EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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HIBRIA 「HIBRIA」
HIBRIA 「HIBRIA」

Hibria Hibria

<収録曲>
1. Pain
2. Abyss
3. Tightrope
4. Life
5. Ghosts
6. Legacy
7. Ashamed
8. Church
9. Fame
10. Words
11. Rot
12. Sir Duke


ブラジル出身の正統派メタルバンド、ヒブリアの5作目。2015年発表。

ユーリ・サンソンの超絶歌唱を中心に据えてメロディアスかつ疾走感抜群の楽曲でゴリゴリと押しまくっていた1作目&2作目があまりにも素晴らしく、そこから3作目&4作目でモダン化してちょっと劣化してしまった感のある彼らだったので、「バンド名を冠した気合十分の5作目は、果たして起死回生の一作となるのか…!!」と、非常に楽しみにしておりました。

実際に聴いてみた感想は「うーん、初期とも違うし、前作までともまたちょっと違うし、まだまだ物足りないな…」という感じ。音自体はモダンな雰囲気を残しており、このバンドにはあまり合ってないのではないかなという印象です。ユーリ・サンソンの歌唱にはやはりさすがと思わせるパワーがあるものの、楽曲の方があまりそれに付いていけておらず、物足りなさに繋がっている気がします。もっとメロディアスで伸びやかな曲を作ってくれればいいのにな。

ただ、冒頭の#1なんかはグルーヴ感があって、バキバキとしたベースも唸っていて、ギターもピロピロ弾きまくってて悪くないなという出来。
他はわりと平凡で、さらーっと過ぎていってしまう感じです。何度も言うように、歌は上手いんだけどね。
ボートラの#12はまさかのスティーヴィー・ワンダーのカバー。全くこのバンドに合ってないけど、おまけとしては面白い。

ってなわけで、未だに初期の幻想を引きずっている自分としては、イマイチ満足しきれない作品でした。完全に別物として分けてしまえば、それはそれで多少は楽しめるのかもしれません。

<オススメの曲>
1. Pain

オススメ度…78点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

PRAYING MANTIS 「SANCTUARY」
PRAYING MANTIS 「SANCTUARY」

Praying Mantis Sanctuary

<収録曲>
1. In Time
2. Restless Heart
3. Tears In The Rain
4. So High
5. Turn The Tide
6. Touch The Rainbow
7. Threshold Of A Dream
8. Playing God
9. Highway
10. Sanctuary


英国出身、かつてのNWOBHMの立役者のひとつ、プレイング・マンティスの8作目。2009年発表。
6年の休止期間を経て世に放たれる再始動作品です。

ちなみにこの再始動にあたり、バンドの中心であったトロイ兄弟以外のメンバーは全て一新。新しいシンガーのマイク・フリーランドはこのバンドの音楽性にぴったりの切なくて細いハイトーンを持っており、哀愁っぷりの増幅に一役買っております。めっちゃ上手いわけでもないし、特徴あるわけでもないけど、妙にこのバンドにマッチしているという印象。

さて中身の方はと言いますと、哀メロ派が狂喜しそうな叙情メロの嵐で、いかにも彼ららしい素晴らしいサウンド。ツインギターも冴えわたり、これぞプレイング・マンティスな音色がたっぷりです。

#1はしっとりとした叙情メロがたまらない曲。適度な疾走感でウェットに駆け抜け、哀しみの余韻を残していく感じがとても良いです。
#4は叙情メロが涙を誘うと共に、新任Voの持ち味が存分に発揮されている曲。哀愁たっぷりのか細い歌声で「ソー・ハァーーーイ↑」と伸びやかに歌いあげられるのが妙にクセになります。
#5は個人的にめちゃくちゃツボだったバラードチューン。なにこれ、哀しすぎるんですけど!! アコースティックなギターの音色と、泣きのツインギター、そして切ないメロディが心にぐっときます。今にも消え入りそうなVoの声も切なくてたまらない。
アルバムの最後を締める#10もツインギターが泣きまくる超名曲。メロい、メロすぎる!ギターソロも思う存分に泣かせまくっており、これぞ彼らの真骨頂ともいえる曲だと思います。

