EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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MANOWAR 「LOUDER THAN HELL」
MANOWAR 「LOUDER THAN HELL」

Manowar Louder Than Hell

「偽りのメタルに死を!」という名言で有名な真のメタル戦士達、マノウォーの8作目。1996年発表。ギタリストがKarl Loganに交代し、ドラマーにはScott Columbusが復帰して製作された作品です。タイトルにはエピソードの一つとして有名な「地獄よりひどいぜ」が冠されており、内容もまさしく"本物のメタル"と呼ぶに相応しい、勇ましく剛直なヘヴィメタルをたっぷりと収録。漢らしく勇ましいサウンドが堂々と響き渡ります。比較的シンプルでノリの良いロックンロールに通じるような曲が多い印象で、派手さは無いものの堅実な作りの作品。

<収録曲>
1. Return of the Warlords
2. Brothers of Metal
3. Gods Made Heavy Metal
4. Courage
5. Number 1
6. Outlaw
7. King
8. Today Is a Good Day to Die
9. My Spirit Lives On
10. Power


<オススメの曲>
1. Return of the Warlords
2. Brothers of Metal
4. Courage
5. Number 1
6. Outlaw
10. Power

冒頭の#1から非常に勇ましい曲。正統派なリフで何の捻りもなく愚直に突き進んでいく様は、まさにマノウォーの生き様を表しているかのようです。中盤のバイク音からのギターソロもマノウォーらしくて良い。
#2は曲名からして無駄に熱いですが、サウンドの方も無駄に熱い!このむさ苦しいほどの熱さが真のメタルなのです。雄々しいコーラスが素晴らしい、メタル界の讃美歌。
#4は漢のバラード。マノウォーのバラードは新鮮で興味深いです。ドラマティックで泣けるぜ。
#5は同じく熱いサウンドながらも、サビがキャッチーで非常に聴きやすい曲。「We Are Born To Win! No.1!」というコーラスはまさに世の心理を説いている。
#6は疾走感に溢れる曲。勇ましいリフで駆け抜けていくその姿には惚れ惚れします。サビのハイトーンでの気合の入りようも素晴らしい。
個人的に一番好きなのはラストを飾る#10。勇壮なリフと疾走感、そして雄々しいコーラスとキャッチ―なメロディという、好きになる要素しか存在しない名曲です。ギターソロも痺れるほどのカッコ良さ。
ぱぁぁぁぁわぁぁぁぁぁぁ!ぱわぁ!ぱわぁ!
ぱぁぁぁぁわぁぁぁぁぁぁ!ぱわぁ!ぱわぁ!
ぱぁぁぁぁぁぁぁああああああわぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!
ぱわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!

オススメ度…88点

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JUDAS ISCARIOT 「HEAVEN IN FLAMES」
JUDAS ISCARIOT 「HEAVEN IN FLAMES」

Judas Iscariot Heaven In Flames

米国出身のプリミティブ・ブラックメタルバンド、ジューダス・イスカリオットの5作目。1999年発表。チープでノイジーなリフがジリジリと耳障りに響き渡る、とても陰鬱なブラックメタルをやっています。退廃的な雰囲気がアルバム全編を包み込んでおり、いかにもなアンダーグラウンド臭が凄い。ロウな刺々しさを持ったサウンドをふんわりとした幻想的なシンセの音色が包み込んでおり、狂気と神秘性との絡み合いが見事です。Voも死にそうな呪詛系のガラガラ声でとても邪悪。

<収録曲>
1. An Eternal Kingdom of Fire
2. Gaze Upon Heaven in Flames
3. Eternal Bliss...Eternal Death
4. Before a Circle of Darkness
5. From Hateful Visions
6. Spill the Blood of the Lamb
7. An Ancient Starry Sky


<オススメの曲>
1. An Eternal Kingdom of Fire
4. Before a Circle of Darkness
5. From Hateful Visions
6. Spill the Blood of the Lamb

アルバム冒頭の#1から狂気の渦巻く暗黒チューン。スタスタと無機質に叩き続けられるドラム、ノイズ寸前のギター、そして悪魔のようながなり声という、負の要素の集大成のような要素しかありません。なんかもう鬱すぎて逆に美しいレベル。神秘的なシンセも良い味出してます。
#4も荒々しく禍々しいサウンドが鳴り響く邪悪な曲ですが、トレモロリフによって繰り出されるメロディがとてもつもなく不穏で素晴らしい。情緒不安定にさせるような音色で精神的にえぐってきます。
#5も独特のメロディが気持ちを不安にさせてくれる曲。とてつもなくダークなのですが、どことなくノリが良いのが不思議です。
禍々しく疾走する#6は、4分弱ということで比較的短くて聴きやすい曲。呪い殺されそうな凶悪さを持っており、そのくせリフは結構メロいってのが良いね。

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

SUNRISE 「TRUST YOUR SOUL」
SUNRISE 「TRUST YOUR SOUL」

Sunrise Trust Your Soul

ウクライナ出身のメロディックスピードメタルバンド、サンライズの2作目。2010年発表。かなり北欧タイプのキラキラ系メロスピをやっており、もっと言ってしまえばソナタ・アークティカタイプの透き通った綺麗なメロスピをやっております。Voもソナタトニー・カッコにそっくりのハイトーンヴォイスを持っており、「初期ソナタの未発表曲集だよ」とか言われたらわりと本気で信じるレベル。疾走曲とミドルテンポ曲が交互に出てくるアルバム構成がなかなか良い感じで、ミドルテンポを挟むことによって疾走曲の速さが際立っている気がします。まぁ要は速い曲が好きなだけなんですけどね!

<収録曲>
1. Trust Your Soul
2. All This Time
3. You And Me
4. Man In The World
5. Love Will Set You Free
6. Dreamer Online
7. Hey!
8. Relax
9. Tell Me Why
10. Forgotten Secrets
11. Invisible Place


<オススメの曲>
1. Trust Your Soul
2. All This Time
4. Man In The World
6. Dreamer Online
10. Forgotten Secrets

#1はミドルチューンながらもそこはかとない哀愁が漂う曲。まるっきり北欧のそれに近い雰囲気が何とも言えず良い感じです。
そして#2は待ってましたの悶絶疾走キラーチューン。イントロのキラキラとした疾走Keyメロディを聴いた瞬間に思わずガッツポーズ、歌メロが始まった瞬間にそのクサさに昇天です。サビの明るいメロディも素晴らしい。
#4はこのアルバム中で最も疾走感に溢れる曲。細かい刻みのイントロと、デスヴォイスチックなシャウトで「おっ」と思わせますが、歌いだしたらやはり変わらずソナタタイプのクサメロスピでした。
#6はKeyの音色が冷たい感じで良い雰囲気。女性Voとのデュエットになっており、良い具合に他の曲との差別化が図られています。まぁ結局はクサメロスピなんですが。
#10はとっても透き通った音色で疾走する曲。北欧っぽい仕上がりのこれまたクサい一曲です。

