EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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[TRISTANIA]
TRISTANIA「ILLUMINATION」



ノルウェーのゴシックメタルバンド、トリスタニアの五作目。2006年発表。サウンド自体はかなりヘヴィですが、メロディは中々メランコリックな感じです。男女混声Voで、女性Voの妖しげで幻惑的なソプラノヴォイスが最高。男性の方は低い「いかにもゴシックメタル」な感じの声とデス声の2種類ですが、デス声の頻度は低めです。

とりあえず一曲目の1.Mercysideがキラーチューン。ヘヴィかつダークなギターリフ→低音ディープヴォイス→デス声という展開でびっくりするかもしれませんが、その後の女性Voがメチャクチャ最高です。癒し系とはまた少し違った感じの不思議な感覚。
2.Sanguine Skyもかなりダークな感じ。女性Voによるサビメロが印象的です。起伏が少ない気もしますが、サビだけで結構お気に入りに曲です。
9.SacrilegeはVoが聖歌みたいな感じ。ギターが相変わらずヘヴィですが、それがまた良い感じにマッチしています。単調な感じもするけどなんか惹かれるんだよねぇ。
他には3.Open Groundとか5.Destination Departure6.Down10.Deadlandsあたりもオススメ。

この作品、メロディ自体はちょっと弱かったりもするのですが、醸し出す雰囲気がとても良いです。知らず知らずのうちに引き込まれるというか何というか…。とりあえずダークなフィーメール・ゴシックが好きな人は試してみるといいかも。

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[RAINTIME]
RAINTIME「FLIES&LIES」



イタリア出身のメロデスバンド、レインタイムの日本デビュー作となる二作目。2007年発表。メロデスといってもクリーンVoの比率がかなり高く、キラキラとしたKeyの装飾もふんだんに取り入れられているため、かなり聞きやすい感じになっています。音自体は割りとアグレッシヴなのですが、とにかくメロディが秀逸。一聴しただけでかなり印象に残ります。

とりあえず最高なのが11.Matrioska。メロディアスなリフ、それにのるクリーンVoの印象的な歌メロ、絶妙のタイミングで入るデス声、自然と乗ってしまうようなリズムなど、その全てが最高です。一曲丸ごと素晴らしいけど、特に前半部はヤバ過ぎ。
1.Flies & Liesも最高。アグレッシヴで疾走感も抜群、そしてやっぱりクリーンVoの歌メロとそれに掛け合うデス声が素晴らしいです。この声を1人で出し分けてるのが凄い。
3.Apeironとか9.Another Transitionはサビのメロディが最高。基本的にはアグレッシヴなのに、サビの部分でパーッと明るくなる感じが良いです。後者の方はコーラスみたいになってるからさらに良いね。かなり親しみやすい。
5.Finally Meはデス声なしのゆっくりとした曲。もはや普通のメロディック・メタルです。こういう曲をやらせても素晴らしいなんて…。いいなー、このバンド。完璧にKOだわ。
他にも2.Rolling Chances,6.Tears Of Sorrowあたりを中心として全て最高。
ちなみに、8.Beat Itはなんとマイケル・ジャクソンカヴァーで、かなり素晴らしい出来です。というか選曲のセンスが良いね。

と言うことでこのアルバム、メロデス好きの人には是非聞いてみて欲しいです。チルボドあたりが好きな人ならきっといけるはず。クリーンVoが多めなのでメロデス初心者も是非。

オススメ度…92点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[CHILDREN OF BODOM]
CHILDREN OF BODOM
「TOKYO WARHEARTS」




今やメロデス界を牽引するバンドの一つとなったチルドレン・オブ・ボドムのライブ盤一作目。1999年発表。アルバム名からも分かるとおり、東京でのライブが収められています。なので所々で「あれきし~!!」なんて叫び声も(笑)。音質が良いので、メンバー達のテクニカルなプレイをたっぷり堪能することが出来ます。とりあえず収録曲は以下の通り。2作目が発表されたすぐ後の作品なため、当然選曲は初期2枚からです。
[[CHILDREN OF BODOM]]の続きを読む

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[陰陽座]
陰陽座「黒衣の天女」



日本の妖怪ヘヴィメタルバンド陰陽座の、7作目「魔王戴天」に先駆けて発売された先行シングル。和の雰囲気を大切にした含んだ正統派メタルで、黒猫<Vo/♀>瞬火<Vo,B>というツインボーカルの編成が特徴です。2007年発表。アルバムにも収録される曲が1つ、アルバム未収録曲が3つという、計4曲を収録。

1.黒衣の天女はアルバムにも収録される曲。かなり正統派メタルな曲で、黒猫瞬火によるツインボーカルが非常に良いです。ただ、今までのシングル曲に比べるとちょっとメロディが弱い気がしないでもない…。いや、高品質ではあるんだけどさ。
2.泥田坊は妖怪ヘヴィメタルらしい、ちょっとおどろおどろしい雰囲気が出てる曲。ヘヴィでダークな雰囲気が良いです。ザクザクと刻まれるリフと、自然と体が揺れてしまうようなリズム、和風なギターソロとかも良いね。
3.顎門はヘヴィにズンズンとしたギターに妙に爽快な歌メロがのる曲。あんまり陰陽座に無かったタイプの曲だけど、まぁまぁって感じです。ギターソロは中々良い。
4.揺籠の木黒猫作の癒し系バラード。聴いてるとほっとするような、とても優しげでほんわかとした曲です。疲れてるときに聴いたら寝ちゃいそう。

このシングル、まぁ悪くはないので、アルバムを待ちきれないファンなら買ってもいいかも。ただ、普通の人に敢えてオススメするほどではありません。とりあえずリーダートラックがまぁまぁだったので、アルバムの方がどうなるかかなり気になるところ。はたしてもっと強力な曲が収録されているのだろうか?

