EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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PRAYING MANTIS 「SANCTUARY」
PRAYING MANTIS 「SANCTUARY」

Praying Mantis Sanctuary

<収録曲>
1. In Time
2. Restless Heart
3. Tears In The Rain
4. So High
5. Turn The Tide
6. Touch The Rainbow
7. Threshold Of A Dream
8. Playing God
9. Highway
10. Sanctuary


英国出身、かつてのNWOBHMの立役者のひとつ、プレイング・マンティスの8作目。2009年発表。
6年の休止期間を経て世に放たれる再始動作品です。

ちなみにこの再始動にあたり、バンドの中心であったトロイ兄弟以外のメンバーは全て一新。新しいシンガーのマイク・フリーランドはこのバンドの音楽性にぴったりの切なくて細いハイトーンを持っており、哀愁っぷりの増幅に一役買っております。めっちゃ上手いわけでもないし、特徴あるわけでもないけど、妙にこのバンドにマッチしているという印象。

さて中身の方はと言いますと、哀メロ派が狂喜しそうな叙情メロの嵐で、いかにも彼ららしい素晴らしいサウンド。ツインギターも冴えわたり、これぞプレイング・マンティスな音色がたっぷりです。

#1はしっとりとした叙情メロがたまらない曲。適度な疾走感でウェットに駆け抜け、哀しみの余韻を残していく感じがとても良いです。
#4は叙情メロが涙を誘うと共に、新任Voの持ち味が存分に発揮されている曲。哀愁たっぷりのか細い歌声で「ソー・ハァーーーイ↑」と伸びやかに歌いあげられるのが妙にクセになります。
#5は個人的にめちゃくちゃツボだったバラードチューン。なにこれ、哀しすぎるんですけど!! アコースティックなギターの音色と、泣きのツインギター、そして切ないメロディが心にぐっときます。今にも消え入りそうなVoの声も切なくてたまらない。
アルバムの最後を締める#10もツインギターが泣きまくる超名曲。メロい、メロすぎる!ギターソロも思う存分に泣かせまくっており、これぞ彼らの真骨頂ともいえる曲だと思います。

一曲一曲はちょっと小粒に聴こえてしまう部分はあるのかもしれませんが、どこをどう切り取っても紛うことなきプレイング・マンティス節が炸裂している名盤だと思います。泣きメロ、叙情メロが好きな人はぜひ抑えておくべきかと。

<オススメの曲>
4. So High
5. Turn The Tide (→PV)
10. Sanctuary

オススメ度…88点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

PRAYING MANTIS 「LEGACY」
PRAYING MANTIS 「LEGACY」

Praying Mantis Legacy

<収録曲>
1. Fight For Your Honour
2. The One
3. Believable
4. Tokyo
5. Better Man
6. All I See
7. Eyes Of A Child
8. The Runner
9. Against The World
10. Fallen Angel
11. Second Time Around


英国出身のベテランメタルバンド、プレイング・マンティスの9作目。2015年発表。
NWOBHMの数少ない残党の1つです。

今作ではシンガーがジョン・カイペルス、ドラマーがハンス・イン・ザントに変わっております。メンバーを変えつつも、こういうバンドが根強く生き残り、6年ぶりの作品を出してくれるという事実がまず嬉しい。

さて、そんな今作を聴いての第一印象は、「あれ、これ中身間違ってジャーニーの新作CDになってませんかね?」という感じでした。びっくりするほどAOR。
まぁ前々からちょっとずつそっちに寄ったりもしてたし、メロハー風味なところもあったし…。

でもよく聴きこむと、ちゃんとプレイング・マンティスらしい泣きののメロディもたっぷり盛り込まれており、「あ、これプレイング・マンティスの新譜だったわ」と一安心することが出来ました。

