EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
 【本の感想一覧】 【Twitter】   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DRAGON GUARDIAN 「少年騎士と3人の少女の英雄詩」
DRAGON GUARDIAN 「少年騎士と3人の少女の英雄詩」

Dragon Guardian 少年騎士と3人の少女の英雄詩

<収録曲>
1. 目覚め
2. 英勇に憧れた少年の物語
3. 伝説の竜姫
4. 運命の旅団の始まり
5. 世界録を巡る冒険
6. 先代魔王
7. 炎崖都市ジオ
8. 秘められた力 -古代召喚術-
9. 決戦、炎の将魔
10. 再来の騎士


勇者アーサー<G>率いるドラゴン・ガーディアンの6作目。2015年発表。

びっくりするほど多作な勇者アーサーですが、近ごろは桜牙シリーズや他アーティストとのコラボレーションなどのサイドプロジェクトとしての活躍が多く、純粋なドラゴン・ガーディアンとしての作品は実に6年ぶりとなります。

そもそもこのバンドがデビューからそろそろ10周年ということがまず驚きで、当時は完全にただのネタバンドだったのに、ここまで本格的なバンドに成長しているという事実にさらにびっくり。まさに"継続は力なり"や"好きこそ物の上手なれ"という言葉を体現しており本当に凄いと思います。

本作は『世界の終わりの世界録』というライトノベルとコラボしているということですが、ライトノベルは全く興味がないのでどうでもいいやってのが正直なところ。本人としては原作合った方が楽でいいんだろうなーくらいの感想です。

音楽の方は従来の持ち味である突き抜けたクサメロが存分に発揮されており、さすが本プロジェクトは気合がさらに違うなーという充実っぷり。ここ数作の高いクオリティをしっかりと維持していてとても良いです。Voは原田ひとみ青葉りんご野宮あゆみなどが参加しており、曲によって色んな歌唱が聴けるのも楽しい。各々、格別に上手いわけではありませんが、クサメロによく合ったタイプの歌唱なのではないかと。

あとはドラゴンガーディアンといえば、「物語形式なのでやたらセリフが入りまくる」というサンホラ系統からの影響が顕著だったのですが、今作ではそれが完全に排除。いざなくなると、それはそれでちょっと寂しいものもありますが、曲としては非常に聴きやすくなっており、随分と一般向けになったかなという印象です。

個人的に一番好きなのは、イントロ#1から繋がる#2。のっけから全力のクサメロスタートなので、聴いた瞬間に「おお、ドラガだ(笑)」と思わず笑みがこぼれてしまうような安定感があり、非常に微笑ましいです。
それと双璧をなすのが#7で、こちらもかなりのクサさ。このバンドの曲を説明しようとすると、"クサい"とか"ダサい"って言葉しか出てこなくて困るのですが、実際にその通りの音だからしょうがない。
他の曲も非常にクサいです。

ここ最近の作品のクオリティをあまりに踏襲し過ぎているせいで、人によってはマンネリに感じてしまうのかもですが、ドラガ本体はずっとこんな感じで良いんじゃないかなーと個人的には思います。

<オススメの曲>
2. 英勇に憧れた少年の物語(→PV)
7. 炎崖都市ジオ

オススメ度…82点

FACEBOOK(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20150616172427091.gif このCDをAmazonで購入
スポンサーサイト

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

DRAGON EYES 「PRAYER FOR THE SAD STORIES」
DRAGON EYES 「PRAYER FOR THE SAD STORIES」

Dragon Eyes Prayer For The Sad Stories

<収録曲>
1.Duel
2.Crimson Blood
3.龍神の獄炎
4.偽りの霊廟
5.Distant Cry
6.邪神の瞳
7.Time Of Spiral
8.Miasma In The World
9.End Of Innocent
10.Prayer For The Sad Stories


クサメロスピバンドのドラゴン・ガーディアンを率いる勇者アーサー<G>と、クサメロデスバンドのサウザンド・アイズを率いるKOUTA<G>によって企画されたプロジェクト、ドラゴン・アイズの2作目。2015年発表。