一曲一曲はちょっと小粒に聴こえてしまう部分はあるのかもしれませんが、どこをどう切り取っても紛うことなきプレイング・マンティス節が炸裂している名盤だと思います。泣きメロ、叙情メロが好きな人はぜひ抑えておくべきかと。

<オススメの曲>
4. So High
5. Turn The Tide (→PV)
10. Sanctuary

オススメ度…88点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

PRAYING MANTIS 「LEGACY」
PRAYING MANTIS 「LEGACY」

Praying Mantis Legacy

<収録曲>
1. Fight For Your Honour
2. The One
3. Believable
4. Tokyo
5. Better Man
6. All I See
7. Eyes Of A Child
8. The Runner
9. Against The World
10. Fallen Angel
11. Second Time Around


英国出身のベテランメタルバンド、プレイング・マンティスの9作目。2015年発表。
NWOBHMの数少ない残党の1つです。

今作ではシンガーがジョン・カイペルス、ドラマーがハンス・イン・ザントに変わっております。メンバーを変えつつも、こういうバンドが根強く生き残り、6年ぶりの作品を出してくれるという事実がまず嬉しい。

さて、そんな今作を聴いての第一印象は、「あれ、これ中身間違ってジャーニーの新作CDになってませんかね?」という感じでした。びっくりするほどAOR。
まぁ前々からちょっとずつそっちに寄ったりもしてたし、メロハー風味なところもあったし…。

でもよく聴きこむと、ちゃんとプレイング・マンティスらしい泣きののメロディもたっぷり盛り込まれており、「あ、これプレイング・マンティスの新譜だったわ」と一安心することが出来ました。

冒頭の#1はめっちゃAOR風味なKeyと、渋い泣きのギターが絡む曲。最初は派手なKeyにちょっと面食らいましたが、冷静に聞くと渋みがあってなかなか良い曲だと思います。
続く#2は完全にジャーニーの新曲です。何度聞いてもただのAOR。でも普通に良い曲なんだよね。
#3はピアノのイントロからメロくて渋いギターへとシフトしていく曲。
思い入れのある日本への強い愛から生まれたであろう#4は、中華風のメロディを携えたドラマティックな曲。俺の知っている東京とは違う…!? まぁそれは置いといて、メロディも印象的だし、ドラマティックで良い曲です。
#10は哀愁たっぷりのツインギターに「おおっ」と喜ばざるをえないような曲。ちょっと大人しいけど、歌メロもなかなか煽情的で素晴らしい。
個人的に一番のお気に入りは、これまたツインギターの音色が素晴らしい#11。小気味良い疾走感と、ボーカルの歌い上げる哀愁たっぷりのメロディラインも素敵です。

最初にも書きましたが、かなりAOR寄りにはなりつつも彼ららしさもちゃんと残っている作品で、聴けば聴くほど味が出るスルメ盤タイプだと思います。もっとツインギターが乱舞するような作品を聴きたいってのはありますが、これはこれで良いんじゃないかな。とりあえず今後もちゃんと活動を続けてね!

<オススメの曲>
1. Fight For Your Honour (→PV)
12. Second Time Around

オススメ度…80点

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NOZOMU WAKAI'S DESTINIA 「REQUIEM FOR A SCREAM」
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA 「REQUIEM FOR A SCREAM」

Nozomu Wakais Destinia Requiem For A Scream

<収録曲>
1. Requiem For A Scream
2. Sweet Vengeance
3. End My Sorrow
4. Ready For Rock
5. Still Burning
6. Dearest Pain
7. Believing
8. The Trigger
9. Despair Caprice
10. Fight To Win
11. Requiem For A Scream (Feat. Y.Morikawa)


パワーヌードブリザードなど数々のジャパメタバンドに参加してきたギタリスト、若井望の率いるソロプロジェクトの1作目。2014年発表。

アンセム森川之雄が4曲、現ガルネリウス小野正利が3曲、そしてインペリテリなどでの活躍で知られるロブ・ロックが3曲でリードボーカリストとして参加しており、その他コーラスなどではライトブリンガーFukiや声優の榊原ゆいなども参加しております。豪華!

