EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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MOKOMA 「Elävien Kirjoihin」
MOKOMA 「Elävien Kirjoihin」

Mokoma Elävien Kirjoihin

<収録曲>
1. Elävien kirjoihin
2. Sinne missä aamu sarastaa
3. Valtakunnassa kaikki hyvin
4. Lunnaat
5. Uhkakuva 6
6. Vastakkaiset voimat
7. Irti
8. Mutta minulta puuttuisi rakkaus
9. Hujan hajan
10. Pohja on nähty
11. Nimensä unohtaneen rukous


フィンランド出身のメタルバンド、モコマの10作目。2015年発表。

ジャンル的にはスラッシュメタルで括られることが多いようですが、全然スラッシュしていない曲も多かったり、デスっぽいところもあったりして、なんとも一筋縄ではいかないサウンドを特徴としたバンドです。時折、フィンランドらしいメランコリックっぽさが激しさの中にチラチラ顔を出すのも面白いとこ。
何よりもの特徴は歌詞が全部フィンランド語なところで、荒々しいサウンドのわりに、フィンランドの可愛らしい発音のせいでちょっとかわいい感じになっています。

以上の特徴を統合して、個人的にはフィンランド版のDIE APOKALYPTISCHEN REITERみたいなバンドだと思ってるんだけど、どうなんだろ。もちろんあんなに雄々しくは無いんだけど、複数ジャンルがごった煮になってるところとかさ。

とりあえず個人的に一番好きなのはPVにもなってる#2で、ヒロイックでザクザクとしたリフと、ちょっと間の抜けた感じのフィンランド語歌唱が良い具合にマッチしています。ザクザクしてるわりにメロディもちゃんとあるし、サビっぽい部分でちょっと明るくなるのも良い。
他の曲もわりと好きだけど、やっぱりザクザクと刻む系のスラッシーな#3とか#7みたいな曲が好みかな。

2013年のラウドパークにも来てるし、知名度はそんな低くもないのかなぁとは思います。
異国語の不思議な響きが好きな人はぜひ。

<オススメの曲>
2. Sinne missä aamu sarastaa (→PV)

オススメ度…81点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

NOSTRA MORTE 「SIN RETORNO」
NOSTRA MORTE 「SIN RETORNO」

Nostra Morte Sin Retorno

<収録曲>
1. Camino al Jaguar
2. El Mal es mi Dios
3. Nova
4. La Prision de los 100 Anos
5. Cuando la Muerte se Viste de Gloria (Mariachi)
6. El Amo del Reflejo
7. El Llamado
8. Instrumental
9. Erick el Rojo
10. Requiem DeMort
11. Persefone
12. Sin Retorno


メキシコ出身のシンフォニック系ゴシックメタルバンド、NOSTRA MORTEの2作目。2012年発表。

メキシコというとゴアの国というイメージしかないのですが、お国柄からは想像もできないようなシアトリカルで真っ当なゴシックメタルをやっています。男性Voが二人と女性Voが一人という構成で、オペラティックなソプラノヴォイスに男性の朗々とした歌声が妖しく絡み付きます。曲の方はゆったりとしたドラマティックな構成が多く、じわじわと盛り上がっていくタイプ。シンフォニックで壮大なくせに派手さはあまりなく、緊迫とした雰囲気で堅実にメロディを紡ぎ出していくという感じ。作業とかしながら聞き流す分には申し分ないけど、じっくりと何度も聴きたくなるほどのキラーチューンが無いのがちょっと残念かな。シアトリカルな雰囲気にマッチしたスペイン語の巻き舌Voはなかなか好みではあるんだけど。

<オススメの曲>
6. El Amo del Reflejo
9. Erick el Rojo
12. Persefone(→PV)

オススメ度…78点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

EDHELLEN 「SOMBRA Y ANHELO」
EDHELLEN 「SOMBRA Y ANHELO」

Edhellen Sombra y Anhelo

<収録曲>
1. Preludio
2. La Senda Celeste
3. Cuento Olvidado
4. Buscando Un Sol
5. Eterna La Noche
6. Sombra En El Océano
7. Interludio
8. Reflejos
9. Entre Cielo Y Mar
10. Tras Las Llamas
11. Todos Los Sueños


