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ACCUSER 「REPENT」
ACCUSER 「REPENT」

Accuser Repent

<収録曲>
1. Rotting From Within
2. Repent
3. Get Saved
4. Sacrifice Machine
5. The Living Dead
6. The Drones
7. Judgement Gone Blind
8. Nosferatu
9. Metal Machine Music


ドイツ出身のスラッシュメタルバンド、アキューザーの4作目。1992年発表。ドイツらしいカッチリした音使いが印象的で、重厚感のあるスラッシュメタルをやっています。決してメジャーなバンドではないのに、メタリカに通じるような歯切れの良いスラッシュサウンドで、この年代にこれだけ完成度の高いシャープかつヘヴィなスラッシュメタルをやっていたという事実が凄い。むしろなんでもっと有名になっていなかったのかというレベルの非常にクオリティの高い作品になっています。
曲によっては初期ラムシュタインあたりに進化していきそうなインダストリアルの芽生え的な雰囲気もあるかも。

<オススメの曲>
1. Rotting From Within
2. Repent
3. Get Saved

SEっぽい入りで始まる#1は、ミドルテンポながらも頭を振り回さずにはいられないようなヘヴィで小気味良いキラーチューン。
他の曲も基本的に似た感じの雰囲気ではありますが、どれもスラッシュ好きなら手放しで喜べるような高品質な曲になっています。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

EXARSIS 「THE BRUTAL STATE」
EXARSIS 「THE BRUTAL STATE」

Exarsis The Brutal State

<収録曲>
1. Annihilation...Proceed!!!
2. Mind Poisoning
3. Addicting Life Waste
4. Vote For Crisis
5. Dying Earth
6. Toxic Terror
7. Surveillance Society
8. Apathy, Ignorance, Oblivion
9. Suicide Disorder
10. Under Destruction
11. Critical Mass
12. A Lesson In Violence


ギリシャ出身のスラッシュメタルバンド、エクサルシスの2作目。2013年発表。
鋭く細かく刻まれるリフで突き進む猪突猛進型のスラッシュメタルをやっています。楽曲的には普通にクオリティの高いスラッシュメタルなのですが、このバンドをさらに特徴づけているのはVoで、何とも言えない素っ頓狂なハイトーン型吐き捨てヴォイスがとても印象的。子供がぎゃあぎゃあ喚いているようなVoが、楽曲の荒々しさと合わさってキチガイじみてて面白いです。

<オススメの曲>
6. Toxic Terror(→PV)

PVにもなってるこれが一番好きかな。イントロはシンプルにカッコ良いのに、Voが入った瞬間ずっこける。いや、褒めてます。

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

LOST SOCIETY 「FAST LOUD DEATH」
LOST SOCIETY 「FAST LOUD DEATH」


Lost Society Fast Loud Death

<収録曲>
1. N.W.L.
2. Trash All Over You
3. E.A.G.
4. Kill (Those Who Oppose Me)
5. Bitch, Out' My Way
6. Fast Loud Death
7. Lead Through The Head
8. Diary Of A Thrashman
9. Toxic Avenger
10. This Is Me 100
11. Braindead Metalhead
12. Piss Out My Ass
13. Fatal Anoxia
14. Escape From Delirium
15. I Stole Your Love


フィンランド出身のスラッシュメタルバンド、ロスト・ソサエティの1作目。2013年発表。「メンバー全員が10代!」という売り文句にふさわしい、圧倒的な勢いで突っ走るタイプのスラッシュメタルをやっています。とにかくスピード全開で荒々しく突き進む様がひたすら痛快で、何も考えずに頭を振れるような元気いっぱいなサウンド。Voのシャウとにもキレがあるし、リフもシンプルながらザクザクと心地良いしで、スラッシュ好きなら素直に楽しめるような作品かと。

<オススメの曲>
2. Trash All Over You(→PV)
4. Kill (Those Who Oppose Me)(→PV)
5. Bitch, Out' My Way
6. Fast Loud Death
11. Braindead Metalhead
12. Piss Out My Ass

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

METALLICA 「...AND JUSTICE FOR ALL」
METALLICA 「...AND JUSTICE FOR ALL」

Metallica...And Justice For All

<収録曲>
1. Blackened
2. ...And Justice For All
3. Eye Of The Beholder
4. One
5. The Shortest Straw
6. Harvester Of Sorrow
7. The Frayed Ends Of Sanity
8. To Live Is To Die
9. Dyers Eve