冒頭の#1はめっちゃAOR風味なKeyと、渋い泣きのギターが絡む曲。最初は派手なKeyにちょっと面食らいましたが、冷静に聞くと渋みがあってなかなか良い曲だと思います。
続く#2は完全にジャーニーの新曲です。何度聞いてもただのAOR。でも普通に良い曲なんだよね。
#3はピアノのイントロからメロくて渋いギターへとシフトしていく曲。
思い入れのある日本への強い愛から生まれたであろう#4は、中華風のメロディを携えたドラマティックな曲。俺の知っている東京とは違う…!? まぁそれは置いといて、メロディも印象的だし、ドラマティックで良い曲です。
#10は哀愁たっぷりのツインギターに「おおっ」と喜ばざるをえないような曲。ちょっと大人しいけど、歌メロもなかなか煽情的で素晴らしい。
個人的に一番のお気に入りは、これまたツインギターの音色が素晴らしい#11。小気味良い疾走感と、ボーカルの歌い上げる哀愁たっぷりのメロディラインも素敵です。

最初にも書きましたが、かなりAOR寄りにはなりつつも彼ららしさもちゃんと残っている作品で、聴けば聴くほど味が出るスルメ盤タイプだと思います。もっとツインギターが乱舞するような作品を聴きたいってのはありますが、これはこれで良いんじゃないかな。とりあえず今後もちゃんと活動を続けてね!

<オススメの曲>
1. Fight For Your Honour (→PV)
12. Second Time Around

オススメ度…80点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

HELL 「CURSE AND CHAPTER」
HELL 「CURSE AND CHAPTER」

hell curse and chapter

<収録曲>
1. Gehennae Incendiis
2. The Age Of Nefarious
3. The Disposer Supreme
4. Darkhangel
5. Harbinger Of Death
6. End Ov Days
7. Deathsquad
8. Something Wicked This Way Comes
9. Faith Will Fall
10. Land Of The Living Dead
11. Deliver Us From Evil
12. A Vespertine Legacy


英国出身のオカルティック正統派メタルバンド、ヘルの2作目。
2013年発表。

一昨年、デビューから20年以上の時を経て発表された1作目を出した彼らですが、2作目はちゃんと普通のスパンで届けてくれました(笑)

NWOBHM時代を生きたバンドらしい正統派な英国メタルサウンドを軸に据えながらも、そこに怪しげなメロディや胡散臭い歌唱をくっつけたオカルティックなメタルをやっており、今作も前作と全く同じ路線を踏襲しています。メンバー曰く「過去のマテリアルと新しいマテリアルは半々」とのことですが、まさに前作を踏襲しつつ新しさも加えつつの絶妙なバランスになっているのではないかと。演劇性がさらに増しながらも、シンプルなリフから組み合わされた楽曲はとってもポップでキャッチーで、一度聴いたものの心を掴んで離しません。
またVoのデヴィッド・ボウアーのカリスマ性がとにかく異常で、彼が歌い上げるエキセントリックな歌メロはまさに魔術の様な魅力を解き放っています。

イントロの#1から繋がる#2は疾走感あふれる爽快な正統派メタルサウンドですが、そこに胡散臭いVoと怪しいKeyの装飾がのっかると一気にHELLワールドが全開になります。
個人的に一番のキラーチューンなのは#4で、少々始まるまでのSEが長すぎる気もしますが、その後の展開はまさに神。いや悪魔か(笑)。ってなくらい素晴らしい鳥肌モノの怪しさです。リフの醸し出す儀式っぽい空気と妙にダサいのにカッコいいという不思議な胡散臭い歌メロがとにかく最高。ノリも良いし聴いていてとても楽しいです。
あとは#11も個人的にかなりのお気に入りで、ぶんぶんうねるベースをバックに勢いだけで歌い切るVoの歌唱が怪しすぎて大好き。

衝撃度という点ではさすがに前作には劣るのかもしれませんが、今作でも彼らの悪魔的な魅力は全く失われておらず、全力で楽しむことが出来る作品だと思います。胡散臭いメタルが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
2. The Age Of Nefarious
4. Darkhangel
11. Deliver Us From Evil

