EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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HELL 「CURSE AND CHAPTER」
HELL 「CURSE AND CHAPTER」

hell curse and chapter

<収録曲>
1. Gehennae Incendiis
2. The Age Of Nefarious
3. The Disposer Supreme
4. Darkhangel
5. Harbinger Of Death
6. End Ov Days
7. Deathsquad
8. Something Wicked This Way Comes
9. Faith Will Fall
10. Land Of The Living Dead
11. Deliver Us From Evil
12. A Vespertine Legacy


英国出身のオカルティック正統派メタルバンド、ヘルの2作目。
2013年発表。

一昨年、デビューから20年以上の時を経て発表された1作目を出した彼らですが、2作目はちゃんと普通のスパンで届けてくれました(笑)

NWOBHM時代を生きたバンドらしい正統派な英国メタルサウンドを軸に据えながらも、そこに怪しげなメロディや胡散臭い歌唱をくっつけたオカルティックなメタルをやっており、今作も前作と全く同じ路線を踏襲しています。メンバー曰く「過去のマテリアルと新しいマテリアルは半々」とのことですが、まさに前作を踏襲しつつ新しさも加えつつの絶妙なバランスになっているのではないかと。演劇性がさらに増しながらも、シンプルなリフから組み合わされた楽曲はとってもポップでキャッチーで、一度聴いたものの心を掴んで離しません。
またVoのデヴィッド・ボウアーのカリスマ性がとにかく異常で、彼が歌い上げるエキセントリックな歌メロはまさに魔術の様な魅力を解き放っています。

イントロの#1から繋がる#2は疾走感あふれる爽快な正統派メタルサウンドですが、そこに胡散臭いVoと怪しいKeyの装飾がのっかると一気にHELLワールドが全開になります。
個人的に一番のキラーチューンなのは#4で、少々始まるまでのSEが長すぎる気もしますが、その後の展開はまさに神。いや悪魔か(笑)。ってなくらい素晴らしい鳥肌モノの怪しさです。リフの醸し出す儀式っぽい空気と妙にダサいのにカッコいいという不思議な胡散臭い歌メロがとにかく最高。ノリも良いし聴いていてとても楽しいです。
あとは#11も個人的にかなりのお気に入りで、ぶんぶんうねるベースをバックに勢いだけで歌い切るVoの歌唱が怪しすぎて大好き。

衝撃度という点ではさすがに前作には劣るのかもしれませんが、今作でも彼らの悪魔的な魅力は全く失われておらず、全力で楽しむことが出来る作品だと思います。胡散臭いメタルが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
2. The Age Of Nefarious
4. Darkhangel
11. Deliver Us From Evil

オススメ度…85点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

THE ANSWER 「REVIVAL」
THE ANSWER 「REVIVAL」

The Answer Revival

アイルランド出身の正統派ハードロックバンド、ジ・アンサーの3作目。2011年発表。ブルースをルーツとしたクラシックスタイルのわかりやすいハードロックをやっています。少ない音数によるシンプルな構成で抜群のカッコ良さを発揮するのは、ひとえにそのカリスマ性にあるのではないかと。クールなリフを次々と繰り出し、キャッチーなコーラスをガンガンぶち込みながらも、コンパクトにまとめ上げるその才能には本当に脱帽です。Cormac Neason<Vo>の適度に渋く、堂々としたハリのある歌唱もサウンドにぴったり。あとはいかにもブリティッシュな見た目がちょっと微笑ましかったり。

<収録曲>
1. Waste Your Tears
2. Use Me
3. Trouble
4. Nowhere Freeway
5. Tornado
6. Vida (I Want You)
7. Caught On The Riverbed
8. Destroy Me
9. New Day Rising
10. Can't Remember, Can't Forget
11. One More Revival
12. Lights Are Down


<オススメの曲>
1. Waste Your Tears
2. Use Me
4. Nowhere Freeway(→PV)
6. Vida (I Want You)
7. Caught On The Riverbed
10. Can't Remember, Can't Forget

