EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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GLORYHAMMER 「SPACE 1992: RISE OF THE CHAOS WIZARDS」
GLORYHAMMER 「SPACE 1992: RISE OF THE CHAOS WIZARDS」

Gloryhammer Space 1992 Rise Of The Chaos Wizards

<収録曲>
1. Infernus ad Astra
2. Rise Of The Chaos Wizards
3. Legend Of The Astral Hammer
4. Goblin King Of The Darkstorm Galaxy
5. The Hollywood Hootsman
6. Victorious Eagle Warfare
7. Questlords Of Inverness, Ride To The Galactic Fortress!
8. Universe On Fire
9. Heroes (Of Dundee)
10. Apocalypse 1992
11. Dundax Aeterna


英国出身のエピックパワーメタルバンド、グローリーハンマーの2作目。2015年発表。

エイルストームクリストファー・ボウズ<Key>の立ち上げたサイドプロジェクトで、とてつもなくクサいメロディと、ファンタジーの世界に染まりきったバンドのルックスがとても素敵なバンドです。
前作ではカメムシのような緑色の甲冑を身にまとい、とてもファンタジックなクサメロパワをやっておりましたが、今作ではコガネムシのような緑色のパワースーツを身にまとい、SFチックなクサメロパワに変貌。ただ、魔法使いや戦士といったVo以外のメンバーの装備が全く変わっていないのがなんともシュールです。

とりあえず前作に引き続きメロディのセンスが相変わらず素晴らしく、クサメロスピ黎明期のあのワクワク感をギュッと濃縮したような、ここ最近では珍しいくらいの清々しいクサメロを放ちまくっているのがたまらない。
イントロの#1の仰々しい感じで既に期待感はMAXになり、そこからピロピロ系疾走曲の#2へと雪崩れ込む展開はまさに王道で、「これこれ、最近はこういう王道なセンスあふれるクサメロが少なくて…!」と、心の底から喜びたくなってしまいます。無駄に力強いサビの歌唱なんかもほんとツボ。
続く「レッジェーンド!オブディ、アストラルハンマー!オォォオオオオオ、イァアアアアアアア↑」って出だしの時点で最高すぎる。忘れ去られたクサメロ魂がここに濃縮されております。

その他の曲にもこれでもかとばかりにクサメロが詰め込まれており、昔っからのメロパワファンなら懐かしさでいっぱいになるようなサウンドとなっております。タイプは多少違えど、ラプソディとかの世界観に入りきるタイプのクサメタルバンドが好きなら気に入るのではないかと。

<オススメの曲>
2. Rise Of The Chaos Wizards (→PV)

オススメ度…87点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

GHOST 「MELIORA」
GHOST B.C. 「MELIORA」

Ghost Meliora

<収録曲>
1. Spirit
2. From The Pinnacle To The Pit
3. Cirice
4. Spöksonat
5. He Is
6. Mummy Dust
7. Majesty
8. Devil Church
9. Absolution
10. Deus In Absentia


スウェーデン出身のホラー風味なハードロックバンド、ゴーストの3作目。2015年発表。

同名のバンドが多いため、前作でバンド名にB.C.をくっつけ、ジャケットにもでかでかと記載されていたのですが、今作ではまたB.C.の表記が消えました。まぁ付いてない方がシンプルでカッコいいしね。
ちなみにバンド名を読むときも、B.C.は特に発音しないのが普通なのだそうです。

骸骨メイクで仰々しい法王のような衣装をまとったパパ・エメリトゥス2世<Vo>を中心とする正体不明系のバンドですが、サウンドの方もオカルティックで独特の雰囲気があってとても良い。基本的にはヴィンテージなロックが基調となっていますが、プログレ風味に展開してみたり、ホラー風味の雰囲気を醸し出してみたりと、渋さとエンターテイメント性が絶妙に両立されております。

