EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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[ASSASSIN]
ASSASSIN「INTERSTELLAR EXPERIENCE」



ドイツのスラッシュメタルバンド、アサシンの二作目。1988年発表。とにかく勢い重視のサウンドが特徴で、「とりあえず高速でリフ刻んどけば文句ねぇだろ?」という感じの猪突猛進型のリフが実に痛快です。B級っぽい雰囲気もプンプン漂っていますが、そこはご愛嬌ということで。8曲目だけがやたら有名ですが、他もなかなか良曲揃いです。

そしてその8曲目というのが8.Baka。曲名だけで名曲オーラが出まくりですが(?)、実際にもスピード感抜群&クールなリフのキラーチューンです。ただ、「ジャーンジャーンジャンジャン、ジャンジャンジャンジャン!! 『バカッ!!』」はどう考えてもネタにしか聞こえません。まぁ笑える上にカッコいいのは良い事なんだけどね。
1.Abstract Warも突撃型のリフがカッコいい曲。ギターソロがスレイヤーを彷彿とさせるような切れ味鋭い感じでかなりクールです。
続く2.A.G.D.3.A Message To Surviveも疾走感抜群の曲。「スラッシュメタルってのは速けりゃ速いほど良いんだよぉぉぉーーーー!!」って感じの暴走気味なサウンドがたまりません。もう頭を一心不乱に振り続けるしかないね。
4.Pipelineベンチャーズのカヴァー。そういえばアンスラックスもやってましたね。さりげなくカッコいいんだよなぁ、この曲。
他の曲も「とにかくスピード命!!」見たいな感じで全体的に良い感じです。

ということでこのバンド、8のせいでネタバンド的なイメージも付いてしまっていたりしますが、実は結構普通にカッコいいです。ジャーマンスラッシュが好きなら聞いてみても良いのではないでしょうか。

オススメ度…83点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[陰陽座]
陰陽座「魔王戴天」



日本が誇る妖怪ヘヴィメタルバンド、陰陽座の7作目。2007年発表。作品ごとに少しずつ音楽性が変化している彼らですが、今作は思いっきり瞬火<B,Vo>色に染まった作品となっています。メタル度がグッと増し、個々の演奏技術も向上。そして何よりアルバム全体を通して見た楽曲の充実度がさらに強力になっているのが凄いです。前作で最大の問題であった音質の面が改善されているのも嬉しい限り。

緊張感のあるイントロ1.序曲から続く2.魔王が最高。黒猫の明るくパワフルな歌声と、ダークかつヘヴィなサウンドのコントラストが非常に良い感じです。途中で変拍子的に展開して妖怪メタルっぷりを発揮するところや、随所に顔を出す和の旋律もたまらん。
2.黒衣の天女は先行シングルとなった曲。単体だと「まぁ悪くは無いけど新鮮味に欠けるよね」という感じだったのですが、魔王からの流れだと印象がガラッと変わります。音源が変わってるんじゃないかと思って確認してしまったくらい。普通に良いわ。
4.不倶戴天はスラッシなリフが最高な曲。それなのに歌メロはかなりメロディアスってのもたまりません。和のツインギターも中々良い味出してるんじゃないでしょうか。
5.覇道忍法帖はこのアルバムのハイライトその2。全体的な展開も最高ですし、ラストの瞬火ヴォーカルに黒猫のソプラノがかぶさる部分が特に良いです。忍法帳シリーズには元々瞬火自陣が色んな制約を課しており、作品ごとにそれが少しずつ減らされていたようですが、今回は「Voは黒猫のみ」の制約が解除された模様。あとは狩姦の忍法ギターソロとかも無いね。今までの忍法帳シリーズとは全然違いますが、普通に良いわ。
6.ひょうすべは恒例のお祭りソング。今回はこんなところに位置しています。サビでの黒猫の歌い回しがかなり印象的で、一度聴いたらしばらく頭から離れません。リフもヘヴィでさりげなく良いですし、歴代お祭りソングの中でもかなり上位に入るのではないかと。
7.大頚はおどろおどろしいリフが印象的な、妖怪メタルっぷり炸裂な曲。全体を包み込むドゥーミーでダークなサウンドがたまりません。雰囲気満点の黒猫パートもGood。
8.骸はこのアルバムのハイライトその3。ヘヴィでアグレッシヴなリフが炸裂するスラッシュチューンです。「悪路王」とか「卍」みたいな感じ。瞬火の力いっぱいのシャウトも良いですが、やっぱり黒猫パートがたまらん。ただのスラッシュで終わらないのが陰陽座の凄い所。
9.接吻はバラード。他の曲に比べるとインパクトは無いですが、普通に良いです。
10.生きることとみつけたりだけは個人的にハズレ。ごめんなさい。なんか普通のJ-Rockっぽい感じがして…。あんま聴いたこと無いけどバンプ・オブ・チキンあたりを思い出してしまいました。あとはこの曲、Voが完璧に瞬火メイン。「黒猫歌ってない曲って初めてじゃね?」と思ったのですが、サビの後ろでハモってるのは一応黒猫なのだとか。