オススメ度…85点

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DIE APOKALYPTISCHEN REITER 「SAMURAI」
DIE APOKALYPTISCHEN REITER
「SAMURAI」


Die Apokalyptischen Reiter Samurai

ドイツ出身の変態、ディー・アポカリプティシェン・ライターの6作目。2004年発表。大まかに分類するとメロデスの範疇に組み込まれるようなサウンドではあるのですが、そこに民謡メロやらスラッシュメタルやら正統派メタルやらを手当たり次第にぶっこみまくったごった煮サウンドとなっており、その予測不可能で自由奔放なスタイルが"変態"と称される所以です。このアルバムでは比較的メロデス要素が強めですが、やっぱり普通のメロデスとは一線を画す不思議な感覚がありますね。Voはギャギャー騒ぐ系のデスヴォイスと、やたらダンディーで胡散臭い声を使い分けており、コーラス部もやたら雄々しい。全体的にかなり漢らしいダサさが漂っており、そこがまた魅力の一つなのではないかと。歌詞が全てドイツ語なのもなんだか固い印象で漢クサさにつながっており、このバンドのサウンドにはぴったりなイメージです。ジャケのカオスっぷりと同じくらい内容もカオスですが、それでも整合性を持ってきちんと成り立っているのが凄いです。

<収録曲>
1. Wahnsinn
2. Eruption
3. Rock 'n Roll
4. The Silence Of Sorrow
5. Der Teufel
6. Reiter Maniacs
7. Barmherzigkeit
8. Per Aspera Ad Astra
9. Lazy Day
10. Die Sonne Scheint
11. Roll My Heart
12. Hey-ho
13. Northern Lights


<オススメの曲>
2. Eruption(→PV)
4. The Silence Of Sorrow
5. Der Teufel
6. Reitermaniacs
10. Die Sonne Scheint(→PV)
11. Roll My Heart
12. Hey-ho

#2はちょっぴり可愛らしいギターリフで幕を開けますが、その後の展開自体はわりとヘヴィ。でもメロディはやたら明るくて楽しい。でもそれを歌うVoはやたら漢らしい声。でもそっから爽やかに展開していく。でも唐突にデスヴォイスで叫びだしちゃう。…といった感じの常に予想を裏切ってくる感じがとても好きです。これがギャップ萌えってやつか。
#4はアグレッシヴに爆走しまくるメロデスチューン。というかこのリフ捌きはもはやスラッシュメタルといった印象。サビではびっくりするほどの急ブレーキで一気にテンポを落とし、またまたダンディーな歌声を披露してくれます。
出だしでいきなり絶叫がこだまするb#5はめちゃくちゃ攻撃的な曲。こちらもサビで一気にテンポダウンし、唐突にシンフォニックな装飾が登場し、それをバックに胡散臭い漢前ヴォイスが朗々と歌い上げます。あまりにもカオス。だがそれが良い。
荘厳なオルガンの音色で仰々しく幕を開ける#6は、ミドルテンポな出だしから徐々に盛り上がっていく曲。やはりカオスで展開が読めぬ。
#10は漢クサいし民謡っぽいメロディもクサいという素晴らしい曲。途中で笛っぽい音のKeyが駆け抜けていったり、無駄に爽やかに展開してみたり、無駄に勇壮なリフが出てきたりと、様々な悶絶ポイントが次々と訪れます。
#11は「ろうろうろうろうろうまいはーと」というフレーズがやたら頭に残る曲。メロディが民謡っぽい感じなのも癖になりますし、バックでめっちゃひっそりと奏でられているKeyも良い味出してます。
#12は全力で「へぇぇえい!ほぉぉおう!」と叫びまくってる曲。出だしで結構激しいのかと思わせておいて、途中で静かになって哀愁漂わせる展開が謎。しかもだんだん耐え切れなくなって叫びだしちゃうし。でもそんなカオスさが大好きです。

オススメ度…90点

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PINK CREAM 69 「PINK CREAM 69」
PINK CREAM 69 「PINK CREAM 69」

Pink Cream 69 Pink Cream 69

ハロウィンアンディ・デリス<Vo>が在籍していたことや、プロデューサーとして名を馳せるデニス・ワード<B>が在籍していることで有名なドイツのハードロックバンド、ピンク・クリーム69の1作目。1989年発表。とても秀逸なメロディがたっぷりと詰め込まれた作品で、作曲のほぼ全てにアンディ・デリスが関わっているというだけあって、後のハロウィンでも顔を見せるようなアンディらしいキャッチーなメロディが随所で顔を出します。デビュー作ということで少々とっ散らかった印象も受けますが、バラエティに富んでいるとポジティブに解釈しておけば万事オッケー。実際どの曲もそれぞれ魅力に溢れており、色んな側面を楽しむことが出来ます。

<収録曲>
1. Take Those Tears
2. Sugar For Love
3. Rolling Down A Thunder
4. One Step Into Paradise
5. Close Your Eyes
6. Welcome The Night
7. Partymaker
8. Hit The Bottom Row
9. Parasite
10. I Only Wanna Be For You
11. Child Of Sorrows
12. World Of Promises
13. Shadows Are Falling
14. White Men Do No Reggae


<オススメの曲>
1. Take Those Tears
2. Sugar For Love
7. Partymaker
10. I Only Wanna Be For You
13. Shadows Are Falling

#1はリフのドライブ感とサビのキャッチーさが素晴らしい曲。ワイルドさと明るさとのバランスがとても良いです。サビにアンディが作曲したハロウィンでの曲と通じるものを感じる。
#2はこの作品で一番のキャッチーさを誇るポップでメロディアスな曲。特にサビの親しみやすさが素晴らしく、そこはかとなく漂う哀愁も最高です。さりげなく弾きまくるギターも良い味出してます。
#7はなんとなくヴァン・ヘイレンの"Hot For Teacher"を思い出すような曲。楽しげで良いね。
#10は爽やかさと哀愁とが同居する曲。しっとりとしたサウンドから、サビにかけてドラマティックに盛り上がっていく感じが素敵です。
#13もしっとり気味の曲。サビでのコーラスがとても美しい。

オススメ度…83点

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CLANDESTINE BLAZE 「CHURCH OF ATROCITY」
CLANDESTINE BLAZE
「CHURCH OF ATROCITY」


Clandestine Blaze Church Of Atrocity

デススペル・オメガのVoを務めるMikko Aspaの独りブラックメタルプロジェクト、クランデスティン・ブレイズの5作目。2006年発表。基本的に前作と全く路線は変わらず、じわじわと圧迫して絞め殺すかのような、とても禍々しいプリミティブブラックをやっています。陰鬱なリフが寒々しく淡々と繰り返され、ドタドタとしたドラムが無機質にリズムを刻み、ベースが低音を鬱々と響かせるという、負のオーラしか感じられない世界観はさすが。「殺す殺す殺す殺すコロスコロス」とかずっと言ってそうな、凄まじいほどの怨念を感じます。MikkoのVoも安定の禍々しさで、不気味な低音のがなり声がとても生々しいです。