冒頭の#1の時点で、B級ホラーっぽいオカルティックなイントロがとても耳を惹き、そのままシンプルなロックサウンドのカッコ良さに惹き込まれていきます。Voの胡散臭い感じが何とも言えず良い。
アコースティックなイントロで始まる#3は、PVも作られていた曲。怪しい洋館に恐る恐る足を踏み入れるような、ジワジワと盛り上がっていく展開がいかにもこのバンドらしくて面白いです。シンプルなリフと、どことなくメランコリックなメロディ、そして圧倒的に胡散臭い歌唱の組み合わせが絶妙です。
あとは個人的に#5がなかなかのお気に入りで、優しげな歌唱と不穏な音階、そして全体を包み込むもやもやとした妖しい空気感がとても好き。
アルバムの最後を締める#10はシンプルなヴィンテージロックとしての魅力と、このバンドらしいホラー風味のメロディラインとのバランスがとてもよく、かなり頭に残る一曲。プログレっぽい音使いがこれまたたまりません。

基本的には前作までと同じような世界観なので、今までの作品が好きならば問題なく楽しめると思います。前作や前々作よりもリフでゴリゴリ押すような曲が減った分、個人的にはちょっと物足りない感もなくはないのですが、クオリティとしてはとても高いことは間違いないので、そこは好みの問題なんじゃないかなぁと。

<オススメの曲>
5. He Is
10. Deus In Absentia

オススメ度…82点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

GHOST BATH 「GHOST BATH」
GHOST BATH 「GHOST BATH」

Ghost Bath Ghost Bath

<収録曲>
1. Apathy
2. Despair
3. Lust
4. Hope


米国出身のブラックメタルバンド、ゴースト・バスのデビューEP。2013年発表。

ジャケットにデカデカと記載された「鬼浴」の文字から、しばらくは中国のバンドだと思われておりました。

最初期の彼らはアトモスフェリックで陰なデプレッシヴ系のブラックメタルをやっており、このEPも寂寥感たっぷりのサウンドが良い具合に心を抉ってくれるような作品になっております。

冒頭を飾る#1が個人的になかなかツボで、陰ながらも妙にクセになるグルーヴと、ジリジリとしたメロウなリフと、荒削りに響き渡るトレモロリフとが三位一体となった良曲。
悲鳴と絶叫の狭間のような気味の悪い叫び声もとても良いです。
残る曲は、#2はアコースティックで静かな曲、#3は荒々しいいかにもなデプレ系チューン、そして#4はまさかのピアノ中心のしっとりチューン。

てなわけで、とりあえず#1だけかなり好きかなーといった作品です。
BandcampでNYPだし、とりあえず興味があればどうぞという感じでしょうか。

<オススメの曲>
1. Apathy

オススメ度…78点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

GHOST BATH 「FUNERAL」
GHOST BATH 「FUNERAL」

Ghost Bath Funeral

<収録曲>
1. Torment
2. Burial
3. Silence
4. Procession
5. Dead
6. Sorrow
7. Calling
8. Continuity
9. March
10. Afterlife
11. Birth
12Forever


米国出身のブラックメタルバンド、ゴースト・バスの1作目。2014年発表。

2作目が出た頃に米国産のバンドだということが発覚しましたが、この作品が出たころはまだ中国産バンドだと思われていたようで、ネットを調べるとあちこちで中国産と紹介されていたりします。
そして2作目ではとてもアーティスティックなポストブラックへと変貌していた彼らですが、この頃はまだデプレッシヴ系のブラックメタルをやっており、Xasthuあたりを彷彿とさせるような陰鬱なサウンドが特徴。

個人的にはポストブラック路線になってからの彼らが好き過ぎてたまらないわけですが、
この頃のサウンドも決して悪くはなく、クオリティ的には普通に高い方なのではないかと思います。