オススメ度…85点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

IRON MAIDEN 「PIECE OF MIND」
IRON MAIDEN 「PIECE OF MIND」

Iron Maiden Piece Of Mind

メタル界の超大御所、アイアン・メイデンの4作目。1983年発表。ブルース・ディッキンソン<Vo>が加入してからは2作目の作品で、この作品からドラマーがクライヴ・バーからニコ・マクブレインに交代しており、以降しばらくはこの布陣に落ち着くこととなります。このS買う品からスティーヴ・ハリス<B>の他にエイドリアン・スミス<G>ブルース・ディッキンソンも作曲に全面参加するようになったそうで、その影響もあるのか前作よりも落ち着いてわかりやすい作りの曲が多くなったという印象。いかにもメタルなリフは今作でもたっぷりおさめており、正統派メタルサウンドの神髄を思う存分に味わうことが出来ます。

<収録曲>
1. Where Eagle Dare
2. Revelations
3. Flight Of Icarus
4. Die With Your Boots On
5. The Trooper
6. Still Life
7. Quest For Fire
8. Sun And Steel
9. To Tame A Land


<オススメの曲>
1. Where Eagle Dare
2. Revelations
3. Flight Of Icarus
4. Die With Your Boots On
5. The Trooper


冒頭の#1は力強いリフでかっちりと固めてきた曲。インストパートが長めなせいかオープニングのわりに地味さは否めませんが、彼らの各々のプレイの魅力をたっぷりと堪能できる秀曲です。
#2はテンポは控えめながらもドラマティックに、そしてメロディアスに展開していく曲。後半でちょっと加速していったあたりがとても良い。
♯3はシンプルにまとまったリフが印象的。サビはとてもメロディアスでキャッチーなコーラスになっており、かなり印象に残りやすいです。
#4はツインギターのハモりが優秀な曲。しっかりとしたリフが基盤にありながらもなんとなく明るい曲調なのが良い。
そして#5はメイデンの中でも指折りの名曲!流れるようなツインギターで突き進む疾走曲で、爽快なスピード感に思わず心が躍ります。

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

TANK 「FILTH HOUNDS OF HADES」
TANK 「FILTH HOUNDS OF HADES」

Tank Filth Hounds of Hades

英国出身の正統派メタルバンド、タンクの1作目。1982年発表。NWOBHMのムーブメントの中、モーターヘッドの弟分的なポジションでデビューを果たしたバンドです。ワイルドなグルーヴ感という点ではモーターヘッドに通じる部分はあるかもしれませんが、向こうがロックンロール的なノリなのに対し、こっちはパンキッシュな正統派メタルという印象。漢の哀愁を振りまきながら野性的に疾走する渋いサウンドが特徴で、アルジー・ワードのダーティーな歌唱もサウンドにぴったり。攻撃的というよりは荒々しいって感じの雰囲気に痺れます。

<収録曲>
1. Shellshock
2. Struck By Lightning
3. Run Like Hell
4. Bloods, Guts And Beer
5. That's What Dreams Are Made Of
6. Turn Your Head Around
7. Heavy Artillery
8. Who Needs Love Songs?
9. Filth Hounds Of Hades


<オススメの曲>
1. Shellshock
2. Struck By Lightning
6. Turn Your Head Around
9. Filth Hounds Of Hades

#1はいきなり怪しげな「うんばうんばうんば」という呪術的なイントロに驚きますが、1分ぐらいしたら一転してワイルドに疾走。グルーヴ感たっぷりの渋いリフの繰り返しに痺れます。
続く#2も疾走感たっぷり。相変わらずリフも野性的で、ぐいぐいと最後まで駆け抜けます。
個人的に一番好きなのは#6。まぁどの曲も基本的にゴリゴリのワイルドな疾走をしているのですが、その中でも一番輝いている気がします。リフのクールさが素晴らしい。
タイトル曲#9もめっちゃ荒々しくて良いな。