<収録曲>
1. Church Of Atrocity
2. Ashes Of The Eternal Wanderer
3. Storm Of Purification
4. Last Morning Of Old North
5. Frozen Angel
6. Unforgiven Acts


<オススメの曲>
1. Church Of Atrocity
3. Storm Of Purification
6. Unforgiven Acts

基本的にどの曲も方向性が変わらないのですが、中ではこの3つが特に好きかな。特に#6の途中で加速するところとかすごく好き。あまりにもブレない鬱メロには敬意を表します。

オススメ度…83点

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IRON MAIDEN 「PIECE OF MIND」
IRON MAIDEN 「PIECE OF MIND」

Iron Maiden Piece Of Mind

メタル界の超大御所、アイアン・メイデンの4作目。1983年発表。ブルース・ディッキンソン<Vo>が加入してからは2作目の作品で、この作品からドラマーがクライヴ・バーからニコ・マクブレインに交代しており、以降しばらくはこの布陣に落ち着くこととなります。このS買う品からスティーヴ・ハリス<B>の他にエイドリアン・スミス<G>ブルース・ディッキンソンも作曲に全面参加するようになったそうで、その影響もあるのか前作よりも落ち着いてわかりやすい作りの曲が多くなったという印象。いかにもメタルなリフは今作でもたっぷりおさめており、正統派メタルサウンドの神髄を思う存分に味わうことが出来ます。

<収録曲>
1. Where Eagle Dare
2. Revelations
3. Flight Of Icarus
4. Die With Your Boots On
5. The Trooper
6. Still Life
7. Quest For Fire
8. Sun And Steel
9. To Tame A Land


<オススメの曲>
1. Where Eagle Dare
2. Revelations
3. Flight Of Icarus
4. Die With Your Boots On
5. The Trooper


冒頭の#1は力強いリフでかっちりと固めてきた曲。インストパートが長めなせいかオープニングのわりに地味さは否めませんが、彼らの各々のプレイの魅力をたっぷりと堪能できる秀曲です。
#2はテンポは控えめながらもドラマティックに、そしてメロディアスに展開していく曲。後半でちょっと加速していったあたりがとても良い。
♯3はシンプルにまとまったリフが印象的。サビはとてもメロディアスでキャッチーなコーラスになっており、かなり印象に残りやすいです。
#4はツインギターのハモりが優秀な曲。しっかりとしたリフが基盤にありながらもなんとなく明るい曲調なのが良い。
そして#5はメイデンの中でも指折りの名曲!流れるようなツインギターで突き進む疾走曲で、爽快なスピード感に思わず心が躍ります。

オススメ度…86点

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スキー合宿と交通事故のお話
前の日記でも書いたように、現在は大学のスキーサークルの合宿真っ最中です。

とりあえず部内戦が数日前に終わり一安心。全体の順位は11位と大して振るわなかったものの、コブだけは種目別順位で1位でした。
コブに関しては自分で勝手にハードルを上げ続けていたので、とりあえずは面目躍如かと。残りの合宿で整地種目も頑張りたいです。



あとは合宿中に講習班として持つ後輩達を検定に受からせてあげたいな。


そういえば話は変わりますが、合宿中に盛大に事故りました。
わりと笑い事では無い感じで。

後輩を少し山を降りたとこの病院まで送るために車で山道を降っている最中、ストレートでいきなりスリップ。崖側にぶつかるのを回避したら、そのまま山側の雪壁に一回転して突入。
一回転した時は。リアルに死ぬかと思いました。スピードがあんま出てなかったのと、対向車線や後ろに他の車がいなくて良かったです。
いや、ホントに。

怪我は誰もしなかったのが不幸中の幸い。車は運転席側のバンパーがガッツリ凹み、正面部は何ヶ所か割れてナンバープレートもベコベコ。助手席側は下の方についていたライトが一つとれてしまいました。

車自体はちゃんと走るし、必要なライトも生きているのでこのまま合宿生活を乗り切って、東京に帰ってから修理に出そうかと思います。

でもあれだけ盛大に雪壁に突っ込んでも正面部分の被害だけで済むんだから、車って凄いよなとも思ったり。テレビで見る大参事な事故映像とかって、よっぽど凄いスピードが出てるんだろうな。

ということで、皆さんも雪道での運転にはくれぐれもお気を付けて。
真っ直ぐ走っててもいつ何があるかわからないので…。

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KATATONIA 「THE GREAT COLD DISTANCE」
KATATONIA 「THE GREAT COLD DISTANCE」

Katatonia_The_Great_Cold_Distance

スウェーデン出身のゴシックメタルバンド、カタトニアの7作目。2006年発表。陰鬱でじめじめした感じのサウンドが特徴的で、その希望の見えない救えない系のダークさはまさにゴシックメタルといった印象です。変則リフでプログレ的に展開してみたり、歌メロに反して演奏がかなり攻撃的だったり、幽玄さとメランコリックさの鬩ぎ合う幻想的な世界観だったりと、デス要素の無いときのオーペスに通じるものがあるかも。カタトニアは初期はデス要素も強かったらしく、そういう出自も影響してるのかな。ヘヴィなリフの中に渦巻く絶望感や虚無感、そして哀愁がとても儚く美しいです。病んだ日の夜に最適の一枚。

<収録曲>
1. Leaders
2. Deliberation
3. Soil's Song
4. My Twin
5. Consternation
6. Follower
7. Rusted
8. Increase
9. July
10. In The White
11. The Itch
12. Journey Through Pressure


<オススメの曲>
1. Leaders
2. Deliberation
4. My Twin
5. Consternation
9. July

冒頭の#1からいきなりダークなリフでずぶずぶと沈み込む。なんという陰鬱なサウンド…。Voの呟き系というか囁き系の歌唱も救えなさをさらに加速させています。ヘヴィなリフでゴリゴリと展開した後にフッと静かになる瞬間の虚無感が素晴らしい。まさに静と動の対比。
続く#2も変わらず鬱々とした曲展開。消え入りそうなVoの声がとても儚い。リフの中に漂う薄っすらとした抑揚のないメロディも素晴らしい。
#4は淡いメロディで幽玄に幻想的に展開していく曲。優しげなVoがとても曲にマッチしています。
めっちゃ暗くて重々しいリフで幕を開ける#5が個人的に一番お気に入りの曲。攻撃的なリフのうねる感じと、歌メロの盛り上がらなさのギャップがとても癖になります。重いリフが消えた瞬間の雰囲気がとても幻想的。
#9は重いリフが変則的に動き回る曲。ドラムの叩くリズムも変拍子で、淡いメロディの中プログレッシヴに展開する演奏陣がとても印象的です。

オススメ度…87点

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MINSTRELIX 「ROSE FUNERAL OF TRAGEDY」
MINSTRELIX
「ROSE FUNERAL OF TRAGEDY」


