EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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[ANNIHILATOR]
ANNIHILATOR「NEVER, NEVERLAND」



ジェフ・ウォータース<G>率いるカナダのテクニカル・スラッシュメタルバンド、アナイアレイターの二作目。1990年発表。当時メガデスと比較されたりしたというだけあって、かなりテクニカルで独特なギターリフが満載です。ジェフ以外のメンバーが非常に流動的いうこともあって知名度的には「まぁまぁ」といったところですが、サウンド的にはかなりの高品質。そこらのバンドが束になってもかなわない、素晴らしいセンスを感じとることができます。この作品で歌っているのはコバーン・ファーという人物で、かなり曲と合ってる感じ。

とりあえず1.The Fun Palaceのイントロからして最高。不思議な響きを持ったギターリフがかなり印象的です。ソロも超テクニカルでヤバイ!! 歌よりも終始ギターの方に耳が行ってしまいます。曲展開も完璧の凄い曲。
続く2.Road To Ruinもやはりギターリフが秀逸。機械のように正確かつリズミカルな、切れ味抜群の鋭いギターリフです。ソロもやはり凄い。
7.Kraf Dinnerはパンキッシュな疾走チューン。シンプルにかっこいい曲です。途中の「マカローニ、マーニアック!!」がちょっと面白い。
他に曲も全部テクニカルな疾走チューンばかりで、中でも3.Sixes and Sevens8.Phantasmagoria10.I Am In Commandが特にオススメかな。どれも思わずヘドバンしたくなる最高のスラッシュチューンです。

この作品は、スラッシュメタルが好きな人やテクニカルなギタープレイが好きな人にオススメ。特にギターを自分でもやってるような人は、そのテクニカルっぷりに感動するのではないでしょうか。まぁ僕はギターやってませんけど(笑)

オススメ度…88点

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テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

[RAMMSTEIN]
RAMMSTEIN「REISE, REISE」



ドイツのインダストリアル・ヘヴィロックバンド、ラムシュタインの四作目。2005年発表。思いっきりインダストリアルなサウンドが特徴でしたが、今作では少しそれにゴシック風味が加わり、音も若干ヘヴィさが増しています。ティル・リンデマンの男らしい低音ドイツ語Voは相変わらずで、独特の怪しい世界観は健在。即効性のある曲よりも、遅効性で中毒性のある曲の方が多いです。

1.Reise, Reiseはサビのコーラスが印象的な曲。ヘヴィでダークなのにキャッチーです。「ライゼライゼ~」と思わず口ずさんでしまう感じ。途中の「アー・ホ・イ~」の部分が物凄く耳に残ります。やっぱドイツ語カッコいいなぁ。
2.Mein Teilはインダストリアルっぽさの強い曲。ティルの力強い歌唱とドイツ語が見事にマッチしてます。デジタルっぽさを感じさせるギターサウンドも最高。ドイツで実際に起きた「インターネットで殺されて食べられたい人を募集し、実際にそうしてしまった」という事件にインスパイアされて作ったのだそうです。しかも後々その食べた人に訴えられてたし。
6.Amerikaは相当インパクトの強い曲。「We are live in Amerika~♪」のフレーズは一回聴いただけで一週間くらい頭から離れなくなります。メロディだけじゃなく、ミドルテンポでヘヴィに突き進むサウンド自体も非常にカッコいいです。
7.Moskauはかなりノリノリなタイプの曲で、女性Voが絶妙な感じで入ってきます。女性Voはロシア語なので、「ドイツ語とロシア語の夢の共演」って感じ(笑)
11.Amourはバラードなのですが、なんせVoが異常に低音なもんだから、とても不気味で怪しい雰囲気が漂っています。まぁそこが非常に魅力的なんだけれども。
他には4.Keine Lustとか8.Morgensternがオススメかな。

ラムシュタインは作品ごとにちょっとずつサウンドが変化してきていますが、本質的な部分は何も変わっていないので、この作品もファンならば普通に楽しめるでしょう。

オススメ度…86点

PV
America

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[40FT.RINGO]
40FT.RINGO「FUNNY THING」



米国ニュージャージー出身のポップ系ハードロックバンド、フォーティ・フット・リンゴの一作目。2003年発表。元TRIXTERのGとBにを中心に結成されたバンドなのだそうです。ギターは割りと歪んでいますが、メロディは軽やか&楽しげで、ハードロックというよりは普通のロック。晴空の下で聞きたいような爽快なメロディが特徴で、心地よく聴くことのできるサウンドです。爽やかさの裏に見え隠れする哀愁も良いね。

冒頭の1.Anywayから非常にいい感じ。ぶっちゃけ普通のロックですが、メロディがかなり良い。Voのちょっと枯れた感じの甘い声がとても良いです。
僕が一番好きなのは3.Inside Your Head。ちょっぴり漂う哀愁と、Voの歌声がとてもマッチしています。乾いたギターの爽やかな音色も非常に心地よい。
7.Be My Fixはイントロなどのベース音が印象的な曲。メロディ自体はやはり普通に素晴らしく、聴いていると落ち着いた気分になれるゆったりとした曲です。
他の曲も全体的にいい感じで、一つ一つの曲にこれといった特徴があるというわけではないのですが、一定以上のクオリティを保った佳曲がずらっと並んでいます。2.Wiredとか8.A Freak Like You,15.Hopelessが好きかな。アルバム全体を通して基本的に3分前後の曲ばかりなので、どれもさらっと聞けるのが良いです。

このアルバムは、ハードロックリスナーよりも普通のロックリスナーにオススメ。AMERICAN HI‐FIとかが好きな人はきっと気に入るんじゃないかと思います。

オススメ度…83点

ちなみにこのバンド、どうやら現在は解散してしまっているようです。

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[KROMLEK]
KROMLEK
「STRANGE RUMOURS...DISTANT TREMORS」




ドイツのヴァイキング・メタルバンドの二作目。2007年発表。チュリサスエンシフェルム風の勇壮なクサメロが満載で、至るところにフィントロール風のポルカメロディも出現。シンセや笛も多用しており、ヴァイキング好きにはたまらないサウンドを出しています。転調を絶えず繰り返しますが、決して散漫な印象は与えず非常に安定しており、逆にこのバンドの最大の魅力に。Voは普通のデス声っぽいのと喚き声をうまく使い分けています。