冒頭の#1からスライドギター連発の激渋な曲。ずっしりとしたリフがブルージーに展開し、サビでは一気にキャッチーになる感じがとても好きです。
#2はシンプルな縦ノリでぐいぐいと突き進む曲。ドラムの軽快なリズムがたまらんぜ。
#4アップテンポでノリノリの明るい曲。グルーヴィーなリフも最高。ですとてもポップでコマーシャルな曲なのですが、歌メロだけがどことなくブリティッシュな渋さを残しているあたりがとてもツボだったり。ゲストの女性Voも曲の雰囲気を壊さない程度に華やかでとても良い。
#6は逆にリフはブリティッシュなのにサビがポップでアメリカンな印象。親しみやすくてとても良い。
#7は爽やかなリフが広がりを持って展開する曲。これまた明るくて親しみやすい曲になっています。
しっとりとしたバラード曲の#10も哀愁たっぷりで素晴らしい曲。Cormacの歌の上手さが際立ちます。

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

HELL 「HUMAN REMAINS」
HELL 「HUMAN REMAINS」

Hell Human Remains

英国出身のオカルティック正統派メタルバンド、ヘルの1作目。2011年発表。1982年に結成されNWOBHM真っ盛りの中で活動していた彼らが、フロントマンの自殺など数々の不幸に見舞われ事実上解散状態になり、そこから20年以上の時を経てようやく一つの作品として世に送り出すこととなった、記念すべきデビュー作です。NWOBHM世代のオカルト系メタルというと真っ先にマーシフル・フェイトを思い浮かべると思うのですが、タイプ的にはその路線で間違いありません。いかにもNWOBHM的なサウンドのリフが次々と繰り出され、そこにVoの胡散臭い歌唱がのるあの感じです。そのリフの完成度が極めて高く、奇妙で摩訶不思議でクールなリフがとにかく盛りだくさん。さすが多くの経験と苦労を重ねてきたベテラン新人バンドといった風格が漂っています。Voはオリジナルメンバーのデイヴ・ハリディが既に他界しているためデヴィッド・ボウアーというVoが新しく起用されているのですが、そのボウアーの歌唱がこれまた素晴らしい。なんとも言えない胡散臭さが漂っており、表現力も抜群。サウンドにこれでもかというほどマッチしています。曲構成やリフ、そしてVoという、作品全体にサタニックで怪しい雰囲気が漂っており、その独特の世界観にゾクゾク心が躍る一作。

<収録曲>
1. Overture: Themes From "Deathsquad"
2. On Earth As It Is In Hell
3. Plague And Fyre
4. The Oppressors
5. Blasphemy And The Master
6. Let Battle Commence
7. The Devil's Deadly Weapon
8. The Quest
9. Macbeth
10. Save Us From Those Who Would Save Us
11. No Martyr's Cage


<オススメの曲>
2. On Earth As It Is In Hell(→PV)
6. Let Battle Commence
8. The Quest

イントロ#1を経て#2が始まった瞬間からニヤニヤが止まらない。正統派メタル的なんだけどなんか奇妙なリフ、胡散臭過ぎてたまらないVo、摩訶不思議に展開する曲構成と、その全てが最高です。巡るましく展開するくせにとっ散らかった印象は全く受けず、流れるように怪しいサタニック絵巻が進んでいきます。
#6は疾走感と軽快なリフが素敵な曲。相変わらずVoの表現力が冴えまくっており、聴いてるだけで楽しくなってしまいます。
#8もNWOBHMなリフが華麗に駆け抜ける曲。サビのコーラスが明るくて親しみやすいです。