かつてスラッシュメタル界を牽引していた最重要バンド、メタリカの4作目。1988年発表。

事故でなくなった「伝説のベーシスト」ことクリフ・バートンの後任にジェイソン・ニューステッドが加入して初となる作品です。まぁベースの音が聴こえないということで非常に物議を醸した作品なんですけどね…。

さて、音楽の方も初期三枚のスピードと勢いに任せたサウンドから脱却を図っており、ザックリとしたリフは維持しつつもミドルテンポ主体のへヴィネス志向へと変化。変拍子を取り入れてみたりなどという試みも至る所でなされており、かなり"聴かせる"ことに重きを置いた作品となっています。従来のメタリカが好きだった人からするとかなりの戸惑いを覚えたようで、リリース当初は問題作扱いされたりもしていたのだとか。ただ、ここ最近のメタリカよりはよっぽどセンスフルで、早さに拘らなければ非常に素晴らしい作品だと思います。

とりあえずこの作品は#4の存在があまりにも大きい!「ジョニーは戦場へ行った」という映画をモチーフにした曲で、メタリカ史上初のPVも作られ、そのあまりの完成度の高さからグラミー賞にヘヴィメタル部門が出来たというエピソードまであるほどです。悲しく、とてもドラマティックな曲で、歌詞の意味と絶妙にマッチした陰鬱な展開が非常に素敵。戦争のSEから切ないアルペジオ、そしてサビでの悲壮感漂う盛り上がりなど、その全てがあまりにも完璧です。
あとは比較的勢いのある#1とか、リフが適度にザクザクしつつもメロい感じの#2、変拍子気味のリズムが素敵な#3、比較的スラッシュメタルしている#8とか#9など、他の曲もかなり充実しています。

ということで、初期三枚とは別ベクトルですが、名盤として語られるべき一枚であることには間違いないと思います。

<オススメの曲>
1. Blackened
4. One(→PV)

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

BONDED BY BLOOD 「THE AFTERMATH」
BONDED BY BLOOD 「THE AFTERMATH」

Bonded By Blood The Aftermath

<収録曲>
1. I Can't Hear You
2. Shepherds Of Rot
3. The Aftermath
4. Crawling In The Shadows
5. In A Wake
6. Repulsive
7. Among The Vultures
8. Show No Fear
9. Restless Mind
10. Left Behind
11. Killing In The Name


米国出身のスラッシュメタルバンド、ボンデッド・バイ・ブラッドの3作目。2012年発表。

前作発表後にメンバーが大量に脱退し、編成が大きく変わったのだとか。
シンプルながらもグルーヴ感とキャッチーさを揃えたリフがとても魅力的で、ストレートな楽曲がずらりと並んでいます。ただ、あまりにもストレート過ぎて、聴いているときに感じる心地よさが一過性のものに過ぎないのが残念。聴いてる時はそれなりに楽しめるけど、あとからわざわざひっぱり出してきて何度も何度も聴きたくなるような感じではないかもしれません。

とりあえず個人的にはザクザクとしたリフが良い感じの#1や、細かいリフを刻みつつグルーヴィーに展開する#2、多彩なリフが光り緩急も優秀な#9あたりが好みかな。

全体的に悪くはないけど、もっと突き抜けるような何かが欲しいと感じる作品でした。

<オススメの曲>
1. I Can't Hear You
2. Shepherds Of Rot
9. Restless Mind

オススメ度…77点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

NOCTURNAL FEAR 「EXCESSIVE CRUELTY」
NOCTURNAL FEAR 「EXCESSIVE CRUELTY」

Nocturnal Fear Excessive Cruelty

米国出身のスラッシュメタルバンド、ノクターナル・フィアーの5作目。2011年発表。かなり攻撃的なスラッシュメタルをやっているのですが、切れ味鋭いリフというよりは、砕石現場のようなゴリゴリとした喧しいリフを中心としたサウンドが特徴です。一曲一曲が少々長めなのがちょっと気になりますが、最初っから最後まで攻撃の手を一切休めない凶暴さがとても素晴らしい。Voの声もデス声に近いような喉から絞り出す感じの迫力ある歌唱で、サウンドとの相乗効果でかなりの荒々しさが感じられます。

