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ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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BAL-SAGOTH 「THE CHTHONIC CHRONICLES」
BAL-SAGOTH
「THE CHTHONIC CHRONICLES」


Bal-Sagoth The Chthonic Chronicles

イギリス出身の宇宙系シンフォニックブラックメタルバンド、バルサゴスの6作目。2006年発表。とにかくエピカルで空想小説的なブラックメタルをやっており、音だけはブラックメタルですが歌詞の内容はバイロンの描き出す多元宇宙という仮想空間を舞台にした小説になっています。スターウォーズの世界とかSF系のRPGゲームをそのまんま音楽にしたようなファンタジックなサウンドが特徴で、激しいくせに妙なダサさとクサメロが混ざり合い、その手のサウンドが好きな人にはたまらないタイプ。ブラックメタル界のラプソディと形容されることもしばしばですが、その表現にも納得の壮大な世界観を描いています。そしてVoはまさかの語り系。たまにメロディをブラックメタルらしいぎゃあぎゃあとした喚き声で歌い上げますが、語り口調の部分の方が圧倒的に多く、派手なシンフォニックサウンドとめぐるましく展開するクサいメロディにのせ、バイロン先生が多元宇宙の物語を優しく朗読してくれます。ただ、その声が異常にカッコよくて不思議な心地よさもあり、わりと自然に聴けてしまうのが凄いところ。今作では初期の激しさもわりと戻ってきている印象で、単純なブラックメタルとしてのカッコ良さと、バルサゴスらしい独自のメルヘンサウンドを双方から楽しめるような作品です。

<収録曲>
1. The Sixth Adulation Of His Chthonic Majesty
2. Invocations Beyond The Outer-World Night
3. Six Score And Ten Oblations To A Malefic Avatar
4. The Obsidian Crown Unbound
5. The Fallen Kingdoms Of The Abyssal Plain
6. Shackled To The Trilithon Of Kutulu
7. The Hammer Of The Emperor
8. Unfettering The Hoary Sentinels Of Karnak
9. To Storm The Cyclopean Gates Of Byzantium
10. Arcana Antediluvia
11. Beneath The Crimson Vaults Of Cydonia
12. Return To Hatheg-Kla


<オススメの曲>
2. Invocations Beyond The Outer-World Night
4. The Obsidian Crown Unbound
6. Shackled To The Trilithon Of Kutulu
9. To Storm The Cyclopean Gates Of Byzantium
11. Beneath The Crimson Vaults Of Cydonia

緊迫した長いイントロ#1を経て、#2になだれ込んだ瞬間にバイロン先生の朗読開始。いつものバルサゴスワールドが始まります。わりかしアグレッシヴな曲で喚き声もガンガン登場しますが、肝心のところではやはり朗読。なんという安心感。そして激しいながらもメロディはやはりクサく、オーケストレーションもとても派手で大仰です。
#4はやり過ぎなくらいシンフォニックなサウンドで幕を開ける邪悪さ漂う曲。まぁそこにのるのはやっぱり朗読なんですけどね。
#6も怒涛の勢いで疾走する派手な曲。いかにもシンフォニックブラックな展開にガッツポーズです。
#9なんかはもう完全にファンタジー映画の挿入歌としか思えない曲。しかも最後の敵を前に意気揚々と出陣していくようなクライマックスシーンに相応しい雰囲気で、非常に壮大なスケールを誇っています。
#11は怒涛の勢いで突き進むフィナーレに相応しい曲。朗読が淡々と読まれる中、恐ろしいほどの畳み掛けを見せつけてくれます。

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

THE HIGHER 「IT'S ONLY NATURAL」
THE HIGHER 「IT'S ONLY NATURAL」

The Higher It's Only Natural

米国出身のポップパンクバンド、ザ・ハイヤーの3作目。2009年発表。全体的に爽やかーな感じのポップパンクをやっているのですが、その爽やかさの裏にどことなーく哀愁が秘められているのがとても好き。曲調はやたらダンサブルなノリのものが多く、楽しくノレる楽曲が多いです。メランコリックなのに楽しくて爽やかでノリノリというとアンバランスな感じがしてしまうかもしれませんが、実際そうなんだから仕方がない。メンバーが結構いろんなジャンルから影響を受けているらしいので、それがこういった不思議な多様性に繋がってくるのかな。

<収録曲>
1. Try Again
2. Other Options
3. Undertaker
4. It's Only Natural
5. Story Of A Man Obsessed
6. The (Runaway) Artist
7. Play With Fire
8. Burn And Turn
9. The Black Dress
10. Beautiful Coffins
11. Scandalous
12. Closer


<オススメの曲>
1. Try Again
4. It's Only Natural(→PV)
5. Story Of A Man Obsessed
7. Play With Fire

軽快に幕を開けるアルバム冒頭の#1は、明るいながらもちょっぴり憂いを携えた曲。ちょっぴり湿った感じの音を出すKeyも良い味を出しており、サビでは絶妙な哀愁を漂わせてくれます。
軽快なパーカッションと爽やかなディスコ風味のKeyで始まる#4はこの作品一番のキラーチューン!ノリノリの楽しいリズム感と、キャッチ―ながらもどこか憂いを含んだメロディ、サビに漂う極上の哀愁というコンボがたまりません。
#5はダンサブルでノリノリなリズムを刻む曲。サビのリフの楽しそうに跳ねる感じと、そっから一気に哀メロに持っていく展開が良い。
#7は最初っから哀愁MAX!アコギによる軽快なリフから、サビにかけてどんどん切ないメロディに代わっていく感じが超ツボ。
ちなみに最後の#12Ne-Yoのカヴァー。演奏がバンドサウンドになってるわりには原曲に忠実です。このバンドの哀愁サウンドには良く合っていてなかなか良いのではないかと。

オススメ度…83点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

THE RASMUS 「INTO」
THE RASMUS 「INTO」

The Rasmus Into

フィンランドが誇る哀愁ハードロックバンド、ザ・ラスマスの4作目。初期のイケイケなポップロックから、最近のちょっぴりゴシカルなテイストを含んだ超絶哀愁ロックへと変遷を遂げる、ちょうど過渡期の作品です。前作でも一部の曲は哀愁を纏っていましたが、今作ではそれがアルバム全体へと拡大。ヨーロッパで大成功を収めたラスマスの姿へと移り変わっている様子がうかがえます。それなりに良い曲も多いので、最近のラスマスが好きな人でもそこそこ楽しめるんじゃないかな。ラウリ・ヨーネンのあまーい歌声はやはりこういう哀メロの中では抜群に映えており、楽曲の哀愁がラウリの声によってさらに増幅され、胸をキュンと締め付けてきます。

<収録曲>
1. Madness
2. Bullet
3. Chill
4. F-F-F-Falling
5. Heartbreaker
6. Smash
7. Someone Else
8. Small Town
9. One & Only
10. Last Waltz


<オススメの曲>
2. Bullet
4. F-F-F-Falling
8. Small Town
9. One & Only
10. Last Waltz

とりあえずこのアルバムでは#2が一番好き。シンプルなリフのくせに狂おしいほどの哀愁がぎっしり詰まった素晴らしい哀メロチューンです。特にサビでのラウリの泣きそうなな歌唱がたまらん。あとはイントロとかアウトロのちょっぴり幻想的な雰囲気も好き。
#4は日本デビュー作の5作目の日本盤に再録で収録されていたので知ってる人も多いかと。5作目の日本盤に収録されたものよりはちょっぴりシンプルな作りですが、やはり凄まじい哀愁を振りまく素晴らしい曲です。ポップさの中に翳りが見え隠れする感じが素晴らしい。
#8はとても爽やかな曲。サビの親しみやすさの中にやっぱりどこかちょっと憂いのある感じが良い。
#9も元気があってちょっぴりイケイケなんだけど、やっぱりラスマス色にしっかり染まっており、メロディの至る所に哀愁が漂っています。
オルゴールの音色で始まる#10は静かでしっとりとした悲しげな曲。サビでゆったりとドラマティックに盛り上がってく感じが好きです。

オススメ度…80点

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VEKTOR 「OUTER ISOLATION」
VEKTOR 「OUTER ISOLATION」

Vektor Outer Isolation

米国出身のプログレッシヴスラッシュメタルバンド、ヴェクターの2作目。2011年発表。ひねくれた変幻自在の高速リフでインテレクチュアルな展開を見せるスラッシュメタルをやっています。リフが非常に細かくてドラムも手数足数がとても多いので、とにかく体感的なスピードが凄まじい。そのくせ途中でプログレ的な先の読めない展開を挟んできたりするので疾走一辺倒になることは絶対になく、最初っから最後まで気を抜くことが出来ません。それらの展開も高速リフワークの組み合わせによって突っ走りつつ行われるので勢いを殺すこともなく、難解さとも無縁な爽快さがそのままスラッシュメタルらしく残っているところが凄い。Voはきゃあきゃあと金属的に喚くタイプで、スラッシュメタルのVoとしては勢いがあって自分的にはとても好きな部類です。