オススメ度…93点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

QUEEN 「A NIGHT AT THE OPERA」
QUEEN 「A NIGHT AT THE OPERA」

Queen A Night At The Opera

フレディ・マーキュリー<Vo>ブライアン・メイ<G>ロジャー・テイラー<Dr>ジョン・ディーコン<B>という天才4人によって構成された英国の伝説的ロックバンド、クイーンの4作目。1975年発表。次作の「華麗なるレース」とは対となる位置づけのロックオペラ作品となっています。とにかく仰々しくドラマティックな曲がずらっと並び、曲ごとというよりもアルバム全体を通して一つの大きな作品という作りになっており、まるで演劇/オペラのような構成を持った作品です。こう書くととても難解な作品のように聴こえてしまうかもしれませんが、一曲一曲はとても親しみやすく、決して敷居の高過ぎることは無いというのが素晴らしいところ。非常に完成度の高い作品で、「クイーンと言えばこの作品!」という人も多いのではないでしょうか。フレディの圧倒的表現力を持ったファルセットヴォイス、ブライアンの奏でる独特のギターサウンド、そして4人の絶妙なコーラスワークがとにかく素晴らしく、楽曲の良さだけではなくメンバー達の個性もしっかりと際立っています。

<収録曲>
1. Death On Two Legs (Dedicated To...)
2. Lazing On A Sunday Afternoon
3. I'm In Love With My Car
4. You're Best Friend
5. '39
6. Sweet Lady
7. Seaside Rendezous
8. The Prophet's Song
9. Love Of My Life
10. Good Company
11. Bohemian Rhapsody
12. God Save The Queen


<オススメの曲>
4. You're Best Friend
5. '39
11. Bohemian Rhapsody(→PV)

#4は温かみのあるポップな曲。どことなく郷愁漂う寂しげな雰囲気も漂っています。
出だしのコーラスからしてあまりにも神々しい#3は個人的にかなりの名曲。アコースティックなサウンドが軽快に響き、メロディ自体はわりと明るいものの、どことなく寂しさの漂う哀愁たっぷりの曲です。コーラスとギターの音色がダブルで神秘的なのが超良い。
#11はクイーンの中でも1・2位を争うような超名曲。この一曲だけでオペラとして成立するような、超絶ドラマティックな展開を見せてくれる曲です。途中の転調からの盛り上がりは鳥肌モノ。フレディの多彩な声色と圧倒的表現力がとにかく素晴らしく、天才と呼ばれるゆえんを目の当たりにすることが出来ます。たった6分の楽曲にこれだけの濃密な展開を詰め込めるとは…。

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

QUEEN 「A DAY AT THE RACES」
QUEEN 「A DAY AT THE RACES」

Queen Day At The Races

英国出身のロックバンド、クイーンの5作目。1976年発表。飛ぶ鳥をも落とす勢いで快進撃を続けていたクイーン全盛期の作品で、前作「オペラ座の夜」とは対になる位置づけの作品となっています。楽曲スタイルも前作同様"ロックオペラ"といった感じになっており、一曲一曲は独立してコンパクトに纏まっているものの、そのそれぞれが壮大でドラマティックな作りに。前作よりは仰々しさのようなものが減退している気もしますが、親しみやすさと上品さを適度なところで折衷することに成功しているのではないかと。フレディ・マーキュリー<Vo>のファルセットボイスも相変わらず神がかり的に素晴らしく、メンバー達とのコーラスワークも見事。ブライアン・メイ<G>の紡ぎだすギターサウンドも独特の温かみが滲み出ており、いつも通りクイーンらしさ全開です。

<収録曲>
1. Tie Your Mother Down
2. You Take My Breath Away
3. Long Away
4. The Millionaire Waltz
5. You & I
6. Somebody To Love
7. White Man
8. Good Old Fashioned Lover Boy
9. Drowse
10. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)


<オススメの曲>
4. The Millionaire Waltz
6. Somebody To Love
8. Good Old Fashioned Lover Boy
10. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)

まずは気品漂うワルツ調の#4や、神々しいコーラスが全体を包み込む#6あたりが普通にオススメ。
そして何よりもオススメなのはノスタルジックで哀愁漂う#8。ポップさの中にちらちらと顔を出す憂いを含んだメロディと、コーラスの美しさとのコンボがまさに最強です。
#10はサビに日本語詞を含んだバラード。これまた神々しい曲で、サビメロは美し過ぎて泣けます。暗ーい雰囲気の中、サビでわずかな光明が差すような展開なのが素晴らしい。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