静かなイントロ1.Valtivar-Sigtivarを経て、いきなり勇壮な2.Herjanへ。「チャ~ラ~ラ~」って感じの「これぞヴァイキング」なイントロにまず軽く悶絶です。最初っから最後までRPGに出てきそうなメロディ。途中の「ヘ~ルヤァ!」は是非一緒に叫ぶべし。
3.Grim Omensはこのアルバム一番のキラーチューン。ゆったりとした雰囲気から一転、突然勇壮なメロディが炸裂します。その後も転調を繰り返すたびに秀逸なメロディがポンポンと飛び出し、その度に悶絶すること間違いなしです。途中のポルカ風メロディも最高!! 8分もあるのにあっという間に聴けてしまう曲。
4.Fôlkthingはこれまたゆったりとしたメロディで始まる曲。20秒ぐらいするといきなり民謡メロディが炸裂します。なんか聴いていると楽しくなる感じ。最後の「ライラーライラーライラーライ、ヘイッ!!」みたいな部分が最高。
6.När Tiden Vissnarは女性Voとの絡みが良い感じの曲。途中でいきなり導入されるKeyのポルカメロディが最高です。マジ聴いてて超楽しいわ。
その他のアルバム収録曲も全て確かなクオリティで、捨て曲は一切見当たりません。
10.Svart Metallはおまけ的な一分程度の曲ですが、これまた極上のポルカメロディを堪能できます。

このアルバムは聴けば聴くほど好きになっていくような作品。一回目の印象は「まぁまぁかな」という感じでしたが、何度も聴いているうちに大好きになっていました。ヴァイキング好きならば一聴の価値有りです。

オススメ度…89点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[GAMMA RAY]
GAMMA RAY「LAND OF THE FREE」



ハロウィンカイ・ハンセン<G,Vo>が結成したバンド、ガンマ・レイの四作目。1995年発表。とにかくスピーディーで、これぞジャーマンメタル!!という感じの超典型的なサウンドが特徴です。ドラマチック系の曲も完成度高し。このアルバムではVoをカイ本人が兼任していいるのですが、ハロウィンの1stで歌っていたときよりは確実に上手くなっています。まぁそれでも「ちょっと苦手だな」って人はいるかもしれませんけど。僕自身は結構彼の声も好きなんだけどね。あの独特な感じが。

2.Man On A Missionがとにかくカッコいい。カイらしいギターサウンドがたっぷりの疾走チューンで、起伏のある曲展開も最高。ギターソロにも悶絶です。ソロの後に軽いコーラスがあって、そのまま終わると思いきや再びサビが!!という部分がとても好き。
9.Land Of The Freeマイケル・キスク参加の曲。キスクファンとしてはそれだけで嬉しいのですが、曲自体も最高の出来。サビがいいんだよね~。
12.Time To Break Freeにもキスクが参加。こちらでは全て彼が歌ってます。これもやっぱりサビがいい感じなんだよね~。楽しげな曲調も最高!!
他にはドラマチックかつオペラチックな1.Rebellion In Dreamland11.Abyss Of The Void、疾走感抜群な8.Salvation's Callingあたりもオススメかな。

ということでこのアルバムはジャーマンメタル界の名盤。ジャーマン好きは必聴です。「これでVoがカイじゃなければ完璧なんだけどなぁ」という意見も多いようですが、例えそれを差し引いても充分聞く価値はあります。

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[陰陽座]
陰陽座「夢幻泡影」



ヨーロッパ進出も果たした日本の妖怪ヘヴィメタルバンド、陰陽座の五作目。2004年発表。「和」の要素を多分に取り入れた正統派なサウンドと、黒猫<Vo>瞬火<B,Vo>の絶妙なツインボーカルが特徴です。初期のおどろおどろしさは無くなり、作風もかなりかわってしまいましたが、「妖怪ヘヴィメタル」っぽさは未だ健在。古語を多用した独特の歌詞も相変わらずです。さすが陰陽座といえる納得のクオリティ。

1.夢幻は2分半ほどのイントロ的なものですが、この時点でなんか良い。ダークな雰囲気から、ちょっと歌が入ってパーッと明るく広がっていく感じ。
続く2.邪魅の抱擁はかなりの名曲。黒猫瞬火のデュエットがたっぷりと堪能できる曲で、サビ部分の絡み方が非常に良いです。色んな言葉を掛けまくった歌詞も秀逸。
2.睡は個人的にこのアルバムで一番好きな曲。「和製アイアンメイデン」という感じの正統派メタルチューンで、全編を黒猫が1人で歌っています。サビ部分のちょっと裏声になる部分が「なんか美しくて儚くて…」という感じで最高。ギターソロも良いね。
4.鼓動はキャッチーで爽やかな、非常に聴きやすい曲。瞬火の歌うサビが非常に良いです。特別凄いところは無いのですが、なんか気に入ってしまう感じ。
5.舞頚はかなりメロデスっぽい曲。招鬼<G>のデス声が結構しっかりしててビックリです。丸々全部メロデスな感じではなく、後半は和風で陰陽座っぽい展開。
7.煙々羅はゆったりとしたバラード曲。瞬火の優しげな歌声が中心ですが、所々で黒猫の透き通るような歌声も聴くことができます。
9.夢虫黒猫が歌うバラード。メロディも素敵だし、歌声もとても綺麗です。まさに「癒し」の一曲。後半部のアコースティックなギターソロも良い雰囲気を醸し出しています。
10.河童をどりは陰陽座の定番なお祭りソング。非常に楽しげな感じで中々良いです。黒猫の声がアニソンっぽいかも。

ということで、このアルバムは陰陽座の中でもかなり上位に位置する作品だと思います。初期の作風が好きな人からしてみるとイマイチな点もあるのかもしれませんが、こういうサウンドも普通にアリなのではないかと。純粋に一つのメタル作品として見て、非常に高品質な作品です。

オススメ度…88点

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[SILVER MOUNTAIN]
SILVER MOUNTAIN「SHAKIN' BRAINS」



シルヴァー・マウンテンは北欧メタルの伝説的バンド。「NWOBHM系統の伝統的ヘヴィメタルにクラシカルな音色を多分に取り入れたサウンド」によって、多くのファンを魅了しました。このアルバムは彼等の一作目で1983年発表。素晴らしい楽曲がずらっと並ぶ北欧メタル界の超名盤です。ヨナス・ハンソン<G,Vo>の稚拙なVoが唯一の弱点ですが、それをカバーしてくれるほどの魅力的なメロディがたっぷり。

冒頭の1.1789がとりあえず素晴らしい。歌メロはもちろん、メロディアスなギターソロがかなり秀逸です。ギターソロ中に盛り込まれたフランス国歌もいい感じ。
6.Vikingsはイントロからメロディアスなギターフレーズが炸裂する最高の曲。後半部のテクニカルなギターソロ&クラシカルなKeyソロにも悶絶です。
とりあえずずば抜けた名曲は上の二つですが、他にも3.Alwaysなど良曲がたくさん収録されています。

