EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
 【本の感想一覧】 【Twitter】   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
FALCONER 「BLACK MOON RISING」
FALCONER 「BLACK MOON RISING」

Falconer Black Moon Rising

<収録曲>
1. Locust Swarm
2. Halls And Chambers
3. Black Moon Rising
4. Scoundrel And The Squire
5. Wasteland
6. In Ruins
7. At The Jester's Ball
8. There's A Crow On The Barrow
9. Dawning Of A Sombre Age
10. Age Of Runes
11. The Priory


スウェーデン出身のフォーク系パワーメタルバンド、ファルコナーの8作目。2014年発表。

フォーキッシュで土着的なメロディを絡めながらクサいパワーメタルで駆け抜けるというのが基本的なスタンスの彼ら。ここ最近は随分とフォーキッシュな側面の強い楽曲が多かったという印象ですが、この作品ではパワーメタル的な要素の強い勢いのある楽曲がぐっと増えたという印象です。
Voは相変わらず渋くてカッコいい歌声をしており、古の伝承を優しく語ってくれそうな声。勢いのある楽曲の中でもその穏やかさを失わず、かつ楽曲のエネルギーに負けていないというのが良い。

とりあえず#1のイントロの時点で既にクサい。そしてただのクサメロパワかと思いきや、しっかりとトラッド風味なメロディを挿入してくれているのがさすがです。Voも良い具合に渋くてセクシー。
#3もエネルギッシュな楽曲で、ドコドコのツーバスと、メロディアスなギター、そしてどことなく土着的な歌メロが良い具合に融合しています。
あとはヘヴィなリフの中に秘められたノスタルジックな雰囲気がとても素敵な#7とか、ミドルテンポながらもヒロイックな#9あたりも好きかな。

相変わらず安定したクオリティでさすがだなぁと思わせられる1枚でした。ヴァイキングメタル風のパワーメタルと聞いて興味がある人はぜひ。

<オススメの曲>
1. Locust Swarm
3. Black Moon Rising

オススメ度…84点

FACEBOOK(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入
スポンサーサイト

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

FIVE FINGER DEATH PUNCH 「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2」
FIVE FINGER DEATH PUNCH
「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2」


FIVE FINGER DEATH PUNCH THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2

<収録曲>
1. Here to Die
2. Weight Beneath My Sin
3. Wrecking Ball
4. Battle Born
5. Cradle to the Grave
6. Matter of Time
7. The Agony of Regret
8. Cold
9. Let This Go
10. My Heart Lied
11. A Day in My Life
12. House of The Rising Sun
13. Burn MF feat. Rob Zombie


米国出身のへヴィロックバンド、ファイブ・フィンガー・デス・パンチの5作目。2013年発表。タイトルからもわかるように2部作の2作目となっており、Vol.1とセットという位置付けです。

ゴリゴリのグルーヴメタルという点では前作の流れをそのまま踏襲していますが、今作の方が比較的メロウな曲が多いという印象です。イケイケでノリノリな力強いリフと、アタック音を強調したパワフルなドラミング、そして畳み掛けるような雄々しいVoがこのバンドの魅力だと思っているので、個人的には前作の方が好みだったかも。
とはいえクオリティの方はとても高く、似たような曲の多いバンドなので、こういうアプローチも無しでは無いかなという感じです。

ってことで、個人的にはやはりグルーヴメタル路線#1とか#3がとても好みかな。めっちゃ哀愁漂うメロウチューンの#4とか#8なんかも悪くはないんだけど。

<オススメの曲>
1. Here to Die
3. Wrecking Ball

オススメ度…80点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

FLESHGOD APOCALYPSE 「LABYRINTH」
FLESHGOD APOCALYPSE 「LABYRINTH」

Fleshgod Apocalypse Labyrinth

<収録曲>
1. Kingborn
2. Minotaur (Wrath of Poseidon)
3. Elegy
4. Towards the Sun
5. Warpledge
6. Pathfinder
7. The Fall of Asterion
8. Prologue
9. Epilogue
10. Under Black Sails
11. Labyrinth


イタリア出身のシンフォニックなテクニカルデスメタルバンド、フレッシュゴッド・アポカリプスの3作目。2013年発表。

発売日は20日なのですが、なぜかディスクユニオンでは7日くらいから既に購入可能だったという…。たまにそういうことがあるからユニオンは侮れない…!

