EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
 【本の感想一覧】 【Twitter】   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[EXODUS]
EXODUS「SHOVEL HEADED KILL MACHINE」



サンフランシスコ出身のスラッシュメタルバンド、エクソダスの七作目。2006年発表。再結成二作目です。ベイエリア・クランチと呼ばれるザクザクとした独特のギターリフが彼等の特徴でしたが、このアルバムでもそれはしっかりと炸裂。ジャケットの如くヘヴィにザクザクと突き進むサウンドがかなりの快感です。前作発表後にバンドを離れたスティーブ・ゼトロ・スーザの後任にはロブ・デュークス<Vo>が加入。強烈で迫力のある、実にカッコいいVoを響かせています。

まず冒頭から1.Raze2.Deathamphetamine3.Karma's Messengerの怒涛の攻勢に悶絶。三つとも「速さ」に重点が置かれているでは無く「ヘヴィさ」重視なのですが、とにかくリフがひたすらカッコイイのです。もうこのザクザク感がホントたまらん!!
7.Going Going Goneもただ黙って頭を振り続けるしかないようなスラッシュチューン。ロブの力強い「ゴォイング、ゴォイング、ゴォイング、ゴォイング、ゴォォォォォォンンンンッ!!」は迫力満点です。
9.44 Magnum Opusはイントロからブチ切れた感じの激烈スラッシュチューン。ギターリフもクールだし、ツーバスもヤバイ。
他にもタイトル曲10.Shovel Headed Kill Machineとかメチャクチャかっこいい曲がたっぷりです。

ということでこのアルバムはスラッシュメタルの中でもかなり素晴らしい作品だと思います。「クランチリフってどんなのよ?」って人はコレを聴けば全てが解決するはず。最近は純粋なスラッシュメタルをやっているバンドは減ってきてしまっているので、こういうバンドにはずっと活躍し続けていて欲しいです。

オススメ度…89点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入
スポンサーサイト

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[GAIA EPICUS]
GAIA EPICUS「SATRAP」



ガイア・エピカスはノルウェー出身のメロディックパワーメタルバンド。ゲストとして元TNTモーティー・ブラック<B>が参加しているのだそうです。サウンド的にはガンマレイハロウィン型のジャーマンメタルタイプで、とにかくクサいメロディが最大の魅力。Voの声が少し細かったり、他バンドからの拝借メロがしばしば顔を出したりという点もありますが、「俺はメロパワが好きだ~」という人ならそこまで気にせずに楽しめるレベルです。

1.Keepers Of Timeはピアノの綺麗なイントロから一気に加速しまくる曲。メロディもクサクサで、かなりマニアのツボを押すような曲展開となっています。
4.Inside The Stormハロウィンの「Ride The Sky」風のギターメロを持った曲。やっぱりメロディはクサいし、勢いがあってなかなかいい感じなのではないかと。
他の曲も全て疾走度MAXで突き進んでいくような曲で、中では2.Heavens Gateとかが好きかな。歌詞がなんか微笑ましい10.Heavy Metal Heartも中々好きです。まぁタイトルとか途中の掛け合いからどうしてもハロウィンの「Heavy Metal(Is The Law)」を思い出さずにはいられませんが(笑)

ということでこのアルバム、クサメロがひたすら大好きな人とか、疾走曲に飢えてる人には中々オススメかもしれません。終始B級っぽさが付きまといますが、そこがマニアには逆にたまらんのかも。

オススメ度…78点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[CHILDREN OF BODOM]
CHILDREN OF BODOM
  「CHAOS RIDDEN YEARS
      -STOCKHOLM KNOCKOUT LIVE-」




今やメロデスバンドの筆頭格となりつつあるチルドレン・オブ・ボドムのライブ盤。2006年発表。僕が持っているのは輸入盤の二枚組みです。タイトルの通り、2006年2月5日にスウェーデンのストックホルムで行われたライブを収録。収録曲は以下の通りです。
[[CHILDREN OF BODOM]]の続きを読む

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[LACRIMOSA]
LACRIMOSA「ELODIA」



ティロ・ヴォルフ<Vo,Piano>アンヌ・ヌルミ<Vo/♀>の2人によるスイスのシンフォニック・ゴシックメタルユニット、ラクリモーサの六作目。1999年発表。プログレ的要素も感じさせるオペラチックな曲展開と、ダークで哀しげで荘厳な雰囲気が最大の魅力で、「メタル版宝塚」と表現されることもしばしば。このアルバムの売りの一つは、ロンドン・シンフォニック・オーケストラとの共演で、クラシック要素も満載の作品になっています。ちなみに歌詞は全編ドイツ語!! たまらねぇ!!