「北欧メタルの伝説的バンド」と言うと、EUROPEなどの幻想的なサウンドを想像してしまうかもしれませんが、このバンドはかなり正統派っぽいサウンドなので注意が必要かもしれません。ただ、日本人の琴線に触れるメロディ満載なので、気に入る人も多いはず。まぁ「Voがしょぼいのは許せない」って人はダメかもしれませんが…。

オススメ度…85点

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[COVENANT]
現在は権利の関係で「THE KOVENANT」に改名し、全然ブラックメタルとは関係ない、インダストリアル系のサウンドを身の上としているのだそうです。

COVENANT「NEXUS POLARIS」

COVENANT NEXUS POLARIS

コヴナントは、元ディム・ボガーナガシュ<B,Vo>,アステヌ<G>メイヘムヘルハマー<B,Vo>等の、ブラックメタル界の大物達によって組まれたシンフォニック・ブラックメタルバンド。Voは中々邪悪ですが、メロディ自体はシンセやピアノで装飾された美しいもので、そこまで過激ではありません。クレイドル・オヴ・フィルスにも参加したりしているサラ<Vo/♀>のソプラノヴォイスが所々に挿入されており、シンフォニックなサウンドと相成って非常にいい感じ。このアルバムは彼等の二作目で1998年発表。

とりあえず5.Bringer Of The Sixth Sunが最高。邪悪なサウンドと美しいメロディが見事に融合されています。シンセのシンフォニックな装飾もかなりいい感じだし、ピアノの使われ方も最高。ブラックメタルなのに歌メロが結構はっきりしているのも良いです。ドラマチックな曲展開や、途中のインストパートも見事。
1.The Sulphur Feastはツーバスが凄いですが、曲自体はかなりメロディアス。多少邪悪な雰囲気を漂わせながらも、かなりすらっと聞ける感じです。
同じく4.The Last Of Dragons6.Dragonheartも、かなりブラックメタルっぽくはあるのですが、シンフォニックさやメロディアスさが強調されてるのでとても聞きやすい。サラのソプラノヴォイスもとてもいい感じで、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
他にも2.Bizarre Cosmic Industries7.Planetary Black Elements等を中心に、収録曲全てが中々の佳曲。シンフォニックで聞きやすい曲が多いです。

ということでこのアルバム、ブラックメタルにしては相当聞きやすいサウンドなので、これからブラックに挑戦して行こうという人にはうってつけかもしれません。逆に、参加メンバーを見て購入したブラック好きな方の中には、攻撃性が少なくてがっかりする人もいるかも。まぁ楽曲自体はかなりの高品質なので、そこまで不満に思うことは無いと思いますが。

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[LORDI]
LORDI「THE MONSTER SHOW」



フィンランドのハードロック・モンスター、ローディの企画盤。ヨーロッパ進出のために、1stと2ndからベスト選曲して2005年に発売されたものだそうです。3rdで日本デビューし、現在話題沸騰中ですが、3rd以前の楽曲もかなりの高品質。見かけとは裏腹のキャッチーで親しみやすいメロディが満載で、そこに絶妙なバランスで正統派メタルのエッセンスを盛り込むというのが最大の特徴です。Mr.ローディ<Vo>は思いっきりダミ声(モンスター・ヴォイス?)ですが、逆にそれがいい感じ。曲の雰囲気とぴったりです。

イントロ1.Theatrical Trailerに続く2.Bring It Onからローディ節が炸裂。ノリノリのモンスターロックンロールをたっぷりと堪能することが出来ます。
3.Blood Red Sandmanはサビがかなり秀逸な曲。演奏は中々ヘヴィですが、奏でるメロディは非常に楽しげです。こんな出で立ちなのにコーラスが綺麗なんだよなー。
5.Would You Love A Monstermanもサビ&コーラスが最高なキラーチューン。思わず口ずさみたくなってしまう曲で、「Would You Love A Monsterman? Could You Understand Beauty Of The Beast?」と、非常に覚えやすく歌いやすいのもポイントです。ギターリフもかなりクール。
6.The Devil Is A Loserはグルーヴ感溢れるギターリフが印象的な曲。そしてやっぱりサビメロが最高すぎる!! 聴いてるだけで楽しくなります。
他にも4.My Heaven Is Your Hell12.Rock The Hell Outta Youを中心に、親しみやすいサビを持った曲のオンパレード。まさに1stと2ndの良いとこ取りです。

「3rdをかなり気に入ったんだけど、それ以前の曲も聴いてみたいな」という人はこれを買うのも有りかもしれません。普通に買える余裕がある人は1stと2ndをそれぞれ買えばいいのでしょうが、僕みたいにそんな余裕が無い人はこちらをどうぞ(笑)

オススメ度…88点

PV
Would You Love A Monsterman
Devil Is A Loser
Blood Red Sandman

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[さかもとえいぞう]
さかもとえいぞう
「メタルハンサムマン4 Forever Young!」




アンセムアニメタルでの活躍が有名な坂本英三<Vo>のソロ四作目。2006年発表。力強いシャウトが彼の最大の魅力なのですが、このアルバムではそれが少し控え目です。残念…。ノリの良い曲が中心で、歌詞の部分では坂本英三ワールド全開。

1.Forever Youngはベースの音がブンブンしててカッコいい曲。メロディがいい感じで、坂本の力強い歌唱が心に響きます。ギターソロもなかなか秀逸。
2.Romance Promenadeはリズム主体のノリノリな曲。歌詞の「めろり~ん♪」が意味不明ですが自然にノれる感じで良いです。
6.銀の鞭 Whilplash!もノリノリな曲。ヘヴィなパートと静かで爽やかパートがあるのですが、後者のメロディが凄く良いです。
他には5.友情も好きかな。出だしの語りは正直いらないけど…。

このアルバム、決して悪くはないんだけど、ちょっと綺麗にまとまり過ぎちゃってる感じ。力強く歌い上げるような曲がもっと欲しかったです。あと、アルバムなのにたった6曲ってのはちょっと物足りないかも。

オススメ度…78点

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[KREATOR]
KREATOR「TERRIBLE CERTAINTY」



ジャーマンスラッシュ三羽烏の一つ、クリエイター(クリーター)の三作目。1987年発表。クールで多彩なギターリフと、「猪突猛進」という言葉がぴったりな高速テンポ、ミレ・ペトロッツァ<Vo>のヒステリックなシャウトなどがこの頃の彼等の特徴です。演奏が破綻するギリギリくらいの暴走気味なサウンドが非常に魅力的ですが、かといってひたすら暴走するだけではなく、きっちりと曲展開が練りこまれているのが凄いです。