IRON MAIDEN 「FEAR OF THE DARK」
IRON MAIDEN 「FEAR OF THE DARK」

Iron Maiden Fear Of The Dark

NWOBHMの立役者でもある英国出身の超大御所メタルバンド、アイアン・メイデンの9作目。1992年発表。前作から加入したヤニック・ガーズ<G>が曲作りに参加するようになり、音楽性の幅がさらに広がった作品です。今までのいかにもメイデンな即効性の高いストレートなサウンドよりも、聴き込むほどに味が出るドラマティックな曲が多く、プログレ的な曲展開を見せるようなものもちらほら。スケールが一段と壮大になり一筋縄ではいかない一面を見せるも、その中に従来のメイデン節やキャッチーなメロディーラインを上手く溶け込ませたような作品になっています。全体的にちょっぴりダークな雰囲気に纏われてるのも個人的にはかなり好みだったり。

<収録曲>
1. Be Quick Or Be Dead
2. From Here To Eternity
3. Afraid To Shoot Strangers
4. Fear Is The Key
5. Chilhood’s End
6. Wasting Love
7. The Fugitive
8. Chains Of Misery
9. The Apparition
10. Judas Be My Guide
11. Weekend Warrior
12. Fear Of The Dark


<オススメの曲>
1. Be Quick Or Be Dead
2. From Here To Eternity
5. Chilhood’s End
11. Weekend Warrior
12. Fear Of The Dark

このアルバム中でもっともストレートなメタルチューンは、冒頭を飾る#1。従来のメイデンに通じる疾走感バリバリのアグレッシヴな曲で、ぐいぐいと引っ張っていくツインリードの破壊力にはさすがの一言。
#2はちょっぴりドライな感じのキャッチーな曲。ノリが良く、自然とリズムを刻みたくなるような曲です。
イントロから壮大で期待感たっぷりの#5は、このアルバムらしいドラマティックな盛り上がりを見せる曲。ツインリードの音色が美しく物悲しく、そしてクールに響き渡ります。
ポップなノリで始まる#11は、平凡な曲かと思いきや、中盤のギターソロがあまりにもメロディアス。これだけで昇天です。
そしてラストに待ち構えている#12はメイデン数ある名曲の中でも指折りの超名曲。静かで厳かなイントロから一転、一気に疾走になだれこむ瞬間には魂が震えあがります。パワフルさとドラマティックさを兼ね揃えており、最初っから最後まで気の抜けない一曲です。

オススメ度…87点

メイデンの入門ならもっと初期のアルバムをオススメするけど、この作品自体はかなりの名盤なので、いずれは絶対に聴いてみるべき。

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TYGERS OF PAN TANG 「SPELLBOUND」
TYGERS OF PAN TANG「SPELLBOUND」

Tygers Of Pan Tang Spellbound

NWOBHMの末期に登場したブリティッシュメタルバンド、タイガース・オブ・パンタンの2作目。1981年発表。後々にギターヒーローとして名を馳せていくジョン・サイクスの出身バンドで、この頃から既にその頭角を存分過ぎるほどに現しています。疾走感抜群でとにかくワイルドに弾きまくり、さらには時折泣きを挟み込んでくるサイクスのギターはやはり筆舌に尽くしがたい素晴らしさ。キャッチーさを壊さない程度に暴れまわっており、とても心地よく聴くことが出来ます。また、この作品からヴォーカルもジョン・デヴァリルにチェンジし、堂々たる歌声を披露。高音になるとちょっぴり切ない感じのハイトーンが良い感じです。

<収録曲>
1. Gangland
2. Take It
3. Minotaur
4. Hellbound
5. Mirror
6. Silver And Gold
7. Tyger Bay
8. The Story So Far
9. Blackjack
10. Don't Stop By


<オススメ曲>
1. Gangland
4. Hellbound
7. Tyger Bay

荒々しく疾走する#1はNWOBHMを代表する名曲の一つ。ギターソロも若さにまかせて弾きまくりで、とにかく痺れます。
#4とか#7もリフがめっちゃワイルド。荒々しいのにどこかクールです。

