EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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[MICHAEL JACKSON]
MICHAEL JACKSON
「BLOOD ON THE DANCE FLOOR
             :HISTORY IN THE MIX」




様々なギネス記録を持つ天才エンターテイナー、マイケル・ジャクソンの6作目。1997年発表。何の予告も無く突然発売された謎の多い作品なのだそうです。新曲が5曲+前作「HISTORY」からのリミックスが8曲という構成で、76分にも及ぶ盛りだくさんの内容。

とりあえず新曲はどれも最高。中でも4.Ghostsが個人的には一番好きです。金属音のような不思議な音と、リズミックな曲調。そして何よりもサビメロがたまらない。
あとは冒頭のタイトル曲1.Bloos On The Dance Floorとか、3.Superfly Sisterも普通に良過ぎ。さすがマイケル!! な親しみやすい曲です。
リミックス曲の方も、原曲よりもいいんじゃないかと思えるような曲が多く、中でも13.HIStory (Tony Moran's HIStory Lesson)がかなりオススメ。原曲は歌メロは最高(特にサビはヤバイ)なのに、ちょっともったりとしてて残念でしたが、リミックスVer.はテンポアップしてかなりリズミカルなダンスミュージック風になっています。
あとは妹のジャネット・ジャクソンとのデュエット曲「Scream」をリミックスした6.Scream Louder (Flyte Tyme Remix)もかなり良い。元々かなり良い曲でしたが、ちょっとノイジーな感じになっていて個人的にはこちらの方が好きです。

ということでこのアルバムは普通に良いです。マイケルを聴いたことないような人は「BAD」とか「THRILLER」あたりから聞くのが良いのかもしれませんが、個人的にはこっちの方が好きなんだよなぁ。もちろんその二つも好きだけど、こっちの方がさらに好き。

オススメ度…92点

PV
Ghosts(歌が聞きたければこちらを)
Ghosts(Full Version/長い…)
Blood On The Dance Floor

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[IRON MAIDEN]
IRON MAIDEN「IRON MAIDEN」



今やヘヴィメタル界のトップに君臨するNWOBHMの代表的バンド、アイアン・メイデンのデビュー作。1980年発表。まだ現在のブルース・ディッキンソン<Vo>は加入しておらず、ポール・ディアノ<Vo>が在籍しています。さすがにブルースのパワフルな歌唱にはかないませんが、彼は彼で中々良い感じで、曲と自然になじんでいます。演奏の方は思いっきりNWOBHMなサウンドで、ちょっぴりパンキッシュな感じもする荒々しいメタル。

とりあえずバンド名を冠した8.Iron Maidenが最高。メロディアスなリフがとにかく印象的で、一度聞いただけで頭から離れなくなります。適度な疾走感もたまんないねぇ。
1.Prowlerは世界中のリスナーに衝撃を与えた曲。最近のサウンドに比べるとどうしても迫力は劣りますが、とにかくこの曲がメタルの歴史の始まりなのです。リフが鋭角的でカッコいいですし、何よりもギターソロが最高過ぎ。
4.Phantom Of The Operaは7分程のプチ大作。ドラマティックな構成を見せており、最近のメイデンに通じる物が既にこの時点で根付いているのがわかります。凝った曲構成ながらもリフの荒々しさが薄れていないのがさすが。
5.Transylvaniaはインスト曲。これぞNWOBHM!!なギターサウンドをたっぷりと堪能することが出来ます。後半の加速っぷりがたまらんね。
他には3.Running Freeとか7.Charlotte The Harlotあたりもオススメ。

ということでこのアルバム、メタルの歴史を語る上でははずすことの出来ない一枚です。音質云々にケチをつけられるとどうしようもありませんが、それを上回る魅力がたっぷり詰まった一枚。メタラーを自認する人ならばとりあえず聞いておきましょう。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[OPETH]
OPETH「ORCHID」



デス系プログレッシヴ・メタルバンド、オーペスの記念すべきデビュー作。1997年発表。かなり個性的なサウンドを身上とする彼らですが、この頃から既にそのスタイルはしっかりと確立されつつあり、10分を超える大曲がずらっと並んでいます。最近のような荘厳さはそれほどありませんが、変わりに叙情的なメロディがたっぷり。現在のサウンドに比べるとかなりデス色が強いですが、終始メロディアスなサウンドなので「デス」というよりも「ゆっくりとしたメロデス」という感じです。ただ、Voの声は迫力満点過ぎるので注意が必要かも。