以上、ついつい長々と書いてしまいましたが、とにかくこの作品はかなり良いです。10曲43分という長さも適度ですし、即効性も高いうえに一曲一曲が濃ゆいのでじっくりと楽しめることができます。「瞬火が出しゃばり過ぎだろ」とか「あと数曲欲しいよ」という意見もチラホラあるようですが、個人的には現段階での最高傑作という認識。まぁファンなら買っても絶対に後悔はしないハズです。

オススメ度…91点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[FAIR WARNING]
FAIR WARNING「BROTHER'S KEEPER」



フェア・ウォーニングはドイツのバンド。メロディアス・ハードというジャンルを語る際には欠かせない存在です。とにかく美しいメロディが最大の特徴で、時に漂うわずかな哀愁がさらに楽曲を素晴らしい物に仕立て上げています。彼らは一度解散してしまったのですが、ついこないだオリジナルメンバーで復活!!残念ながらアンディ・マレツェク<G>だけは参加していませんが、まぁ彼にはラスト・オータムズ・ドリームがありますからね。ということでこのアルバムは彼らの再結成第一弾となる5作目。2006年発表。

1.Don't Keep Me Waitingは先行シングルにもなった曲で、これぞフェア・ウォーニング!!といった感じの素晴らしい曲。トミー・ハート<Vo>の伸びやかな歌声が素晴らしく、サビメロがホント素晴らしいです。聴いていると心が安らぎますね。
2.Tell Me Liesもなかなか良い曲。ヘルゲ・エンゲルゲ<G>によるギターソロが素晴らしい。
4.Wasted Timeもゆったりとした曲で、聴いてて癒される感じです。
6.Generation Jediはサビが凄くいい感じで、ホント最高の曲です。途中でラップ風のVoが入るなど、なにやら新しい試みがなされていますが、「まぁいいんじゃない?」という程度の物です。というか「Jedi」って「ジェダイ」って読むんですね。英和辞典には載ってないけど。
他には8.All Of My Loveとか10.The Cryあたりが好きかな。12.Push Me Onの後に7分ほどの無音を経て何かが入っていますが、これは意味がよくわからん。iPodに入れるときに迷惑…。

このアルバムは、過去の名作達を超えるほどではないですが、なかなかクオリティの高い作品です。きっとファンなら素直に受け入れられるでしょう。美しいメロディに酔いしれたい人は是非このバンドを聞いてみて下さい。

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[SIGH]
SIGH「HANGMAN'S HYMN」



世界的に活躍する日本出身のシンフォニック・ブラックメタルバンド、サイの7作目。2007年発表。ふんだんに取り入れられた壮大なオーケストレーションがとにかく凄いです。シンフォニックさだけならBAL-SAGOTHと比べたくなる感じ。ただ、曲の方は別にファンタジックだったりはせず、疾走感抜群のスラッシュ寄り爆走ブラックメタルです。Voは「なんか日本人がデス声出すとこうなるよね」ってタイプ。ブラステをほんの少しだけ凶暴にした感じです。アルバム構成は1~3でAct1、4~7でAct2、8~10でAct3で、残りはボートラ。

1.Introitus/Kyrieは出だしから爆走しまくり。イントロ無しでいきなりシャウトです。シンフォニックな装飾がクラシックの激しいパートみたいな感じで最高。
2.Inked In Bloodもシンフォニックさがヤバイ。そして怪しいヘンテコヴォイスのコーラスがたまらなくツボです。超印象に残る感じ。一度聴いたら頭から離れません。
3.Me-Devilはイントロのオーケストラ・サウンドがかなり勇壮。聴いてると拳を振り上げたくなります。そしてそのパートにそのまま歌詞をのせたコーラスも最高で、これもやっぱり頭から離れません。1~3を総合してAct1が一番好きだな。ヤバ過ぎ。
Act2の始まりである4.Dies Irae/The Master Maliceは「Dies Irae」の借用から一気にブラックサウンドに雪崩れ込む曲。これもやっぱり壮大過ぎです。
6.Death With Dishonorはこれまたメロが勇壮。邪悪な雰囲気と明るいメロデス風味のメロの融合が最高です。あまりにもカッコ良過ぎて自然とヘドバンしたくなるわ。
Act3に入るとさらに壮大さが増して来ており、そして同時に凶暴さも増しています。特に10.Finale: Hangman's Hymn/In Paradisum/Das Endeは展開がかなり素晴らしく、アルバムの最後を飾るに相応しい曲です。