1.Am Ende Der Stilleはいきなり8分もある曲。Voパートが少くほぼインスト的な感じなのですが、美しく神秘的な雰囲気が堪らないです。邦題は「沈黙の終わりに」。
2.Alleine Zu Zweitは曲の盛り上がり方がかなりいい感じの曲。男性Voと女性Voの絡み方もとても良いです。「Tanz…、Mein Leben Tanz…」って辺りのフレーズがとても印象的で、一度聞いたら頭から離れなくなります。ドイツ語ならではの歌詞の乗せ方が良いんだよねぇ。ちなみに邦題は「共にあり、なお一人」。なんかクサいな…。
5.Ich Verlasse Heut Dein Herzはドラマチック具合が半端じゃない曲。前半はベースとピアノのみをバックに妖しく歌い上げるパート、後半は一気に盛り上がるインストパートという構成が最高に素晴らしいです。邦題は「君の心に別れを」。
他にオススメなのはあえて挙げると3.Halt Michとか、6.Dich Zu Töten Fiel Mir Schwerとか。14分にも渡る大曲の7.Sanctusもかなり良いです。

このアルバムはクラシカルな作品とか、シンフォニックなゴシックが好きな人にオススメ。まぁシンフォニックといってもナイトウィッシュとかとはちょっとタイプが違いますけどね。「メタル版宝塚」と聴いて興味が湧いた人は是非(笑)

オススメ度…89点

PVとか
Alleine Zu Zweit
Ich Verlasse Heut Dein Herz(曲のみ)

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[RUSH]
RUSH「MOVING PICTURES」



多くのミュージシャンに影響を与えてきたカナダの天才プログレトリオ、ラッシュの9作目。1981年発表。変拍子を多用するプログレッシヴな曲展開、ポップなメロディセンス、哲学的な歌詞など、このバンドの魅力がギッシリ詰まっています。大作志向が控え目になっていた時期の作品なので、一曲一曲がコンパクトにまとまっているのもポイント。

1.Tom Sawyerがまずいきなり名曲。やたら頭に残る独特のギターメロも最高だし、さりげなくテクニカルな中間部のインストパートも圧巻。かなりプログレっぽいんだけど非常に聞きやすいです。聞けば聞くほど引き込まれる不思議な魅力を持った曲。
2.Red Barchettaはかなりポップな感じの曲。メロディの良さがストレートに伝わってきます。昔日本でもCMに使われていたのだとか。
3.YYZは奇妙な曲展開を見せるインスト。これぞプログレって感じの複雑な曲展開がクールでカッコ良過ぎです。これをさらっと弾きこなす演奏技術も見事。ちなみに、カナダの空港で使われるモールス信号がリズムになっているのだそうです。
4.Limelightはポップで楽しげな曲。親しみやすいメロディなのに、良く聞くとさりげなーくテクニカルなのが凄い。変拍子なのに全然違和感を与えない曲構成もさすが。
とりあえず上の4曲が好きだけど、5.The Camera Eyeも良いし、ちょっとダークな6.Witch Huntや、ギターが印象的な7.Vital Signsも悪くないです。

ということでこのアルバムは文句なしの名盤。ラッシュの数ある名作達の中でもかなり上位に位置する作品だと思います。ラッシュは偉大なバンドなのにも関わらず、海外に比べて日本では知名度がイマイチなので、皆さん是非積極的に聞いてみてください。。