1.In Mist She Was Standingは14分にわたる大曲。序盤のツインギターによる叙情メロのハモリがとにかく最高です。中盤の静かな中にアコギとベース音が響く部分なんかもゾクゾクしますし、その後の展開の静と動の絶妙な対比もたまりません。
2.Under The Weeping Moonはかなりアグレッシヴな始まり方をする10分ほどの曲。3分を過ぎたあたりで突然静かになり、退廃的な雰囲気が漂います。メロディとかリフとかが無いと曲として聴けない人はここらへんがキツいかも。個人的にはこういうなんとも言えない雰囲気は好きなんだけど…。後半はアグレッシヴになったり幽玄な感じになったりとめぐるましく展開します。かなりプログレチック。
3.Silhouetteは小休止的な3分ほどのピアノのインスト。普通に美しくて良いです。
5.The Twilight Is My Robeは叙情的なギターリフが魅力的な曲。これもやはり11分と長いです。中盤のメロウなアコギパートがこれまた素晴らしく、知らず知らずのうちに聴き入ってしまいます。
7.The Apostle In Triumphはアコギのインストが最高な13分ほどの曲。だんだんとアグレッシヴに変化していく攻構成が良いです。ミカエルの「強烈デスヴォイス」と「切なげなクリーンヴォーカル」の使い分けも凄い。

このアルバム、最近の神がかり的な曲構成と比べるとやはり劣ってしまうのかもしれませんが、それでも充分に楽しめる作品です。10分を超える大曲ばかりなのに飽きることなく聴けるのが凄い。オーペスを聴いたことない人がこれから入るのはあまりオススメしませんが、オーペス好きの人はとりあえず抑えておいて損は無いでしょう。

オススメ度…83点

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[URIAH HEEP]
URIAH HEEP「LOOK AT YOURSELF」



ブリティッシュ・ハードロックバンド、ユーライアヒープの3作目。1971年発表。現在は知名度的にレッド・ツェッペリンディープ・パープルの影に隠れてしまった感のある彼らですが、実力的には充分それらのバンドに匹敵。そしてこのアルバムは紛れも無く70年代ハードロックの名盤の一つです。当時にしてはかなりヘヴィめなリフも魅力的ですし、何よりもケン・ヘンズレーの奏でる重厚なオルガンが最高。なんとも言えない独特の音色を響かせています。ハードでありながらもメロディ重視な楽曲群の完成度も実に驚異的。

1.Look at Yourselfからもう最高。曲全体を包み込むこれでもかと言わんばかりの重厚なオルガンの音色と、ハードにうねり荒れ狂うギターサウンドがたまりません。感想のなんとも言えないエキゾチックなメロディとか、サビの後ろのコーラスとか、後半に突如現われる絶妙なパーカッションとかも良いなぁ。
3.July Morningは10分にも渡る大曲。そして誰もが認める名曲の一つです。静と動の対比が絶妙なドラマティックな曲構成と、哀愁を携えた叙情的なメロディがとにかく素晴らしい!! デヴィッド・バイロン<Vo>の歌声もどこか憂いを帯びており、曲にピッタリマッチしています。中盤の「ラァ~ラァ、ラァーラァァ、ラァァァ~~~~ラァ、ラァァァァァッァ~~~~~~~!!」が印象的過ぎ。あとはオルガンサウンドもやっぱ印象的だな。
5.Shadows of Griefはオルガンが大活躍のノリノリな曲。ミョンミョンしまくってるオルガンとヘヴィなギターリフの組み合わせはホント最強としか言いようがありません。曲構成も実はかなり拘り抜かれており、聴けば聴くほど魅力が増す楽曲です。
他にも、ハードで歌メロが良い2.I Wanna be Free、中盤のアコギが最高過ぎる4.Tears in My Eyes、ピアノ主体のバラード系6.What Should be Done、やっぱりオルガンが魅力なロックンロール7.Love Machineと、一切捨て曲はありません。