<収録曲>
1. Cosmic Cortex
2. Echoless Chamber
3. Dying World
4. Tetrastructural Minds
5. Venus Project
6. Dark Creations, Dead Creators
7. Fast Paced Society
8. Outer Isolation


<オススメの曲>
1. Cosmic Cortex
2. Echoless Chamber
3. Dying World
2. Echoless Chamber
3. Dying World
7. Fast Paced Society

冒頭でいきなり10分超えの曲が登場してびっくり。あれ、実はこれって結構敷居の高い系の作品かな…?なんて心配にもなりましたが、最初の長めのイントロ以外は基本的に疾走に次ぐ疾走。絡み合う強力なリフの嵐が渦巻く非常にスカッとする曲でした。
#2は前半はミドルテンポでドラマティックな雰囲気を醸し出し、中盤から悲鳴と共に疾走開始する曲。この疾走開始部分がカッコ良くてたまらない。リフがどんどんメロディアスになっていく展開も素晴らしい。
♯3はメロディアスかつインテレクチュアルなリフが摩訶不思議に展開する面白い曲。これも中盤から疾走していき、どんどん勢いを増していきます。
#4はメロディアスな高速リフでしょっぱなから爆走しまくる曲。攻撃性も十分で、凄まじい勢いで突っ走っていきます。高速なんだけどグルーヴ感も携えてるあたりが超ツボ。メロいギターソロからのドラマティックな盛り上がりにもゾクゾクします。
#7も金切声と共に疾走しまくる曲。忙しなく動き回るスリリングな展開から耳が離せません。
8分を超える#8も、どんなに長かろうとやはりリフとリフの鬩ぎ合う高速スラッシュであることに変わりなし。中盤のメロウなパートも良い味出してるし、そこで溜めた分を一気に放出する瞬間も攻撃的で良い。

オススメ度…92点

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LOVEX 「WATCH OUT!」
LOVEX 「WATCH OUT!」

Lovex Watch Out!

フィンランド出身のメランコリックメタルバンド、ラヴエックスの3作目。2011年発表。哀愁たっぷりのキャッチーなノリノリ系ゴシックサウンドが特徴でしたが、今作では哀愁度が幾分か抑えられ、80年代のアメリカンハードロック的なカラッとした爽やかさを持つようになりました。元々ポップスに通じるようなキャッチーさは持っていましたが、今作ではそれがさらに進行し、CDジャケット同様にボーイズグループ的なイメージに。とはいえリフはそれなりにヘヴィですし、Voも相変わらず色気があるしで、バッサリ切り捨てるにはもったいないクオリティを備えており、HR/HM由来の曲展開にはやはり心が躍ります。

<収録曲>
1. Queen Of The Night
2. U.S.A.
3. Slave For The Glory
4. Time Of Your Life
5. Watch Out!
6. 15 Minutes
7. Crash My World
8. Worlds Collide
9. One
10. Marble Walls
11. U.S.A. (Acoustic)


<オススメの曲>
1. Queen of the Night
2. U.S.A.(→PV)
3. Slave for the Glory
5.Watch Out!(→PV)

ダイナミックでノリが良く、サビメロでは仄かに哀愁が漂う#1が一番のお気に入り。他の曲も全体的に哀愁系ハードポップスって感じだけど、曲自体はとても良いと思います。

オススメ度…80点

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KIM KYUNG HO (김경호) 「ALIVE」
KIM KYUNG HO (김경호) 「ALIVE」

Kim Kyung Ho Alive

韓国のアイドルメタルシンガー,キム・キム・ギョンホのミニアルバム。2009年発表。サブタイトルで「9.5集」と題されているので、9作目から次の作品への繋ぎ的な位置付けだと思います。キム・ギョンホは抜群の歌唱力を誇るシンガーで、伸びやかでエモーショナルなハイトーンはまさに絶品。近作ではメタル色の強い楽曲の割合は減りつつありますが、ハードロックとロックの中間ぐらいの楽曲やバラードでも伸びやかな歌唱が生き生きと披露され、格の違いを見せつけてくれます。今作は7曲の新曲とそのうち3曲のインストという10曲編成。全て韓国語で歌われており、耳慣れない響きが妙に新鮮で興味深いです。

<収録曲>
1. Intro
2. Face To Face
3. 데려오고 싶다
4. Promise You
5. 는개비
6. 비와 당신의 이야기
7. 질주
8. 데려오고 싶다 (Instrumental)
9. Promise You (Instrumental)
10. 비와 당신의 이야기 (Instrumental)


<オススメの曲>
2. Face To Face
7. 질주

とりあえずバリバリのメタルチューンは#2しかないのですが、この1曲が圧倒的なカッコ良さ。疾走感バリバリの爽やかなメロパワで、やたら明るいサビメロがめっちゃキャッチー。みんなで大合唱したくなるようなとっても爽快な曲です。キムの歌声もパワフルでハリがあり実に素晴らしい。Lee Hyun Suk<G>の弾きまくりギターソロもいかにもメロパワなピロピロ具合で良いな。
その後はバラードが続き、キムの歌のうまさをたっぷり堪能できますが、やはりメタラーには少し物足りないことは確か。バラードで良く映える歌声してるから、普通に楽しみは出来るんだけどね。爽やかロックの#7も普通に良いです。

オススメ度…80点

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XE-NONE 「DANCE METAL [RAVE]OLUTION」
XE-NONE DANCE METAL [RAVE]OLUTION」

Xe-None Dance Metal [Rave]olution

ロシア出身のダンスメタルバンド、キセノンの1作目。2008年発表。インダストリアルメタルというには派手すぎるレイヴ気味のエレクトロサウンドを多用した超ノリノリの音楽性が特徴で、ダンスメタルという言葉の響きがまさにぴったり。「ダンスメタルってなんだよwww そんなジャンルあってたまるかw」と思って聴いても、数分後には「ジュリアナかよwwww」というツッコみを入れたくなるようなサウンドです。Voはわりとちゃんとした深みのあるデスヴォイスと、可憐で可愛らしいハイトーン女性VoのツインVo体制。普通のメタルだったらなんとなくアンバランスに思える組み合わせですが、あまりに楽しすぎるダンスメタルの中だともはや何でもアリになってしまうから不思議。メタルがダンスミュージック化したサウンドというよりも、ダンスミュージックがメタル化したと考えた方がしっくりくるかもしれませんが、リフとかのメタルサウンドも結構しっかりしてるんだよな。メタル版2 UNLIMITEDここにあり。

<収録曲>
1. [Rave]olution
2. Angels
3. Digital Fucker A.D.
4. Decay Dance
5. Collapse
6. [Play]station
7. Amnestesia
8. Day Of The Dead
9. Slave On_Line
10. Heaven Awaits


<オススメの曲>
1. [Rave]olution
2. Angels
3. Digital Fucker A.D.
4. Decay Dance
6. [Play]station
9. Slave On_Line
10. Heaven Awaits

とりあえず#1からいきなりノリノリ過ぎて笑える。メタルによくあるグルーヴィーな感覚とはまた違う、完全にダンスミュージックのノリノリさです。そのくせ一番最初に響く声がデスヴォイスだから笑っちゃうよね。可憐な女性Voも楽しい感じで良く合っています。
#2は緊急事態のサイレンで不穏に始まったかと思ったら、「Yeah!!」の掛け声とともにダンスミュージック開始。やはりノリがやばい。リフもわりと激しいのですが、あまりにも明る過ぎるノリのせいで激しさを全く感じません。サビでは女性Voの伸びやかなハイトーンが明るく響き渡り、非常に爽快な展開となっています。
♯3はもはや完全に会場をライブ会場に移しただけのジュリアナ。ちょっぴりダークなリフで妖しげに踊れるバブリーな曲です。デスヴォイスが結構迫力あるのですが、そんなことは一切お構いなしにシンセが乱舞します。
#4#6、そして#9もこっちのテンションが逆に持たなくなるくらいダンサブル。曲の展開はどれもひたすらノリノリということで似ているのですが、細部までしっかり作りこまれてるのでびっくりするほど飽きずに聴けます。
最後を締める#10はアグレッシヴでかなりメタルメタルしている曲。最後の最後に変化球を混ぜてくるるとは、こいつやりおる!キラキラとしたシンセは終始付いてきているものの、リフがかなりデスラッシュ気味に暴れまわっていてなかなか凶暴な曲に仕上がっています。元々デスヴォイスも迫力あったしね。