90年代に流行ったような正統派メタルをやっており、ちょっぴりハードロック寄りの曲から、ヨーロピアンでクラシカルに惹きまくる曲まで非常にバラエティ豊か。どの楽曲も力強さと熱さが前面に押し出されており、3人のVoもそれぞれ良い意味で暑苦しい感じの歌唱をする人ばかりなので、お互いの良いところを最大限に引き出し合っているという印象です。

まずは冒頭の#1のが始まった時点でめちゃくちゃカッコよくてビビる。なにこれロブ・ロックの歌唱にめっちゃ合ってんじゃん!ワイルドなメロディと弾きまくりなピロピロギター、そして広がりのあるサビがとても素敵です。#11森川Verが収録されてて、そっちもカッコいいですが、この曲はロブの方が合ってるかな。
個人的に一番のキラーチューンなのは森川の歌う#2。ヨーロピアンなキラキラKeyを纏いながら華麗に疾走していく感じと、サビのヒロイックな哀愁がツボ過ぎてヤバいです。
小野さんの「俺も負けてらんねーぜ」的なシャウトで始まる#3も非常にカッコいい。ってか小野さんが歌うと最近のガルネリウスにしか聞こえない(笑)
あとはインスト曲の#6なんかも弾きまくりでとても良い。さすがギタリストの作品!って感じがします。

とりあえずどの曲もかなりカッコいいのですが、その中でもやはり冒頭3曲のインパクトがデカいです。三者三様な各Voの良さをそれぞれ引き出してくる才能には感服。ジャパメタ系のちょっぴりくどい感じのメロディラインが好きな人はぜひ試してみれば良いのではないかと。

<オススメの曲>
1. Requiem For A Scream
2. Sweet Vengeance
3. End My Sorrow

オススメ度…86点

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BATTLE BEAST 「BATTLE BEAST」
BATTLE BEAST 「BATTLE BEAST」

Battle Beast Battle Beast

<収録曲>
1. Let It Roar
2. Out Of Control
3. Out On The Streets
4. Neuromancer
5. Raven
6. Into The Heart Of Danger
7. Machine Revolution
8. Golden Age
9. Kingdom
10. Over The Top
11. Fight, Kill, Die
12. Black Ninja
13. Rain Man


フィンランド出身の正統派メタルバンド、バトル・ビーストの2作目。2013年発表。

セルフタイトルだからデビュー作だと思ってたのに、まさかの2作目でした。
1作目ではVoが違ったらしいですが、今作からはノーラ・ロウヒモというパワフルな女性Voが加入しております。前任者もなかなかパワフルだったらしいですが、ノーラさんもなかなかのもので、ヒステリックなシャウトをガンガンとキメてくれています。普通に歌うとなかなか綺麗な歌声だというのもGood。

基本的には80年代を彷彿とさせるような正統派メタルをやっており、ゴリゴリの疾走メタルサウンドと、みんなで叫びたくなるようなキャッチーなサビがとても素敵です。北欧らしくKeyがキラキラと活躍しているのも良いアクセント。

冒頭の#1はキラキラ系のKeyで始まりますが、ストイックな正統派サウンドに繋がっていき、徐々に盛り上がってきたかと思いきや、サビでは物凄いエネルギーで一気に爆発していきます。
#2はノリの良いザクザク系のリフと、シンフォニックな装飾Keyが良い感じのバランス。サビの広がり方がいかにも80年代的な感じで良い。
#4は有名なSF小説をモチーフにした曲ですが、SFっぽい電子音が含まれていて面白い。
#10なんかはみんなで拳を振り上げながらコーラスしたくなる雄々しい曲で、こういうのもなかなか良いね。
強烈なシャウトで幕を開ける#11は荒々しい疾走チューン。ピロピロと弾きまくるギタープレイなんかも出てきてカッコいいです。
#12は「シーイズアブラックニンジャアァァァアアア!!」が強烈な曲。ヴァイキングメタルにも通じるようなドラマティックな盛り上げ方が良いです。PVはシュールだけど…。

