EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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[SPACE ODYSSEY]
SPACE ODYSSEY「EMBRACE THE GALAXY」



スペースオデッセイは、タイム・レクイエムなどで知られる、鍵盤魔人ことリチャード・アンダーソン<Key>によるプロジェクト。正式名称は「Richard Andersson's SPACE ODYSSEY」だそうです。もろイングヴェイ・マルムスティーンなネオクラで、「似てると言うか同じじゃね?」というフレーズも散見しますが、演奏自体はとてもハイレベルだし、ディオ風の歌唱を響かせるパトリック・ヨハンソン<Vo>もかなりのものなので、パクリ云々を気にしない人は普通に楽しめるでしょう。このアルバムは彼らの一作目で2003年発表。

1.Despair And Painから思いっきりイングヴェイしていますが、サビのメロディがかなり良いです。しかもVoが上手いので、その良さがさらに引き立っています。途中の弾きまくり名ギター&キーボードも最高。
6.Grand Openingはメロパワ風のキャッチーなサビを持った曲。凄く親しみやすいです。その他のパートは思いっきりネオクラシカルで、それもかなりカッコ良い。このアルバムでは一番これが好きかな。
もう一つオススメなのは8.Seduction Of Life。サビに漂う哀愁が最高です。その他の部分も非常にテクニカルで秀逸です。
他には2.Embrace The Galaxy4.Entering The Domeもカッコいいかな。
あと、ボーナストラックの10.The Pagamo Thrillはクラシックのカヴァーで、パガニーニモーツァルトの曲を混ぜたもの(パガニーニの方は知らないけど、モーツァルトの方は『トルコ行進曲』)ですが、最高にカッコいいです。

このアルバムはネオクラが好きな人にオススメですが、上にも書いたように、パクリ云々にうるさい人は色々と気になるフレーズがあるかもしれません。ただ、こういう高品質なネオクラを、ここまで素晴らしいテクニックで演奏しているバンドはなかなかいないので、興味がある人は是非聴いてみてください。

オススメ度…85点

音源(飛んだ先のMP3 SAMPLE。右クリックで保存も可)
Despair And Pain

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ZENO]
ZENO「ZENO」



ZENOは、メロディアスハード界屈指のソングライターで、兄にスコーピオンズのウリ・ロート<G>を持つスーパーギタリスト、ジーノ・ロート<G>が率いるバンド。彼の書く歌はとにかく「美しい」としか言いようがなく、心にスーッと染み込んで来るような素晴らしいサウンドです。エモーショナルで味のあるギタープレイも絶品。
このアルバムは彼の記念すべきデビュー作で1986年発表。歌っているのはマイケル・フレキシグです。彼の声はちょっと独特なので「苦手かも…」という人もいるかもしれませんが、個人的には味のある良い歌声だと思います。

個人的に一番好きなのは2.A Little More Love。非常にメロディアスな曲で、サビはキャッチー。一度聴いたらもう耳から離れません。マイケルの甲高い歌声も見事にマッチしています。文句のつけようが無い名曲中の名曲!!
3.Love Will Liveはゴスペルのようなバラードソング。メロディが美しすぎ&哀愁漂いまくりです。サビもホント素晴らしく、心が洗われるような曲。なんかもう天使とかが舞い降りてきそうな感じです。
4.Signs On The Skyも超名曲。サビの高音部は、マイケルにしか成しえない独特の世界観に包まれています。聴いてて非常に心地の良い曲。
いちいち曲名を挙げてもどうせ「美しい」としか言えないので、名前を挙げるのは特にお気に入りのこの3曲だけにしておきますが、この他にも収録曲全てが名曲です。

このアルバムはメロディアスハード界を代表する作品。「コレを聴かずにメロディアスハードは語れない」というくらいの究極の名盤です。音質は今に比べると悪いですが、そんなことは関係ありません。ハードロックといっても音が全体的に軽いので、一般の方も是非一度聞いてみてください。そして美しいメロディの洪水に酔いしれてください。

オススメ度…97点

PV
A Little More Love
Love Will Live

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[DIMMU BORGIR]
DIMMU BORGIR
「DEATH CULT ARMAGEDDON」




ディム・ボガーはノルウェー出身のシンフォニック系ブラックメタルバンド。「シンフォブラックの帝王」とも称されており、クレイドル・オヴ・フィルスと並ぶ、世界で最も人気の高いブラックメタルバンドの一つです。とにかくシンフォニックで荘厳な音楽性が特徴で、フルオーケストラを起用したりもしています。このアルバムは彼らの六作目で2003年発表。邦題は「デス・カルト・アルマゲドン~魔界戦争賛歌~」。プラハのフィルハーモニーオーケストラ47人を使ったそうです。