オススメ度…93点

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LIV MOON 「SYMPHONIC MOON」
LIV MOON 「SYMPHONIC MOON」

Liv Moon Symphonic Moon

宝塚出身のAkane Liv<Vo>率いる日本産シンフォニック系ゴシックメタルバンド、リヴ・ムーンの3作目。2012年発表。前作で一気にメタルとしての音作りや曲作りが成長し、一皮むけた印象のあったこのバンドですが、今作では前作以上にコテコテのメタルに近付いた印象すら感じさせます。ただ、メタル度が増した分だけ前作にあったダークさや妖艶さは失われ、それに伴いゴシックメタル的な要素も減退。どちらかというと正統派メタルに近いシンフォニックメタルという音楽性になってきました。クワイアや生のストリングスを今回ついに初導入したということで荘厳さはかなり増しており、シンフォニックメタルとしてのクオリティはなかなかのモノなので、あとはまぁこの変化を受け入れられるかどうかは聴き手の好み次第じゃないかな。前作は前作で好きだったけし、今作は今作でこちらも良いと思います。ちなみに4オクターブの声の持ち主という売り文句のAkane Livの歌唱は、今回は低音域を中心に展開されており、良くも悪くも"普通"という印象。親しみやすいのは良いけど、もっとインパクトのある高音域のソプラノをガンガン披露してくれても良かったんじゃないかな…、という気もしてしまいました。

<収録曲>
1. Amen!
2. 零の天使
3. Alchemy
4. Kiss me Kill me
5. 氷の棺
6. Fugitive
7. Black Serenade
8. 心月世
9. The Last Savior
10. 堕天使の笑み
11. Interlude ~By the Ruin
12. Masquerade


<オススメの曲>
1. Amen!(→PV)
2. 零の天使
3. Alchemy
9. The Last Savior

#1#2アンセム清水昭男<G>が楽曲を提供し、演奏にも参加してる曲。コテコテのメタル度が増したのはこういう外部ライターの存在もデカいのかなと思ったり。#1の方は正統派リフを中心にしつつも派手な装飾が加えられたシンフォニックメタルチューンで、ちょっぴりミステリアスなサビメロがとても優秀。#2はちょっぴりヘヴィなリフでパワフルに進んでいく曲です。
♯3は出だしから分厚いクワイヤが登場。どこのナイトウィッシュだよ!とツッコミを入れたくなるような曲です。ちなみに最近のナイトウィッシュの方ね。
#9は疾走感に溢れる曲で、メロパワ的なわかりやすい展開がとっても魅力的。サビメロも良い具合にヒロイックだし、Akane Livの歌声も伸びやかで楽曲にぴったりです。

オススメ度…82点

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LYRIEL 「PARANOID CIRCUS」
LYRIEL 「PARANOID CIRCUS」

Lyriel Paranoid Circus

ドイツ出身の7人組ゴシックメタルバンド、リリエルの3作目。2009年発表ですが、僕の持っているのは2011年にジャケを差し替え&ボートラ2曲追加で再発し直したものとなっております。ケルティックなメロディを中心にチェロやヴァイオリンが優雅に舞う、フォーク色の強いゴシックメタルをやっています。前作では音作りが比較的柔らか目というか、非常にフォーク色が強い作品となっていたのですが、今作ではバンドサウンドがぐっと前面に押し出されてヘヴィでゴシカルな色合いが強くなったという印象。最初はヘヴィな質感に少し驚きましたが、メロディの質は前作通りの優雅で美麗なものだったので一安心でした。ちなみにVoは優しげな女性ナチュラルVoと艶やかな女性ソプラノVoが絡み合う感じ。フォーキッシュかつゴシカルなサウンドにぴったりです。

<収録曲>
1. Opening
2. Welcome
3. The Feather In The Wind
4. The Regret
5. Eldeberry And Lavender
6. Lullaby
7. Foeman's Bride
8. The Wolf
9. So Long
10. My Unawakened Soul
11. Paranoid Circus
12. The Wheel Of Fortuna
13. The Way To Nowhere
14. Another Time
15. Conclusion
16. Paranoid Circus (Orchestral Version)
17. The Regret (Machin8 Remix)


<オススメの曲>
2. Welcome
4. The Regret
7. Foeman's Bride
11. Paranoid Circus(→PV)

#2はちょっぴりエキゾチックなイントロからいつものリリエルへと変化していく曲。音作りがモダンになっても相変わらず柔らかなメロです。
#4はサビの優しげなメロディが一番お気に入り。弦楽器隊も美しい音色を優雅に奏でています。
#7はゴシカルな側面が強い曲。ちょっぴりダークな響きにゾクゾクしつつ、サビではやはり優雅で優しげな美メロが響きます。
フォーキッシュな色合いの強い#11もとても素晴らしい曲。幻想的で、妖精が飛び回っていそうな雰囲気が素敵です。

オススメ度…83点

前作ほどのキラーチューンがないのが残念ですが、全体的に高品質なのではないかと。今までのファンならがっかりはしないはず。

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FREEDOM CALL 「DIMENSIONS」
FREEDOM CALL 「DIMENSIONS」

Freedom Call Dimensions

ドイツ出身のメロディックスピードメタルバンド、フリーダム・コールの5作目。2007年発表。前作が地味目でちょっとおやおやな方向性に行きかけましたが、今作ではまた1stから3rdくらいのサウンドに戻ってきました。圧倒的に明るいクサメロと爽やかに突き抜けるハイトーンVoが特徴で、とにかくそのスタンスで最初っから最後まで貫き通すブレないサウンドが特徴。ハイトーンヴォイスはちょっぴり細めですが、やたら明るいKeyを多用したサウンドには意外なほどマッチしており、いかにもB級なメロスピのVoとして気持ちよく聞くことが出来ます。サビのコーラスのキャッチーさが素晴らしく、思わずみんなで歌いたくなるようなものばかり。まさに大合唱メタルです。

<収録曲>
1. Demons Dance
2. Innocent World
3. United Alliance
4. Mr. Evil
5. Queen Of My World
6. Light Up The Sky
7. Words Of Endeavour
8. Blackened Sun
9. Dimensions
10. My Dying Paradise
11. Magic Moments
12. Far Away


<オススメの曲>
2. Innocent World
3. United Alliance
5. Queen Of My World
9. Dimensions
10. My Dying Paradise

イントロの#1に続く#2はいきなり疾走開始のいかにもなメロスピチューン。歌いだしがガンマ・レイを彷彿とさせますが、そっからどんどん明るくなっていき、サビでは驚異的な爽やかさに。もちろんメロディはクサく、そしてキャッチーです。
♯3もやはりクサメロ疾走曲。ちょっぴりヒロイックなメロディが素晴らしくツボで、さびのではちょっと勇壮な雰囲気まで漂っちゃってもうたまりません。「We Are Freedom Call!!(Freedom Call!)」のあたりは大合唱必須。
#10もわけわからんくらい明るい印象的。歌いだしになるとちょっぴり翳りのあるメロディが顔を出しますが、そこからサビに向かって一気にハイトーンヴォイスが突き抜けていきます。なんという天井知らずな明るさ。生きる希望に満ちている!

オススメ度…84点

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THE PILLOWS 「トライアル」
THE PILLOWS 「トライアル」

The Pillows トライアル

日本のベテランオルタナティブロックバンド、ピロウズの18作目。2012年発表。日本国外での人気も獲得しつつ、かといって派手に目立つこともない、堅実に作を重ね続けるベテランロックバンドです。骨太なロックサウンドの中にちらっと憂いの含んだメロディが顔を覗かせるというのが彼らの特徴ですが、今作でもそのスタイルは一切変わらず。ブレることのないストレートなロックサウンドが力強く響き渡ります。比較的シンプルで聴きやすくまとまった曲が多い印象で、「山椒は小粒山椒は小粒でもピリリと辛い」的な作品。ギターサウンドを中心に据えてしっかりロックしているので、派手さはありませんがガッツリと心を掴んでくるような曲が多く、ピロウズの魅力を直球でぶつけてくるような作品に仕上がっていると思います。山中さわお<G,Vo>の素朴な歌声がシンプルな曲構成と相まって相変わらず良い味出してるな。

<収録曲>
1. Revival
2. Rescue
3. Comic Sonic
4. Flashback Story
5. エネルギヤ
6. ポラリスの輝き 拾わなかった夢現
7. Minority Whisper
8. 持ち主のないギター
9. TRIAL
10. Ready Steady Go!


<オススメの曲>
1. Revival
3. Comic Sonic(→PV)
5. エネルギヤ(→PV)
8. 持ち主のないギター
9. TRIAL(→PV)
10. Ready Steady Go!