オススメ度…88点

PV
Limelight

OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[YNGWIE MALMSTEEN]
YNGWIE MALMSTEEN「RISING FORCE」



クラシックの旋律をメタルに導入した天才ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンの初ソロ作品。一応名義としては「YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCE」で、1984年発表。「ネオクラシカル様式美」というジャンルの原点となる作品です。インストメインですが、テクニカルなギタープレイだけではなくメロディも秀逸。飽きることなく最後まで一気に聞かせる素晴らしい作品です。

とりあえず2.Far Beyond The Sunはメタル界を代表する究極のインスト。「これぞネオクラシカル!!」というような曲です。弾きまくりのギターがとにかくカッコよく、曲構成も完璧。ホント文句のつけようがありません。「ギターってこんな凄い楽器だったのか」と改めて思ってしまうこと間違い無しです。
1.Black Starはちょっと渋い感じのインスト。やっぱり高速ギタープレイがかなりカッコ良く、聞いているだけで心が高ぶってしまいます。
3.Now Your Ships Are Burnedはリズムがノリノリな感じの歌入りの曲。歌も悪くないけどやっぱり耳を引くのはイングヴェイのギタープレイ。ヤバイ、カッコ良過ぎる。
他には独特のメロディセンスを感じとることのできる4.Evil Eye、ドラマティックな5.Icarus' Dream Suite Opus 4とかが好きだな。

このアルバムは「これを聞かずにイングヴェイは語れない!!」というくらいの代表作。メタル好きなら是非一度は聞いておくべき作品の一つです。まぁインストが苦手な人はダメかもしれないけど…。

オススメ度…87点

OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ANATHEMA]
ANATHEMA「ETERNITY」



イギリス出身のドゥーム系ゴシックメタルバンド、アナシマの三作目。1996年発表。
前作までは「ゆっくりとしたデスメタル」という印象がありましたが、この作品ではVoが割りと普通な感じになっており、耽美的で陰鬱なメロディを前面に押し出した作風となっています。聞き通した後の何とも言えない虚無感も最高。プログレ的で複雑な曲展開もふんだんに用意されており。聞くたびに新しい発見のある作品です。

とりあえず1.Sentient~2.Angelicaの流れがとにかくヤバイ。メロディがひたすら美しくて切なくて・・・、ああ・・・。「哀愁」という言葉を超越した切なさで、ずっと聞いていると思わず泣きそうになってしまうような曲です。Keyなどによる幻想的な雰囲気も最高。
この作品、とりあえず1~2が神がかって素晴らしいのですが、他の曲も全体的にいい感じです。敢えて選ぶと3.The Beloved4.Eternity Part I11.Cries On The Wind辺りでしょうか。とにかく全てが陰鬱かつ美しいメロディで埋め尽くされています。

この作品は陰鬱な雰囲気に浸りたい人にオススメ。とりあえず1,2を気に入れば、全部普通に聞けるはずです。Voが少しもったりとしたクセのある感じなので好みが分かれるかもしれませんが、個人的には全然OK。何回か聞いていればたぶん慣れます。

オススメ度…87点

PV
Angelica

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

[CATAMENIA]
CATAMENIA「LOCATION:COLD」



カタメニアはフィンランド出身のメロディック/ファスト・ブラックメタルバンド。冷たいKeyを前面に押し出した寒々しいサウンド&メロディが最大の特徴で、ちょっと憂いを含んだメロディが非常に良いです。Voはそこまで邪悪な感じではなく、チルボドあたりのメロデスが大丈夫ならいける感じ。基本的に疾走感&メロディに重点が置かれているので、メロデスファンでも普通に聴けると思います。この作品は彼等の七作目で2006年発表。

とりあえず1.Tribe of Eternityから悶絶。コーラスがちょっとヴァイキングメタル風で親しみやすい感じです。凄まじいドラミングの嵐もたまらん。
このアルバムで一番好きなのは7.Location:Cold。これもコーラスのメロディが非常にいい感じで、Keyの醸し出す寒々しい雰囲気も最高。サビ部分のクリーンヴォイスと、その他の部分での悲壮なシャウトの対比が良いです。
他にも寒々しい激烈疾走な曲ばかりで、2.Gallery of Fear6.Zero Gravity9.Expect No Mercyあたりを中心に素晴らしい曲ばかり。W.A.S.P.のカヴァー10.I Wanne Be Somebodyを含め、全てが非常にカタメニアらしい曲になっています。