特にこの曲がめっちゃ好き!ってのがあるわけではないのですが、どの曲も淡々と紡ぎだされる寂寥ムードが良い具合に心をえぐってくれるので、部屋を真っ暗にして静かにヘッドホンで聴いていたいような作品。
アトモスフェリックなアコースティックパートでふわっとまとめ上げられる中、絶叫とも悲鳴ともつかぬヒャァアアって感じの叫び声が響き渡る様子がとても良いです。
シューゲイザー風味のジリジリとしたノスタルジックな雰囲気も醸し出されており、こういう所が次作に繋がっていったんだなぁという場面もちらほらと感じ取れます。

とりあえずでプレ系のブラックが好きなら聴いてみても良いんじゃないかと。
ちなみにBandcampでNYPです。

<オススメの曲>
5. Dead

オススメ度…81点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

GHOST BATH 「MOONLOVER」
GHOST BATH 「MOONLOVER」

GHOST BATH MOONLOVER

<収録曲>
1. The Sleeping Fields
2. Golden Number
3. Happyhouse
4. Beneath the Shade Tree
5. The Silver Flower pt. 1
6. The Silver Flower pt. 2
7. Death and the Maiden


米国出身のブラックメタルバンド、ゴースト・バスの2作目。2015年発表。

鬼浴というバンド表記や、1stが中国のレーベルから発売されていたことから、中国のバンドだと思われていましたが、実は米国産のバンドということが発覚して話題になったりならなかったりしたみたいです。

前作までは比較的クオリティ高いデプレッシヴ系のブラックメタルをやっていたのですが、今作ではぐいっと方向転換し、轟音の中に悲哀の混じるポストブラック系の作風へ。
とりあえずジャケがめっちゃ好みなのですが、そんなジャケとばっちりマッチするような
アーティスティックなポストブラックをやっています。

アルバム全体を通してかなりの高品質で、個人的にはずっと悶絶しっぱなしではあるのですが、
そんな中で群を抜いて悶絶度の高いキラーチューンである#2がとにかく素晴らしい。
チリチリとしたインストから怒涛の轟音パートに突き進みつつも、
その裏に潜む悲哀がジワジワと漏れ出てきており、そこにのっかる悲哀にまみれた絶叫Voが
メランコリックさをさらに増長させます。
中間のヒロイックかつ哀しげななギターメロも胸に突き刺さるし、何から何までツボ過ぎる。
ひたすら聴きどころが満載で、10分弱があっという間に過ぎ去ります。
#3はタイトルに反してハッピーさが皆無の曲で、バーズムあたりを思い出させるような陰鬱な曲。
ジリジリとしたリフからにじみ出る暗ーいオーラがたまりません。
#4は音数の少ない物悲しい曲。メタル度は皆無の箸休め的なインストですが、
アルペジオの音色が心に響きます。
#5は鳥の囀りや木々のさざめきが良い感じのインストで、#6につながるイントロ的な感じ。
そして#6ヘヴィなリフと静寂パートの緩急がはっきりしているドラマティックな曲。
重厚なリフと、哀しげなジリジリ系ギターとの絡み合いが良い感じです。
最後を締める#7も、今までの曲と同じ方向性のポストブラックチューン。
重厚なリフの荒々しさの中に、やはり悲哀が潜みます。

ってなわけで、個人的にとてつもなくツボなポストブラックバンドに変貌しており、
思わずガッツポーズをせざるをえないような素晴らしい作品でした。
最近はアーティスティックなポストブラックメタルバンドが増えていますが、
その中でもトップクラスなのではないかと。

轟音と悲哀のコラボレーションが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
2. Golden Number

オススメ度…94点

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GYZE 「BLACK BRIDE」
GYZE 「BLACK BRIDE」

Gyze Black Bride

<収録曲>
1. Black Bride
2. In Grief
3. Honesty
4. Insane Brain
5. Black Shadow
6. Winter Breath
7. Twilight
8. Satanic Loop
9. 菜の花
10. Julius
11. 明日への光
12. Gnosis