ということでこのアルバム、「古いから」という理由で聴かないのは勿体無さ過ぎる名盤です。というかむしろ「その古っぽさがカッコよさを増してんだよ!!」と主張しておきたい。この絶妙なオルガンの音色を是非とも体感してみてください。

オススメ度…88点

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[ANOREXIA NERVOSA]
ANOREXIA NERVOSA
「NEW OBSCURANTIS ORDER」




フランス出身のシンフォニック・ブラックメタルバンド、アノレクシア・ネルヴォサの三作目。2001年発表。過剰とも言えるひたすらシンフォニックなオーケストレーションと、暴虐の限りを尽くす激烈サウンドの融合がこのバンドの特徴です。バックの装飾はメチャクチャ美しいのに、ブラストビート炸裂の超過激なサウンドがそれに重なるという様がとにかく圧巻。憎しみにまみれたようなVoもかなり強烈で、凶悪かつ邪悪な咆哮を轟かせています。

1.Mother Anorexiaはシンフォニックなイントロから突如ブラストが炸裂!! 凶悪なVoも登場し、一気に暗黒世界へと突入します。もう「ヤバイ」の一言に尽きるわ。
続く2.Chatiment de la Roseも凄い曲。高速ブラストビートとバックで鳴り響く荘厳なオーケストラサウンドのコンボが最高です。この邪悪過ぎる雰囲気だけで悶絶。
他の曲も一曲一曲に格別な個性があるかと言うとそうでもないのですが、とにかく全部凄いです。最初っから最後までとにかく邪悪すぎ。一応敢えて選ぶとすると、5.Le Portail de la Vierge,6.The Altar of Holocausts,8.Ordo ab Chao: The Scarlet Commあたりが好きかな。

ということでこの作品、ブラック好きの人には是非聴いてみて欲しいです。中でもシンフォ系のブラックが好きな人は必聴。この圧倒的な壮大さを是非とも体感してみてください。

オススメ度…88点

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テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

[ZENO]
ZENO「ZENOLOGY II」



ジーノ・ロート<G>率いるフェア・ウォーニングの兄弟分とも言えるメロディアス・ハードロックバンド、ジーノの未発表音源集第二弾。2005年発表。録音された年代もバラバラな古い未発表の音源にジーノ・ロート自身があれこれ手を加え、リマスターしたものなのだそうです。「何でこれが未発表音源なんだよ!!」と思わず叫んでしまいたくなるほどの楽曲ばかりで、最初っから最後まで名曲だらけ。ジーノらしい美旋律をこれでもかというほど堪能することが出来ます。ちなみにVoは、全11曲中9曲がお馴染みのマイケル・フレクシグ、2曲が現フェア・ウォーニングのトミー・ハート。どちらも楽曲にぴったりの歌声です。

冒頭の1.Call Of The Heartでいきなり悶絶。相変わらず歌メロが最高過ぎです。特に哀愁漂うサビといったらもう…。さすがジーノ。
そして2.Tonightでいきなりハイライト。サビの切なさが究極過ぎる超名曲です。マイケル・フレクシグの歌声はかなり独特ですが、個人的にはそこがまたツボ。この声で切なさ三割増って感じです。こんな曲を未発表にしていたなんて信じられないわ。
そしてさらに3.Hard Beatも名曲。溢れんばかりの美旋律が怒涛の勢いで押し寄せてきます。この曲のVoはトミー・ハートですが、彼の歌声もやはり最高です。
4.Dreaming The Night Awayトミー・ハートが歌っている曲。これもやはり名曲です。こんなに「名曲」を連呼してると嘘っぽく感じるかもしれませんが、本当に名曲なんだからしょうがない。伸びやかに歌い上げられるサビメロが実に爽快で、そこにさらに切なさが加わってくるんだからもうたまりません。心に直接響いてくる感じ。
5.Good Game Bad Gameからは再びマイケル・フレクシグがボーカル。ちょっぴりポップな曲で、これまたサビが反則級に素晴らしい。
続く曲も一つ残らず素晴らしい曲ばかりで、あっという間に一枚を聞き通してしまうこと間違い無し。特に6.Victoria8.Keep Your Loveは上に挙げた曲と同様にかなりの名曲です。

