EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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KONTRUST 「EXPLOSITIVE」
KONTRUST 「EXPLOSITIVE」

KONTRUST EXPLOSITIVE

<収録曲>
1. Dance
2. Why
3. Just Propaganda
4. I Freak On
5. Shut Up
6. Cosmic Girls
7. Vienna
8. Bulldozer
9. Play!
10. This Is My Show
11. Bad Time
12. Ladies
13. Lucky Bastard


オーストリア出身のミクスチャーメタルバンド、コントラストの3作目。2014年発表。

ヘヴィなギターサウンドを中心としているものの、ダンスミュージック的なノリの良さ、レゲェ的な能天気さ、そしてなんだかよくわからない怪しさと胡散臭さがぐちゃぐちゃにぶっこまれた変わった音楽性を特徴としています。曲によって様々な顔をのぞかせる彼らの作品ですが、どの曲にも一貫して言えることは聞いててとにかく楽しいこと。何にも考えずにノリながら聴くことの出来る素敵な作品です。
野太い女性Voと、コミカルな男性Voの組み合わせもこのバンドの長所を上手いこと増していて良い。

アルバム冒頭の#1はPVにもなっている強烈な曲で、このバンドの特徴を如実に表している楽しい曲。こんなにヘヴィでグルーヴィーなのに、馬鹿馬鹿しさが全面に押し出されていてとても好き。
同じくPVになっている#3はシリアスな雰囲気すら漂うヘヴィなリフから一転、サビでやっぱりこのバンドらしい胡散臭さが一気に発揮される曲。

とりあえず上記2曲がやっぱり耳を惹きますが、他の曲も平均して面白おかしい感じでとても良い。前作に比べてはっちゃけっぷりが少し減退した感も否めませんが、それでもやっぱりハイクオリティです。

<オススメの曲>
1. Dance (→PV)
3. Just Propaganda (→PV)

オススメ度…82点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

WALTARI 「YOU ARE WALTARI」
WALTARI 「YOU ARE WALTARI」

Waltari You Are Waltari

<収録曲>
1. 12
2. Tranquality
3. Solutions
4. Only The Truth
5. Mountain Top
6. Right Wing Theme
7. Strangled
8. Keep It Alive
9. Singular
10. Not Much To Touch You
11. Hyväolihyväoli
12. Drag
13. Televizor
14. Diggin The Alien


フィンランドの天才型変態ミクスチャーメタルバンド、ワルタリの12作目。2015年発表。

メタルやデスメタル、インダストリアル、テクノ、ファンク、ヒップホップ、パンクなど、ジャンルにとらわれずに自由に混ぜまくり、やりたい放題に消化していくのがこのバンドの変態たるゆえん。そのくせキャッチーで親しみやすい楽曲にさくっと仕上げてくるのが天才たるゆえんです。
今作でもその路線は基本的に変わっておらず、個性的なのに親しみやすい楽曲がずらっと並びます。

冒頭の#1はクセのあるリフと華麗なギターソロ、そして頭に残るキャッチーなサビが最高な曲。ひねくれたメロディセンスながらもキャッチーに感じさせてしまうのがさすがです。
#3はメロデスっぽい雰囲気を醸し出しながらも、なんかちょっと違うという違和感が楽しい曲。
#4はジャンル分類不能ないかにもワルタリチックな曲。トライバルで野性味あふれる掛け声などがとても面白いです。
口笛で幕を開ける#6は民謡的でフォーキッシュな曲。のほほんとした雰囲気と、フィンランド語の不思議な響きの絡み合いが胡散臭さを増幅しています。
続く#7はうって変わってデスメタリックな曲。いきなりめっちゃ過激な感じになってウケますが、根底にはワルタリっぽい遊び心が見え隠れしております。
#9はグル―ヴィでインダストリアルチックなリフが印象的。曲を聴くとそうでもないですが、リフだけ聴くとロブ・ゾンビをちょっと思い出しました。
#10は今度は正統派メタルチックな雰囲気を醸し出してくる曲。リフがまさに正統派ど真ん中です。そしてサビはいかにもワルタリです。
一番最初にPVで発表された#14はシンプルでキャッチーな曲。普通といえば普通なのですが、キャッチーでやっぱ良いんだよなぁ。

