるのですが、今までの彼らにあった無限に広がっていくような壮大さというものがイマイチ感じられない。全体的に縮こまってしまったような印象があり、圧倒的なクサメロでぐいぐいと聴き手を引っ張っていったかつての面影はほとんどなく、かなり淡泊になってしまいました。ルカのトゥルトゥルとしたスピーディーなギタープレイがなくなって、ミドルテンポでパワフルさに重きを置いたような楽曲が多いのも原因かもしれません。

新メンバーの演奏は決してクオリティの低いものではなく、ベテランらしく楽曲としてもそこそこのクオリティを維持はしているのですが、君たちに期待しているのはそこそこのクオリティの楽曲ではないのだよ…。

とりあえず強いて挙げるなら#2あたりはスピーディーなクサメロで悪くはないと思いますが、それでも初期のまぁまぁな曲くらいのレベルなので、この作品をずっと何度も聴くことはないのではないかと思います。

最初期から応援しているファンとしては見捨てるつもりは無いので、今後の頑張りに期待したいです。

<オススメの曲>
2. Rising From Tragic Flames

オススメ度…75点

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WISDOM 「MARCHING FOR LIBERTY」
WISDOM 「MARCHING FOR LIBERTY」

Wisdom Marching For Liberty

<収録曲>
1. World Of The Free
2. Dust In The Wind
3. War Of Angels
4. Failure Of Nature
5. The Martyr
6. God Rest Your Soul
7. Take Me To Neverland
8. Wake Up My Life
9. My Fairytale
10. Have No Fear
11. Live Like A Beast
12. Marching For Liberty


ハンガリー出身のメロディックパワーメタルバンド、ウィズダムの3作目。2013年発表。

前作、前々作とクッサいメロディと勇壮かつ大仰なコーラスが魅力的なメロパワをやっていましたが、今作でも全く同じ音楽性を貫いてくれています。

イントロの#1の時点で壮大なクワイヤがいかにもな感じで展開されており、そこからなだれ込む#2も王道クサメロパワチューン。明るいメロディと無駄に厚い、そして熱いコーラスがたまりません。
基本的には同じ系統の曲が並ぶので真新しさは全くないのですが、個人的にはその中でも#7#9あたりがお気に入りかな。
そして今作一番のキラーチューンは、アルバムの最後を締める#12。8分という少々長めのドラマティックな曲で、少しずつ少しずつ盛り上がっていく展開と高揚感がたまりません。サビのコーラスの勇壮さが凄まじく、拳を突き上げながら大合唱したくなるような大仰なクサメロが迸ります。ちなみにRhapsody Of Fireファビオ・リオーネ<Vo>がゲスト参加。

これだけ同じ系統でまとめながらもマンネリ感をあまり与えてこないのは、純粋に一つ一つの曲がしっかりとして魅力的だからだと思います。最近は減ってきた純粋なクサメロパワをやっているので、その手のサウンドが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
2. Dust In The Wind
7. Take Me To Neverland
9. My Fairytale
12. Marching For Liberty

オススメ度…87点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

ROYAL HUNT 「A LIFE TO DIE FOR」
ROYAL HUNT 「A LIFE TO DIE FOR」

Royal Hunt A Life To Die For

<収録曲>
1. Hell Comes Down From Heaven
2. A Bullet's Tale
3. Running Out Of Tears
4. One Minute Left To Live
5. Sign Of Yesterday
6. Won't Trust, Won't Fear, Won't Beg
7. A Life To Die For


デンマーク出身のメロディックメタルバンド、ロイヤルハントの12作目。
2013年発表。

D.C.クーパー<Vo>が復帰を遂げてからは2枚目となる作品です。

基本的には往年の彼らを彷彿とさせるような王道で大仰なメロディックメタル。しかもそれをD.C.クーパーが歌ってるってんだからもうファンにはたまらないはずなわけです。

が、いまいちメロディに冴えがないというのが個人的な感想で、聴いている間は「うんうん悪くないなー」という感じなのですが、全部聴き終わってみると「なんか良い曲あったかな?」となってしまう。しかも何周も聴いてもその感想は拭い去ることが出来ませんでした。

冒頭の#1から9分を超える大曲で、仰々しいシンフォアレンジで展開していくドラマティックな曲。ミドルテンポで淡々と紡がれていくメロディは決して悪くは無いのですが、何度も何度も聴きたくなるかというとそうでもない。
続く曲も基本的にはそんな感じで、ちょっと良いかなと思ったのは哀愁メロが素敵な#5くらいかな。
#4#7も悪くは無かったけど、#4は昔の曲の焼き直しみたいなフレーズが散見されるし、#7は無駄な部分がちと長い。

ということで、全体的にインパクト不足、決め手不足です。歌も演奏も実力的にはさすがに素晴らしいんだけどな。

<オススメの曲>
5. Sign Of Yesterday

オススメ度…78点

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