元々は普通にテクニカルなブルデスをやっていた彼らですが、前作「AGONY」では超シンフォニック路線へと大きく舵をとり、全国のメタラーから大絶賛されることとなりました。今作においてもその路線は踏襲されており、豪華絢爛な新フォアレンジをまといながらメロディアスかつテクニカルに暴虐の限りを尽くすというスタイル。むしろサウンドの荘厳さは前作以上で、デスメタルの範疇だけで語るにはもったいないくらいの圧倒的な世界観を創出しています。これだけ煌びやかでゴージャスなサウンドになっても、基本となるデスメタルの攻撃性や、テクデス的な要素などが寸分も損なわれていないという所が凄い。

アルバム冒頭の#1は、セミの鳴き声と波の音という「ぼくのなつやすみかよww」みたいなSEから、重々しい扉の開閉音を経て、教会のような荘厳な空気へと展開。そしてそれらのやったら長いくだりを終えると、暗黒のシンフォニックサウンドが幕を開け、邪悪に、そして美しく疾走していきます。いや、正直めっちゃカッコいいわ。なにこれ。派手なオーケストレーションがやはり圧倒的に凄いですし、後ろの女性ソプラノが宗教クサくて良いアクセントになっています。
続く#2は重々しいピアノの音色で幕を開けるミドルテンポの曲。荘厳で緊迫感MAXの重厚な世界観がたまりません。
#3はアルバムに先行して公開されていた曲。疾走感、派手さ、攻撃性の全てが凄まじい文句なしのキラーチューンです。
#4はブルータルなブラストを伴いながら重々しく展開していく曲。緊迫感のある空気がたまらなく素敵。バックのクワイヤも神々しい。
#5は金管系の装飾がやたら派手で良い。もちろん弦楽器も派手。
#6はこれまた疾走感抜群の暴虐的な曲。装飾の美しさとの対比がとても秀逸。
#7はギターのメロディや装飾の入れ方がやたらヒロイック。いざ決戦!のような雰囲気も漂う、ドラマティックに盛り上がる曲です。
#8は小休止的な静かなインスト。
#9は荘厳で厳粛な雰囲気の漂う神々しい曲。なにこのラスボス感。
#10は出陣前のような雰囲気のイントロから徐々に盛り上がっていくドラマティックな曲。7分半という比較的長めの曲ですが、めぐるましく展開していくのであっという間に過ぎ去っていきます。
#11はアウトロ的なピアノのインスト。

ということで、前作同様とてもお腹いっぱいになってしまうような超高密度なシンフォニックデスメタルでした。前作が好きだった人なら間違いなく気に入るはず。
ただ、路線があまりにも同じ過ぎるので、この先もずっとこの路線だとちょっと飽きちゃう可能性はあるなぁと思ってしまったりもしました。
次作あたり、そこをどうするかが課題なんじゃないかな。

<オススメの曲>
1. Kingborn
2. Minotaur (Wrath of Poseidon)(→PV)
3. Elegy(→PV)
5. Warpledge
6. Pathfinder
7. The Fall of Asterion

オススメ度…93点

MYSPACE(→クリック)   FACEBOOK(→クリック)

amazon.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FIVE FINGER DEATH PUNCH 「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 1」
FIVE FINGER DEATH PUNCH
「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 1」


Five Finger Death Punch The Wrong Side Of Heaven and The Righteous Side Of Hell Volume 1

<収録曲>
1. Lift Me Up (Feat. Rob Halford)
2. Watch You Bleed
3. You
4. Wrong Side Of Heaven
5. Burn MF
6. I.M.Sin
7. Anywhere But Here
8. Dot Your Eyes
9. M.I.N.E. (End This Way)
10.Mama Said Knock You Out
  (Feat. Tech N9ne, LL Cool J Cover)
11. Dairy Of A Deadman
12. I.M.Sin (Feat. Max Cavalera)
13. Anywhere But Here (Duet with Maria Brink)
14. Dot Your Eyes (Feat. Jamey Jasta)