<収録曲>
1. Murder For Hire
2. Excessive Cruelty
3. I Am War
4. Absolute Annihilation
5. Rolling Thunder
6. World War Three
7. Interlude
8. Frozen In Stone
9. Human Shield


<オススメの曲>
4. Absolute Annihilation

全体的に似た感じなのはご愛嬌ですが、どの曲も6分前後あるとさすがに少しはダレてしまうかも。似た曲が多くても、これで一曲一曲がもうちょっとコンパクトにまとまっていればまたちょっと印象が違うんだろうけどな。でも怒涛のリフ攻勢はとてもカッコいいです。ってことで、個人的に一番のお気に入り曲は、このアルバムの中で一番コンパクトにまとまっている#4ということで。

オススメ度…79点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

KREATOR 「PHANTOM ANTICHRIST」
KREATOR 「PHANTOM ANTICHRIST」

Kreator Phantom Antichrist

ドイツ出身のスラッシュメタルバンド、クリエイターの13作目。2012年発表。一時期かなりのメロディアス路線に舵を取り、ここ数作で再びアグレッシヴ路線へと戻していた彼らですが、今作では最近のアグレッシヴさの中に適度にメロディアスさを取り入れたような作品となっています。クサメロや叙情メロを適度に織り交ぜつつ突撃するスタイルなので、とても聴きやすくなったという印象。純粋な突撃型スラッシュを期待している人には多少の物足りなさはあるのかもしれませんが、メロデスばりのしっかりしたメロディがヒロイックな感じで仕上がっていて個人的には結構好きなスタイルかもしれません。Voラインも比較的しっかりしていて、みんなでシャウト出来そうなアンセミックな感じもあってなかなか悪くない。聴きやすくなったといってもブチ切れスタイルなテンションの高さはしっかりと維持できてるし、スラッシュメタル云々というよりもメタルという音楽自体が好きなら自然とわくわくしてしまうようなサウンドなのではないかと。

<収録曲>
1. Mars Mantra
2. Phantom Antichrist
3. Death To The World
4. From Flood Into Fire
5. Civilization Collapse
6. United In Hate
7. The Few, The Proud, The Broken
8. Your Heaven, My Hell
9. Victory Will Come
10. Until Our Paths Cross Again


<オススメの曲>
2. Phantom Antichrist
3. Death To The World
4. From Flood Into Fire
6. United In Hate
9. Victory Will Come

ドタバタしたイントロから一気に畳み掛けて突撃に転じる#2はもう文句なしのキラーチューン。細かいリフでガリガリと攻め立てるスタイルはもはやお手の物で、めぐるましい展開を見せつつも圧倒的攻撃力を誇っています。
その勢いを衰えさせることなく攻め続ける♯3は、芯のしっかりしたリフでぐいぐいと押していく曲。サビのシャウトがキレキレで心地良い。
#4はミドルテンポのメロディアスな曲。サビ周りのキャッチーさがとても印象的です。
#6は哀愁たっぷりなアコギの音色から一気に攻撃に転じてくる曲。リフが攻撃的ながらも叙情的なのがたまりません。ドタバタとしたドラムの音も良い。
ヒロイックな展開が最高に痺れる#9は後半のハイライト。キャッチーさを持ちつつも要所要所では鋭いリフでしっかりと切り込んでいき、サビでは凱旋を謳歌するかのようなアンセミックなコーラスが響き渡ります。ギターソロもこれでもかと言わんばかりのメロディアスさで魂が震えあがること間違いなし。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

ARTILLERY 「MY BLOOD」
ARTILLERY 「MY BLOOD」

Artillery My Blood

デンマーク出身のスラッシュメタルバンド、アーティレリーの5作目。2010年発表。前作が10年ぶりの復活作だったのですが、今作はその前作の路線をそのまま綺麗に引き継いでいます。スラッシュメタルらしいザックリとしたリフを基本として構築されていながらも、妙にメロディアスなのがこのバンドの一番の特徴。今作ではそのメロディアスさの中に中東的な要素が今まで以上にふんだんに盛り込まれており、勢いよく責め立てる攻撃的なサウンドの中に独特の妖しい雰囲気が醸し出されています。メロディアスなゆえのキャッチーさを存分に楽しみながらも、スラッシュメタルとしての範疇にしっかりと留まっている器用さが素晴らしいね。Voも楽曲のキャッチーさとアグレッシヴさの両方に対応できるような表現力を持っており、シャウトもしっかりと歌い上げることも出来るとても優秀なVoだと思います。