1.Blind Faithからクールなリフの嵐。テンポもメチャクチャ速いです。こんなカッコいいスラッシュチューンを聴かされたら、リスナーはただひたすらヘドバンに勤しむしかありません。ミレの吐き捨てVoも曲にぴったり。「突撃」という言葉が相応しい曲です。
他の曲も全て「 コノヤロー、これでもか!!」という感じの突撃リフが炸裂しまくっており、曲単位というよりアルバム全体を通して非常にいい感じ。敢えて選ぶとすれば2.Storming With Menace3.Terrible Certainty5.Toxic Trace8.Behind The Mirrorあたりかな。

この作品、サウンドプロダクションがあまり良くないので、全体的に軽い感じで聞こえてしまうのが残念ですが、曲自体はホント最高です。ただひたすらアグレッシヴなスラッシュが聴きたい人にオススメ。

オススメ度…85点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ETERNAL TEARS Of SORROW]
ETERNAL TEARS Of SORROW
「CHAOTIC BEAUTY」




フィンランド出身のキラキラ系メロデスバンド、エターナル・ティアーズ・オブ・ソロウの三作目。2000年発表。アグレッシヴながらもとても綺麗なメロディが特徴で、叙情的フレーズもたっぷり。バンド名に相応しい「泣き」のサウンドがたまりません。Voのデス声は普段メロデスをあまり聴かない人にはにとっては聴きにくいかもしれませんが、メロデス好きにとっては結構普通な感じでしょう。「美」という言葉がぴったりのメロデスです。

このアルバムで一番好きなのは4.The Seventh Eclipse。初っ端からブラスト全開の非常にカッコいい曲です。途中、Voの後ろでピロピロしてるKeyのメロディが最高。
3.Autumn's Griefはピアノの綺麗な音色に悶絶なゴシック曲。ホント美しすぎ&悲しすぎです。Voの悲痛な叫び声もかなり曲にマッチしてます。
5.Bride Of The Crimson SeaはKeyの音色が綺麗なゆったりとした曲。女性Voとデスヴォイスの対比がいい感じです。「この女性Voの声、どっかで聴いたことあるかも」なんて思っていたら、シナジーキンバリー・ゴスでした。
6.Black Tearsエッジ・オブ・サニティーのカヴァー曲。原曲は聴いたことが無いのですが、かなりカッコいいです。Keyソロに悶絶。
他には1.Shattered Soul7.Tar Of Chaos8.Bhéan Sidheあたりがオススメかな。アルバム全体を通して非常に素晴らしい曲ばかりです。

ということでこのアルバム、メロデス好きならきっと気にいると思います。Key入りのメロデスが好きな人は是非一度聴いてみてください。

オススメ度…88点

YOU TUBEに曲だけあったもの
The Seventh Eclipse
Autumn's Grief
Bride Of The Crimson Sea

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[TWILIGHTNING]
TWILIGHTNING「DELIRIUM VEIL」



フィンランド出身の正統派寄りキラキラ系メロパワバンドの一作目。2003年。即効性の高いメロディとKeyの適度にキラキラした装飾がとても魅力的です。演奏陣も中々テクニカルで、ツインリードのハモリが非常にいい感じ。Voはストラトヴァリウスコティペルト風のハイトーンで、これも中々上手い。ただ、疾走感は全体的に抑え目なので、「とにかく速い曲を!!」というタイプの人にはダメかもしれません。

とりあえずタイトルトラックの4.Delirium Veilがかなりのキラーチューン。このアルバム中では一番疾走してるかな。キャッチーなサビメロと、Keyやギターのテクニカルなソロプレイが最高です。ちょっとソナタ・アークティカを彷彿とさせるタイプの曲。
1.Gone To The Wallはイントロがとにかくカッコいい曲。センスの良さを感じさせます。その後の曲展開も「お見事!!」と言う他なく、最初っから最後まで非常にいい感じです。コーラス部分が頭に残るなぁ。
2.At The ForgeはKeyの奏でる美麗&勇壮なメロディが印象に残る曲。疾走感が無い分、曲の良さがしっかりと際立っています。
5.Return To Innocenceはイントロやギターソロが超「泣き」な曲。サビに向かって徐々に盛り上がってく感じの構成もかなり良いです。
他には3.Jester Realm8.Enslaved To The Mindあたりが好きかな。

このアルバム、デビュー作にしてはかなりのハイクオリティです。「メロパワ/メロスピ系は好きだし、疾走感無くても全然オッケーよ」って人にオススメ。最近このバンドの話題を聞かなくなっちゃったけどどうしてるんだろう、と思ってたら知らない間に3rdが出てたようで。

オススメ度…84点

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[DA VINCI]
DA VINCI「BACK IN BUSINESS」



ノルウェーのメロディアスハードロックバンド、ダ・ヴィンチの二作目。1989年発表。ポップで楽しげ、そして爽やかな楽曲が最大の魅力で、所々に北欧独特の音楽センスも垣間見ることが出来ます。既に倒産してしまったゼロ・コーポレーションから配給されており、長らく廃盤となっていましたが、現在は1stと共に再発。上のジャケはゼロ・コーポレーションから出ていた物で、再発盤のジャケはコチラ

このアルバムで一番最高なのは6.Millions Like Us。キャッチーなサビが最高で、聞いてて楽しい気分になってきます。「Mi~lions Like Us♪」が頭から離れん!!
1.Touchdown4.9 And 10もキャッチーなコーラスが最高。どちらも思わず口ずさみたくなるような親しみやすい曲です。北欧っぽいKeyの華やかな味付けも良いね。
2.Call Me A Liar3.Young Heartsはしっとり系の曲。メロディが心に染みてくる感じで、サビではやっぱり心地よい感じのコーラス。扇情的なギターソロにも感動です。

このアルバムは、上に挙げた以外にも良曲・佳曲のオンパレード。「ゼロ・コーポレーションが発掘したバンドの中でも最高クラス」と言われるだけはあります。そこらのバンドには負けないクオリティの高さを誇っているので、メロディ愛聴家の方は是非どうぞ。

オススメ度…86点

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[DISSECTION]
DISSECTION「THE SOMBERLAIN」