MinstreliX Rose Funeral Of Tragedy

大阪出身のメロディックスピードメタルバンド、ミンストレリックスの4曲入りEP。2011年発表。個人的に全く受け付けることの出来なかった女性VoのLolaが脱退し、初代VoであるLeo Figaroが帰ってからの復帰第一弾となる作品です。Leo Figaroの歌声は若干細いものの、この手のB級メロスピバンドにはぴったりのハイトーンヴォイスで、今作でもその実力を遺憾無く発揮。メロディの方も相変わらずの超絶クサメロで溢れかえっており、日本人の琴線に触れまくる超高品質なクサメロスピとなりました。元々メロディのクサさは素晴らしいバンドだったしVoが嫌いなだけだったので、Voさえ変わればそりゃあもう諸手を振って迎え入れるだけだよねっていう。こうなると4曲という短さが逆に残念になってくるわけで、早くフルアルバムを出してほしいものです。

<収録曲>
1. ...In Funeral
2. Erzsebet
3. Bloody Rose
4. Ref:Rain


<オススメの曲>
2. Erzsebet
3. Bloody Rose
4. Ref:Rain

ってことで、イントロの#1に続く#2のクサメロ疾走にいきなり悶絶。7分というちょっと長めの曲ですが、溢れんばかりのクサメロの洪水によりあっという間に過ぎ去ってしまいます。Leo Figaroの歌声も相変わらずの安心感ですが、普段他のバンドで英詞を歌っている印象が強いので、日本語詞はちょっと新鮮かも。
♯3は比較的アグレッシヴな音作りの曲。いきなり出だしがデスヴォイスなので少々驚きますが、サビでは高らかなハイトーンが響きます。
#4はこれまた典型的なメロスピ。一度スピードを落としてどっしりと構えますが、そこからドラマティックにクサメロ疾走へと繋げていってくれます。途中のギターメロがちょっとパッヘルベルのカノンっぽいかも。

オススメ度…81点

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W.E.T 「W.E.T」
W.E.T 「W.E.T」

W.E.T. W.E.T.

WORK OF ARTRobert SällECLIPSEErik MartenssonTALISMANJeff Scott Sotoという3人によるメロディアスハードロックプロジェクト、ウェットの1作目。2009年発表。それぞれの所属バンドの頭文字を取ってW.E.T.なのだそうですが、サウンド自体の北欧らしい湿った哀愁とも良く合っていて素晴らしいプロジェクト名になっているのではないかと。メンツを見て何となく想像できるような音楽性になっているのですが、そのクオリティが凄まじく高い。AORにも通じるような極上のメロディが洪水のように溢れてきます。Jeff Scott Sotoのエモーショナルな歌唱も抜群で、楽曲にぴったりの素晴らしい歌唱を披露してくれています。才能あるミュージシャンを集めたプロジェクトは大当たりか大外れかのどっちかという印象が強いですが、このプロジェクトは間違いなく大当たり。メロディアスハードの理想形です。

<収録曲>
1. Invincible
2. One Love
3. Brothers In Arms
4. Comes Down Like Rain
5. Running From The Heartache
6. I'll Be There
7. Damage Is Done
8. Put Your Money Where Your Heart Is
9. One Day At A Time
10. Just Go
11. My Everything
12. If I Fall
13. Comes Down Like Rain (Acoustic)


<オススメの曲>
1. Invincible
2. One Love
4. Comes Down Like Rain
5. Running From The Heartache
9. One Day At A Time

オープニングチューンの#1は意外とアグレッシヴなイントロに少々びっくりしますが、そのあとは湿り気たっぷりの極上のメロハー。
#2は今作で一番の哀愁を振りまきまくる超名曲。AOR的なサウンドでポップに、しかしエモーショナルに広がっていきます。なんと爽やか!なんとドラマティック!
他の曲も止めどなく流れ続ける美旋律の洪水が凄まじいです。

オススメ度…86点

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NAGLFAR 「HARVEST」
NAGLFAR 「HARVEST」

Naglfar Harvest

スウェーデン出身のメロディックブラックメタルバンド、ナグルファーの5作目。2007年発表。狂気の塊だった前任VoのJens Rydenが抜け、ベーシストのKristoffer Oliviusが歌うようになってからは2作目となります。本作から新しいベーシストを加え、KristofferはVo専門にジョブチェンジ。そのおかげで集中できたのか、パフォーマンス性がぐっと向上し、前作よりも邪悪な歌唱を響かせているという印象です。曲の方は相変わらずダークで陰鬱なメロディアスなナグルファー節を見せており、攻撃性も充分。3rdのようなブチ切れサウンドはありませんが、じわじわと嬲り殺すような凶暴性を持ち合わせています。

<収録曲>
1. Into the Black
2. Breathe Through Me
3. The Mirrors of My Soul
4. Odium Generis Humani
5. The Darkest Road
6. Way of the Rope
7. Necrospiritus
8. Plutonium Reveries
9. Feeding Moloch
10. Harvest


<オススメの曲>
2. Breathe Through Me
3. The Mirrors of My Soul
4. Odium Generis Humani
6. Way of the Rope

#2はとても禍々しい爆走曲。Voの咆哮もかなり様になっており、非常にアグレッシヴで痛快です。
狂気の渦巻く暗黒グルーヴがたまらない♯3は、本作で個人的に一番好きな曲。とにかく邪悪なメロディが秀逸で、疾走感に頼らずに黒い世界観を保ち続けているのが凄い。
#4は激しいブラストと共に爆走するこれまたアグレッシヴな曲。Voの悲痛な叫びも素敵です。
不穏なメロディを絡めながら爆走する#6も良いな。

オススメ度…85点

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MY DYING BRIDE 「THE ANGEL AND THE DARK RIVER」
MY DYING BRIDE
「THE ANGEL AND THE DARK RIVER」


My Dying Bride The Angel And The Dark River

イギリス出身の絶望系ゴシックメタルバンド、マイ・ダイイング・ブライドの3作目。1995年発表。ドゥーミーで沈み込むようなリフと、反復されるピアノ&Keyの旋律、そして悲哀に満ちたヴァイオリンにより織り成される、一片の希望すら見いだせないような暗い暗い音楽性が特徴です。とにかくスローで淡々と沈み続けていく鬱々としたサウンドはかなり聴く人を選びそうですが、脱力感や倦怠感、そして倦怠感の渦巻く絶望サウンドの中に美しさを見出すことが出来るかどうかが評価の分かれ目なのではないかと。Voは生気のない呟き系ヴォイスで、これまた人を選びそうなクセの強いVoです。

<収録曲>
1. Cry Of Mankind
2. From Darkest Skies
3. Black Voyage
4. A Sea To Suffer In
5. Two Winters Only
6. Your Shameful Heaven