国産メロディックデスメタルバンド、ギゼの2作目。2015年発表。

1stアルバムの時点ではDISARMONIA MUNDIEttore Rigottiプロデュースの元で海外デビューを先に果たしていた彼らですが、今作では日本先行でアルバムが発表されました。
1stの時点ではSERPENTVEILED IN SCARLET系統のクッサいメロデスという感じだったのですが、今作では更にクサさを増しており、もはやメロデス化したガルネリウスといった印象。弾きまくりの派手なギタープレイもガルネリウスSyuを彷彿とさせてくれます。
アルバム全篇にわたってこれでもかと言わんばかりのクサメロがぎっしりと詰め込まれており、そこにしっかり叙情性と攻撃性を絡めているあたりが最高。Voも吠え声系のシャウトも、日本人のデス声にしてはしっかりしてるし聴きやすくて良いです。

冒頭の#1が始まった時点であまりのクサさにびっくり。1曲目でこれだけ名盤の予感を感じさせるとは…!Voがデスヴォイスじゃなかったらメロスピに括られてもおかしくないほどのクサさです。しかもいかにも日本のバンドっぽい種類のクサメロなのも良い。
#3Ettore Rigottiがゲスト参加している曲。サビで歌っているのですが、歌詞が日本語だし、メロディもEttore Rigottiっぽさと国産メロデスっぽさが上手い具合に融合されています。
#5なんかはイントロだけ聴いたら初期のガルネリウスなんじゃないかと勘違いされてしまうくらいのクサメロスピっぷり。それをしっかりとメロデスと仕上げており、とてもヒロイックなメロデスになっています。
#8はモダンな雰囲気を漂わせつつも、叙情メロもたっぷりな曲。こういう慟哭系メロデスな部分を前面に押し出した曲もやっぱかっけぇな。
#9はメロデスとは思えないような可愛い曲名の曲。今度はここ最近のガルネリウスっぽいメロディを持った曲。このまま小野正利が歌いだしそうな勢いですが、しっかりとデスヴォイスがのってきます。

とりあえず結論として言えるのは、基本的にめっちゃクサいということです。叙情系メロデス好きにももちろんオススメなのですが、むしろ普段はクサいメロスピばっか聞いてるよーみたいな人にもオススメかも。

<オススメの曲>
1. Black Bride
5. Black Shadow
9. 菜の花

オススメ度…91点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

GOROD 「A PERFECT ABSOLUTION」
GOROD 「A PERFECT ABSOLUTION」

Gorod A Perfect Absolution

<収録曲>
1. The Call To Redemption
2. Birds Of Sulphur
3. Sailing Into The Earth
4. Elements And Spirit
5. The Axe Of God
6. 5000 At The Funeral
7. Carved In The Wind
8. Varangian Paradise
9. Tribute Of Blood


フランス出身のテクニカルデスメタルバンド、GORODの4作目。
2012年発表。

プログレばりにテクニカルで凝ったフレーズを次々と繰り出しつつ、しかもそのリフがとてつもなくメロディアスで、さらにデスメタルとしての攻撃性をしっかりと保っている素晴らしいテクデスをやっています。

この作品からVoが変わったらしいのですが、比較的普通なガテラルヴォイスで、テクニカルな楽曲の雰囲気を損なうことなく上手いこと溶け込んでいるという印象。迫力不足ということもなく、絶妙なVoだと思います。

基本的に先の読みにくいリフ展開でとても楽しませてくれるような楽曲が多く、イントロ#1に続く#2からもそれは顕著。メロディアスになったと思いきや刻みまくったり、急にグルーヴィーになったりと展開がとても多彩です。
個人的に一番好きなのは#7で、怒涛の勢いで突っ込んでいくリフトメロディアスでしゃれおつなリフを上手いこと絡め合わせた展開がとても秀逸でツボでした。

基本的にどの曲を聞いても面白いリフが満載で、デスメタルにしては珍しくじっくり腰を据えて聴くことが出来るようなサウンドなので、そういう曲が好きな方はぜひ試してみてください。

<オススメの曲>
2. Birds Of Sulphur
3. Sailing Into The Earth
7. Carved In The Wind
8. Varangian Paradise