オススメ度…80点

PV
黒衣の天女

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[POWER QUEST]
POWER QUEST「MAGIC NEVER DIES」



ドラゴンフォースの前身バンドに在籍していたというKeyが結成したメロディック・スピードメタルバンド、パワークエストの3作目。2005年発表。Keyのサウンドを前面に押し出した爽やかなメロスピをやっています。確かにドラフォに通じるメロディセンスは持ってるかも。前作で限界ギリギリのハイトーンを必死に搾り出していたVoが個人的にはツボだったのですが、今作ではちゃんと自分の歌える範囲でしっかりと歌い上げています。

1.Find My Heavenから実に爽快。歌メロも爽やかな感じで、ギターソロもなかなか良い感じ。こうして聴くとVoが結構成長してるのが分かるな。
5.Diamond Skyはこのアルバムで一番好きな曲。これまた爽やかで明るい歌メロが心地良いです。サビが一曲の中で何度も何度も出てくるのがいいね。
他には3.Galaxies Unknownとか9.Strike Force12.Magic Never Diesあたりがオススメかなぁ。

このバンド、曲単位で聴くと悪くもないんだけど、全体的に似たような雰囲気の曲が多い。全部「Keyの音色と歌メロが爽やか」って感じです。もう少しバリエーションがあればいいんだけどねぇ。嫌いじゃないから応援したくはなるけど。

オススメ度…78点

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[MARTY FRIEDMAN]
MARTY FRIEDMAN「DRAGON'S KISS」



日本語ペラペラギタリスト、マーティー・フリードマンのソロ一作目。1988年発表。元メガデスのギタリストとして有名な彼ですが、これはメガデスに加入する以前の作品です。収録曲は全てインスト。マーティーらしい泣きの旋律もこれでもかと言わんばかりに詰まっており、ドラマティックなギタープレイをたっぷりと堪能することが出来ます。

1.Saturation Pointはなかなかパワフルな曲。弾きまくりで流れるようなギタープレイを楽しめます。緩急のある構成も良いねぇ。
4.Namida(Tears)は曲名の通りのサウンドを持った曲。とにかくギターが泣きまくっています。3分くらいしか無いのが残念。ってかこの頃から日本好きだったのね。
7.Forbidden Cityは8分にも渡る大作。最初の哀しげなアルペジオから一気に盛り上がる部分がヤバイ。しかもその後の哀愁フレーズに酔いしれていたら、突如アグレッシヴに疾走!! この構成はホント最高です。インストなのに8分という長さを全く飽きさせないで聴かせるのが凄い。瞬く間に流れ去っていきます。
8.Thunder Marchはかなりドラマティックな曲。とにかくギタープレイがメロディアスで、泣きのフレーズも終始炸裂しっぱなしです。インストでこんなに感動できるなんて…。
他には3.Evil Thrillとか5.Anvilsが疾走しまくりで好きかな。

ということでこの作品、「インストだけでも全然オッケー」という方には是非とも聞いてみてほしいです。最近のTVとかでマーティーを見て「あの外国人誰?」と思った方も是非(笑)

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[SKYFIRE]
SKYFIRE「MIND REVOLUTION」



スカイファイアーはスウェーデン出身のメロデスバンド。なんとキーボードが二人もいるので、音楽性の方は結構シンフォニックな感じです。バックで荘厳な音を奏でるKeyと、しっかりと音符を奏でるピアノ系のKeyということで二人いるのでしょう。全体的に転調が多い曲構成が特徴的かな。Voのデスヴォイスがちょっと弱い気がするが、聴きやすいという逆転の発想が出来るかもしれない。
このアルバムは彼らの二作目で2003年発表。

1.Nightmares Nevermoreはアルバム冒頭に相応しいスピードチューン。とりあえずイントロがかなりカッコよく、そのあとのメロディも秀逸。ギターリフと、透き通るようなKeyが良い。
3.Colliding In Mindは、いきなり疾走&シャウトしまくりな曲。後半の展開が素晴らしい。
Mind RevolutionはKeyが全面的に押し出されたかなりシンフォニックな曲。7分くらいありますが、すらっと聴くことができます。
他には2.Haunted By Shadowsとか、5.Uncloud the Sky,6.Shapes of Insanityあたりがオススメかな。

このバンドはKeyが活躍のキラキラ系ということで、チルボドと比較されたりもしているようです。まぁ確かにチルボドが好きな人にはオススメですが、タイプはちょっと違うかも。とりあえずメロデスが好きな人は是非試してみてください。

オススメ度…83点

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[LACRIMOSA]
LACRIMOSA「ECHOS」



スイス出身のシンフォニック/クラシカル・ゴシックメタルバンド、ラクリモーサの8作目。2003年発表。とことん「美」に拘ったメロディと、ひたすら壮大で荘厳な世界観が特徴です。オーケストラとの共演にさらに磨きがかかり、逆にギターなどの出番が減っているためメタル度はかなり希薄となっていますが、そんな事は一切関係無しの素晴らしいサウンド。ゴシカルな雰囲気やシンフォニックなサウンドが好きな人ならば普通に楽しめるでしょう。ちなみにVoは男女混声で、男の方のはちょっとクセあり。そして歌詞は全てドイツ語。

1.Kyrieはいきなり12分にも渡る大作。ギター・ベース・ドラムは一切使われておらず、壮大なシンフォニーとコーラスのみで構成されているので、もはや完璧にクラシック状態です。メロディや構成が神がかって素晴らしく、聴けば聴くほど引き込まれてしまいます。
2.Durch Nacht und Flutもシンフォニックさ全開の曲。オーケストラによって奏でられる切ないメロディとティロ<Vo/♂>のちょっとクセのあるVoが見事にマッチしています。後半の部分メロディが特にヤバイな。
個人的に一番好きなのは7.Malina。弦楽器の音色と電子音的なKeyの音色が絶妙に絡み合う、かなりノリの良い曲です。サビを含めて全てのメロディがとにかく印象的で、一度聴いただけで病み付きに。中毒性高過ぎです。
他にも収録曲全てが最高で、中でも幻想的な雰囲気が漂う4.Apartとか、ピアノの音色がヤバイ6.Eine Nacht in Ewigkeit、アルバムを締めくくる大作8.Die Schreie sind verstummtあたりが特に好きかな。

この作品、なんかもうメタル云々を超越した次元にいってしまっています。とりあえずシンフォ・ゴシックが好きな人、クラシック的なサウンドが好きな人は必聴かな。メタル度が薄くても全然オッケーな人は是非とも聴いてみてもらいたいです。

オススメ度…89点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[MERCYFUL FATE]
MERCYFUL FATE「DON'T BREAK THE OATH」



ブラックメタル方面にも多大なる影響を与えたと言うオカルティック・メタルバンド、マーシフル・フェイトの3作目。1984年発表。サウンド的にはリフにクセのある正統派メタルという感じですが、キング・ダイアモンド<Vo>の歌声がとにかく独特。裏声・ファルセットを駆使したなんとも表現し難い歌いまわしで、正直メチャクチャ胡散臭いのですが、逆にその胡散臭さが最高です。一度はまったらなかなか抜け出せない中毒性の高い作品。

冒頭の1.A Dangerous Meetingから独特の世界観を展開。ギターの紡ぎだすメロディアスかつ不思議なリフが魅力的です。キングのVoも絶好調で、これでもかと言わんばかりの胡散臭さ。くー、たまんねぇ。サビ部分が特に良いね。
2.Nightmareは軽快なイントロで始まる曲。でもあのVoが乗った瞬間一気に雰囲気が変わります(笑)。Voに耳がいきがちですがギターソロもさりげなく良いです。
9.Come to the Sabbathは個人的にかなりの名曲。さすが北欧という感じの哀愁メロと、キングの奇妙キテレツなVoの融合が絶妙です。ギターリフも最高だし、歌いまわしもヤバイし、ドラマティックな曲構成も凄い。完璧だ…。
他には4.Night of the Unbornとか5.The Oathあたりがオススメ。

このバンド、キングのVoを受け入れられればかなりハマれると思いますが、受け入れられなければ100%無理です。個人的にはかなりツボなんだけどねぇ。まぁそもそも一度聞いてみなければ判断できないので、まずはとりあえずチャレンジ!!