この作品、何度も言うように未発表音源集だということが信じられないくらいの名盤です。確かに寄せ集めという印象が無いと言えば嘘になりますが、一つ一つの曲の完成度がホント半端無い。メロハー好きなら3rdや1stと共に是非とも抑えておくべき一枚。

オススメ度…97点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[XANDRIA]
XANDRIA「SALOME - THE SEVENTH VEIL」



ドイツ出身のシンフォ系ゴシック・メタルバンド、キサンドリアの4作目。2007年発表。透き通るようなリサ<Vo/♀>の歌声と、ふんわりとした歌メロ重視の楽曲が特徴です。シンフォニックさも中々の物ですが壮大過ぎはせず、かといって物足りなさは全くないという適度なバランス。「ウィズイン・テンプテーションをもう少しコンパクトにしてみました」といった感じの印象を受けます。ギターサウンドは意外とヘヴィだったりもしますが、曲自体はかなり聴きやすい。とにかく全体的にバランスが良く、非常に安定したサウンドです。

とりあえず1.Save My Lifeがかなり良い。シンフォニックでゆったりしたサウンドと、耳馴染みの良い歌メロが最高です。特にサビはヤバイ。歌声もかなり美しく、聴いていると癒されます。なんか雰囲気的にかなりウィズイン・テンプテーションっぽいかも。
2.Vampireはちょっぴりヘヴィでダークなリフが印象的。リサの歌声にもなんとも言えない妖しさが宿っています。サビの歌いまわしとかも良いね。
7.Firestormは逆に明るいメロディが印象的な曲。リズムも結構とノリノリで、自然と体が動いてしまう感じ。これもやっぱサビが良い。
10.Sisters Of The Lightはアジアンテイストなメロディが秀逸な曲。サビメロがかなり耳に残るので、一度聴いたらしばらく忘れられません。というか病み付きになります。
11.Sleeping Dogs Lieもメロディが明るめなの曲。サビの直前からサビまでの流れが、個人的に大好きです。なんか爽快な感じ。
その他の収録曲も全体的に佳曲ばかり。特に3.Bewareとか6.Only For The Stars In Your Eyes8.A New Ageあたりが好きかな。あとは超癒し系バラードの9.The Wind And The Oceanもオススメ。

この作品、特に突出した所があるわけではないのですが、かなり高品質な楽曲がずらっと並んでいます。ウィズイン・テンプテーションなどの女性Voを擁したシンフォ系ゴシックが好きな人は試してみる価値は十分あるのではないかと。

オススメ度…87点

PVとか
Save My Life
Sisters Of The Light(曲のみ)

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[練馬絶叫倶楽部]
練馬絶叫倶楽部「壱」



アンセム坂本英三<Vo>が、アンセム一時脱退中(アニメタル在籍中)に結成したプロジェクト、練馬絶叫倶楽部の唯一の作品。1997年発表。コンチェルトムーン島紀史<G>など、総勢19名にも及ぶ豪華メンバー+豪華ゲストが参加しています。楽曲の方はオリジナルが4曲+カヴァーのメドレーが3曲+カラオケバージョンが2曲という内容。基本的にはバンド名の通り絶叫しまくってます。カヴァー曲は「歌謡曲メタル」って感じになってるし、なんかもうやりたい放題。一応収録曲を並べると以下の通り。

1.練馬絶叫倶楽部のテーマ「SABU SABU さぶ」
2.あなたがいたから僕がいた/郷ひろみメドレー
 「禁猟区」~「地上の恋人」~
 「素敵にシンデレラコンプレックス」~「恋の弱み」~
 「若さのカタルシス」~「誘われてフラメンコ」
 ~「あなたがいたから僕がいた」
3.練馬絶叫倶楽部の哀愁「練馬去りがたし」
4.ときには野口五郎のように/野口五郎メドレー
 「君が美しすぎて」~「真夏の夜の夢」~「甘い生活」
5.練馬絶叫倶楽部の苦悩「焦燥」
6.虹を狩る狩人/狩人メドレー
 「あずさ2号」~「ブラック・サンシャイン」~「みちのく夏愁」
 ~「コスモス街道」~「あずさ2号」
7.練馬絶叫倶楽部の応援歌「へこたれないで超ヨンピれ!」
8.あなたがいたから僕がいた/郷ひろみメドレー(カラオケVer.)
9.虹を狩る狩人/狩人メドレー(カラオケVer.)