ワルタリの作品は毎回いろんなタイプの楽曲が収録されていますが、聴けば絶対にワルタリだとわかるのも凄いと思います。カルツュ・ハタッカの声が特徴的だってのもあるのかもしれませんが、それを抜きにしても独自の音楽性を創り上げていて凄いです。

<オススメの曲>
1. 12
4. Only The Truth (→PV)
14. Diggin The Alien (→PV)

オススメ度…84点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

FIVE FINGER DEATH PUNCH 「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2」
FIVE FINGER DEATH PUNCH
「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2」


FIVE FINGER DEATH PUNCH THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2

<収録曲>
1. Here to Die
2. Weight Beneath My Sin
3. Wrecking Ball
4. Battle Born
5. Cradle to the Grave
6. Matter of Time
7. The Agony of Regret
8. Cold
9. Let This Go
10. My Heart Lied
11. A Day in My Life
12. House of The Rising Sun
13. Burn MF feat. Rob Zombie


米国出身のへヴィロックバンド、ファイブ・フィンガー・デス・パンチの5作目。2013年発表。タイトルからもわかるように2部作の2作目となっており、Vol.1とセットという位置付けです。

ゴリゴリのグルーヴメタルという点では前作の流れをそのまま踏襲していますが、今作の方が比較的メロウな曲が多いという印象です。イケイケでノリノリな力強いリフと、アタック音を強調したパワフルなドラミング、そして畳み掛けるような雄々しいVoがこのバンドの魅力だと思っているので、個人的には前作の方が好みだったかも。
とはいえクオリティの方はとても高く、似たような曲の多いバンドなので、こういうアプローチも無しでは無いかなという感じです。

ってことで、個人的にはやはりグルーヴメタル路線#1とか#3がとても好みかな。めっちゃ哀愁漂うメロウチューンの#4とか#8なんかも悪くはないんだけど。

<オススメの曲>
1. Here to Die
3. Wrecking Ball

オススメ度…80点

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FIVE FINGER DEATH PUNCH 「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 1」
FIVE FINGER DEATH PUNCH
「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 1」


Five Finger Death Punch The Wrong Side Of Heaven and The Righteous Side Of Hell Volume 1

<収録曲>
1. Lift Me Up (Feat. Rob Halford)
2. Watch You Bleed
3. You
4. Wrong Side Of Heaven
5. Burn MF
6. I.M.Sin
7. Anywhere But Here
8. Dot Your Eyes
9. M.I.N.E. (End This Way)
10.Mama Said Knock You Out
  (Feat. Tech N9ne, LL Cool J Cover)
11. Dairy Of A Deadman
12. I.M.Sin (Feat. Max Cavalera)
13. Anywhere But Here (Duet with Maria Brink)
14. Dot Your Eyes (Feat. Jamey Jasta)


米国出身のへヴィロックバンド、ファイブ・フィンガー・デス・パンチの4作目。2013年発表。

とりあえずバンド名もアルバム名も長いので、ブログタイトルに入りきらずに悲惨なことになっています。

アメコミ風のジャケ同様、サウンドの方もいかにもアメリカンなガチムチ系サウンドが特徴。イケイケでノリノリな力強いリフと、バスドラのアタック音を異常に強調したパワフルなドラミングから、グルーヴメタルとも呼ばれています。Voは雄々しいシャウトが中心で、力強いサウンドにまさにぴったり。途中途中に挟み込まれるクリーンヴォイスも良い具合のアクセントになっています。
基本的に前作と同じ方向性で、特に真新しいことはないのですが、今作ではゲストミュージシャンがとても豪華。曲もバラエティに富んでおり、ラップのカヴァー曲まで入っており、メタルやヘヴィロック好きだけではなく、ミクスチャー好きの人でも楽しめるような作品です。
なお、タイトルの通り今作は二部作の一作目という位置づけで、2013年の秋には「VOLUME 2」が発売されるのだとか。