<収録曲>
1. Mi Sangre (The Blood Song)
2. Monster
3. Dark Days
4. Death Is An Illusion
5. Ain't Giving In
6. Prelude To Madness
7. Thrasher
8. Warrior Blood
9. Concealed In The Dark
10. End Of Eternity
11. The Great


<オススメの曲>
1. Mi Sangre (The Blood Song)
2. Monster
4. Death Is An Illusion
7. Thrasher

アコースティックを絡めた中東的なメロディで幕を開ける#1は、イントロ部分に微塵のスラッシュ要素も感じませんが、突然アグレッシヴにザクザクと刻まれ始める瞬間が最高にカッコいい。7分強という比較的長い曲ですが、パワーと多彩なメロディ展開で一気に押し切り、飽きることなく最後まで聴くことが出来ます。サビとかもめっちゃキャッチー。
続く#2もとても力強いリフでぐいぐいと疾走していく曲。ヘドバン必至の爽快なスラッシュチューンです。
#4は引き締まったリフがグルーヴィーに展開するかと思いきや、途中から一気に加速して正統派なスラッシュチューンになる曲。サビのキャッチーさもとても秀逸。
#7はタイトルからしていかにもですが、やはりサウンドも超ストレートなスラッシュチューン。Voのシャウトも良い具合にキマっています。

オススメ度…85点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

ANTHRAX 「WORSHIP MUSIC」
ANTHRAX 「WORSHIP MUSIC」

Anthrax Worship Music

スラッシュ四天王の一角を担いつつも、残りの3つと比較されるとどこか地味な印象を拭い切れないアンスラックスの10作目。2011年発表。地味な印象が拭い切れない印象としては、やはりメンバーが流動的で定まらないことが大きな原因なんじゃないかと思うのですが、今作もやはりゴタゴタとしたメンバーチェンジを経て発表された作品です。VoとしてDan Nelsonを加えながらも完成した新作をお蔵入りにしてDanは解雇され、ツアーのヘルプで入ったJohn Bushもそのまま再び脱退し、最終的には21年ぶりにJoey Belladonnaの歌う新作が完成。そうなるとかつてのアンスラックスの再降臨かと熱くなってしまうわけですが、内容的にはJohn時代のアンスラックスの曲をJoeyが歌っているような何とも煮え切らない作品となってしまいました。カッコ良いっちゃ良いんだけど、求めてるものが高かった分ちょっと物足りないという感じ。スラッシュメタル的なザクザク感いうよりは、グルーヴメタル的なザックリ感が押し出され、中途半端にキャッチーな歌メロが宙ぶらりんな状態になっているという印象です。

<収録曲>
1. Worship
2. Earth On Hell
3. The Devil You Know
4. Fight 'Em 'Til You Can't
5. I'm Alive
6. Hymn 1
7. In The End
8. The Giant
9. Hymn 2
10. Judas Priest
11. Crawl
12. The Constant
13. Revolution Screams


<オススメの曲>
2. Earth On Hell
4. Fight 'Em 'Til You Can't
8. The Giant

イントロの#1に続く#2は、激しいブラストで一気に突っ走っていく曲。ザクザクと疾走しているところまでは良いんだけど、サビ周りでの失速がもったいない。
#4もザクザク系のリフからグルーヴィーに変化していく曲。パワフルなサビと、たまに顔を出すメロしアスなギターメロが比較的好きかも。明るい歌モノ系のサビも違和感はあるけど嫌いじゃない。
#8はゴリゴリとしたリフながらもハードコア風味に展開する曲。ラップ調のVoが軽快で楽しい。

オススメ度…76点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

ANTHRAX 「FISTFULL OF METAL」
ANTHRAX 「FISTFULL OF METAL」

Anthrax Fistfull Of Metal

スラッシュ四天王だとかBIG4だとか言われつつも、日本ではそこそこの人気に落ち着いている気がするスラッシュメタルバンド、アンスラックスの記念すべき1作目。1984年発表。クロスオーバー系スラッシュメタルとして大成功を収めた彼らですが、この頃はまだそのスタイルは確立されきっておらず、むしろNWOBHMあたりの正統派メタルにスラッシュメタルのエッセンスを加えたようなサウンドが特徴でした。ただ、単純に曲のクオリティは高く、とても秀逸な正統派メタル風リフが次々と飛び出てくる作品です。ちなみにこの頃のVoはニール・タービン。あまり上手いというわけでもないですが、酷過ぎるってわけでもないという微妙なところかと。