とりあえず2.Progenies Of The Great Apocalypseが凄い。イントロの荘厳さ&シンフォニックさがヤバイです。とにかく邪悪な雰囲気が漂いまくりの曲で、シャグラットのVoも凄い。曲構成も完璧で、途中のクリーンヴォイスが非常に効果的。
4.Uredesbyrdもシンフォニックかつ邪悪な曲。これも疾走しまくりです。歌詞はフィンランド語らしいですが、別に英語でもわからないので関係ありません(笑)。
9.Eradication Instincts Definedはシンフォニックなイントロが印象的。ゆっくり目な曲なので、邪悪さが強調されています。
他には3.Lepers Among Usとか6.Blood Hunger Doctrineとかがオススメかな。曲単位というよりアルバム全体が素晴らしいです。

このアルバムは非常に邪悪な感じですが、意外と聞きやすかったりもします。シンフォニックなブラックメタルが好きな人は必聴でしょう。ブラックメタルに興味を持ち始めたような人も是非どうぞ。

オススメ度…88点

PV
Progenies of the Apocolypse

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[GALNERYUS]
GALNERYUS「THE FLAG OF PUNISHMENT」



ガルネリウスは大阪出身のネオクラシカル系のメロディックスピードメタルバンド。アニメタルでも活躍していた新世代のギターヒーロー、Syuが在籍しているバンドです。安定感のある演奏と非常にクサいメロディが特徴で、特にSyuのギタープレイは最高に冴えています。YAMA-B<Vo>の英語の発音が少し硬い感じがするのが残念ですが(個人的には許容範囲)、歌唱力自体には申し分ありません。むしろかなり上手い方でしょう。このアルバムは彼らの一作目。2001年。

2.Struggle For The Freedom Flagがメロパワ・メロスピ史上に残る超名曲。イントロのギターメロディからしてもう悶絶です。クサ過ぎ。一度聞いたらもう頭から離れません。他のパートでも終始クサいメロディが乱舞しており、メロスピファンなら最後まで悶絶しっぱなしでは無いでしょうか。ギターソロも最高だし、YAMA-Bの伸びやかな歌唱も素晴らしい。個人的には間奏のヴァイオリン部分がかなり好きです。
5.Rebel Flagもクサクサな疾走曲。サビのコーラスがかなり良いです。シンセによるちょっぴりシンフォニックな味付けもGOOD。
アルバムの最後を締める11.United Flagも最高の疾走曲。これもサビが最高の一曲です。微かに漂う哀愁が素晴らしい。イントロのドラムソロも最高にカッコいいです。
他には2.Beyond Of The Groundとか、感動系インストの6.Requiemあたりが好きかな。

このアルバムは、海外の同系統バンドと比べても決して見劣りしない素晴らしい楽曲ばかり収録されています。クサいメロディ満載のメロパワ・メロスピが聴きたい人は是非一度聴いてみましょう。ちなみに彼ら、現在は3rdまで出しており、世界進出を視野に入れて頑張っているようです。

オススメ度…85点

PV
Struggle For The Freedom Flag

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[EDENBRIDGE]
EDENBRIDGE「SHINE」



エデンブリッジはオーストラリア出身のシンフォニック系ゴシックメタルバンド。Voはサビーネ・エデルスバッカーという女性です。彼女の透き通った美しい歌声、シンフォニックで幻想的な雰囲気、そしてクサみのある東洋風のメロディというのがこのバンドの特徴。ナイトウィッシュと比較されることもしばしばですが、あちらよりも大人しく、ちょっと癒し系な感じです。このアルバムは2004年発表の4作目。

このアルバムで一番素晴らしいのは2.Move Along Home。東洋風のメロディが非常にクサいです。サビーネの清涼感のある歌唱も絶品で、聞いているととても清々しい気分になります。ゆったりとしたサビのメロディがたまらない一曲。
冒頭の1.Shineはいきなり8分以上の代作ですが、良く練られた構成なので聞いていても全く飽きません。ドラマチックなサビ部分が最高!! サビーネの透き通った声ををうまく生かしています。
3.Centennial Legendはピアノの音色が美しい、とても静かなバラード。綺麗な歌声をじっくりと堪能できるような曲です。
8.October Skyは疾走感が気持ち良い曲。やっぱりコレもメロディがクサいです。後半の間奏部分が最高。
他には10.The Canterville Ghostとか、バラード曲の7.Elsewhereとかが好きかな。