<オススメの曲>
1. Cry Of Mankind
2. From Darkest Skies

冒頭の#1からいきなり13分にも及ぶ大曲。Keyとピアノのメロディが反復される中に超スローなギターリフが織り込まれていくのですが、そのそれぞれが独立した美旋律を絡めあっている様がとにかく圧巻。あまりにもダーク過ぎるのですが、何度も何度も繰り返される神秘的な美メロから耳が離せません。Voは念仏のような生気のない呟きを続けており、陰鬱度の大幅アップに貢献。絶望の淵に引きずり込まれるような超絶鬱チューンです。奇跡的な名曲だけど、アウトロが無駄に長いのだけが不満かな。
#2はベースの音が静かに響き渡るイントロだけで不気味で陰鬱なのに、そこにヴァイオリンが絡み始め、Voが登場し、ギターリフもゆっくりと響き渡り始めとどんどん音数が増加。楽器の数が増えれば増えるほどに負のパワーが増していくのがこのバンドの凄いところ。聴くと死にたくなるようなドロドロした曲です。
残りの曲も似たようなサウンドと言ってしまえばそれまでなのですが、一音一音に悲哀と絶望が込められており、退屈という言葉は一切当てはまらないような曲ばかり。麻薬のような中毒性と、やる気を全て吸い取っていく恐ろしい魔力を持った曲ばかりです。

オススメ度…89点

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SCAR SYMMETRY 「THE UNSEEN EMPIRE」
SCAR SYMMETRY 「THE UNSEEN EMPIRE」

Scar Symmetry The Unseen Empire

スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンド、スカー・シンメトリーの5作目。2011年発表。一人でデスヴォイスとクリーンヴォイスを器用に操るChristian Alvestamが脱退し、今作からはデスヴォイス担当のRoberth Karlssonとクリーンヴォイス担当のLars PalmqvistというツインVo体制へと切り替わりました。どちらも前任者にかなり似ており、それほど違和感はないのではないかと。今作ではクリーンヴォイスの占める割合が比較的増え、歌メロがよりキャッチーになったという印象。適度な攻撃性は残っていますが、かなり聴きやすいサウンドになったのではないかと思います。グルーヴィーになってみたりメロディアスになってみたり、はたまたテクニカルなプログレ的な方向に持っていったりと、多彩な展開を見せる引き出しの多さは相変わらずです。

<収録曲>
1. The Anomaly
2. Illuminoid Dream Sequence
3. Extinction Mantra
4. Seers Of The Eschaton
5. Domination Agenda
6. Astronomicon
7. Rise Of The Reptilian Regime
8. The Draconian Arrival
9. Alpha And Omega


<オススメの曲>
1. The Anomaly
2. Illuminoid Dream Sequence
5. Domination Agenda
8. The Draconian Arrival

とりあえず#1がめちゃくちゃキャッチーでびっくり。一応、一般的にメロデスと呼ばれるサウンドに準じた音作りですし、デスヴォイスもめちゃくちゃクールなのですが、驚くほど親しみやすいメロディでぐいぐい疾走していきます。初めは「こんなキャッチ―でいいの!?」と思ったけど、めっちゃカッコいいからまぁ良いかなと思ってしまいました。ヒロイックなギターソロも好き。
#2はテクニカルなリフが乱舞する、いかにも彼ららしい曲。なんだか機械的な雰囲気でめっちゃ良いです。サビ前後のエモーショナルな感触も素晴らしい。

オススメ度…82点

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THE ANSWER 「REVIVAL」
THE ANSWER 「REVIVAL」

The Answer Revival

アイルランド出身の正統派ハードロックバンド、ジ・アンサーの3作目。2011年発表。ブルースをルーツとしたクラシックスタイルのわかりやすいハードロックをやっています。少ない音数によるシンプルな構成で抜群のカッコ良さを発揮するのは、ひとえにそのカリスマ性にあるのではないかと。クールなリフを次々と繰り出し、キャッチーなコーラスをガンガンぶち込みながらも、コンパクトにまとめ上げるその才能には本当に脱帽です。Cormac Neason<Vo>の適度に渋く、堂々としたハリのある歌唱もサウンドにぴったり。あとはいかにもブリティッシュな見た目がちょっと微笑ましかったり。

<収録曲>
1. Waste Your Tears
2. Use Me
3. Trouble
4. Nowhere Freeway
5. Tornado
6. Vida (I Want You)
7. Caught On The Riverbed
8. Destroy Me
9. New Day Rising
10. Can't Remember, Can't Forget
11. One More Revival
12. Lights Are Down


<オススメの曲>
1. Waste Your Tears
2. Use Me
4. Nowhere Freeway(→PV)
6. Vida (I Want You)
7. Caught On The Riverbed
10. Can't Remember, Can't Forget

冒頭の#1からスライドギター連発の激渋な曲。ずっしりとしたリフがブルージーに展開し、サビでは一気にキャッチーになる感じがとても好きです。
#2はシンプルな縦ノリでぐいぐいと突き進む曲。ドラムの軽快なリズムがたまらんぜ。
#4アップテンポでノリノリの明るい曲。グルーヴィーなリフも最高。ですとてもポップでコマーシャルな曲なのですが、歌メロだけがどことなくブリティッシュな渋さを残しているあたりがとてもツボだったり。ゲストの女性Voも曲の雰囲気を壊さない程度に華やかでとても良い。
#6は逆にリフはブリティッシュなのにサビがポップでアメリカンな印象。親しみやすくてとても良い。
#7は爽やかなリフが広がりを持って展開する曲。これまた明るくて親しみやすい曲になっています。
しっとりとしたバラード曲の#10も哀愁たっぷりで素晴らしい曲。Cormacの歌の上手さが際立ちます。

オススメ度…88点

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AQUARIA 「LUXAETERNA」
AQUARIA 「LUXAETERNA」

Aquaria Luxaeterna

ブラジル出身のシンフォニックメタルバンド,アクアリアの1作目。2005年発表。クッサいメロディで爽やかに駆け抜けていく、メロスピ気味のシンフォニックメタルをやっています。Keyの活躍が目覚ましく、派手ながらも爽やかで、どことなくファンタジックでメルヘンチックな音色を煌びやかに輝かせまくっているのが特徴。雲の合間から地上に降り注ぐ朝日のような清々しいサウンドです。転調が多かったり一曲が少し長めだったりと、ちょっぴりプログレハード的な面もありますが、基本的にはわかりやすいメロディの繋ぎ合わせなのでとても聴きやすい。天高く突き抜けるようなハイトーンVoも爽やかサウンドにぴったりで、爽快さが数割増しになっています。

<収録曲>
1. Eterna Lux
2. And Let the Show Begin
3. Here Comes the Life
4. Spirits of Light
5. Humanity
6. Whispers and Pain of Mother Nature
7. Choice Time
8. Judgement Day
9. Your Majesty Gaia
10. Luxaeterna
11. Sons Of The Sky,Brothers Of The Earth


<オススメの曲>
2. And Let the Show Begin
4. Spirits of Light
7. Choice Time
9. Your Majesty Gaia