米国出身のへヴィロックバンド、ファイブ・フィンガー・デス・パンチの4作目。2013年発表。

とりあえずバンド名もアルバム名も長いので、ブログタイトルに入りきらずに悲惨なことになっています。

アメコミ風のジャケ同様、サウンドの方もいかにもアメリカンなガチムチ系サウンドが特徴。イケイケでノリノリな力強いリフと、バスドラのアタック音を異常に強調したパワフルなドラミングから、グルーヴメタルとも呼ばれています。Voは雄々しいシャウトが中心で、力強いサウンドにまさにぴったり。途中途中に挟み込まれるクリーンヴォイスも良い具合のアクセントになっています。
基本的に前作と同じ方向性で、特に真新しいことはないのですが、今作ではゲストミュージシャンがとても豪華。曲もバラエティに富んでおり、ラップのカヴァー曲まで入っており、メタルやヘヴィロック好きだけではなく、ミクスチャー好きの人でも楽しめるような作品です。
なお、タイトルの通り今作は二部作の一作目という位置づけで、2013年の秋には「VOLUME 2」が発売されるのだとか。

まずは冒頭の#1がいきなりのキラーチューン過ぎる。これぞアメリカンなサウンドと、ゴリゴリと突き進むグルーヴ感が半端ないです。ゲストにジューダス・プリーストロブ・ハルフォードが参加しているのも話題の一つですが、ロブ様は高音スクリーミングではなく、このグルーヴメタルに良く合った凄みを効かせた歌唱を響かせています。
#2もやはりグルーヴ感満点の曲。サビはやたらキャッチーで爽やかです。
#3がリフの刻みがカッコいい曲。畳み掛けるような早口ボーカルも印象的。
#5は速いリフが印象的な曲。サビの「バーン、マザファッカーバーン!マザファカバーン!!」がやたら頭に残ります。
#6はこれまたグルーヴィーなリフでアグレッシヴにゴリゴリ突き進み、サビでは一気にキャッチーになる曲。ちなみに#12セパルトゥラマックス・カヴァレラが参加したVerです。
#7はへヴィながらも曲自体はかなりメロディアスな曲。メロディアスでもやはり雄々しいです。#13イン・ディス・モーメントマリア・部リンクが参加したVerなのですが、個人的にはそっちの方が華があって好きかな。
#8はやはりグルーヴィーでイケイケな曲。#14ヘイトブリードジェイミー・ジェスタが参加したVerです。

ってことで、ノリが良くて親しみやすいという、いかにも売れ線狙い的な楽曲が多いのですが、やっぱりそれでも普通に良いというのが凄いと思います。だって聴いてて楽しいし爽快なんだもん。ちなみにデラックスエディションにはディスク2としてライブ盤が付いており、そちらの方もなかなか良い内容なので、買うのならそちらがオススメ。

<オススメの曲>
1. Lift Me Up (Feat. Rob Halford)(→LYRIC VIDEO)
3. You
5. Burn MF
12. I.M.Sin (Feat. Max Cavalera)
14. Dot Your Eyes (Feat. Jamey Jasta)

オススメ度…86点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FORTERESSE 「LES HIVERS DE NOTRE EPOQUE」
FORTERESSE
「LES HIVERS DE NOTRE EPOQUE」


Forteresse Les Hivers De Notre Epoque

<収録曲>
1. En Quete Du Souvenir
2. Ancienne Voir
3. Veille D'Espair Aube Funeste
4. Tenebres
5. Les Corbeaux
6. Fils De Patriotes Du Renaubeau
7. Deluge Blanc


カナダ出身のプリミティブ・ブラックメタルバンドFORTERESSEの2作目。2008年発表。

前作ではしっかりとしたチリチリ系のトレモロリフで邪悪に疾走するタイプのプリブラをやっていたのですが、今作ではかなり幻想的でふわっとした仕上がりになっており、アンビエント色が増しているという印象です。トレモロリフがかなり輪郭のぼやけたものになっており、そのぶん物哀しさが大幅アップ。寒々しく陰鬱な世界観は悪くはないんだけど、個人的には前作の路線の方がお気に入りかな。