このアルバムは女性Vo好きにはたまらない一枚です。女性Voでシンフォニックな音楽が好きな人は是非一度聴いてみましょう。ゴシック的なムードは少なめなので、「ゴシックメタルってイマイチなぁ…」って人も聞いてみると良いかもしれません。

オススメ度…86点

音源(飛んだ先のMP3 SAMPLE。右クリック保存も可)
Move Along Home

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[WHITE ZOMBIE]
WHITE ZOMBIE「ASTRO-CREEP:2000」



ホワイト・ゾンビは、現在ソロで活躍中のロブ・ゾンビ<Vo>が在籍していたインダストリアル・メタル・バンド。ぶっちゃけやっていることは現在のロブ・ゾンビのソロと全く同じ。ヘヴィなリフ+ノリノリのディスコサウンドという感じです。メンバーのルックスからはB級ホラー映画的な雰囲気が出まくりだが、曲調自体は結構楽しげ。Voはちょっと独特ですが、特に不気味な感じもせず、結構普通に聞けるでしょう。
このアルバムは彼らの二作目で1995年発表。

とりあえず1.Electric Head: The Agony(Pt.1)が最高。冒頭の喋り(?)が少々長いが、その後の展開は最高です。とにかくノリノリな曲で、ヘヴィなリフがリズム良く刻まれます。自然と体が動いてしまうこと間違いなし!!
2.Super-Charger Heavenはスピード感溢れる楽曲で、これまた非常にノリノリ。独特のドライヴ感がたまらなく、一度はまると病み付きです。
7.I, Zombieもかなりイケイケな曲。ドラムのテンポが何か良いです。コレもやっぱノリノリとしかいえないサウンドなんだよなぁ。
8.More Human Than Humanはかなりインダストリアルっぽさの強い曲。全体を取り巻くデジタルな雰囲気がたまらない。ロブのVoもいい味出してます。
9.El Phantasmo And The Chicken-Run Blast-O-Ramaも結構ノリノリな曲。これも非常にデジタルな感じで、リフが結構ヘヴィです。それにしても曲名が長い。

このアルバムはインダストリアル系が好きな人にはかなりオススメ。ロブ・ゾンビのソロが好きな人はとりあえず聞いておくべきでしょう。ノリノリな曲が好きな人は是非どうぞ。「ゾンビ」という言葉がやたらアピールされていますが、特に身構える必要は無いです。

オススメ度…86点

PV
More Human Than Human

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[DIONYSUS]
DIONYSUS「ANIMA MUNDI」



ディオニソスは北欧のメロパワ・メロスピ系バンド。元ネイションジョニー・ウーリン<G>ノビー<B>、元シナジーロニー・ミラノヴィッツ<Ds>ストームウィンドカスパー・ダールクヴィスト<Key>等によって結成されたスーパーバンドです。そしてVoを務めるのはラプソディールカ・トゥリッリ<G>のソロで素晴らしい歌唱を聞かせていた、オラフ・へイヤー。クラシカルなギター&キーボード、疾走感たっぷりの素晴らしいメロディが特徴で、オラフ・へイヤーの伸びやかな歌唱も素晴らしいです。このアルバムは彼らの二作目で2004年発表。

まず3.Anima Mundiがかなりの名曲。心地よい疾走感と、キラキラ&シンフォニックなキーボードがホントたまりません。そして何より素晴らしいのがサビ!! 「See The Sun~,See The Sky~♪」という非常に聞き取りやすいコーラスが最高です。思わずラプソディ「For The King~,For The Land~♪」ってのを思い出してしまいました。コンパクトにまとめられたギターソロもいい感じ。壮大な雰囲気を持った曲です。
1.Divineはキーボードのメロディが印象的な曲。ちょっとヘヴィ目なパートもありますが、基本的にはメロディの秀逸なメロスピソングです。やっぱりこれもサビで悶絶。オラフ・へイヤーの歌声はこういう曲にぴったりです。
6.Eyes Of The Worldもかなりカッコいい曲で、ちょっぴり哀愁が漂っている感じ。憂いを含んだようなメロディがたまりません。
7.March For Freedomは徐々に盛り上がっていく、非常に壮大で力強い曲。なんだかMANOWARを思い出してしまいました。やっぱりこれもコーラスが良い。
他には4.My Heart Is Cryingとか5.What、バラード曲の9.Forever Moreあたりがオススメかな。

