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ほぼ休眠中ですが、かつてはCDレビュー的なものをしていました。
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ANCIENT BARDS 「THE ALLIANCE OF THE KINGS」
ANCIENT BARDS
「THE ALLIANCE OF THE KINGS」


Ancient Bards The Alliance Of The Kings

イタリア出身のシンフォニック系メロディックパワーメタルバンド、エンシェント・バーズの1作目。2010年発表。"古の吟遊詩人"というバンド名からして既にクサメタルの可能性しか感じませんが、その予測通りクッサクサの疾走メロパワをやっています。影響を受けたアーティストにラプソディーあたりが入っているだけでなく、FFなどのゲーム音楽で有名な植松伸夫を挙げており、RPG音楽に通じるような壮大な世界観にも思わず納得。大仰なクワイアやパワフルな疾走感も素晴らしいのですが、やはり血沸き肉躍る強烈なクサメロがとにかく素敵です。Voは女性Voなのですが、ソプラノなど特殊な歌唱をしているわけではなく、わりと普通に歌っています。

<収録曲>
1. Prelude
2. The Birth Of Evil
3. Four Magic Elements
4. Only The Brave
5. Frozen Mind
6. Nightfall In Icy Forest
7. Lode Al Padre
8. Daltor The Dragonhunter
9. Farewell My Hero
10. Faithful To Destiny


ちなみに日本盤ではボーナストラックでFFの"Eyes On Me"のカヴァーが収録されてるのだとか。

<オススメの曲>
2. The Birth Of Evil(→PV)
4. Only The Brave
5. Frozen Mind

とにかくアルバム全編を通してクサメロの嵐。一曲一曲がもうちょっとコンパクトでも良いかなぁなんて気もしますが、そんな些細なことも気にならないほどの悶絶メロディがたっぷり詰まっています。個人的には#2の明るいサビとか、#5の無駄に大仰なコーラスとかが超好き。

オススメ度…91点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

北海道にドライブ行ってきた
昨日までもちょいちょい旅先から経過を更新していたのですが、東京から車で北海道までドライブに行ってきました。

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[北海道にドライブ行ってきた]の続きを読む

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ドライブ途中経過~4日目~
さらにさらに昨日からの続き。


旭川/昼飯兼夜飯(13日/17時)

札幌(19時半)

函館(14日/0時)

フェリー(2時発)

青森(6時)

秋田県/玉川温泉(9時)

秋田県/田沢湖/昼飯(12時)

今ここ!

東京都/高田馬場

解散

自宅へ


楽しかったドライブもそろそろ終わり。北海道の終盤戦は、フェリーの時間に追われつつ超特急で札幌を観光し、函館で日曜定休日に悩まされながら終了しました。
本州に帰ってきてからは下道で秋田までとりあえず遊びに行ってみた。

とりあえず友達と別れて一人で自宅に帰るのが一番キツそうなので頑張ります。寝ないように…。
ってか、既に総走行距離4000km超えてるっていう(笑)

あとで、もしくは明日、またまとめてなんか書くと思います。

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ドライブ途中経過~3日目~
さらに昨日の続き!


ウトロ/温泉/夕飯()12日/18時)

根室(23時半)

納沙布岬/日本最東端(13日/1時)

釧路湿原(4時)

十勝/しんむら牧場(10時)

帯広/朝飯/とかち村(13時)

旭川(/昼飯(17時)

今ここ!


終盤戦は北海道の有名なスポットをひたすら飛び回っています。主に食い物関係がメインになっているかも。
フェリーの時間とかもあるし、あとはどうしましょうかねー。

あと、北海道は車の燃費が異常に良い。一般道ばっかだったから高速代もそんなかからないし、フェリー代入れてもそこまで馬鹿高くはならなさそう。九州一周した時の高速&ガソリン代とどっこいどっこいかもね。

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ドライブ途中経過~2日目~
昨日の続き!


北海道/函館(11日/16時)

登別/温泉/夕飯(20時)

稚内/宗谷岬/日本最北端(12日/6時)

網走/朝飯兼昼飯(13時)

知床半島/世界遺産(16時)

ウトロ/温泉(18時)

夕飯をどっかで食う(今ここ!)


昨日の夜から朝にかけて、深夜の時間を利用して一気に北上。そのあと日中には東へ向かってみました。
現在、東京を出てからの総走行距離は2100kmくらいかな。

このあとどこで夜飯を食うかが悩み所です。

そろそろ体力的に少し疲れて来たし、このあとはどう動こうか…。

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ドライブ途中経過~1日目~
ここまでの道のり。


東京都/高田馬場(10日/23時)

青森県/八戸(11日/7時)

青森県/下北半島/大間(10時)

フェリー(14時20分発)

北海道/函館(16時)

とりあえず函館脱出を目指す(今ここ!)


ついに北海道に車で来たということで、俄然テンションが上がって参りました。俺と友達の2人で交代で運転しているのですが、今は友達が運転しています。とりあえず僕は軽く仮眠しただけですが、まだまだ元気。さてどこまで行けるのか。

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ドライブ行ってくる
今日の夜からドライブで旅に行ってきます。
行き先は秘密です。

…というか未定です。その場のノリと勢いだけで決めるのでw

車で長距離ドライブは何度かしていまして、去年の秋は四国一周、今年の春は九州一周、そして今年の夏は四国中国中部あたりを回ったので、北の方に行きたいんだけど、どうなることか。

ちなみに、去年の5月に免許を取って以来、今までに自力で車で行ったことのあるところ。

車で行ったことあるとこ

見事に北側が空いてるw


いつものドライブ旅と同様、宿はとりません。全て車中泊の予定です。
というか、常に車を走らせて、交代で寝るつもりです。

メンツは学科の友達5人。そのうち運転出来るのは俺ともう1人。

旅先から余裕があれば何か更新するかもしれません。
ではではー。

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BON JOVI 「BON JOVI」
BON JOVI 「BON JOVI」

Bon Jovi Bon Jovi

今や世界的なロックスターとなってしまった、ジョン・ボン・ジョヴィ率いるアメリカンハードロックバンド、ボン・ジョヴィの記念すべき1作目。1984年発表。邦題は「夜明けのランナウェイ」。とにかくポップで親しみやすい日本人好みのメロディが特徴です。いかにもアメリカンなコーラスも口ずさみやすくて素晴らしい。若さと初々しさを残しながらも、既にスター性を感じられるスケールの大きいアリーナ向けハードロックになっています。キャッチーなメロディを全面に押し出しつつも、適度にハードさを残すことに成功しており、それがHR/HMファンと一般的な音楽ファンの双方から支持されることとなった理由なのではないかと。