冒頭の#1は不穏なKeyが響き渡るアンビエント曲。いきなりこの曲が流れてくると、前作を聴いていた人は「路線変えすぎだろw」とビビるかもしれませんが、他の曲はここまで徹底したアンビエントではないのでご安心を。
ということで続く#2はしっかりとブラックメタルらしさも残されている寒々しい曲。ゆったりとして輪郭のぼやけたリフをバックに、邪悪な呻き声が響き渡ります。リフは終始ゆったりですが、途中から入るブラストが加わってくるので、体感速度はちょっとだけ上がります。まぁそれでも遅いけど。
#3は繋ぎの1分程度の曲で、そのあとの#4#5もほぼ#2と同じような展開を見せる曲。悪くはないけどちょっと飽きる…かな?
さらに繋ぎの#6を挟んで最後に控える#7はわりと前作に近いタイプのプリブラチューン。うっすらとしたメロディをトレモロが儚く紡ぎあげ、邪悪に疾走していきます。

寒々しいブラックは好みなのですが、曲が少なくて一曲が長いくせに、それぞれの曲が似たり寄ったりなのがとても惜しい作品だと思いました。あとは前作と路線がだいぶ違って、しかも前作が良かっただけにギャップにちょっと苦しむ作品かと。

<オススメの曲>
7. Deluge Blanc

オススメ度…75点

FACEBOOK(→クリック)

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FORTERESSE 「Métal Noir Québécois」
FORTERESSE 「Métal Noir Québécois」

Forteresse Métal Noir Québécois

<収録曲>
1. La moisson de la libertée
2. Une nuit pour la patrie
3. La flamme et le lys
4. De sang et de volonté
5. Métal noir Québécois
6. Honneur et tradition


カナダ出身のプリミティブ・ブラックメタルバンド、FORTERESSEの1作目。2006年発表。

薄っすらとしたメロディを伴いつつ、チリチリとした反復トレモロを繰り返すというスタンスのプリブラをやっています。基本的に7分超えという長めの曲が多いものの、反復される陰鬱なメロディがなかなか魅力的なので比較的聴きやすいという印象。Voのいかにもな呻き声も曲と良く合っています。

冒頭の#1は何故か朗らかな遊園地系のアコーディオンで幕を開ける曲。アコーディオンの愉快なメロディをいきなりぶった切ってスタートする邪悪なプリブラサウンドとのギャップが素敵です。
#2はメロディアスなトレモロがとても印象的な曲。基本的にずっと同じリフを繰り返しているだけながらも、緩急の付け方などが絶妙で、何故か最後まで聴けてしまいます。途中のノイジーなパートから元のフレーズに戻ってくるあたりとかがなかなか秀逸でたまらない。
#3はこれまた愉快な弦楽器の音色で始まる曲。やっぱりこの曲も愉快な雰囲気をぶった切っていきなりの暗黒世界に突入するのですが、その豹変っぷりが無慈悲すぎてなかなかツボでした。その後の陰鬱なメロディも素晴らしい。
愉快な弦楽器といえば#5も同様で、こちらもやっぱり強制シャットダウンのようにぶった切られて黒いリフが爆走しだします。こいつらホントにこういう展開好きだなw

ということで、陰鬱でちょっぴりメロディアスなブラックが好きな人には普通にオススメです。よくあるタイプと言ってしまえばそれまでですが、クオリティとしてはなかなか高い方の部類に入るのではないかと。

<オススメの曲>
1. La moisson de la libertée
2. Une nuit pour la patrie
3. La flamme et le lys
5. Métal noir Québécois

オススメ度…84点

FACEBOOK(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FAIR WARNING 「SUNDANCER」
FAIR WARNING 「SUNDANCER」

FAIR WARNING SUNDANCER

<収録曲>
1. Troubled Love
2. Keep It In The Dark
3. Real Love
4. Hit And Run
5. Man In The Mirror
6. Natural High
7. Jealous Heart
8. Touch My Soul
9. Send Me A Dream
10. Pride
11. Get Real
12. How Does It Feel
13. Living On The Streets
14. Cool


ドイツ出身のメロディアスハードロックバンド、フェアウォーニングの7作目。2013年発表。

日本人好みの美しく哀愁たっぷりのメロディが特徴のメロディアスハードをやっており、個人的にも信者レベルで大好きなバンドです。
一時期解散していて前々作で華麗な復活を遂げたと思ったら、前作で盛大にズッコケたというイメージだったので、今作は発売前から楽しみにしつつもかなり心配していました。