スペイン出身のシンフォニック系メロディックスピードメタルバンド、エデレンの1作目。2011年発表。国内盤はつい最近「幻影と光明」という邦題で発売されました。

OPERA MAGNAのドラマーとギタリストのプロデュースということもあって、サウンドの方はいかにもスペイン産メロスピといった感じ。クサいメロディでヒロイックに疾走し、そこに巻き舌スパニッシュのハイトーンVoがのっかります。適度に派手な装飾や、仰々しいコーラスなんかもなかなか秀逸。デビュー作ということでまだまだメロディにも弱い部分もありますが、今後もっともっと化けていくといいねといった感じの期待の持てるメロスピ作品です。

<オススメの曲>
2. La Senda Celeste
3. Cuento Olvidado

オススメ度…78点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

NACHTGESCHREI 「Aus Schwärzester Nacht」
NACHTGESCHREI
「Aus Schwärzester Nacht」


Nachtgeschrei Aus Schwärzester Nacht

<収録曲>
1. Sirene
2. Die Geister, Die Uns Riefen
3. Flamme
4. Spieler
5. In Meinen Liedern
6. In Die Schwärze Der Nacht
7. Der Ruf
8. Am Ende Der Zeit
9. Unter Deinem Licht
10. Na Sdorowje!
11. Am Rand Der Welt
12. Für Alle Zeit
13. Als In Dir Nur Leere War
14. Ungebrochen


ドイツ出身のフォークメタルバンド、ナハトゲシュレイの4作目。2013年発表。バグパイプやハーディーカディー、そしてフルートなどの楽器をふんだんに取り入れたフォークメタルをやっており、サウンド的にはエルヴェイティあたりに近いです。ただ、Voはデスヴォイスではなく、朗々とした漢臭いノーマルヴォイス。中世的なメロディも随所で顔を出し、土着的なメロディと上手いこと融合して独特の雰囲気を醸し出しています。歌詞は全てドイツ語で、堅い質感がVoや曲にマッチしていてとても良い。全体的にゆったりとしていますが、じっくりとメロディを聴かせるタイプなので、妙な中毒性にジワジワと絡め取られます。

<オススメの曲>
1. Sirene
2. Die Geister, Die Uns Riefen

オススメ度…81点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

Mägo De Oz 「Hechizos, Pócimas y Brujería」
Mägo De Oz 「Hechizos, Pócimas y Brujería」

Mägo De Oz Hechizos, Pócimas y Brujería

<収録曲>
1. El Libro De Las Sombras
2. H2Oz
3. Xanandra
4. Sácale Brillo A Una Pena
5. Satanael
6. No Pares
7. A Marcha Das Meigas
8. Quiero Morirme En Ti
9. Sigue La Luz
10. El Mercado De Las Brujas
11. Celtian
12. Brujas
13. Hechizos, Pócimas Y Brujería


スペインの国民的人気バンド、マゴ・デ・オズの10作目。2012年発表。笛やヴァイオリンの乱舞するフォーキッシュなサウンドを基調としたパワーメタルをやっており、明るい曲調にふにゃふにゃしたスペイン語のハイトーンVoがそれにのっかるという独特の雰囲気を醸し出し続けているバンドですが、今作でもそのスタイルは相変わらずでした。まさかの10作目にして少し垢抜けてきた感もありますが、基本的には素朴さを失わないいつものマゴ・デ・オズです。

とりあえず冒頭の#1が始まった瞬間に、いつもの明るいサウンドが聞こえてきて一安心。音作りは綺麗になった印象ですが、メロディの方はいつものダサくて楽しいメロパワです。
#2はコーラスが楽しい疾走チューン。ヴァイオリンと笛のコンビネーションによって創出されるのどかな雰囲気も素敵。
#3はヒロイックな疾走曲で、普通にカッコいいキラーチューン。「あれ、このバンドってこんな普通にカッコいいバンドだっけ?」なんて思ってしまいますが、サビになるといつもの彼ららしい明るいコーラスになっています。
ってな感じで個人的には冒頭の3曲が圧倒的に好きなのですが、残りの曲も相変わらずのハイクオリティで素晴らしい作品です。

<オススメの曲>
1. El Libro De Las Sombras
2. H2Oz(→PV)
3. Xanandra(→PV)