まずは冒頭の#1がいきなりのキラーチューン過ぎる。これぞアメリカンなサウンドと、ゴリゴリと突き進むグルーヴ感が半端ないです。ゲストにジューダス・プリーストロブ・ハルフォードが参加しているのも話題の一つですが、ロブ様は高音スクリーミングではなく、このグルーヴメタルに良く合った凄みを効かせた歌唱を響かせています。
#2もやはりグルーヴ感満点の曲。サビはやたらキャッチーで爽やかです。
#3がリフの刻みがカッコいい曲。畳み掛けるような早口ボーカルも印象的。
#5は速いリフが印象的な曲。サビの「バーン、マザファッカーバーン!マザファカバーン!!」がやたら頭に残ります。
#6はこれまたグルーヴィーなリフでアグレッシヴにゴリゴリ突き進み、サビでは一気にキャッチーになる曲。ちなみに#12セパルトゥラマックス・カヴァレラが参加したVerです。
#7はへヴィながらも曲自体はかなりメロディアスな曲。メロディアスでもやはり雄々しいです。#13イン・ディス・モーメントマリア・部リンクが参加したVerなのですが、個人的にはそっちの方が華があって好きかな。
#8はやはりグルーヴィーでイケイケな曲。#14ヘイトブリードジェイミー・ジェスタが参加したVerです。

ってことで、ノリが良くて親しみやすいという、いかにも売れ線狙い的な楽曲が多いのですが、やっぱりそれでも普通に良いというのが凄いと思います。だって聴いてて楽しいし爽快なんだもん。ちなみにデラックスエディションにはディスク2としてライブ盤が付いており、そちらの方もなかなか良い内容なので、買うのならそちらがオススメ。

<オススメの曲>
1. Lift Me Up (Feat. Rob Halford)(→LYRIC VIDEO)
3. You
5. Burn MF
12. I.M.Sin (Feat. Max Cavalera)
14. Dot Your Eyes (Feat. Jamey Jasta)

オススメ度…86点

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KONTRUST 「TIME TO TANGO」
KONTRUST 「TIME TO TANGO」

Kontrust Time To Tango

<収録曲>
1. Dancer In The Sun
2. Play With Fire
3. On The Run
4. Personal Rotation
5. The Smash Song
6. Sin
7. We Add The World
8. Mainstream Bypass
9. Clown Parade
10. 1K1
11. Lato
12. Vodka, Tribe And Dynamite
13. Zero
14. Känämänännä
15. Bomba
16. Face And Filter

オーストリア出身のミクスチャーメタルバンド、コントラストの1作目。2010年発表。

ミクスチャーといっても、いったい何と何が混ざり合っているのか意味不明なくらい独創的なサウンドをしており、へヴィロックを中心に、レゲェ、ヒップホップ、民族音楽、ダンスミュージックなど、ありとあらゆるものが混沌と渦巻いています。基本的には能天気で楽しいサウンドに終始しており、トライバルなグルーヴ感でノリノリになりながら愉快に爽快に跳ね回る感じ。男女ツインVoなのですが、男も女も非常に表現力豊かで、普通の歌唱からラップまで幅広くこなしています。
へヴィなのにキャッチーで、ふざけてるのにカッコいいという、とってもセンスフルな作品。

<オススメの曲>
1. Dancer In The Sun
2. Play With Fire
3. On The Run(→PV)
5. The Smash Song(→PV)
9. Clown Parade
15. Bomba(→PV)

トライバルなへヴィロックサウンドということで、セパルトゥラの"Roots Bloody Roots"を彷彿とさせる曲がちらほら。特に#15とか。まぁセパルトゥラとは比べ物にならないくらい能天気だけど。