このアルバムは、メロパワ・メロスピ好きにはたまらない一枚です。特に3は最高なので是非一度聞いておきましょう(下に音源へのリンクあり。MYSPACEでも聞けます)。ルカ・トゥリッリのソロを聞いて、オラフ・へイヤーの歌声を気に入った人は是非。

オススメ度…87点

音源(飛んだ先のMP3 SAMPLE。右クリックで保存も可)
Anima Mundi

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ZENO]
ZENO「RUNWAY TO THE GODS」



ジーノは、スコーピオンズで活躍していたウリ・ロート<G>の実弟である伝説のギタリスト、ジーノ・ロート<G>によるバンド。現在はジーノ・ロートのソロプロジェクトとなっていますが、フェア・ウォーニングの前身バンドだったということでも有名です。彼の書く曲はとにかく美しく、メロディアスハード界の中でもその素晴らしさは髄一。叙情的でメロディが聞く者の心を捕えて離しません。この作品は、未発表音源集を二枚挟む8年ぶりの三作目で、2006年発表。元ジェイデッド・ハートマイケル・ボーマンが歌っています。

とりあえず1.Fanfares Of Loveが最高に素晴らしい曲。30秒程のイントロを聴いただけでもう悶絶。ジーノの叙情的なギタープレイが炸裂しています。新任のマイケル・ボーマンの歌声もとてもエモーショナルで、サビ部分の哀愁漂いまくりの歌唱が見事。ギターソロもとても素晴らしく、とにかく弾きまくり&泣かせまくりです。最初っから最後まで文句のつけようが無い、名曲中の名曲。
1が前半のハイライトならば、後半のハイライトは7.Refugees(Longing For Paradise)。1stの頃を彷彿させるような曲で、非常にジーノらしいイントロが印象的です。哀愁漂いまくりのメロディも最高!!
個人的には4.Shades Of Blueもかなり大好き。サビの美しい&哀愁度MAXなメロディが僕の心を捕えて離しません。所々で聞かれるアコースティックギターやピアノの音色も絶妙です。心に直接響いてくるような曲。
8.I Feel - I Liveディープ・パープルの「BURN」っぽい始まり方をする曲。これまたサビが哀愁が半端無いです。マイケル・ボーマンの歌唱が本当に見事。いいわ~。
10.Do You Feel The Timeは心が温かくなるような優しげな曲。これもかなり好きです。
他には2.Climb The Sky3.Land Of Illusion、タイトル曲の6.Runway To The Godsもかなりよい曲!! もうホント美しいと言う他ありません。
インスト曲の6.Sogno Di Angelo(Mascagni Arr. Zeno)11.Sunset Birds Flying Home(Celestial Touchdown)もいいアクセントになっています。

ということでこのアルバムは捨て曲一切無しの超名盤。メロディアスハードが好きな人は迷わず買いましょう。マイケル・ボーマンの声を「暑苦しい」と感じる方もいるようですが、個人的にはかなり好きです。確かに前任のマイケル・フレクシグとはタイプが違いますが、僕はどちらもそれぞれジーノの音楽性に合っていると思います。

オススメ度…97点

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[ZONATA]
ZONATA「BURIED ALIVE」



ゾナタはスウェーデン出身のメロパワ・メロスピ系バンド。バンド名はクラシック雑誌を読んでいる時に「ソナタ」という言葉を見て思いついた造語だそうです。キーボードを大胆に取り入れたシンフォニックで透明感のあるサウンドが特徴で、歌メロが全体的に良い感じ。ハイトーンVoも結構しっかりしているので違和感無く聞けるでしょう。残念ながら三枚のアルバムを残して解散してしまったそうです。
このアルバムは彼らの三作目で2002年発表。

1.Buried Aliveは、かなり正統派っぽい曲。サビが結構良い、なかなかの佳曲です。
そしてこの2.isions Of Sorrowがズバ抜けて良い!! Keyによるメルヘンチックなイントロに感動。その後の疾走し始める部分で悶絶。とにかくKeyのメロディアスさが素晴らしいです。Keyといってもソナタ・アークティカのようなキラキラサウンドとは少し違い、普通のピアノに近い感じの音色なのがGOOD。歌メロもかなり秀逸で、サビの盛り上がりも好きです。6分ってのは少し長いかな、というのは贅沢な悩み。
10.Heroes Of The Universeもメロディが秀逸な曲。Keyの音色がやはりいい感じです。
他には5.The Mourner's Taleとか6.Unleashedが好きかな。

