EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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HEAVENSDUST 「THE ASHES STILL WARM」
HEAVENSDUST 「THE ASHES STILL WARM」

HeavensDust The Ashes Still Warm

<収録曲>
1. Distressed
2. World Goes Gray
3. Drowning
4. Annihilation
5. Emerge From Silence
6. In My Sleep
7. Gaze (Through Your Heart)
8. Memories Dripping From Darkness
9. The Break
10. The Ashes Still Warm
11. Eyes Of Secrets
12. So Unclear
13. Where There Is Illusion


日本出身の和風ヘヴィロックバンド、ヘヴンスダストの7作目。2013年発表。メンバーに尺八、琴、太鼓を擁しており、基本的にはグルーヴ重視のモダンなヘヴィロックなのですが、そこに和楽器独特の響きが加わることによって何とも独特な空気を醸し出しているというのが特徴です。PVなどヴィジュアル的に見るとヘドバンしながら尺八を吹いたり琴をはじいている姿は何とも浮いた感じに見えてしまうのですが、サウンドの方ではびっくりするほどマッチしており、違和感なくモダンな重低音と和の音色が融合しています。YOUTUBEのコメント欄などで外人が「これが日本のスリップノットだ!」みたいなコメントをしていましたが、本当にそんな感じ。Voはちょっと迫力が足りない気もしますが、それを補って余りある個性がとても魅力的だと思います。

個人的にはPVにもなっている#4が群を抜いてツボで、サビの太鼓のグルーヴがとても好き。3分と言うコンパクトなサイズもリピート再生に拍車をかけてくれています。

<オススメの曲>
2. World Goes Gray
4. Annihilation(→PV)

オススメ度…84点

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CHTHONIC 「SEEDIQ BALE」
CHTHONIC 「SEEDIQ BALE」

Chthonic Seediq Bale

台湾出身のシンフォニックブラックメタルバンド、ソニックの4作目。2007年発表。バンド名は台湾名だと閃靈という字を当てるようです。最近またちょっとサウンドのタイプが変わってきている彼らですが、この頃の彼らはクレイドル・オブ・フィルスのようなシンフォニックで荘厳なブラックメタルに二胡や尺八、琴二胡といった伝統楽器の音色を絡ませたサウンドが特徴。禍々しいサウンドの中にオリエンタルな二胡の音が美しく響き渡る独特のブラックメタルをやっていました。Voはダニ・フィルス系統の喚き声とドスの利いた低音デスヴォイスを使い分けており、そこにゲストの女性Voの歌声が儚く混ざり合うといった感じ。毎回作品の中で政治的な事件やら何やらをテーマとして扱っている彼らですが、今作では霧社事件という台湾原住民による日本時代後期における抗日暴動事件を扱っているそうです。

<収録曲>
1. Progeny of Rmdax tasing
2. Indigenous Laceration
3. Enthrone
4. Bloody Gaya Fulfilled
5. The Gods Weep
6. Where the Utux Ancestors Wait
7. Exulant Suicide
8. Banished into Death
9. Quasi Putrefaction


<オススメの曲>
1. Progeny of Rmdax tasing
2. Indigenous Laceration
4. Bloody Gaya Fulfilled
8. Banished into Death
9. Quasi Putrefaction

イントロからもう二胡の音が妖しく不気味に響き渡る#1は、個人的にこのアルバムで一番のキラーチューン。暴虐の限りを尽くす疾走っぷりと、女性Voの美しい響き、そしてオリエンタルな楽器の音色にゾクゾクします。
#2は比較的モダンなリフが重々しく刻まれ、その上をKeyがキラキラと乱舞する曲。Voの声の使い分けの巧さが際立つ一曲です。
#4はオリエンタルな楽器たちの活躍が際立つ曲で、そこにのる女性Voもとても幻想的。全体的にふうわとした雰囲気が漂いますが、放出しているオーラはやっぱり邪悪です。
#8は邪悪なサウンドの中でピアノが狂気的に乱舞する曲。鬼気迫るものを感じます。
#9はやたら荘厳でメロディアスな曲。Voの全力スクリームも狂気に満ちていてとても素晴らしいです。

オススメ度…85点

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六三四 「FAR EAST GROOVE」
六三四 「FAR EAST GROOVE」