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

DRAGONFLY 「NON REQUIEM」
DRAGONFLY 「NON REQUIEM」

Dragonfly Non Requiem

スペイン出身のシンフォニック系メロディックパワーメタルバンド、ドラゴンフライの3作目。2011年発表。無駄に大仰かつド派手な装飾でキラキラと展開するのが基本のスタンスです。時たま疾走を見せつつも基本的にはドラマティックなミドルテンポを主軸としているのですが、メロディがやたらクサいってのがこのバンドの一番の魅力。いかにもスパニッシュなメロディが所狭しと乱舞するのが印象的なバンドでした。ただ、今作ではどうもメロディがイマイチ振るわず、キラーチューンの不在を嘆かざるを得ないような状況に。母国語の巻き舌Voは相変わらず良い味出してるし、フレーズ単位では悪くないとこも多々あるのですが、決定力不足感は否めません。一曲一曲がとても冗長に感じられ、わくわくするようなフレーズが出てきたとしても一瞬で、すぐに平凡なメロディへと移り変わっていってしまいます。どうしたドラゴンフライ!頑張れ!おまえはもっとダサいメロパワをやっていたはずだ!

<収録曲>
1. Non Requiem
2. Mi salvación
3. Infierno
4. Nunca camino solo
5. Quién llora ahora
6. Rompe tu silencio
7. 2012
8. Dispuesto a seguir
9. Media vida
10. Algo en que soñar
11. Recuerdos
12. Por siempre
13. Die Young
14. Media Vida (Versión Piano)
15. Mi salvacion (Radio Edit)


<オススメの曲>
2. Mi salvación
4. Nunca camino solo
8. Dispuesto a seguir

期待感を煽るイントロ#1から♯2になだれ込んだ瞬間、これでもかとばかりにシンフォニックなクサメロが疾走しまくって否が応にもテンションが上がるのですが、その勢いはすぐに途絶えてイマイチ煮え切らない感じに落ち着いてしまいました。クサさも足りないよ!もっとダサい感じに仕上げてよ!
#4もイントロはとても秀逸。でもなんで歌いだしと共に失速するんだよ!そんなんじゃだめだよ!まぁ比較的パワフルなメロディラインは嫌いではないんですが。
#8もイントロはクサいんだけど、なんか歌いだしと共に求めている方向と違う方面に走っていってしまった感じ。うぬぬ。
ちなみに#13ブラック・サバスのカヴァー。普通にカッコいいわぁ。

オススメ度…71点

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Mägo De Oz La 「Ciudad De Los Árboles」
Mägo De Oz La 「Ciudad De Los Árboles」

Mägo De Oz La Ciudad De Los Árboles

スペイン出身の大御所メタルバンド、マゴ・デ・オズの7作目。2007年発表。国外での知名度ではからっきしなのですが、スペインでは国民的人気バンドなのだそうです。まぁ歌詞も全て母国語だし、あまり国外に展開することは考えてないんだろうな。さてそんな彼らですが、サウンドの方は世界に通用するような超高品質のフォークメタル。笛やヴァイオリンが陽気に舞い踊る、心底明るく楽しい楽曲のオンパレードとなっております。超名作と名高い前々作の「GAIA」シリーズに比べると幾分か落ち着いてしまった感は否めませんが、そんじょそこらのバンドには負けないようなメロディの中毒性は健在。スペイン語の巻き舌Voの不思議な感触も相変わらずで、中毒性をさらに高めてくれます。

<収録曲>
1. El Espíritu Del Bosque
2. La Ciudad De Los Árboles
3. Mi Nombre Es Rock'n'Roll
4. El Rincón De Los Sentidos
5. Deja De Llorar (Y Vuélvete A Lenvantar)
6. La Canción De Los Deseos
7. Y Ahora Voy A Salir (Ranxeira)
8. Runa Llena
9. Resacosix En La Barra
10. No Queda Sino Batirnos
11. Sin Tí, Sería Silencio (Parte II)
12. Si Molesto, Me Quedo
13. El Espíritu Del Bosque II


<オススメの曲>
2. La Ciudad De Los Árboles
3. Mi Nombre Es Rock'n'Roll
5. Deja De Llorar (Y Vuélvete A Lenvantar)
6. La Canción De Los Deseos
9. Resacosix En La Barra