とりあえずカヴァーメドレー3曲は原曲を知らないので何とも言えないのですが、普通にカッコいいです。中でも注目なのは2.あなたがいたから僕がいた/郷ひろみメドレー。「誘われてフラメンコ」の中での最後のフレーズが大合唱の"絶叫バトル"となっています。「『誘われてフラフラ~』のフレーズを何度も何度もKEYを上げながら繰り返し続け、歌詞を間違えるかKEYを外したらアウト」というのがそのルール。やってる方も楽しそうだけど、聴いてるだけでもなんか楽しい。ちなみに英三さんは途中でKeyを外してアウト。あと6.虹を狩る狩人/狩人メドレーは曲名の通りちょっぴりレインボー風。
1.練馬絶叫倶楽部のテーマ「Sabu Sabu さぶ」は短いけどなんか良い。歌メロも印象的ですし、みんなでの合唱が楽しいです。歌詞は意味不明でメチャクチャなのですが、それが坂本英三なんだからしょうがない。
7.練馬絶叫倶楽部の応援歌「へこたれないで超ヨンピれ!」も楽しげな曲。イントロのベースラインと、サビの「へこたれないで~~、超ヨンピれ~~♪」が頭に残って離れません。そしてその他の絶叫しまくりのパートも最高。
3.練馬絶叫倶楽部の哀愁「練馬去りがたし」とか5.練馬絶叫倶楽部の苦悩「焦燥」はちょっと落ち着いた感じの曲ですが、これもなかなか良いです。

このアルバム、アニメタルと同じで、カヴァー曲の原曲を知っていればもっと楽しめるのかもしれません。なんか既に廃盤になってるようですが、アマゾンなどでわりと安く売られてるっぽいので、気になった人はどうぞ。ちなみにアルバム名が「壱」となってますが、「弐」は当然の如くありません。

オススメ度…80点

オフィシャルとかも当然の如く無い。

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[PELICAN]
PELICAN「CITY OF ECHOES」



米国シカゴ出身のインスト系ヘヴィ・ロックバンド、ペリカンの3作目。2007年発表。Voは一切入っておらず、「音」のみで全てを語りつくしています。ヘヴィさと哀愁っぷりのバランスがとにかく絶妙で、時に激しく、そして時に優しくと言う変幻自在な音の波が実に心地良い。ジャンル的にはポスト・ロックとして括られてしまうようですが、Voが無いこと以外はメタル者にもアピールする点は多いのではないかと。

とりあえずタイトル曲の2.City Of Echoesがとにかく良い。透明感のあるメロウなサウンドにヘヴィなギターが加わってきて・・・、という流れがホント素晴らしいです。しかもヘヴィといってもアウレッシヴなヘヴィさではなく、どことなーく哀愁を包み込んでいるのがたまらん。叙情性たっぷりな感じ。歌がない分、逆に一つ一つの音が心に直接響いてきます。
1.Bliss In Concreteはどよ~んとしたリフが印象的な曲。適度なダークさが良い感じです。そして後半になるにつれてだんだんとテンポアップしてきて、ついにはツーバスまで登場。普通にカッコ良過ぎ。
6.Lost In The Headlightsは展開がなかなか複雑な曲。そんな中、随所で顔を出す哀愁フレーズがこれまた最高です。廻るましくサウンドが変化していくのに、決して聞きにくくはないというのも凄い。
他には、やっぱり哀愁たっぷりな3.Spaceship Broken – Parts Needed、アコギの音色が絶妙な4.Winds With Hands、ギターサウンドが攻撃的な5.Dead Between The Walls、静かめなサウンドに癒される8.A Delicate Sense Of Balanceあたりがオススメかな。

ということでこのアルバム、インストOKな人には是非とも聴いてみてもらいたいです。インストバンドにしては一曲一曲がコンパクトなので聴きやすいですし(長くて7分)、日頃インストはあまり聴かない人も機会があれば是非。美しい音の洪水に酔いしれてください。

オススメ度…87点

YOU TUBEで聴けるもの
A Delicate Sense Of Balance(曲のみ)

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[EXODUS]
EXODUS「BONDED BY BLOOD」



