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ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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ORDEN OGAN 「RAVENHEAD」
ORDEN OGAN 「RAVENHEAD」

Orden Ogan Ravenhead

<収録曲>
1. Orden Ogan
2. Ravenhead
3. F.E.V.E.R
4. The Lake
5. Evil Lies in Every Man
6. Here at the End of the World
7. A Reason to Give
8. Deaf Among the Blind
9. Sorrow Is Your Tale
10. In Grief and Chains
11. Too Soon


ドイツ出身の重厚パワーメタルバンド、オルデン・オーガンの5作目。2015年発表。

ブラインド・ガーディアンを彷彿とさせるような分厚く神々しさすら漂わせるコーラスと、ヘヴィで重厚なサウンドが特徴の、ジャーマンメタル界の希望の星です。ちょっぴりフォーキッシュなメロディが入っていてヴァイキングメタルのような勇ましさも兼ね備えてるあたりもかなり良い。

冒頭の#1はバンド名を冠している割にただの1分ちょいのイントロ。
が、そっから続く#2が非常にエネルギッシュかつエピカルなキラーチューンで、メロディアスさと重厚さのダブルパンチにいきなりノックアウトされます。サビの何重にも重なったクワイヤが熱い!
続く#3はPVも作られた曲で、ドラマティックな盛り上がりがなんとも素敵な曲。イントロの荘厳な雰囲気がとてもツボです。分厚いサビもやはり良い。
続く#4はめっちゃザクザクとしたヘヴィなリフが印象的。ダークな雰囲気の曲かな…と思いきや、サビで一気に広がっていく感じがとても爽快です。そして同時に神々しい。
#8も同様にめっちゃパワフルなリフでゴリゴリ押していくイントロから、神々しく分厚いサウンドへと変化していく曲。サビの盛り上がりが凄まじいのも同様。ズルいわ、こんなん大合唱必至やん。
#9はヴァイキングメタルのような勇ましくエピカルな曲。クサいメロディとドラマチックな構成が最高です。

ってなわけで、前作がとても良かったので期待はしていましたが、その期待を遥かに上回るようなクオリティの作品でした。ブラガのような分厚いサウンドを求めている人や、勇ましかったり神々しかったりするサウンドが好きな方はぜひ。ジャケはなんとも言えないセンスですが、中身の方は最高品質です。

<オススメの曲>
2. Ravenhead (→LV)
3. F.E.V.E.R (→PV)
4. The Lake
8. Deaf Among the Blind
9. Sorrow Is Your Tale

オススメ度…88点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

HELLOWEEN 「STRAIGHT OUT OF HELL」
HELLOWEEN 「STRAIGHT OUT OF HELL」

Helloween Straight Out Of Hell

<収録曲>
1. Nabataea
2. World Of War
3. Live Now!
4. Far From The Stars
5. Burning Sun
6. Waiting For The Thunder
7. Hold Me In Your Arms
8. Wanna Be God
9. Straight Out Of Hell
10. Asshole
11. Years
12. Make Fire Catch The Fly
13. Church Breaks Down
14. Another Shot Of Life
15. Burning Sun (Hammond Version)


ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンド、ハロウィンの14作目。2013年発表。

前作ではかなりダークかつゴリゴリのメタルサウンドに仕上がっていたのですが、今作ではそのスタンスを引き継ぎつつも、より従来のハロウィンらしいサウンドになっています。いかにもメロパワ!という感じの曲も多く、持ち前の親しみやすくて明るいコーラスもたっぷりなので、ジャーマンメタル好きなら手放しで喜べるんじゃないかというような充実度。僕がハロウィン信者というのもあるとは思いますが、それを差し置いてもやはりメロパワ界の代表的バンドなだけあるなというような、貫録のようなものを見せつけてくれる素晴らしい作品だと思います。