スウェーデン出身のメロディック・ブラックメタルバンド、ディッセクションの1stアルバム。1993年発表。ブラックメタル界ではかなり名盤とされている作品です。暴虐的で寒々しい雰囲気が全体を覆っているのですが、叙情的メロディがたっぷりと使われており、とてもドラマチックなサウンドになっています。悲壮かつ邪悪な感じのVoも最高。「音質がちょっと悪め」ということが良く言われていますが、個人的にはあんまり気になりません。

1.Black Horizonsはいきなり邪悪に疾走しまくる曲。イントロが少々長いのですが、そこがカッコいいので何の問題もありません。メロディアスなギターが最高ですし、緩急の付いたドラマチックな構成もたまりません。
2.The Somberlainはイントロのメロディアスで哀しげなイントロに悶絶のキラーチューン。そのイントロから一気に疾走する部分も鳥肌モノです。その後の展開も超メロディアスかつドラマチック。「暴虐さ」の中に「美」を体感できるメロブラ界屈指の名曲です。
6.Frozenは曲名の通り、凍て付くような寒さを想像させるような曲。特にイントロがホント寒々しいです。中間のインストパートも最高。
他にも5.Heaven's Damnation10.Mistress Of The Bleeding Sorrowなど素晴らしい曲が目白押し。美しいメロディが怒涛の勢いで押し寄せてきます。

このアルバム、メロディアスなブラックメタルが好きな人は必聴でしょう。ナグルファーとかが好きな人は多分気に入ります。「メロデスだと思って聴いてた」とかいう人もいるみたいなので、メロデスに物足りなさを感じてきた人も是非聴いてみて下さい。

オススメ度…90点

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[WITHIN TEMPTATION]
WITHIN TEMPTATION
  「THE HEART OF EVERYTHING」




今やヨーロッパで絶大な人気を誇るオランダのシンフォニック・ゴシックメタルバンド、ウィズイン・テンプテーションの四作目。2007年発表。素晴らしいメロディと、壮大なシンフォアレンジが特徴ですが、このバンド一番の魅力はやはりシャロン・デン・アデル<Vo/♀>の歌声でしょう。可憐で時にパワフルな彼女の歌声は、聴く者の心を癒してくれます。いくらかモダンな影響も伺えますが、基本的には前作路線。

1.The Howling2.What Have You Done3.Frozenの三つはモダンな影響が露骨に表れている曲。思いっきりエヴァネッセンスっぽくなっています。「こういう路線は他バンドに任せればいいのに」という気もしますが、クオリティが恐ろしく高いのはさすが。
そして4.Our Solemn Hourからが彼等の本領発揮。いきなりクワイア全開&ストリングスも導入の壮大な曲で、サビの盛り上がり方が凄いです。シャロンの歌声も最高!!
6.Hand of Sorrowもこれまた壮大でメロディが非常に美しい曲。良曲ぞろいなので選ぶのが難しいですが、たぶんこれが一番好きです。サビでのシャロンの歌声が最高に綺麗で、聴いてると気分が高揚してしまいます。
7.The Crossやバラード11.Forgivenシャロンの美声に聴き入ってしまうような曲。あ~、ホント癒しだわ。特に後者は聞いてると心がとても落ち着きます。
10.The Truth Beneath the Roseも「これでもかッ!!」と言わんばかりの壮大さを誇る曲。7分くらいありますが、そんなのは一瞬で過ぎ去ってしまいます。これまたメロディが秀逸なんだよなぁ、ホント。心に響きます。

ということで今作も、「さすがウィズイン・テンプテーション!!」という素晴らしい作品でした。前作が気に入った人はこれも絶対に気に入るはずです。このバンドを聴いたこと無い人も、この機会に是非。

オススメ度…98点

PV
The Howling
What Have You Done

音源(リンク先にMP3)
Our Solemn Hour
What Have You Done

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[SEPULTURA]
SEPULTURA「ROOTS」

SEPULTURA ROOTS

ブラジル出身のトライバル・ヘヴィロックバンド、セパルトゥラの六作目。1996年発表。元々スラッシュメタルバンドだった彼等ですが、この作品ではスラッシュから完全に脱却し、ブラジル独自のリズム&ビートを取り入れたヘヴィロックとなっています。ブラジルの民族楽器なども積極的に使われており、普通のバンドでは味わえない独特のグルーヴ感が最大の魅力。マックス・カヴァレラ<Vo>の大迫力な咆哮も凄いです。

1.Roots Bloody Rootsがとにかく凄い。超ヘヴィなサウンドが物凄いグルーヴ感で迫ってくる最強の曲です。大地を揺るがすような重低音がホントたまらん!! 聴いていると独特のビートに誘われて、自然にノリノリになってしまいます。
2.Attitudeはイントロで民族楽器がミョンミョンと不思議な音を奏でている曲。その後の展開はやはりとてもヘヴィで、うねるようなギターサウンドがカッコいいです。
4.Ratamahattaは思いっきりブラジル民族音楽な曲。全て現地の言葉で歌われており、かなり異様な雰囲気ですが、パーカッションの叩き出す独特のリズムがとても心地よいです。「ラタマハタラマタ、ラタマハタラマタ!!」ってのがやけに頭に残ります。
特に大好きなのは上記の3曲ですが、他の曲も全体的にオススメ。敢えて選ぶとすれば10.Born Stubbornあたりでしょうか。ちなみに、12.Itsáriはどっかの民族のとこに出かけて行って、一緒に演奏してライブ録音した物なのだとか。

ということでこのアルバムはヘヴィミュージック界を代表する名盤。結構好き嫌いのあるサウンドだとは思いますが、機会があれば是非一度聴いてみてください。

オススメ度…87点

PV
Roots Bloody Roots

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[MOZART]
MOZART「MOZART」



アメリカ出身の四人組、モーツァルトのデビュー作。1994年発表。キャッチーなメロディ&分厚いコーラスがとても魅力的で、ちょっぴりオペラチックな展開を見せてくれることもしばしば。ということで、巷ではクイーンのフォロワーとして捉えられているようです。本人達は「直接影響を受けたわけではない」と言っていますが、確かにクイーンっぽい所も多い。バンド名から想像される、クラシカルな要素は全く入っていません。

とりあえず1.Speed Trainがかなり良い。疾走するトレモロメロディがかなりいい感じですし、何よりも歌メロが最高。思わず「Speeeed train is chasing you~♪」と一緒に口ずさんでしまいます。テンション高めのVoが良いな~。
1.Static (D.J.)はポップで親しみやすいメロディを持った曲。やっぱりキャッチーなサビが良いです。う~ん、確かにこのメロディセンスはクイーンだわ。
9.Hope And Gloryはさらにクイーンっぽいオペラチックな曲。ドラマチックな曲展開と、やたら大袈裟なコーラスがとってもいい感じです。
他にも軽快な曲調が心地よい6.The Shoe、これまたクイーンっぽいバラード8.Three Strikes Again、日本盤ボーナストラック14.Japan Is Callingを中心として良曲がたっぷり。13.Great Expectationsキッスのカヴァーですが、壮大でいい感じの仕上がり。