そんな今作ですが、一聴してみた感想は「なんかパンチが弱いなぁ」という感じ。カラッとした音の雰囲気的には往年の名盤"Rainmaker"に近い気もするのですが、メロディにイマイチ扇情力が足りない。ヘルゲ・エンゲルゲ<G>の操るスカイギターの美しい音色もちゃんと聞こえるし、トミー・ハート<Vo>のハスキーで伸びやかな歌唱も相変わらずなんだけど、肝心の歌メロが…!
ただ、「こりゃあ"Aura"に引き続き駄作かぁ」なんて思っていたのですが、何度も聴き続けるうちに"Aura"よりはスルメな曲もあるし、まだ楽しめる曲もあるなという印象に変わりました。そもそもフェアウォーニングに期待するハードルが高すぎるというのもあるので、一般的な観点から見ればそれなりのメロハー作品なのではないかと。

まぁそんなこんなで、熱心なファンならお布施だと思って購入するくらいの価値はありますし、そうでなければ過去の名盤の方を漁ることをオススメします。

<オススメの曲>
1. Troubled Love
11. Get Real

オススメ度…76点

OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FREE FALL 「POWER & VOLUME」
FREE FALL 「POWER & VOLUME」

Free Fall Power And Volume

<収録曲>
1. Power & Volume
2. Free Fall
3. Midnight Vulture
4. Top Of The World
5. Attila
6. World Domination
7. Love Bombing
8. Damnation
9. Meriola Blues
10. Meat


スウェーデン出身のハードロックバンド、フリーフォールの1作目。2013年発表。

70年代のロックを彷彿とさせるようなトラディショナルなサウンドを掻き鳴らしており、THE WHOやらAC/DCといったバンド達がすぐに脳裏に思い浮かぶようなストレートど真ん中の王道ハードロックをやっています。ザラザラとしたシャープな音作りがとにかく小気味良く、シンプルな曲構成はとにかく聴きやすい。これぞロックといった感じの素朴なカッコ良さがリピート再生を誘います。
Voの声は擦れたクセのある歌声ですが、カラッとザラついたサウンドにはまさにぴったり。Voのルックスに反したこの独特の歌声がこれまた妙にクセになります。

<オススメの曲>
1. Power & Volume(→PV)
2. Free Fall
4. Top Of The World
6. World Domination(→PV)

とりあえず冒頭の#1がキラーチューン過ぎてヤバい。凄まじいドライブ感で突き抜けるイケイケなハードロックです。
他の曲も渋くてひたすらクール!

オススメ度…86点

FACEBOOK(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FINNTROLL 「BLODSVEPT」
FINNTROLL 「BLODSVEPT」

Finntroll Blodsvept

<収録曲>
1. Blodsvept
2. Ett Folk Förbannat
3. När Jättar Marschera
4. Mordminnen
5. Rösets Kung
6. Skövlarens Död
7. Skogsdotter
8. Häxbrygd
9. Två Ormar
10. Fanskapsfylld
11. Midvinterdraken


フィンランド出身のヴァイキングメタルバンド、フィントロールの6作目。2013年発表。ポルカを導入した楽しい宴のようなメタルが特徴の彼らでしたが、今作ではポルカ成分やフォーク成分はグッと控えめになり、全体的にダークな感じに纏め上げられています。とはいえ陽気な部分も要所要所で残っているので、彼ららしさは損なわれることもなく、こういうのもアリかなーといった感じ。個人的には疾走曲のある楽曲が減ってしまったのが残念ですが、シンフォニックさはいつも以上なので、そこら辺の好みによってアルバムの好き嫌いが別れるかも。

個人的にはクサメロでフォーキッシュに疾走する陽気な#2や、哀愁をまといながらヒロイックなメロディで疾走する#7がとてもツボで、それ以外は悪くはないなーという感じでした。

<オススメの曲>
2. Ett Folk Förbannat
7. Skogsdotter
8. Häxbrygd(→PV)
10. Fanskapsfylld

オススメ度…81点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FINSTERFORST 「RASTLOS」
FINSTERFORST 「RASTLOS」

Finsterforst Rastlos

<収録曲>
1. Nichts Als Asche
2. Fremd
3. Am Scheideweg
4. Stirbt Zuletzt
5. Ein Lichtschein
6. Rast
7. Flammenrausch