なんかよくアクセプトが引き合いに出されるみたいだけど、確かに剛直な部分はそういう部分もあるかも。とろあえず80年代的なメタルが好きなら聴いて損は無いと思います。

<オススメの曲>
11. Fight, Kill, Die
12. Black Ninja (→PV)

オススメ度…81点

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BATTLE BEAST 「UNHOLY SAVIOR」
BATTLE BEAST 「UNHOLY SAVIOR」

Battle Beast Unholy Savior

<収録曲>
1. Lionheart
2. Unholy Savior
3. I Want The World... And Everything In It
4. Madness
5. Sea Of Dreams
6. Speed And Danger
7. Touch In The Night
8. The Black Swordsman
9. Hero's Quest
10. Far Far Away
11. Angel Cry
12. Push It To The Limit
13. Wild Child


フィンランド出身の正統派メタルバンド、バトル・ビーストの3作目。2015年発表。

女性Voのノーラ・ロウヒモが加入してからは2作目となります。
といっても前任Voのいた1stは聴いたことないのですが…。

ノーラの歌唱はヒステリックなおばちゃんみたいな声から、なかなか可憐なクリーンヴォイスまで表現力豊かな感じ。時折絡んでくるウド・ダークシュナイダー的な金切声はギタリストのアントン・カパネンです。

前作よりもKeyの活躍が多くなり、全体的にさらにキャッチーになったという印象。
正統派なリフに華やかなKeyを絡め、サビでは一緒に歌いたくなるようなキャッチーなメロディということで、いかにもな80年代型へヴィメタルを体現しており、とても微笑ましく聴くことが出来ます。
人によってはKey使いすぎだろとかキャッチーすぎるとか文句もあるみたいですが、個人的には今作の方がより好みかな。

冒頭の#1はクサいメロディでスタートし、じわじわとドラマティックに盛り上がっていく曲。広がりのあるサビが良い。
続く#2は良い感じに無駄な派手さと荘厳さを持った曲。ミドルテンポですが、力強く拳を振り上げたくなるようなサビが秀逸です。
#3#4はどっかで聴いたことがあるようなメロディラインですが、とても熱い曲。彼ららしくていいと思います。特に#4のサビとかすげぇ好き。
#6は細かく刻まれるリフでガリガリと突き進んでいくスピードチューン。
#7は選考で発表されたときに「ABBAかよ!」というツッコミが入ったくらいポップな曲。個人的にはキャッチーでめっちゃ好きなんだけどな。
#9はインストですが、ヒロイックなメロディがなかなかツボ。
#12はディスコ曲のカヴァーで、#13W.A.S.P.のカヴァー。どちらも今作の作風にぴったりで良い選曲。

ってことで、人によってはちょっと軟弱になったと感じる部分もあるのかもしれませんが、個人的には良い進化だったと思います。80年代の正統派メタルが好きな人は試してみればよいのでは。

<オススメの曲>
4. Madness (→PV)
6. Speed And Danger
7. Touch In The Night (→LV)

オススメ度…85点

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ANTHEM 「ABSOLUTE WORLD」
ANTHEM 「ABSOLUTE WORLD」

Anthem Absolute World

<収録曲>
1. Shine On
2. Stranger
3. Pain
4. Destroy the Boredom
5. Love of Hell
6. Don't Let It Die
7. Absolute Figure
8. Sailing
9. Edge of Time
10. In the Chaos
11. Run With the Flash