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[志方あきこ]
志方あきこ「RAKA」



ヴァイオリン奏者葉加瀬太郎に才能を見出されてメジャーデビューしたという女性シンガー、志方あきこのメジャー2作目。2006年発表。元々はゲームミュージック界で有名だったのだとか。サウンド的には民族音楽色の強いヒーリングミュージックと言う感じで、多重録音による分厚いクワイアが凄い。基本的に癒し系のメロディですが、曲によってはとても壮大で躍動感が溢れており、ヒーリングミュージックなのに聴いてて興奮します(笑)。独特の歌いまわしもかなり魅力的で、個人的にはかなりツボ。

とりあえず10.「晴れすぎた空の下で」がヤバイ。ポップな民族音楽という感じでとても聴きやすいです。イントロのコントラバス+笛で悶絶。そしてその後の歌メロで完璧にやられました。多少物語性のある歌詞がはっきり聞き取れるのも良いね。
そしてそれと同じくらいヤバイのが12.「謳う丘 ~EXEC_HARVESTASYA/.~」。多重録音による壮大なコーラスが凄いことになっています。その後の歌メロも最高だし、先の読めないドラマティックな展開も最高。ちなみに、何を言ってるかよくわからない部分は全部オリジナル言語(!?)なのだそうです。
9.「うたかたの花」は聴けば聴くほど好きになるポップな曲。メロディはゆったりした癒し系で、サビメロがとにかく秀逸。彼女の一風変わった歌いまわしも最高です。
他にも、大地の鼓動的なものを感じさせる2.「金環食」エンヤっぽい3.「春告げ~Raggi Di Primavera~」6.「黎明~Aurora~」、これまたサビが秀逸でコーラスはアイヌ語な4.「まほろば」、チベット語で歌われているらしい7.「祈り~モンラム~」などなど素晴らしい曲のオンパレードです。

とりあえず「日本人にもこういうことしてる人がいたなんて!! しかも超ツボだわ」ってのが最初の感想。さらにその後どんどん引き込まれてしまいました。民族音楽調の曲が好きな人は是非どうぞ。たまにはこういう癒し系音楽もいいもんだねぇ。

オススメ度…90点

YOU TUBEで聴ける曲
うたかたの花

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[BAL-SAGOTH]
BAL SAGOTH「ATLANTIS ASCENDANT」



ブラックメタル界のラプソディーこと、バル・サゴスの五作目。2001年発表。「RPGゲームをメタルにしてみました」みたいなサウンドが特徴で、シンフォニックな装飾やらクサイメロディ展開やらがたっぷりと詰め込まれています。Voは呟き系語りヴォイスと、喚き系デスヴォイスを使い分ける感じ。サウンドと相成ってかなり不思議かつ独特な世界が出来上がっています。ちなみに今回のテーマは「宇宙」で、確かにそれっぽいサウンドです。

1.The Epsilon Exordiumはイントロなのですが、この時点でヤバイ。まさに宇宙への旅立ちです。シンフォニックで壮大で、「この後映画が始まるんじゃね?」って感じの期待感が高まる最高のイントロ。好きなイントロを挙げろといわれたら即答です。
そして続く2.Atlantis Ascendantがパパパーンと始まり、一気に疾走!! しかもメロディがファンタジック過ぎる!! 誰がどう聞いてもバル・サゴス以外の何者でもありません。
3.Draconis Albionensisはなんかノリノリな感じ。というかサウンドが思いっきり遊園地です。しかも明る過ぎるメロディに喚き声が何の違和感も無く溶け込んでるのが凄い。語りVoも絶好調で、何とも言えない胡散臭さを振りまき続けています。
4.Star-Maps Of The Ancient Cosmographersも疾走するドラムがいい感じ。メロディの方は相変わらず遊園地チックです。なんか前半部はディズニー映画とかで、「わー、お化けが出てきたぞ、逃げろー」的なシーンで使われてそう。
他には6.The Splendour Of A Thousand Sword Gleaming Beneath The Blazon Of The Hyperborean Empire(Part.III)(←曲名長すぎ)とか8.In Search Of The Lost Cities Of Antarcticaあたりがオススメかな。やはり全体を通して、メルヘンチックというかファンタジックというかアホっぽいというか…、なメロディが炸裂。もはやこれはバル・サゴスという一つのジャンルです。

このバンド、巷では「遊園地メタル」「メルヘンブラック」などといわれているようですが、まさしくその通りのサウンド。気になった人は是非とも一度トライしてみてください。ブラックメタルといっても、サウンドは全然邪悪じゃないですし、Voも独特なだけで強烈ではないので、あまり身構える必要は無いと思います。ちなみにこのアルバムは日本盤が出てます。

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[BLEEDING THROUGH]
BLEEDING THROUGH「THE TRUTH」



米国出身のメタルコアバンド、ブリーディング・スルーの四作目。2006年発表。デス色が結構強く、かなり過激でアグレッシヴなメタルコアをやっています。適度に挿入されるエモーショナルなクリーンヴォイスも良い感じのアクセントとなっており、かなりの完成度。

冒頭の1.For Love And Failingからアグレッシヴに爆走しまくり。サビのクリーンヴォイスがかなり良いです。ドラムのブラストも結構印象的。
5.Kill To Believeはこのアルバムで一番好きな曲。アグレッシヴな演奏と、エモーショナルなサビメロとのギャップがたまりません。疾走感も抜群で、思いっきり頭を触れます。
6.Dearly Dementedとか9.Tragedy Of Empty Streets11.Hollywood Prisonも疾走感抜群の曲。ヘヴィにザクザクと刻まれるギターリフがたまりません。
他には4.The Pain Killerとか12.The Truthもオススメかな。