このアルバムは名前に惹かれて入手してきただけだったのですが、中々の掘り出し物でした。クイーンが好きな人や、ポップでキャッチーなハードロックが好きな人にオススメ。

オススメ度…84点

しかしクイーンって言葉を何回使ったことか…(笑)

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[OPETH]
OPETH「DAMNATION」



デス+プログレという独自のジャンルを開拓したバンド、オーペスの七作目。2003年発表。「デスの要素を含んだプログレッシヴメタルで、Voはクリーンヴォイスとデスヴォイスを使い分ける」というのが彼等の特徴ですが、この作品ではデスヴォイスは一切使われておらず、デスのような邪悪さも皆無。かといって普通のプログレでもなく、オーぺス独特の雰囲気が漂う不思議な音世界が展開されています。前作「DELIVERANCE」と対を為す作品となっており、前作は「ヘヴィサイド」、本作は「メロウサイド」という位置付け。

1.Windowpaneがまずいきなり最高。全体的にふわふわとした、安堵感漂う幻想的な雰囲気で、何とも言えない切なさのような物も伝わってきます。なんか良く分からないうちに不思議と引き込まれていくサウンドで、これまた良く分からないうちに癒されます。
2.In My Time Of Needもやっぱり幻想的な感じ。物悲しいコーラスにやっぱり癒しを感じてしまいます。一言一言区切って静かに呟く部分が凄く好き。
3.Death Whispered A Lullabyもやっぱりオーペスらしい不思議な空気に包まれた曲。不穏に響き渡るアコギが最高。ミカエルのクリーンヴォイスはホント癒しです。
7.Ending Creditsは究極のインスト。ギターの音色を聴いてるだけで切なさが伝わってくる凄い曲です。ドラマチックとかそういう言葉で言い表せない何かを感じます。
上に挙げた曲が特に好きなものですが、その他の収録曲もヤバイ。

ということでこのアルバムはデスの要素が全くないので普通のプログレファンにもオススメ。一番長い曲でも7分という、コンパクトにまとまった曲が並ぶ作品なので、一般の人にもかなり取っ付きやすいと思います。ただ、これを先に聞いてしまうと他の作品に手を伸ばした時に、ド迫力のデスヴォイスに戸惑いを感じる可能性はありますが…。

オススメ度…90点

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[OPETH]
OPETH「BLACKWATER PARK」



デス系プログレッシブメタルバンド、オーペスの五作目。2001年発表。「プログレッシヴメタルに邪悪なエッセンスを注入し、そこにクリーンヴォイスとデスヴォイスの対比を見事に織り交ぜる」というのが彼等の基本のスタンスです。この作品ではアコースティックギターが多用されており、ジャケットのような幽玄なサウンドになっていますミカエルのデスヴォイスはかなりの迫力なので、人によってはちょっとダメかも。本当はその迫力が魅力なんだけどさ。

とりあえず4.The Drapery Fallsが凄い。「ダークでヘヴィなイントロからアコースティックパートへ、そして切ない感じのクリーンヴォイスが…」という所で既に悶絶です。いきなりデスヴォイスが登場するところも最高。幾度と無く繰り返されるフレーズを聴いているうちに、不思議な世界に連れ込まれるような感覚に陥ってしまう曲です。
1.The Leper Affinityは「暗黒」という言葉が相応しい曲。デスヴォイスのパートは物凄い迫力とカッコ良さだし、クリーンヴォイスのパートはメチャクチャ叙情的でヤバイ。「よくまぁ1人でこの二つの声を出し分けられるなぁ」という感じです。激しい所はとことん激しく、静かな所はひたすら美しくという、彼等の魅力がたっぷり詰め込まれた曲。
3.Harvestはメロウな雰囲気がたまらないアコースティック曲。この曲ではデス声が一切使われていません。クリーンヴォイスでのハーモニーが鳥肌モノで、物悲しい雰囲気が曲全体を覆い尽くしています。
他の曲も彼等にしか成し遂げられない素晴らしい曲ばかりで、アルバム全体を通して全てが最高。上記3曲以外にオススメを敢えて選ぶとすると2.Bleak8.Blackwater Parkあたりかなぁ。

このアルバム、何回聞いても飽きがやってきません。かなり個性的で複雑なサウンドなので聴く人を選ぶかもしれませんが、是非一度機会があればチャレンジして欲しいです。

オススメ度…90点

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[HEAVENLY]
HEAVENLY「SIGN OF THE WINNER」



フランスのメロディックスピードメタルバンド、ヘヴンリーの二作目。2001年発表。「とにかくメロディがクサい上に、アルバム全編が疾走曲!!」ということで、メロスピマニアにはホント堪らない作品。全体的にB級っぽさが漂いまくりですが、それが逆にまた良い味を出してます。Voはちょっと線が細くて頼りない気もしますが、曲には良くマッチしてるかも。

幻想的なイントロ1.Break The Silenceに続く2.Destinyからいきなりのキラーチューン。クサ過ぎのメロディ&曲展開にマジで悶絶です。
タイトルチューンの3.Sign Of The Winnerもこれまたクサい!! もうそれしか言いようがありません。サビのメロディが特にいい感じ。
そして4.The World Will Be Betterはこのアルバムで一番人気の高い曲。最初の静かなメロディで「あれ?バラード?」と思ってしまいますが、25秒くらいから一気に疾走。ヤバイ!! クサ過ぎるって!! しかも歌詞が前向きで素敵だ(笑)
特に素晴らしいのは上記3曲ですが、他にも7.Still Believe9.Words Of Changeを中心にして全部最高。もう全部クサ過ぎ。

ということでこのアルバムはクサメロが大好きな人にオススメ。なんかあまりにもクサ過ぎて、アルバムを通しで聴くと良く分からないテンションになってしまいます。「メロディがクサいってどんな感じ?」という疑問はコレを聴けば全て解決。まぁ逆にそのクサさがうざったくてダメっていう人もいるかもしれませんけどね。