#1から芯の通った太いリフが掻き鳴らされるロックチューン。エッジの立ったギターサウンドが響き渡りますがサビに近付くほどメロディアスになっていき、サビでちょっと優しげな雰囲気になるのが好き。
#2は軽やかなドラムからベース音が野太く響く曲。サビはピロウズらしい独特の憂いがたっぷり含まれていて、ちょっぴり郷愁を漂うメロディがとても秀逸です。爽やかなんだけどちょっと切ない感じがツボ。
音数の少ないシンプルなギターサウンドからちょっとずつ盛り上がっていく#5は素朴でノスタルジックな曲。起伏は少なめですが、終始哀愁ダダ漏れです。
#8は7分超えというピロウズにしては比較的長めな曲。ゆったりまったりとした優しげな曲で、これまたそこはかとなく哀愁を漂わせながらのんびり展開していきます。
タイトル曲の#9は初期に通じるような勢いとメロディアスさを兼ね揃えた曲。もちろんサビではしっかりと憂いを含ませています。
作品を締めくくる#10はムーディーなイントロから一転、軽やかなコーラスと共に爽やかな疾走に変化する曲。カラッとした気持ちの良い曲で、晴れ晴れとした気分にさせてくれます。

オススメ度…84点

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HATE FOREST 「SORROW」
HATE FOREST 「SORROW」

Hate Forest Sorrow

ウクライナ出身のブラックメタルバンド、ヘイト・フォレストの4作目。2004年発表。ノイジーでジリジリとしたリフ、無慈悲にたたき続けられるドラム、禍々しく荒々しいサウンドの中にわずかに漂う不穏なメロディが特徴です。ベースの音がやたらブリブリと響き渡ってるのも非常に印象的。Voは憎しみの籠った呻き声のような声と、デスメタルにいそうな咆哮とを使い分けており、どちらにせよかなり邪悪かつ極悪。一瞬の気の緩みも許さないような緊迫したブラックメタルとなっており、聴く者を最後までひたすら圧倒し続けます。曲の終わりがブツッっと途切れるような使用になっており、その瞬間に何とも言えない不安に襲われるのも良い。

<収録曲>
1. Cold of the Grave
2. Fullmoon
3. What the Ruins Remember
4. Fog
5. As the Sunlight Dies
6. Night Harvest
7. Chambers of the Winds


<オススメの曲>
1. Cold of the Grave
2. Fullmoon

どの曲も凄まじくドス黒いのですが、中でも#1から#2への流れが邪悪過ぎてヤバい。ブリブリのベースが激しく主張する中、ギターの奏でる不穏なメロディがたまりません。どちらの曲も最初っから最後までとにかく爆走しており、他を寄せ付けない圧倒的な邪悪さで一気に駆け抜けます。

オススメ度…91点

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LACRIMOSA 「INFERNO」
LACRIMOSA 「INFERNO」

Lacrimosa Inferno

ティロ・ヴォルフ<Vo,Piano>率いるスイス出身のシンフォニックゴシックメタルバンド、ラクリモーサの4作目。今までティロのみのワンマンバンドだったのですが、この作品から女性Voのアンヌ・ヌルミが加入し、それに伴い音楽性もシンフォニックかつメタルバンドっぽさも増してきました。耽美的な音楽性はこのころから既に完成されており、アンヌの美しいソプラノヴォイスとティロの妖しい囁き系ヴォイスとの絡みはそのサウンドにぴったり。聖歌っぽい神秘的で崇高な世界観が淡々と繰り広げられ、シンプルながらもプログレ要素を伴って広がりのある展開をしていくドラマティックなゴシックメタルになっています。歌詞は基本的にドイツ語ですが、この作品から英詞の曲もちょいちょい混ざるようになってきました。

<収録曲>
1. Intro
2. Kabinett Der Sinne
3. Versiegelt Glanzumströmt
4. No Blind Eyes Can See
5. Schakal
6. Vermächtnis Der Sonne
7. Copycat Lacrimosa
8. Der Kelch Des Lebens


<オススメの曲>
2. Kabinett Der Sinne
3. Versiegelt Glanzumströmt
5. Schakal
8. Der Kelch Des Lebens

イントロ#1に続く#2からいきなり9分の大曲。まぁこのバンドは基本的に大曲ばっかなんだけどさ。乾いたドラムと共に緊迫感漂う荘厳なサウンドがゆっくりと開始し、非常に美しく近寄りがたい空気を出しながら展開していく曲です。音数の少ない淡々としたサウンドが独特の崇高さを醸し出していて不思議な魅力を持っています。
♯3はアコースティックなサウンドをバックにティロの囁き系ヴォイスが妖しく響く曲。中盤から一気に壮大になり、ドラマティックに盛り上がっていく構成が素晴らしい。
#5はダークなリフがゆったりと響き渡る曲。全体的に陰鬱ですが、後半に向けてちょっとずつ明るくなっていく展開が、なんだか一筋の希望を見つけたような印象でとても好き。
ラストを飾る#8は14分の大作。中盤の盛り上がりと、後半の幻想的なオルガンサウンドが良い。

オススメ度…79点

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H.E.A.T 「FREEDOM ROCK」
H.E.A.T 「FREEDOM ROCK」

H.e.a.t Freedom Rock

スウェーデン出身のメロディアスハードロックバンド、ヒートの2作目。2010年発表。いかにも80年代な、聴いてて安心するようなメロディがたっぷりのハードロックをやっています。産業ロックに通じるようなポップで親しみやすいメロディと、ちょっぴりアメリカナイズされたカラッとした爽やかさ、そしてそこに北欧独自の哀愁がほんのりとまぶされており、恐るべき完成度で聴く者の心を捉えて離しません。ギタープレイも冴えまくりの泣きまくりだし、Voのちょっぴりハスキーでソウルフルな歌唱も抜群だし、コーラスから漂う80年代っぽさもたまりません。1stで既に完成されたサウンドを提示していただけに、次はどうなるのかなぁなんて心配していましたが、そんな心配はただの杞憂でした。

<収録曲>
1. Beg Beg Beg
2. Black Night
3. Danger Road
4. Shelter
5. We're Gonna Make It To The End
6. Stay
7. Nobody Loves You (Like I Do)
8. Everybody Wants To Be Someone
9. I Know What It Takes
10. Living In A Memory
11. Cast Away
12. I Can't Look The Other Way
13. Who Will Stop The Rain
14. Tonight


<オススメの曲>
1.Beg Beg Beg
2. Black Night
5. We're Gonna Make It To The End
6. Stay
7. Nobody Loves You (Like I Do)
I Know What It Takes

とりあえず冒頭の#1がいきなりノリノリのロックンロールチューンでびっくり。あれ、こんなバンドだったっけ?超イケイケじゃないっすか!なーんて思ったけど、これがめちゃくちゃカッコいいから困る。コーラスの楽しそうな感じがとにかくたまりません。
続く#2で落ち着いた感じに一安心。そうそう、こういうバンドだよね君たちは。そしてどこかで聞いたことのある声が入ってるなぁと思ったら、エドガイトビアス・サメットが参加してました。コーラスの厚い良曲。
#5はイントロが超絶爽やか。これぞメロハーの真骨頂的な曲で、いかにもな80年代っぽさがプンプン漂います。サビのコーラスの安心感が異常。
#6は翳りのあるメロディとコーラスの哀愁にノックアウトされる曲。ギターも泣きまくりですよ。
#7はコーラスのメロディがこのアルバムで一番好き。ザ・80年代。ギターソロの弾きっぷりもお見事です。3分というコンパクトなサイズも魅力的。
#9なんかも上質のメロディが前面に押し出されてて好きだな。

オススメ度…89点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

MOONSORROW 「KIVENKANTAJA」
MOONSORROW 「KIVENKANTAJA」

Moonsorrow Kivenkantaja

フィンランド出身のペイガンメタルバンド、ムーンソロウの3作目。2003年発表。疾走感は皆無ですが、物凄い圧迫感でずっしりのっしりと展開していくドラマティックなヴァイキングメタルをやっています。寒々しいシンフォアレンジと、雄々しいコーラスによって醸し出されるクサさも凄まじく、聴く者の魂を高揚させるような朗々とした漢らしいサウンドがたまらん。吹雪が吹き荒れる広大な大地を、一歩また一歩と踏みしめ歩いていく戦士の姿が思い描けるような勇壮なメタル。基本的に一曲一曲が長いのですが、メロディの質が恐ろしいほど高く、展開にも細部にわたるまでしっかりとドラマ性が詰め込まれているので、まるで聴く映画のように一時も耳を離せません。

<収録曲>
1. Rauniolla
2. Unohduksen Lapsi
3. Jumalten Kaupunki Tuhatvuotinen Perinto
4. Kivenkantaja
5. Tuulen Tytar Soturin Tie
6. Matkan Lopussa


<オススメの曲>
1. Rauniolla
2. Unohduksen Lapsi
3. Jumalten Kaupunki Tuhatvuotinen Perinto
5. Tuulen Tytar Soturin Tie

