EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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RISE OF THE NORTHSTAR 「WELCAME」
RISE OF THE NORTHSTAR 「WELCAME」

Rise Of The Northstar Welcame

<収録曲>
1. What The Fuck
2. Welcame (Furyo State Of Mind)
3. The New Path
4. Samurai Spirit
5. Dressed All In Black
6. Again And Again
7. Tyson
8. Bosozoku
9. Simon Says
10. Authentic
11. Blast 'Em All


フランス出身の日本大好き系ハードコアバンド、ライズ・オブ・ザ・ノーススターの1作目。2014年発表。

日本が好きで好きでしょうがないという気持ちがジャケからもブックレットからもPVからもひしひしと伝わってくるのですが、とりあえず日本の不良漫画とか90年代のジャンプ系漫画が大好きらしく、バンド名も「北斗の拳」の「Fist of the North Star」からとっているのだそうです。

歌詞の方にも日本語が至る所に散在しており、厳つい声で「KOSHIEN!」とか「SAMURAI DAMASHI!」とか「BOSOZOKU WARRIOR!」とか言ってるのがとても微笑ましい。
音の方はかなり本格的なメタリックハードコアで、かなりガチ。一昔前のラウドロックブームの時に出てきてたら結構売れてたんじゃないかなと思うような、グルーヴ感たっぷりのヘヴィでゴリゴリなサウンドがとても素敵です。ネタバンドと見せかけて普通にカッコいい曲をやっちゃうあたりがニクいわ。

どの曲も頭を縦に振りながらノレるようなグルーヴ感のヘヴィなリフがザクザクと刻まれ、そこにラップ調の厳ついVoがのっかるというスタンス。リフがヘヴィながらも親しみやすく、ラップもヘヴィなサウンドとめっちゃ自然に融合しているのでとてもキャッチーに感じます。
とりあえずヘヴィなサウンドに載せて自己紹介してくれる#2とか、「サササササ、サムライ魂!」がなんか微笑ましい#4が特に好きかな。基本的にどれも似たような方向性なので、ここらへんが楽しめればアルバム全体を通して楽しめると思います。

一昔前のラウドロック系が好きだった方はぜひ。

<オススメの曲>
2. Welcame (Furyo State Of Mind)(→PV)
4. Samurai Spirit(→PV)

オススメ度…83点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

OTEP 「ATAVIST」
OTEP「ATAVIST」

Otep Atavist

英国出身のヘヴィロックバンド、オーテップの4作目。2011年発表。女性版コリィ・テイラーなどと言われたりもしているオーテップ・シャマヤ<Vo>のシャウトがかなりカッコ良く、呟き気味の歌唱から一気に感情を爆発させるかのようなシャウトに豹変する瞬間がとてもクールです。サウンドの方はモダンなリフがノリよくザクザク刻まれる感じ。全体的にダークな空気と狂気っぷりが良い感じに渦巻いており、爆音で鳴らすととても楽しく聴けるサウンドだと思います。

<収録曲>
1. Atavist Animus
2. Atom To Adam
3. Drunk On The Blood Of Saints
4. Remember To Forget
5. Skin Of The Master
6. We Dream Like Lions
7. I, Alone
8. Baby\\\'s Breath
9. Fists Fall
10. Stay
11. Bible Belt
12. Not To Touch The Earth


<オススメの曲>
3. Drunk On The Blood Of Saints
7. I, Alone
9. Fists Fall(→PV)

ぶつぶつ呟いてるだけの曲とかも収録されてますが、とりあえず上の3曲はガチでカッコ良い。ザックザクのノリの良いリフと、それに乗る狂気的なシャウトが素敵過ぎます。イントロか全開の#9のノリの良さが特にヤバい。