「帝国一のデスラッシャーと王国一の魔術師が奏でる交響曲第2番が完成」

というなんとも大仰な売り文句が帯にデカデカと書かれていて、気合入ってんなーと思いました。

一回限りの企画プロジェクトかと思ってたのに、2作目が出たことにまずはびっくり。
前作は「とりあえず合体してみました!俺たちクサメロ大好きだから、作戦とかいらないよね!」みたいな微妙な出来でしたが、今作はどうやらちゃんと作戦を立てて臨んでくれた模様。前作では手当たり次第感のあったVoを今作では基本的にMINAMIという女性Voに統一し、デスヴォイスはアクセント程度にとどめ、基本的にはメロスピ路線をとることにしたようです。

その結果、全体的にチグハグだった印象が一気に解消され、クサメロの魅力が前作よりも数倍にも増しており、普通に良質な良メロスピへと変貌。さすがクサメロ界に名前を轟かせる二人が一緒になっただけあるなぁと思えるような作品になっており、方針立てってやっぱり大事だなと改めて感じさせられました。

とりあえず一番のキラーチューンは実質的な1曲目である#2。メロデスのような尖ったリフながらも、ヒロイックなメロディで華麗に疾走しまくっており、「おおっ」と喜ばざるを得ません。MINAMIのVoは女性にしては低めの声域で歌っておりますが、なかなかパワフルで曲にも良く合っていると思います。全体的な雰囲気はドラゴン・ガーディアンっぽいけど、弾きまくりのギターなんかはサウザンド・アイズっぽいし、良い具合にコラボで来ているのがとても素敵。
冒頭からクサいギターメロが乱舞しまくる#6なんかも印象的で、これまた「ザ・メロスピ」みたいな感じで良い。弾きまくりのギターが、それぞれどっちが弾いてるのかめっちゃわかりやすいってのも面白い。
#7はヒロイックなメロディを持った、デスヴォイスが良いアクセントになっている曲。デスヴォイスもこういう使い方ならしっくりきて良いなと思いました。
#9はイントロのメロディがファンタジックでとてもクサい。その後もとてもクサく、芝居がかった展開が全体的にめっちゃドラゴン・ガーディアンっぽいなぁと思いました。

ということで、前作よりも格段にクオリティが上がっているなと感じる一作で、これならクサメタラーにオススメしても良いなと思える作品です。
やっぱり実力はあるんだし、前作はただ発揮の仕方が上手くいかなかっただけなんだなぁと思いました。

<オススメの曲>
2.Crimson Blood

オススメ度…80点

[DRAGON GUARDIAN]
FACEBOOK(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

[THOUSAND EYES]
FACEBOOK(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20150616172427091.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

JORMUNGAND 「SCREAMING TRANCE」
JORMUNGAND 「SCREAMING TRANCE」

Jormungand Screaming Trance

<収録曲>
1. Road leading
2. Screaming Trance
3. I Just Feeling
4. 665
5. Blast On Myself
6. Liberty
7. 革命エクソリア


同人メタル界に名を馳せる龍5150の率いるヨルムンガンドの2作目。2015年発表。

龍5150<G>みーや<Vo>坂下昌宏<B>ふぉれすとりばー<Dr>という編成なのだそうで、
いかにも同人メタルって感じがします。

同人メタルでも東方カバー系は全く聞かないのでそっち方面の活躍は知らないのですが、四季楽典シリーズなどのオリジナル作品はちょいちょい聞いており、そっちの方はいかにもなメロスピでわりと好きです。

今作も前作に引き続き、本家5150と同じ系統のクサメロスピをやっておりますが、前作よりも音作りが正統派メタル寄りになり、その一方でメロディラインはさらにアニソンチックな感じに寄ってきているという印象。
Voの声がいかにもアニソンってのもあって、アニソン度がかなり高めかな。

ヒロイックなメロディと、駆け抜ける疾走感、そしてキラキラとしたシンセの装飾と、クサメタラーが歓喜しそうな要素がすべて詰まっており、しかもかなりクオリティが高いです。

特に#2とか#5あたりが特に好きかな。
あとはメタル度が低くて思いっきりアニソンっぽい#4のサビのクサさも絶妙。

てなわけで、クサメロスピ好きにももちろんオススメなのですが、なんだかFripSideあたりのアニソンアーティストが好きな人によりオススメしたくなるような作品でした。

<オススメの曲>
2. Screaming Trance
4. 665
5. Blast On Myself

オススメ度…83点

OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20150616172427091.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