オススメ度…87点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

GAMA BOMB 「THE TERROR TAPES」
GAMA BOMB 「THE TERROR TAPES」

Gama Bomb The Terror Tapes

<収録曲>
1. The Wrong Stuff
2. Legend Of Speed
3. Backwards Bible
4. Beverly Hills Robocop
5. Smoke The Blow With Willem Dafoe
6. We Started The Fire
7. Terrorscope
8. The Cannibals Are In The Streets - All Flesh Must Be Eaten
9. Shitting Yourself To Live
10. Matrioshka Brain
11. Metal Idiot
12. Wrecking Ball


北アイルランド出身のクロスオーバースラッシュメタルバンド、ガマ・ボムの4作目。2013年発表。

疾走しまくりでちょっぴりパンキッシュなスラッシュメタルをやっており、軽快に刻みまくるリフがとにかく爽快です。基本的には高速リフを中心とした勢い重視のサウンドなのですが、ちょっぴりコミカルなリフワークや歌い回し、そして妙にキャッチーなシンガロング、ついつい頭を振りたくなるようなリズム感など、聴きどころも盛りだくさん。これだけ疾走一辺倒なのに、一曲一曲にしっかりと特徴があるのが素晴らしい。MUNICIPAL WASTEあたりをさらに元気いっぱいにして解き放ったようなサウンドなので、その手のスラッシュメタルが好きな方はぜひ。

<オススメの曲>
2. Legend Of Speed
4. Beverly Hills Robocop
7. Terrorscope(→PV)
11. Metal Idiot
12. Wrecking Ball

わずか4分半でめぐるましく展開しまくる高速リフワークが秀逸な#4が最高。急にグルーヴ感たっぷりになってみたり、コミカルなコーラスを挟んでみたりと、このバンドの魅力がたっぷり詰まった一曲です。
#7はギターソロが唐突に剣の舞のメロディになるのが面白い。

オススメ度…88点

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GHOST B.C. 「INFESTISSUMAM」
GHOST B.C. 「INFESTISSUMAM」

Ghost Infestissumam

<収録曲>
1. Infestissumam
2. Per Aspera Ad Inferi
3. Secular Haze
4. Jigolo Har Megiddo
5. Ghuleh / Zombie Queen
6. Year Zero
7. Body And Blood
8. Idolatrine
9. Depth Of Satan's Eyes
10. Monstrance Clock


スウェーデン出身のハードロックバンド、ゴーストB.C.の2作目。
2013年発表。

1作目はGHOSTという名前で出していましたが、同名のバンドが多いせいか、今作ではGOHST B.C.にプチ改名しております。まぁ確かに、これだけシンプルなバンド名、よくつけたなぁと思ってたわ。

音楽性的には前作と全く変わっておらず、サタニックでオカルティックなハードロックをやっており、レトロな雰囲気も胡散臭さも相変わらず。怪しい雰囲気を漂わせながらもポップでキャッチーという絶妙なバランス感覚が素晴らしいです。シンプルなリフがとても印象的なのも前作通りで、Papa Emeritus II<Vo>の浮遊感のある胡散臭い歌唱もやはりとてもクセになる。サイケデリックでプログレライクな世界観のクセに、シンプルで聴きやすくてグイグイ引き込まれていく素晴らしい作品です。

<オススメの曲>
2. Per Aspera Ad Inferi
3. Secular Haze

今作も捨て曲は一切なし。中でもこの2曲の胡散臭さが群を抜いて好きかな。

オススメ度…85点

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GHOST 「OPUS EPONYMOUS」
GHOST 「OPUS EPONYMOUS」

Ghost Opus Eponymous

<収録曲>
1. Deus Culpa
2. Con Clavi Con Dio
3. Ritual
4. Elizabeth
5. Stand By Him
6. Satan Prayer
7. Death Knell
8. Prime Mover
9. Genesis