日本の正統派メタルバンド、アンセムの15作目。2014年発表。

リーダーでメインソングライターの柴田直人<B>がガン治療の休養を経てから初となる作品。柴田以外はメンバーチェンジが非常に激しいこのバンドですが、僕の愛してやまない坂本英三<Vo>が前作を最後に再び脱退してしまい、今作からはかつて在籍していた森川之雄<Vo>が再加入しています。

英三さん…、あのやたらねちっこい歌い上げ方はアンセムにぴったりだったのに残念や…。
前作、あんな良かったのに…。

また、本間大嗣が体調不良で脱退したのち空席となっていたドラマーの座には、いままでサポートメンバーとして携わっていた元夜叉田丸勇がおさまっております。

さて、とりあえず今作を聴いての感想は「悪くないやん」という感じです。
坂本英三が抜けて悲嘆にくれていたのは確かですが、森川の実力も折り紙つきですし、相変わらずのアンセム節が満載でとても良いです。歌謡曲っぽい良い具合にクドいメロディも充実していますし、リフもカッコいいし、エネルギッシュ。

冒頭の#1は先行シングルにもなった曲。キャッチーでわかりやすいメロディラインと、勇ましくカッコいいサビメロが非常に良いです。
#2は荒々しいギターリフがクールな曲。いかにもアンセムな感じがとても良い。
#3はちょっぴり憂いを含みながら駆け抜けていく曲。聴けば聴くほどよさが滲み出てくる渋い感じがとても素敵です。これぞ漢の哀愁。
ザクザク刻まれる良いリフが心地よい#4とか#6あたりもこれまたアンセムらしい曲。マンネリといえばマンネリなのですが、ファンはこういうのを求めてるんだからしょうがないよね。
最後を締めくくる#11はサビがキャッチーな曲。メロディアスなギターソロも秀逸。

そんなこんなで、やっぱりVoが変わろうがなんだろうがアンセムはアンセムでした。前作ほどの度肝を抜くようなインパクトは無いかもしれないけど、クオリティは高いと思います。これぞベテランの貫録。

<オススメの曲>
1. Shine On (→PV)
3. Pain

オススメ度…85点

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RIOT 「THUNDERSTEEL」
RIOT 「THUNDERSTEEL」

Riot Thundersteel

<収録曲>
1. Thundersteel
2. Fight Or Fall
3. Sign Of The Crimson Storm
4. Flight Of The Warrior
5. On Wings Of Eagles
6. Johnny's Back
7. Bloodstreets
8. Run For Your Life
9. Buried Alive (Tell Tale Heart)


米国出身の正統派メタルバンド、ライオットの6作目。1988年発表。

5作目の「BORN IN AMERICA」で一度解散していたものの、紆余曲折を経てメンバーを一新した上での再結成を果たし、復活第一弾となる作品です。

初期の彼らは哀愁のツインギターを存分に絡めたNWOBHMやハードロック寄りの音像の正統派メタルをやっておりましたが、中期の彼らは勢いと疾走感でぐいぐい突き進むタイプのパワーメタルが中心といった印象。哀愁を随所に残しながらも、攻撃的に突き抜けていきます。
そしてこの作品から参加の3代目Voのトニー・ムーアのハイトーンヴォイスがとても素晴らしく、疾走感溢れるサウンドの中で透き通るように伸びていく歌唱がとても楽曲に合っていて良い。ちょっと細い気もしますが、良い具合にB級感が出てて逆に僕はとても合っていると思います。

基本的に一本調子とも言えるような楽曲がずらっと並んではいるのですが、その中で頭ひとつ抜きんでているタイトル曲の#1は、もはや神曲といっても過言ではないくらいの超絶キラーチューン。イントロのリフがピロピロと刻まれ、ボビー・ジャーゾンベクの手数足数の多いドラミングがスタスタと叩かれ始めた瞬間にテンションは一気に最高潮へ。圧倒的疾走感と共に突き抜けていく爽快なパワーメタルに、メタル好きなら興奮せずにはいられません。クサいともいえるくらいにやり過ぎな泣きのギターもたまらん。