僕の稚拙な文章だとこの作品の魅力が半分も伝えきれないのですが、これはとにかく凄い!! 「こういうバンドが日本にもいたのかぁ」と、心の底から感心してしまいました。シンフォ系ブラックが好きな人は是非どうぞ。ひょっとしたらデス声OKなシンフォニックメタル好きにもアピールするかもしれません。

オススメ度…94点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[ROB ZOMBIE]
ROB ZOMBIE「EDUCATED HORSES」



ホラー映画の制作なども手がける元ホワイトゾンビのヴォーカリスト、ロブ・ゾンビのソロ3作目。2006年発表。ノリノリでダンサブルなインダストリアルサウンドが彼の音楽の特徴でしたが、今作では随分と大人しくなってしまいました。独特のリズム感などは残っているのですが、そこまでテンションが高くない感じ。まぁ独特の歌声も残ってるし、陽気なゾンビって感じの雰囲気(?)も健在なので、彼らしいと言えばらしいんですけどね。

7.Let It All Bleed Outが今までの作品の雰囲気が残っている曲。かなりノリノリで、自然と体が縦に揺れてしまいます。マジでこれは普通に最高。
3.Foxy, Foxyも個人的には結構好き。ノリの良いリズムがやっぱり魅力的です。歌メロが良い感じで、サビが一緒に口ずさめそうなのもポイント。
5.The Scorpion Sleepsはかなり陽気な感じにノリノリな曲。ノリ重視のオールドロックって感じです。まぁ声が独特だから勿論普通とは一風変わった雰囲気ではあるけど。
他の曲はまぁまぁって感じで、2.American Witchがちょっと好きなくらいかな。

個人的には彼のやたらテンション高いサウンドがのが好きだったので、この作品はまぁまぁという印象です。おどろおどろしさが減ってただダークなだけになってしまった気もしますし…。まぁ逆に聴きやすくなったと言えるのかもしれませんけどね。

オススメ度…80点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[RED WINE]
RED WINE「SUENOS Y LOCURA」



スペインのメロディック・パワーメタルバンド、レッド・ワインの三作目。2003年発表。歌詞が母国語ということもあり、日本盤は当然のごとく出ていませんが、ハロウィントリビュートに参加していたので名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。まぁ知名度はその程度だとしても、実力自体は演奏・歌唱力ともになかなかの物。サウンドの方はとにかくメロディがクサクサで、スペイン語の響きと相成って絶妙のクサさを発散しまくっています。

とりあえず11.Kill Me In Dreamsがかなりのキラーチューン。クサメロを振り撒きながら疾走しまくっています。なんとも言えないB級っぽさもポイント。あと、高音部分の声がなんか好きだわ。良く聞かないとスペイン語に聞こえるけど、歌詞はこの曲だけ英語。
4.Llantos De Otra Realidadもかなりのキラーチューン。クサクサ疾走メロディとキラキラKeyのスペシャルコンボに悶絶です。なんか雰囲気的にはかなりダーク・ムーアっぽいな。サビとか特に。まぁ同郷だし似てくるのも納得でしょうか。
9.Alma Libreもメロディがクサクサの疾走チューン。ギターリフがかなり良い感じです。そして何よりもサビのコーラスに漂うスパニッシュな哀愁がたまらん!!
他には2.Renacer3.Pesadilla7.Rosa De Metalあたりもオススメかな。

ということでこの作品、クサメロ好きの方には普通にオススメです。特に、僕みたいに「英語以外の言語で歌ってるメタルが好きなんだよねー」という変わった趣味の方は速攻でゲットしましょう。

オススメ度…85点

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[APOCALYPTICA]
APOCALYPTICA「APOCALYPTICA」



フィンランドのチェロ3人組、アポカリプティカの5作目。2005年発表。元々はチェロ4人組でしたが、現在は1人抜けてトリオに。そしてこのアルバムからはドラム奏者も加わるようになりました。メタリカのカヴァーアルバムでデビューした彼らですが、現在では普通に自作曲をやっています。チェロ3人+ドラムと言う編成ながらやっていることは完全にメタル。「チェロってこんなヘヴィな音出せんの!?」という感じで、そこらのバンドよりもずっとヘヴィなサウンドを響かせています。基本的にはインストですが、数曲にはゲストVoが参加。

とりあえずゲストVoにザ・ラスマスラウリ・ヨーネンを迎えた1.Life Burns!がヤバイ!! 「さすがにこれはチェロじゃねぇだろ!?」ってぐらい歪ませたヘヴィなサウンドと、疾走する哀メロ、そしてそれにラウリのあま~い歌声が乗るんですからもうまりません。マジ反則。
3.Distractionもかなりヘヴィな曲。ただ、これはちゃんとチェロっぽさが残っています。メインのメロディをなぞるチェロが奏でる切ない哀メロがたまりません。もちろんバックの掻き毟るかのようなヘヴィなチェロも最高。
4.BittersweetラスマスラウリHIMヴィレ・ヴァロが参加の切ないバラード。この2人が揃って良くないはずがありません。ダークな雰囲気とヴィレの声がぴったりマッチしており、そこにラウリの甘い歌声が花を添えている感じ。やべぇ、泣けるわ。
他の曲も全部かなり良い感じで、このバンドの奏でるサウンドが好きなら絶対に満足できるような曲ばかり。個人的には6.Fisheyeとか8.Fatal Errorあたりが特にオススメ。

このバンド、とりあえずインストがオッケーな人には是非聞いてみてもらいたいです。「えー、チェロでメタルってわけわかんねぇよ」って人はとりあえずチャレンジ!! あと、ラスマス好きならば一曲目が必聴です。

オススメ度…87点

PV
Life Burns
Bittersweet

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テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

[DEICIDE]
DEICIDE「STENCH OF REDEMPTION 」



米国フロリダ州出身のアンチクライスト・デスメタルバンド、ディーサイドの8作目。2006年発表。「神殺し」というバンド名を掲げ、徹底的に反キリストを標榜しているため、爆破テロを受けたりキリスト教団体などから攻撃を受けたりしたこともあるのだそうです…。音楽性のほうはスラッシュメタルをさらに過激にしたような、典型的なデスメタルサウンド。この作品では従来よりもメロディアスさが増しており、至る所に耳を惹くフレーズが盛り込まれています。グレン・ベントン<Vo,B>の迫力あり過ぎのデスヴォイスも凄い。

1.The Strench Of Redemptionからいきなり超アグレッシヴ。グレン・ベントンの声がとにかく強烈で、「ドスが利いた声」という表現では生温過ぎる物凄いデスヴォイスを吐き出しています。演奏の方も素晴らしく、ヘヴィなリフがぐぉーーーっと迫って来たかと思えば、突然メロディアスなソロが挿入されたりと、聞いてて全く飽きません。
個人的に一番好きなのは4.Crucified For The Innocence。やっぱり基本的には相当ブルータルかつアグレッシヴなのですが、サビ(?)と思われる部分のメロディアスさ具合が半端ありません。華麗というかなんというか、とにかく凄い。マジで鳥肌モノのカッコ良さ。メロデスではなくてあくまで曲自体はデスメタルな所がポイントです。
他の曲も全てが気合の入った高速デスメタルチューンで、捨て曲は一切無しです。ホント全ての曲が凄すぎて、選ぶのが難しいくらい。敢えて選ぶとすると、2.Death To Jesusとか6.Homage For Satanとか9.The Lords Seditionとかかなぁ。
ちなみに10.Black Nightはなんとディープ・パープルの名曲のカヴァーですが、当然の如くデスメタルVerになってます。スピード上がりすぎ&アグレッシヴになり過ぎで、普通にブラストとかしまくってますが、ちゃんと原曲だとわかります。しかもめちゃくちゃカッコいい。

ということでこのアルバム、デスメタルの中でもかなりの名盤。デス好きならば必聴です。過激さの中に華麗さを求める人は是非。

オススメ度…90点

PV
Homage for Satan

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[HELLOWEEN]
HELLOWEEN「THE DARK RIDE」



ジャーマンメタル界の重鎮、ハロウィンの9作目。2000年発表。いつになくダークかつヘヴィでモダンな雰囲気が漂っています。ただ、全てが実験的なサウンドになっているかというとそうでもなく、思いっきりハロウィンっぽい曲もちゃんと健在。"ハロウィンらしさ"の薄い曲でも普通に良い曲が多いです。キスクが歌っていた時代とはまた一味違った、アンディ時代ならではのサウンドが楽しめる一枚です。