ということでこのアルバム、メタルコアに更なるアグレッシヴさを求める人にオススメ。メタルコアと言うとどうしても曲が似通ってしまいますが、そんなことは関係無しのカッコ良さです。メタラーだけじゃなく、ラウド系のロックが好きな人なら普通に聴けるハズ。

オススメ度…84点

PV
Kill To Believe

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[人間椅子]
人間椅子「人間椅子」



日本のブラックサバスこと人間椅子の幻の0作目。彼らのデビューの契機となった番組、「いかすバンド天国」のレーベルから出た作品で、現在は入手不可。ただ、ネットオークション等では結構出回っているようです。1stに収録し直されている3曲、後にベスト盤に収録されている1曲、この作品でしか聴けない3曲の、計7曲です。1stに通じるおどろおどろしいサウンドが基調ですが、適度にポップなメロディセンスも随所で表れています。

1.人面瘡のギターリフがいきなり最高。おどろおどろしい感じもしますが、なんか妙に楽しいです。一度聴いたら脳内リピートされまくりの凄いリフです。歌いまわしも非常に人間椅子らしい感じで、「だらだらどろどろ血みどろじんめんそ~う♪」がこれまた印象に残りまくり。この曲は後にベスト盤にも収録されています。シングルも出てるのかな?
2.陰獣は思いっきりブラックサバス風なおどろおどろしい曲。前半のゆっくりなドロドロとした部分も好きですが、途中から疾走を始める部分も最高。リフとか歌い回しとかホント最高過ぎ。なんでこんなに良い曲なのに、このアルバムでしか聴けないんだろう。
4.猟奇が街にやってくるは歌メロが妙に頭に残る曲。歌詞のわりにメロディはなんかちょっと明るいです。「地獄を見せよう、猟奇を見せよう~♪」と口ずさみたくなってしまう感じ。これもこのアルバムにしか収録されてません。
5.神経症 I Love Youもこのアルバムにしか収録されていない曲。メロディが妙に明るいロックンロールです。これも普通に良い曲だなぁ。
3.りんごの泪,6.人間失格,7.桜の森の満開の下の三つは1stにも収録されている曲。どれも非常に人間椅子らしい曲です。1st収録の物とはちょっとVerが違っており、特に7はVoにエフェクトがかかっていてかなり良い感じ。

このCD、入手困難なくせにかなり素晴らしいです。1stとか初期の人間椅子が好きな人は何としても手に入れるべきでしょう。再発とかし直せばいいのに…。

オススメ度…87点

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[STRATOVARIUS]
STRATOVARIUS「VISIONS」



フィンランドのネオクラシカル系メロパワバンド、ストラトヴァリウスの6作目。1997年発表。某ネオクラ貴族に「あれはパクリですらない。同じなんだ」と文句を言われるほどのネオクラっぷりと、疾走感たっぷりのクサメロ、そしてKeyを使った議場に北欧らしいサウンドが実に魅力的です。ティモ・コティペルトのちょっとクセのあるハイトーンも圧巻。

とりあえず1.Black Diamondはメロパワ界屈指の名曲。イントロの美しいKeyメロでもう悶絶です。その後のドラマティックな展開も最高だし、曲全体を包み込む北欧っぽい雰囲気もヤバイ。サビのコーラスも良いなぁ。あと、曲の終わり方完璧。
5.Legionsは疾走感たっぷりのクサメロチューン。とにかくサビが最高で、聴いたら思わず一緒にと叫んでしまうはずです。さらにサビの最後が「兄ちゃん、そんな、虎いない~♪」という名空耳になってるのもたまらん(笑)
7.Holy Lightは疾走感たっぷりのネオクラ系インスト曲。キラキラしたKeyとギターの絡みが最高です。いったんスローになって再び疾走するのが良いね。興奮するわ。
9.Coming Homeは感動のバラード。ヤバイです。泣けます。ティモ・コティペルトの歌声がマジで切な過ぎ。「好きなメタルバラードを10個挙げろ」と言われたら絶対に入れると思います。このバンドのバラードは良い曲多いんだよなぁ。
他にも疾走系でサビが秀逸な3.Forever Freeや、疾走感はそこそこだけど歌メロが最高な8.Paradiseあたりがオススメです。

このアルバムはメロパワ系が好きならとりあえず抑えておきたい一枚。初心者でも聴きやすいので、ソナタ・アークティカあたりでメタルの世界に誘われた人は、次くらいに抑えてみるといいかも。もちろんバリバリのメタラーにもオススメです。

オススメ度…87点

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[じまんぐ]
サンホラ関連。

じまんぐ「じまんぐの世界~胎動~」



日本の幻想楽団サウンド・ホライズンのサポートメンバー、じまんぐ<Vo>のメジャーデビュー作。サンホラでは主に語りがメインで、その独特の声で多くのファンを虜にしてきた彼ですが、もちろんソロの方ではしっかり歌っています。サウンド的には普通のロックですが、あの独特の声が絶妙にマッチ。あの声が好きな人は即ノックアウトです。

1.「ヅゥーダーハレハレ」はひたすら曲名が繰り返され、そこに語りが乗るだけ。「え? ずっとこんな感じだったら困るんですけど…」って感じです。
そんな不安を一気に吹き飛ばすのが2.「ドクロマン」。80年代のポップ系ハードロックという感じで、かなりノリノリになれます。サビメロ自体がかなり頭に残る上に、一度聴いたら忘れられない独特な声なので、頭から離れなくなってヤバイ。さりげなくギターソロとかも入ってるし、普通に良い曲です。
5.「恋文」もなかなか良い曲。じまんぐ節が炸裂で、これもかなりノリが良いです。英語の発音が妙にそれっぽいのもたまらん。というかこの声最高。
他にはしっとり系のバラード7.「夕立ち過ぎの黄昏に」と、優しげなメロディが良い感じの9.「優雅な翼」も良いです。

収録曲9曲のうち3曲は語りですが、残りの曲の方は結構クオリティ高めでびっくり。特に2は普通に聴きまくりました。サンホラで彼の語り口調にノックアウトされた方々は一度聞いてみても良いかもしれません。"じまんがー"ならとりあえず抑えておきましょう。