冒頭の#1からいきなり13分という気合の入りっぷり。最初の3分くらいがひたすらイントロなのですが、映画音楽かと思うようなドラマティックで荘厳な響きで、この時点で既にお腹一杯状態に。そんなとこにVoが登場してくるわけですが、どこか哀しげな雰囲気の漂う雄々しいコーラスが登場し、一気に魂が震えあがります。雄々しくて雄々しくて震える状態。その後もとにかくスローテンポに展開していくのですが、このずっしりとした雰囲気が何とも言えない中毒性を醸し出し、ひたすらこの世界観に身を委ねたくなります。
#2は比較的明るめなアップテンポな曲で、戦士たちが戦いに向けて陽気に行進していくような曲。Keyのクサメロがとてもツボです。
♯3はこれまた10分超えの大作。無駄に荘厳で派手な展開を見せ、やはりドラマティックに展開していってくれます。拳を突き上げながら大合唱したくなるような曲で、非常にヒロイックなメロディがたまらない。何とも言えない郷愁が漂っているのも素晴らしいです。
#5は非常に民謡度の高いフォーキッシュな曲。半分くらいインストですが、メロディがとにかく優秀で、クサさと哀愁の融合したメロディに悶絶せずにはいられません。徐々に音が分厚くなっていく展開も彼ららしくて非常に良い。終盤のコーラスも雄々しくて勇ましくて文句のつけようがありません。

オススメ度…88点


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COMO-LEE 「ロボジブリ」
COMO-LEE
「ロボジブリ・トークボックス・バイ・コモリー」

Como-Lee ロボジブリ・トークボックス・バイ・コモリー
日本のトークボクサー、Como-Leeによるスタジオジブリソングのカヴァーアルバム。2010年発表。トークボックスという聞き慣れない機械を用いて、独特のロボットのような声でジブリ曲をカヴァーした作品となっています。トークボックスとはTalking modulatorとも言われ、楽器の音を専用のスピーカーからビニールチューブを通してプレイヤーの口の中で鳴らす機械。口の形に合わせて楽器の音で歌っているように聞こえる効果を持っており、その結果ロボットのような声が生まれます。機械の音を人間の声っぽくするのではなく、プレイヤーの口をエフェクター代わりにすることによって人間の声を機械っぽくするので、どこか温かみの残ったロボットヴォイスとなるのが特徴です。ボン・ジョヴィの"Livin' On A Prayer"のイントロの、「わぉわぉ」という人の声っぽいリフもこのトークボックスによるもの。あちらはギターにトークボックスを繋いだ音ですが、Como-Leeはシンセサイザーに繋いでトークボックスを使用しています。そんなトークボックスによるロボットヴォイスで歌われるジブリソングですが、演奏の方も全体的にロボットっぽい感じにアレンジされており、なかなか新鮮なサウンドへと変化。ただメロディをなぞるだけのジブリカヴァーが世に氾濫している中、なかなかインパクトのある面白い作品に仕上がっていると思います。

<収録曲>
1. 風の谷のナウシカ (風の谷のナウシカ)
2. カントリー・ロード feat. masa inoue (耳をすませば)
3. やさしさに包まれたなら feat. Shifo (魔女の宅急便)
4. 崖の上のポニョ (崖の上のポニョ)
5. The Rose feat. masa inoue (おもひでぽろぽろ)
6. アジアのこの街で (平成狸合戦ぽんぽこ)
7. 君をのせて feat. Shifo (天空の城ラピュタ)
8. もののけ姫 (「もののけ姫」より)
9. ナウシカのレクイエム feat. hibiki (風の谷のナウシカ)
10. テルーの唄 (ゲド戦記)
11. めぐる季節 feat. 名取香り (魔女の宅急便)
12. No Woman, No Cry (ギブリーズ episode2)


<オススメの曲>
1. 風の谷のナウシカ
4. 崖の上のポニョ
8. もののけ姫

冒頭の#1からいきなりのロボットヴォイス。哀愁漂う楽曲が機械っぽい声で歌われてる時点でかなり新鮮なのですが、その声に少し人間味が残っているあたりがさらに不思議さを増しています。
一番大胆にアレンジされている#4は、めっちゃファンクっぽいアレンジ。そのくせ音自体はめちゃくちゃロボットっぽくて、かなり独特の世界が繰り広げられています。ロボットヴォイスも大活躍で、合いの手からハモりまですべてロボットヴォイス。「このポニョ、絶対に青い海じゃなくてどっかの工場から来ただろw」って感じ
#8は元々めちゃくちゃ高音域な曲ですが、その高音域の部分をトークボックスの力を使って上手いこと補っているあたりが非常に興味深い。しかもバックの音が少ない分、ロボットヴォイスが際立っていて面白いです。しかも哀愁たっぷり。原作の鬱蒼とした森のイメージが覆され、電子世界の中で物語が繰り広げられてそうなイメージになってしまいそうです。
#2とか#7とかは女性Voが歌っていて、ロボットヴォイスは後ろでのコーラスに止まっているのが残念。全部ロボットヴォイスで料理してくれればよかったのに。原曲好きなのになぁ。

オススメ度…87点

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MINSTRELIX 「REFLECTIONS」
MINSTRELIX 「REFLECTIONS」

MinstreliX Reflections

大阪出身のメロディックスピードメタルバンド、ミンストレリックスの新曲と既発曲のリメイクが収録された作品。2009年発表。一応2作目という扱いになってるのかな。クラシカルで流麗なメロディックスピードメタルをやっていますが、とにもかくにもメロディがめちゃくちゃクサい。国産バンドだけあって日本人の琴線を知り尽くしてるのか、ひたすら悶絶級のクサメロを繰り出しています。ただ、曲の方はとにかく素晴らしいものなのですが、妙にオペラティックを意識している感じのする女性Voがどうしても好きになれない。「ほらほら私上手いでしょ」みたいな歌い方が腹立つんだよね…。元の曲が男Voだったのを女Voで歌ってるから音域的な問題なのかもしれないけど。遥か昔にANCIENT MYTHのデビューミニアルバムをボロクソに酷評した時のことをちょっと思い出しました。曲はすっごい好きなんだけどな。こればかりは好みだから仕方ない。

<収録曲>
1. Spiritus Mundi
2. Lost Sanctuary
3. Thirst For
4. Farewell
5. Maria
6. Prelude
7. Sky Flame
8. Light Casts A Shadow


<オススメの曲>
1. Spiritus Mundi
3. Thirst For
4. Farewell
7. Sky Flame

とりあえず#1が異臭騒ぎレベルのクサさ。クラシカルなギターメロディが流れるように駆け抜けていきます。もうイントロの時点で完全にガッツポーズなのですが、Voが入ると「んっ?」とズッコケるのがあまりにも残念。我慢して聴いてみるとメロディはホント良い曲なんだけどな。
他にも#3#4#7などクッサい疾走曲がたっぷりで、Voさえ気にならなければとても優秀なメロスピアルバムだったと思います。一般的な評価はかなり高いようなので、僕の評価は気にせず聴いてみればいいんじゃないかと。僕自身、Voの歌唱に関してはかなり寛容な方だと思ってるのですが、たまーにこうやって生理的に受け付けられないことがあるから困る。

オススメ度…72点

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ALCEST 「Les Voyages De L'Âme」
ALCEST 「Les Voyages De L'Âme」

Alcest Les Voyages De L'Âme

Neige氏によるフランス産ポストブラックメタルバンド、アルセの3作目。2012年発表。アコースティックなサウンドを基調としたノスタルジックなサウンド、ゆったりとした心安らぐテンポ、幻想的で優しいクリーンヴォイスと儚さの漂う女性Vo、ちょっぴり陰鬱なシューゲイザーサウンド等がふんわりと混ざり合う独創的な音楽をやっています。一応ポストブラックなんて言われてますが、サウンドの方にブラックメタルらしさはほぼ存在せず、曲によってはちょっとだけ喚き声が入ってたりしますが邪悪さは一切感じません。とにかくメロディが美麗で、醸し出す雰囲気は神々しさすら漂い、その浮き世離れした世界観にずぶずぶと惹きこまれていくこと間違いなしの作品。

<収録曲>
1. Autre Temps
2. Là Où Naissent Les Couleurs Nouvelles
3. Les Voyages De L'Âme
4. Nous Sommes L'Emeraude
5. Beings Of Light
6. Faiseurs De Mondes
7. Havens
8. Summer's Glory


<オススメの曲>
1. Autre Temps
3. Les Voyages De L'Âme
4. Nous Sommes L'Emeraude
8. Summer's Glory

#1の冒頭からアコースティックな音色が繊細に響き渡り、郷愁っぷりがいきなり全開。Voの声も優しく、女性Voも神秘的で、まるで妖精の国に迷い込んだかのようです。淡々としたシンプルなリズムがとても心地よく、魂が浄化されていくような癒しを得られます。
個人的に一番好きなのは♯2で、ゆったりとしたトレモロリフから紡ぎだされる哀愁が凄まじい曲。相変わらず幻想的ですが、もはや聴いてるこっちが精神的に不安定になりそうなほど物悲しく繊細です。

オススメ度…87点

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DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND "桜牙" 「新選組悲恋歌」
DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND
"桜牙" 「新選組悲恋歌」


DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND '桜牙' 「新選組悲恋歌」

勇者アーサー率いるドラゴンガーディアンが、ナイツ・オブ・ラウンドのギタリストであるYAZINと組んだプロジェクト、"桜牙"の2ndシングル。2010年発表。前作と変わらず「ナレーションとセリフたっぷりの恥ずかしいクサメロスピ」というドラゴンガーディアンの基本概念を忠実に守ったような音楽性が特徴で、「女版"新撰組"が悪の組織"Fの福音"」と戦うというカオスなストーリーの続きを描いています。セリフがドラガの1stアルバムに匹敵するほど恥ずかしく、「お姉様!」とかそんな感じの単語が乱れ飛ぶ世界観はどうも抵抗がありますが、やはりクサメロの方はピカイチ。前作の方がクサさは上だった気もしますが、それでも超ハイクオリティなクサメロの応酬が素晴らしいです。Voに声優の女性が充てられてるのも前作通りで、相変わらず意外とうまい。

<収録曲>
1. 藤田の日誌~空~
2. 煉獄
3. 織姫と彦星
4. 悲恋
5. 煉獄(ハイトーンボーカル&ギターソロVer.)


<オススメの曲>
2. 煉獄
3. 織姫と彦星

設定を語りとセリフで教えてくれるしょーもないイントロ#1に続く#2はいきなりピロピロギター全開のクサメロ疾走チューン。さすがとしか言いようのないクオリティです。そして中盤でのセリフの応酬もある意味さすが(笑)
♯3はやたら明るい爽快メロスピチューン。かなりアニソンっぽいですが、こちらもなかなかの出来です。
#4は和風のセリフに乗っけてセリフが飛び交いまくっており、曲とは言い難い感じ。
#5#2のVo差し替え&セリフカットバージョン。MASTERPIECEのシンガーAGENEが歌っているのですが、あんまり上手くない…。セリフがなくなって純粋なクサメロスピとしては優秀なんだけど残念。

オススメ度…76点

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DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND "桜牙" 「新選組散華録」
DRAGON GUARDIAN & KNIGHTS OF ROUND
"桜牙" 「新選組散華録」


Dragon Guardian 新選組散華録

勇者アーサー率いるドラゴンガーディアンが、ナイツ・オブ・ラウンドのギタリストであるYAZINと組んだプロジェクト、"桜牙"の1stシングル。2010年発表。基本的にはドラゴンガーディアンの「恥ずかしい語りとセリフたっぷりのクサメロスピ」というスタンスにのっとっており、ストーリーも「女化した新撰組が悪の組織"Fの福音"と戦う」という非常にカオスでわけわからんもの。セリフがやはり圧倒的に恥ずかしく、「私の名前は土方トシミ!」「お姉様!?」とかそんな言葉が飛び交う世界観にはちょっとついていけません。このしょーもなさはまさにドラガの伝説の1stアルバムに匹敵するのでは…。ただ、メロディの方のクオリティは抜群に高く、超高品質なクサメロを振りまく良質メロスピとなっています。ちなみにVoには声優の人が割り当てられているようで、歌自体は普通に上手いです。

<収録曲>
1. 藤田の日誌~天~
2. 明日を駆け抜ける空
3. 七貴族再臨
4. 護国の刃
5. 明日を駆け抜ける空(カラオケVer.)
6. 護国の刃(カラオケVer.)


<オススメの曲>
2. 明日を駆け抜ける空
4. 護国の刃

とりあえず#1はセリフのみ。ナレーションがカオスな設定を読み上げ、キャラ達がしょーもないセリフを交わし続ける3分半。
そっから#2に入るとギターのメロディからしていかにも過ぎる爽快メロスピチューンに突入。歌っているのが声優の人ということもあってモロにアニソンチックです。まぁドラガの曲とか全部そんな感じだけど。3分弱あたりで赤面物のセリフの応酬が開始。1stを思い出して懐かしくもあり、やっぱり恥ずかしくもありな感じ。
♯3はまたセリフだけ。そこから更なるクサメロを振りまく#4になだれ込み、一気に疾走していきます。和風なメロと三味線っぽい音が良い味出してて良いね。中盤からはまたも恥ずかしいやり取りが始まり、「お姉様!こいつ人間を食ってますわ!」とかそんな感じに。まぁこのやり過ぎ感がドラガなんだろうけど…。でも曲は良いから困る。

オススメ度…77点

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SKRILLEX 「BANGARANG」
SKRILLEX 「BANGARANG」

Skrillex Bangarang

米国出身のエレクトロアーティスト、スクリレックスの2枚目のEP。2011年発表。本名はソニー・ムーアという名前で、元々はフロム・ファースト・トゥ・ラストというバンドでVoを務めており、喉を痛めて脱退したのだそうです。つい最近ではKORNの新譜で大胆なコラボレートを果たし、それによってメタラーにも知名度が上がったかどうかは定かではありませんが、電子音楽界を引っ張るニューヒーローとして精力的に活動を行っています。機械をぶっ壊したような超攻撃的なエレクトロサウンドを駆使したダブステップをやっており、尖ったノイジーなサウンドやドリーミーで浮遊感漂うサウンドを予測不能に構築したサウンドが特徴。ノリが良くて自然と体が動くようなグルーヴ感が心地良いです。基本的に激しいくせに、妙なポップさと親しみやすさを持っているのが憎いところ。反復される電子サウンドに脳が浸食され、強力な中毒性に苛まれます。

<収録曲>
1. Right In
2. Bangarang (feat. Sirah)
3. Breakin' A Sweat (Skrillex & The Doors)
4. The Devil's Den (Skrillex & Wolfgang Gartner)
5. Right On Time (Skrillex, 12th Planet & Kill The Noise)
6. Kyoto (feat. Sirah)
7. Summit (feat. Ellie Goulding)


<オススメの曲>
1. Right In
2. Bangarang (feat. Sirah)
4. The Devil's Den (Skrillex & Wolfgang Gartner)
6. Kyoto (feat. Sirah)

#1はイントロのノリの良い軽快な電子音フレーズが非常に印象的な曲。その後もグルーヴィーな展開に心躍らずにいられません。生楽器にはなかなか出せないタイプの独特のグルーヴ感がたまらん。
#2もやはりグルーヴ感が凄まじい曲。ぶっ壊れた機械のような音が生きているかのような躍動感を持って襲い掛かってきます。
#4はなんだかポップな印象を受ける曲。メインのフレーズがやたらキャッチ―で耳に残ります。底から完全にバグったゲームのような音にシフトチェンジし、攻撃的な展開に。それでもやっぱり基本はノリの良い感じなので、聞き苦しくもなくさらっと聴けます。
#6は比較的遅めのテンポの曲。それでもやっぱりグルーヴ感は凄く、破壊的な電子音の響きも素晴らしいです。途中で妙にエキゾチックなメロディが出てくるところが超好き。

オススメ度…82点

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BEER BEAR 「Мёд」
BEER BEAR 「Мёд」

Beer Bear Мёд

ロシア出身のフォークメタルバンド、ビアー・ベアーの1作目。2010年発表。やたら陽気でメルヘンチックなフォークメタルをやっており、跳ねるような曲調の中で笛とヴァイオリンがお祭り騒ぎ状態になっています。エレキサウンドもしっかり入ってるんだけど、とにかく笛とヴァイオリンの主張が激しすぎてあまり耳に入ってこない。そのせいか全体的にかなり軽やかな印象に仕上がっています。Voは強烈なだみ声と胡散臭めのクリーンコーラスが入り乱れているのですが、やはりそれ以上に笛とヴァイオリンが入り乱れているので、そんなに聴きにくくはないのではないかと。一本調子で似たような楽曲が並んでることは否めませんが、とにかくずーーーっと楽しいのでそんなことは気にしない。

<収録曲>
1. Косолапое Утро
2. Beer Bear
3. Мёд
4. Кулачные Бои
5. Марш Медведей
6. Ветер Лесной
7. Сумерки
8. Зов Северного Ветра
9. Меч Кузнеца
10. Медведица
11. Сон-Трава
12. Брага Зари
13. Мать Троллей


#13フィントロールの名曲"Trollhammaren"のカヴァー。

<オススメの曲>
2. Beer Bear
3. Мёд
4. Кулачные Бои

絵本に良く合いそうなメルヘンチックなイントロ#1に続く#2は、やっぱりメルヘンなフォークメタルチューン。とにかく陽気なテンションで一気に全部持って行かれてしまいます。堅苦しいこと抜きにとりあえず楽しもうぜー!みたいな、牧場風パーティーチューンといった感じ。
♯3は最初っから最後までとにかく笛!笛!笛!笛!ヴァイオリン!笛!笛!笛!バグパイプ!笛!みたいな曲。笛はずーっと同じフレーズの繰り返しなのですが、そのフレーズが妙に印象的な上にとっても愉快で一度聴いたら病み付きです。Voは胡散臭ーい感じも絶妙にマッチ。ちなみに曲名は英訳するとHoneyということで、つまりは蜂蜜。愉快な曲にぴったりの曲名。
続く#4も変わらず陽気なノリノリチューン。犬の鳴き声が「ワンワン!」って出てきてのどかだなーと思った。コーラスが結構好き。
とりあえず上記の3曲があまりにも陽気過ぎてインパクト絶大ですが、他の曲もわりと普通に楽しいです。ちなみにフィントロールのカヴァーである♯13は、本家にはかなわないものの、このバンドのサウンドに良く合っていて悪くないと思う。歌詞がロシア語になってるので違和感はあるけど。

オススメ度…85点

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LIGHTNING 「JUSTICE STRIKE」
LIGHTNING 「JUSTICE STRIKE」

Lightning Justice Strike

日本出身の正統派メタルバンド、ライトニングの3作目。2011年発表。同人メタル界隈で活躍するIRON ATTACKIRON-CHINOという人が率いているバンドなのだそうで、びっくりするほど硬派なヘヴィメタルをやっています。あまりにも硬派過ぎるメタル志士っぷりはとにかく"ダサい"の一言に尽き、その超絶なダサさはクサメタル好きの琴線を全力で震わせ、揺るがぬサウンドの徹底具合は熱きメタラーの魂を激しく揺さぶります。今作から元ETHNIC LEGIST勇舞をニューシンガーに加えていますが、彼の熱い歌唱もこのバンドのサウンドにとてもマッチ。漢っぽさにさらに拍車をかけています。

<収録曲>
1. Advent
2. Justice Strike
3. Soldier Force
4. Far Away
5. Ride On The Wind
6. Destiny Destination
7. End Of The World
8. Sign Of The Metal
9. The Faith (Of Steel)
10. Save The Truth
11. Declining For Beginning
12. 夢色チェイサー


<オススメの曲>
2. Justice Strike(→PV)
3. Soldier Force
6. Destiny Destination
8. Sign Of The Metal

魂を高揚させるような扇情力MAXのイントロ#1の時点で既に熱すぎるのですが、続く#2に入った瞬間にいきなりクライマックス状態。ハイトーンシャウトと共に全力で疾走を開始し、圧倒的クサメロを携えながら熱く熱く駆け抜けます。ダサい!でもそれが良い!これぞ漢のメタルの真骨頂!
さらに♯3も一直線すぎる全力メタル。リフ自体は超正統派なのですが、何とも言えないクッサい雰囲気になってるのがたまらない。そして放出するオーラがやはり熱過ぎて、もはや火傷しそうな勢いです。骨太なベース音も良いね。
他の曲も徹頭徹尾ひたすら熱いメタルサウンドが掻き鳴らされ、魂が常に高揚したまま最後までハイテンションで聴き通せます。

オススメ度…86点

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XE-NONE 「DANCEFLORATION」
XE-NONE 「DANCEFLORATION」

Xe-None Dancefloration

ロシアのサンクトペテルブルク出身のダンスメタルバンド、キセノンの2作目。2011年発表。ノリノリの電子音を多用しまくったメタルをやっており、とにかく明るく楽しいダンスメタル。「それってインダストリアルなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、インダストリアルというには妙に楽しすぎるのです。シンセはやたら明るいし、8-bitまで出てきちゃうし、サウンドリズム隊の刻むリズムは完全にダンスミュージックのそれだし…。一時期レイヴサウンドを取り入れたメタルコアとかニューメタルはちょっと流行りましたが、こちらはダンス要素以外はわりとしっかりとしたメタルなのがとても好感触です。Voはわりとしっかりしたデスヴォイスが中心で、要所要所でポップスシンガーのような女性Voが出てくる感じ。それぞれの要素が全てミスマッチなようで実は違和感なく融合してるところに感心してしまいます。

<収録曲>
1. Heartcore
2. Summertime
3. Dreamcity
4. Dance Row
5. Faceless
6. I Seek You
7. Cyber Girl
8. Black Hole Time
9. VHS
10. Blood Fire Snow


<オススメの曲>
1. Heartcore
2. Summertime
4. Dance Row
6. I Seek You
7. Cyber Girl
9. VHS
10. Blood Fire Snow

出だしの#1からキラキラピコピコ。なんて思ってたらそこにデスヴォイスがのってくるもんだからビックリです。意外と荒々しいのですが、シンセのせいで全くそう感じないのが凄い。サビでは女性Voが登場して明るく爽やかな感じになっています。
#2はイントロからしてもうディスコ。メタルサウンドが登場してからも、あまりのノリノリさ加減に圧倒されてしまいます。サビでの女性Voの声が可憐で印象的。この曲聴いてるとなんか元気になれるわ。
#4もやたらグルーヴィーなリフとシンセとの絡みが素敵。リフ自体はわりと真っ当なメタルなのに、曲が全然メタルに聴こえないんだよな。
#6は可愛らしく弾む8-bitサウンドが印象的な曲。そのくせ歌いだしは完全にデスヴォイスなので、そのミスマッチ感にやられます。サビではまたまた可愛らしい女性Voの歌声が可憐に響き渡り、b-bitサウンドの可愛らしさと絶妙に混ざり合う感じ。とにかく楽しいの一言に尽きる。
#7も8-bitサウンドが要所要所で顔を覗かせるグルーヴィーな曲。8-bit好きの自分にはたまらないです。
そして#9に至ってはもはや完全にトランスミュージック。なんだこのイケイケでノリノリなメタルは!ここまで来るとダンスメタルなのかメタル風ダンスミュージックなのかわからんぞ。
最後を飾る#10は、ここにきてまさかのブラックメタルチューン!ブラスト全開で禍々しく疾走し、そこにキラキラとしたシンセが絡み付きます。あれ、これアリなんじゃね…?この路線で違うバンド名にして、コープスペイントでもしてブラックメタルバンドとしてやっていっても通用しそうなクオリティです。

オススメ度…89点

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MY OWN PRIVATE ALASKA 「MOPA」
MY OWN PRIVATE ALASKA 「MOPA」

My Own Private Alaska MOPA

フランス出身で米国カリフォルニアを拠点とするエモーショナル・ハードコアバンド、マイ・オウン・プライベート・アラスカのデビューEP。2007年発表。このバンドの一番の特徴は、なんとエモコアでありながら編成がギターレスなこと。ピアノ、ドラム、ボーカルという3人組で、ピアノの儚い美旋律にのせてボーカルの凶暴なシャウトが響き渡るというかなり変わったスタイルになっております。ピアノの紡ぎだすアルペジオがとにかく美しく、聴いているだけで心安らぐようなサウンドなのですが、Voのシャウトは苦しみのた打ち回っているかのような悲痛な声で、そのアンバランスさがなんとも言えない狂気を感じさせます。

<収録曲>
1. Die For Me (If I Say Please)
2. Page of a Dictionary
3. Ego Zero
4. Kill Me Twice
5. I Am An Island
6. First Steps


<オススメの曲>
1. Die For Me (If I Say Please)
3. Ego Zero
5. I Am An Island

冒頭の#1からしてもうピアノの音色が儚すぎる。慟哭のメロディを淡々と奏で続け、そこに悲痛なシャウトがのっかり、心に突き刺さるような曲になっています。
個人的に一番好きなのは♯3で、ピアノの醸し出す悲哀に満ちたサウンドが本作の中ではピカイチ。乾いたドラムの音も良い味出してます。
比較的早いテンポでピアノの音色が転がる#6なんかも良いね。余計な楽器がほとんどないからかなりシンプルな音像なのですが、かなり攻撃的に聴こえます。途中で鍵盤ぶっ叩いたような轟音に代わるのもインパクトはでかい。

オススメ度…80点

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オフィシャルな情報源はフェイスブックしかないのかな。

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CHTHONIC 「SEEDIQ BALE」
CHTHONIC 「SEEDIQ BALE」

Chthonic Seediq Bale

台湾出身のシンフォニックブラックメタルバンド、ソニックの4作目。2007年発表。バンド名は台湾名だと閃靈という字を当てるようです。最近またちょっとサウンドのタイプが変わってきている彼らですが、この頃の彼らはクレイドル・オブ・フィルスのようなシンフォニックで荘厳なブラックメタルに二胡や尺八、琴二胡といった伝統楽器の音色を絡ませたサウンドが特徴。禍々しいサウンドの中にオリエンタルな二胡の音が美しく響き渡る独特のブラックメタルをやっていました。Voはダニ・フィルス系統の喚き声とドスの利いた低音デスヴォイスを使い分けており、そこにゲストの女性Voの歌声が儚く混ざり合うといった感じ。毎回作品の中で政治的な事件やら何やらをテーマとして扱っている彼らですが、今作では霧社事件という台湾原住民による日本時代後期における抗日暴動事件を扱っているそうです。