素朴で哀愁漂うイントロ的な#1に続く#2からあまりにも陽気。メロディアスなシンセの音色に導かれて宴の開始です。サビのコーラスも楽しそうだし、中盤からは待ってましたとばかりに笛やらヴァイオリンやらが登場し、もう完全にマゴ・デ・オズワールドの虜。
♯3は曲名にも「Rock'n'Roll」との文字が見える通り、めっちゃノリノリの曲。特にサビのノリノリ感と、みんなで大合唱なコーラスとの組み合わせがめっちゃ楽しいです。
#5は優雅なヴァイオリンに導かれるイントロがいかにもマゴ・デ・オズ。歌いだしになると唐突に哀愁系にシフトし、ちょっぴり寂しい感じになるのですが、途中で一気に転調して楽しいコーラスへと突入します。さすがの陽気さに思わずニヤけてしまうw
アコーディオンによるクッサいイントロがたまらに#6もなかりのキラーチューン。民族楽器総出で素朴な音色のオーケストラ状態。メロディはちょっぴり哀愁を携えており、とても良い味を出しています。
#9は素朴な音色が心に染みるしっとり系チューン。コーラスも哀愁たっぷり。…なーんて思ってたら、これQUEENの「39」のカヴァーじゃん。なんかマゴ・デ・オズの雰囲気に馴染みすぎててサビになるまで気づかなかったよw

オススメ度…87点

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BEER BEAR 「Мёд」
BEER BEAR 「Мёд」

Beer Bear Мёд

ロシア出身のフォークメタルバンド、ビアー・ベアーの1作目。2010年発表。やたら陽気でメルヘンチックなフォークメタルをやっており、跳ねるような曲調の中で笛とヴァイオリンがお祭り騒ぎ状態になっています。エレキサウンドもしっかり入ってるんだけど、とにかく笛とヴァイオリンの主張が激しすぎてあまり耳に入ってこない。そのせいか全体的にかなり軽やかな印象に仕上がっています。Voは強烈なだみ声と胡散臭めのクリーンコーラスが入り乱れているのですが、やはりそれ以上に笛とヴァイオリンが入り乱れているので、そんなに聴きにくくはないのではないかと。一本調子で似たような楽曲が並んでることは否めませんが、とにかくずーーーっと楽しいのでそんなことは気にしない。

<収録曲>
1. Косолапое Утро
2. Beer Bear
3. Мёд
4. Кулачные Бои
5. Марш Медведей
6. Ветер Лесной
7. Сумерки
8. Зов Северного Ветра
9. Меч Кузнеца
10. Медведица
11. Сон-Трава
12. Брага Зари
13. Мать Троллей


#13フィントロールの名曲"Trollhammaren"のカヴァー。

<オススメの曲>
2. Beer Bear
3. Мёд
4. Кулачные Бои

絵本に良く合いそうなメルヘンチックなイントロ#1に続く#2は、やっぱりメルヘンなフォークメタルチューン。とにかく陽気なテンションで一気に全部持って行かれてしまいます。堅苦しいこと抜きにとりあえず楽しもうぜー!みたいな、牧場風パーティーチューンといった感じ。
♯3は最初っから最後までとにかく笛!笛!笛!笛!ヴァイオリン!笛!笛!笛!バグパイプ!笛!みたいな曲。笛はずーっと同じフレーズの繰り返しなのですが、そのフレーズが妙に印象的な上にとっても愉快で一度聴いたら病み付きです。Voは胡散臭ーい感じも絶妙にマッチ。ちなみに曲名は英訳するとHoneyということで、つまりは蜂蜜。愉快な曲にぴったりの曲名。
続く#4も変わらず陽気なノリノリチューン。犬の鳴き声が「ワンワン!」って出てきてのどかだなーと思った。コーラスが結構好き。
とりあえず上記の3曲があまりにも陽気過ぎてインパクト絶大ですが、他の曲もわりと普通に楽しいです。ちなみにフィントロールのカヴァーである♯13は、本家にはかなわないものの、このバンドのサウンドに良く合っていて悪くないと思う。歌詞がロシア語になってるので違和感はあるけど。

オススメ度…85点

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FOLK STONE 「DAMNATI AD METALLA」
FOLK STONE 「DAMNATI AD METALLA」

Folk Stone Damnati Ad Metalla

イタリア出身のフォークメタルバンド、フォーク・ストーンの2作目。2009年発表。ハープ奏者と複数のバグパイプ奏者が在籍する8人組で、Voはフルートも兼任しているそうです。そんなメンバー編成を見れば音楽性の方はかなり想像しやすいかと思いますが、ご想像の通り民族楽器たっぷりの土着的なフォークメタル。中でもバグパイプの活躍が主役級で、常に最前線でまったりと響き渡っています。後ろの方でさりげなくポロンポロンと奏でられてるハープの音色も良い。メタルサウンドの方もなかなかヘヴィで、うまいことフォークサウンドと融合しています。Voはだみ声ってほどではないですがちょっと濁ったなかなか雄々しい感じの歌声で民謡メロに相性ばっちりです。歌詞は基本的にイタリア語で、独特の空気を増幅するのに一役買っています。