とりあえず#1のインパクトにアルバム全体の感想が全部持って行かれてしまう感はあるのですが、#5とか#6あたりもなかなかいい具合に疾走していて個人的にはなかなか好きです。

でもまぁとりあえず#1を聴くためだけにまずは手に取ってみれば良いのではないかと。

<オススメの曲>
1. Thundersteel

オススメ度…85点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

RIOT 「UNLEASH THE FIRE」
RIOT 「UNLEASH THE FIRE」

Riot Unleash The Fire

<収録曲>
1. Ride Hard Live Free
2. Metal Warrior
3. Fall From The Sky
4. Bring The Hammer Down
5. Unleash The Fire
6. Land Of The Rising Sun
7. Kill To Survive
8. Return Of The Outlaw
9. Immortal
10. Take Me Back
11. Fight Fight Fight
12. Until We Meet Again


米国出身の正統派メタルバンド、ライオットの15作目。2014年発表。

唯一のオリジナルメンバーであったマーク・リアリ<G>が急逝してしまい、前作で素晴らしいハイトーンを響かせていたトニー・ムーアが脱退し、ドラマーのボビー・ジャーゾンベクも脱退…、という数々の困難に見舞われてしまった彼らですが、 ドン・ヴァン・スタヴァン<B>マイク・フリンツ<G>を中心に"RIOT V"として再スタートを切ることとなりました。
新メンバーとしてはトッド・マイケル・ホール<Vo>ニック・リー<G>フランク・ギルクリースト<Dr>が加わっております。

そんなRIOT Vとしての1枚目のアルバム、正直聴いてみるまでは心配しかしていなかったのですが、聴いてびっくり、マークの追悼アルバムとしてふさわしい出来の素晴らしい作品に仕上がっておりました。
相変わらずいかにも正統派メタルな作風で、メタル好きなら思わず頬が緩むような、微笑ましい音作りが最高です。前作のようなド直球に疾走しまくるという路線からは少し離れ、彼ららしい哀愁のツインギターを存分に絡めつつキャッチーかつ爽やかに駆けていくという印象。新Voのトッドの歌唱も素晴らしく、前任のトニーを彷彿させるような突き抜けるハイトーンを爽やかに響かせてくれています。

とりあえず冒頭の#1のイントロの時点で哀愁MAX。もうこの時点で名盤の予感しかしません。
続く#2は細かく刻まれるリフがとてもキャッチーなキラーチューン。トッドの綺麗なハイトーンヴォイスも楽曲にぴったりマッチしております。
#3はいかにもな疾走チューン。哀愁を絡めつつ疾走する様はまさにライオットです。
個人的にかなりツボだったのは、ギターが泣きまくりの#6。イントロの時点で鳥肌モノです。
#9なんかもドラマチックに泣きのギターが紡ぎだされるスローテンポな曲でなかなか良い。

そんなわけで、メンバーの急逝というこの上ない悲劇を乗り越え、新たな道を歩き始めたメンバーたちの強い意志が感じられる素晴らしいアルバムだと思います。ファンならばぜひ。ファンじゃなくても正統派メタルが好きならこの作品か、もしくは前作あたりからライオットに手を出してみても良いと思います。ジャケはいつも通り珍妙ですが、中身は折り紙つきです。

<オススメの曲>
2. Metal Warrior
6. Land Of The Rising Sun

オススメ度…86点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

HELL 「CURSE AND CHAPTER」
HELL 「CURSE AND CHAPTER」

hell curse and chapter

<収録曲>
1. Gehennae Incendiis
2. The Age Of Nefarious
3. The Disposer Supreme
4. Darkhangel
5. Harbinger Of Death
6. End Ov Days
7. Deathsquad
8. Something Wicked This Way Comes
9. Faith Will Fall
10. Land Of The Living Dead
11. Deliver Us From Evil
12. A Vespertine Legacy