冒頭を飾る#1は、7分という比較的長めの曲。プログレ的な盛り上がりを見せつつも、最後はハロウィンらしい明るいメロディにもっていき、楽しく展開していきます。終盤の歌メロがウルトラマンのこの曲(→クリック)のサビにそっくりな気がする(笑)
#2はいかにもハロウィンなイントロで始まる疾走チューン。往年のサウンドを思い出させるようなメロディかと思いきや、最近のハロウィンのような側面も覗かせたりと、なかなか面白い曲です・そしてサビはやはり親しみやすいコーラス。大合唱せざるを得ない!
#4もクサいメロディで疾走する曲。やはりこういう曲が来ると嬉しくなってしまう。
#5は今作で一番のキラーチューン。なんといってもサビのメロディが素晴らしい。どんだけキャッチーなんだ!しかもなんか盛り上がり方もやたらドラマチックだし!
あとは#9とか#11あたりもメロパワらしくて好きかな。

<オススメの曲>
1. Nabataea(→PV)
2. World Of War
4. Far From The Stars
5. Burning Sun
9. Straight Out Of Hell
11. Years

オススメ度…90点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

ORDEN OGAN 「TO THE END」
ORDEN OGAN 「TO THE END」

Orden Ogan To The End

<収録曲>
1. The Frozen Few
2. To The End
3. The Things We Believe In
4. Land Of The Dead
5. The Ice Kings
6. Till The Stars Cry Out
7. This World Of Ice
8. Dying Paradise
9. The Mystic Symphony
10. Angels War
11. Take This Light
12. Masks
13. The Battle Of Waterloo


ジャーマンメタル界の希望の星、オルデン・オーガンの4作目。2012年発表。

重厚なサウンドと、そしてあまりにも分厚く神々しいコーラスは、ブラインド・ガーディアンそのもの。メロスピ的な疾走っぷりと、どっしりとした重々しい音作り、そして要所要所のシンフォニックな装飾とが非常に良いバランスで均衡しており、軟弱さの無い、非常にオーラに溢れたジャーマンメタルとなっています。エピカルでヒロイックなメロディをちりばめながら勇壮に雄々しく展開していく様はまさに圧巻。「これぞジャーマンメタル新世代の夜明けだ!」と手放しに喜びたくなる内容で、ドラマティックで緻密な構成の素晴らしい作品となっています。

<オススメの曲>
2. To The End
3. The Things We Believe In (→PV)
4. Land Of The Dead
6. Till The Stars Cry Out
8. Dying Paradise

重厚なリフワークで疾走する良曲がたっぷり!そんな中で、スピードは控えめながらも分厚いコーラスが抜群に神々しい#3が個人的には一番かな。他の曲も、クサメロを纏いつつヘヴィなサウンドで駆け抜ける、高速船者の様な感じでとても素晴らしいです。

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

HELLOWEEN 「7 SINNERS」
HELLOWEEN 「7 SINNERS」

Helloween 7 Sinners

ジャーマンメタル界の大御所、ハロウィンの13作目。2010年発表。時の流れは早いもので、アンディ・デリス<Vo>が加入してから8作目となります。今作ではヘヴィメタル然とした佇まいがより一層強調されており、ヘヴィかつダークさの中に彼ららしいメロディを内包しており、今までのサウンドに囚われない自由な表現力が存分に振るわれているという印象。みんなで歌いたくなるようなキャッチーでアンセミックなコーラスはそのままなのですが、疾走感やパワーの面でここ数作とは若干の方向性の違いを見せつけており、とても新鮮な一作となっています。アンディの高音が辛そうだったりという難点も無くはないのですが、そんなの今に始まったことじゃないし、純粋に曲の良さを楽しむ分には何の問題もないのではないかと。マンネリ化を防ぎつつ、従来のファンも安心して聴けるような絶妙なサジ加減の作品です。

<収録曲>
1. Where The Sinners Go
2. Are You Metal?
3. Who is Mr. Madman?
4. Raise The Noise
5. World Of Fantasy
6. Long Live The King
7. The Smile Of The Sun
8. You Stupid Mankind
9. If A Mountain Could Talk
10. The Sage, The Fool, The Sinner
11. My Sacrifice
12. Not Yet Today
13. Far In The Future