お約束のような壮大なイントロ#1に続く#2は、クサメロの予感しかさせないようなファンタジックなサウンドが広がる曲。そんな中に明るく伸びやかなハイトーンが登場し、そのままヒロイックに疾走を重ねていきます。中盤でいったんテンポを落としますが、そこからメルヘンチックに可愛く展開し、最終的にはまた爽やかなクサメロで疾走。色んなメロディが出てきて楽しい。
#4はパーカッションやメロディがちょっぴりブラジル風味に感じる曲。まぁブラジル音楽とか知らんし、俺の偏見かもしれないけどw そんな独特のメロディとクサメロを混ぜ合わせながら疾走してくれる曲です。
#7は「オペラかよww」といツッコみたくなるほどの大仰な曲。スリリングな展開と無駄に壮大なシンフォニックサウンドがなかなかツボです。
そして#9はこのアルバム随一のクサメロを誇る悶絶疾走チューン。爽やかすぎるイントロのKeyが完全に殺しに来ています。クサすぎるよ…。クライマックス感がヤバい…!その後も親しみやすい歌メロで爽快に疾走を続け、やり過ぎなほどにKeyが舞い踊ります。終盤のドラマティックな展開にも胸熱。

オススメ度…83点

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FFERYLLT 「DANCE OF DRUIDS」
FFERYLLT 「DANCE OF DRUIDS」

Fferyllt Dance Of Druids

ロシア出身のフォークメタルバンド、FFERYLLTの1作目。2009年発表。土着的なメロディでミドルテンポ気味に展開するフォークメタルをやっています。フィドルや笛などの民族楽器もふんだんに使用されており、意外としっかりしたメタルサウンドの中を優雅に舞い踊ります。Voは男女ツインVoで、男性はだみ声気味のデスヴォイス、女性は綺麗なソプラノという構成。登場頻度は半々くらいで、お互い良い具合にアクセントになって引き立てあっています。

<収録曲>
1. A Celtic Tale
2. Night Of The Woodgod
3. Following Skadi
4. Dance Of Druids
5. Autumn's Gold
6. Warriors Of Ireland
7. Jule
8. Winds Of Trondheimsfjorden
9. Gjallarhorn
10. Lai Lai Hei
11. Inis Mona


#10ENSIFERUM#11ELUVEITIEのカヴァー。

<オススメの曲>
2. Night Of The Woodgod
3. Following Skadi
6. Warriors Of Ireland

イントロ#1に続く#2はいかにも過ぎるフォークメタルチューン。比較的静か目なイントロにバグパイプが加わっていき、だみ声シャウトと共に一気に陽気なムードへと展開。フィドルと笛が楽しく舞い踊り、ソプラノヴォイスが優雅に響き渡ります。
♯3はちょっとずつちょっとずつ盛り上がっていくドラマティックな曲。どんどん壮大なスケールになっていく展開が好き。
#6も出だしはかなり静かですが、途中で一気に勇壮になっていく曲。ちょっぴりヒロイックなリフやメロディが秀逸で、そこにのる女性ソプラノが妙に民謡っぽい雰囲気で好きです。
カヴァー曲の#10#11はかなり原曲に忠実で、原曲の良さを再認識させられました。とりあえずカヴァー曲のチョイスが素晴らしい。

オススメ度…78点

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AMORPHIS 「ECLIPSE」
AMORPHIS 「ECLIPSE」

Amorphis Eclipse

フィンランド出身の慟哭メタルバンド、アモルフィスの7作目。2006年発表。元々は土着的なメロディを取り入れたメロデスっぽい音楽をやっていた彼らですが、だんだんと音楽性を変化させ、今ではメランコリックなメロディを基調とした、フォーク/トラッドゴシック、はたまたメロデスなんかを色々と混ぜ込んだ独自のメタルサウンドを作り上げています。軽々しくジャンルでくくれないようなその音楽性がとにかく素晴らしく、陰鬱なメロディにのせて感情を爆発させるような慟哭のメタルサウンド。従来のメタルらしいリフとモダンな感触との融合も見事で、メロディアスにエモーショナルに陰鬱なメロディをぶちまけてくれます。音自体は意外と荒々しいのに圧倒的哀しみがそれを支配し尽くしているというのが凄い。そして今作からVoがトミ・ヨーツセンに代わっているのですが、深みのある迫力満点のデスヴォイスと切ないクリーンヴォイスを器用に使いこなせる逸材で、このバンドの慟哭サウンドにまさにドンピシャの人選。この人選によってバンドに奇跡的な化学反応が起こり、この作品から一気に孤高の存在へと上り詰めたといっても過言ではありません。

<収録曲>
1. Two Moons
2. House Of Sleep
3. Leaves Scar
4. Born From Fire
5. Under A Soil And Black Stone
6. Perkele (The God Of Fire)
7. The Smoke
8. Same Flesh
9. Brother Moon
10. Empty Opening
11. Stone Woman


<オススメの曲>
1. Two Moons
2. House Of Sleep
3. Leaves Scar
4. Born From Fire
5. Under A Soil And Black Stone
7. The Smoke
9. Brother Moon

#1はエスニックなKeyメロからアグレッシヴなリフが展開する曲。ただ、サビに進むにつれ一気にメランコリック度が増し、何とも言えない哀愁と切なさが胸を締め付けます。
#2はイントロからもう狂おしいほどの哀愁がッ!素晴らしすぎるッ!もうとにかく切なくて悲しくて哀しくて…。サビのクリーンヴォイスもあまりにもメロディアスでエモーショナル。女性Voがさりげなく絡み付いてくるのも素敵。
♯3も激しいのにどこか陰鬱なメロディがたまらない。ここで今作初めてのデスヴォイスが出てくるのですが、迫力満点過ぎて感動するしかない。これぞ慟哭メタル。
#4も土着的なメロディを中心に展開するメランコリックチューン。
ピアノの音色で幕を開ける#5は比較的しっとりとした曲。メロディがとても美しいです。儚いです。
そして今作一の悶絶キラーチューンは#7!メランコリックで美しいピアノで幕を開け、ギターリフが土着的なメロディを掻き鳴らし、そこに哀しげなクリーンヴォイスが登場!この時点で既に悶絶モノです。そしてそのまま感情を一気に大爆発させるサビに突入するわけですが、その咆哮が上がった瞬間にもう完全に昇天。なんだこれ切なすぎる!これぞ慟哭メタルの神髄!
#9はトラッド風味のメロディで幕を開けますが、そのあとはやっぱりメランコリックなメロディへと展開。ギターのメロディが哀愁漂わせすぎていてヤバい。何がやばいって、悶絶しすぎて俺の体力がヤバい。

オススメ度…99点

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MIDWINTER 「THE GLASSY WATERS」
MIDWINTER 「THE GLASSY WATERS」

Midwinter The Glassy Waters

フランス出身のシンフォニックゴシックメタルバンド、ミッドウィンターの2作目。2007年発表。ちょっぴり翳りのあるメロディで控えめに展開していくサウンドが特徴です。リフがヘヴィなことはヘヴィなのにどことなくまろやかな印象で、全体を覆い尽くすKeyの音色も非常に薄っすら。女性Voも声を張り上げるわけでもなくちょっと優しげで素朴な歌声。まさに作品全体を通して"繊細"という言葉がぴったりなゴシックメタルをやっています。まぁ裏を返せば全体的に張りがないということにもなるわけで、惜しいものは持っているわりに非常にインパクトに欠ける。途中で出てくるデスヴォイスもなんか遠慮がちだし、「お前らもっと自信持てよ!」と思わず言ってしまいたくなるような作品です。