英国出身のオカルティック正統派メタルバンド、ヘルの2作目。
2013年発表。

一昨年、デビューから20年以上の時を経て発表された1作目を出した彼らですが、2作目はちゃんと普通のスパンで届けてくれました(笑)

NWOBHM時代を生きたバンドらしい正統派な英国メタルサウンドを軸に据えながらも、そこに怪しげなメロディや胡散臭い歌唱をくっつけたオカルティックなメタルをやっており、今作も前作と全く同じ路線を踏襲しています。メンバー曰く「過去のマテリアルと新しいマテリアルは半々」とのことですが、まさに前作を踏襲しつつ新しさも加えつつの絶妙なバランスになっているのではないかと。演劇性がさらに増しながらも、シンプルなリフから組み合わされた楽曲はとってもポップでキャッチーで、一度聴いたものの心を掴んで離しません。
またVoのデヴィッド・ボウアーのカリスマ性がとにかく異常で、彼が歌い上げるエキセントリックな歌メロはまさに魔術の様な魅力を解き放っています。

イントロの#1から繋がる#2は疾走感あふれる爽快な正統派メタルサウンドですが、そこに胡散臭いVoと怪しいKeyの装飾がのっかると一気にHELLワールドが全開になります。
個人的に一番のキラーチューンなのは#4で、少々始まるまでのSEが長すぎる気もしますが、その後の展開はまさに神。いや悪魔か(笑)。ってなくらい素晴らしい鳥肌モノの怪しさです。リフの醸し出す儀式っぽい空気と妙にダサいのにカッコいいという不思議な胡散臭い歌メロがとにかく最高。ノリも良いし聴いていてとても楽しいです。
あとは#11も個人的にかなりのお気に入りで、ぶんぶんうねるベースをバックに勢いだけで歌い切るVoの歌唱が怪しすぎて大好き。

衝撃度という点ではさすがに前作には劣るのかもしれませんが、今作でも彼らの悪魔的な魅力は全く失われておらず、全力で楽しむことが出来る作品だと思います。胡散臭いメタルが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
2. The Age Of Nefarious
4. Darkhangel
11. Deliver Us From Evil

オススメ度…85点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

MARY'S BLOOD 「AZURE」
MARY'S BLOOD 「AZURE」

Marys Blood Azure

<収録曲>
1. Deep-Six
2. Veronica
3. Voyage
4. セツナ
5. Frozen
6. Blue Heaven


日本のガールズメタルバンド、メアリーズ・ブラッドの3枚目のミニアルバム。203年発表。

「音楽専門誌"BURRN!"にて2013年最も期待するバンドとして紹介された」とか「ガールズ・メタル界の牽引バンド」とか言われていたので期待していたのですが、サウンド的にはガールズロックの延長といった感じの毒にも薬にもならないタイプでした。なかなかテクニカルだったり、硬派な音は出してたりするのですが、「違うんだよ!メタルって言うのはこういう風にお洒落ぶったりカッコつけちゃいけないんだよ!」という"コレじゃない感"が終始付きまといます。「こいつらメタルやってる自分の事カッコいいと思ってるんだろうな」的な。個人的に、メタルってのはもっとダサくて愚直な音楽であって欲しいので、ちょっと好みのタイプから外れていました。

とはいえ、ワイルドな#1、手数足数の多いドラミングが印象的な#2、キャッチーな#6など、それなりに良い曲もあるので、気に入る人は気に入るのかも。

<オススメの曲>
2. Veronica

オススメ度…75点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

KATANA 「STORMS OF WAR」
KATANA 「STORMS OF WAR」

Katana Storms Of War

<収録曲>
1. Reaper
2. Wrath Of The Emerald Witch
3. Khubilai Khan
4. The Samurai Returns
5. City On The Edge Of Forever
6. No Surrender
7. In The Land Of The Sun
8. The Gambit
9. Modesty Blaise
10. The Wisdoms Of Emond's Field