オススメ度…81点

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[WITHIN TEMPTATION]
WITHIN TEMPTATION「ENTER」



今やシンフォゴシック界において重要な位置を占めているオランダのバンド、ウィズイン・テンプテーションの一作目。1997年発表。美麗なメロディと、壮大なシンフォアレンジがこのバンドの魅力ですが、この頃はまだ割りと普通のゴシックメタルです。でもまぁメロディのセンスはこの頃から秀逸ですし、シャロン<Vo/♀>の可憐な歌声も健在(ちょっと若々しい?)。現在の彼らと比べると劣ってしまうだけで、ゴシックメタルとしてはそれなりののクオリティを備えています。ただ、時々入るデス声が最近のファンには抵抗あるかも。

とりあえず1.Restlessはピアノのメロディだけで悶絶。そこにシャロンの癒し系Voがのるんだからもうたまりません。ゆーっくりとした曲調もさらに癒し度をアップ。一度聞くと「らいらいら~い、ららいらいら~い♪」が脳内リピートされまくります。
2.Enterはダークな雰囲気が漂う曲。これもゆーっくりとした曲ですが、メロディはかなり秀逸です。デス声が結構普通に入ってくるのが最近のファンにはダメかも。
8.Candlesは結構ヘヴィながらも幻想的な雰囲気の曲。これもやっぱりデス声が普通に登場します。個人的にはこういうデス声と女性Voの絡みは全然好きなんだけどねぇ。
他には3.Pearls Of Lightとか7.Bloodedが好きかな。

このアルバム、ゴシックメタルとして決して悪くはないです。でも2nd以降があまりにも凄すぎるからねぇ…。僕もこのアルバムはなんだかんだであんまり聞いてませんし。まぁとりあえず2nd以降を全部集めて、余力があれば手に入れてみましょう。

オススメ度…79点

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[HELLOWEEN]
HELLOWEEN 「MR.TORTURE」



ジャーマンメタル界の超大御所ハロウィンの、9作目「DARK RIDE」からの先行シングル。2000年発表。とりあえず収録曲は以下の通り。

1. Mr.Torture
2. If I Could Fly (Radio Mix)
3. Deliver Us From Temptation
4. If I Could Fry (Album Version)

1.Mr.Tortureはちょっとダークでカッコいい曲。ハロウィンの中でもかなり好きな方の曲ですが、これは普通にアルバムでも聴けます。
4.If I Could Fry(Album Version)はピアノの音色が物悲しいバラード。これもやはり良い曲ですが、アルバムにも収録されているので特にここでは触れません。
で、このシングルで一番注目なのは3.Deliver Us From Temptation。アルバム未収録曲なのにも関わらず、かなりカッコいいです。疾走感抜群でサビのコーラスも最高。結構アグレッシヴなのに親しみやすいってのも凄いし、さりげなくギターソロも秀逸。なんでこれをアルバムに入れないのさ? って感じの名曲です。

ということでこのシングル、3のためだけにでも買う価値はあります。時々中古屋で見かけるので、もし見かけたら是非。

オススメ度…84点

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[DARK LUNACY]
DARK LUNACY「THE DIARIST」



イタリアのメロデスバンド、ダーク・ルナシーの三作目。2006年発表。第二次世界大戦のレニングラード包囲戦をテーマとしたコンセプト作です。例え英語が理解できなくてもその重々しい雰囲気がひしひしと伝わってくるのが凄い。誰がどう聴いてもこの作品がテーマは「戦争」だということが即座に感じとれるはずです。全作までの売りだったらしい生弦楽の大胆導入はほとんどありませんが、そんな事は一切関係無しの圧倒的クオリティ。アグレッシヴさと重々しい雰囲気の絶妙の調和がホントたまりません。

1.Auroraはアグレッシヴなギターリフが最高な曲。重厚で悲しさすら漂うコーラスがヤバイです。絶妙のタイミングで出て来るんだもんなぁ、ホント。
5.Snowdriftsは前半が女性Voのゴシカルなパート、後半はデス声と女性Voの絡み合うアグレッシヴなパートです。とりあえず前半は美しすぎ。そしてピアノのメロディが切ないです。後半もメロディセンス抜群で、女性Voの使い方がかなり上手い。
7.On Memory's White Sleighは緩急の付け方が良い感じの曲。これも至る所でゴシカルな雰囲気が漂っていてかなり良い感じです。
10.Motherlandはロシアの軍歌を導入した曲。思いっきり軍歌なコーラスがかなり良いです。アグレッシヴなギターもたまらないし、適度なストリングスの音色もヤバイ。
他にも2.Play Dead3.Pulkovo Meridian,8.Heart Of Leningradなどオススメ曲がたっぷりです。

このアルバムはメロデス好きなら必聴。「アグレッシヴだけど、どことなくメロディアス」なサウンドが好きだったり、重々しい雰囲気のサウンドが好きな人は是非聴いてみましょう。

オススメ度…90点

YOU TUBEで聴ける音源
Heart of Leningrad(音のみ)

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[CHEAP TRICK]
CHEAP TRICK「LAP OF LUXURY」



米国シカゴ出身のハードロックバンド、チープ・トリックの11作目。1988年発表。ポップなメロディセンスが最大の特徴で、非常に親しみやすい軽快なサウンドを身上としています。トム・ピーターソンが脱退して以来ずっと低迷していた彼らですが、この作品でトムが復帰。そして人気の方も一気に復活しました。この作品から外部ライターを導入しており、いわゆる"売れ線"ではありますが、とにかく良い曲が揃いまくりです。

とりあえず3.The Flameが最高のバラード。全米No.1に輝き、彼らの人気復活の契機にもなった曲です。メロディがとにかく秀逸で、優しげなVoも曲にぴったり。心に染みる曲ってのはこういう曲のことを言うんだろうなぁ、って感じです。邦題は「永遠の愛の炎」。
1.Let Go2.No Mercy,5.Never Had A Lot To Lose,10.All Wound Upは軽快でノリの良いロック。アルバムの曲は全部良いですが、中でもこの辺りが特に好きです。爽やかで明るいサウンドがたまらん。
9.Ghost Town3に匹敵するようなバラード曲。これも最高過ぎです。特にサビに漂う切ない雰囲気はヤバイ。ゆったりとしたギターソロも泣かせるねぇ。
6.Don’t Be Cruelエルヴィス・プレスリーのカヴァーでこれも中々の出来。

ということでこのアルバム、ハードロック好きだけじゃなく全ての洋楽ファンにもオススメできる作品です。サウンド自体もあまりハードじゃないんで普通の人も全然聴けるはず。

オススメ度…86点

PV
The Flame

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[SINERGY]
SINERGY「SUICIDE BY MY SIDE」