NIGHTWISH 「ENDLESS FORMS MOST BEAUTIFUL」
NIGHTWISH 「ENDLESS FORMS MOST BEAUTIFUL」

Nightwish Endless Forms Most Beautiful

<収録曲>
1. Shudder Before the Beautiful
2. Weak Fantasy
3. Élan
4. Yours Is an Empty Hope
5. Our Decades in the Sun
6. My Walden
7. Endless Forms Most Beautiful
8. Edema Ruh
9. Alpenglow
10. The Eyes of Sharbat Gula
11. The Greatest Show On Earth


フィンランドを代表するシンフォニックメタルバンド、ナイトウィッシュの8作目。2015年発表。

Voのアネット・オルゾンが脱退し、新Voとして元アフター・フォーエヴァーフロール・ヤンセンが加入しております。ってか、アフター・フォーエヴァーって知らない間に解散してたのね…。
ちなみにVoの交代劇の間に、さりげなくイリアン・パイプス奏者のトロイ・ドノクリーも加入しています。そして今作ではドラマーのユッカ・ネヴァライネンが健康上の理由で参加しておらず、代役が立てられているようです。

さて、そんな新生ナイトウィッシュなのですが、ターヤからアネットへのVoチェンジを許容できた人なら簡単に許容できるような変化だと思われます。もともとアフター・フォーエヴァーがナイトウィッシュっぽい音楽をやってただけあって、フロールの歌唱はこういうサウンドに何の違和感もなく溶け込んでいます。

サウンドの方は完全にいつも通りのナイトウィッシュで、ターヤ時代を彷彿とさせる曲もあれば、アネット時代を彷彿とさせる曲もあり、良い意味で良いとこ取りな印象。そして圧倒的に壮大で派手な装飾がやはり光っています。

語りから始まる#1はヒロイックなメロディと荘厳なストリングスで派手に展開していく曲。いかにもな曲で、オープニングにはぴったりです。
#3は最近のナイトウィッシュっぽい曲で、しっとりとした雰囲気から壮大に広がっていくような、静と動の対比が素敵な曲です。
#7はザックリとしたリフ、壮大な装飾、ヒロイックでクサいメロディという三拍子揃った曲。曲の盛り上がりと共に聴いてるこっちのテンションも上がらざるを得ないです。
個人的に一番お気に入りなのは#9で、サビのメロディがめちゃくちゃツボでした。ドラマチックに盛り上がっていく過程と、サビで一気に壮大になっていく構成がとにかく最高。
最後を締める#11は、なんとまさかの24分。もはやひとつの演劇を見ているような気分になるような、重厚な一曲です。

とりあえずナイトウィッシュはVoが変わろうが何しようが、それぞれのVoに合った曲で最高のパフォーマンスを見せてくれるし、それでいてナイトウィッシュらしさも全力で感じられるのが本当に凄いと思います。

<オススメの曲>
7. Endless Forms Most Beautiful
9. Alpenglow

オススメ度…87点

FACEBOOK(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

BATTLE BEAST 「UNHOLY SAVIOR」
BATTLE BEAST 「UNHOLY SAVIOR」

Battle Beast Unholy Savior

<収録曲>
1. Lionheart
2. Unholy Savior
3. I Want The World... And Everything In It
4. Madness
5. Sea Of Dreams
6. Speed And Danger
7. Touch In The Night
8. The Black Swordsman
9. Hero's Quest
10. Far Far Away
11. Angel Cry
12. Push It To The Limit
13. Wild Child


フィンランド出身の正統派メタルバンド、バトル・ビーストの3作目。2015年発表。

女性Voのノーラ・ロウヒモが加入してからは2作目となります。
といっても前任Voのいた1stは聴いたことないのですが…。

ノーラの歌唱はヒステリックなおばちゃんみたいな声から、なかなか可憐なクリーンヴォイスまで表現力豊かな感じ。時折絡んでくるウド・ダークシュナイダー的な金切声はギタリストのアントン・カパネンです。

前作よりもKeyの活躍が多くなり、全体的にさらにキャッチーになったという印象。
正統派なリフに華やかなKeyを絡め、サビでは一緒に歌いたくなるようなキャッチーなメロディということで、いかにもな80年代型へヴィメタルを体現しており、とても微笑ましく聴くことが出来ます。
人によってはKey使いすぎだろとかキャッチーすぎるとか文句もあるみたいですが、個人的には今作の方がより好みかな。