アルバム全体を通して聞くと少しインパクトが薄い気もしますが、クオリティは決して低くはないです。個人的にはドラムの音のバランスにちょっと違和感で、ポータブルプレイヤーで聞くとバスドラの音がちょっとでか過ぎかなー、ってのが少々残念なところ。ただ、2はそんなことも忘れさせるほどの素晴らしい出来なので、機会があれば聞いてみると良いかもしれません。Keyのサウンドが好きな方にオススメ。

オススメ度…80点

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[NORTHER]
NORTHER「TILL DEATH UNITES US」



ノーサーはフィンランド出身のメロデスバンド。Key等を積極的に使っており、チルボドに似てる似てると言われていましたが、チルボドがモダン化したら丁度こっちもモダン化してしまったという…。Voの声もアレキシに似た感じです。ただ、楽曲にはちゃんと彼ららしさも感じ取れるので、単なるフォロワーではありません。かなりレベルの高いバンドです。このアルバムは2006年の四作目。

個人的に一番好きなのは、バンド名を冠した3.Norther。イントロのメロディアスさと、その後のアグレッシヴさが絶妙です。ペトリ<G,Vo>のシャウトもアグレッシヴで良い。
そしてもう一つサイコーにカッコいいのが、8.Fuck You。メロディアスで素晴らしい曲です。とにかく「fxxk You!!」を連発で、その数およそ20回。たった2分の楽曲の中でこの数は凄い。まぁサビでみんなで叫んでるからねぇ…。まぁそんなこと関係無しにカッコいい曲です。ギターソロも秀逸。サビはもちろん一緒に叫びましょう(笑)
1.Throwing My Life Awayもかなりカッコいい曲。アグレッシヴながらもメロディアスという素晴らしい楽曲です。こういう勢いのある曲は大好きです。
6.Omenは途中にクリーンヴォイスを導入している曲。その使われ方がとても効果的で良いです。
他にもカッコいい曲が目白押しで、7.Screamや、9.Alone In the End10.Dieあたりがオススメかな。

このアルバムはメロデス好きにはかなりオススメ。最近のチルボドがいける人はこちらも全然OKでしょう。日本盤にはミニアルバム「SOLUTION7」の曲が全て入ってるらしいので、そちらの方がお得だと思います。僕はiTunesで買ったので入っていないのですが…。

オススメ度…85点

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[HEAVENS GATE]
HEAVENS GATE「LIVIN' IN HYSTERIA」



ヘヴンス・ゲイトはジャーマンメタル界の代表的バンド。これぞジャーマンメタル!!というような曲調が特徴で、当時はブラインドガーディアンと並んで語られていたそうです。その後だんだんと下火になってしまいましたが、サシャ・ピート<G>は現在プロデューサーとして大活躍しています。このアルバムは彼らの三作目で1991年発表。ジャーマンメタル界における奇跡の名盤です。

このアルバムで一番素晴らしい曲は、やはり10.Gate Of Heavenでしょう。いかにもジャーマンメタルな疾走曲で、メロディアスなギタープレイがたまりません。サビがこの上なく素晴らしく、思わず一緒に口ずさんでしまうこと間違い無し! これぞジャーマンメタルの真髄です。フレドリック<Vo>の歌声が曲と見事に合ってるんだよなぁー。
冒頭の1.Livin' In Hysteriaもかなりの名曲。たぶん10よりもこちらの方が即効性があるでしょう。やはりこれも疾走曲で、前半部&最後のメロディが特に秀逸。歌いだしも相当カッコいいし、サビの力強いシャウトも最高に素敵です。中盤の楽しげな展開もGOOD。
2.We Got The Timesも中々の佳曲。ギターが印象的で、サビもなんか頭に残る感じです。疾走感も適度な感じで良い。
他には、ピアノが美しいバラード曲の8.Best Days Of My Lifeとか、5.Fredless7.Flashesあたりも好きだな。

ということでこのアルバムはジャーマンメタル好きにはたまらない作品です。とりあえず110だけでも聞いておくべきでしょう。典型的なジャーマンメタルが好きな人は是非聞いてみてください。

オススメ度…87点

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[DIE APOKALYPTISCHEN REITER]
DIE APOKALYPTISCHEN REITER
「RIDERS ON THE STORM」