サンフランシスコ出身のスラッシュメタルバンド、エクソダスのデビュー作。1985年発表。ベイエリア・クランチと呼ばれるザクザクとした切れのあるリフの元祖です。この作品の魅力は「とにかくリフがカッコ良い」の一言に尽きるのですが、ツインリードもカッコ良いですし、ポール・バーロフの鋭く暴力的なVoもサウンドにぴったり。知らず知らずのうちにクセになってしまいます。ちなみに現在はジャケ違いが出回っているようです。

1.Bonded by Bloodからぶっ飛びまくり。「これぞスラッシュ!!」なリフがカッコ良過ぎです。ジャッジャカジャジャカジャカって感じの妙にノリの良いリズムもたまりません。
バンド名を冠した2.Exodusもかなりカッコいい曲。同じくリフがたまりません。もう条件反射的に頭を振ってしまう感じ。ソロも良いなぁ。
4.A Lesson In Violenceは疾走感が半端無い曲。リフもやっぱり最強で、スラッシュメタル界の中でも指折りの名曲です。こんなカッコいい曲を聴かされたら、ヘドバンせずにはいられないはず。キレた感じのVoも良いね。
他の曲もリフがとにかく最高で、6.Piranhaとか9.Strike of the Beastあたりが特にオススメです。

ということでこのアルバム、「リフマスター」と呼ばれたエクソダスの真髄を垣間見ることが出来ます。スラッシュ好きを自認する人は是非とも聞いておくべきでしょう。

オススメ度…87点

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[I AM GHOST]
I AM GHOST「LOVER'S REQUIEM」



ちょっぴりゴス風味なエモ/スクリーモ系ロックバンド、アイ・アム・ゴーストのデビュー作。2006年発表。ギターは結構メタリックな感じなので、メタラーにも充分アピールする音楽性だと思います。男女ツインボーカル、ヴァイオリンを多用した即効性の高いメロディというのがこのバンドの特徴。哀愁漂うメロディが至る所でツボを突いてきます。

幻想的なイントロ1.Crossing The River Styxに続く2.Our Friend Lazarus Sleepsは、メタルコアを思い起こさせるような激しめな曲。基本はクリーンヴォーカルですが、時々入るシャウトもバッチリ決まってます。ちょっぴり憂いを含んだような歌メロ、ちょっぴり厚めなコーラス、弾きまくりのヴァイオリンがたまらん。
3.Killer Likes Candyも哀愁たっぷりの歌メロが最高な曲。そして前面に押し出された優雅なヴァイオリンの音色もやっぱりたまりません。男女Voでのコーラスも良いなぁ。
個人的に一番好きなのはアルバムの最後を締める12.Beyond The Hourglass。ドラマティックで起伏のある曲構成が最高です。静かなパートから一気に盛り上がる部分のギターメロと、ドラムのトコトコトコトコトコトコって音が超ツボ。もちろんそこだけじゃなくて、サビもコーラスも全部良いです。
このアルバム、佳曲がたっぷりつまった感じなので、曲単位と言うよりもアルバム単位で素晴らしいです。まぁ敢えて挙げるとすると5.Pretty People Never Lie, Vampires Never Really Die8.We Are Always Searching9.The Ship Of Pills And Needed Thingsあたりがオススメかな。

と言うことでこの作品、普通のロックファンは勿論、メタラーでもメタルコアなどが好きなら結構いけると思います。特にマイ・ケミカル・ロマンスあたりが好きな人はたぶん気に入るのではないかと。あとは僕のようにヴァイオリンの音色が大好きな人は是非。

オススメ度…86点

PV
Our Friend Lazarus Sleeps

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[RHAPSODY]
RHAPSODY
「THE POWER Of THE DRAGONFLAME」




イタリア出身のシンフォニック・メロパワバンド、ラプソディーの4作目。2002年発表。1stから続いてきたエメラルドソードにまつわる物語の終章となる作品です。超クサクサなメロディと、シンフォニックで壮大な世界観が彼等の最大の特徴。前作よりもグッとパワフルになっていますが、RPGゲームのようなクサメロは近作でもしっかりと受け継がれており、ひたすらヒロイックかつファンタジックな世界観が追求されています。