冒頭の#1はクサいメロディでスタートし、じわじわとドラマティックに盛り上がっていく曲。広がりのあるサビが良い。
続く#2は良い感じに無駄な派手さと荘厳さを持った曲。ミドルテンポですが、力強く拳を振り上げたくなるようなサビが秀逸です。
#3#4はどっかで聴いたことがあるようなメロディラインですが、とても熱い曲。彼ららしくていいと思います。特に#4のサビとかすげぇ好き。
#6は細かく刻まれるリフでガリガリと突き進んでいくスピードチューン。
#7は選考で発表されたときに「ABBAかよ!」というツッコミが入ったくらいポップな曲。個人的にはキャッチーでめっちゃ好きなんだけどな。
#9はインストですが、ヒロイックなメロディがなかなかツボ。
#12はディスコ曲のカヴァーで、#13W.A.S.P.のカヴァー。どちらも今作の作風にぴったりで良い選曲。

ってことで、人によってはちょっと軟弱になったと感じる部分もあるのかもしれませんが、個人的には良い進化だったと思います。80年代の正統派メタルが好きな人は試してみればよいのでは。

<オススメの曲>
4. Madness (→PV)
6. Speed And Danger
7. Touch In The Night (→LV)

オススメ度…85点

FACEBOOK(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

UNLUCKY MORPHEUS 「AFFECTED」
UNLUCKY MORPHEUS 「AFFECTED」

Unlucky Morpheus Affected

<収録曲>
1. affected
2. Get Revenge On The Tyrant
3. Gradient
4. imagimak
5. 虚妄の恋人
6. 落花流水
7. 殺戮のミセリア


同人メロディックスピードメタルバンド、アンラッキー・モルフェウスの1作目。2014年発表。
これまでに東方やその他のカヴァーアルバムは何枚も出しているようですが、オリジナルアルバムとしては初めての作品となります。

ドラゴンガーディアンやその他の国産メロスピバンドでサポートメンバーとして活躍していた実力派ギタリストの平野幸村と、ライト・ブリンガーでも歌っている女性VoのFuki(ここでは天外冬黄という名前)の二人によるプロジェクトで、通称は「あんきも」。

東方カヴァーとかはあんま興味ないので、過去に1作だけ聴いて「わりとカッコいいね」くらいの感想だったのですが、今作はついにオリジナルアルバム!
当然、演奏や歌唱力の方は既にお墨付きだったのですが、オリジナル曲の方もなかなか良いです。

イントロの#1を除く全てが疾走曲ということで、徹底的にメロスピ魂を貫き通した作品となっており、しかも当然のごとくクサい!さすが!
特に仰々しいクワイヤを導入した#2と、やたらネオクラ風味な#3のクオリティは頭ひとつ抜きんでています。後者のサビの「追いかけてーもー」がやたら頭に残って良いね。
あとは若干迫力不足のデスヴォイスが掛け合いで入っている#5とか、ギターソロがクサメロを奏でまくりの#7あたりも好きかな。

とりあえず国産メロスピが好きな方はぜひ試してみてください。Fukiが歌ってるってことでライト・ブリンガーっぽく感じる所もあるし、クサさ的にドラゴンガーディアン的なところもあるし、そこらへんのバンドが好きた人は手を出してみれば良いんじゃないかと。
同人メタルってわりと手に入れるの難しかったりめんどくさかったりするけど、このバンドならアマゾンでも売ってるし、ユニオンとかで扱ってたりもするし。

<オススメの曲>
2. Get Revenge On The Tyrant
3. Gradient
5. 虚妄の恋人
7. 殺戮のミセリア

オススメ度…82点

OFFICIAL(→クリック)   FACEBOOK(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

WITHIN TEMPTATION 「HYDRA」
WITHIN TEMPTATION 「HYDRA」

WITHIN TEMPTATION HYDRA

<収録曲>
1. Let Us Burn
2. Dangerous
3. And We Run
4. Paradise (What About Us?)
5. Edge of the World
6. Silver Moonlight
7. Covered by Roses
8. Dog Days
9. Tell Me Why
10. Whole World Is Watching