オススメ度…83点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

ROB ZOMBIE 「HELLBILLY DELUXE 2」
ROB ZOMBIE「HELLBILLY DELUXE 2」

Rob Zombie Hellbilly Deluxe 2

最近ではホラー映画なども手掛けている、ロブ・ゾンビのソロ4作目。2010年発表。ソロ1作目である「HELLBILLY DELUXE」の続編として制作されています。元々はインダストリアル色の強いダンサブルなサウンドが特徴だったのが、最近はちょっと路線変更して渋い感じの曲が多くなっていて、個人的にはちょっと残念だなーなんて思っていたのですが、ちょっぴりダンサブルさは戻ってきた感じかな。体が自然と揺れるようなノリの良いリフが多いです。ロブの独特の声も健在で、陽気なゾンビって感じの雰囲気は相変わらず。

<収録曲>
1.Jesus Frankenstein
2.Sick Bubblegum
3.What?
4.Mars Needs Women
5.Werewolf, baby!
6.Virgin Witch
7.Death and Destiny Inside the Dream Factory
8.Burn
9.Cease To Exist
10.Werewolf Women of the SS
11.The Man Who Laughs


<オススメの曲>
2.Sick Bubblegum(→PV)
3.What?
3.10.Werewolf Women of the SS
7.Death and Destiny Inside the Dream Factory

やっぱりノリの良い曲が好き。

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[MOLOTOV]
MOLOTOV「DANCE AND DENSE DENSO」

Molotov Dance And Dense Denso

メキシコ出身のヘヴィロック系ミクスチャーバンド、モロトフの4作目。2003年発表。ヘヴィに歪んだリフにラップ系のVoが乗るというスタイルなのですが、Voの歌い方が実に多彩で面白い。ドスの利いた迫力のある声を出したかと思いきや、突然へなちょこなラップになってみたり、ギャーっと叫んでみたり、普通にコーラスしてみたり、なんか間の抜けたぱっとしない声で歌ってみたり…。4人編成なのに何故かベースが2人いるという形態も非常に面白いです。歌詞は全てスペイン語。

とりあえず1.Dance And Dense Densoが圧倒的なキラーチューン。ヘヴィなリフと共にドスの利いた歌唱で幕を開けたかと思いきや、やる気があるのかないのかイマイチわからないような間の抜けたラップが続く、ゆるーい展開がなんか良いです。サビになったとたんにお気楽モードが漂うのも素敵。サビの後ろで「ギャー」とか「アー」とか叫んじゃってるのもなんか楽しそう。
4.No Me Da Mi Navidad (Punketon)は「ダメダメダーメ♪」ってフレーズが妙に気になる一曲。基本的に全てラップです。
5.Nokoはゴキゲンなメロディが軽快に展開する楽しい曲。リフがちょっと重めなパンクって感じかも。テンション上がります。
6.Frijoleroはゆったりふにゃふにゃしたメキシカーンな曲。このゆるーい感じが良いんだよね。
他には軽快に疾走する8.Queremos Pastelとか10.Nostradamus Mucho (Que Se Caiga El Teatro)あたりが大好き。

このバンド、マイナーかと思いきや、グラミーにも選ばれたり本国では結構な人気なのだとか。個性的で楽しい音楽をやっているので、一聴の価値はあるんじゃないかと思います。

オススメ度…85点

YOU TUBEで聴けるもの
Danse and Dense Denso

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[GUARDIAN HACKER]
GUARDIAN HACKER「BURN ME AWAY」

Guardian Hacker Burn Me Away

女性Voをフロントに据える群馬出身のヘヴィロックバンド、ガーディアン・ハッカーのシングル。2008年発表。イン・ディス・モーメントが来日した際にサポートアクトを務めたのだとか。メランコリックなサウンドを基本とし、時折ゴシカルな雰囲気も覗かせます。メロディセンスに特に秀でたものはなく、全体的に普通。なんかあんまり頭に残りません。Voの歌唱も…、普通だな。英語の発音が若干残念な感じです。