<収録曲>
1. Ol Bal di Oss
2. Longobardia
3. Aufstand!
4. Anime Dannate
5. Frerì
6. Un'Altra Volta Ancora
7. Luppulus in Fabula
8. Terra Santa
9. Senza Certezze
10. Vortici Scuri
11. Nell'Alto Cadrò
12. Vanità di Vanità
13. Rocce Nere


<収録曲>
2. Longobardia
3. Aufstand!
6. Un'Altra Volta Ancora

ハープの妖しい音色で幕を開ける#2はミドルテンポながらも民族楽器が乱舞しまくるなかなかの良曲。まったりのっそりとした土着的な雰囲気と、ハープやバグパイプの醸し出す胡散臭い雰囲気が絶妙です。リフもさりげなくグルーヴィーな瞬間がちょいちょいあってかなり秀逸だったり。
#2はバグパイプの乱舞する比較的勢いのある曲。とにかくバグパイプが主役のこのバンドらしい曲で、バグパイプのメロディだけがひたすら頭に残ります。
#6は陽気な笛の音色がたまらない一曲。踊りたくなるような楽しいメロディを奏でまくります。

オススメ度…78点

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DARKSUN 「LIBERA ME」
DARKSUN 「LIBERA ME」

Darksun Libera Me

スペイン出身のメロディックパワーメタルバンド、ダークサンの3作目。2008年発表。B級感漂う愛すべきクサメタルをやっています。歌詞が全てスペイン語なのも、B級感をさらに増幅させていてとても良い。前作よりも重厚感が増しており、なんだく貫禄が増したという印象。オーケストレーションにも力が入れられており、気合の入れ方が強く伝わってきます。Voが途中でヨレたりするのはB級メタルとして許容できる範囲なのですが、肝心のメロディがまだまだ弱いのが残念なところかな。所々で「おっ」となる部分はあるのですが、イマイチそれが続いてくれません。スペイン語の醸し出す独特の雰囲気は好きなので、もっとはっちゃけて色々と突き抜けて欲しいです。

<収録曲>
1. Libera Me
2. Parasiempre
3. Miedo
4. Huellas en la Arena
5. Tan Lejos
6. La Sombra tras el Cristal
7. Voces en la Oscuridad
8. Lágrimas de un Angel
9. Saltar al Vacío
10. Libre como el Amanecer
11. Alma
12. Odio Eterno


<オススメの曲>
3. Miedo(→PV)

骨太なベースが乱舞して「おっ!」となり、シンフォニックなKeyが加わり「おおっ!」となる。そっからの中途半端なデス声シャウトで「ん?」となり、歌い出しで「ふーん」ってなる。そんな惜しい曲。

オススメ度…74点

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[LANDEVIR]
LANDEVIR「INMORTAL」

Landevir Inmortal

スペイン出身のフォークメタルバンドの3作目。2008年発表。フルートやヴァイオリンの音色を前面に押し出したサウンドが特徴で、時にダーク、時にミステリアス、時に叙情的なメロディが非常に魅力的です。一曲一曲がちょっと長めなので、もう少しコンパクトにしてくれればなーなんて気もしましたが、その分民謡メロがたっぷりと詰め込まれているのでまぁ良いやって感じ。同じくスペイン出身のSAUROMあたりに似てるなーと思ったら、案の定メンバーがゲスト参加していました。

1.Deuda Eternaはイントロのミステリアスで妖しいメロディがツボ。ゆったりとしたミドルテンポで、フルートやヴァイオリンの音色が強く印象に残る曲です。歌メロはまぁまぁだけど、演奏の方が凄く好き。
5.Luces Del Más Allaはコーラスに漂う哀愁が素敵。所々に絡んでくるフルートが良い味出してます。
6.Las Mil Y Una Nocheは思いっきりMAGO DE OZなメロディ展開が最高過ぎる曲。ほんわかとした民謡メロ、乱舞するヴァイオリン、陽気過ぎて思わず口ずさみたくなるコーラス、どれをとっても最高の一言です。声的にメインで歌ってるのはSAUROMの人かな?
10.Albaは哀愁漂う笛の音色が素敵過ぎる曲。物悲しいなんとも言えないメロディセンスが光ります。
10.El Sueño Se Hara Realidadは10分超の大曲。前半は疾走しまくり、後半はドラマティックに…という展開が良い感じです。