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

HELL 「HUMAN REMAINS」
HELL 「HUMAN REMAINS」

Hell Human Remains

英国出身のオカルティック正統派メタルバンド、ヘルの1作目。2011年発表。1982年に結成されNWOBHM真っ盛りの中で活動していた彼らが、フロントマンの自殺など数々の不幸に見舞われ事実上解散状態になり、そこから20年以上の時を経てようやく一つの作品として世に送り出すこととなった、記念すべきデビュー作です。NWOBHM世代のオカルト系メタルというと真っ先にマーシフル・フェイトを思い浮かべると思うのですが、タイプ的にはその路線で間違いありません。いかにもNWOBHM的なサウンドのリフが次々と繰り出され、そこにVoの胡散臭い歌唱がのるあの感じです。そのリフの完成度が極めて高く、奇妙で摩訶不思議でクールなリフがとにかく盛りだくさん。さすが多くの経験と苦労を重ねてきたベテラン新人バンドといった風格が漂っています。Voはオリジナルメンバーのデイヴ・ハリディが既に他界しているためデヴィッド・ボウアーというVoが新しく起用されているのですが、そのボウアーの歌唱がこれまた素晴らしい。なんとも言えない胡散臭さが漂っており、表現力も抜群。サウンドにこれでもかというほどマッチしています。曲構成やリフ、そしてVoという、作品全体にサタニックで怪しい雰囲気が漂っており、その独特の世界観にゾクゾク心が躍る一作。

<収録曲>
1. Overture: Themes From "Deathsquad"
2. On Earth As It Is In Hell
3. Plague And Fyre
4. The Oppressors
5. Blasphemy And The Master
6. Let Battle Commence
7. The Devil's Deadly Weapon
8. The Quest
9. Macbeth
10. Save Us From Those Who Would Save Us
11. No Martyr's Cage


<オススメの曲>
2. On Earth As It Is In Hell(→PV)
6. Let Battle Commence
8. The Quest

イントロ#1を経て#2が始まった瞬間からニヤニヤが止まらない。正統派メタル的なんだけどなんか奇妙なリフ、胡散臭過ぎてたまらないVo、摩訶不思議に展開する曲構成と、その全てが最高です。巡るましく展開するくせにとっ散らかった印象は全く受けず、流れるように怪しいサタニック絵巻が進んでいきます。
#6は疾走感と軽快なリフが素敵な曲。相変わらずVoの表現力が冴えまくっており、聴いてるだけで楽しくなってしまいます。
#8もNWOBHMなリフが華麗に駆け抜ける曲。サビのコーラスが明るくて親しみやすいです。

オススメ度…93点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

IRON MAIDEN 「FEAR OF THE DARK」
IRON MAIDEN 「FEAR OF THE DARK」

Iron Maiden Fear Of The Dark

NWOBHMの立役者でもある英国出身の超大御所メタルバンド、アイアン・メイデンの9作目。1992年発表。前作から加入したヤニック・ガーズ<G>が曲作りに参加するようになり、音楽性の幅がさらに広がった作品です。今までのいかにもメイデンな即効性の高いストレートなサウンドよりも、聴き込むほどに味が出るドラマティックな曲が多く、プログレ的な曲展開を見せるようなものもちらほら。スケールが一段と壮大になり一筋縄ではいかない一面を見せるも、その中に従来のメイデン節やキャッチーなメロディーラインを上手く溶け込ませたような作品になっています。全体的にちょっぴりダークな雰囲気に纏われてるのも個人的にはかなり好みだったり。

<収録曲>
1. Be Quick Or Be Dead
2. From Here To Eternity
3. Afraid To Shoot Strangers
4. Fear Is The Key
5. Chilhood’s End
6. Wasting Love
7. The Fugitive
8. Chains Of Misery
9. The Apparition
10. Judas Be My Guide
11. Weekend Warrior
12. Fear Of The Dark