1.Burn Me Awayはよくあるモダンなへヴィロック。静と動の対比を頑張ってる感じは伝わってくるけど、いかんせん印象に残りません。
2.Parts Of Materialはリフがちょっと良いかも。でもなんかVoのカッコつけた感じの英語が残念過ぎて悲しくなります。
3.End Upも以下同文。
4.Untitledは可もなく不可もなくという感じのピアノインスト。

なんかメタル好きに受けるような要素はあまり持ち合わせていないので、メタルコーナーに置いてあるのがそもそもどうなのかと思いました。やろうとしてる音楽がちょっとオシャレ過ぎるというかなんというか。もっと違う層をターゲットにすれば良いのに。

オススメ度…67点

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[MANGOD INC.]
MANGOD INC.「NEAR LIFE EXPERIENCE」

Mangod Inc. Near Life Experience

ハンガリー出身のヘヴィロックバンド、マンゴッド・インクの1作目。2007年発表。アメリカナイズされたモダンなサウンドながらも、意外とメロディアスなリフが特徴です。ハンガリーらしいメロディってのがどんなものなのかはよくわかりませんが、一風変わった独特なメロディセンスを持っているので、これがハンガリーらしさなのかなぁと思ってみたり。Voはあまり叫んだりせず、基本は普通に歌う感じ。

1.Answers (To Future Queations)は独特なメロディアスさを持ったリフが中々ツボ。リズムも結構ノレる感じです曲全体の流れにあまり起伏がないのが残念ですが、結構頭に残ります。
他の曲も同様に、「頭には残るけど、あともう一息あれば名曲になる気がする」って感じ。2.The New Revolutionとか5.The Flood6.Read Between The Linesあたりが特にそうだな。

ってことでこの作品、なんかもう少しアグレッシヴさをアップさせて、Voに迫力が加わればもっと良い作品になっていたんじゃないかなぁと思いました。今はまだ全体的に小さくまとまっちゃっているような感じ。メロディはなかなかツボだったので、これからもっと頑張って欲しいな。

オススメ度…75点

PV
The Flood
Thank You Good Night

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[SLIPKNOT]
SLIPKNOT「ALL HOPE IS GONE」
SLIPKNOT ALL HOPE IS GONE
米国アイオワ州出身の9人組ミクスチャーバンド、スリップノットの4作目。2008年発表。3作目の路線をさらに突き詰めていったような作風で、初期のハチャメチャな破壊衝動は控えめになり、バンドとしてしっかりとまとまったようなサウンドになっています。コリィ<Vo>の表現力がより豊かになっているのが個人的には嬉しいところ。デス声っぽいシャウトとクリーンヴォイスの対比が今まで以上に上手いです。至る所にきっちりとギターソロが挿入されており、「俺たちはメタルバンドなんだぜ」っていうアピールもしっかりとされています。

2.Gematria (The Killing Name)はスラッシュメタルのようなザクザクとしたリフがカッコいい曲。イントロがやたら長いですが、個人的にはその長いイントロがかなり好きだったりします。ズンズンという体を動かしたくなるようなリズムや、何度か繰り返される転調も良い感じ。
3.Sulfurはダークなリフが印象的。これもメタルっぽいザクザクしたリフが特徴です。サビでのメロディアスなクリーンヴォイスもたまらん。ギターソロの後ろでドンドン鳴ってるパーカッションが個人的にツボ。
4.Psychosocialはミドルテンポのリフがズッシリと刻まれる曲。そんな中でコリィのクリーンヴォイスが非常に映えています。知らない間に体がリズムに合わせて動いてしまっているような曲。
タイトル曲の12.All Hope Is Goneはザクザク系のリフと疾走感がたまらない曲。ブラックメタルっぽいトレモロリフがかなり良い感じです。ちょっとテンポを落としたサビとの緩急が良いね。
他には6.Vendettaとか9.This Cold Blackあたりもオススメ。