DIE APOKALYPTISCHEN REITERは、ドイツ出身の超個性的メロディックデスメタルバンド。というか、一応「メロデス」という括りに入れられることが多いようですが、彼らの音楽性をジャンルで表すのは非常に難しいです。演奏は確かにメロデス的なところも多いですが、一概にそうとは言えません。また、Voの声もデスヴォイスとはちょっと違いますが、普通の声かと言われると答えは「NO」。個人的には男前ヴォイスと表現しておきたいところです(笑)。全体を貫くメロディは非常にインパクトが強く、とにかく「ドイツ」という国を具現化したような感じです。歌詞が基本的にドイツ語なのも特徴の一つですね。
このアルバムは彼らの六作目らしく、先月の末に発売(2006/8/24)。日本盤は出ていないので、欲しい人は輸入盤を探しましょう。

1.Friede Sei Mit Dirが絶品!! コレはヤバイ!! イントロのカッコ良さが尋常じゃないです。とにかくメロディが勇壮&激烈で、しかも非常にメロディアス。なんと表現としていいのかわからないサウンドですが、かなり魅力的なサウンドであることだけは確かです。Voの声質&ドイツ語歌詞が、楽曲と見事に調和。3分程度でコンパクトにまとまっている点もGOOD。
2.Riders On The Stormも、これまた勇壮でカッコいい曲。「アグレッシヴな歌い出し→突然アコースティック&男前ヴォイスでの囁き→英語でのサビ」という曲構成が最高です。「We Are Riders On The Storm~♪」というサビ部分は、もうみんなで歌うしかないでしょう。
3.Seemannは、いきなりヴァイオリンが使われている曲。演奏は結構荒々しいのですが、サビ部分は静かで、Voが感動的に歌い上げています。「Ich Bin Seemann~♪」という部分が頭から離れなくなる曲。
4.Der Adlerはちょっと爽やかな感じがする曲。サビのメロディがなんか好きです。
6.Wenn Ich Träumeは、またまた勇壮系な曲。イントロがかなり好きです。サビ部分もいいなぁ。
9.Liebeはアコースティックなイントロで始まるバラード。非常にドラマチックな感じで素晴らしいです。Voの低い声がうまく合ってていい感じ。後半部の盛り上がり方がヤバイ。
他には5.Revolutionとか10.Schenk Mir Heut Nachtあたりが好きかな。
14.Peace May Be With Youは1の英語バージョンですが、1を聞きまくった後だとちょっと違和感を感じるかも。

このアルバムはかなり良いです。一曲一曲が非常に個性的なので、一気に全部聞こうとすると少し疲れるかもしれませんが、聞けば聞くほど好きになっていくような作品です。ドイツ的なサウンドが好きな人は是非一度聞いてみましょう。また、とにかく1の中毒性が半端無いので、是非それだけでも聞いてみてください。

オススメ度…88点

PV
Friede sei mit dir

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[FAIR WARNING]
FAIR WARNING「FAIR WARNING」



フェア・ウォーニングはドイツ出身のバンドで、メロディアス・ハード界の超大御所。一度解散しましたが、最近見事再結成を果たしました。初めは日本での人気が先行していたようですが、最近では欧州でも大人気らしいです。日本人好みの美しいメロディと、ヘルゲ・エンゲルゲ<G>の操るスカイギターの美しい音色が最大の特徴。聴いた瞬間に彼だとすぐわかる、トミー・ハート<Vo>の伸びやかな歌唱も見逃せないところです。このアルバムは彼らの記念すべきデビューアルバムで、1992年発表。

とりあえず8.Long Goneが奇跡の名曲。こんな素晴らしいバラードはめったにありません。 哀愁漂いまくりなのに、聞いているとなんだか心が温たまってくるような曲です。そして、アンディ・マレツェク<G>の泣きまくりのギタープレイがこれまた素晴らしく、更なる感動を与えてくれます。「美旋律」という言葉はこういう曲のためにあるのでしょう。
そしてもう一つ大好きな曲は、11.The Heat Of EmotionZENOから提供された曲だそうですが、サビがホント絶品です。やはりこれも心温まるメロディが特徴の曲。
同じように心温まるような曲だと、3.The Call Of The Heartもオススメ。これまたサビが最高で、なんとも言えない哀愁を漂わせている曲です。
9.The Eyes Of Rockは軽快な曲。風を切るような、爽やかな疾走感がたまりません。サビのコーラスもかなりいい感じです。
アルバムを締めくくる12.Take Me Upも極上のバラード。しんみりとしたイントロが最高です。ファンの中には、8よりこっちの方が好きって人も結構いるかも。
他にも1.Longing For Loveや、7.Out On The Run等名曲が目白押しです。