相変わらず壮大なイントロ1.In Tenebrisから一気に2.Knightrider Of Doomへ!! 最初っからいきなりクサメロ全開の疾走曲です。お約束の壮大なサビのコーラスも完璧で大満足。もう文句の付け所が無いわ。さすがラプソディ!!
3.Power Of The Dragonflameはアグレッシヴめな疾走曲。メロディの方はやっぱりクサクサで、サビも壮大。もう最初っから最後まで悶絶しっぱなしです。
4.The March Of The Swordmasterは民謡っぽさの溢れるミッドテンポ曲。コーラスがかなり勇壮な感じで、壮大さが半端無いです。ファビオの力強い歌唱も最高。
6.Agony Is My Nameはパワフルでアグレッシヴな疾走曲。これもやっぱりサビが…。途中に絶妙に挟み込まれる民謡メロなんかもポイント高いです。
7.Lamento Eroicoは哀しげなバラード。イタリア語で歌われているので、巻き舌っぷりをたっぷり堪能できます。そしてバラードでもやはりサビは壮大。最高だ…。
9.The Pride Of The Tyrantが個人的にこのアルバムのハイライト。どの曲も極上のサビを持ってますが、この曲のサビが一番グッときました。壮大過ぎ。ってかサビ以外の部分の歌メロも超ツボ。みんなで歌ってる部分が最高過ぎる…。
10.Gargoyles, Angels Of Darknessは19分にも及ぶ大作。聴き通すのは大変ですが、決して飽きることはありません。展開がとにかく最高。というか最強。

と言うことでこのアルバム、セカンドと並ぶ彼等の最高傑作です。とりあえず最初はセカンドを薦めるけど、その次には是非これを聴いて欲しい。シンフォニックメタル好き、メロパワ好き、クサメロ好きはとにかく必聴!!

オススメ度…94点

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[BEATALLICA]
BEATALLICA
「SGT HETFIELD'S
      MOTORBREATH PUB BAND」




元々ネット上で活躍していたというバンド、ビータリカのデビュー作。2007年発表。名前から想像できる通り(?)、ビートルズの曲をメタリカっぽく演奏するという、斬新なようなそうでもないようなバンドです。Voの歌声&歌いまわしがとにかくジェイムズ・ヘット・フィールドにそっくりで、聴いてるうちにメタリカを聴いているんじゃないかと錯覚してしまうほど。他の演奏陣もそれぞれメタリカのメンバーのクセを見事に真似しきっています。ちなみにメンバーの名前はそれぞれ、ジェイムズ・レノンフィールド<Vo,G>ジョージ・ハメットソン<G>クリフ・マックバートニー<B>ロンゴ・ラーズ<Dr>。おい!!

楽曲は完璧にビートルズの曲と言うわけではなく、ビートルズの曲とメタリカの曲を融合してしまっています。とりあえず収録曲は以下の通り。カッコ内は元ネタ。

1.Sgt. Hetfield's Motorbreath Pub Band
 ("Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band" / "Motorbreath")
2.Revol-ooh-tion ("Revolution")
3.Blackened the USSR ("Back in the U.S.S.R." / "Blackened")
4.Sandman" ("Taxman" / "Enter Sandman")
5.Helvester of Skelter
 ("Helter Skelter" / "Harvester of Sorrow")
6.A Garage Dayz Nite
("A Hard Day's Night" / Garage Days Re-Revisited)
7.Anesthesia (I'm Only Sleeping)
 ("I'm Only Sleeping" / "(Anesthesia) Pulling Teeth")
8.Leper Madonna
 ("Lady Madonna" / "Leper Messiah")
9.Ktulu (He's So Heavy)
 ("I Want You (She's So Heavy)", "The Call of Ktulu")
10.For Horsemen
 ("For No One" / "The Four Horsemen")
11.Hey Dude ("Hey Jude")
12.Sgt. Hetfield's (Reprise)
 ("Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band" / "Motorbreath")
13.…And Justice for All My Loving"
 ("All My Loving" / "...And Justice for All")


どれも絶妙なアレンジで、しかもかなり似ているのですが、個人的には元曲が好きなこともあって6.A Garage Dayz Niteとか8.Leper Madonnaあたりがお気に入り。
あとは13.…And Justice For All My Lovingは曲名からしてナイスだし、11.Hey Dudeなんかもジェイムズが一生懸命歌ってるのを想像してしまって面白いです。