<オススメの曲>
1. Be Quick Or Be Dead
2. From Here To Eternity
5. Chilhood’s End
11. Weekend Warrior
12. Fear Of The Dark

このアルバム中でもっともストレートなメタルチューンは、冒頭を飾る#1。従来のメイデンに通じる疾走感バリバリのアグレッシヴな曲で、ぐいぐいと引っ張っていくツインリードの破壊力にはさすがの一言。
#2はちょっぴりドライな感じのキャッチーな曲。ノリが良く、自然とリズムを刻みたくなるような曲です。
イントロから壮大で期待感たっぷりの#5は、このアルバムらしいドラマティックな盛り上がりを見せる曲。ツインリードの音色が美しく物悲しく、そしてクールに響き渡ります。
ポップなノリで始まる#11は、平凡な曲かと思いきや、中盤のギターソロがあまりにもメロディアス。これだけで昇天です。
そしてラストに待ち構えている#12はメイデン数ある名曲の中でも指折りの超名曲。静かで厳かなイントロから一転、一気に疾走になだれこむ瞬間には魂が震えあがります。パワフルさとドラマティックさを兼ね揃えており、最初っから最後まで気の抜けない一曲です。

オススメ度…87点

メイデンの入門ならもっと初期のアルバムをオススメするけど、この作品自体はかなりの名盤なので、いずれは絶対に聴いてみるべき。

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WHITE WIZZARD 「FLYING TIGERS」
WHITE WIZZARD「FLYING TIGERS」

White Wizzard Flying Tigers

米国出身の正統派メタルバンド、ホワイト・ウィザードの2作目。2011年発表。最近ではNWOTHM(ニュー・ウェイブ・オブ・トラディショナル・ヘヴィ・メタル)なんて呼ばれているNWOBHMの回帰サウンド的なバンドの代表格で、初期アイアン・メイデンあたりのサウンドを忠実に再現し、現代に蘇らせています。今作ではあまり派手さはありませんが、堅実な音作りが特徴。とりあえずNWOBHMサウンドが好きならば手放しで喜べるような作品で、いかにも過ぎるギターリフが次から次へと繰り出されて止まりません。Voのハイトーンもド直球で非常に好感度高し。この古臭くてダサい感じがやはりメタルの真髄なのではないかと。

<収録曲>
1. Fight to the Death
2. West L.A Nights
3. Starchild
4. Flying Tigers
5. Night Train to Tokyo
6. Night Stalker
7. Fall of Atlantis
8. Blood on the Pyramids
9. Demons and Diamonds
10. Dark Alien Overture
11. War of the Worlds
12. Starman's Son


<収録曲>
1. Fight to the Death
2. West L.A Nights
4. Flying Tigers
7. Fall of Atlantis

わりと金太郎飴状態なところはあるのですが、この音を聴いてるだけでとりあえず楽しいし嬉しい。#1とか#2プレイング・マンティスあたりの音作りを思い出すわ。

オススメ度…83点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

TYGERS OF PAN TANG 「SPELLBOUND」
TYGERS OF PAN TANG「SPELLBOUND」

Tygers Of Pan Tang Spellbound

NWOBHMの末期に登場したブリティッシュメタルバンド、タイガース・オブ・パンタンの2作目。1981年発表。後々にギターヒーローとして名を馳せていくジョン・サイクスの出身バンドで、この頃から既にその頭角を存分過ぎるほどに現しています。疾走感抜群でとにかくワイルドに弾きまくり、さらには時折泣きを挟み込んでくるサイクスのギターはやはり筆舌に尽くしがたい素晴らしさ。キャッチーさを壊さない程度に暴れまわっており、とても心地よく聴くことが出来ます。また、この作品からヴォーカルもジョン・デヴァリルにチェンジし、堂々たる歌声を披露。高音になるとちょっぴり切ない感じのハイトーンが良い感じです。