このバンドは、ブラックメタルの中でもかなり聞きやすい方なので、普通のメロデスにちょっと物足りなさを感じてきた頃に手を出してみるのも良いかもしれません。ジャケットのカッコ良さに惹かれた人は是非一度聴いてみてください。

オススメ度…87点

MYSPACE(⇒クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[IMPELLITTERI]
IMPELLITTERI「PEDAL TO THE METAL」



光速ギタリスト、クリス・インペリテリ率いるインペリテリの八作目。2004年発表。カーティス・スケルトンを新Voに据えての第一作目です。ちょっとモダンな雰囲気になりつつも、インペリテリらしさは残っている感じ。世間的には「テクは凄いけど曲はイマイチ」「全部似たり寄ったりの曲」「Voはやっぱりロブとかグラハムの方が一枚上手」などと評されているようです。そこまで悪い作品でもないんだけどね…。

1.the Writing's on the Wallは良いんだけど、サビのメロディがRHAPSODYの「Rain Of A Thousand Flames」にそっくり。というか同じ。それさえ気にしなければとてもカッコいいです。ギターも相変わらずテクニカルだしね。
2.Crushing Dazeもカッコいいんだけど、イントロ部がSLIPKNOTの「(Sic)」に似すぎ。というかこれも同じ。一体どうしたんだ!?
個人的にこのアルバムで一番好きなのは6.Judgement Day。ちょっとヘヴィでグルーヴ感溢れるリフがいい感じです。ちょこっと使われてるKeyの音色も好き。
他にはちょっと新しい試みでラップを取り入れている8.Punkとかが好きかな。

このアルバム、個人的には大好きでもないけど嫌いでもないという微妙な位置づけ。パクリ云々にうるさい人は1,2あたりでもうダメかもしれませんが、そうでなければ聞いてみる価値はあるかもしれません。

オススメ度…80点

OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[HYDROGYN]
HYDROGYN「BOMBSHELL」



ジャケットの女性、ジェリー<Vo>をフロントに据えた、アメリカ出身の5人組ハードロックバンドの1stアルバム。2006年発表。CD屋などでは「アリスクーパーオジーオズボーンスキッドロウなどを手がけたマイケル・ワグナーがプロデュース面で全面参加」という点がやたら押し出されています。サウンド的にはかなり高品質のロックンロールで、ジェリーのVoも力強くていい感じ。ただいまいちオリジナリティには欠けるかなぁという印象も。音質もバッチリ、演奏もバッチリだけど、ちょっと綺麗にまとまりすぎた感じかな。

2.BlindジェリーのパワフルVoが映える曲。曲自体もノリノリな感じで中々良いです。
そして7.Love Spokeはイントロが爽やかな印象を与えるゆったりとした曲。サビもゆったりとした感じで、ちょっとアメリカンな哀愁が漂っています。
まぁ好きなのを挙げるとすると上の二曲くらいだけど、全体的に一定以上のクオリティは保ってるかな。AC/DCのカヴァー8.Back In Blackはなかなか秀逸。

僕はこのCDは中古で買ったので、「まぁいいんじゃない?」くらいの感覚ですが、新品で買うとちょっと物足りない気がするかも。

オススメ度…77点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[TO/DIE/FOR]
TO/DIE/FOR「ALL ETERNITY」



フィンランド出身のゴシックメタルバンド、トゥ・ダイ・フォーの一作目。1999年発表。ダークで耽美的なサウンドが特徴で、ジェイプ<Vo>のセクシーで気だるい感じの歌声と絶妙に絡み合い、何ともいえない哀愁を醸し出しています。このサウンドを表現するにはジェイプ本人の「LOVE&DEATH」という言葉がまさにぴったりかも。