ドイツ出身のヴァイキングメタルバンド、FINSTERFORSTの3作目。2012年発表。1stや2ndではまた違った音楽性らしいのですが、今作ではMOON SORROWタイプの荘厳で重厚なヴァイキングメタルをやっています。曲も長尺なものばかりで、SEの#3#6を除く全てが10分超の大曲。アルバムを締めくくる#7に至っては22分という超大曲となっています。長い曲ばかりだとちょっと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、聞き込めば聞き込むほど味が出てくるタイプの作りこまれた楽曲で、見る見るうちに引き込まれるような世界観になっています。一曲一曲の印象は少々薄い気はしてしまいますが、ずっと聴いてて飽きないという所が凄い。基本的にはシリアス路線ですが、時折顔を出す軽妙なフォークメロも楽しいです。とりあえずスケールがデカくて荘厳なサウンドが好きな人にはオススメ。

<オススメの曲>
2. Fremd
7. Flammenrausch

オススメ度…82点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20130408170008.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FLESHGOD APOCALYPSE 「ORACLES」
FLESHGOD APOCALYPSE 「ORACLES」

Fleshgod Apocalypse Oracles

<収録曲>
1. In Honour of Reason
2. Post-Enlightenment Executor
3. As Tyrants Fall
4. Sophistic Demise
5. Requiem in SI Minore
6. At The Guillotine
7. Embodied Deception
8. Infection Of The White Throne
9. Retrieving My Carcass
10. Oracles


イタリア出身のデスメタルバンド、フレッシュゴッド・アポカリプスの1作目。2009年発表。

自分は2011年の2作目を先に聴いてしまったので、"シンフォニックでテクニカルなデスメタルバンド"という印象のバンドなのですが、この頃の彼らはとても純粋でブルータルなテクニカルデスメタルをやっています。そして凄まじくカッコいい。
恐ろしいほどの音圧でゴリゴリと重機のように突き進む様はまさに圧巻なのですが、そのブルデスとしてのアグレッシヴさを一切損なわずに要所要所にクラシカルな旋律を捻じ込んでくるという離れ業をやってのけているのが末恐ろしいです。最初っから最後まで突っ走りまくっているのにすべての曲に多彩な表情が存在し、個々の楽曲がそれぞれの魅力を解き放っています。

#1はメロディ控えめの非常に攻撃性の高い曲。ドラムの手数足数の多さがヤバいです。
#2は、再びマシンガンのような攻撃的な曲。
そして#3まで聴いた時点でも未だにで凄まじい衝撃。なんだこれ、めっちゃ凶悪なのにメロディがやたらしっかりしてるぞ…。そして最後の遊園地サウンドも面白い。
#4はダークなオーラでゴリゴリと疾走しまくる曲。中盤の叙情的なリフの応酬にも感激。
#5はじわじわと押し潰してくるような圧迫感のある曲で、ドラマティックな雰囲気すら漂う展開も非常に素敵。
#6はリフが更に細かくなり、凶暴度、メロディアス度共にさらにパワーアップ。
#7では美しすぎるピアノの速弾きイントロに再びの衝撃を与えられること間違いなし。そっから凶悪に疾走を開始する瞬間は鳥肌モノです。
#8は叙情性の強いメロディがあまりにもツボ過ぎる一曲。荒ぶる演奏陣のバックでさりげなくメロディを奏でてるあたりがまた良いんだよなぁ。
そしてやはり叙情性の強いリフでめぐるましいリフ展開を見せつける#9を経て、締めのピアノのインスト#10へ。

もうとにかくデスメタルとしての本気度と、メロディセンスという圧倒的才能を存分に見せつけてくれるような作品です。

<オススメの曲>
3. As Tyrants Fall
6. At The Guillotine
7. Embodied Deception
8. Infection Of The White Throne

オススメ度…93点

MYSPACE(→クリック)

amazon_20120314103939_20120521221052.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FUGATTA 「MYSTIC KINGDOM」
FUGATTA 「MYSTIC KINGDOM」