<収録曲>
1. Runaway
2. Roulette
3. She Don't Know Me
4. Shot Through the Heart
5. Love Lies
6. Brakeout
7. Burning for Love
8. Come Back
9. Get Ready


<収録曲>
1. Runaway
3. She Don't Know Me
7. Burning for Love
9. Get Ready

#1は今でも代表曲の一つとして挙げられる名曲。キラキラとしたKeyのイントロと、ワイルドかつキャッチーなメロディがとても魅力的です。ギターソロもロック然としていてカッコいい。
#3ジャーニーあたりの産業ロックから影響を受けていそうな、ゆったりとした爽やか系ポップチューン。サビのキャッチーさと、ちょっぴりしっとりした雰囲気が好きです。
#7はこれまたワイルドな雰囲気の曲。歌謡曲のようなメロディも妙に親しみやすく、絶妙なダサさが心地良い。
#9はノリの良いリフが楽しい曲。軽快なKeyや、サビのゆるーいコーラスも好き。

オススメ度…85点

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Nehëmah 「LIGHT OF A DEAD STAR」
Nehëmah 「LIGHT OF A DEAD STAR」

Nehëmah Light Of A Dead Star

フランス出身のプリミティブブラックメタルバンド、Nehëmahの1作目。2002年発表。アルバム発表は2002年ですが、結成自体はなんと1992年で、バンドとしてはかなり古参のポジションとなるようです。フランス産ブラックというとデススペル・オメガ系統やアルセスト系統が真っ先に思い浮かんでしまうかもしれませんが、このバンドはダークスローンなどのノルウェー勢からの影響が色濃く反映されており、ジリジリとしたノイジーなギターサウンドを掻き鳴らしながら邪悪に疾走するスタイル。適度なメロウさを携えた寒々しいリフが禍々しく響き渡ります。Voも憎しみにまみれたがなり声タイプでかなり邪悪。基本的に殺気立っており、いつ殺されてもおかしくないような、緊迫して張りつめたサウンドが実にブラックメタルらしいです。スタスタと疾走するツーバスや、たまに顔を出す凍てつくようなKeyも素敵。

<収録曲>
1. The Witch Burns...
2. Light Of A Dead Star
3. Across The Landscape
4. In October Nightshades
5. Nehëmah In Vulva Infernum
6. I Will Sleep With The Dragon
7. Misty Swamps
8. ...In The Heat Of The Flames


<オススメの曲>
2. Light Of A Dead Star
5. Nehëmah In Vulva Infernum
6. I Will Sleep With The Dragon

どの曲も名曲過ぎて選出に悩むのですが、とりあえずこの三曲を推しておくか。
何かが燃えるようなイントロ#1に続く#2からもう邪悪さMAX。スタスタという裏打ちツービートにのせて、禍々しく荒涼としたリフがノイジーに響き渡ります。良く聞くと地を這うようなベースラインが非常に不気味さをアップさせており、妙にクセになるかも。
#5はゆったりとしたリズムで禍々しいリフが掻き鳴らされる不穏な曲。疾走に頼らないこういう過激さも良いもんですね。途中、ドラムのテンポが少し速くなるパートもありますが、それでも基本はミドルテンポ。ジワジワと伝わってくる邪悪さが素晴らしい。
#6はこれまた耳触りでノイジーなトレモロリフがたまらない一曲。ドラムのブラストも非常に心地よく、これでもかと言わんばかりに禍々しさを大放出しています。

オススメ度…94点

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LIMBONIC ART 「MOON IN THE SCORPIO」
LIMBONIC ART 「MOON IN THE SCORPIO」

Limbonic Art Moon In The Scorpio

ノルウェー出身のシンフォニックブラックメタルバンド、リンボニック・アートの1作目。1996年発表。美麗で荘厳な装飾をバックに邪悪に展開する、シンフォニックブラックの金字塔的な作品です。ノイジーなギターもしっかりと響いているのですが、何よりもメインはKeyの音色。ぐいぐいと神秘的に楽曲をリードしていき、冷たく無慈悲なサウンドを淡々と響かせます。基本的には疾走スタイルなのですが、たまに宇宙的で空間的なパートも顔を出し、いい具合に緩急がとれているのではないかと。ジャケのせいもあるのでしょうが、寒々とした冬の夜に星空の下で聴きたいような作品です。わりと凶悪なのですが、幻想的なKeyの効果でそれなりに聴きやすくはなっているかも。

<収録曲>
1. Beneath the Burial Surface
2. Moon in the Scorpio
3. Through Gleams of Death
4. In Mourning Mystique
5. Beyond the Candles Burning
6. Darkzone Martyrium
7. The Dark Rivers of the Heart


<オススメの曲>
1. Beneath the Burial Surface
4. In Mourning Mystique

冒頭の#1からいきなり14分の大作。スペーシーなSEと共に幕を開け、荘厳なKeyが奏でられ、かなり気品漂うイントロが2分ちょい続く。その後は一気に邪悪さを増して疾走開始!禍々しさと美しさが渦巻きながらドラマティックに展開する名曲です。
#4は演歌のようなイントロを持つ曲。その後のコーラスとKeyがあまりにも神々しく、あまりにも神秘的です。中盤になるにつれ徐々に暴虐性を高めていく、これまたドラマティックな曲。

オススメ度…85点

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大正九年 「最新式ひるね百科」
大正九年 「最新式ひるね百科」

大正九年 最新式ひるね百科

渡邊一重という女性一人によるテクノポップユニット、大正九年の1作目。1998年発表。打ち込みからサンプリングまで全て一人でこなしているのだそうです。音楽性的には、全体的にふわふわして緩ーい感じのテクノポップ。バックで流れるエレクトロニックなフレーズがめちゃくちゃ中毒性が高く、一度聴いたら耳から離れなくなってしまいます。なんかスーパーファミコンのまったり系のゲーム曲に、可愛い女性Voの歌を付けたような感じ。盛りあがったり踊れたりは一切しないのですが、ゆるゆる何度も何度もリピートしたくなるような作品。脱力癒し系。

<収録曲>
1. ICE CITY 78'
2. 驚き一発
3. ベイべ
4. 青春のしるし
5. ロック魂
6. 昔の話
7. 野望の星
8. ティーンエイジストーリー
9. 会議でGO
10. 小池の幽霊さん
11. 目がハート
12. マイエンジェル