2.Live In Youがこのアルバムで一番お気に入りな曲。メランコリックな旋律と、ジェイプの官能的な歌声がたまりません。何とも言えない儚さもいい感じ。ダークな印象は受けるのですが、別に聴いてて暗い気持ちになったりはしないとこが良いです。
冒頭の1.Farewellもかなり良い曲。Voの官能的な雰囲気がさらに一層増して聞こえます。ちょっぴりスローめな曲調も良いね。
5.Sea Of Sinはベースの音がかなりヘヴィな曲。部屋のスピーカーで流すと壁とかがちょっと共鳴して震える感じ(笑)。ひたすらダークな雰囲気です。
他には哀愁漂う3.Our Candle Melts Away、ちょっとキャッチーな4.Dripped Down Red、ちょっとノリノリな6.Lovelessなどを中心に、佳曲が非常に多いです。

このバンド、全体的に陰鬱な空気が覆っているにもかかわらず、ゴシックの始祖などに比べるとずーっと聴きやすいのでかなりオススメ。セクシーな歌声や馴染みやすいサウンドから、結構女性にも人気なのだそうです。

オススメ度…84点
Farewell

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[KALMAH]
KALMAH「THE BLACK WALTZ」



フィンランド出身、コッコ兄弟率いるキラキラ系メロディックデスメタルバンド、カルマーの四作目。2006年発表。即効性の高い少しだけ土着的なメロディと、適度なアグレッシヴさがこのバンドの魅力です。デス声はなかなか深みのある聞きにくい感じの声なので、好き嫌いあるかもしれませんが、個人的にはこの迫力がたまらんです。

このアルバムで一番のお気に入りは9.The Groan of Wind。アグレッシヴかつドラマティックな曲で、ツーバスドコドコなのに疾走一辺倒な印象を与えないところが良いです。全体的にノレる感じのメロディが超ツボ。PVを見たらさらに好きになりました。
アルバム冒頭の1.DefeatもKeyを多用した即効性の高い曲。ちょっぴりクサイ感じのアグレッシヴなメロディ&ノリノリ具合がホントたまりません。
そしてそれに続く2.Bitter Metallic Sideから3.Time Takes Us All流れも最高。どちらもツーバスが一気に炸裂するアグレッシヴな曲です。もちろんメロディも秀逸。
他には、やっぱりアグレッシヴな4.To the Gallows、イントロのメロディが素敵な7.With Terminal Intensity、Keyの使い方がカッコイイ10.Mindrustあたりが特にオススメかな。12.This Mortal CoilCARCASSのカヴァーだけど、これもカッコ良い。

ということでこのアルバム、メロデスの中でもかなり上位に位置する作品だと思います。今までも高品質な作品を出し続けてきたバンドですが、その中でもこれはかなり良い。メロデス好きは是非聴いてみてください。「声が嫌だー」という人も、聴き続けていればきっと慣れるハズ。

オススメ度…90点

PV
The Groan of Wind

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ILLUMINATE]
ILLUMINATE「ZWEI SEELEN」



ドイツのエレクトリック・ゴシックメタルバンド、イルミナーテの9作目。2006年発表。男性メンバー3人+数曲に女性ゲストVoというのが基本のスタンスらしいです。まぁエレクトリックといっても、電子的な部分はとても少なく、ピアノ&シンセがシンフォニックかつ優しげな雰囲気を作り出している感じ。素朴で単調なメロディなのですが、妙に頭に残る不思議な魅力を持っています。個人的には全部ドイツ語という点もポイント高し。

1.Geist Aus Der Vergangenheitはオルゴールの音色で始まるシンフォニックな曲。女性Voの絡み方が素敵です。地味にだんだんと盛り上がってくる曲構成も良い。
2.Wer Lieben Will...はシンプルなギターリフが印象的な曲。メロディも非常に素朴な感じなのですが、一度聞いたら頭から離れない不思議な中毒性があります。単調さとドイツ語歌詞がぴったりマッチしてる点もGood。
5.Bevor Du Gehstはピアノ主体の静かで優しげな曲。歌の方も女性Vo中心でかなり幻想的な感じ。聴いててなんか癒されます。
特に好きなのは上の3曲ですが、4.Es Brennt Die Weltとか6.Man Sagt...も割りと好き。エレクトリックさを前面に出した7.Kein Hauch Von Lebenも悪くないな。
ちなみにDisk 2としてメキシコでのライブを収録したCDが付いてます。