フェアウォーニングの作品はどれも素晴らしいのですが、この作品のクオリティは中でも相当高い。収録曲のほとんどが「名曲」と呼ぶにふさわしい作品です。メロディアスハードが好きならば絶対に聞いておかなければいけない一枚でしょう。普段ハードロックを聞かないような皆さんも、是非この美しいメロディに酔いしれてみてください。

オススメ度…96点

ライブ映像
Long Gone

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[VADER]
VADER「LITANY」



ヴェイダーはポーランド出身のデスメタルバンド。「千手観音も真っ青!!」などと形容される、ドック<Dr>が在籍していたバンドです(残念ながら昨年、35歳の若さで他界…)。彼のドらミングは手数足数がめちゃくちゃ多く、音圧も凄まじいです。デスメタルというと物凄いものを想像してしまうかもしれませんが、このバンドのサウンドはかなりスラッシュ的。声もあまりデスヴォイス風ではないので、スレイヤーあたりのスラッシュメタルが大丈夫な人は結構普通に受け入れられるのではないでしょうか。どのパートもかなりの技術を持っていますが、やはりドラムが一番凄いです。このアルバムは彼らの四作目で2000年発表。

冒頭の1.Wingsがまず最高。爆走しまくりで、ドラムの連打が物凄いことになっています。しかもツーバスの音がめちゃくちゃ響いているので迫力が凄いです。不穏な空気を醸し出すギターリフもかなり印象的で良い。
3.Xeperは、リフがなんかノリノリな曲。そしてドラムの暴走もやはり半端無いです。途中で静かになって「I have come into being…」って呟くところがカッコ良すぎ。ちなみに曲名は「ケファー」と読むそうです。
4.Litanyはかなりスラッシーな曲。歌詞が単語の羅列なので単調な気もしますが、結構カッコいい曲です。
7.North11.Lord Of Desertの5曲は全て1分台の曲。全部爆走しまくりの曲なので、通しで聞くとかなりのスピード感を味わえます。
他には12.The World Made Fleshもかなりカッコいい曲だし、1st収録曲で再録されている13.The Final Messageも最強です。特に後者はリフが素晴らしい。

ヴェイダーは「デスメタル界の帝王」などと言われているにもかかわらず、意外と聞きやすいのでかなりオススメです。「デスメタルってちょっと聞いてみたい気もするけど、かなりグロいんだろ?」とか思っている人は是非このアルバムを聞いてみてください。そしてドックのドラミングに悶絶しましょう。

オススメ度…95点

音源(飛んだ先のMP3 SAMPLE)
Forwards to Die !!!

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[THE CALLING]
THE CALLING「TWO」



ザ・コーリングはアレックス・バンド<Vo/ジャケ右>と、アーロン・カミン<G/ジャケ左>によるプロジェクト。一応アメリカン・ハードロックという括りに入れられていますが、全体的にゆっくりとしたバラード的な曲が多く、普通のロック/ポップスとして捉えても良さそうな音楽性です。アレックスの歌声は顔に似合わず結構渋く、哀愁漂う楽曲と見事にマッチしています。アレックスの歌声を生かした曲作りが素晴らしい。このアルバムは彼らの二作目で2004年発表。

とりあえず冒頭の1.One By Oneが良い。静かめで落ち着いた演奏と、アレックスの深みのあるVoが見事にマッチしています。サビに漂う哀愁も最高で、北欧系のバンドが発散する哀愁とは一味違った、アメリカンな哀愁を感じることが出来ます。
1.Our Livesも1と同系統の曲ですが、メロディがさらに素晴らしい。サビの哀愁も抜群で、「やっぱアレックスの歌唱の表現力はすげぇな」と、改めて感嘆してしまうような曲です。個人的にはサビに行くまでの部分が好きかも。
4.Chasing The Sunはなんだかポップな印象を受ける曲。ただ、やはりVoは何ともいえない哀愁を漂わせており、その組み合わせがかなり絶妙です。だんだんと盛り上がっていく曲構成も好きだな。
他にも、6.Anything12.For Youなど素晴らしい楽曲がずらっと並んでおり、5.Believing11.Your Hopeあたりも結構好きです。

このアルバムは、本当にハードなものだけを求める人には不要かもしれませんが、「たまには落ち着いてしっとりした曲も聞きたいな」という人にはオススメです。「ハードロックはイマイチだけど、普通のロックなら大好き」って人も普通にいけるはず。哀愁漂う曲を聴きたい人は是非どうぞ。