オランダ出身のシンフォニック系ゴシックメタルバンド、ウィズイン・テンプテーションの6作目。
2014年発表。

美し過ぎるメロディと、そこにのっかるシャロン・デン・アデルの透き通るエンジェリックソプラノボイスの化学反応による圧倒的癒し要素で僕の心を一瞬にして射抜いたこのバンド。作を重ねるごとにゴシック要素が減退して幾分かモダンなサウンドへと変化してきているのが残念なところではあるのですが、そのクオリティはやはり圧倒的に高く、初期の崇高さはなくともキャッチーで親しみやすい楽曲で僕の心を鷲掴みし続けてくれています。

前作で更なるモダン化&ポップ化が進んでいた彼らですが、今作は基本的に前作の流れを踏襲したようなサウンドになっており、キャッチーでバラエティに富んだ楽曲がずらっと並んでおります。ただ、初期のような崇高さやゴシック要素、そして力強いリフなどのメタルメタルした部分が少し戻ってきており嬉しいところ。

そしてもちろんシャロン様の可憐なエンジェリックボイスは健在で、僕の心を惹きつけて止みません。

とりあえず元キルスウィッチ・エンゲイジHoward Jonesがゲスト参加した#2がかなりのキラーチューン。緊張感あふれるイントロ、モダンながらもヒロイックでキャッチーなメロディ、Howardのクールなクリーンヴォイス、そしてサビでHowardシャロンの力強い歌声が絡み合いつつ一気にはじけるような感じがたまりません。
荘厳なストリングスで幕を開け、モダンなリフがザックリと刻まれる#4は、元ナイトウィッシュターヤとデュエットしている曲。こちらもやはりとてもキャッチーで親しみやすく、二人の美しい歌声が互いを高めつつ絡み合います。
とりあえず群を抜いているのはこの2曲ですが、それ以外の曲も他の凡百のバンドを寄せ付けないような高品質な楽曲ばかりです。

音楽性を少しずつ変化させつつ、昔からのファンも飽きさせず、更なる境地を目指していく彼らには本当に頭が上がりません。なんというポテンシャルの高さ!

<オススメの曲>
2. Dangerous(→PV)
4. Paradise (What About Us?)(→PV)
7. Covered by Roses

オススメ度…88点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)   FACEBOOK(→クリック

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

AVATARIUM 「AVATARIUM」
AVATARIUM 「AVATARIUM」

Avatarium Avatarium

<収録曲>
1. Moonhorse
2. Pandora's Egg
3. Avatarium
4. Boneflower
5. Bird Of Prey
6. Tides Of Telepathy
7. Lady In The Lamp


スウェーデン出身のドゥームメタルバンド、アヴァタリアムの1作目。
2013年発表。

キャンドルマスなどのドゥームメタルバンドで活躍するレイフ・エドリングの率いるバンドなのだだそうです。いかにもな低音ドゥームリフをバックに女性Voが儚く切ないメロディを歌い上げるというのが基本のスタンスで、普通のドゥームメタルバンドよりも歌メロがとてもしっかりしているというのが特徴的な点かと。

個人的には冒頭の#1がいきなりの超キラーチューン。ダークでへヴィでゆっくりとしたリフでドロドロと幕を開けたかと思いきや、切なさ漂うアコースティックなパートに一転し、儚い女性Voがのっかってきた瞬間もう完全にノックアウトされてしまいました。ドゥーミーなパートとのアンバランスさが絶妙で、不思議なつり合いの元で曲として凄まじい魅力を放っています。
#2は逆にしっとりとしたアコースティックパートから幕を開ける曲。とってもメロウな雰囲気でこの時点でかなりツボなのですが、そこに低音のゆっくりのリフが絡んできて妖しげな魅力を放っていく様はさらに圧巻です。
あとは歌メロがポップながらも哀愁漂わせまくりな#4もとても好き。

ドゥーム好きはもちろん、女性Voのメタル好きや、ちょっぴり変わった新鮮なサウンドを求めている人にもぜひ聴いてみて欲しいです。

<オススメの曲>
1. Moonhorse(→LV)
2. Pandora's Egg
4. Boneflower(→PV)

オススメ度…92点

FACEBOOK(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

MARY'S BLOOD 「AZURE」
MARY'S BLOOD 「AZURE」

Marys Blood Azure

<収録曲>
1. Deep-Six
2. Veronica
3. Voyage
4. セツナ
5. Frozen
6. Blue Heaven


日本のガールズメタルバンド、メアリーズ・ブラッドの3枚目のミニアルバム。203年発表。

「音楽専門誌"BURRN!"にて2013年最も期待するバンドとして紹介された」とか「ガールズ・メタル界の牽引バンド」とか言われていたので期待していたのですが、サウンド的にはガールズロックの延長といった感じの毒にも薬にもならないタイプでした。なかなかテクニカルだったり、硬派な音は出してたりするのですが、「違うんだよ!メタルって言うのはこういう風にお洒落ぶったりカッコつけちゃいけないんだよ!」という"コレじゃない感"が終始付きまといます。「こいつらメタルやってる自分の事カッコいいと思ってるんだろうな」的な。個人的に、メタルってのはもっとダサくて愚直な音楽であって欲しいので、ちょっと好みのタイプから外れていました。

とはいえ、ワイルドな#1、手数足数の多いドラミングが印象的な#2、キャッチーな#6など、それなりに良い曲もあるので、気に入る人は気に入るのかも。

<オススメの曲>
2. Veronica

オススメ度…75点

OFFICIAL(→クリック)

amazon.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

VYSON 「HOMINIS DIGNITATI」
VYSON 「HOMINIS DIGNITATI」

Vyson Hominis Dignitati

<収録曲>
1. BeRa Bartosick
2. Organism
3. Kan Na Kan Na
4. KP


札幌出身のデスメタルバンド、ヴァイソンの1枚目のEP。2012年発表。

自主製作のCD-Rで4曲入りです。ディスクユニオンで500円で売っていたので、なんとなく購入してしまいました。

ボーカル、ギター、ドラムというベースレスの③三人組なのですが、なんとメンバーは全員女性とのこと。サウンドやVoの声を聴いたうえでも全く女性らしさを感じさせない、とてもブルータルなサウンドを出しています。基本的にはオールドスクールなゴリゴリなデスメタルをやっており、スピード感よりは押しつぶすような圧力で迫ってくるタイプ。ベースレスとは思えない重厚なサウンドに圧殺される。Voは深みのある低音の咆哮を轟かせており、サウンドに重々しさにぴったりです。

#1は重々しいグルーヴ感を伴いつつゴリゴリと疾走する曲。切れないナイフで肉を切りつけるような凶暴な音が素敵です。
#2は独特のリズム感をもった変拍子ドラムをバックに高速でリフが刻まれる曲。刻みが細かいくせにスピード感はあまりなく、やはりジワジワと押しつぶされるような圧迫感があります。
#3はこれまたドロドロとしたリフが印象的。緩急のしっかりついた展開もなかなか良い。
#4はゆっくりとしたリフがねっとりと纏わりついてくる曲。鋸で掻き毟ってるんじゃないかというような凶暴な音と、良く練られたリフの展開がとても素敵です。

ということで、正直、ここまで女性らしさの感じられないガールズバンドもなかなか無いのではないかと思います。まぁ本人たちも一切ガールズバンドであることを推してはいないんだけどさ。日本のガールズメタルバンドって、なんとなく音だったり、Voの歌い方だったりに女性らしさってのが出てしまうと思うのですが、このバンドは本当に微塵も感じられません。そして素直にデスメタルとしてのクオリティが高いです。たった4曲なので少々物足りないことは確かですが、まぁそもそも自主製作のCD-Rだしね。普通にフルアルバムが出たら手をだしてみても良いかなぁと思わされました。

<オススメの曲>
1. BeRa Bartosick
2. Organism

オススメ度…75点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

VRAIN 「VAPTISM OF MARS」
VRAIN 「VAPTISM OF MARS」

Vrain Vaptism Of Mars

<収録曲>
1. Mars
2. Vaptism
3. Sabre Royale
4. Violent Chase
5. Rune After Lie
6. Vampire Kiss
7. Roaming Eyes
8. Niagara
9. Shadow Love
10. Farewell Melody