スウェーデン出身のハードロックバンド、ゴーストの1作目。
2010年発表。

サタニックでオカルティックなハードロックをやっており、レトロな音質でジリジリと胡散臭いメロディを紡ぎ出していくのが特徴です。基本的には古いイギリスのバンドの様な音作りなのですが、カテドラルリー・ドリアンに見いだされてデビューしたという経緯があるだけあってドゥーミーな雰囲気もあるし、ちょっぴりプログレチックな雰囲気もあるしと、なかなか独創的な世界観。とにかく全体を包み込むオカルト風味な胡散臭さの中毒性が高く、リフからVoの歌い方にいたるまで、その全てが妙に頭に残ってしまいます。特にVoはキング・ダイアモンドみたいな素っ頓狂なハイトーンを出すわけでもなく、比較的普通な歌い方なのに、抑揚の付け方だけでここまで胡散臭い感じを醸し出せるのが凄い。

怪しいオルガンの音色が響くイントロ#1に続く#2は、歌いだしの「ル・シ・ファ~♪」の時点で胡散臭さMAX。シンプルなリフの上で浮遊感のある独特の歌メロが響くいかにもオカルト系といった感じの曲です。
#3は普通の哀愁系ロック曲の様なイントロからダークなリフへと流れていく曲。シンプルなリフなのに、しっかりノレるし頭に残ります。そしてサビでの屈折したポップセンスがたまらない。
#4も同じくシンプルなリフが印象的。こんなにシンプルなのに、サタニズムっぽさをしっかりと表現できるのが凄い。そしてVoの歌い回しは胡散臭さが凄まじく、そのくせサビになるとちょっぴり哀愁を漂わせたメロディアスな感じになるのがズルい。
#5は軽快なドラムで始まる曲。が、リフの方は相変わらず魔術的な妖しい魅力を放っており、歌メロの方も呪術的な胡散臭さが漂います。
#6ビートルズが呪われたらこんな感じになるんじゃないかというような雰囲気。キャッチーさと胡散臭さのバランスが絶妙なサビメロがとても好き。
#7はやたらドゥーミーなリフが重々しく響く曲。サビ前後では神々しいも絡み合ってきて怪しさ抜群です。
#8はブンブンとうねるベース音が印象的。やたらグルーヴィーなリフも良い。
#9は他の曲に比べて音作りがモダンな印象のイントロ。しかもやたら展開がプログレ的で実験的です。悪くはないけど、やっぱVoが入ってこないと物足りないかな。

ということでこの作品、基本的に捨て曲がゼロで、しかも一度ハマるとなかなか抜け出せないような独特の魅力を持った作品です。オカルティックな雰囲気からマーシフル・フェイトを彷彿とさせるわりに、サウンドの方は全くタイプの違うメロディアスなハードロックなのですが、オカルティックなサウンドが好きならば共通して楽しめるのではないかと思います。

<オススメの曲>
2. Con Clavi Con Dio(→PV)
3. Ritual
4. Elizabeth
6. Satan Prayer

オススメ度…89点

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GYZE 「FASCINATING VIOLENCE」
GYZE 「FASCINATING VIOLENCE」

Gyze Fascinating Violence

<収録曲>
1. Desire
2. Desperately
3. Fascinating Violence
4. Regain
5. Trash My Enemy
6. A Dynasty
7. Final Revenge
8. Trigger Of The Anger
9. Day Of The Funeral
10. Midnight Darkness
11. The Black Era


国産メロディックデスメタルバンド、ギゼの1作目。2013年発表。

元はSUICIDE HEAVENという名前で活動していたのを改名し、イタリアのレーベルCoroner Recordsから、DISARMONIA MUNDIEttore Rigottiプロデュースの元で海外デビューを果たしました。
叙情メロや泣きメロたっぷりのあまりにクサすぎるメロデスをやっており、タイプとしては完全にSERPENTVEILED IN SCARLET系統の音楽性。いかにも日本のメタルという感じのメロディがしっかりと洗練されており、クサさを高めることに一役買っています。
メンバーの写真はかなりヴィジュアル系に近い感じですが、確かにメロディとか音の質感がVERSAILLESあたりを彷彿とさせるかもなぁという気がしないでもない。メタルっぽいヴィジュアル系に、本格的なデスヴォイスをのっけてみたら、「それってつまりメタルじゃん!」ってことになっちゃった感じ。
メロディの良さに特化したストレートな慟哭クサメロデスなので、その手のサウンドが好きな方は是非。