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

KONTRUST 「SECOND HAND WONDERLAND」
KONTRUST 「SECOND HAND WONDERLAND」

Kontrust Second Hand Wonderland

オーストラリア出身のミクスチャーメタルバンド、コントラストの2作目。2012年発表。ヘヴィロック風のリフを中心にダンスミュージックっぽいノリやレゲェっぽい能天気なノリで愉快に展開したり、ヒップホップっぽい雰囲気を取り入れてみたり、異国情緒たっぷりの妖しい雰囲気を漂わせてみたり、パーティーロックばりの楽しいサウンドで軽快に展開してみたりと、とにかく自由なサウンドが特徴です。とにかく"愉快"、そして"爽快"というのが一番強調しておきたいポイント。ここまで言葉で説明しにくい音楽性のバンドも珍しいな。Voは男女のツインVoでどちらもかなり卓越した表現力をもっており、音楽性の幅をさらに広げてくれています。ヘヴィだしカオスなんだけど、聴き難さは全く無いというのがとにかく素晴らしく、難しいことを考えずに楽しく聴くことの出来る作品なのではないかと。

<収録曲>
1. Sock 'N' Doll
2. Falling
3. Monkey Boy
4. U Say What
5. The Butterfly Defect
6. Rasputin
7. Bad Betrayer
8. Adrenalin
9. Hocus Pocus
10. Raise Me Up
11. Hey DJ!
12. Police
13. On the Run (Acoustic Version)
14. Bad Betrayer (Fii Beatbox Remix)
15. Bomba (Hardcore Polka Version)


<オススメの曲>
1. Sock 'N' Doll(→PV)
3. Monkey Boy
7. Bad Betrayer
9. Hocus Pocus
11. Hey DJ!

とりあえず冒頭の#1からもう展開が自由過ぎる。のどかに始まったかと思いきや、めっちゃヘヴィなリフでグルーヴィーにゴリ押しし、さらには胡散臭い歌メロと超キャッチーなサビへと繋がっていくカオスソングです。展開が読めなさ過ぎるけど常に楽しいという稀有な曲。
♯3はやたらシリアスな雰囲気で幕を開けるのですが、サビになる瞬間から一気にキャッチーかつダンサブルになっていく展開がたまらない。表現力豊かな女性Voの力量がここぞとばかりに光っています。
#7はとにかく底抜けに愉快なパーティーチューン。しかもメロディの中に独特の怪しさと胡散臭さが多分に含まれているのが素晴らしいです。レゲェ風の謎のノリもたまらん。
#9はヘヴィなリフとメルヘンチックな装飾との絡みが素敵な曲。形に捕らわれないこのバンドの自由な雰囲気が滲み出している良曲。
#11はヘヴィなグルーヴ感とパンキッシュなノリとの組み合わせが良い感じ。押すとこは押して引くとこは引くという強弱の付け方も良い。

オススメ度…91点

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WALTARI 「BLOOD SAMPLE」
WALTARI 「BLOOD SAMPLE」

Waltari Blood Sample

フィンランド出身の変態ミクスチャーメタルバンド、ワルタリの9作目。2005年発表。ワルタリの音楽を一言で表現すると、とにかく"自由"という言葉がしっくりくると思います。メタルを基調としつつも、音楽にはジャンルの壁なんか存在しないんだということを再確認させてくれるようなごった煮な音楽を身上としており、アルバム単位どころか曲単位ですら音楽性が違ってくるという自由奔放さが最大の魅力。激しくメタルしてみたり、楽しくパンクしてみたり、サンプリングを取り入れまくってみたり、ラップを入れてみたりとやりたい放題です。そんな中で一貫しているのはとにかくメロディがキャッチーなこと。色んなことをやりつつも「親しみやすい」「楽しい」という点のみを主軸とした曲作りには、音楽とはなんたるやが的確に表現されているのではないかと。Voの声はぬめっとしてるし、展開も読みにくいし、歌詞もフィンランド語だしで、こうして挙げていくと親しみやすい要素はあんまり多くなさそうなのですが、曲を聴くと万人受けするような凄まじい親しみやすさが宿っているのです。そしてこのアルバムはかなりメタル色が強く出ており、ごちゃごちゃ色んなサウンドが取り入れられつつもエッジの効いた鋭いリフがどの曲でも根底にあるという印象。メタラー的にはかなり聴きやすく、即効性も高い一枚だと思います。