<オススメの曲>
2. Are You Metal?(→PV)
3. Who is Mr. Madman?
4. Raise The Noise
5. World Of Fantasy
6. Long Live The King
9. If A Mountain Could Talk

♯2はモダンなリフとダークな雰囲気に少々驚きますが、どことなく従来のハロウィン節も漂っているような曲。普通にカッコいいし、たまにはこういうブルータリティの強い曲があっても良いよねって感じです。ツーバスのアグレッシヴな畳み掛けと、メロディアスなソロとの組み合わせとかも新鮮。
♯3はイントロに"Perfect Jentleman"のイントロを導入していて、ハロウィンファンとしては期待せずにはいられない曲。その後はゆったりかつパワフル、そしてドラマティックに展開し、とってもアンセミックなサビへと繋がります。
#4はメロディアスなリフと、キャッチーなコーラスがとっても印象的。ダークさも纏いつつ、いかにもなハロウィン節の親しみやすさが素晴らしいです。
#5も親しみやすい歌メロがじわじわとドラマティックに盛り上がっていく様子が素晴らしい曲。サビはとにかく親しみやすく、繋ぎのギターもとてもメロディアス。
#6はとにかくパワフル。ゴリゴリのリフで力押ししていく感じが彼らにしては珍しいですがとても良い感じの仕上がりです。
#9はダークでヘヴィなリフから、いかにもな大コーラスへと展開していく曲。やっぱりこういうサビが好きなんだよなぁ。

オススメ度…89点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

RAGE 「21」
RAGE 「21」

Rage 21

ドイツ出身の超ベテランパワーメタルバンド、レイジの21作目。2011年発表。クールかつ耳に残るリフ、即効性のあるキャッチーなメロディ、思わず口ずさみたくなるような明るいコーラス、聴きどころ満載のテクニカルな演奏など、ベテランらしい安定感と充実感を至る所で見せつけてくれています。21作目ともなると若干のマンネリ感は否めませんが、パワーメタルの王道スタイルを怯むことなく堂々と闊歩するその姿勢にはやはり好感しか持てません。ここ数作と比べても劣るどころかさらに歌メロの充実度は上がっており、良曲・佳曲の存在が目立っているという印象。特に前半部の流れには目を見張るものがあります。

<収録曲>
1. House Wins
2. Twenty One
3. Forever Dead
4. Feel My Pain
5. Serial Killer
6. Psycho Terror
7. Destiny
8. Death Romantic
9. Black And White
10. Concrete Wall
11. Eternally


この他にボーナスディスクとして、2010年の東京公演のライブが収められたものが付属されています。

<オススメの曲>
2. Twenty One
3. Forever Dead
4. Feel My Pain
7. Destiny
10. Concrete Wall

SEと語りによるイントロ#1を経て始まる#2は、ちょっぴりダークな雰囲気で始まるパワフルな曲。独特のグルーヴ感と勢いを持っています。
♯3はザクザクとしたクールなリフが炸裂する♯3は、サビが超絶キャッチーな曲。テクニカルなのに難解さは無く、むしろ親しみやすいというのが素晴らしいです。
哀愁漂うイントロで幕を開ける#4は、ドラマティックに展開する叙情性たっぷりの曲。ツインギターの醸し出す憂いを含んだメロディがとても印象的。
#7は軽快に疾走するパートと、ぐっとテンポを落として扇情力のあるサビとが交互に訪れる曲。緩急によるドラマティックな演出と、親しみやすいメロディがとても秀逸です。
#10は重厚なサウンドながらもメロディは妙に明るい曲。ポップなサビがカッコ良さと楽しさを兼ね揃えています。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

IRON SAVIOR 「THE LANDING」
IRON SAVIOR 「THE LANDING」

Iron Savior The Landing

Piet Sielck<Vo>率いるドイツのパワーメタルバンド、アイアン・セイヴァーの7作目。2011年発表。いかにもな王道ジャーマンメタルサウンドを身上としている彼らですが、今作はメロディの質がえらく充実しており、ここ数作の中でも抜群の出来となっているかと思います。漢クサいPietのVoもパワフルだし、コーラスも雄々しくて非常に素晴らしく、漢の哀愁みたいなのも漂っていて非常に素晴らしい。伝統的なヘヴィメタルらしさをしっかりと継承している優秀なバンドだと思います。