<収録曲>
1. Gangland
2. Take It
3. Minotaur
4. Hellbound
5. Mirror
6. Silver And Gold
7. Tyger Bay
8. The Story So Far
9. Blackjack
10. Don't Stop By


<オススメ曲>
1. Gangland
4. Hellbound
7. Tyger Bay

荒々しく疾走する#1はNWOBHMを代表する名曲の一つ。ギターソロも若さにまかせて弾きまくりで、とにかく痺れます。
#4とか#7もリフがめっちゃワイルド。荒々しいのにどこかクールです。

オススメ度…85点

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[IRON MAIDEN]
IRON MAIDEN「IRON MAIDEN」



今やヘヴィメタル界のトップに君臨するNWOBHMの代表的バンド、アイアン・メイデンのデビュー作。1980年発表。まだ現在のブルース・ディッキンソン<Vo>は加入しておらず、ポール・ディアノ<Vo>が在籍しています。さすがにブルースのパワフルな歌唱にはかないませんが、彼は彼で中々良い感じで、曲と自然になじんでいます。演奏の方は思いっきりNWOBHMなサウンドで、ちょっぴりパンキッシュな感じもする荒々しいメタル。

とりあえずバンド名を冠した8.Iron Maidenが最高。メロディアスなリフがとにかく印象的で、一度聞いただけで頭から離れなくなります。適度な疾走感もたまんないねぇ。
1.Prowlerは世界中のリスナーに衝撃を与えた曲。最近のサウンドに比べるとどうしても迫力は劣りますが、とにかくこの曲がメタルの歴史の始まりなのです。リフが鋭角的でカッコいいですし、何よりもギターソロが最高過ぎ。
4.Phantom Of The Operaは7分程のプチ大作。ドラマティックな構成を見せており、最近のメイデンに通じる物が既にこの時点で根付いているのがわかります。凝った曲構成ながらもリフの荒々しさが薄れていないのがさすが。
5.Transylvaniaはインスト曲。これぞNWOBHM!!なギターサウンドをたっぷりと堪能することが出来ます。後半の加速っぷりがたまらんね。
他には3.Running Freeとか7.Charlotte The Harlotあたりもオススメ。

ということでこのアルバム、メタルの歴史を語る上でははずすことの出来ない一枚です。音質云々にケチをつけられるとどうしようもありませんが、それを上回る魅力がたっぷり詰まった一枚。メタラーを自認する人ならばとりあえず聞いておきましょう。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[PRAYING MANTIS]
PRAYING MANTIS「TIME TELLS NO LIES」



NWOBHM時代に活躍した、トロイ兄弟率いるイギリスの正統派メタルバンド、プレイング・マンティスの一作目。1981年発表。泣きまくりなギターサウンドが最大の特徴で、当時日本で圧倒的な人気を誇ってたそうです。とにかく日本人の琴線に触れるメロディが満載で、全ての楽曲に溢れんばかりの哀愁がたっぷりと詰め込まれています。時代が時代なので音質がチープですが、そんな事は全く関係無し。邦題「戦慄のマンティス」。

とりあえず9.Children Of The Earthの完成度がヤバイ!! 終始泣きのメロディ満載で、哀愁っぷりが半端じゃないです。特にコーラスやギターソロが最高。泣きまくりのツインギターの旋律だけで悶死してしまいそうです。アルバムの最後を飾るトドメの一撃。
1.Cheatedもツインギターの音色が印象的な曲。ポップな曲調ですが、かなり良い感じです。Voが弱いという点を指摘されることもある彼らですが、個人的には結構このバンドに合っているのではないかと思います。特にこの曲にはしゃがれ声がぴったり。
3.Running For Tomorrowはギターリフが最高。リフ自体はシンプルなのですが、物凄い哀愁を感じずにはいられません。楽曲自体もやっぱり泣きまくりの名曲。
6.Panic In The Streetsはイントロのドラミングからいきなりノリノリな曲。でもやっぱり楽曲全体を通すと泣きのメロ…(以下略)。とにかくこれも素晴らしい曲です。
他には2.All Day And All Of The Nightとか4.Rich City Kidsがお気に入り。