<収録曲>
1. Helsinki
2. Not Enough
3. Too Much Emptiness
4. Never
5. New York
6. I'm In Pain
7. All Roads Will Lead To Rome
8. Digging Inside
9. Fly Into The Light
10. Shades To Grace
11. Aching Eyes
12. Back To The Audio
13. Pigeons
14. Exterminator Warheads
15. Darling Boy
16. Wide Awake
17. Julia


<オススメの曲>
1. Helsinki
2. Not Enough
3. Too Much Emptiness
5. New York
7. All Roads Will Lead To Rome
9. Fly Into The Light
11. Aching Eyes
13. Pigeons
14. Exterminator Warheads
17. Julia

冒頭の#1はヘヴィでザックリとしたリフにちょっぴり哀愁が漂う歌メロがのっかる不思議な曲。リフ自体はわりと激しめなのに、歌メロのせいで激しいという感じはあまり受けないです。ラップを入れてみたり不思議なコーラスがのってみたりと、彼ららしい奔放さもバッチリ。ぬめっとしたVoも相変わらず独特。
♯2はストレートなキャッチーさが素晴らしい。ノリの良いリフと親しみやすいメロディラインのわかりやすい曲。
♯3は適度な疾走感で軽く駆け抜けていく曲。メタル的なリフなのにメロコアのような爽やかな感触なのが不思議。
#5はスラッシュメタルばりに高速で刻まれるリフがたまらない。そのくせメロディラインや歌声が完全にいつものワルタリなので、そのアンバランス加減が妙に楽しいです。
そして#7は個人的にこのアルバムで一番のキラーチューン。適度なスピード感と、ツッタカツッタカとノリの良いドラム、そしてラップ調のメロディがとても楽しい雰囲気を演出し、さらにサビで一気にキャッチーに広がっていく感じがたまりません。
#9はサンプリングもちょっぴり取り入れたダンサブルな曲。自然と頭が動くようなノリの良さと、ちょっと外した感じのメロディラインが素敵。
#11は異国情緒漂う独特のギターメロディが印象的。そしてその独特なメロディすらキャッチーに仕立てあげてしまうのが本当に凄いです。
異国情緒と言えば#13も独特のメロディを持っており、中東とかそっちの方を彷彿とさせるようなメロディが印象的。なんだか艶めかしくてゾクゾクします。
#14はサンプリングを取り入れたデスメタルって感じの曲。へなちょこVoとわりとガチなデスヴォイスの掛け合いも面白い。
♯17はバラード的な曲。そこまで絶賛するほどの曲ではないのですが、哀愁漂うメロディがなぜか頭にこびりついてしまいます。

オススメ度…88点

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LIMP BIZKIT 「CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER」
LIMP BIZKIT 「CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER」

Limp Bizkit Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water

米国のミクスチャー系ヘヴィロックバンド、リンプ・ビズキットの3作目。2001年発表。ヘヴィでグルーヴ感たっぷりの演奏に、フレッド・ダースト<Vo>の妙に味のあるへなへなとしたラップがのっかるというのが基本のスタンスです。リフがわりとヘヴィなのにも関わらずとにかくノリノリで、ザクザクずっしりと刻まれるリフに合わせて思わず頭を上下させたくなるようなサウンド。ラップの方もなんか力の抜ける感じのへなへなくたくた歌い方なんだけど、ヘヴィな音に何故か合っちゃうんだよね。ラップ+ロックのミクスチャーなんて今では星の数ほど存在しますが、そんな中でもやっぱりリンプの音作り曲作りはかなり秀でた存在なのではないかと。やっぱ売れただけはあると思う。

<収録曲>
1. Intro
2. Hot Dog
3. My Generation
4. Full Nelson
5. My Way
6. Rollin' (Air Raid Vehicle)
7. Livin' It Up
8. The One
9. Getcha Groove On
10. Take A Look Around
11. It'll Be Ok
12. Boiler
13. Hold On
14. Rollin' (Urban Assault Vehicle)
15. Outro


<オススメの曲>
2. Hot Dog
3. My Generation
5. My Way
6. Rollin' (Air Raid Vehicle)(→PV)
9. Getcha Groove On
10. Take A Look Around