Fugatta Mystic Kingdom

メキシコ出身のメロディックスピードメタルバンド、FUGATTAの1作目。2011年発表。メキシコにはゴアとかデスメタルのイメージしかなかったのですが、このバンドはそんなメキシコのイメージを一気に覆すような欧州風のキラキラ系クサメロスピをやっています。疾走感とやり過ぎなソロはドラゴンフォースを彷彿とさせ、Keyの圧倒的キラキラっぷりは初期ソナタ・アークティカ、朗らかな明るいメロディはフリーダム・コール、そしてちょっと細い声ながらも一生懸命さが伝わってきてとても好印象なVoはストラトヴァリウスあたりを彷彿とさせるようなサウンドが特徴です。そして何よりも素晴らしいのはやはり曲のクサさ。とにかくクサメロを振りまきながら疾走するそのスタンスはこの手のサウンドが好きな人にはたまらないのではないかと。いかにもB級な感じは否めませんが、そこが逆に悶絶ポイントの一つです。

<収録曲>
1. Intro
2. Secret Of Eternity
3. My Moon
4. The Last Wizard
5. The Queen Isabel
6. Land Of Misery
7. Valley Of Sorrow
8. Follow Me Away
9. Dragonlance
10. Magic Place
11. Across Time
12. The Golden Pot


<オススメの曲>
2. Secret Of Eternity
3. My Moon
5. The Queen Isabel
9. Dragonlance
10. Magic Place

とりあえず一番のオススメは、RPG風なイントロの後に続く爽やか疾走クサメロチューンの#2♯3。まごうことなき超王道のメロスピなのですが、そのストレートすぎる展開が実に気持ちいです。とにかくメロディが爽やかで明るくて楽しげなのがたまらない。
#5は明るいメロディのアップテンポな曲。歌メロが始まるとバックの演奏がグッと静かになって、哀愁漂うアコースティック風味のサウンドに切り替わるのが面白いです。サビが近づくとやはり王道メロスピに戻っていき、クサくて印象に残るキャッチーなサビでトドメを刺しに来ます。
あとはやたらファンタジックな#9とか、無駄にヒロイックな#10なんかもたまらない。

オススメ度…86点

MYSPACE(→クリック)

amazon_20120314103939.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

FALL OF THE LEAFE 「AEROLITHE」
FALL OF THE LEAFE 「AEROLITHE」

Fall Of The Leafe Aerolithe

フィンランド出身のメランコリック系ゴシックメタルバンド、フォール・オブ・ザ・リーフの6作目。2007年発表。エントワインあたりに通じるようなキャッチーなメランコリックゴシックをやっており、メロウで哀愁漂うメロディを中心としながらも親しみやすいメロディが特徴。慟哭要素や悲壮感の少ないセンテンスドといった感じの雰囲気も出てるかな。北欧らしい鬱々とした雰囲気を仄かに帯びているあたりがとても良いです。曲によっては民謡調のメロディが顔を出し、小ざっぱりした初期アモルフィスみたいな雰囲気になることも。初期はメロデスタイプの楽曲をプレイしていたそうなのですが、この作品ではそのような要素はあまり見当たらず、比較的柔らかな音楽性となっています。Voはちょっぴりセクシーなナヨっとしたタイプの男性Vo。比較的低めで哀愁漂う優しい歌声は楽曲にとても良く合っているのではないかと。

<収録曲>
1. Opening
2. All the Good Faith
3. Drawing Worry
4. Lithe
5. At a Breath's Pace
6. Graceful Retreat
7. Sink Teeth Here
8. Minor Nuisance
9. Especially By Stealth
10. Look into Me
11. Closure


<オススメの曲>
2. All the Good Faith
4. Lithe
6. Graceful Retreat

北欧らしい憂いを含んだキラキラ系のKeyが優しく響くイントロ#1に続く#2は、メロウなリフに導かれるキャッチーな曲。メランコリックという言葉がまさにぴったりなサウンドで、歌メロにも哀愁が漂いまくっています。リフ自体はわりと骨太なのに、メロディがあまりにも哀愁を帯びているせいか、全体的にとてもまろやかな仕上がりに。激しさは一切感じません。
#4はダークでアグレッシヴに始まったかと思いきや、すぐにメランコリックモードに突入。深く響くベースの音や、わりとガッツリ刻まれるリフなど荒々しい要素は多いのですが、やはり哀愁っぷりの方が遥かに勝ります。
#6はモダンなリフにキラキラとした幻想的なKeyがまとわりつく曲。哀愁たっぷりなのはもちろん、民謡調のメロディがとても秀逸で、叙情的なリフが次々と紡ぎ出されていきます。

オススメ度…79点

MYSPACE(→クリック)

amazon_20120314103939.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。