<収録曲>
1. Deathrider
2. Metal Thrashing Mad
3. I'm Eighteen
4. Panic
5. Subjugator
6. Soldiers of Metal
7. Deth from Above
8. Anthrax
9. Across the River
10. Howling Furies


<オススメの曲>
1. Deathrider
2. Metal Thrashing Mad
4. Panic
10. Howling Furies

冒頭の#2からもう思いっきり正統派メタル。一応細かく刻む感じのスラッシーなリフではあるのですが、メロディアスに疾走していく感じが思いっきりNWOBHMです。Voもハイトーンで頑張ってて微笑ましい。
♯2は今後の彼らに通じていくような軽快なスラッシュメタルチューン。明るく楽しいメロディと切れ味の鋭いリフ、そしてメロディアスなボーカルラインが秀逸です。流れるようなギターソロもたまらない。
#4はドタバタとコミカルに疾走する楽しい曲。ツインギターでぐいぐいと引っ張っていく展開はまさに正統派メタルそのものですが、スラッシュメタルらしいリフとのバランスもとても良く、聴きどころたっぷりの楽曲となっています。
あとはやはりツインリードが秀逸な#10もわりと好きだな。

オススメ度…81点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

MUNICIPAL WASTE 「THE FATAL FEAST」
MUNICIPAL WASTE 「THE FATAL FEAST」

Municipal Waste The Fatal Feast

米国出身のクロスオーヴァー系スラッシュメタルバンド、ミュニシパル・ウェイストの5作目。2012年発表。若干ハードコア寄りの音作りと、そこはかとなく漂うB級感が素敵なイケイケ突撃スラッシュメタルをやっています。とにかく楽しげに疾走しまくるスタイルがとても心地良く、ひたすらキャッチーなリフを連発。ほとんどの曲が1分台もしくは2分台ということで非常にコンパクトにまとまっており、とても気軽に聴けるという点も非常に秀逸です。今作ではメロディに非常に幅が出てきたり、Voのヒステリックな吐き捨てヴォイスにも表現力が伴ってきたりと、様々な点で成長が感じられるというのも素直に嬉しい。

<収録曲>
1. Waste In Space
2. Repossession
3. New Dead Masters
4. Unholy Abductor
5. Idiot Check
6. Covered In Sick/The Barfer
7. You're Cut Off
8. Authority Complex
9. Standards And Practices
10. Crushing Chest Wound
11. The Monster With 21 Faces
12. Jesus Freaks
13. The Fatal Feast
14. 12 Step Program
15. Death Tax
16. Residential Disaster


<オススメの曲>
2. Repossession
3. New Dead Masters
5. Idiot Check
8. Authority Complex
10. Crushing Chest Wound
12. Jesus Freaks
13. The Fatal Feast(→PV)

相変わらずどの曲も似たり寄ったりな感は否めませんが、全体的にクオリティは底上げされたという印象。やはり一曲一曲を楽しむというよりも、アルバム全体で聴き流して、楽しくヘドバンするというのが正しい聴き方な気がします。これぞという超名曲とかは無いけど、バンド自体もリスナーもそういうのはこのバンドに求めていないのだと思います。どの曲もキャッチーなリフとスピード感が良いね。

オススメ度…81点

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OVERKILL 「IRONBOUND」
OVERKILL 「IRONBOUND」

Overkill Ironbound

米国出身のスラッシュメタルバンド、オーヴァーキルの15作目。2010年発表。ザックザクのギターリフとバッキバキのベースとの組み合わせが素晴らしい、攻撃的な突撃型スラッシュメタルをやっているベテランバンドです。今作ではシンプルなリフを組み合わせた初期に近いエネルギッシュなサウンドになっており、メタル好きなら血が騒がずにはいられない熱い熱いサウンドになっています。これでもかと言わんばかりのアグレッションを纏ってザクザクと疾走を重ねるかと思いきや、ずっしり構えてグルーヴィーに展開してみたりと、静と動の対比を絶妙に見せつけてくるあたりにベテランらしい一面も。ザクザクとしたクランチ―なリフを主体としながら、所々にメロディアスな側面が垣間見えるのも魅力的です。Voのブリッツはもう50歳を超えているというのにヒステリックなシャウトを連発しまくっており、声の持つ歳相応の渋さと年齢に似つかわしくない若々しいキレっぷりとがうまいことミックスされていて、なんだか不思議な魅力を放っています。