こうしてみると良い曲多いなw そんな中でもやっぱ圧倒的なのは#6で、リフのグルーヴ感とラップの勢いがたまらない。スクラッチ音も良い感じのアクセントでなんか好き。
ちなみに#10はミッション・インポッシブル2の主題歌。

オススメ度…88点

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LIMP BIZKIT 「GOLD COBRA」
LIMP BIZKIT「GOLD COBRA」

Limp Bizkit Gold Cobra

米国のミクスチャー系ヘヴィロックバンド、リンプ・ビズキットの6作目。2011年発表。音楽性の違いで脱退したり帰ってきたりしていたギタリストのウェス・ボーランドが再復帰してバンド自体も活動を再開してから初となるアルバムです。ヘヴィでノリの良いサウンドにへなへなとしたラップがのっかるという原点回帰的な雰囲気で、フレッドのラップのキレもわりと戻ってきた感じ。ただ、オリジナルメンバーが戻ってきてリンプらしさが戻ってきたのは良いのですが、曲自体はわりとインパクトに欠けるかも。良く言えばシンプル、ストレートに言えば無難な作品。

<収録曲>
1. Introbra
2. Bring It Back
3. Gold Cobra
4. Shark Attack
5. Get A Life
6. Shotgun
7. Douche Bag
8. Walking Away
9. Loser
10. Autotunage
11. 90.2.10
12. Why Try
13. Killer In You


<オススメの曲>
3. Gold Cobra
4. Shark Attack
12. Why Try

全体的に悪くないんだけど、キラーチューンが皆無。敢えて好きな曲を挙げるとなると、多少はノレる感じのこのあたり。どの曲もそう何度も聴こうって感じにはならないかなー。

オススメ度…77点

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OTEP 「ASCENSION」
OTEP「ASCENSION」

Otep Ascension

オーテップ・シャマヤ<Vo>率いる英国出身のヘヴィロックバンド、オーテップの3作目。2007年発表。グルーヴ感のあるヘヴィなサウンドの上に、見た目からは想像のつかないようなシャマヤの獰猛なシャウトが乗るというのが主な特徴です。まぁもちろんクリーンヴォイスも多用してるんだけど、とにかく女性にしてこのシャウトの迫力は凄い。結構いろんな要素を取り入れてるミクスチャー系のヘヴィロックなんですが、基本的にはスリップノットをもっとシンプルにした感じという印象のサウンドかな。全体的に曲の前後のSEがやたら長くて邪魔だけど、どれも曲自体はカッコいいです。

<収録曲>
1. Eet The Children
2. Crooked Spoons
3. Perfectly Flawed
4. Confrontation
5. Milk Of Regret
6. Noose & Nail
7. Ghostflowers
8. Breed
9. March Of The Martyrs
10. Invisible
11. Home Grown
12. Communion
13. Andrenochrome Dreams


<オススメの曲>
4. Confrontation(→PV)

とにかくグルーヴ感が良い。凝ったリフじゃないんだけど、単純な方がノリやすいんだよね。そしてサビでのシャマヤの咆哮に惚れる。

オススメ度…82点

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WALTARI 「BELOW ZERO」
WALTARI「BELOW ZERO」

Waltari Below Zero

フィンランドの変態ミクスチャーバンド、ワルタリの11作目。2009年発表。メタル、デスメタル、インダストリアル、ヒップホップ、パンクなどありとあらゆるものを吸収して独自の音楽に構築し直す奇才集団です。作品ごとにだいぶ色が違いますが、この作品はかなりメタル色が強め。しかもスラッシュ的なリフがよく目立ちます。また、ジャケからも想像できるように若干スペーシーな雰囲気も。ワルタリには珍しいくらいシンプルでコンパクトに纏まったメタルだったので始めは少し物足りなさも感じましたが、良く聞くとなんだかんだワルタリ節は健在で、やっぱりワルタリは変態でした。

<収録曲>
1. Below Zero
2. I Hear Voices
3. In The Cradle
4. Without Lies
5. Dubbed World
6. Endless Highway
7. Syntax Error
8. My Own Satisfaction
9. 10 Reasons Why Not To Hate Me
10. Travel On