シナジーはチルボドアレキシ・ライホ<G>の彼女(というか結婚してる。だけど別居中。それでも仲良し)であるキンバリー・ゴス<Vo>が率いるバンド。もちろんアレキシも参加しています。元々は、インフレイムスイエスパー<G>や、アーク・エネミーシャーリー・ダンジェロ<B>も参加したスーパーバンドでしたが、残念ながら現在は脱退。しかし、音楽性のほうは更なる進化を遂げてます。基本的に、メロデス的な曲にデスヴォイスではなく、キンバリーのパワフルな歌唱が乗るというスタンス。「コレ本当に女?」ってくらいパワフルです。

1.I Spit on Your Graveが最強のキラーチューン。とりあえず、アレキシの奏でるメロディアスなギターに悶絶。、キンバリーの歌唱も抜群に素晴らしい。イントロの、「カァ~、ペッ!!」というタン吐きも印象的です(ちなみにコレはアレキシによるもの)。
3.Violatedは疾走感溢れるリフがカッコ良過ぎな曲。終わり方がちょっと印象的かな。
7.Passage To The Fourth Worldは、アレキシとローぺによるギターソロが素敵な曲。リフもかなりカッコいい。
他には2.The Sin Tradeとか4.Me, Myself, My Enemyが好きかなぁ。タイトル曲の9. Suicide By My Sideも捨てがたい。
ちなみに11.The Number of The Beastアイアンメイデンのカヴァー。

このアルバムはかなりクールでカッコいいです。チルボドが好きな人はとりあえず聴いとくべきでしょう。「メロデスって、曲は好きなんだけどデスヴォイスがなぁ…」って人にはうってつけです。まぁ中には「キンバリーの声がダメ…」っていう人もいるかもしれませんが。
こないだまでBURRN!で連載されていたキンバリーのコラムを読んで気になった人も是非どうぞ(笑)

オススメ度…84点

PV
Suicide by my Side

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[FUNERIS NOCTURNUM]
FUNERIS NOCTURNUM
「PURE SATANIC BLASPHEMY」




フィンランドのサタニック・ファストブラックメタルバンド、フューネリス・ノクターナムの一作目。2000年発表。日本盤はたった500枚の限定発売だったそうです。「1stでこのクオリティ!?」という驚きが率直な感想。ドラムのブラストは尋常じゃない速さだし(特にバスドラはヤバイ)、Voの声もメチャクチャ凶暴&邪悪で凄い。しかもKeyの活躍とかで、ほんの微かにメロディアスさが加わってるのがまた良いんだよねぇ。さすが北欧って感じ。

1.Burying The Last Breath Of Christianityからいきなり凄い。メチャクチャ激烈なサウンドが嵐の様に過ぎ去っていきます。ってかドラムほんと速すぎ。緩急の付け方も良いし。Voの「ヘイル!! ヘイル!! ヘイル!! サァターーン!!」も強烈だなぁ。
3.Withering LifeはKeyの使い方が非常に良い。神秘的というかなんというか。勿論サウンドは基本的に暴走しまくってます。途中、静から動への移り変わりがヤバイ。
5.Pure Satanic Blasphemyは全てがヤバイ。ドラムもギターも、そしてVoも全部ぶっ飛んでます。マジで凶暴すぎ。まぁやっぱりドラムが抜群に凄いけど。もはや狂気です。しかもそれでちゃんと整合感があるから凄い。
7.Seitsemäs Porttiはもやっぱり疾走しまくりの凄い曲。始まってちょっとした部分のクラシカルなKeyがメチャクチャ良い感じです。しかもその直後に絶叫っていう(笑)
他にも4.Slay And Burnとか8.Three Steps Closer To The Truthとか全てが凄いです。

このアルバム、ひたすら速いブラックメタルが好きな人にオススメ。意外とメロディアスなので、初心者から次の段階へステップアップしたいような人にもオススメできます。何でこんな凄いアルバムの日本盤がたった500枚限定なのか不思議だわ。もっと出せよ、マジで。しかも今は解散しちゃってるのね…。

オススメ度…88点

オフィシャルとかも無いです…。

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[DIO]
DIO「THE LAST IN LINE」



抜群の歌唱力を誇るシンガー、ロニー・ジェイムス・ディオ率いるディオの二作目。1984年発表。八十年代ハードロックの魅力がたっぷり詰まったサウンドになっています。ディオ様の深みのある力強い歌声はホント圧倒的で、それを聞いているだけでお腹いっぱいになってしまう感じ。まさに"史上最強のヴォーカリスト"の称号が相応しいです。

1.We Rockは疾走感抜群の超名曲。ディオ数ある楽曲の中でもかなり人気の高い曲です。ロニーの歌唱も絶好調でホント鳥肌モノ。ギターリフもかっこいいし、ソロも良い感じだし文句のつけようが有りません。ベースラインがさりげなくメチャクチャ良い。
2.The Last In Lineは静かなイントロから一気に盛り上がる曲。ミドルテンポで、じっくり聞きこみたくなるような感じです。こういう曲だとロニーの歌声がますます映えるねぇ。
7.Mysteryはギターリフとかサビメロがかなりキャッチー。メロディアスなギターソロも良いです。曲全体から醸し出される雰囲気が最高だな。なんか楽しくなっちゃう感じ。
他には、疾走感が心地良い4.I Speed At Night6.Evil Eyes、曲名の通りエジプトっぽい雰囲気が漂う9.Egypt (The Chains Are On)あたりもオススメです。

このアルバム、とりあえず1がずば抜けてカッコいいので、それだけでも聴く価値があります。他の曲も中々良いし、ディオ様の歌声が好きなら文句無しに買いでしょう。

オススメ度…84点

PV
The Last In Line

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[KORPIKLAANI]
KORPIKLAANI「TERVASKANTO」



フィンランドの森の妖精軍団ことコルピクラーニの四作目。2007年発表。今回の邦題は「コルピと古の黒き賢者」です。「かなり民謡色の強いヴァイキングメタル」というのが彼らの特徴でしたが、今回も相変わらずのコルピ節が炸裂。ヴァイオリンや笛の音が鳴り響く楽しげな曲がたっぷり。今作の日本盤の帯に書かれたジャンルは<祭メタル>でしたが、まさにそんな感じのサウンドです。ちなみに歌詞はサーミ語という言語が中心。

1.Let's Drinkはヴァイオリンの音色が印象的な曲。相変わらず楽しげで、民謡っぷりが半端無いです。コンパクトにまとまっているのでとても聴きやすい。
2.Tervaskanto (Resinous Stump)はめっちゃノリノリな曲。笛の音色が素敵です。聴いてて楽しくなる感じ。このアルバムだったらこれが一番好きかな。
5.Liekkion Isku (The Revenge Of Liekkio)は疾走感が良い感じの曲。疾走感といっても爽やかな感じではなく、なんだか慌しい感じです(笑)。サビも好きだな。
他には8.Karhunkaatolaulu (Bear Hunt Song)も勢いがあってテンションの高い曲だし、9.Misty Fieldsのコーラスも良い感じ。インストの5.Running With Wolvesとか11.Nordic Feastもオススメです。このバンド、実はインストがかなり良いんだよねぇ。