2.All Over The Nationsは思いっきりジャーマンメタル的な疾走曲。明るくてクサクサなメロディが非常にいい感じで、サビのコーラスが最高。やっぱハロウィンはサビメロが良いなぁ。最後の「ギターソロ→再びサビ」の部分が最高。
3.Mr.Tortureは後期ハロウィンを代表する一曲。ヘヴィなリフがザクザクと刻まれるヘヴィな曲ですが、サビに入るとパーッと明るくなって、「さすがハロウィン!!」という感じの親しみやすい歌メロになります。変拍子気味のどらむとか、弾きまくりのギターソロも良い。
5.Mirror Mirrorはかなりヘヴィでダークな曲。アンディの声もちょっとダーティーで邪悪さが増しており、良い感じの雰囲気になっています。サビの「みぃらぁ、みぃらぁ、おんざぁうぉぅる♪」はついつい一緒に口ずさみたくなってしまいます。
6.If I Could Flyはピアノの音が切ないパワーバラード。リフはかなりヘヴィなのですが、メロディがとにかくメランコリックでやるせないです。アンディの声が曲と絶妙にマッチ。
7.Salvation1同様非常にジャーマンメタルっぽい疾走曲。ツーバスドコドコです。これもやっぱり明るいサビのコーラスが最高。
他には、ダークなリフが印象的な9.I Live For Your Pain、サビが秀逸な10.We Damn The Night、切ないバラード11.Immortalあたりがオススメです。

ということでこのアルバム、実はさりげなく良曲だらけだったりします。「こんなモダンなハロウィンは聴きたくない!!」という人もいるかもしれません、個人的には全然アリ。普通に良い作品だと思います。

オススメ度…87点

PV
If I Could Fly

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[LIV KRISTINE]
LIV KRISTINE「ENTER MY RELIGION」



シアター・オブ・トラジェディー、そして現在はリーヴス・アイズで活躍する女性ヴォーカリスト、リヴ・クリスティンのソロ2作目。2006年発表。多少ゴシカルな雰囲気はありますが、メタル的な要素はかなり薄いです。楽曲自体はかなり幻想的で癒し系なサウンド。そこにさらにリヴのエンジェリック・ヴォイスが乗るんだからもうたまりません。

1.Over The Moonは幻想的なイントロがヤバイ。歌メロもかなり秀逸で、特にふわふわとした浮遊感のあるサビが最高です。リヴのクリアな癒し系ヴォイスもとにかく良い。なんかとふんわりと優しく包み込まれるような感じ。
2.Fake A Smileは哀愁漂うメロディが最高。ちょっぴり憂いを含んだ感じのVoもとても良いです。これも癒しだなぁ。
6.Trapped In Your Labyrinthはロック度が増して普通にちょっとゴシックメタルっぽくなっている曲。リヴの歌声はやっぱりこういう曲にもぴったりだわ。
11.You Take Me Higherは「えー?」って感じのダンサブルなポップチューン。イメージと全然合いわないんだけど、なんか良いです(笑)。特に早口Voのとこが最高。
他には4.My Revelationあたりもオススメかな。

ということでこの作品、メタルリスナーの人はどう感じるのか微妙なところですが、個人的には結構普通に好き。シアター・オブ・トラジェディーとかリーヴス・アイズでのリヴの歌声が好きな人は試してみてもいいかもしれません。

オススメ度…85点

PV
Fake A Smile

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[DIE APOKALYPTISCHEN REITER]
DIE APOKALYPTISCHEN REITER
「HAVE A NICE TRIP」




ドイツのヘンテコ・メロデスバンド、ディー・アポカリプティシェン・ライターの4作目。一応メロデスと書きましたが、デス声じゃない曲も多いですし、ジャンル分け不能の個性的かつヘンテコな音楽性を身上としています。突然民謡調になったり、勇壮になったり、デス声出してみたり、メタルとは無縁そうな楽器が出てきたりと、とにかくめぐるましく展開するのですが、その全てがカッコ良い。一度ハマったら抜け出せない強烈なのクセの強さです。

1.Vier Reiter Stehen Bereitはかなりメロデスっぽい感じ。結構アグレッシヴですが、途中で綺麗なピアノの音色挟み込まれたりして「おっ」となります。
3.Sehnsuchtは出だしの哀愁溢れるメロディが最高。哀愁と言っても、なんかかなり男らしい感じです。その後はヘンテコな民謡風メロディが入ってきてノリノリに。で、また哀愁フレーズへ。そしてまた民謡風…。う~ん、たまらん。
5.We Will Never Dieはメロディがやたら男らしい曲。アコギバックの出だしから一気に盛り上がる部分で悶絶です。そして何よりも印象的なのがヘンテコなコーラス。なんかバックの変な声が妙に印象に残ります。ギターソロもさりげなくめちゃくちゃカッコ良い。
6.Baila Conmigoはサックスやトロンボーン等で不思議なムードが漂う曲。これもやはり相当クセになるメロディです。なんかよくわかんないけどとにかく良い!!
7.Ride Onは個人的にかなりのキラーチューン。やたら勇壮なメロディ、レインボーを彷彿とさせるKey、自然にノッてしまう曲調など、その全てが最高です。「ライドン!!」と思わず一緒に叫びたくなる感じ。
9.Kommもかなりノリノリになれる曲調で、Keyの音色がこれまた良い感じです。彼らにしか作り出せない独特のメロディがホントたまりません。
他にはやっぱり勇壮な8.Du Kleiner Wichtとか、東洋風のメロディが印象的な11.Fatimaあたりがオススメかな。