<収録曲>
1. The Green and Black
2. Ironbound
3. Bring Me the Night
4. The Goal is Your Soul
5. Give a Little
6. Endless War
7. The Head and Heart
8. In Vain
9. Killing for a Living
10. The SRC


<オススメの曲>
1. The Green and Black
2. Ironbound
3. Bring Me The Night(→PV)
6. Endless War

#1は彼ららしいバキバキのベースが印象的な曲。ゆったりとしたイントロは少し勿体ぶり過ぎかなぁなんて気はしますが、そこからなヘヴィなサウンドによる疾走っぷりはやはりとてもカッコ良い。
♯2はグルーヴィーなリフでザックザックと切り込んでいく様子がとてもカッコいい曲。歌メロにちょっとした親しみやすさがあるのが良いな。展開の方も上手いこと緩急をつけていて面白い。
そして#3は圧倒的にエネルギッシュなキラーチューン。シンプルで攻撃的かつメロディアスなリフが華麗に疾走しまくり、そこに早口でヒステリックなVoがのっかるというストレートな楽曲なのですが、そのド真ん中っぷりが実に爽快です。中盤のソロ直前の歌い回しと、そっからソロになだれ込んでいく瞬間が好き過ぎてヤバい。悶絶。
#6は骨太なリフに痺れるパワフルな曲。スタスタしたドラムの淡々とした感じが意外と好きだったり。終盤のアイアンメイデンチックなツインリードも楽しい。

オススメ度…86点

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OVERKILL 「THE ELECTRIC AGE」
OVERKILL 「THE ELECTRIC AGE」

Overkill The Electric Age

米国出身のベテランスラッシュメタルバンド、オーヴァーキルの16作目。2012年発表。基本的には前作の延長上の、メロディをちょっぴり追いつつザックザックと疾走しまくる突撃型のスラッシュメタルをやっています。前作よりは比較的メロディアスな部分が強くなった気がしなくはないですが、それでも圧倒的なアグレッションは全く失っておらず、凄まじい勢いでキレキレのリフを連発。オーヴァーキルの魅力の一つでもあるバッキバキのベース音もバッチリだし、Voのブリッツも年齢を感じさせないようなヒステリックなシャウトを響かせており、サウンドの攻撃性と絶妙にマッチしています。

<収録曲>
1. Come And Get It
2. Electric Rattlesnake
3. Wish You Were Dead
4. Black Daze
5. Save Yourself
6. Drop The Hammer Down
7. 21st Century Man
8. Old Wounds, New Scars
9. All Over But The Shouting
10. Good Night


<オススメの曲>
1. Come And Get It
2. Electric Rattlesnake(→PV)
3. Wish You Were Dead
5. Save Yourself
9. All Over But The Shouting

冒頭の#1は重々しくタメまくるイントロを経て解き放たれたように爆走しまくるいかにもなサウンドがたまらない。バッキバキのベースとクランチーなリフ、そしてブチ切れヒステリックVoと、オーヴァーキルの魅力が存分に詰まりまくっています。
♯2は思いっきりスラッシュメタルしながらもメロディラインがしっかりしている曲。メロディラインを早口でまくしたてるVoや、メロディアスなソロなども素晴らしいです。
♯3はめっちゃアグレッシヴでヘドバン必至なサウンドなのに、どこかキャッチーさも兼ね揃えているリフが凄い。何も考えずに何度も何度も聴きたくなるような中毒性があります。
スタスタとしたドラムに導かれて疾走を開始する#5は、ちょっぴりパンキッシュで軽快な印象を与える曲。脇目も振らない疾走っぷりと、バックの能天気なコーラスが良い感じ。
#9はザックリとしたリフを緩急つけて聴かせてくる曲。爆走パートとグルーヴィーなパートとのバランスが秀逸です。サビがメロパワ並みにキャッチーなコーラスになってるのも良いね。

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