この作品、「さすがに四作目ともなると、インパクトは無いよなぁ」というのが正直な感想です。飽きたわけでもないんだけど、うーん…。まぁ曲の出来自体は相変わらずのクオリティですし、もし初めて聴くアルバムがこれだったらもっと気分が盛り上がったとは思います。

オススメ度…81点

PV
Tervaskanto

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[SOUND HORIZON]
SOUND HORIZON 「少年は剣を…」



サウンドクリエイターRevo率いる幻想楽団、サウンド・ホライズンのマキシ・シングル。2006年発表。歌と語りによる物語形式の音楽が彼らの特徴。楽曲の完成度はかなり高く、クサいメロディや曲展開により、一部のメタルファンにも人気のなのだそうです。バンドのメンバーや人数は固定ではなく、作品に合わせて換えていくというスタンス。このシングルでは、FF10の「素敵だね」を歌ったりしていたRIKKIや、KAORIYUUKIREMIといった方々がボーカルとして参加しています。

1.終端の王と異世界の騎士からいきなり壮大な曲。男性語りが妙に男らしくてカッコいいです。笛の音色と全体的なメロディが良いね。インパクトはないけど結構クセになる感じ。KAORIのVoもインパクトはないけど普通に上手い。
2.緋色の風車はバラードチックなイントロで始まる曲。そして馬の嘶きと共に一気に疾走系です。緩急の付け方が良い感じだし、メロディもクサいし、弦楽器の音色も素敵。特に後半部が良いなぁ。この曲ではじまんぐの語りもしっかりと登場してます。
3.神々が愛した楽園は静かなバラード。癒し系の綺麗な曲で、メロディが中とても秀逸。こういう曲でRIKKIの歌声を聴くとFF10の「素敵だね」を思い出してしまいます(笑)

このシングル、曲自体は良い。凄く良い。でもあんまりサンホラっぽくはありません。語りも控え目だし、あの徹底的に物語りに拘った構成もちょっと物足りないし、なんか普通の歌って感じ。まぁシングルってことで3曲だけだから仕方がないのでしょう(笑)

オススメ度…79点

PV
終端の王と異世界の騎士

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[SOUND HORIZON]
SOUND HORIZON「CHRONICLE 2ND」



サウンドクリエイターRevoを中心とする日本の幻想楽団、サウンド・ホライズンの1st Story CDのリメイク盤。2004年発表。まぁリメイク盤と言っても、1st「CHRONICLE」は全てインストなので全くの別モノと言って問題ありません。「曲の中に語りをふんだんに織り込み、アルバムを通して一つの物語を作り上げる」と言うのが彼らのスタンスですが、このアルバムではそれがかなり顕著に表れています。「黒の予言書とそこに記された歴史」にまつわる物語が全21曲で壮大に展開されており、アルバムの半分くらいを語りが占め、まさに聴くRPGと言った感じ。曲の方はクサメロ満載で、結構メタラーにアピールするような部分も多いです。メインVoはAramaryという女性で、透き通るようなハイトーンが凄い。ボイス担当Jimangの独特な声と語り口調も聴き所です。

とりあえず1.黒の予言書が最高。最初の一分くらいは語りですが、その後のメロディがヤバイです。クサいです。疾走感も爽快。サビが「Ark」っぽい感じで最高だし、二回目のサビの前も好き。Aramaryの歌声は最初抵抗あったけど、慣れるとかなり好きになるかも。語りではJimangの名ゼリフ「ルキアよ、私は悲しい・・・」が聴けます(笑)
4.アーベルジュの戦いはインストだけどかなりカッコいい。なんか勇壮な感じです。2分しかないけど、もっと長ければいいのに。これ聴くとRPGがやりたくなるな。
7~10.聖戦と死神は全部で15分を超える組曲的な曲。これもかなりRPGっぽくてカッコ良く、壮大に物語が展開されていきます。語りも多いけど逆にそれが面白い。
13.沈んだ歌姫はイタリア語を織り交ぜた面白い曲。流れるように滑らかな歌メロが超ツボです。特に前半がヤバイ。巻き舌最高!!
15.碧い眼の海賊Aramaryの語りがぶっ飛んでる曲。ファンは要チェックです(?)。「こっちは海の鬼女だっつーの」「このウェンディ様を、なめんじゃなーいよぅ?」「ふーねーをーだーしーなーさーい」など、冷静に聴くとちょっと(かなり?)恥ずかしい。
そして18.書の魔獣はかなりのキラーチューン!! 普通の人は「ハーハッハッハッハ!!」という笑い声でいきなり引くかもしれませんが、その後は思いっきりメロスピです。Keyもキラキラ。サビよりも、途中のAramaryJimangの2人で歌うパートのメロディが良いな。後半は語りですが、また「ルキアよ、私は悲しい」が再び聴け登場(笑)。
他の曲もかなり全体的に良い感じですし、1順番に聴いていけば物語として楽しむことも出来ます。というかそれが一番の魅力です。まぁかなり難解なので、一回じゃ絶対に把握できませんけど(笑)。じっくり何度もどうぞ。

このアルバム、語りがメチャクチャ多いですし、オタクっぽさも全開なので、かなり好き嫌いがはっきりすると思います。ですが、逆にハマると抜けられなくなるくらい中毒性も高い。個人的には思いっきりハマりました。このアルバムはかなり良いのですが、現在入手が難しいのが難点。とりあえず現在普通に入手できる「ELYSION -楽園幻想物語組曲-」を試してから、こっちを頑張って探した方が良いかも。

オススメ度…88点

YOU TUBEで聴ける音源
書の魔獣(なんかアニメにくっつけてある。PVではない)

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[MORBID ANGEL]
MORBID ANGEL「DOMINATION」



米国フロリダ州出身のブルータル・デスメタルバンド、モービッド・エンジェルの四作目。1995年発表。ピート・サンドバルの超人的なドラミングと、アグレッシヴながらも非常にドロドロとしたサウンドが特徴です。速いだけではなく、ジワジワと押し潰されるかのようなヘヴィさも兼ね揃えており、「暗黒」という言葉がまさにぴったり。デヴィッド・ヴィンセント<Vo,B>の咆哮も迫力満点で、まさにデスメタル界の帝王の名に相応しい作品です。