ってことでこの作品、全体的にかなりヘヴィメタル然とした作風になっています。ちょっと小奇麗な感じにまとまってしまっているので、初期のカオスっぷりや全体から滲み出る破壊衝動のようなものが好きだった人にはちょっと残念かも。一曲一曲の出来は決して悪くはないので、あとは好みの問題かと。スリップノットとしてじゃなくて、なんか別のバンドだと思って聴けば良いかも。

オススメ度…81点

PV
Psychosocial

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[HEAD PHONES PRESIDENT]
HEAD PHONES PRESIDENT
「FOLIE A DEUX」


Head Phones President Folie A Deux

女性VoのAnzaを擁する日本のヘヴィ・ロックバンド、ヘッド・フォンズ・プレジデントの2作目。2007年発表。ヘヴィでグルーヴ感たっぷりのサウンドに、可憐ながらも力強い女性Voが乗っかります。メロディというよりはグイグイと突き進んでいく音のうねりを前面に押し出した感じ。歌詞はすべて英語ですが、何故かあんまり英語っぽく聞こえない。歌は下手じゃないんだけど、そのせいでなんか違和感があるかも。

とりあえず1.Chainのグルーヴ感がたまらない。ゆっくりと頭を立てに振り続けたくなるような中毒性の高い曲です。Anzaの絶叫もかなり強烈で、女性なのに中々アグレッシヴ。フライリーフを思い出すな。
3.Labyrinthは滑らかに出てくる呪文のようなVoが面白いし頭にやたら残る。まぁ何を言ってるかは全く聞き取れないけど…。相変わらずヘヴィでグルーヴ感たっぷりです。
他には2.Cray Lifeとか4.Refine9.Light To Dieあたりがそこそこ好きだけど、ちょっとイマイチ決め手に欠けるかな。

このアルバム、「悪くは無いんだけどもう一歩」という非常に惜しい作品です。13の他にあと数曲インパクトのある曲があればな。とりあえずフライリーフあたりが好きな人にオススメできるスタイルです。

オススメ度…78点

PV
Chain

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[FEAR FACTORY]
FEAR FACTORY「OBSOLETE」

Fear Factory Obsolete

米国出身のインダストリアルメタルバンド、フィア・ファクトリーの3作目。1998年発表。「機械に支配された世界では人間は旧式と呼ばれており~」のようなストーリーを持ったコンセプトアルバムなのだそうです。バンド名から連想するように、まるで工場に迷い込んだかのような機械的なサウンドが特徴で、正確に刻まれるリフや精密機械のようなドラミングが驚異的。テクノ方面からの影響も強く、至る所で近未来的なSEが入ったりサンプリングが利用されたりしています。Voはデス声に近いシャウトとクリーンヴォイスを使い分ける感じ。

まず1.Shockのリフからして最高。バスドラのパワフルさも強烈です。人間味が感じられるのはVoだけで、他は冷酷無比な機械のようなサウンド。ここまで徹底できるのは凄い。
2.Edgecrusherはなんかノリノリでグルーヴィーな曲。「引くところは引いて、ヘヴィなところはとことんヘヴィに」という対比が良い感じ。静かなパートの「ボーン、ボーン」というベースの音(?)が印象的です。
7.Freedom Or Fireはテクノのビートのようなドラミングが最高過ぎ。リフの機械っぷりも絶好調ですし、うねるようなベースサウンドもたまりません。全体的に荒々しくパワフルなサウンドで、Voの咆哮も強烈。
他の曲も「これぞ恐怖工場!!」って感じのインダストリアルチューンで、中では5.Descentとか8.Obsoleteあたりが好きかなぁ。曲単位というよりは全体的に好きなアルバムだから選びにくいわ。

ということでこのアルバムは90年代メタルの名盤です。モダンなサウンドなのに普通のラウド系ロックとは受ける印象が全然違うのが凄い。機械的なサウンドが好きな人は是非。