オススメ度…85点

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[JUDAS PRIEST]
JUDAS PRIEST
「DEFENDERS OF THE FAITH」


Judas Priest Defenders Of The Faith

メタルゴッド率いるヘヴィメタルの象徴、ジューダス・プリーストの9作目。1984年発表。メタル好きを公言するならばとりあえず聴いておかねばならない名盤の一つで、王道ヘヴィメタルの完成形ともいえる一枚です。サウンドがメタリックなのはもちろん、ロブ・ルフォード<Vo>の歌声までもがメタリックに聴こえるのが凄い。シンプルなのにカッコ良いという、真のヘヴィメタルとはなんぞやという問いに対する曲が、全てここに集約されているかのような作品です。

1.Freewheel Burningは硬質なリフで一気に駆け抜ける疾走曲。聴くだけで一気にテンションがMAXまで上がるような熱い曲です。ツインギターのせめぎ合いと、ロブの早口Voが最大の聴きどころ。
2.Jawbreakerは熱き魂と漢の哀愁とが共存する奇跡の名曲。シャウトに入る前の溜めの部分が個人的にツボ過ぎてヤバいです。リフ構成も完璧だし、泣きまくりのギターソロも最高過ぎ。
4.The Sentinelはドラマティックな構成となんとも言えない孤高の哀愁がたまらない曲。内側にため込んだ感情を全てぶちまけるような、ロブの魂のこもった歌唱には鬼気迫るものがあります。ギターソロでのK.Kグレンの掛け合いもたまらない。
6.Eat Me Aliveはへヴィなリフでガンガンと迫ってくるような曲。ちょっと単調だけど、シンプルだからこそのカッコ良さがあります。
他には3.Rock Hard Ride Free5.Love Bitesも良いなぁ。

ってことでこのアルバム、JPファンの中ではこれを真っ先に傑作として挙げる人もいるくらいの名盤です。個人的には「PAINKILLER」が一番だけど、やっぱその次くらいには来るかな。とりあえず「これを聴かずにメタルを語るな!」っと言ってしまいたくなるくらいの素晴らしい作品なので、最近のバンドしか聴いたことのないような人は是非これを聴いて、往年のメタルの素晴らしさを体感してみてください。

オススメ度…95点

PV
Free Wheel Burnin

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[UFO]
UFO「LIGHTS OUT」

UFO Lights Out

イギリス出身のハードロックバンド、ユーフォーの7作目。1977年発表。唯一神マイケルシェンカー<G>がまだ在籍していた頃の作品で、泣きまくりかつエモーショナルなギタープレイがふんだんに散りばめられています。4th「Phenomenon」と双璧を成すといわれる名盤で、とにかく秀逸な曲ばかり。作品全体を包み込む荒々しさと何とも言えない寂しさのバランスが絶妙です。邦題は「新たなる殺意」。

やっぱり一番好きなのは4.Lights Outマイケルの弾きまくりギターが半端無くカッコ良いです。かなりメタリックな雰囲気で、リフもクールだし、疾走感もたまらないし、まさに言うこと無し。
1.Too Hot To Handleはキャッチーな感じで親しみやすい曲。サビのコーラスが口ずさみやすくて良いわ。
3.Try Meは感動のバラード。切ないピアノの音色物憂げなVoがぴったりマッチしています。後半では泣きのギターも炸裂しまくり。
8.Love To Loveもかなりのキラーチューンで、やっぱりキーワードは"泣き"。ドラマティックな盛り上がりと、全体を支配する最高級の哀愁がたまりません。アコギの音色は切ないし、エレキの音色は叙情的だし…、ほんと凄いな。最後の1分は神のみのなせる業です。

70年代ということで古き良きハードロックって感じがしてしまうことは確かですが、そういう年代の壁を超えた魅力を持った作品です。マイケルのプレイを是非ここでも体験してみてください。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[URIAH HEEP]
URIAH HEEP「LOOK AT YOURSELF」