<収録曲>
1. Black Hole Attraction
2. Seed Of Pain
3. The Cripple
4. Illusion
5. One Day You'll Set In The Land Where You Belong
6. One In A Hole
7. The Silence Of Your Eyes
8. Sweet Child O'Mine
9. My Fury
10. Atmospherics


<オススメの曲>
2. Seed Of Pain
3. The Cripple

無駄に長いイントロの#1に続く#2は薄っすらとしたKeyに包まれた幻想的な曲。全体的に弱々しく、今にも消え入ってしまいそうな雰囲気ですが、メロディは中々に優秀で、サビに入った瞬間の翳りのある美しいメロディは意外と癖になるかもしれません。
♯3も幻想的な世界観は相変わらず。リフは意外とヘヴィなのですが、いまいちパワフルさに欠けます。サビは結構キャッチーで、そのくせ憂いを含んでいるというあたりが結構良い。
#7はなぜかメロパワばりにいきなり疾走。しかも結構ヘヴィ。「お前ら頑張ればじゃん!でもなんでいきなりメロパワになったん?」と、思わず疑問に思ってしまいます。しかも歌いだすのは男。お前どこから来たww 途中からいつもの弱々しい女性Voが登場し、結局頑張ってるのはギターだけですねという状態。
#8はもちろんガンズアンドローゼスのカヴァー。やはり全体的にまろやかですね。精彩がまるでない。

オススメ度…67点

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SKILTRON 「BEHEADING THE LIARS」
SKILTRON 「BEHEADING THE LIARS」

Skiltron Beheading The Liars

アルゼンチン出身のフォーク風メロディックパワーメタルバンド、スキルトロンの2作目。2008年発表。パワフルなメロパワサウンドを基調とし、その上にバグパイプやら笛やらの民族楽器が乱舞するというスタイルが特徴です。それらの民族楽器たちが奏でるメロディがとにかくクサくて勇壮なのがクサメタル好き的にはたまらないところ。Voが今作から変わっており、新しいVoはたまーにディオ様っぽく聞こえるような芯のあるパワフルな声で、勢いのあるサウンドともいい具合にマッチしております。コーラスは相変わらず荒ぶる戦士たちのような野郎臭い感じで、そこがまた魅力的だったり。

<収録曲>
1. Skiltron
2. The Beheading
3. I'm What You've Done
4. Prying Is Nothing
5. Calling Out
6. The Vision Of Blind Hary
7. Hate Dance
8. Signs, Symbols And The Marks Of Man
9. Let The Spirit Be
10. Fast And Wild
11. Crides


<オススメの曲>
1. Skiltron
2. The Beheading
5. Calling Out
8. Signs, Symbols And The Marks Of Man
10. Fast And Wild

バンド名を冠したオープニングチューンの#1は、ぶつぶつとした語りの後にバグパイプの音色で疾走を開始する悶絶クサメロチューン。やり過ぎなまでの民族楽器の多用と、パワフルに駆け抜ける疾走感との組み合わせがあまりにも最強過ぎます。
#2はイントロの笛乱舞の時点で既にノックアウト寸前。素朴な音色とパワフルなサウンドとのギャップに胸を射抜かれました。Voはとってもパワフルで、めっちゃディオ様っぽい。
#5はゆったりとしたテンポのノスタルジックな曲。まるで戦士が故郷に思いを馳せているかのような哀愁があります。
#8はヴァイオリンが大活躍の勇壮な曲。Voはたぶん違う人が歌ってるんじゃないかと思うのですが、やたら雄々しいです。
#10はバグパイプの陽気なメロディがたまらない軽快な曲。サビのコーラスも元気で朗らかな感じでとても印象的です。

オススメ度…83点

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HAGGARD 「EPPUR SI MUOVE」
HAGGARD 「EPPUR SI MUOVE」

Haggard Eppur Si Muove

ドイツ出身のシンフォニックメタルバンド、ハガードの3作目。2004年発表。荘厳なオーケストラサウンドとクワイヤをバックに、オペラティックに展開する大仰なメタルをやっております。なんとオーケストラの楽団がそのままバンドのメンバーで、このアルバムが出た当時は驚異の18人編成。そこにレコーディングではさらに10名が参加し、総勢28名というメタルバンドとは思えない人数による作品です。中世の音楽そのまんまのようなオーケストラサウンドを基調にしており、そこにダークなバンドサウンドやら深みのあるデスヴォイス、さらには男女のオペラヴォイスやらクワイヤやらが投入されるというスタイル。ゴシカルな雰囲気も存分に含まれており、メロウで悲壮感漂うメロディが優雅に荘厳に舞い踊ります。ちなみに本作ではかの有名な天文学者ガリレオ・ガリレイをテーマとして扱っているのだとか。

<収録曲>
1. All ìnizio è La Morte
2. Menuetto In Fa-Minore
3. Per Aspera Ad Astra
4. Of A Might Divine
5. Gavotta In Si-Minore
6. Herr Mannelig
7. The Observer
8. Eppur Si Muove
9. Larghetto - Epilogo Adagio


<オススメの曲>
1. All ìnizio è La Morte
3. Per Aspera Ad Astra
4. Of A Might Divine
8. Eppur Si Muove

女性ソプラノヴォイスと荘厳なクワイヤ、そして幾重にも重なる弦楽器のハーモニーで幕を開ける#1は、開始直後から全力のオペラっぷりを発揮。胡散臭い老婆のような嗄れ声のVoが語り気味に歌いだし、そこからドラマティックに盛り上がっていく。弦楽器が優雅に疾走を始める瞬間が超ツボ。途中から出てくるデスヴォイスの迫力も素晴らしい。
クラシカルなヴァイオリンに導かれる♯3は、実は意外とヘヴィに展開する曲。ダークなリフと美しいオーケストラとの対比が素敵。
#4はいかにもバロック音楽的な旋律がとても印象的な曲。気分はまさに中世ヨーロッパ。コーラスを挟みながらドラマティックに展開する8分ほどの大作です。気品漂うサウンドと、ヘヴィなバンドサウンドとの違和感のない融合が素晴らしい。
#8も同じく8分超の曲。やはりオペラティックに展開していき、お上品なサウンドから一気にグルーヴィーになる瞬間がとてもカッコいい。

オススメ度…87点

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KRALLICE 「DIOTIMA」
KRALLICE 「DIOTIMA」

Krallice Diotima

米国出身のブラックメタルバンド、クラリスの3作目。2011年発表。シャリシャリとしたトレモロリフが薄っすらとしたメランコリックなメロディを奏でるというのが基本のスタンスです。意外と荒々しいのですが、寒々しい幻想的な世界観があまり激しさを感じさせない不思議な音作り。「寒々しいシャリシャリとした反復トレモロリフ」という字面だけ見ると北欧方面のプリミティブブラックに通じるような音をイメージしますが、実際に聴いて受ける印象としては「シューゲイザーっぽいポストブラック的な音」と言った方がいいかもしれません。不協和音寸前のハーモニーが美しく響き、聴く者の精神を揺さぶります。