<収録曲>
1. Descending
2. The Savior
3. Starlight
4. March Of Doom
5. Heavy Metal Never Dies
6. Moment In Time
7. Hall Of The Heroes
8. R.U. Ready
9. Faster Than All
10. Before The Pain
11. No Guts No Glory
12. Coming Home 2011
13. Atlantis Falling 2011
14. Underneath The Radar


#12#13は過去曲の再録。

<オススメの曲>
3. Starlight
5. Heavy Metal Never Dies
6. Moment In Time
9. Faster Than All
11. No Guts No Glory

哀愁のツインリードがヒロイックに駆け抜ける♯3がかなりのキラーチューン。疾走感あふれるジャーマンメタルで、サビでは空に向かって拳を突き上げたくなるような爽やかなクサメロが待っています。雄大さを感じさせる雄々しいコーラスが最高。
曲名のダサさがたまらない#5はずっしりとしたミドルテンポ曲。力強さがいかにもな感じでなかなか秀逸です。
骨太のベースが響き渡る#6はパワフルな歌唱で熱く疾走する曲。サビに向かうにつれてどんどん哀愁がにじみ出てくるあたりが好きです。
#9も名前の通り疾走曲で、やはり力強い歌唱が印象的。弾きまくりのギターやブンブンとうねりまくるベースもたまらんね。
#11は爽やかさと力強さの同居する曲。曲名通りの愚直な雰囲気が漂う秀曲です。

オススメ度…81点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

PINK CREAM 69 「PINK CREAM 69」
PINK CREAM 69 「PINK CREAM 69」

Pink Cream 69 Pink Cream 69

ハロウィンアンディ・デリス<Vo>が在籍していたことや、プロデューサーとして名を馳せるデニス・ワード<B>が在籍していることで有名なドイツのハードロックバンド、ピンク・クリーム69の1作目。1989年発表。とても秀逸なメロディがたっぷりと詰め込まれた作品で、作曲のほぼ全てにアンディ・デリスが関わっているというだけあって、後のハロウィンでも顔を見せるようなアンディらしいキャッチーなメロディが随所で顔を出します。デビュー作ということで少々とっ散らかった印象も受けますが、バラエティに富んでいるとポジティブに解釈しておけば万事オッケー。実際どの曲もそれぞれ魅力に溢れており、色んな側面を楽しむことが出来ます。

<収録曲>
1. Take Those Tears
2. Sugar For Love
3. Rolling Down A Thunder
4. One Step Into Paradise
5. Close Your Eyes
6. Welcome The Night
7. Partymaker
8. Hit The Bottom Row
9. Parasite
10. I Only Wanna Be For You
11. Child Of Sorrows
12. World Of Promises
13. Shadows Are Falling
14. White Men Do No Reggae


<オススメの曲>
1. Take Those Tears
2. Sugar For Love
7. Partymaker
10. I Only Wanna Be For You
13. Shadows Are Falling

#1はリフのドライブ感とサビのキャッチーさが素晴らしい曲。ワイルドさと明るさとのバランスがとても良いです。サビにアンディが作曲したハロウィンでの曲と通じるものを感じる。
#2はこの作品で一番のキャッチーさを誇るポップでメロディアスな曲。特にサビの親しみやすさが素晴らしく、そこはかとなく漂う哀愁も最高です。さりげなく弾きまくるギターも良い味出してます。
#7はなんとなくヴァン・ヘイレンの"Hot For Teacher"を思い出すような曲。楽しげで良いね。
#10は爽やかさと哀愁とが同居する曲。しっとりとしたサウンドから、サビにかけてドラマティックに盛り上がっていく感じが素敵です。
#13もしっとり気味の曲。サビでのコーラスがとても美しい。

オススメ度…83点

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GALLOGLASS 「HEAVENSEEKER」
GALLOGLASS 「HEAVENSEEKER」

Galloglass Heavenseeker

ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンド、GALLOGLASSの2作目。2005年発表。いかにもジャーマンメタルな力強い疾走リフと勇壮なメロディ、適度にシンフォニックなKeyの装飾、さらにはクワイヤやらヴァイオリンやらが顔を出し、その手のサウンドが好きな人にはたまらないクサメタルをやっております。愚直に疾走を続ける姿勢が非常に微笑ましく、漢臭さと爽やかさとの適度なバランスも素敵。Voもしっかりとしたハイトーンで、安心して聴けるタイプです。強烈な個性があるというかというとそうでもありませんが、楽曲の一つ一つがとても丁寧に作りこまれていてとても好感触。メタルに対する愛が感じられて、メタラーなら自然と応援したくなるようなサウンドを出しています。

<収録曲>
1. Burden Of Grief
2. After Forever
3. Perished In Flames
4. Dawn Of A New Age
5. Banished From Eternity
6. At The Shadowcross
7. To Kneel Is To Suffer
8. Heavenseeker
9. Signs
10. Beyond The Mirror
11. Kings Who Die


<オススメの曲>
1. Burden Of Grief
2. After Forever
4. Dawn Of A New Age
6. At The Shadowcross
9. Signs

#1からもうジャーマンメタルのお手本のような疾走曲。パワフルなリフが元気に駆け抜けていき、勇壮でクッサいサビが力強く響き渡ります。うっすらと奏でられるヴァイオリンの音色も良いね。
#2はヴァイオリンがやたら活躍する曲。無駄に壮大な感じが素敵。
そしてクサメロ大爆発な#4が本作で一番のキラーチューン。イントロの時点で既に悶絶級のクサさを誇るのですが、朗らかで明るいサビメロでさらにノックアウトされます。クワイヤのコーラスがたまらん。ピロピロのギターソロもたまらん。
#6はやたらリフが勇壮な曲。そんな中でシンフォニックに響き渡るKeyも勇壮さをさらに増幅させていて、なんか「いざ出陣!」みたいな雰囲気で良いな。サビになるとちょっぴり哀愁が漂うあたりもGood。
#6はイントロ部分がやたら爽やかなのですが、サビになるとヴァイオリンが舞って爽やか度がさらにアップ。勇壮さと優雅さとの組み合わせが良い。

オススメ度…84点

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ACCEPT 「BLOOD OF THE NATIONS」
ACCEPT 「BLOOD OF THE NATIONS」

Accept Blood Of The Nations

ドイツの剛直メタルバンド、アクセプトの12作目。2010年発表。マーク・トーニロという新しいシンガーを迎えての再結成を経た復活作です。アクセプトというと、喚いてんだか歌ってんだかわからないような個性派ヴォーカリストであるウド・ダークシュナイダーが一番の顔であり、そのウドのいないアクセプト再結成に意味はあるのかなーなんて思っていたのですが、これがどうしてなかなか素晴らしいじゃないですか。マークの歌唱はアクセプトの雰囲気を守れる程度にウドに似ていて、そのくせ決して模倣に終わらないしっかりとした自分を持っており、新生アクセプトの柱としての存在を全力でアピールしています。なんか個人的にはちょっぴりダークな声でハイトーンを張り上げようとした時のアンディ・デリスに似てる気がするかも。演奏陣の方はかつてのアクセプトサウンドをウルフ・ホフマン<G>ピーター・バルデス<B>がしっかりと描き出しており、愚直に突き進む鋼鉄サウンドが非常に心地よいです。これぞ真の漢のヘヴィメタル。

<収録曲>
1. Beat The Bastards
2. Teutonic Terror
3. The Abyss
4. Blood Of The Nations
5. Shades Of Death
6. Locked And Loaded
7. Time Machine
8. Kill The Pain
9. Rolling Thunder
10. Pandemic
11. New World Comin'
12. No Shelter
13. Bucket Full Of Hate


<オススメの曲>
1. Beat The Bastards
4. Blood Of The Nations
9. Rolling Thunder
10. Pandemic