ということでこのアルバムは「泣きのギター」が好きな人は必聴。メロディアス・ヘヴィメタルと形容されることもあるくらいなので、正統派メタルのサウンドとしてはかなり聴きやすい方だと思います。メタル界に名を残す歴史的名盤の一つ。

オススメ度…91点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[SILVER MOUNTAIN]
SILVER MOUNTAIN「SHAKIN' BRAINS」



シルヴァー・マウンテンは北欧メタルの伝説的バンド。「NWOBHM系統の伝統的ヘヴィメタルにクラシカルな音色を多分に取り入れたサウンド」によって、多くのファンを魅了しました。このアルバムは彼等の一作目で1983年発表。素晴らしい楽曲がずらっと並ぶ北欧メタル界の超名盤です。ヨナス・ハンソン<G,Vo>の稚拙なVoが唯一の弱点ですが、それをカバーしてくれるほどの魅力的なメロディがたっぷり。

冒頭の1.1789がとりあえず素晴らしい。歌メロはもちろん、メロディアスなギターソロがかなり秀逸です。ギターソロ中に盛り込まれたフランス国歌もいい感じ。
6.Vikingsはイントロからメロディアスなギターフレーズが炸裂する最高の曲。後半部のテクニカルなギターソロ&クラシカルなKeyソロにも悶絶です。
とりあえずずば抜けた名曲は上の二つですが、他にも3.Alwaysなど良曲がたくさん収録されています。

「北欧メタルの伝説的バンド」と言うと、EUROPEなどの幻想的なサウンドを想像してしまうかもしれませんが、このバンドはかなり正統派っぽいサウンドなので注意が必要かもしれません。ただ、日本人の琴線に触れるメロディ満載なので、気に入る人も多いはず。まぁ「Voがしょぼいのは許せない」って人はダメかもしれませんが…。

オススメ度…85点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[IRON MAIDEN]
IRON MAIDEN
「THE NUMBER OF THE BEAST」




ヘヴィメタルの始祖の一つ、アイアンメイデンの三作目。1982年発表。このアルバムは彼らの数ある作品の中でも最高傑作と名高い一作で、「ヘヴィメタル名盤100選」みたいな事をやれば間違いなく上位にランクインするような作品です。このアルバムからVoがブルース・ディッキンソンに交代し、素晴らしいハイトーンを響かせてくれています。

このアルバムの中で一番好きなのは8.Hallowed Be Thy Name。静かに始まりどんどんと盛り上がっていく曲構成がホントたまりません。ドラマティックな流れ、印象的なリフ、ブルースの力強い歌声など、その全てが最高です。7分という比較的長い曲なのにもかかわらず、何度も何度も聴きたくなります。
冒頭を飾る1.Invadersは疾走感溢れる割とキャッチーな曲。勢いもあるしメロディも良いしの素晴らしい曲です。イントロとかの「デケデケデン! ジャンジャーン」って部分がなんか好き。
The Number Of The Beastもかなりドラマティックな感じの曲。これも文句なしに素晴らしい曲です。「Six! Six Six!! The Number Of The Beast~♪」って部分が凄く好き。もちろんギターソロとかも超秀逸です。
他には3.The Prisioner4.22 Acacia Avenue6.Run To The Hillsを中心に収録曲全てが名曲です。

ということでこのアルバムはまさに「名盤」。「Powerslave」とかの方が即効性は高い気もするのですが、このアルバムは聴けば聴くほど良さがわかってきます。

オススメ度…93点

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