ということでこのアルバムは中々良いです。ジャケの雰囲気をそのまま音楽にした感じ。知らず知らずのうちに結構聴いてます。

オススメ度…82点

OFFICIAL(→クリック)

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[NOCTURNAL RITES]
NOCTURNAL RITES「GRAND ILLUSION」



スウェーデンのメロパワ寄り正統派メタルバンド、ノクターナル・ライツの七作目。2005年発表。「正統派メタルな音を軸としながら、随所に強烈なクサメロ」というのが彼等の特徴です。高品質な作品を定期的に発表し続けているにもかかわらず、日本ではイマイチ過小評価気味なのが残念。ちなみに、この作品では従来よりもスピードをグッと落とし、メロディアスな面を強調した作風となっています。

1.Fools Never Dieはヘヴィなのに哀愁たっぷりの超メロディアスな曲。ミドルテンポの曲ですが、サビでの高揚感はホントたまらないです。男らしくて力強いVoも最高。
3.Still Aliveはこのアルバム一番の超名曲。サビの扇情力がヤバイ!! Voも熱い!! これだけ力強さ溢れる曲なのに、その裏に強烈な哀愁を秘めているのが凄すぎです。もう聴いてると気分がどんどん高揚していく感じ。
5.Our Wasted Daysはサビに入る直前のBメロがかなりいい感じな曲。そこが聴きたくて何度も何度もリピートしてしまいました。もちろん曲全体を見ても最高。
他の曲も文句なしの哀愁たっぷり感動系メロディアスチューンばかりで、日本盤ボーナストラックに至るまで捨て曲は一切無しです。

ということでこのアルバムはノクターナルライツの現段階での最高傑作。まぁあくまで個人的にそう思ってるだけですけど、一般敵に見てもそういう意見の人も多いようです。初期のクサメロ度MAXな作品もたまりませんが、最近のこういう路線もたまらんです。

オススメ度…91点

PV
Still Alive

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[EDGUY]
EDGUY「MANDRAKE」



ジャーマンメタル第三世代、エドガイの五作目。2001年発表。まだ思いっきりジャーマンなメロパワ中心でやっていた頃の作品で、ハロウィンガンマレイからの影響が強いです。ただ、数あるフォロワーバンドの中でもその実力はずば抜けており、他の追随を許さない高品質で素晴らしい楽曲が勢ぞろい。高い作曲能力と、安定したハイトーンを響かせるトビアス・サメット<Vo>の存在も大きいです。

1.Tears Of Mandrakeはミドルテンポながらもサビのコーラスが最高な曲。一度聴いたら頭から離れなくなる、とてもキャッチーなメロディです。7分という少し長めの曲ながらも、起伏のある曲構成なので、最後までじっくり聴きこめます。
2.Golden Dawnはこれぞジャーマンメタルな疾走チューン。イントロで悶絶&サビメロに昇天な素晴らしい曲です。一般的にはこのアルバムで一番人気の高い曲なのではないでしょうか。
そして同じく8.Fallen Angels10.Save Us Nowもサビが最高な疾走曲。どちらも親しみやすいメロディを持った曲で、思わず一緒に歌いたくなるような感じです。
他には勢いMAXで突き進む5.Nailed To The Wheelとか、ドラマティックでサビでの盛り上がりが感動的な9.Painting on the Wallあたりがオススメかな。

この作品はジャーマンメタル好きならきっと気に入るハズ。「どーせハロウィンのフォロワーだろ?」とか言って聴かないのは勿体無いです。

オススメ度…85点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[DISSECTION]
DISSECTION
「STORM OF THE LIGHT'S BANE」




ディセクションはスウェーデン出身の、メロディック・ブラックメタルバンド。叙情的メロディを取り入れたブラックメタルの先駆者で、ナグルファーを始めとした様々なバンドに影響を与えました。疾走感たっぷりの曲調と、それに絡む絶妙な叙情メロが最大の特徴です。1997年にジョン・ノトヴェイト<Vo,G>が殺人幇助の疑いで逮捕されて活動を休止し、2004年に復活したものの、2006年には解散。その後ジョンが拳銃自殺し、復活は絶望的なのだそう。残念なことです…。この作品は彼等の二作目。1995年発表。