スウェーデン出身の正統派メタルバンド、カタナの2作目。
2012年発表。

バンド名やジャケからしてもうイロモノ臭しかしませんし、実際に歌詞もそんな感じだったりはするのですが、とても真面目で王道な正統派メタルをやっています。アイアン・メイデンに通じるようなメロディアスなリフで軽快に疾走していくタイプのサウンドで、少々エピックメタル寄りのメロディがちょいちょい顔を出してくるのが特徴。NWOTHMの中の変わり種のようなバンドで、なかなか面白いです。

冒頭の#1は超王道な疾走曲。軽快なツーバスとリフで心地よく駆け抜けていきます。
#2も同様にメロディアスに疾走していく曲。ピロピロとしたツインリードが良い。
#3は無駄にドラマティックな雰囲気を出してくる曲。やはり音自体は正統派メタルど真ん中なのですが、やたらエピカルでクサいところがダサくて素敵。「クビラーイ・カーン♪」という音の響きのダサさたるや!
#4はこれまたヒロイックなリフが耳を惹く。勢いもあって良い曲です。
#5はツッタカツッタカとしたリフがどことなくメイデンを彷彿とさせる。サビはしょーもないコーラスですが、耳に残ってしまいます。
#6はミドルテンポの勇壮な曲。ヴァイキングメタルのような雰囲気が漂いますが、それにしてはちと音が軽いので、ちょっとだけ物足りないかもしれません。
#7はSEを交えた静かなイントロから徐々に盛り上がっていく曲。メイデンのプログレライクな部分をそっくり取り入れたかのような雰囲気がとても微笑ましい。
#8はシンプルなリフで突き進む曲。良くも悪くも忠実に伝統的。
#9は冒頭のメロいツインギターのハモりがとても素敵な曲。
#10は最後を飾るにふさわしいドラマティックな曲ですが、やはり注目を集めるのはメイデン風のメロいリフ運びです。

ってことで、全体的にアイアン・メイデンを再現しながら少しだけエピカルにした雰囲気が漂う作品です。めっちゃイロモノ臭漂うのに、やってることがめっちゃ正統的ってとこに好感度を持たざるを得ない。普通に良いバンドなので、正統派メタルが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
1. Reaper
3. Khubilai Khan
7. In The Land Of The Sun
10. The Wisdoms Of Emond's Field

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

HIBRIA 「SILENT REVENGE」
HIBRIA 「SILENT REVENGE」

Hibria Silent Revenge

<収録曲>
1. Silent Revenge
2. Lonely Fight
3. Deadly Vengeance
4. Walking To Death
5. Silence Will Make You Suffer
6. Shall I Keep On Burning
7. The Place That You Belong
8. The Scream Of An Angel
9. The Way It Is
10. Bleeding On My Regrets


ブラジルの正統派メタルバンド、ヒブリアの4作目。2013年発表。

ユーリ・サンソン<Vo>の超絶ハイトーンで圧倒する熱い熱いパワーメタルをやっていた彼らですが、前作では重さに重点を置きすぎてメロディの質が格段に下がり、ユーリの歌声を全く生かせないような作品になってしまっていました。今作は前作とはまたちょっと違った雰囲気になっており、ちょっぴりモダンな音作りにスラッシーでグルーヴィーなリフを中心としたサウンドに変化。前作のこれじゃない感は凄まじかったですが、今作もやっぱりこれじゃない感がちょっとあります。ただ、前作よりは曲がそこそこ魅力的で、初期の彼らを知らなければ普通に楽しめるくらいの出来。ユーリの歌唱はやっぱり上手いですし、リフもフックのアル秀逸なものも多いですし、比較的ノリ易い曲も多いです。ただ、この程度のバンドだったら他にもいるし、別にヒブリアじゃなくても良いんだよなぁなんて思ってしまったり。やはりヒブリアには1stや2ndのような高音域で暴れまわる強力なパワーメタルを求めてしまいます。

<オススメの曲>
2. Lonely Fight
3. Deadly Vengeance
5. Silence Will Make You Suffer(→PV)

オススメ度…79点

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