ということでこのアルバム、一度クセになると中々抜け出せません。普通とは一味違うメタルが聴きたい方は是非チャレンジしてみましょう。メタル専門のCD屋に置いてあるかどうかすら怪しいので(時々中古でみかけるけど)、ネットで注文するなり何なりでどうぞ(笑)

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[EUROPE]
EUROPE「WINGS OF TOMORROW」



北欧メタルの始祖ともされるスウェーデン出身のハードロックバンド、ヨーロッパの二作目。Keyによる幻想的なサウンドと、叙情的で哀愁漂いまくりのメロディ、そしてジョーイ・テンペスト<Vo>の透き通るような歌声が魅力です。世界中で爆発的にヒットしたのは次作ですが、この作品も北欧メタルの地位を確固たるものにした重要な作品。

とりあえず9.Dreamerが最高のバラード。メロディがとにかく切なくて、イントロのピアノを聴いただけで泣きそうになります。もうね、ヤバ過ぎ。ジョーイ・テンペストの歌声ってなんでこんなに心に染みるんだろう…。ジョン・ノーラムの紡ぎだすギターソロも感涙モノです。
1.Stormwindは歌メロに哀愁漂いまくりのポップな曲。やっぱりジョン・ノーラムが大活躍で、泣きまくりのギターソロを響かせています。
3.Scream Of Angerは軽快な疾走曲。リフガ中々アグレッシヴなのですが、それでもやはり充分すぎるほどメロディアスです。これもやっぱ一番の聞き所はソロだな。
4.Open Your Heartも感動のバラード。このバンドのバラードはマジでヤバイです。日本人の琴線に触れまくり。あー、泣けるわ。
他には6.Wings Of Tomorrowとか10.Dance The Night Awayあたりがオススメかな。

ということでこの作品は北欧メタルの中でもかなりクオリティの高い一品。北欧好きならとりあえず聴いておくべきでしょう。

オススメ度…86点

PV
Open your heart

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[BURZUM]
BURZUM「HVIS LYSET TAR OSS」



カウント・グリシュナック<Vo,G,B,Dr,Key>(本名:ヴァーグ・ヴァイカーネス)によるアンビエント系ブラックメタル・プロジェクト、バーズム(ブルズム、バーザム等の読み方もあり)の三作目。1994年発表。このバンドのサウンドを一言で表現すると「闇」「絶望」などがぴったりです。ノイズすれすれの音割れまくりギターリフが、ゆーっくりと何度も何度も反復され、冷ややかなKeyがさらに悲壮感を募らせるというのが最大の特徴。脳内を何かに浸食されていくような気分になります。Voの狂気的な叫び声もヤバイ。アルバム全体がなんとも言えない虚無感に包まれており、「鬱ブラックメタル」と呼ばれているのも納得です。ちなみにカウントメイヘムユーロニモスを殺した罪で現在服役中…。

このアルバム、収録曲はたったの4曲ですが、一曲一曲がとても長い。
1.Det Som En Gang Varは14分の曲。始めはずっとノイジーなギターと冷ややかなKeyが鳴り続けているだけですが、2分50秒からはメチャクチャかっこいいギターリフが登場。そのリフがちょっとずつ変化しながらひたすら繰り返されるわけですが、どういうわけか聴いてて全く飽きません。もう永遠に続けてて欲しい感じ。そしてさらに4分50秒からは狂気的な叫びが登場。すげぇよ、これ人間の声じゃねぇだろ。邪悪とかそういうレベルじゃないし。で、さらにその後も最後まで鬱々なサウンドが貫き通されます。
2.Hvis Lyset Tar Oss3.Inn I Slottet Fra Droemmenはどちらも8分ほどの曲。結構疾走してますが、やっぱりリフは反復で、世界観はやっぱりめちゃくちゃ鬱です。叫びも相変わらず凄い。というかこれを普通に聞いてる自分が凄い。
4.Tomhetは14分のアンビエント曲。冷ややかなKeyがひたすら繰り返され、虚無感が漂いまくっています。こんなの夜中に突然流れてきたら不気味だろうな、って感じ。

このアルバム、負のオーラが出まくりの凄い作品ですが、なんとも言えない不思議な魅力があります。知らず知らずのうちにリピートしてしまい、一度ハマるともう抜けられない…。ただ、初心者が気軽に手を出せるようなシロモノではないのでくれぐれもご注意を。聞く際にはそれ相応の覚悟でどうぞ。