<オススメの曲>
1. Below Zero
3. In The Cradle
8. My Own Satisfaction
10. Travel On

#8のキャッチーさがとてもツボ。
とってもヘヴィな#1とか、メタルメタルしたリフがクールで、でもサビはやっぱりキャッチーな#10とかも良いよ。

オススメ度…85点

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WALTARI 「RADIUM ROUND」
WALTARI「RADIUM ROUND」

Waltari Radium Round

フィンランドの奇才、ワルタリの7作目。1999年発表。とにかく様々なものを取り込んで自分達のサウンドとして消化してしまう変態ミクスチャーバンドで、メタル、デスメタル、インダストリアル、テクノ、ファンク、ヒップホップ、パンク、その他もろもろ何でもござれな変態っぷり。ただ、決して色んなものをごちゃごちゃして分かりにくい音楽をやっているわけではなく、めちゃくちゃキャッチーで親しみやすいものに上手いこと纏め上げているのが凄いところです。ということでアルバムごとにだいぶ色が違いますが、この作品ではエレクトリックな要素をちょいちょい取り込んでいる感じかな。このアルバムが出た頃にはチルドレン・オブ・ボドムローペ・ラトヴァラ<G>が在籍していました。

<収録曲>
1. Back to the Bottom
2. Every Bad Day
3. Broken Bizarre
4. Power of Thoughts
5. Atom Angel
6. Number None
7. Radium Round
8. Love Rocket
9. The Plan
10. City Neurotic
11. Scum
12. 4000 Years


<オススメの曲>
1. Back to the Bottom
3. Broken Bizarre
7. Radium Round
10. City Neurotic

とりあえず#3を聴けばその奇才っぷりが存分に堪能できるはず。サンプリング的なドラムをバックにしたラップからいきなりヘヴィなリフが炸裂し、その後もそれらのサウンドが自然と融合。そしてサビはめちゃくちゃキャッチー。文句なしのキラーチューンです。

オススメ度…92点

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[MOLOTOV]
MOLOTOV「DANCE AND DENSE DENSO」

Molotov Dance And Dense Denso

メキシコ出身のヘヴィロック系ミクスチャーバンド、モロトフの4作目。2003年発表。ヘヴィに歪んだリフにラップ系のVoが乗るというスタイルなのですが、Voの歌い方が実に多彩で面白い。ドスの利いた迫力のある声を出したかと思いきや、突然へなちょこなラップになってみたり、ギャーっと叫んでみたり、普通にコーラスしてみたり、なんか間の抜けたぱっとしない声で歌ってみたり…。4人編成なのに何故かベースが2人いるという形態も非常に面白いです。歌詞は全てスペイン語。

とりあえず1.Dance And Dense Densoが圧倒的なキラーチューン。ヘヴィなリフと共にドスの利いた歌唱で幕を開けたかと思いきや、やる気があるのかないのかイマイチわからないような間の抜けたラップが続く、ゆるーい展開がなんか良いです。サビになったとたんにお気楽モードが漂うのも素敵。サビの後ろで「ギャー」とか「アー」とか叫んじゃってるのもなんか楽しそう。
4.No Me Da Mi Navidad (Punketon)は「ダメダメダーメ♪」ってフレーズが妙に気になる一曲。基本的に全てラップです。
5.Nokoはゴキゲンなメロディが軽快に展開する楽しい曲。リフがちょっと重めなパンクって感じかも。テンション上がります。
6.Frijoleroはゆったりふにゃふにゃしたメキシカーンな曲。このゆるーい感じが良いんだよね。
他には軽快に疾走する8.Queremos Pastelとか10.Nostradamus Mucho (Que Se Caiga El Teatro)あたりが大好き。

このバンド、マイナーかと思いきや、グラミーにも選ばれたり本国では結構な人気なのだとか。個性的で楽しい音楽をやっているので、一聴の価値はあるんじゃないかと思います。

オススメ度…85点

YOU TUBEで聴けるもの
Danse and Dense Denso

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