ということでこのアルバム、企画モノとしてはかなり楽しめる一枚。メタリカビートルズも好きで、こういうのを笑って楽しめるような心の広い方なら一聴の価値ありです。

オススメ度…80点

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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

[MANOWAR]
MANOWAR「GODS OF WAR」



「偽りのメタルに死を!!」をスローガンとして掲げるするメタル戦士、マノウォーの10作目。2007年発表。枚数を重ねるごとにシンフォニック化が進んでいる彼らですが、近作はそれが極限まで進んだかのような作風です。とにかく壮大で仰々しく、まさに「漢ラプソディー」って感じ。溢れんばかりのメタルに対する愛が込められており、ひたすら熱い熱い"ヘヴィメタル"が繰り広げられています。もうこれは「マノウォー」という新しいジャンルだわ。

1.Overture To The Hymn Of The Immortal Warriorsはめちゃくちゃシンフォニックなインスト。嫌が応にも期待が高まります。そしてさらにもう一つインスト2.The Ascensionを経て一気に3.King Of Kingsへ!! ヤバイ、熱過ぎる…。そして漢らし過ぎる…。シンフォニックさが増した分だけ大仰さも「やりすぎだろ!!」ってくらい増しており、聞いているとメチャクチャテンションが上がります。エリック・アダムスの力強い歌唱も最高。
5.Sleipnirもメチャクチャ熱い曲。最初の1分くらいは語りですが、そこから大仰なサウンドが一気に炸裂します。熱いサビメロがとにかくたまらん。
6.Loki God Of Fireはノリの良い疾走曲。これもやはり言うまでも無く熱いです。なんかもうメタルウォリアーの姿しか姿しか脳裏に浮かびません。
12.Gods Of Warは7分ほどのスローな曲。ズシズシ来る壮大なサウンドがたまりません。さすがマノウォーって感じ。演奏が控え目なので、エリックの力強い歌唱をたっぷりと堪能できます。
13.Army Of The Dead Part 2はいきなりアカペラが始まってビックリ。「聖なる儀式」って感じの雰囲気が出ていてなんか良いです。
14.Odinもスローテンポな曲。聴けば聴くほど魅力が増すタイプの曲で、グイグイと彼等の世界観に引き込まれていきます。心にズシンと響く感じ。

この作品、巷では「シンフォニック過ぎだろ」「ラプソディーじゃないんだから…」「語り多すぎ」などと問題作扱いですが、個人的には普通にツボでした。「さすがジョーイ・ディマイオ閣下!!」って感じ。でもまぁ確かに意見が分かれるのは必至の作品であるということは明らかなので、とりあえずマノウォー初心者は他の作品から入った方がいいかもしれません。マノウォーが好きで、シンフォニックなサウンドも好きな人はきっと気に入るはず。

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

[MARDUK]
MARDUK「PANZER DIVISION MARDUK」



スウェーデン出身のブラックメタルバンド、マーダックの4作目。1996年発表。「暴虐」という言葉がぴったりのブルータルなサウンドが特徴です。特にこの作品は収録曲の全てがひたすら疾走曲。一度としてスピードを緩めることなく、徹頭徹尾爆走しまっています。そんな中で正確に演奏を続ける各パートもとにかく凄い。特にドラムとか正確すぎ。

全てがブラスト炸裂の爆裂チューンなので「この曲が特に良い」と言うのは難しいのですが、敢えて選ぶとすれば7.「502」が一番好き。「ドカーン!!」という大砲の音で曲が始まり、その後の爆走っぷりが半端ないです。中盤のドリュドリュしてるベース音も最高。
他にも1.Panzer Division Mardukとか3.Christraping Black Metal,4.Scorched Earthとかを中心にホント全てが最高。とにかく「速い」の一言に尽きます。

と言うことでこの作品、「俺はとにかくアグレッシヴで速い曲が好きなんだよぉぉぉ-----!!」って人は必聴です。8曲で30分っていうコンパクトさも絶妙。

オススメ度…89点

YOU TUBEで聴けるもの
Panzer Division(PV)
502
Baptism by Fire

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

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