<オススメの曲>
1. Desire
3. Fascinating Violence
8. Trigger Of The Anger
9. Day Of The Funeral
10. Midnight Darkness

#9のメロディのクサさと哀愁が異常。

オススメ度…90点

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GLORYHAMMER 「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
GLORYHAMMER
「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」


Gloryhammer Tales from the Kingdom of Fife

<収録曲>
1. Anstruther's Dark Prophecy
2. The Unicorn Invasion of Dundee
3. Angus McFife
4. Quest for the Hammer of Glory
5. Magic Dragon
6. Silent Tears of Frozen Princess
7. Amulet of Justice
8. Hail to Crail
9. Beneath Cowdenbeath
10. The Epic Rage of Furious Thunder
11. Wizards!


英国出身のエピックパワーメタルバンド、グローリーハンマーの1作目。2013年発表。エイルストームクリストファー・ボウズ<Key>が立ち上げたバンドのデビュー作ということですが、エイルストームが海賊メタルであるのに対し、こちらは完全に戦士メタルといった感じ。勇壮なメロディ、あまりにもダサくてファンタジックな世界観は、クサメタル好きにはたまらない逸品となっています。Voはエメラルドというバンドに在籍する人らしいのですが、無駄に力強い歌唱がダサさにさらに磨きをかけており、このバンドにぴったりです。

イントロの#1に続く#2は、ザクザクとした勇壮なリフで突き進む曲。スラッシーな楽曲かと思いきや、サビではやたらクサいメロディで一気にパワーメタル寄りになるあたりがとても素敵。
個人的にツボだったのは、PVにもなっている#3。疾走感こそないものの、クサくてダサいメロディを前面に押し出したパワーメタルをやっており、一緒に戦いに向けて出陣していきたくなるような雰囲気を持った曲です。
他にもキラキラとしたKeyで幕を開けるクサメロスピの#5とか、いかにもファンタジーなメロディが素敵な#7など、強力なチューンが盛りだくさんとなっています。

<オススメの曲>
2. The Unicorn Invasion of Dundee
3. Angus McFife(→PV)
5. Magic Dragon
7. Amulet of Justice

オススメ度…87点

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GO-ZEN 「HITOSHIZUKU」
GO-ZEN 「HITOSHIZUKU」

グロジャケ

<収録曲>
1. Go-Zen Grinder
2. If You Have A Will
3. AL-FiN-078-39216
4. The Most Magnificent Blade
5. Goronyaaaan
6. 19801205
7. 89/58/82
8. IS Ray Storm
9. Neko Neko Nuckle
10. Impaled Proceed
11. Bring it on if Youre Not Scared
12. IS Twin Blades
13. Sanbach
14. K.U.R.I.
15. Butanika Banzai
16. Yakiniku Teishoku
17. Salvare000
18. Iron Crow Zero-Shiki
19. Hitoshizuku
20. HiNA = HiN-NYU
21. Kotona Orgy


東京出身のゴアグラインドバンド、ゴゼンの1作目。2012年発表。

バンド名やジャケからもなんとなく想像は出来ますが、

JIG-AIに対する日本からの回答!」

という触れ込み通り、モロにJIG-AIの影響下にあるゴアグラインドをやっています。ブヒブヒという豚の様なVoなんてもろにJIG-AI。音圧やブルータリティもなかなかで、作品としてはかなり高品質なのではないかと。高速ブラストを中心に最後まで一気に突き抜ける、あっという間の21曲30分です。

<オススメの曲>
1. Neko Neko Nuckle
7. 89/58/82(→Official Video)
18. Iron Crow Zero-Shiki(→Official Video)

オススメ度…80点

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