オススメ度…85点

PV
Resurrection

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ROB ZOMBIE]
ROB ZOMBIE「EDUCATED HORSES」



ホラー映画の制作なども手がける元ホワイトゾンビのヴォーカリスト、ロブ・ゾンビのソロ3作目。2006年発表。ノリノリでダンサブルなインダストリアルサウンドが彼の音楽の特徴でしたが、今作では随分と大人しくなってしまいました。独特のリズム感などは残っているのですが、そこまでテンションが高くない感じ。まぁ独特の歌声も残ってるし、陽気なゾンビって感じの雰囲気(?)も健在なので、彼らしいと言えばらしいんですけどね。

7.Let It All Bleed Outが今までの作品の雰囲気が残っている曲。かなりノリノリで、自然と体が縦に揺れてしまいます。マジでこれは普通に最高。
3.Foxy, Foxyも個人的には結構好き。ノリの良いリズムがやっぱり魅力的です。歌メロが良い感じで、サビが一緒に口ずさめそうなのもポイント。
5.The Scorpion Sleepsはかなり陽気な感じにノリノリな曲。ノリ重視のオールドロックって感じです。まぁ声が独特だから勿論普通とは一風変わった雰囲気ではあるけど。
他の曲はまぁまぁって感じで、2.American Witchがちょっと好きなくらいかな。

個人的には彼のやたらテンション高いサウンドがのが好きだったので、この作品はまぁまぁという印象です。おどろおどろしさが減ってただダークなだけになってしまった気もしますし…。まぁ逆に聴きやすくなったと言えるのかもしれませんけどね。

オススメ度…80点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[LINKIN PARK]
LINKIN PARK「MINUTES TO MIDNIGHT」



ミクスチャー系ヘヴィロックバンドとして日本でも名を馳せていた、リンキンパークの三作目。2007年発表。大幅な路線変更の末、今までのヘヴィなサウンドは成りを潜め、ラップの要素も大幅に減退。「時々ヘヴィさが垣間見れる哀愁系ロック」という感じのサウンドになってしまいました。これにはファンの間でも賛否両論のようで、「彼らにこんなサウンドは求めていない」「4年も待たせてこれかよ」と言う意見や、「いや、それでも根底にはリンキンパークらしさが残ってるじゃないか」「大人になった」「これはこれで最高」という様々な意見が交わされているようです。個人的にはやや反対派寄りかな。

2.Given Upはアップテンポでノリノリなロック。ギターもヘヴィにザクザクしていてかなり良い感じです。歌メロもなかなか秀逸だし、シャウトもバッチリ決まってます。
4.Bleed It Outは前作路線を踏襲したタイプの曲。ヘヴィさはそれ程無いものの、ノリノリの曲調と、ラップVoがかなり良い感じです。
他には哀メロが綺麗な3.Leave Out All The Rest、なんか普通のラップっぽい7.Hands Held Highあたりが印象に残ったかな。他の曲は全体的に哀愁漂うロックで、「うーん、そこまで悪くもないんだけど…、ねぇ?」って感じ。
で、日本盤は本編が終わった後にボートラとして13.Faint(LIVE)を収録。そしてどうしても「ああー、やっぱこっちの方がカッコいいじゃん」ということになってしまうわけです。

音楽性を変えるのはバンドの自由ですし、ロックとして悪い作品でもないのですが、個人的にはあまり好きになれませんでした。「悪くないんだけどなぁ」と思って聴いていても、気がつくと過去作の方をリピートで聞いている自分がいるわけで…。どうせなら2とか4みたいに過去作の香りがする物は切り捨てて、蛇足だった13もはずしてしまったらもう少し違った見方が出来たかも。踏ん切りがつくというか何と言うか。

オススメ度…79点

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[RAMMSTEIN]
RAMMSTEIN「REISE, REISE」