ブリティッシュ・ハードロックバンド、ユーライアヒープの3作目。1971年発表。現在は知名度的にレッド・ツェッペリンディープ・パープルの影に隠れてしまった感のある彼らですが、実力的には充分それらのバンドに匹敵。そしてこのアルバムは紛れも無く70年代ハードロックの名盤の一つです。当時にしてはかなりヘヴィめなリフも魅力的ですし、何よりもケン・ヘンズレーの奏でる重厚なオルガンが最高。なんとも言えない独特の音色を響かせています。ハードでありながらもメロディ重視な楽曲群の完成度も実に驚異的。

1.Look at Yourselfからもう最高。曲全体を包み込むこれでもかと言わんばかりの重厚なオルガンの音色と、ハードにうねり荒れ狂うギターサウンドがたまりません。感想のなんとも言えないエキゾチックなメロディとか、サビの後ろのコーラスとか、後半に突如現われる絶妙なパーカッションとかも良いなぁ。
3.July Morningは10分にも渡る大曲。そして誰もが認める名曲の一つです。静と動の対比が絶妙なドラマティックな曲構成と、哀愁を携えた叙情的なメロディがとにかく素晴らしい!! デヴィッド・バイロン<Vo>の歌声もどこか憂いを帯びており、曲にピッタリマッチしています。中盤の「ラァ~ラァ、ラァーラァァ、ラァァァ~~~~ラァ、ラァァァァァッァ~~~~~~~!!」が印象的過ぎ。あとはオルガンサウンドもやっぱ印象的だな。
5.Shadows of Griefはオルガンが大活躍のノリノリな曲。ミョンミョンしまくってるオルガンとヘヴィなギターリフの組み合わせはホント最強としか言いようがありません。曲構成も実はかなり拘り抜かれており、聴けば聴くほど魅力が増す楽曲です。
他にも、ハードで歌メロが良い2.I Wanna be Free、中盤のアコギが最高過ぎる4.Tears in My Eyes、ピアノ主体のバラード系6.What Should be Done、やっぱりオルガンが魅力なロックンロール7.Love Machineと、一切捨て曲はありません。

ということでこのアルバム、「古いから」という理由で聴かないのは勿体無さ過ぎる名盤です。というかむしろ「その古っぽさがカッコよさを増してんだよ!!」と主張しておきたい。この絶妙なオルガンの音色を是非とも体感してみてください。

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[DIO]
DIO「THE LAST IN LINE」



抜群の歌唱力を誇るシンガー、ロニー・ジェイムス・ディオ率いるディオの二作目。1984年発表。八十年代ハードロックの魅力がたっぷり詰まったサウンドになっています。ディオ様の深みのある力強い歌声はホント圧倒的で、それを聞いているだけでお腹いっぱいになってしまう感じ。まさに"史上最強のヴォーカリスト"の称号が相応しいです。

1.We Rockは疾走感抜群の超名曲。ディオ数ある楽曲の中でもかなり人気の高い曲です。ロニーの歌唱も絶好調でホント鳥肌モノ。ギターリフもかっこいいし、ソロも良い感じだし文句のつけようが有りません。ベースラインがさりげなくメチャクチャ良い。
2.The Last In Lineは静かなイントロから一気に盛り上がる曲。ミドルテンポで、じっくり聞きこみたくなるような感じです。こういう曲だとロニーの歌声がますます映えるねぇ。
7.Mysteryはギターリフとかサビメロがかなりキャッチー。メロディアスなギターソロも良いです。曲全体から醸し出される雰囲気が最高だな。なんか楽しくなっちゃう感じ。
他には、疾走感が心地良い4.I Speed At Night6.Evil Eyes、曲名の通りエジプトっぽい雰囲気が漂う9.Egypt (The Chains Are On)あたりもオススメです。