<収録曲>
1. Progeny of Rmdax tasing
2. Indigenous Laceration
3. Enthrone
4. Bloody Gaya Fulfilled
5. The Gods Weep
6. Where the Utux Ancestors Wait
7. Exulant Suicide
8. Banished into Death
9. Quasi Putrefaction


<オススメの曲>
1. Progeny of Rmdax tasing
2. Indigenous Laceration
4. Bloody Gaya Fulfilled
8. Banished into Death
9. Quasi Putrefaction

イントロからもう二胡の音が妖しく不気味に響き渡る#1は、個人的にこのアルバムで一番のキラーチューン。暴虐の限りを尽くす疾走っぷりと、女性Voの美しい響き、そしてオリエンタルな楽器の音色にゾクゾクします。
#2は比較的モダンなリフが重々しく刻まれ、その上をKeyがキラキラと乱舞する曲。Voの声の使い分けの巧さが際立つ一曲です。
#4はオリエンタルな楽器たちの活躍が際立つ曲で、そこにのる女性Voもとても幻想的。全体的にふうわとした雰囲気が漂いますが、放出しているオーラはやっぱり邪悪です。
#8は邪悪なサウンドの中でピアノが狂気的に乱舞する曲。鬼気迫るものを感じます。
#9はやたら荘厳でメロディアスな曲。Voの全力スクリームも狂気に満ちていてとても素晴らしいです。

オススメ度…85点

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DOL AMMAD 「OCEAN DYNAMICS」
DOL AMMAD 「OCEAN DYNAMICS」

Dol Ammad Ocean Dynamics

ギリシャの19人組メタルバンド、DOL AMMADの2作目。2006年発表。前作の時点ではメンバーは16人だったのですが、さらに3人増えております。クワイヤ隊が男女14人もいるという無駄な人事にびっくり。自称"エレクトロニカ・アートメタル"ということで、テクノに通じるようなエレクトロニックなサウンドで壮大にオペラチックに展開するようなメタルをやっているのですが、今作ではよりアート的な側面が強調されたというか、オペラ的な部分が強く敷居が少し高くなってしまったという印象。前作はピコピコ疾走サウンドに心躍り、大仰なコーラスに胸が高鳴るような、もっと即効性の高い曲があったんだけどな。Voパートがコーラス以外存在しないというのは前作通りなのですが、人数増えたわりに前作より地味になってるんじゃあねぇ…。

<収録曲>
1. Thalassa Dominion I
2. Thalassa Dominion II
3. Thalassa Dominion III
4. Thalassa Dominion IV
5. Solarwinds
6. Descend
7. Lava
8. Aquatic Majesty
9. Liquid Desert
10. Heart of the Sea


<オススメの曲>
5. Solarwinds
7. Lava
8. Aquatic Majesty

とりあえず疾走しているこの3曲が好きです。特に#5はクワイヤも存分に生かされてるし、エレクトロサウンドもめぐるましく展開してなかなか良い感じです。

オススメ度…68点

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LAST AUTUMN'S DREAM 「NINE LIVES」
LAST AUTUMN'S DREAM 「NINE LIVES」

Last Autumn's Dream Nine Lives

フェア・ウォーニングアンディ・マレツェク<G>と、スウェーデンの哀メロ職人ミカエル・アーランドソン<Vo>によるプロジェクト、ラスト・オータムズ・ドリームの9作目。2011年発表。毎年年末に必ずアルバムを出し続け、ついに9作目となりました。もはや真新しさは全くないのですが、これぞ職人技の充実の楽曲が今作も勢揃い。今までより哀愁度がちょっぴりさがり、その分ポップさが増したという印象ですが、ミカエルの甘ーいハスキーヴォイスが哀愁度の減退を軽々と補ってくれています。アンディのギターが幾分か控えめになっている気がしないでもないものの、演奏陣のプレイは相変わらず堅実で、いつも通り素晴らしいメロディを紡ぎだしてくれています。冒険して新しいことにチャレンジするのも難しいけど、このいつも通りってのも難しいんだよね。安定して高品質の作品を供給し続けるLADには本当に脱帽です。

<収録曲>
1. In A Perfect World
2. Nine Lives
3. Is This Just Another Heartache
4. Merry-Go-Round
5. Golden Cage
6. All I Can Think Of
7. Megalomania
8. The Last To Know
9. Angel Eyes
10. We Never Said Goodbye
11. Waited A Long Time
12. Don't Let Love Fade Away


<オススメの曲>
1. In A Perfect World
2. Nine Lives
3. Is This Just Another Heartache
9. Angel Eyes
10. We Never Said Goodbye

#1は比較的ロックしたリフが印象的な曲。そのくせサビになるとこれでもかとばかりに甘ーい雰囲気になってしまうところがLAD印です。
個人的に今作で一番のキラーチューンはタイトルトラックの#2。最初っから最後までとろっとろに甘くてドリーミーな曲です。サビに入る部分でちょっぴり翳りのあるメロディが顔を出し、サビでは抜群の煽情力を持った哀メロで一気に全て持って行かれます。毎回言ってるけど、ミカエルの歌声は反則。
しっとりゆったりした#10もかなり好き。サビでの安心感がとても心地よいです。

オススメ度…85点

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IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE 「狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。」
IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE
「狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。」


Imperial Circus Dead Decadence 狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。

福岡出身の同人系プロジェクト、インペリアル・サーカス・デッド・デカダンスの2作目。2011年発表。メロデス的なサウンドを基調にデスヴォイス、ブラックメタル的なスクリーム、V系っぽいクリーンヴォイス、そして女性Voが混沌と渦巻き、それをサンホラ的な手法でまとめ上げたサウンドが特徴です。前作よりは語りなどがグッと少なくなりましたが、サウンドの端々にはやはりサンホラっぽさが十分に伺えるといった印象。特に曲の入りなんかはいかにもな感じ。クッサいメロディと派手なキラキラ系装飾がたっぷり登場し、ストレートにメタラーのツボをえぐってきます。いかにも同人っぽい雰囲気が逆に良い味を出していた前作と比べ、整合性や演奏面において格段にパワーアップしており、普通のメタルバンドとして聴いても遜色ない作品になったといっても過言ではありません。CD-R盤とプレス版でボーナストラックに違いがあるようですが、プレス盤しか聴いてないのでCD-R盤の方は知らん。

<収録曲>
1. 断章を紡ぐ序曲
2. 劇愛の呼声が溺哀の叫声を喰らう
3. 邪神の婚礼、儀は愛と知る。
4. 血塗られた醜聯に耽る葬ら
5. 語継がれる悲哀
6. 残酷さは其の亡骸を舐らざる
7. 灼熱の煉獄に薔薇は…
8. 廃した少女は、這い寄る混沌と邂逅す。
9. 暗黒の城郭に侵攻さる異形の狂姫
10. 謳
11. 因果律ノ咎人、境界面上ノ運命。


<オススメの曲>
2. 劇愛の呼声が溺哀の叫声を喰らう
3. 邪神の婚礼、儀は愛と知る。
6. 残酷さは其の亡骸を舐らざる
10. 謳

神々しいイントロ#1に続く#2は、いきなり高音スクリームと共に疾走するキラキラメロデス的な曲。デスヴォイス、アニソンっぽい女性Vo、V系チックなクリーンヴォイスが絡み合い、クッサいメロディを次々と歌い上げます。弾きまくりのギターソロも非常に良い感じ。
♯3は初期サンホラを思い出させるようなセリフがちょびっと流れたと思ったら、いきなりアグレッシヴにゴリゴリと疾走しだす曲。Voもずっとグロウルと絶叫で、非常に禍々しい曲となっています。
#6はめっちゃV系っぽい曲。リフがかなりクールで、Keyもいい具合にド派手な演出をかましてくれます。
#10もオルゴールの音をバックに初期サンホラ的なセリフが流れますが、その後は煌びやかに疾走するクサメロチューン。初めはデスヴォイスやらスクリームやらで激しい曲調ですが、サビに向かってどんどん明るめになっていき、サビに入った瞬間一気にメロスピっぽくなるという変わった展開。そのサビのあまりのクサさに思わず悶絶すること間違いなしです。キラキラの高速Keyや、ピロピロの弾きまくりギターも素晴らしい。

オススメ度…90点

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2011年 HR/HM年間ベスト
もう2012年になってしまいましたが、2011年のHR/HM年間ベストをやっと選出しました。

毎度のことながら、アルバムレビューの特点での優劣と多少の相違があるとは思うのですが、その点はあまり気にしないで頂けるとありがたいです。まぁあれは偏差値的な意味合いだと思っているので…、と言い訳しておきます。ごめんなさい。


では、2011年の年間ベストです。
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