ドイツのインダストリアル・ヘヴィロックバンド、ラムシュタインの四作目。2005年発表。思いっきりインダストリアルなサウンドが特徴でしたが、今作では少しそれにゴシック風味が加わり、音も若干ヘヴィさが増しています。ティル・リンデマンの男らしい低音ドイツ語Voは相変わらずで、独特の怪しい世界観は健在。即効性のある曲よりも、遅効性で中毒性のある曲の方が多いです。

1.Reise, Reiseはサビのコーラスが印象的な曲。ヘヴィでダークなのにキャッチーです。「ライゼライゼ~」と思わず口ずさんでしまう感じ。途中の「アー・ホ・イ~」の部分が物凄く耳に残ります。やっぱドイツ語カッコいいなぁ。
2.Mein Teilはインダストリアルっぽさの強い曲。ティルの力強い歌唱とドイツ語が見事にマッチしてます。デジタルっぽさを感じさせるギターサウンドも最高。ドイツで実際に起きた「インターネットで殺されて食べられたい人を募集し、実際にそうしてしまった」という事件にインスパイアされて作ったのだそうです。しかも後々その食べた人に訴えられてたし。
6.Amerikaは相当インパクトの強い曲。「We are live in Amerika~♪」のフレーズは一回聴いただけで一週間くらい頭から離れなくなります。メロディだけじゃなく、ミドルテンポでヘヴィに突き進むサウンド自体も非常にカッコいいです。
7.Moskauはかなりノリノリなタイプの曲で、女性Voが絶妙な感じで入ってきます。女性Voはロシア語なので、「ドイツ語とロシア語の夢の共演」って感じ(笑)
11.Amourはバラードなのですが、なんせVoが異常に低音なもんだから、とても不気味で怪しい雰囲気が漂っています。まぁそこが非常に魅力的なんだけれども。
他には4.Keine Lustとか8.Morgensternがオススメかな。

ラムシュタインは作品ごとにちょっとずつサウンドが変化してきていますが、本質的な部分は何も変わっていないので、この作品もファンならば普通に楽しめるでしょう。

オススメ度…86点

PV
America

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[SEPULTURA]
SEPULTURA「ROOTS」

SEPULTURA ROOTS

ブラジル出身のトライバル・ヘヴィロックバンド、セパルトゥラの六作目。1996年発表。元々スラッシュメタルバンドだった彼等ですが、この作品ではスラッシュから完全に脱却し、ブラジル独自のリズム&ビートを取り入れたヘヴィロックとなっています。ブラジルの民族楽器なども積極的に使われており、普通のバンドでは味わえない独特のグルーヴ感が最大の魅力。マックス・カヴァレラ<Vo>の大迫力な咆哮も凄いです。

1.Roots Bloody Rootsがとにかく凄い。超ヘヴィなサウンドが物凄いグルーヴ感で迫ってくる最強の曲です。大地を揺るがすような重低音がホントたまらん!! 聴いていると独特のビートに誘われて、自然にノリノリになってしまいます。
2.Attitudeはイントロで民族楽器がミョンミョンと不思議な音を奏でている曲。その後の展開はやはりとてもヘヴィで、うねるようなギターサウンドがカッコいいです。
4.Ratamahattaは思いっきりブラジル民族音楽な曲。全て現地の言葉で歌われており、かなり異様な雰囲気ですが、パーカッションの叩き出す独特のリズムがとても心地よいです。「ラタマハタラマタ、ラタマハタラマタ!!」ってのがやけに頭に残ります。
特に大好きなのは上記の3曲ですが、他の曲も全体的にオススメ。敢えて選ぶとすれば10.Born Stubbornあたりでしょうか。ちなみに、12.Itsáriはどっかの民族のとこに出かけて行って、一緒に演奏してライブ録音した物なのだとか。

ということでこのアルバムはヘヴィミュージック界を代表する名盤。結構好き嫌いのあるサウンドだとは思いますが、機会があれば是非一度聴いてみてください。

オススメ度…87点

PV
Roots Bloody Roots

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