<オススメの曲>
5. ロック魂
7. 野望の星

#5は比較的ノリの良いリズミカルな曲。でもやっぱり雰囲気自体はゆるーっとしています。「ナイスっすー、ナイスっすー、マーシャルの音が良いじゃんねー♪」がかわいい。
#7はアクション系ゲームの灼熱系ステージとかで流れてそうなイントロの曲。その後はうねうねした怪しげなエレクトロサウンドが続き、中毒性の高いメロディを奏でます。うんちゃかちゃっちゃ、うんちゃかちゃっちゃ、うんちゃかちゃっちゃ、ほいほーい。

オススメ度…81点

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FEN 「EPOCH」
FEN 「EPOCH」

Fen Epoch

英国出身のポストブラックメタルバンド、フェンの2作目。2011年発表。アトモスフェリックで幻想的シンセサウンドがふんわりと全体を包み込み、その中を荒涼としたリフがゆったりと紡がれていく、シューゲイザー的な音楽性が特徴です。ブラックメタル的な要素もわりと残っており、Voの絶叫なんかはかなり凶暴だし、まわりのシンセに相殺されてるとはいえリフ自体もなかなか攻撃的。ふんわりと浮遊感漂う空間的なサウンドと、ブラックらしい禍々しいサウンドとの鬩ぎ合いが聴き所です。無心になって爆音で聴くと心地よいかも。悲哀と絶望感にまみれた神秘的なサウンドに身を委ねてください。

<収録曲>
1. Epoch
2. Ghosts Of The Flood
3. Of Wilderness And Ruin
4. The Gibbet Elms
5. Carrier Of Echoes
6. Half-Light Eternal
7. A Waning Solace
8. Ashbringer


<オススメの曲>
1. Epoch
6. Half-Light Eternal

#1はめっちゃ幻想的なゆったりとした曲。とにかく儚いです。中盤から徐々に盛り上がっていき、後半は多少ブラックメタル的に。それでもどこか神秘的な空気が漂っています。
一番のキラーチューンは、アコースティックで儚く美しい出だしを持つ#6。このまま幻想的に最後までゆったりと進むのかと思いきや、途中でどんどん雲行きが怪しくなっていき、だんだんと禍々しい展開に。挙句の果てには疾走しだしてしまいます。後半のトレモロリフとか、全体を覆う陰鬱な雰囲気とかが超好き。

オススメ度…81点

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DEICIDE 「TO HELL WITH GOD」
DEICIDE 「TO HELL WITH GOD」

Deicide To Hell With God

米国フロリダ州出身のベテランデスメタルバンド、ディーサイドの10作目。2011年発表。前作ではゲスト扱いだったラルフ・サントーラ<G>が今作からはメンバーとして加入しています。相変わらず"神殺し"というバンド名を冠するふさわしい獰猛で攻撃性の強いデスメタルをやっており、スラッシュメタルに通じるような突撃力と、リフやソロに仄かに薫るメロディアスさの両方を兼ね揃えた素晴らしい作品。今作では中でも突進力にかなり重点が置かれている印象かな。ベテランの風格漂う堂々とした佇まいと、それにともなう安定感、そしてベテランの地位に甘んじることのない獣のような凶暴性を併せ持っています。

<収録曲>
1. To Hell With God
2. Save Your
3. Witness Of Death
4. Conviction
5. Empowered By Blasphemy
6. Angels In Hell
7. Hang In Agony Until You're Dead
8. Servant Of The Enemy
9. Into The Darkness You Go
10. How Can You Call Yourself A God


<オススメの曲>
1. To Hell With God

リフの良さで言ったらアルバム冒頭のこれかな。適度なメロディアスさと、流麗なギターソロもさすが。
アルバム全体の収録時間が35分と非常にベストなので、曲単位というよりは全体を何度もリピートしてしまう。どの曲もブルータルなリフが盛りだくさんで素晴らしい。

オススメ度…87点

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VALENSIA 「QUEEN TRIBUTE」
VALENSIA 「QUEEN TRIBUTE」

Valensia Queen Tribute

クイーンからの絶大な影響を受けまくっているオランダの貴公子、ヴァレンシアによるクイーントリビュートアルバム。2003年発表。オリジナル作品でもクイーンからの影響を隠すことなく表現し、非常にクイーンっぽい作品を出していている彼が、あまりにもクイーンを好き過ぎてついに作ってしまった作品です。元々声質もフレディ・マーキュリーっぽい彼なので、クイーンの曲を歌うのもお手の物。また、フレディだけではなくロジャー・テイラーブライアン・メイの歌唱やコーラスまでもをそっくりにこなし、さらにはブライアンのピッキングやギタートーンなどの演奏面に至るまでを全て本物に忠実に表現しています。もはや本物に肉薄するレベルのクイーンっぷりには正直驚きを隠せないわ。これぞ愛のなせるわざですね。ちなみにこのトリビュートアルバム、クイーンの曲だけではなく、クイーンの前身バンドであるスマイルや、フレディがプロデュースした曲なども演奏されています。

<収録曲>
1. Sheer Heart Attack
2. Man From Manhattan
3. Bohemian Rhapsody
4. Polar Bear
5. I'm In Love With My Car
6. We Will Rock You
7. Liar
8. Dear Friends
9. All The Young Dudes
10. Killer Queen
11. Love Of My Life
12. My Fairy King


<オススメの曲>
3. Bohemian Rhapsody
6. We Will Rock You
7. Liar
10. Killer Queen

とりあえず#3の完コピっぷりに脱帽。この難しい曲を、ここまで原曲に忠実に完コピ出来る人は世界広しと言えど彼だけなのではないかと。演奏、メインボーカル、歌唱、その他装飾部においうてまで、その全てが完璧です。原曲をあんま聞いたこと無い人なら本物と勘違いしてもおかしくないんじゃないかな。
#6#7はセットになっており、"Liar"のイントロのリズムに"We Will Rock You"がのっているという変わったアレンジに。これはこれでなかなか面白いです。
#10は原曲を超スローにしたアレンジ。テンポ以外は全てそっくりなので、クイーンがゆっくり演奏しただけなんじゃないかと思ってしまいます。コーラスとかマジそっくり。

オススメ度…80点

ここまでクイーンに対する愛を見せつけられるともはや素直に賛辞の言葉を贈るしかないよ。

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QUEEN 「A NIGHT AT THE OPERA」
QUEEN 「A NIGHT AT THE OPERA」

Queen A Night At The Opera

フレディ・マーキュリー<Vo>ブライアン・メイ<G>ロジャー・テイラー<Dr>ジョン・ディーコン<B>という天才4人によって構成された英国の伝説的ロックバンド、クイーンの4作目。1975年発表。次作の「華麗なるレース」とは対となる位置づけのロックオペラ作品となっています。とにかく仰々しくドラマティックな曲がずらっと並び、曲ごとというよりもアルバム全体を通して一つの大きな作品という作りになっており、まるで演劇/オペラのような構成を持った作品です。こう書くととても難解な作品のように聴こえてしまうかもしれませんが、一曲一曲はとても親しみやすく、決して敷居の高過ぎることは無いというのが素晴らしいところ。非常に完成度の高い作品で、「クイーンと言えばこの作品!」という人も多いのではないでしょうか。フレディの圧倒的表現力を持ったファルセットヴォイス、ブライアンの奏でる独特のギターサウンド、そして4人の絶妙なコーラスワークがとにかく素晴らしく、楽曲の良さだけではなくメンバー達の個性もしっかりと際立っています。

<収録曲>
1. Death On Two Legs (Dedicated To...)
2. Lazing On A Sunday Afternoon
3. I'm In Love With My Car
4. You're Best Friend
5. '39
6. Sweet Lady
7. Seaside Rendezous
8. The Prophet's Song
9. Love Of My Life
10. Good Company
11. Bohemian Rhapsody
12. God Save The Queen


<オススメの曲>
4. You're Best Friend
5. '39
11. Bohemian Rhapsody(→PV)

#4は温かみのあるポップな曲。どことなく郷愁漂う寂しげな雰囲気も漂っています。
出だしのコーラスからしてあまりにも神々しい#3は個人的にかなりの名曲。アコースティックなサウンドが軽快に響き、メロディ自体はわりと明るいものの、どことなく寂しさの漂う哀愁たっぷりの曲です。コーラスとギターの音色がダブルで神秘的なのが超良い。
#11はクイーンの中でも1・2位を争うような超名曲。この一曲だけでオペラとして成立するような、超絶ドラマティックな展開を見せてくれる曲です。途中の転調からの盛り上がりは鳥肌モノ。フレディの多彩な声色と圧倒的表現力がとにかく素晴らしく、天才と呼ばれるゆえんを目の当たりにすることが出来ます。たった6分の楽曲にこれだけの濃密な展開を詰め込めるとは…。

オススメ度…87点

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QUEEN 「A DAY AT THE RACES」
QUEEN 「A DAY AT THE RACES」

Queen Day At The Races

英国出身のロックバンド、クイーンの5作目。1976年発表。飛ぶ鳥をも落とす勢いで快進撃を続けていたクイーン全盛期の作品で、前作「オペラ座の夜」とは対になる位置づけの作品となっています。楽曲スタイルも前作同様"ロックオペラ"といった感じになっており、一曲一曲は独立してコンパクトに纏まっているものの、そのそれぞれが壮大でドラマティックな作りに。前作よりは仰々しさのようなものが減退している気もしますが、親しみやすさと上品さを適度なところで折衷することに成功しているのではないかと。フレディ・マーキュリー<Vo>のファルセットボイスも相変わらず神がかり的に素晴らしく、メンバー達とのコーラスワークも見事。ブライアン・メイ<G>の紡ぎだすギターサウンドも独特の温かみが滲み出ており、いつも通りクイーンらしさ全開です。

<収録曲>
1. Tie Your Mother Down
2. You Take My Breath Away
3. Long Away
4. The Millionaire Waltz
5. You & I
6. Somebody To Love
7. White Man
8. Good Old Fashioned Lover Boy
9. Drowse
10. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)


<オススメの曲>
4. The Millionaire Waltz
6. Somebody To Love
8. Good Old Fashioned Lover Boy
10. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)

まずは気品漂うワルツ調の#4や、神々しいコーラスが全体を包み込む#6あたりが普通にオススメ。
そして何よりもオススメなのはノスタルジックで哀愁漂う#8。ポップさの中にちらちらと顔を出す憂いを含んだメロディと、コーラスの美しさとのコンボがまさに最強です。
#10はサビに日本語詞を含んだバラード。これまた神々しい曲で、サビメロは美し過ぎて泣けます。暗ーい雰囲気の中、サビでわずかな光明が差すような展開なのが素晴らしい。

オススメ度…84点

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DAVID GUETTA 「NOTHING BUT THE BEAT」
DAVID GUETTA 「NOTHING BUT THE BEAT」

David Guetta Nothing But The Beat

フランス出身のDJ/ダンスミュージックプロデューサー、デイヴィッド・ゲッタの5作目。2011年発表。エレクトロサウンドやハウス要素を取り込んだクラブミュージック系のポップソングをやっており、歌って踊れる楽しい楽曲がたっぷりと収録されています。ノリの良いエレクトロサウンドが素晴らしいのはもちろん、ラップ部分や歌メロもかなり優秀。何回か聞いただけですぐに病みつきになるような印象的なフレーズが非常に多いです。また、客演アーティストが全ての曲にフィーチャーされているのですが、そのメンツがとにかく豪華。まずそもそも曲自体が色んなタイプでバリエーションに富んでいるのですが、それらの曲で各客演アーティスト達がそれぞれ個性を発揮しているため、全ての曲が各々の魅力を放っています。色んな曲が詰まっててなんだかとてもカラフルな印象。チャラいと言われようが何と言われようが、とりあえず盛りあがること間違いなしのアゲアゲな楽曲に、テンションマックスでノリまくれば良んじゃないかな。難しいこと考えずに楽しみましょう。

<収録曲>
1. Where Them Girls At
 (featuring Flo Rida and Nicki Minaj)
2. Little Bad Girl (featuring Taio Cruz and Ludacris)
3. Turn Me On (featuring Nicki Minaj)
4. Sweat (Snoop Dogg vs. David Guetta)
5. Without You (featuring Usher)
6. Nothing Really Matters (featuring will.i.am)
7. I Can Only Imagine
 (featuring Chris Brown and Lil Wayne)
8. Crank It Up (featuring Akon)
9. I Just Wanna Fuck (featuring Timbaland and Dev)
10. Lunar (David Guetta & Afrojack)
11. Night of Your Life (featuring Jennifer Hudson)
12. Repeat (featuring Jessie J)
13. Titanium (featuring Sia)