#1もうあまりにもワイルド。リフがあまりにも剛直だし、バックでさりげなくバキバキ言いまくってるヘヴィなベースも素晴らしく、一丸となってゴリゴリと突き進む鋼鉄サウンドに魂が震えます。マークの歌唱もこのサウンドにまさにうってつけの尖った金属的なタイプで、良くもまぁこんな素晴らしいシンガーを新しく見つけてきたなぁという感じ。そして終盤のあまりにも漢らしいドラマティックなギターメロの応酬が個人的には超ツボ。
タイトルチューンの#4は圧巻の迫力を見せつけるミドルテンポの曲。ずっしりとしたリフの中でマークの堂々とした歌唱が響き渡り、サビでは非常にアクセプトらしい雄々しいコーラスを存分に堪能することが出来ます。
他にもメタルの教科書的な正統派サウンドの#9#10など、素晴らしい曲が盛りだくさん。

オススメ度…88点

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GAMMA RAY 「HEADING FOR TOMORROW」
GAMMA RAY 「HEADING FOR TOMORROW」

Gamma Ray Heading For Tomorrow

カイ・ハンセン<G>によるハロウィン分家、ガンマ・レイの1作目。1990年発表。ハロウィンを脱退したカイが自分のやりたいパワーメタルをやるために結成しただけあって、音楽性の方は初期ハロウィンに通じるメロディックパワーメタルをやっています。とにかくメロディが親しみやすく、サビのコーラスが超絶キャッチー。思わず一緒に口ずさまずにはいられない、とっても楽しいメロディが満載です。初めて聞いた時はやたら明るくてウキウキな曲が並んでいるので少々戸惑いもありましたが、この無駄な明るさが段々とクセになってくるかも。これだけ楽しそうに自分のやりたいことをやっているのを聴くと、カイハロウィンを脱退したのは正解だったのかなと思わされます。このアルバムではプライマル・フィアなどでの活躍で知られるラルフ・シーパースがVoとして起用されており、ロブ・ハルフォード系統の力強い歌唱を響かせているのですが、明るくキャッチーなメロディに意外なほどマッチしています。

<収録曲>
1. Welcome
2. Lust For Life
3. Heaven Can Wait
4. Space Eater
5. Money
6. The Silence
7. Hold Your Ground
8. Free Time
9. Heading For Tomorrow
10. Look At Yourself


<オススメの曲>
2. Lust For Life
3. Heaven Can Wait
5. Money
6. The Silence

一番サビがキャッチーなのは#3かな。「ヘブンキャンウェーーイ!!」は大合唱必至。明るくて楽しい曲です。
あとは個人的に#5が好き。リフやメロディの端々やギターサウンドにクイーンを彷彿とさせるフレーズがちょいちょい出てきます。「マニマニマニマニマニマニマニ!!」もやたら頭に残る。
そういやクイーンといえば、#6のイントロなんかも"Somebody To Love"っぽいよね。

オススメ度…84点

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RUNNING WILD 「PORT ROYAL」
RUNNING WILD 「PORT ROYAL」

Running Wild Port Royal

元祖海賊メタルバンドとも言えるかもしれないジャーマンメタルバンド、ランニング・ワイルドの4作目。1988年発表。一番の名作とされる5thと、彼ららしさが爆発しだした3rdとの挟間のアルバムなのでなんとなく地味な印象ですが、本作でも海賊的な勇壮なメロディを紡ぎだす親しみやすいジャーマンメタルをやっており、個々の楽曲のクオリティは決して低くは無いです。いかにもなジャーマンメタルサウンドを持ちつつも、リフ自体はかなりアイアン・メイデンあたりのNWOBHM勢に通じるサウンドになっており、そこも個人的にはかなり魅力的だったり。マンネリ系メタルバンドの代表格と言われる彼らですが、逆に考えればどのアルバムでもいかにも彼ららしいサウンドが楽しめるってことなんだよね。まぁ確かに似たような楽曲が多い事は否めないんだけれども、何年経っても軸がブレないってことで逆に評価してあげたい。