このアルバム、とりあえず1がずば抜けてカッコいいので、それだけでも聴く価値があります。他の曲も中々良いし、ディオ様の歌声が好きなら文句無しに買いでしょう。

オススメ度…84点

PV
The Last In Line

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[BLACK SABBATH]
BLACK SABBATH「BLACK SABBATH」



ドゥーム・メタルの源流、はたまたヘヴィメタルの源点とも言われるバンド、ブラック・サバスの記念すべき一作目。1970年2月13日の金曜日発表。「黒魔術」や「悪魔」と結び付けられる、どろどろとした暗い沈みこむようなサウンドが特徴です。このバンドは何度もVoが変わっていますが、初期のVoは現在ソロでも活躍しているオジー・オズボーン。何とも言えない独特の歌声を響かせています。邦題は「黒い安息日」。

1.Black Sabbathからいきなり超おどろおどろしい曲。ダーク,ヘヴィ,スローという三拍子揃った不気味なギターリフが何度も何度も繰り返されます。中毒性が恐ろしく高く、知らない間にこの独特の世界観に引き込まれる感じ。これぞドゥームの原点です。初めて聞いた時はちょっと恐かったかも。前半が特に好きだけど、後半の盛り上がりも凄い。
2.The Wizardはイントロ等でのブルース・ハープが印象的。時々テレビで使われてたりするので、聞き覚えのある人もいるのではないでしょうか。ギター、ベース、ドラムと、全てのパートがメチャクチャかっこいいです。曲全体から発散される独特の雰囲気が最高。
3.Behind The Wall Of Sleepは淡々としたリフが良い感じの曲。サウンドがメチャクチャ渋いです。こういう曲を聴くと、やっぱオジーの歌声はこのバンドのサウンドにぴったりだなー、と思わされます。
4.N.I.B.はイントロのベースプレイが印象的。その後のギターリフも最高だし、さらにギターソロもヤバイ。聴けば聴くほど引き込まれていき、さらに演奏陣の卓越した技術に気付かされます。サウンド自体も渋すぎ。初期を代表する名曲の一つです。
この後も、ちょっぴり歌メロが明るい5.Evil Woman,Don't Play Your Games With Me、寂しげなイントロの6.Sleeping Village、10分の大作7.The Warningリフがクールな8.Wicked Worldと続き、収録曲全部が非常に素晴らしいです。

このアルバムはブラックサバスを語る上で欠かせない作品。というかヘヴィメタルの歴史の中でも最重要なアルバムの一つです。「音が古臭い」とか言わずに是非一度聴いておくべきでしょう。トニー・アイオミ<G>のリフ・メイカーっぷりを体験してみてください。

オススメ度…88点

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[QUIREBOYS]
QUIREBOYS「A BIT OF WHAT YOU FANCY」



英国ロックの救世主として90年代初頭に騒がれたバンド、クワイア・ボーイズの一作目。1990年発表。残念ながら騒がれたのはこのアルバムだけで、いわゆる「一発屋」ということになってしまいました。まぁ一発屋ってことはその一発は良い作品なわけで、このアルバムも普通にカッコいい伝統的ブリティッシュ・ハードロック作品となっています。曲自体が良いのはもちろん、Voのハスキーな歌声もこれまたいい感じにツボです。

1.7 O'clockはイントロのピアノが超印象的な曲。これぞ英国ロックンロール!!という感じのノリノリな雰囲気が最高です。ギターサウンドもカッコいいですが、それ以上にピアノとハーモニカの音がいい感じ。耳に残るなぁ。
7.Hey Youもかなり好きな曲。かなりキャッチーな雰囲気で、サビの「ヘ~イ、ユ~♪」がなんか好きです。スパイク<Vo>のしゃがれた声も最高。
特にお気に入りなのは上記2曲ですが、他にも2.Man On The Loose4.Sex Party5.Sweet Mary Ann6.I Don't Love You Anymore8.Misledなど良曲がたっぷり。どれも英国っぽさが漂う曲ばかりです。

ということでこのアルバムは普通に良い作品です。「一発屋だろ~?」とか言わずに、もし機会があったらちょっと聴いてみましょう。

オススメ度…81点

PV
7 O'clock

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