1.Dominateのイントロからいきなり強烈。ヘヴィで邪悪なギターリフが炸裂しています。そしてさらにピートの超絶ブラストまで加わって手がつけられない状態に。ギターソロもメチャクチャ不穏な空気を醸し出していて最高にクールです。ダークさもヤバイ。
11.Hateworkは荘厳でひたすら邪悪な曲。速さは皆無ですが、とにかく恐い。ブラックメタルとはまた違った不気味さを持っています。デイヴィッドも迫力満点!!
他の曲もメチャクチャダークでヘヴィな曲ばかり。中でも3.Eyes To See, Ears To Hear6.Dawn Of The Angry7.This Means Warあたりがかなり好きかな。どれもギターリフがひたすら邪悪かつ狂気的で、ピートのブラストがヤバイです。
あと、9.Dreamingが個人的にかなり好き。曲と曲の間を繋ぐ2分程度のインストなのですが、メチャクチャ不気味です。なんか不思議な気持ちに慣れます。

僕はこのアルバムが真性デスの初体験だったのですが、始めて聞いたときはかなり衝撃を受けました。邪悪なリフの渦に巻き込まれたい人にオススメです。

オススメ度…87点

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[HIM]
HIM「GREATEST LOVESONGS Vol.666」



フィンランド出身のゴシックメタルバンド、ヒムの一作目。1997年発表。ダークかつメランコリックなサウンドが彼らの特徴です。ヴィレヴァロの甘美な歌声も最高で、哀愁漂う楽曲と絶妙にマッチ。彼らが自身の音楽性を表現した「ラヴ・メタル」という言葉がまさにぴったりです。女性ファンがやたら多いそうですが、男性にも普通にオススメ。

まず1.Your Sweet Six Six Sixがヤバイ。メランコリックさが半端無いです。適度にダークなメロディと、ヴィレのセクシーな歌声との絡みも最高。
5.It's All Tears (Drown In This Love)はかなりヘヴィで、不思議なグルーヴ感に包まれた曲。低音ヴォーカルがかなり印象に残ります。
6.When Love And Death Embraceはゆったりとした曲。哀愁たっぷりで癒し系な感じです。Keyが非常に良い感じで、北欧っぽい綺麗なメロディがたまりません。
他には2.Wicked Game3.The Heartless8.(Don't Fear) The Reaperあたりがオススメかな。どれも中々の佳曲です。

このファーストアルバムは、現在と比べてちょっとダークな曲が多いかも。良い曲が結構多いので、デビュー作だからといって侮れません。特に1は絶対に聴いておくべきなので、HIMの他のアルバムが気に入った人は是非。

オススメ度…83点

PV
When Love And Death Embrace
Wicked Game

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[AMORPHIS]
AMORPHIS「ELEGY」



アモルフィスはフィンランド出身のメロディックデスメタルバンド。ですが、Voがデス声なだけで、他は普通のメロデスとはちょっと違います。スピードは無いですが、深みのある美しいメロディが特徴で、泣きメロも満載!このアルバムは1996年の三作目。

9.Elegyが素晴らしすぎ。美しいピアノのイントロが最高です。その後、クリーンなVoが入り、さらにデス声に変わるのだが、この対比が本当に素晴らしい。この曲ならデス声がダメな人も聴けるのではないだろうか。
4.On Rich And Poorはメロディが超カッコいい曲。しかしやっぱり普通のメロデスとは異なる雰囲気が出ている。泣きのギターも満載です。
10.Reliefはインストゥルメンタルだが、泣きメロがヤバイ。この素晴らしさは感動ものです。
後は2.Against Widowsも好きだな。これもイントロが最高。

他の曲もヤバイです。普通のメロデスに飽きた方や、泣きメロ大好きな方は是非どうぞ。
ちなみにアモルフィスは、BURRN!の「ヴァイキングメタル特集」に二作目が紹介されてました。なのでヴァイキングが好きな人も聴いてみたらいいかも?

オススメ度…96点

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[KING CRIMSON]
KING CRIMSON
「IN THE COURT OF THE CRIMSON KING」


ぬおー

イギリスのプログレッシブ・ロックバンド、キング・クリムゾンの記念すべきデビュー作。1969年発表。「これを聴かずにロックは語れない」というくらいの究極の名盤です。ロックだけではなく、クラシックやジャズなどのありとあらゆるジャンルを取り入れたサウンドが特徴で、抽象的かつ神秘的な歌詞と相成って深遠な音世界を構築しています。複雑ながらも決して聴きにくくは無く、万人受けするようなサウンドとして完成されているのが凄い。

1.21st Century Schizoid Man Including Mirrorsはこのアルバムの中でも一番人気の高い曲。ロックとジャズを融合させたサウンドが実に革新的です。緩急の付け方も最高で、途中のインストパートが特にヤバイ。邦題は元々「21世紀の精神異常者」でしたが、今は「21世紀のスキッツォイド・マン」に変更されているのだとか。
2.I Talk To The Windはふんわりとした静かな曲。浮遊感漂う不思議なサウンドがとにかく最高です。癒し系の囁きVoも最高だし、哀愁漂うフルートの音色も最高。ってかもうマジ全部最高。目をつぶってじっくりと聴きたくなるような曲です。
3.Epitaph Including March For No Reason And Tomorrow And Tomorrowは個人的に一番好きな曲。渋くて暗くて哀愁漂いまくりなメロディに終始悶絶しっぱなしです。「泣ける曲」ってのはこういうのを言うのでしょう。メロトロンの幻想的なサウンドも最高で、徐々にその音がでかくなる部分の不気味さがたまらん。
4.Moonchild Including The Dream And The Illusionはこのアルバムの中でも一番長い曲。他の曲があまりにも素晴らしすぎるだけにちょっと地味な印象もありますが、これも中々良いです。静かでちょっと神秘的な感じ。
5.The Court Of The Crimson King Including The Return Of The Fire Witch And The Dance Of The Puppetsはアルバムの最後を締めるに相応しい名曲。メロディや醸し出す雰囲気など全てが素晴らしい不朽の名曲ですが、中でも曲構成が凄い。この曲のメロトロンの音色もいいなぁ。

この作品、ロック好きならとりあえず一度は聴いておくべき一枚でしょう。こんな凄い作品30年以上も前に出ていたと言うのが信じられません。音質云々を超越した魅力がたっぷりと詰まっているので、「古いロックはちょっと…」って人にも聞いてもらいたいな…。

オススメ度…97点

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