六三四 Far East Groove

「ギターが6弦で六、三味線が3限で三、ベースが4弦で四なので、それらをあわせて"六三四"」というネーミングを持つ和製ハードロックバンドの2作目。1998年発表。バンド名の読み方はもちろん「むさし」です。ってことで弦楽器の中に三味線が紛れ込んでいる時点で「おおっ!」と思わるを得ないのですが、バンド全体を見てみると、ギター、ベース、ドラム、Key、尺八、和太鼓、津軽三味線という超個性的な7人編成。味付け程度に日本の伝統楽器が使われるのはたまに見かけますが、これだけ和楽器を取りそろえたバンドはなかなかいないのでは無いでしょうか。和楽器は基本的にメイン級の扱いを受けており、エレキ系のバンドサウンドとのせめぎ合いと融合っぷりが見事。ギターと三味線が共にリフ(三味線もリフって言うのかな…?)を刻み、尺八はVoの代わりに主旋律をなぞり、和太鼓はドラムと共にリズムを堂々と刻みます。基本的にはインスト中心なのですが、曲によってはVoも登場。個人的には全部インストで良かった気もしますが、Voも別に下手というわけではありません。たまにテレビとかの和風のBGMとして使われたりもしているらしく、曲によっては聴いた事ある人もいるかも。

<収録曲>
1. 鳳凰
2. 飛鳥
3. 雷神
4. 三味三昧
5. 田原坂
6. 幻夜
7. 無限
8. 闘
9. 舞


<オススメの曲>
1. 鳳凰
2. 飛鳥
4. 三味三昧

#1は緊迫感あふれるドラマティックなインスト。曲の展開とメロディがやたらヒロイックなのもたまりません。Keyの音色で仰々しく幕を開け、ギターリフがハードに刻まれたかと思うとそれに伴い三味線が疾走開始。いきなり三味線ソロが始まり、それが終わると尺八が主旋律を奏ではじめます。ロックサウンドと和楽器がこんなに合うとは…、と驚かずにはいられない融合っぷりで、まさか三味線を聴きながらヘドバン出来るような曲があるとは思いもしませんでした。
#2はドラマティックな尺八で幕を開ける曲。こちらはVo入りです。メロディが優秀なハードロックチューンで、サビなんかもなかなか良いのですが、やはり一番注目してしまうのは間奏の三味線ソロ。エレキギターのリフをバックにパラパラと奏でられる三味線の存在感がとても良いです。
#3はギターと三味線が小気味よく跳ねる軽快なインスト。音色が明るくてとても楽しそうな印象を受ける曲です。

オススメ度…83点

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[六三四]
六三四「宮本武蔵」



ギター、ベース、ドラム、Key、尺八、和太鼓、津軽三味線という個性的な7人編成のロック・プロジェクト、六三四の5作目。2002年発表。バンド名はもちろん「むさし」と読み、由来はギター(6弦)+津軽三味線(3弦)+ベース(4弦)からなのだそうです。ギターは結構メタルっぽさも出てるので、HR/HMの範疇で語ってもおかしくない感じ。エレキサウンドと日本の伝統楽器の音色が意外にもかなりマッチしています。このアルバムは全曲インストで、タイトルの通り宮本武蔵をテーマにとったもの。楽曲が和風テイストというか、もはや「和」そのものなのがたまらなく素敵。海外でも高い評価を得ているそうです。

個人的に一番のお気に入りは7.心剣。宮本武蔵のテーマなのだそうです。静かなギターで始まり、さらに和太鼓が加わり、最後に三味線が華やかに登場!! というイントロからして最高。その後の曲展開もかなりドラマティックな感じで、ロックサウンドの中、自然な流れで登場する笛や三味線の音色が和風テイストをグッとアップさせています。
そしてもう一つお気に入りなのが6.長刀。これもかなりドラマティックな曲で、こちらは佐々木小次郎のテーマだそうです。メタリックなギターと何の違和感もなく絡み合う三味線の音色が良過ぎ。相変わらず笛も良い味出してます。
とりあえず大好きなのは上の二曲だけど、他にはこれまたメタリックなギターサウンドと日本の伝統楽器が程よく混ざり合った2.旋風とか、緊張感のある感じの3.関ヶ原9.巌流島、静かでドラマティックな4.小夜曲あたりも好きかな。

ということでこのアルバム、インストが大丈夫な人には普通にオススメ。僕自身、三味線とかそこまで好きなわけでもないのですが、こういう風にロックサウンドの中で使われているのを聴くとなんか新鮮で普通に楽しむことが出来ました。和風なサウンドが好きな人も是非どうぞ。

オススメ度…82点

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