オススメ度…96点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[VOIVOD]
VOIVOD「Rrröööaaarrr」



カナダのスラッシュメタルバンド、ヴォイヴォドの2作目。1986年発表。後々もっと多彩なサウンドを取り入れて行くことになる彼等ですが、初期の頃はバリバリのスラッシュメタル。この作品ではハードコアからの影響も大きく、「ぶっ壊れた機械がそのまま暴走してる感じ」という表現がぴったりの、ノイジーでやかましいサウンドを掻き鳴らしています。しかも演奏がハチャメチャだったりするかというと全く逆で、むしろかなりテクニカルなのが凄い。

1.Korgull The Exterminatorがいきなりのキラーチューン。野蛮でノイジーなギターリフがめちゃくちゃカッコいいです。一聴した感じではただのアグレッシヴなスラッシュなのに、実はかなり複雑な展開を見せているのも凄い。ギターソロとか、その後とかが特にヤバイです。これは普通にスラッシュ界の名曲だわ。
続く2.Fuck Off And Dieもとにかくノイジー。リフもやっぱり最高で、スネイクのシャウトもクールです。「Fuck Off!! And Die~!!」が良いね。
3.Slaughter In A Graveもヴォイヴォドらしい個性的なリフが魅力的な曲。普通のスラッシュとは一味違った雰囲気が出ています。
他にも疾走感抜群の4.Ripping Headaches5.Horror,9.To The Death!あたりを中心に全てが最高。どれも暴走しまくりで、オリジナリティ溢れるリフがたっぷり詰まった佳曲ばかりです。

ヴォイヴォドは日本では知名度がどうもイマイチな気もしますが(気のせい?)、この作品はスラッシュ好きなら是非とも聴いてみて欲しい一枚です。音質はちょっと軽めですが、逆にノイジーさがアップしてて良い感じかも。

オススメ度…87点

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[BON JOVI]
BON JOVI「LOST HIGHWAY」



世界のボンジョヴィの10作目。2007年発表。日本でも本国でも売れまくったそうです。「今回のアルバムはカントリーロック」という話が発売前から流れていましたが、実際は「カントリー風味にはなってるけど、結局は良くも悪くもいつものボンジョヴィ」という感じ。全体的に落ち着いた感じの曲が多いので、ゆったりとした気分で聴ける作品です。

1.Lost Highwayはしっとりとした明るいメロディが良い感じの曲。やっぱジョンの声は優しげで魅力的だねぇ、と思えます。あと、「へいへーい♪」がやたら頭に残る(笑)
5.We Got It Going Onはこのアルバムで一番ハードロックっぽい曲。キャッチーなメロディとノリノリなリズムが凄く良い。「ヴァウヴァウ」って感じのギター音(トーキングモジュレーターと言うらしい。Livin' On A Prayerのアレ)がかなりマッチしています。
とりあえず際立って気に入ったのは上記2曲ですが、他にはカントリー調の4.Whole Lot Of Leavingとか、アコギでゆったり癒し系の11.One Step Closerあたりが割りとオススメ。PVになった3.(You Want To) Make A Memoryは個人的にはまぁまぁかなぁ。

個人的には「なんかかなり大人しくなっちゃたなぁ。なんかもうハードロックではなくなっちゃってるし」という感想ですが、普通の洋楽リスナーには逆に良いのかもしれません。で、このアルバムから聴き始めたような人は、せっかくだから初期の作品も聞いてみましょう(笑)

オススメ度…81点

PVとか
(You Want To) Make A Memory
Lost Highway(歌のみ)
We Got It Going On(歌のみ)

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[ENSIFERUM]
ENSIFERUM「VICTORY SONGS」



フィンランド出身のヴァイキング・メタルバンド、エンシフェルムの三作目。2007年発表。中心人物のヤリ・マーエンパーが抜け、後任としてノーサーペトリ・リンドロス<Vo>が参加しています。クサみのあるとにかく勇壮なメロディが特徴でしたが、今作でもそれはしっかりと継承。それどころかさらにパワーアップしており、聞きやすさもグッと増しています。