"ネオドラマチックサイバーハード"を自称する国産メタルバンド、ブレインの2作目。2013年発表。

大層なジャンルを自称していますが、基本的にはピコピコ&キラキラ系のKeyをふんだんに使ったメロパワです。ゲーム音楽からの影響が大きいということで、Keyの使い方はそういうとこから来てるんだろうなという感じ、X-Japanからも影響を受けているらしく、ギターの音とか、ドタバタしたドラムとか、そもそもメロディにもそれっぽい雰囲気がちらほらと顔を出します。VoはHIROという女性なのですが、ソプラノとかハイトーンというわけでは無くとても普通な感じなので、それが逆に新鮮かも。
歌謡曲っぽいクサメロがとても好みで、なんだかんだデビューミニアルバムからずっと律儀に追っかけているバンドなのですが、「デビューミニ→前作→今作」という順にメロディの質が落ちてきているという印象なので、もう少し頑張ってほしいです。今作も前半にはちらほら悪くないクサメロが散見しているので、そこをもっと伸ばしてくれー。

<オススメの曲>
2. Vaptism

この曲だけ絶妙にクサくて良い。最後までこの勢いで突っ走ってくれれば良いのに。

オススメ度…78点

OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

DESTROSE 「DESTROSE」
DESTROSE 「DESTROSE」

Destrose Destrose

<収録曲>
1. The Generations of Chaos
2. Headless Goddess
3. Sword of Avenger
4. Skykiller
5. Destination
6. Romancer
7. Fenixx
8. Lifer
9. Nostphilia
10. 破壊の薔薇


日本のガールズメタルアンド、デストローズの1作目。2013年発表。

最近こういう派手なルックスのガールズメタルバンド多くね?なんて思ってしまうものの、ついつい気になってしまう今日この頃。どーせ話題性先行型の、毒にも薬にもならないタイプのメタルなんだろうなぁと思って聴いてみると、これがどしてなかなか思った以上に良いではありませんか。ALDIOUSCYNTIAなどの最近のガールズメタルバンドに比べてかなり骨太でパワフルなリフを掻き鳴らしており、とても真っ当な正統派メタルサウンドを鳴らしていると思います。メロディも歌謡曲に通じるようなクドくてダサいメロディが中心で、その濃ゆい感じがいかにもジャパメタな感じでとても好感触。SHOW-YAのコピーバンドが前身らしいので、こういう80年代のジャパメタっぽいk感触はそこから来てるのかな。
Voは女性Voにしては低めの音域で歌っており、無理のないしっかりとした歌い方が個人的にはかなり好印象です。

<オススメの曲>
2. Headless Goddess
4. Skykiller
7. Fenixx(→PV)
10. 破壊の薔薇

#10のタイトルがXっぽいなと思ったら、リフとか歌メロもXっぽかった。

オススメ度…81点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

LIGHT BRINGER 「SCENES OF INFINITY」
LIGHT BRINGER 「SCENES OF INFINITY」

Light Bringer Scenes Of Infinity

<収録曲>
1. Hyperion
2. Fallen Angel
3. if
4. 孔雀とカナリア
5. 人形が見た夢
6. Eau Rouge
7. Hydrangea
8. Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~
9. Infinite Fantasy
10. Venus


日本のメロディックパワーメタルバンド、ライト・ブリンガーの4作目。2013年発表。メジャーだと2作目になります。

メジャーデビュー作の3作目が出たのが昨年なので、とても早いペースで発売された今作ですが、相変わらずパワフルでアニソンチックなクサさを持った作品に仕上がっていました。前作よりちょっぴりメロディが弱くなっている感はあるものの、その分メタル度はぐっとアップしたという印象。
ドラゴン・ガーディアンなど様々なメタルプロジェクトに参加している女性VoのFukiの歌唱は相変わらず力強く、爽快なハイトーンでクサメロを高らかに歌い上げてくれています。Vo以外の演奏陣もとてもレベルが高く、特にクサメロの後ろで静かにうねっているベースラインの充実っぷりが素晴らしいです。

<オススメの曲>
1. Hyperion
2. Fallen Angel
3. if
7. Hydrangea

全体的にクオリティの高い楽曲が並んでいるのですが、良い具合にメロディがくどい#1、メロディアスなKeyに心躍る#2、爽やかで広がりのある展開が素敵な#3の、冒頭三曲が個人的にとてもお気に入り。これぞメロパワ!な感じがとても良いです。
美しいメロディが印象的な哀愁チューンの#7も好き。

オススメ度…83点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。