ってことでこのアルバム、上でも名前が出てきたMAGO DE OZSAUROMあたりが好きな人ならば結構好きなのではないかと。かなり高品質な哀愁の民謡スパニッシュメタルなので、その手のサウンドが好きな方は是非チャレンジしてみて下さい。

オススメ度…84点

PV
Esclavos De Una Ilusión

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[ASLI]
ASLI「SOYLEDIGIM SARKILARDA SAKLI」

Asli Soyledigim Sarkilarda Sakli

トルコ出身の女性シンガー、アスライの3作目。2007年発表。「ハードロックというかハードポップというか…」なサウンドで、哀愁&泣き要素たっぷりのメロディが特徴。北欧のしっとりした哀愁や、米国のドライな哀愁、はたまたドイツの叙情的な哀愁など哀愁にも色々とありますが、それらのどれにも似ない独特の哀愁が漂っています。うーん、つまりはトルコらしい哀愁ってことなのかな。歌詞は全てトルコ語で、これまた新鮮な雰囲気が出ていて良いです。

1.Dans Etmeye Ihtiyacim Varは適度にロックした聴きやすい曲。メロディ自体も哀愁たっぷりですし、声質自体も漂いまくりな感じ。特にサビでちょっと声を張り上げたときが良いな。
5.Yardimci Olmuyorは泣き要素たっぷりの静かな曲。ゆったりとしたアコギの響きがとても心地良いです。
7.Yalnizligimストラトヴァリウスの「Maniac Dance」のイントロに似てるようでちょっと違うフレーズが印象的。サビの哀愁が中々強烈で、個人的には普通にツボです。トルコ語独特の雰囲気が良い。
他には9.Dugum Dugumとか11.Dunya Durulmadanが好きかな。

この作品は曲単位というよりもアルバム単位でさらっと聞きたい感じ。「全体的に哀メロで、全体的に泣きメロで、全体的にターキッシュで…」ってのが良いのです。女性Voが好きで哀愁漂う曲が好きって人はお試しあれ。ちょっと軽めなので普通のロック好きにもオススメ。

オススメ度…82点

PV
Dans Etmeye Ihtiyacim Var

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[MENHIR]
MENHIR「HILDEBRANDSLIED」

Menhir Hildebrandslied

ドイツ出身のヴァイキング・メタルバンド、MENHIRの5作目。2007年発表。勇壮なメロディを艶やかな漢ボーカルが朗々と歌い上げ、時折ブラックメタル的な喚き声パートが登場するというスタイルです。全体的にゆったりずっしりしたドラマティックなサウンドで、かなり落ち着いて聴ける感じ。戦地に赴く兵士たちの姿が脳裏に浮かぶような雰囲気で、「いざ進め!! さぁ戦え!!」って感じの気分になれるかも。

1.Das Alte Lied Des Windesは「出陣だ!! 旗を掲げろー!!」って感じの勇壮な曲。「RPGゲームに出てきそうなフレーズを奏でるギター→勇ましいコーラス→喚き声パート」という流れが素敵過ぎます。
2.Des Kriegers Gesicht (Ulfhednar)もやっぱり勇壮な雰囲気。朗々と歌い上げるVoの声が相変わらず最高です。
4.Das Hildebrandslied - Teil Iは9分と長めの曲。ゆったりとしたドラマティックな展開とVoの安定して落ち着いた歌唱が良く合います。
5.Das Hildebrandslied - Teil IIはアコギとか弦楽器などが登場する静かな曲。こういう曲だとVoの歌声がさらに良く映えます。
7.Weit In Der Ferneは「おーおー、おおーおーおー」の勇ましさがたまらない。クライマックス!!って感じの曲で、かなりドラマティックに仕上がっています。メロディがなんか泣ける。

ということでこのバンド、かなりメロディや曲構成に拘ったヴァイキングメタルをやっています。勇壮な雰囲気が好きな人はとりあえず一聴の価値あり。みんなで「おーおー」叫びましょう。

オススメ度…83点

YOU TUBEで聴けるもの
Des Kriegers Gesicht (Ulfhednar)
Das Hildebrandslied - Teil I

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