イントロ的な1.Ad Victoriamが終わり、2.Blood Is The Price Of Gloryが始まった瞬間思わずガッツポーズ。ヤバイ、勇壮すぎる…。疾走感も抜群で、とにかくカッコ良いです。コーラスも一緒に叫びたくなってしまう感じ。
3.Deathbringer From The Skyはギターのメロディがかなりクサい。アグレッシヴなことはアグレッシヴですが、メロパワ的なメロディが満載でサビはかなり明るいです。なんかもう一緒に歌いたくなっちゃうね。「うぉ~おお~お~♪」もたまらん。
4.Ahtiはフォーク由来のメロディが満載。聞いてると猛烈に楽しくなってしまいます。ヴァイオリンとかKeyのクサメロがメチャクチャ良いし、駆け抜けるような疾走感も心地良いし、ノリノリのリズムもたまらんし、ホント全てが最高。テンション上がりまくりでサビでは叫びたくなってしまいます。こういう曲ホント好きなんだよねぇ。
5.One More Magic Potionは笛が良い感じ。これもやっぱりクサクサです。歌メロの方もかなり秀逸で、特にサビはヤバイ。やっぱり聞いてると楽しい気分になれます。
とりあえず1~5の流れが最強ですが、後半の方も良曲だらけ。特に10分の大曲10.Victory Songは聴き応え充分です。

このアルバム、見事に僕のツボにクリティカルヒットしました。前作も結構好きでしたが、今作は別格。ヴァイキングメタル好きにもメロデス好きにも猛烈にオススメです。新Voのペトリチルボドアレキシタイプのデス声なので、結構聞きやすいと思います。

オススメ度…97点

PV
Ahti
Blood Is The Price Of Glory(曲のみ)
Victory Song(曲のみ)

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[BULLETS AND OCTANE]
BULLETS AND OCTANE
「IN THE MOUTH OF THE YOUNG」




米国出身の爆走ロックンロールバンド、ブレッツ・アンド・オクタンの二作目。2006年発表。最初っから最後まで勢いMAXのパンキッシュなロックンロールで、実に爽快なサウンドを掻き鳴らしています。リフは特に個性的なわけでもないけど、使い方が絶妙。一曲一曲がコンパクトにまとまっており、素直にノれて楽しめるような楽曲がずらーっと並んでいます。Voはわりと荒々しいですが、結構聴きやすい感じ。

とりあえず1.Going Blindで誰もがぶっ飛ぶはず。カッコ良過ぎだろ、マジで。最初聞いたときなんて思わずガッツポーズしちゃったわ。勢い満点の爆走ロックンロールで、とにかく爽快。テンション上がって一緒に叫びたくなります。
続く2.My Diseaseもそのままの勢いで爆走。パンキッシュでノリノリなグルーヴ感がたまりません。リフがクール過ぎ。仄かに漂う哀愁もGood。
そしてさらにそのまま3.Save Me Sorrow4.I Aint Your Savior5.Cancer Californiaと最高にクールなロックンロールのオンパレード。この流れはマジで神がかり的。ヤバイわ。どの曲にも仄かな哀愁が漂ってて、それがまた良い感じなんだよねぇ。割りと音が目立ってるベースも良い。
他の曲も基本的に全部最高で、9.Caving In14.Sweet Dreamsあたりが特にオススメかな。とにかくアルバムを通して全てが良い。

この作品、ロックンロールが好きならば絶対に聴いておくべきです。某雑誌で「これを聴いて何も感じなければロックとは無縁だ」みたいなことが書いてあり、聴くまでは「それは言いすぎだろー」なんて思ってましたが、いざ聴いてみるとそう言いたくなるのも納得。

オススメ度…94点

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[LORD BELIAL]
LORD BELIAL「KISS THE GOAT」

めぇー

スウェーデン出身のブラックメタルバンド、ロード・ベリアルの一作目。1995年発表。フルート奏者が在籍という珍しい構成のバンドです。「邪悪なリフが炸裂疾走し、Voが喚き、フルートが不穏な空気を増幅」というのが彼らのスタイルですが、フルートの出番が比較的少なめなのが残念。もっとじゃんじゃん積極的に使ってくれればいいのに。でもまぁそれはプラスアルファな要素ですし、ブラックメタルとして普通に高品質な作品です。

冒頭の1.Hymn Of The Ancient Misanthropic Spirit Of The Forestから暴虐的なリフが炸裂。適度なメロディアスさも最高ですし、何よりも途中のフルートが妖しげで良いです。あと、さりげなくベースラインも印象的。
5.Into The Frozen Shadowsは個人的に一番好きな曲。疾走しまくりで、リフがとにかくメロディアスです。途中で挿入されるフルートが醸し出す不穏な雰囲気がホントたまらん。Voの憎しみを搾り出すような声も良いな。
10.Lilith - Demonic Queen Of The Black Lightもかなりメロディアスなリフを聞くことの出切る曲。特に前半部が良いです。そしてやっぱりこれもフルートが…。
2.Satan Divineとか8.Mysterious Kingdomあたりもオススメ。

このアルバム、個人的にはさりげなくお気に入りだったりします。とくにフルートの醸し出す雰囲気がツボ。もし中古とかで見かけたら拾ってみても良いかもしれません。

オススメ度…84点

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