オススメ度…86点

PV
Our Lives
Anything

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[MD.45]
MD.45「THE CRAVING」



MD.45は、メガデスのリーダーデイヴ・ムステイン<G>と、知る人ぞ知るL.Aのパンクバンド(らしい)FEARリー・ヴィング<Vo>によって結成されたプロジェクト。MD.45という名前は、ムステインのイニシャル「MD」と、リーのイニシャル「VL」をローマ数字に変換したものだそうです。一応パンクバンドということになっているのですが、サウンド的にはそれ程パンクっぽくはなく、「ロックンロール+メタルのリフ+パンクの要素」って感じですかね。このアルバムはMD.45の唯一の作品で1996年発表。ちなみに、最近出たリマスター盤の方では、リーではなくムステインが全曲歌い直しているそうです。

1.Hell's Motelはなんだかリフが印象的な感じ。メガデスの時とは違ってムステインのテクニカルなギタープレイが聞けるわけではありませんが、リフ自体はかなり冴えています。メロディもキャッチーで良い。
2.Day The Music Diedはなんだか明るい感じの曲。リフとかはかなり単調な感じなのだが、飽きずに自然と聞ける曲です。
3.Fight Hateはかなりノリノリな曲。小気味良い疾走感がいい感じです。リフがやっぱり秀逸で、Voのメロディも親しみやすい。
6.My Townはちょっとダークな感じで始まる曲。が、突如ノリノリになって楽しげなサウンドを聞かせてくれる。さりげなくドコドコしているツーバスもいい感じ。
9.Hearts Will Bleedは、遊園地的なイントロが楽しい曲。ただ、その後の曲がイントロと全く関係ないのが残念です。まぁ普通にいい感じの曲ではあるんですけど。
あと他には8.Nothing Is Somethingとか5.The Creedとかも好きかな。

こういうアルバムはデイヴ・ムステインのファンとかじゃないと買わないのかもしれませんが、メガデスのサウンドは全然違うので少し注意が必要です。まぁ彼が好きなら聴いておいて損は無いでしょう。

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[SLIPKNOT]
SLIPKNOT「9.0:LIVE」



スリップノットはメンバーが9人もいるミクスチャー系のメタルバンド。メンバーそれぞれがグロテスクなマスクを被っているのが大きな特徴です。サウンド自体はかなり過激で、デスメタルばりのシャウトを多用。ただ、それでも意外と聞きやすく、幅広い層から支持を受け、本国のアメリカのみならず、日本においても爆発的な人気を獲得しました。このアルバムはそんな彼らの初のライブ盤で、2005年発表。一つのライブを丸ごと収録するわけではなく、色々な公演から良い所を集めたベストライブテイク集です。収録曲は以下の通り。

Disc.1
1.The Blister Exists
2.(sic)
3.Disasterpiece
4.Before I Forget
5.Left Behind
6.Liberate
7.Vermilion
8.Pulse Of The Maggots
9.Purity
10.Eyeless
11.Drum solo
12.Eyeore

Disc.2
1.Three Nil
2.The Nameless
3.Skin Ticket
4.Everything Ends
5.Iowa
6.The Heretic Anthem
7.Duality
8.Spit It Out
9.People = Shit
10.Get This
11.Wait And Bleed
12.Surfacing


とにかく全ての曲が、スタジオアルバムよりずっとアグレッシヴになっており、ライブならではの臨場感に包まれています。特にコリィのブチ切れVoには鬼気迫るものがありますね。2-9.People = Shitは相変わらず激烈ですし、1-2.(Sic)のハイテンションさも最高です。このライブ盤で個人的に一番好きなのは1-4.Before I Forgetかな。そのほかの曲についてはいちいち書きませんが、どれもホント素晴らしいパフォーマンスが収められています。ライブ盤ならではの1-11.Drum soloも最高で、ジョーイ<Dr>が手数足数の多い最高のプレイで楽しませてくれます。

このアルバムはライブ盤ですが、収録曲もベスト選曲ですし、スタジオ盤よりずっとアグレッシヴで素晴らしいので、これからスリップノットを聞き始める人にもちょうど良いかもしれません。スリップノットは「ミクスチャー? 興味ねぇよ」みたいな感じで避けている人もいるかもしれませんが、ミクスチャーなどという言葉は気にせず、是非一度聞いてみてください。ラウド系が好きな人も是非どうぞ。

オススメ度…92点

PV
Before I Forget
Duality
Left Behind
My Plague
Vermilion

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

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