<収録曲>
1. Intro
1. Intro
2. Port Royal
3. Raging Fire
4. Into The Arena
5. Uaschitschun
6. Final Gates
7. Conquistadores
8. Blown To Kingdom Come
9. Warchild
10. Mutiny
11. Calico Jack


<オススメの曲>
2. Port Royal
4. Into The Arena
11. Calico Jack

タイトル曲の#2は勇壮なリフが素晴らしい、いかにもランニング・ワイルドなキラーチューン。血沸き肉躍るリフ構成と疾走感がたまりません。なんか荒波に向かって出航したくなるわ。
#4はイントロのリフが初期メイデンを彷彿とさせる曲。その後の展開はやはりランニング・ワイルド印です。
#11は静かに幕を開ける、8分ちょいの比較的長い曲。まぁその後の展開はやはり創造道理なんですけどね。そこが良いのよ。

オススメ度…81点

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EDGUY 「AGE OF THE JOKER」
EDGUY「AGE OF THE JOKER」

Edguy Age Of The Joker

ドイツ出身のパワーメタルバンド、エドガイの9作目。2011年発表。ここ数作で初期のスピード感抜群のメロパワ路線から脱却し、ミドルテンポ主体で正統派寄りのサウンドになってきた彼らですが、本作でもその路線がさらに付き進められております。元々かなりキャッチーで良いメロディを書くバンドなので、ミドルテンポ主体になった今でも充分通用する楽曲群になっており、安心して楽しめる内容。個人的には"ジャーマンメタル第三世代"なんて言われてた時代のいかにもな疾走曲が好きだったので少し地味に感じる部分もあったのですが、じっくり聴いてるとやはり耳を奪われる部分が多々あるので、やっぱり才能あるんだなぁと感じさせられました。サビのコーラスなんかやっぱり無意識に一緒に歌いたくなるようなのばっかだし。ちなみに今作ではハモンドオルガンがやたら多用されており、その音色がこのゆったり目の楽曲達に合うんだなぁこれが。雰囲気満点です。

<収録曲>
1. Robin Hood
2. Nobody's Hero
3. Rock Of Cashel
4. Pandora's Box
5. Breathe
6. Two Out Of Seven
7. Faces In The Darkness
8. The Arcane Guild
9. Fire On The Downline
10. Behind The Gates To Midnight World
11. Every Night Without You


<オススメの曲>
1. Robin Hood(→PV)
3. Rock Of Cashel
5. Breathe
8. The Arcane Guild

やっぱり一案好きな曲というと#8みたいに疾走感のあるメロパワチューンになってしまう。さすがエドガイな一曲です。サビメロも優秀!
あとは同じくサビメロが優秀すぎる#5もめっちゃ好きだな。

オススメ度…81点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

STORMHUNTER 「CRIME AND PUNISHMENT」
STORMHUNTER「CRIME AND PUNISHMENT」

Stormhunter Crime And Punishment

ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンド、ストームハンターの2作目。2011年発表。いかにもジャーマンメタルなパワーメタルをやっており、無駄に漢くさいメロディで元気に疾走する姿は初期ハロウィンや初期ブラインド・ガーディアンランニング・ワイルドあたりを彷彿とさせます。ジャケの通りサウンドの方もいかにもB級で、Voのイモ臭さも含めていい具合にダサい。だがそれが良い!メタルへの愛を感じる、微笑ましい一枚です。これこそメタルの本当の魅力ですよ。

<収録曲>
1. Last Words
2. Perfect World
3. Condemned Stranger
4. Knights Of Metal (Part I)
5. Reality, Fatality
6. Robot Age
7. Unholy Seed
8. Inner Demon
9. The Final Battle
10. Crime And Punishment


<オススメの曲>
1. Last Words
3. Condemned Stranger
4. Knights Of Metal (Part I)
7. Unholy Seed

B級メタルにありがちな金太郎飴状態なのがまたなんとも。でも良いんです、勢いがあれば。そんな中で無駄に勇壮に疾走しまくる#3がキラリと光るかな。

オススメ度…80点

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