荘厳なイントロ1.At The Fathomless Depthsに続く2.Night's Bloodはメロディック・ブラックのお手本とも言える素晴らしい曲。超疾走しまくり&ギターがメロりまくりで、ホントもう文句のつけようがありません。サビの後ろでギターが奏でているメロディが特にヤバイです。Voもそこまで邪悪じゃないのでかなり聴きやすい感じ。
3.Unhallowedも爆走しまくりのメロディアスな曲。中盤でのメロディの嵐が凄いです。ひたすら突っ走るだけじゃなくて、緩急の付け方が絶妙なのもポイント高し。
他にもやっぱり爆走&メロメロな5.Retribution-Storm Of The Light´s Bane7. Soulreaper、ちょっとゆったりとした4. Where Dead Angels Lie、ドラマティックな6.Thorns Of Crimson Deathなど、収録曲の全てが最高です。

ということで、このアルバムはメロディックブラックメタルの名盤。ナグルファーとかを先に聞いてしまうとインパクトという点では少し薄れてしまうのかもしれませんが、クオリティの高さはホント半端無いです。

オススメ度…90点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[MY CHEMICAL ROMANCE]
MY CHEMICAL ROMANCE
「THE BLACK PARADE」




アメリカのエモ系ロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスの三作目。2006年発表。前二作同様、この作品もコンセプトアルバムだそうで、若くして癌を患った患者が、一番強力な記憶(The Black Parade)を通して死を迎えていく物語なのだとか。巷で「QUEENみたい」等と評されているように、とてもドラマチックな構成を持った作品です。まぁドラマチックという点は共通ですが、音楽性的にはそれほどQUEENなわけではないのでご注意を。

このアルバムで一番のハイライトは5.Welcome To The Black Parade。メランコリックなイントロから徐々に盛り上がってゆく、恐ろしくドラマチックな曲です。メロディがとにかくいい感じで、特にサビメロは絶品。コーラスや壮大な雰囲気も最高です。
1.Dead!はパンキッシュで軽快な曲。聴いていると自然にノリノリになれる感じです。
他には3.This Is How I Disappearとか、バラードの8.Cancerとかが特に好きかな。その他の曲も、アルバム全体を通していい感じです。

このアルバム、セカンドとはちょっと雰囲気が変わりましたが、これはこれでかなり良い。5が頭一つ飛びぬけて素晴らしいので、その他の曲の印象が薄くなってしまっている感もありますが、クオリティは全体的に見てもかなり高いです。

オススメ度…83点

PV
Welcome To The Black Parade

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[MY CHEMICAL ROMANCE]
MY CHEMICAL ROMANCE
「THREE CHEERS FOR SWEET REVENGE」




マイ・ケミカル・ロマンスはアメリカ出身のエモ系ロックバンド。パンキッシュな勢いと、エモーショナル&ポップなメロディが最大の特徴です。アイアンメイデンから影響を受けているということもあり、HR/HM的なフレーズが顔を出すこともしばしば。このアルバムは彼等のセカンドで2004年発表。メジャーデビュー作です。

とりあえず5.I'm Not Okay(I Promise)がかなり良い。楽曲自体に勢いはあるのになんか凄く切ない感じです。サビとか哀愁漂いまくりで、メロディが心に染みてくるような「これぞエモ」って感じの曲。
そしてもう一つ大好きな曲が、3.To The End。イントロの「テレレテレレレテレレレ~♪」って感じのギターメロがかなりツボです。もちろん曲自体もいい感じ。
とりあえず大好きなのは上2曲ですが、他にも1.Helena6.The Ghost Of Youあたりを中心として良い曲が多いです。10.Hang 'Em High11.It's Not A Fashion Statement, It's A Deathwishも結構好きかな。

ということでこのアルバムは、一般洋楽リスナーにもオススメですし、HR/HM系好きにもオススメ。実際HR/HMの範疇で語られたりもしますし、アピールする点も多いでしょう。

オススメ度…83点

PV
Helena
I'm Not Okay

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。