<収録曲>
1. -
2. Inhume
3. The Clearing
4. Diotima
5. Litany Of Regrets
6. Telluric Rings
7. Dust And Light


<オススメの曲>
2. Inhume
4. Diotima
5. Litany Of Regrets

イントロ的な2分ちょいの#1、6分という比較的コンパクトな#2、そして10分前後のその他全ての曲がクラリス節に染め上げられており、ドタドタトしたプリブラ的なドラムをバックにトレモロ全開で展開します。そのくせ金太郎飴状態にもなることもなく、手を変え品を変えで変幻自在にメロディを操り、常にクライマックス状態を維持し続けるセンスが素晴らしい。飽きることなく常にその時その時の音を楽しむことが出来ます。
個人的に一番好きなのは♯5で、ドタドタトしたドラムに合わせて刻まれるリフが不思議な感覚を呼び覚ましてくれる曲。なんだかドラムとリフが重なる曲ってあんま聴かないので、精神的になんか不安定な感覚になります。でもそんな感覚にゾクゾクしちゃったりするっていう。いやはや不思議な曲です。

オススメ度…88点

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卒論→スキー
昨日、ついに卒論が終わりました!

通信用とう道について某企業と共同研究をさせて頂いておりまして、その維持補修のための評価技術を確立するために実験をし、その実験についてが論文の主な内容です。ページ総数は150ページ。研究班の先輩との共作なので、全部自分で書いたわけではありませんが。

さて、そんなこんなで僕の大学生活が終わろうとしています。まぁこのまま同じ大学の院に進むので、もうしばらく学生生活は続くんですけどね。モラトリアム期間長くてごめんなさい。

ただ、院に進むと言えど、大学の卒業式とかはあるわけで、それが近づいてくるにつれて意外とセンチメンタルな気分になっていたり。

…が、そんなセンチメンタルな気分に浸る間もなく、とりあえず明日からしばらくスキーに行ってきます!

年末年始も働かせて頂いていた住込み先にまずはお世話になり、そのままサークルの合宿へ。


2月9日15日 住込み@岩原
2月16日 前泊
2月17日 部内戦
2月18日-25日 春合宿@菅平
2月26日-3月1日 全国大会@岩岳
3月2日-12日 大学内の大会@尾瀬


ってことで、次に東京に戻ってくるのは3月12日です。

大学4年間の締めくくりに相応しい成績を残せるように頑張りたいと思います。とりあえずまずは部内戦!
自分にスキーの才能があるとは思っていないので、4年目という経験をフルに生かすしかないと思っています。4年目はゆっくり過ごそうと思ってたけど、結局住込みまでするガッツリ具合だし、やるならば全力でやりたいなぁと。

とりあえず、毎日ベストを尽くして頑張ります。

無題


P.S.
例年この時期に更新が滞ってそのままブログをサボりはじめるんですけど、今年は書き溜めて予約投稿セットしてあるので毎日1枚ずつ更新されていくはずです。まぁそうなると必然的に過去盤になりますが。

日記も暇があったら書くかもです。では!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

ZAO 「THE FUNERAL OF GOD」
ZAO 「THE FUNERAL OF GOD」

Zao The Funeral Of God

米国出身のメタルコアバンド、ゼイオーの9作目。2004年発表。元々はハードコア方面の流れから出てきたバンドらしいですが、今ではその名残を残しつつも、とても威圧感バリバリのヘヴィな音楽をやっています。凶暴なギターが不協和音を交えつつグルーヴィーに展開し、時折エモーショナルで叙情的なメロディも取り入れるというのが基本的なスタイルなのですが、全体的な音作りが非常に極悪な雰囲気を作り出していてなかなか面白い。最近の綺麗な歪み方のメタルコアサウンドではなく、とても汚く荒々しい音作りです。Voもわりと凶暴な感じのがなり声で、サウンドの極悪さを増すのに一役買っています。

<収録曲>
1. Breath Of The Black Muse
2. The Rising End (The First Prophecy)
3. The Last Revelation (The Last Prophecy)
4. The Last Song From Zion
5. Live... From The Funeral Of God
6. The Lesser Lights Of Heaven
7. In Times Gone Past
8. Praise The War Machine
9. Truly, Truly, This Is The End
10. I Lay Sleepless In My Grave
11. Psalm of the City of the Dead


<オススメの曲>
1. Breath Of The Black Muse
3. The Last Revelation (The Last Prophecy)
6. The Lesser Lights Of Heaven
9. Truly, Truly, This Is The End

メインのリフがドロドロとしていて心地良い#1がとりあえず一番のお気に入り。グルーヴィーなリズムに自然と体が縦にノッてしまうような曲です。Voのがなり声も絶好調で迫力満点。中盤では一気にエモーショナルに展開し、そこからまた縦ノリリズムと交互に展開していく部分がとてもカッコいいです。
♯3は冒頭からスピード感バリバリに突っ走っていく曲。荒々しいリフが軽快に突き進んでいき、一心不乱にヘドバンしたくなるような曲になっています。
#6はとても美しい抒情メロが汚く掻き鳴らされる曲。そこにのるVoも極悪な感じで、メロディとサウンドとのギャップがとても面白いです。
#9も荒々しいサウンドとエモいパートとの対比が良い感じの曲なのですが、バックでブンブンと唸るベース音の存在が圧倒的です。

オススメ度…81点

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RAMMSTEIN 「SEHNSUCHT」
RAMMSTEIN 「SEHNSUCHT」

Rammstein Sehnsucht

ドイツ出身の変態ガチムチ系インダストリアルメタルバンド、ラムシュタインの2作目。1997年発表。英語以外の言語で歌うアーティストの中では世界一の売り上げを誇るのだそうです。超硬派で機械的なリフのインダストリアルサウンドに、ティル・リンデマン<Vo>の野太く雄々しい声が絶妙にマッチし、さらにドイツ語歌詞の堅い雰囲気もぴったり過ぎるという、奇跡的な硬さを持ったサウンドが特徴。まさにガチムチ。最近の彼らはゴシカルな雰囲気も纏っていますが、この頃の彼らはまさにインダストリアル一直線で、この2ndは全アルバム中でも特に機械的で硬い印象を受けます。テクノ方面からの影響も見受けられ、時折そういった要素が見受けられることもしばしば。

<収録曲>
1. Sehnsucht
2. Engel
3. Tier
4. Bestrafe Mich
5. Du Hast
6. Buck Dich
7. Spiel Mit Mir
8. Klavier
9. Alter Mann
10. Eifersucht
11. Kiss Mich (Fellfrosch)
12. Engel (Englith ver)
13. Du Hast (Englith ver)


<オススメの曲>
1. Sehnsucht
2. Engel
5. Du Hast(→PV)
6. Buck Dich
8. Klavier
10. