EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
 【本の感想一覧】 【Twitter】   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DIABLO SWING ORCHESTRA 「Pandora's Piñata」
DIABLO SWING ORCHESTRA
「Pandora's Piñata」


Diablo Swing Orchestra Pandora's Piñata

スウェーデン出身のアヴァンギャルドメタルバンド、ディアブロ・スウィング・オーケストラの3作目。2012年発表。メタルバンドなのにメンバーにチェロやトランペットやトロンボーンが存在しているという時点で既に完全に異色なのですが、音楽性の方も他に類を見ないような非常に独特なサウンドを身上としています。簡単に言ってしまえばメタルにスウィングジャズの要素をぶっこんだサウンドということになるのですが、その組み合わせが意外なほどにマッチしており、シンプルなキャッチーさと複雑なプログレッシヴさが混沌と渦巻く非常に魅力的な素敵サウンド。ザックザクのリフと共に弦楽器が舞い、金管楽器が吹き荒れるという非常に楽しい音楽性は一度聴いたら病み付きになってしまいます。Voは基本的にはオペラチックな女性ソプラノヴォイスなのですが、そこに低音男性Voが入りこんできたりとかなりミュージカルチックな感じに。1stの頃はスウィングジャズ要素が全面に押し出され、2ndで一気にミュージカルチックになった彼らですが、この3rdでは見事にその真ん中をとって両者の良いとこ取りサウンドとなりました。各楽器たちの自己主張も激しくなっていたり、サウンド自体もパワフルになっていたり、男女のVoの絡みも上手くなっていたりと、前作よりありとあらゆる面で更なる成長を遂げています。ああ、なんという恐ろしい存在なのでしょう。

<収録曲>
1. Voodoo Mon Amour
2. Guerilla Laments
3. Kevlar Sweethearts
4. How To Organize A Lynch Mob
5. Black Box Messiah
6. Exit Strategy Of A Wrecking Ball
7. Aurora
8. Mass Rapture
9. Honey Trap Aftermath
10. Of Kali Ma Calibre
11. Justice For Saint Mary


<オススメの曲>
1. Voodoo Mon Amour(→YOUTUBE)
2. Guerilla Laments
5. Black Box Messiah
6. Exit Strategy Of A Wrecking Ball

いかにもスウィングジャズなメロディとノリで楽しく展開する#1は、冒頭からもういきなり容赦なしのキラーチューン。そのくせメタルらしさも全面に押し出されており、暑苦しい金管の音色と共にザックザクのギターリフも乱舞しております。スウィングしまくる曲の中でやたらクセになるキャッチーなサビメロも異彩を放っていて素晴らしい。
♯2は灼熱の太陽の下を思い浮かべるような金管楽器の音色が心地よい曲。ザックリとしたリフもパワフルに暴れ回り、異国情緒あふれる歌メロもこれでもかとばかりに響き渡ります。
#5はこれまた楽しくノリの良い曲。ディズニーに出てくるチップとデールみたいな声で歌われるコーラスがやたらイカレタ感じでとても頭に残ります。3分という短さが残念なくらい、めちゃくちゃ楽しい曲。
#6はダークで妖しい感じがゾクゾクする曲。這いずり回るような低音のうねりがとても良い。プログレッシヴで予想のつかないような展開を見せてくれます。

オススメ度…95点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20120314103939_20120521221052.gif このCDをAmazonで購入
スポンサーサイト

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[DIABLO SWING ORCHESTRA]
DIABLO SWING ORCHESTRA
「SING-ALONG SONGS FOR THE DAMNED AND DELIRIOUS」


Diablo Swing Orchestra Sing-Along Songs For The Damned And Delirious

スウェーデン出身のジャズメタルバンド、ディアブロ・スウィング・オーケストラの2作目。2009年発表。スウィングジャズとメタルの融合という斬新なサウンドが持ち味だった彼らですが、今回はさらにミュージカルっぽさが加わり、余計に変態的なサウンドになっています。前作でも歌っていたオペラチックな女性ソプラノVoに加え、近作ではバリトン男性Voも参加。その二人の掛け合いのせいでミュージカルっぽさが増大してるのかな。チェロやサックスなどのジャズっぽい楽器ももちろん前面に強く押し出されていますが、メタル要素が前作より強くなっており、スラッシーでザクザクしたリフをあちこちで聴くことができます。

<オススメの曲>
1.A Tapdancer's Dilema (→YOU TUBE)
2.A Rancid Romance
5.New World Widows
7.Vodka Inferno (→YOU TUBE)

オススメ度…94点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[DIABLO SWING ORCHESTRA]
DIABLO SWING ORCHESTRA
「THE BUTCHERS BALLROOM」


Diablo Swing Orchestra The Butchers Ballroom

スウェーデン出身のシンフォニック・ジャズメタルバンド、ディアブロ・スウィング・オーケストラのデビュー作。2006年発表。名前から想像できる通り、スウィングジャズ+メタルというのが基本のスタンスで、そこに普通に上手い女性ソプラノVoが乗ります。チェロがギターと同じくらいの比率で使われているので、弦楽器の入ったメタルが好きな人には結構嬉しい構成。サックスなどもバンバン登場します。

1.Balrog Boogieがいきなりのキラーチューン。イントロから思いっきりスイングジャズなサウンドですが、そこになんの違和感も無くエレキの音色が溶け込んでいます。女性ソプラノVoもかなり上手いですし、曲自体も陽気なリズムが聴いててかなり楽しい。
2.Heroinesはミドルテンポで微妙にダークな雰囲気。チェロがリズミックに奏でる「ズンチャ、ズンチャ、ズズチャ、ズズチャチャ」って感じの音色がかなり印象に残ります。中盤からはエレキもしっかり登場。
4.Rag Doll Physicsは女性ソプラノVoの上手さが際立つ曲。さらには男性クリーンVoまで登場し、曲を良い感じに盛り上げてくれます。
9.Wedding March For A Bulletもかなりお気に入りの曲。チェロの使い方が非常に上手く、曲の盛り上がり方がかなり好きです。なんかメロディの展開に広がりがある感じ。
他の曲もどれも好きだけど、中でも特に6.Velvet Embracerとか11.Zodiac Virtues,12.Porcelain Judasが好きかな。

このバンド、ありそうでなかった斬新で個性的なことをしており、しかもかなり成功しています。もしスウィングジャズが嫌いじゃなければ是非試してみてください。

オススメ度…88点

YOU TUBEで聴けるもの
Balrog Boogie
Poetic Pibull Revolution
D'Angelo and Velvet Embracer
Ragdoll Physics

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。