<オススメの曲>
1. Where Them Girls At(→PV)
2. Little Bad Girl(→PV)
3. Turn Me On(→PV)
5. Without You(→PV)
8. Crank It Up
9. I Just Wanna Fuck

とりあえず一番のキラーチューンはやはり#1。エレクトロサウンドのノリの良さ、サビメロのキャッチーさ、クールなラップと、三拍子そろった素晴らしい曲です。明るくてテンション高くてとにかく楽しい。Flo Ridaのパートもカッコいいのですが、何と言ってもNicki Minajのパートのカッコよさがヤバい。なんだこのカッコいい女の人は!
Usherの歌う#5はしっとり切なく、そしてドラマティックな曲。サビに向かって徐々に盛り上がっていく展開がとても良いです。そしてサビに入った瞬間のハジけ方も最高。めっちゃ開放的な気分になれます。こうして聴くとUsherやっぱ歌上手いね。良い声してる。
#8はエレクトロサウンドの印象的な曲。独特のグルーヴ感が全面に押し出されており、やはりノリの良さが光ります。
#9は不思議な縦ノリ感を持った曲。電子音もやたら奇妙な感じで、なんか楽しくなってしまいます。Devの曲とかこんなノリだよなぁなんて思ってたら、しっかりDevも参加してたのねw

オススメ度…90点

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SUMMONING 「MINAS MORGUL」
SUMMONING 「MINAS MORGUL」

Summoning Minas Morgul

SileniusProtectorによるオーストラリア出身の2人組メロディックブラックメタルバンド、SUMMONINGの2作目。1995年発表。元々はABIGORというバンドのサイドプロジェクト的な位置づけだったのだとか。攻撃性はあまり高くなく、中世ヨーロッパ的なメロディを叙情的なトレモロリフと共に紡ぎ出していくというスタイルになっています。ちょいちょいブラストが入ったりして疾走したりもするのですが、全体が幻想的な雰囲気で覆われているためか、一貫してかなりゆったりとした印象。基本的に一曲一曲が長いですが、ふわふわとした反復トレモロで徐々に盛り上がっていくようなドラマティックな構成の曲が多く、メロディも良いのでじっくりと腰を据えて楽しめるような作風です。Voだけはそこそこ邪悪なのですが、やはり周りの幻想世界に溶け込んでいるので、全体としてみるとやはりブラックメタルなのに禍々しさはほとんどありません。むしろ神々しいというか、神秘的とすら言えるかも。

<収録曲>
1. Soul Wandering
2. Lugburz
3. The Passing Of The Gray Company
4. Morthond
5. Marching Homewards
6. Orthanc
7. Ungolianth
8. Dagor Bragollach
9. Through The Forest Of Dol Guldur
10. The Legend Of The Master-Ring
11. Dor Daedeloth


<オススメの曲>
3. The Passing Of The Gray Company

アルバム全体が醸し出すファンタジックで幻想的な雰囲気が好きなので、どの曲もわりと甲乙付けがたいところはあるのですが、強いてあげるならば#3がベストチューンですかね。Keyによる間延びした「パーパパパー、パパ、パーパパパー」って感じの中世的なメロディがめちゃくちゃ印象に残ります。勇壮なメロとはちょっと違うんだけど、それに似たような雰囲気を感じる。他のバンドではあまり感じることのない特色です。トレモロリフも凄く良い。

オススメ度…83点

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エビメタ・バンド
なんだこれw てんや何してんのww

エビメタ・バンド - TORI-TENDON



馬鹿馬鹿し過ぎて、俺の中でてんやの株が爆上がりしたわ(笑)

ここまでやるならVoをもっとメタメタしい人にすれば良かったのにね。メタル界隈の人なら、こういうしょーもない企画にのってくれる人いくらでもいそうなのに。

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VAINS OF JENNA 「THE ART OF TELLING LIES」
VAINS OF JENNA
「THE ART OF TELLING LIES」


Vains Of Jenna The Art Of Telling Lies

スウェーデン出身のハードロックバンド、VAINS OF JENNAの2作目。2009年発表。モトリー・クルーに通じるような、LAメタル系のバッドボーイズロックンロールをやっています。疾走感よりもグルーヴ感を重視したようなスタイルで、鋭角的なギターリフがゆったりかつノリノリで刻まれるという感じ。音の質的には同郷のハードコア・スーパースターズあたりに近く、Voの声質も同バンドのヨッケ・ベルグにかなり似てるかも。

<収録曲>
1. Everybody Loves You When You're Dead
2. Mind Pollution
3. Refugee
4. I Belong To Yesterday
5. Paper Heart
6. Get It On
7. Enemy In Me
8. Better Off Alone
9. I Don't Care 4:03
10. The Art Of Telling Lies


<収録曲>
2. Mind Pollution(→PV)
6. Get It On(→PV)
7. Enemy In Me(→PV)
10. The Art Of Telling Lies

#2の独特のゆったりしたグルーヴ感が好きかな。そんな激しくはないのに自然と体が揺れ動く。

オススメ度…81点

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KADENZZA 「INTO THE ORIENTAL PHANTASMA」
KADENZZA
「INTO THE ORIENTAL PHANTASMA」


Kadenzza Into The Oriental Phantasma

フランスのレコード会社と契約し海外でも相応の評価を受けている、福島出身の独りシンフォニックブラックメタルプロジェクト、カデンザの1作目。2003年発表。"Grand Orchestral Kamikaze Metal"を自称しており、打ち込み臭さはかなりあるものの、シンフォニックで豪華絢爛、そしてやたらヒロイックでクサいメロディを持ったブラックメタルをやっています。時折、和風というか東洋的な要素が顔を出すのも良い。緩急を上手くつけながらめぐるましく展開するのも聴いていてとても面白く、ブラック/ゴシック/メロスピ/プログレ/クラシックあたりの要素をうまく丸めこんだ変態サウンドがとても興味深いです。色んな要素を混ぜ込みつつもカオスにならないところが知的で素敵。

<収録曲>
1.Kamikaze Blows
2.Mononoke
3.Wheel Of Fortune
4.Endless Labyrinth
5.Lament 1999
6.War Phantasma


<オススメの曲>
1.Kamikaze Blows
2.Mononoke
3.Wheel Of Fortune

静かに不気味に幕を開ける#1は、1分ぐらいすると一気に派手になる疾走チューン。荘厳な装飾と、不穏なリフとの絡みが素晴らしいです。中盤からはメロスピばりのキラキラ疾走を開始し、やり過ぎなくらいのヒロイックなメロディに悶絶。ギターソロもやりたい放題で思わず顔が綻びます。
#2はなかなか凶暴でアグレッシヴな曲。リフもなかなかドス黒く、暗黒世界が広がります。中盤からはやはりヒロイックに展開し、先の読めない変態サウンドが炸裂。
モーツァルトの"交響曲第25番"をモチーフにした#3もこれまたシンフォニックでヒロイックな曲。クサメロ好きならイントロの時点ですでにノックアウトされることでしょう。

オススメ度…82点

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RIOT 「IMMORTAL SOUL」
RIOT 「IMMORTAL SOUL」

Riot Immortal Souls

米国出身の正統派メタルバンド、ライオットの14作目。2011年発表。脱退したり戻ってきたりとゴタゴタしていたトニー・ムーア<Vo>を含む「THANDERSTEEL」期のメンバーにマイク・フリンツ<G>を加えた編成で作られた作品です。メンバーだけでなく音自体も往年のライオットになっており、トニーの突き抜けるようなハイトーン、疾走感あふれる華麗なツインギター、そしてそれに負けず劣らずの活躍を見せるリズム隊など、彼ららしい魅力がたっぷり。14作目といったらもうかなりのベテランなのに、若いころの衝動を忘れないような元気いっぱいのサウンドを鳴らしてくれていることが素直に嬉しいです。

<収録曲>
1. Riot
2. Still Your Man
3. Crawling
4. Wings Are For Angels
5. Fall Before Me
6. Sins Of The Father
7. Majestica
8. Immortal Soul
9. Insanity
10. Whiskey Man
11. Believe
12. Echoes


<オススメの曲>
1. Riot
2. Still Your Man
4. Wings Are For Angels
6. Sins Of The Father

とりあえず#1は群を抜いて素晴らしい超絶キラーチューン。疾走しまくりの正統派メタルにメタル魂が激しく揺さぶられまくります。トニーのハイトーンは"天を突くような"という表現を遥かに超えて完全に天を突き抜けてしまっており、どこまで高くなるのか心配になるくらいの堂々たる歌いっぷりは実に痛快。ギターソロもメロディアス出し、文句のつけようのない一曲です。
他にもやっぱ比較的疾走度の高い#2#4#6あたりがオススメかな。正統派メタルかくあるべしというような熱い熱い曲となっております。

オススメ度…86点

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MEGADETH 「TH1RT3EN」
MEGADETH 「TH1RT3EN」

Megadeth Th1rt3en

スラッシュメタルし四天王の一角を担うインテレクチュアル・スラシュメタルバンド、メガデスの13作目。2011年発表。デイヴィッド・エレフソン<B>がまさかの電撃復帰を遂げてから初となる作品です。メガデスと言えば知的で攻撃的で刺々しいリフが一番の魅力だったわけですが、今作では歌メロを重視したようなあまり毒気の無いサウンドになっており、どちらかといえば「YOUTHNASIA」方面に近いような作り。そしてそのメロディが素晴らしければ特に文句も無いのですが、あまり印象に残るようなものはありません。ムステインは弾きまくってるし、エレフソンの復帰もあってリズム隊もカッチリしてるんだけど、心からゾクゾクするようなあのメガデスサウンドは見当たらない。大御所の中だるみ期にありがちな、「無難に纏まってるし普通に聴けはするけど、まぁキラーチューンは無いよね」と言った感じの作品。まぁメガデス信者の俺としては、ムステインのヘタウマVoを聴くだけでちょっと嬉しくはなるんだけどね。まぁこのアルバムはオリジナルアルバムと言っても、純粋な新作というよりは過去の配信曲を新録したものを集めた感じの作品らしいし、とりあえずこれからも追い続けるから頑張って!

<収録曲>
1. Sudden Death
2. Public Enemy No. 1
3. Whose Life (Is It Anyways?)
4. We the People
5. Guns, Drugs and Money
6. Never Dead
7. New World Order
8. Fast Lane
9. Black Swan
10. Wrecker
11. Millenium of the Blind
12. Deadly Nightshade
13. 13


<オススメの曲>
6. Never Dead

この曲だけ群を抜いてカッコいい。静かに始まって1分くらいはイントロ的な感じなんですが、突如疾走を始めあ瞬間に思わずガッツポーズです。リフも攻撃的だしとってもクール。なんかゲームとのタイアップ曲らしいですね。

オススメ度…76点

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THE BERZERKER 「THE BERZERKER」
THE BERZERKER 「THE BERZERKER」

The Berzerker The Berzerker

オーストラリア出身のインダストリアルデス/サイバーグラインドメタルバンド、ザ・バーザーカーの1作目。2000年発表。「デスメタルにデジタルサウンドをぶっ込んでみた」って感じの音楽をやっており、アタリ・ティーンエイジ・ライオットmeetsデスメタルみたいなサウンドが特徴です。後期の彼等はデスメタルとしてもインダストリアルとしてももっと洗練されてかなり聴きやすいのですが、この時点ではデスメタル部分もグチョグチョしてるし、デジタル部分もノイズ要素が強いしで、かなりカオスな世界観になってます。もはや狂気の塊。デスメタル演奏しながらギターとかでファミコンぶん殴ったのかな…みたいな。ドラムが打ち込みなので人間には出来ないような超絶マシンビートが唐突にぶち込まれたりと、このスタイルならではの魅力もたっぷりで、暴虐性と残虐性の渦巻く凶暴な音世界はなかなかの快感です。Voの咆哮も演奏や打ち込みに負けず劣らずの凶暴性を持っており、これでもかとばかりにうなりまくっています。まさに狂戦士と言わざるをえないわ。

<収録曲>
1. Reality
2. Forever
3. Burnt
4. Pain
5. Cannibal Rights
6. Massacre
7. Chronological Order Of Putrefaction
8. Deform
9. Slit Down
10. February
11. Mono Grind
12. Ignorance
13. Humanity
14. 95
15. Ode to Nash


<オススメの曲>
2. Forever
3. Burnt
5. Cannibal Rights
12. Ignorance

もはやどの曲も凶悪過ぎて笑える。
そんな中で、打ち込みが全面に押し出されていて圧倒的なサイバー感を味わえる#3と、ジワジワと圧迫感で推し潰されそうなリフの中で咆哮と打ち込みが響き渡る#5あたりが特に好きかな。

オススメ度…82点

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THESE KIDS WEAR CROWNS 「JUMPSTART」
THESE KIDS WEAR CROWNS 「JUMPSTART」

These Kids Wear Crowns Jumpstart

カナダ出身のエモ/ポップパンクバンド、ディーズ・キッズ・ウェア・クラウンズの1作目。2011年発表。エレクトロニックなサウンドをちょいちょい取り入れたポップパンクをやっており、イケイケでノリノリな音楽性が特徴です。ジャケやPVからのイメージが強いせいもあるのかもしれませんが、とにかく爽やかでカラフルな印象で、なんだか聴いてるとウキウキしてくるような楽曲が多く、そのハッピーなテンションに思わず顔が綻びます。なんか思わず踊りだしたくなるわ。Keyのキラキラ感が爽快感に拍車をかけており、Voの歌唱やコーラスも爽快そのもの。全体的に淀み無く透き通ったイメージの、優等生ポップパンク。

<収録曲>
1. Skeletons
2. This Party Never Stops
3. Jumpstart
4. Lifetime
5. Break It Up
6. Good Friends (With Bad Benefits)
7. I Wanna Dance With Somebody
8. Oceans
9. Don’t Sweat It
10. Let's Ride
11. We All Fall Down


<オススメの曲>
1. Skeletons(→PV)
2. This Party Never Stops
3. Jumpstart(→PV)
5. Break It Up(→PV)
7. I Wanna Dance With Somebody(→PV)

とりあえずめっちゃノリのいい#2がかなり好き。エレクトロサウンドがノリの良さに拍車をかけており、自然と体が動いてしまうような曲です。
#3はノリの良さに加え、サビの爽快感が半端ない曲。サビになった瞬間に一気に広がっていくような開放感がたまりません。
キラキラのイントロで悶死する#7も踊りだしたくなるようなイケイケ爽やかチューンなのですが、実はホイットニー・ヒューストンのカヴァー曲なのね。あまりに雰囲気変わり過ぎてて気付かなかったわ。ってことで、びっくりするくらいの良カヴァーです。原曲顔負け。

オススメ度…84点

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CHILDREN 18:3 「CHILDREN 18:3」
CHILDREN 18:3 「CHILDREN 18:3」

Children 18:3

米国ミネソタ州出身の三兄弟によるパンクロックバンド、チルドレン・エイティ・トゥ・スリーの1作目。2008年発表。オルタナ系ロックとポップパンクの中間くらいの音楽性が特徴で、荒々しさとキャッチーさを兼ね揃えた基本的に何でもアリの楽しい楽曲が並んでいます。兄貴のDavid Hostetterがメインボーカルなのですが、曲によっては妹のLee Marie Hostetterがメインになったり、もしくは二人の応酬&コーラスになったりしています。兄妹なのが影響しているのかは知りませんが相性は抜群で、ツインの絶妙な掛け合いが素晴らしい。ジャケットのなんだか時代遅れなだっせぇルックスにちょっと「ん?」と思うってしまうかもしれませんが、曲の方は非常に洗練された素晴らしいものとなっています。やりたい放題に色々やってるわりに、どの曲もこのバンドらしさを持っていて、しっかりと一つの作品として纏まってる所も良いね。

<収録曲>
1. All My Balloons
2. LCM
3. You Know We're All So Fond Of Dying
4. Search Warrant
5. Even Sleeping
6. Ditches
7. The City
8. Homemade Valentine
9. Samantha
10. Mock The Music
11. A Chance To Say Goodbye
12. Time And Wasted Bullets
13. Balloons Reprise
14. Final


<オススメの曲>
1. All My Balloons(→PV)
7. The City
8. Homemade Valentine(→YOUTUBE)
11. A Chance To Say Goodbye
14. Final

好きな曲が多過ぎるけど、特に好きなのはとりあえずこのあたりか。
#1は荒々しく衝動的に疾走する曲。不安定な印象を与えつつ軽快に纏まっていく展開が凄く好き。
#7は陽気で楽しげな曲。なんか南国っぽい。
#8はミドルテンポでキャッチーなキラーチューン。喋りに近いような独特のAメロからBメロで一気に盛り上がっていき、サビではめっちゃキャッチーなコーラスが響くという流れがとても好きです。なんかメロディがまったりしてて良い。
#11はイントロのドラムが好き。その後のそこはかとない哀愁もGood。
#14はサビ前後での兄妹の掛け合いがなんかクセになる曲。ノリも良いし、やたら頭に残ります。そして後半の手拍子パートがマジ悶絶。

オススメ度…87点

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BURZUM 「FILOSOFEM」
BURZUM 「FILOSOFEM」

Burzum Filosofem

ノルウェー出身のカウント・グリシュナックによる独りプリミティブブラックメタルバンド、バーズムの4作目。1996年発表。この作品がリリースされたのは彼が投獄された後のことですが、レコーディング自体はメイヘムユーロニモスを刺殺する前となっています。チリチリとして耳をつんざくような反復リフがひたすらノイジーに奏でられ、そこに怪しいシンセサウンドが幻想的に絡むという、ひたすら鬱なブラックメタルをやっています。陰鬱で不安を煽るようなリフが執拗に繰り返されるのですが、そのリフの一つ一つがとてつもなくカッコ良く、中毒性が抜群。徐々に脳が侵食されて精神が侵されていき、どこか別の世界へとトリップすることが出来そうです。Voも絶望と憎しみに満ちていて、呪い殺されそうな絶叫が非常に邪悪。この後、BURZUMはどんどんとアンビエント作品へと傾倒することになるのですが、その段階への布石はこのアルバムでもかなり顔を覗かせており、シンセによるアンビエント要素が至る所に顔を出していて、鬱要素の増幅に多大な貢献をしています。聴いてると気分が限界まで沈む、鬱ブラック界の超名盤。

<収録曲>
1. Dunkelheit
2. Jesus' Tod
3. Erblicket die Tochter des Firmaments
4. Gebrechlichkeit I
5. Rundgang um die transzendentale Sasle der Singularitat
6. Gebrechlichkeit II


<オススメの曲>
1. Dunkelheit
2. Jesus' Tod
3. Erblicket die Tochter des Firmaments

#1はじわじわと不安を煽りまくるノイジーなリフが淡々と繰り返され、そこにシンセの絡む超絶鬱チューン。綺麗なシンセがゆったりと幻想的に響くのですが、この圧倒的鬱リフをバックに奏でられると、逆になんとも不気味な響きに感じます。Voの叫びも病的で素晴らしい。
続く#2はさらにノイジーなリフが響き渡る曲。耳触りで不快になるようなリフが知らない間に心地よく感じられ、ズルズルと暗黒世界へと引きずり込まれていきます。ドラムが入ってきてからは独特の黒いグルーヴ感があり、それをともなって反復され続ける邪悪なリフが鳥肌レベルでカッコ良い。
#3は這いずり回るようなリフが繰り返される曲で、鬱々とした空気がとても素敵です。
後半3曲はアンビエント色がより強くなっており、不気味なSEなどがふんだんに使われた曲。#5なんかは25分を超える長尺な曲で、ひたすら不気味な暗黒アンビエント絵巻となっています。

オススメ度…94点

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9MM 「DEM TEUFEL EIN GEBET」
9MM 「DEM TEUFEL EIN GEBET」

9mm Dem Teufel ein Gebet

ドイツ出身のパンキッシュなロックンロールバンド、9MMの2011年の作品。何作目かは知らん。2作目?かなついでに言うと、バンド名もここでは9MMとだけ表記されてるけど、オフィシャルとかを探すと9MM ASSI ROCK'N'ROLLと出てくるので、そっちが正式名称なのかもしれません。いかんせんオフィシャルがドイツ語なもので(笑)。さて、内容の方はと言いますと、イェーイってノリでワイルドに突き進むロックンロールで、サビになるとキャッチーで明るいコーラスが登場。適当なノリでゆるーく盛りあがれるダーティーなロックンロールとなっています。グルーヴ感もそこそこあって、親しみやすさもそこそこあって、何度もヘビロテするほどの強力な曲はないけど、聴いてる分には楽しいって感じ。こういうバンドは肩の力を抜いて適当に聴けばいいと思うよ。Voはだみ声で、サビのコーラスは男くさいというか、とてもムッサいです。ちなみに歌詞は全編ドイツ語。

<収録曲>
1. Wenn Träume fliegen
2. Symphonie des Zorns
3. Der letzte Engel
4. Kain vs. Abel
5. 9mm ARR
6. Dein Wille ist Gesetz
7. Feigheit
8. Party Rock n Bier
9. Evil Knievel
10. Sommer
11. Amigos Para Siempre
12. Störtebeker
13. Durstige Männer


<オススメの曲>
2. Symphonie des Zorns
11. Amigos Para Siempre(→PV)
13. Durstige Männer

サウンドがメタリックで、グルーヴ感が優秀な#2が一番好きかな。グルーヴ感だけだったら#13も捨てがたい。#11は馬鹿馬鹿しくて無駄に楽しそうなPVがあるので見ておくと良いかも知れません。こういうしょうもないノリは正直好きだよ。

オススメ度…78点

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WHITE LION 「PRIDE」
WHITE LION 「PRIDE」

White Lion Pride

米国拠点のメロディアスハードロックバンド、ホワイト・ライオンの2作目。1987年発表。ポップでキャッチーなメロディと、マイケル・トランプ<Vo>の甘いハスキーヴォイスが特徴です。適度な華やかさを持ちながらも中にそこはかとなく哀愁が内包されているのが個人的にかなりツボ。ヴィト・ブラッタのギタープレイは超絶上手いというわけではないのですが、それでもなんとなくヴァン・ヘイレンに通じるような華やかさがあり、なんとも味のあるサウンドとなっています。マイケルのハスキーな歌声はカラッと乾いた哀愁を醸し出しており、メロディ自体のヨーロピアンな湿った哀愁と、マイケルの歌声によるアメリカンなカラッと乾いた哀愁が良い具合に融合。その適度なバランスがとてもプラスに働いています。

<収録曲>
1. Hungry
2. Lonely Nights
3. Don't Give Up
4. Sweet Little Loving
5. Lady of the Valley
6. Wait
7. All You Need Is Rock N Roll
8. Tell Me
9. All Join Our Hands
10. When the Children Cry


<オススメの曲>
1. Hungry
6. Wait(→PV)
8. Tell Me
10. When the Children Cry(→PV)

とりあえず#8ラットあたりのLAメタルに通じそうな華やかなノリに、胸が締め付けられるような超絶哀メロが加わったキラーチューン。もうマイケルのハスキーヴォイスの甘いこと甘いこと。こういう持って生まれた声質って反則だよなぁと思ってしまいます。コーラスも哀愁たっぷり。独特のギタープレイも冴えわたっており、適度な泣きを維持しつつ弾きまくってます。
#10はしっとり切ない名バラード。静かでアコースティックなサウンドをバックに響くマイケルの歌声はやはり反則です。シンプルなギターソロも泣ける。

オススメ度…84点

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RUNNING WILD 「PORT ROYAL」
RUNNING WILD 「PORT ROYAL」

Running Wild Port Royal

元祖海賊メタルバンドとも言えるかもしれないジャーマンメタルバンド、ランニング・ワイルドの4作目。1988年発表。一番の名作とされる5thと、彼ららしさが爆発しだした3rdとの挟間のアルバムなのでなんとなく地味な印象ですが、本作でも海賊的な勇壮なメロディを紡ぎだす親しみやすいジャーマンメタルをやっており、個々の楽曲のクオリティは決して低くは無いです。いかにもなジャーマンメタルサウンドを持ちつつも、リフ自体はかなりアイアン・メイデンあたりのNWOBHM勢に通じるサウンドになっており、そこも個人的にはかなり魅力的だったり。マンネリ系メタルバンドの代表格と言われる彼らですが、逆に考えればどのアルバムでもいかにも彼ららしいサウンドが楽しめるってことなんだよね。まぁ確かに似たような楽曲が多い事は否めないんだけれども、何年経っても軸がブレないってことで逆に評価してあげたい。

<収録曲>
1. Intro
1. Intro
2. Port Royal
3. Raging Fire
4. Into The Arena
5. Uaschitschun
6. Final Gates
7. Conquistadores
8. Blown To Kingdom Come
9. Warchild
10. Mutiny
11. Calico Jack


<オススメの曲>
2. Port Royal
4. Into The Arena
11. Calico Jack

タイトル曲の#2は勇壮なリフが素晴らしい、いかにもランニング・ワイルドなキラーチューン。血沸き肉躍るリフ構成と疾走感がたまりません。なんか荒波に向かって出航したくなるわ。
#4はイントロのリフが初期メイデンを彷彿とさせる曲。その後の展開はやはりランニング・ワイルド印です。
#11は静かに幕を開ける、8分ちょいの比較的長い曲。まぁその後の展開はやはり創造道理なんですけどね。そこが良いのよ。

オススメ度…81点

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