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ENTER SHIKARI]
ENTER SHIKARI「TAKE TO THE SKIES」



Myspaceで、レコード契約の無いバンドとしては異例の再生回数を叩き出したというイギリスのバンド、エンター・シカリのデビュー作。2007年発表。レイヴ/トランス系のダンスミュージックと、メタルやその他色々なジャンルを混ぜ込んだサウンドが特徴ですが、個人的には最近流行のメタルコアの一派に分類してしまって良いのではないかと思います。Voのスタイルもメタルコア同様、シャウトとクリーンヴォイスを上手く使い分けるタイプ。

個人的に一番好きなのは12.Sorry You're Not A Winner。イントロのダンスミュージックっぽいシンセの音から突然メタリックなギターが炸裂する部分がかなりカッコいいです。所々でタイミング良く入ってくる手拍子もなんか好き。
3.Mothership4.Anything Can Happen In The Next Half Hourもダンスミュージックっぽいサウンドがふんだんに使われている曲。ギターサウンドも普通にヘヴィでカッコいいです。なんかノリノリになれる感じで良いね。
7.No Sssweatもかなり好きな曲。疾走感のある曲調も良いですし、後ろでずっと一定のメロディを鳴らし続けているシンセがとても印象的です。
他には6.Labyrinthとか10.Return To Energizerあたりがオススメかな。

世間的には「色んなサウンドを混ぜてるけど結局何がしたいのさ?」みたいな厳しい意見を浴びせる声もあるようですが、個人的には「こういうのもアリでしょ」という感じです。柔軟な嗜好を持つメタルリスナーの中には結構気に入る人もいるのではないでしょうか。

オススメ度…86点

PV
Sorry You're Not A Winner

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[QUIREBOYS]
QUIREBOYS「A BIT OF WHAT YOU FANCY」



英国ロックの救世主として90年代初頭に騒がれたバンド、クワイア・ボーイズの一作目。1990年発表。残念ながら騒がれたのはこのアルバムだけで、いわゆる「一発屋」ということになってしまいました。まぁ一発屋ってことはその一発は良い作品なわけで、このアルバムも普通にカッコいい伝統的ブリティッシュ・ハードロック作品となっています。曲自体が良いのはもちろん、Voのハスキーな歌声もこれまたいい感じにツボです。

1.7 O'clockはイントロのピアノが超印象的な曲。これぞ英国ロックンロール!!という感じのノリノリな雰囲気が最高です。ギターサウンドもカッコいいですが、それ以上にピアノとハーモニカの音がいい感じ。耳に残るなぁ。
7.Hey Youもかなり好きな曲。かなりキャッチーな雰囲気で、サビの「ヘ~イ、ユ~♪」がなんか好きです。スパイク<Vo>のしゃがれた声も最高。
特にお気に入りなのは上記2曲ですが、他にも2.Man On The Loose4.Sex Party5.Sweet Mary Ann6.I Don't Love You Anymore8.Misledなど良曲がたっぷり。どれも英国っぽさが漂う曲ばかりです。

ということでこのアルバムは普通に良い作品です。「一発屋だろ~?」とか言わずに、もし機会があったらちょっと聴いてみましょう。

オススメ度…81点

PV
7 O'clock

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[CELTIC FROST]
CELTIC FROST「TO MEGA THERION」



数多くのデス/ブラック系メタルバンドに絶大な影響を与えたバンド、セルティック・フロストの二作目。1985年発表。ブラックメタルの始祖と言われることも多いですが、このバンド自体の音楽性は割とオーソドックスなスラッシュメタルです。ただ、リフに独特の禍々しさが付き纏っており、「暗黒スラッシュメタル」とでも呼びたくなる様な感じ。「速さ」「ヘヴィさ」よりも「邪悪さ」に重点が置かれていますが、実は意外と聞きやすかったりもします。

この作品で個人的に一番好きなのは6.Circle Of The Tyrants。オーソドックスなんだけどなんか禍々しいギターリフと、トーマスの邪悪な吐き捨てVoがかなりクールです。曲の所々で発せられる、「ウッ!!」がなんかよくわからんけど良いね(笑)
2.The Usurperもこれまたギターリフが最高にカッコいい曲。なんか音飛びした時みたいなギターリフですが、不思議な魅力が宿っています。
3.Jewel Throneとか5.Eternal Summer8.Fainted Eyesあたりももリフがクールでカッコいい曲。R&Rみたいなノリの良さもあり、どれも非常にいい感じです。

この作品は「悪のカリスマ」という言葉がぴったりのサウンドです。デス/ブラック系が好きな人が源流を辿っていく意味で聴くのもアリでしょうし、スラッシュ好きな人が更なる過激さを求めて手を伸ばしてみるのもありでしょう。

オススメ度…87点

PV
Circle Of The Tyrants

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[Mägo De Oz]
Mägo De Oz「GAIA」



スペインの大所帯フォークトラッド系民謡メタルバンド、マゴ・デ・オズの五作目。2003年発表。日本、そしてヨーロッパでもほとんど知名度の無い彼等ですが、本国では国民的人気を誇るバンドなのだそうです。メタルなんだけど基本のメロディをフルート&ヴァイオリンが奏でるという珍しいスタンスのバンドで、かなり民族音楽的なメロディが特徴。Voはハイトーンで、ちょっと頼りなさげな印象もありますが、音楽自体にはかなり合ってます。歌詞は全てスペイン語!! この独特の雰囲気がたまりません。

とりあえず5.La Costa del silencioが最高!! 爽やかなフルート&ヴァイオリンが軽やかに舞い踊る素晴らしい曲です。もう聞いててウキウキしまうようなサウンド。メンバー皆で歌ってる楽しそうなコーラスもたまんない!! こっちまで楽しくなってしまいます。
オーケストラチックな1.Obertura MDXXに続くタイトル曲2.Gaiaは11分もの大曲。これがまたドラマチックで素晴らしい曲。飽きるどころかリピートで何度も聴きたくなってしまうような曲です。ピアノの静かな出だしから徐々に盛り上がっていく構成が最高。
7.La rosa de los vientosは美しいバラード。ヴァイオリン,フルート,ピアノの音色がとても心地良いです。もちろんメロディ自体も抜群に素晴らしい。あ~、癒される。
他にもレインボーっぽいKeyを携えた3.La conquista,9.Van a rodar cabezas、イントロのヴァイオリンが最高に素敵な4.Almaなど素晴らしい曲が目白押し。最後を締める12.La venganza de Gaiaも大曲ですが、さらっと聴ける良曲です。

この作品、個人的には超ツボです。昔の作品も中々のクオリティでしたが、この作品はヤバイ。日本でももっと話題になってくれればいいのに…。

オススメ度…92点

PV
La Costa Del Silencio
La Rosa de los Vientos

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[ARCH ENEMY]
ARCH ENEMY「BURNING BRIDGES」



スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、アークエネミーの三作目。1999年発表。現在のアンジェラ・ゴソウ<Vo>ではなく、ヨハン・リーヴァ<Vo>が在籍していた頃の作品です。このバンドの最大の魅力である、マイケル・アモットのエモーショナルなギタープレイもたっぷり堪能できますし、アグレッシヴさも抜群。同じメロデスながら現在ほどはメジャー性がありませんが、初期アークエネミーの独特の魅力がギッシリと詰まった作品です。

とりあえず4.Silverwingが凄い。マイケル・アモットの紡ぎだす叙情的なギターサウンドが鳥肌モノで、特にソロでは「泣きのギター」の真髄を垣間見ることが出来ます。ヨハンの心の奥底から叫んでいる感じのVoも非常に素晴らしい。
1.The Immortalは邪悪でデスメタルチックなイントロを持っている曲。そこから一転して加速していく部分が最高にカッコいいです。これまたギタープレイが凄ぇんだよなぁ。
2.Dead Inside5.Demonic Scienceはリフがカッコいい系の曲。アグレッシヴなのにちょっとノリノリさも感じられる曲調がたまりません。そしてやっぱりソロは超叙情的。
7.Angelclawはイントロ部のギターの泣きっぷりが半端無い曲。もうこの時点で悶絶です。その後の展開も文句のつけようが無いカッコ良さ。最後のソロでは再び悶絶!!

ということで、このアルバムは初期アークエネミーの集大成とも言える作品。人によっては「アンジェラの方がいい~」という意見もあるかもしれませんが、ヨハンにも彼ならではの魅力があります。個人的には両方大好きだから甲乙付けられないんだよなー。

オススメ度…89点

PV
The Immortal

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[BAD RELIGION]
BAD RELIGION「THE PROCESS OF BELIEF」



西海岸パンク・ロックバンドの先駆者、バッドレリジョンの12作目。2002年発表。現在はメロコアとかメロディックパンクという言葉で括られて、飽和状態のイメージもある西海岸パンクですが、彼等はこの作品で王者の貫禄を見せ付けてくれました。「このバンドはやはり格が違うぜ」と思わせてくれる素晴らしいサウンドがギッシリと詰まった作品。

1.Supersonicがとにかくカッコいい!! スピード感溢れる最高のパンクロックチューンです。もうこれを聴いたら「スー・パー・ソ~ニック!!」と叫ぶしかありません。個人的には「アイアイアイアイアイアイア~」が妙にツボ。
あと個人的には2.Kyoto Now!もかなり好き。サビ部分の「キョ~ウト・ナ~ウ♪」にさりげなく顔を覗かせる哀愁が最高です。
哀愁といえば8.Sorrowも忘れられない名曲。終始哀愁漂いまくりで、普通に「いい歌」って感じです。
他にも2.Prove It3.Can't Stop It5.Destined For Nothing12.The Lieあたりを中心に。クールなパンクロックチューンが目白押し。全体的にスピード感溢れる曲ばかりです。

ということでこのアルバムはかなり良い。一般的にも普通に流行ってるオフスプリングとかが好きな人はきっと気に入るはずです。ってかそもそもオフスプリングの先輩格だしね(笑)

オススメ度…86点

PV
Sorrow

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[BAD RELIGION]
BAD RELIGION
「THE EMPIRE STRIKES FIRST」




オフスプリングNOFX等の西海岸パンク勢に絶大な影響を与えたバンド、バッド・レリジョンの13作目。2004年発表。メロディを重視した曲作りと、バリバリのパンクながらもさりげなく曲全体を包み込む哀愁サウンドがとても魅力的です。歌詞が非常に知的なのもポイント。

このアルバムで一番好きなのは6.Los Angels Is Burning。別に速い曲ではないのだけど、メロディが半端無く良いのです。哀愁漂うサビメロはマジでヤバイ!! 聴けば聴くほど好きになっていくタイプの曲で、頭から離れなくなっていきます。
イントロ1.Overtureに続く2.Sinister Rougeもかなりカッコいい曲。スピード感溢れる非常にパワフルな曲です。ギターサウンドとか一部メタルっぽいし。「ア~ア~♪」にやたら哀愁漂いまくりなのもたまらん。
他には2.Social Suicideとか3.Atheist Peaceもスピード感抜群のクールな曲だし、7.Let Them Eat War10.The Quickening,15.The Surface Of Meあたりもメロディアスで非常にカッコいい。とにかくアルバム全体を通してパンクスピリットの詰まった素晴らしい曲ばかりです。

ということでこの作品、パンクロックが好きな人は是非一度聴いておくべきです。「オフスプリングとかSUM41とか好きなんだけどさ、他にこういう系統のねーの?」って人は是非聴いてみてください。

オススメ度…87点

PV
Los Angeles Is Burning

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[ASTRAL DOORS]
ASTRAL DOORS「CLOUDBREAKER」



古き良きハードロックサウンドを現代に体現するスウェーデンのバンド、アストラルドアーズのデビュー目。2003年発表。スペース・オデッセイワザリング・ハイツで圧倒的な歌唱力を見せ付けているニルス・パトリック・ヨハンソンが本腰を入れているバンドです。サウンド的にはレインボーや初期DIOの良いとこ取りな感じ。ニルスディオ系激ウマVoがそれに乗るので、その辺りのバンドが好きな人にはホント堪りません。

個人的に一番好きなのは5.Ocean Of Sand。とりあえずイントロのKeyのメロだけで完全にノックアウトです。ニルスの迫力ある歌声も絶好調で、サビで深みのある伸びやかな歌唱も悶絶モノ。小気味良い疾走感もたまりません。
1.Cloudbreakerも適度な疾走感がたまらない曲。メロディも最高だし、歌声も最高。まだ一曲目なのに「このバンドほんと良いわ」って気分になれます。
4.Slay The Dragonはリズミカルでノリの良いリフが印象的な曲。聴くと気分が高揚して「スレイ~ザドラゴン!! キルザビ~スト♪」と思わず一緒に歌いたくなってしまいます。
他の曲も全部オススメですが、敢えて挙げると8.Burn Down The Wheelとか11.Man On The Rockとかが好きかな。とにかく収録曲全部が素晴らし過ぎなのです。

このバンドは最初にも挙げたように、レインボーとかそこら辺が好きな人には超オススメ。Voは人によっては「暑苦しい」とか「くどい」と感じてしまったりするのかもしれませんが、ディオの歌声が好きならこっちも絶対に好きになるはずです。

オススメ度…91点

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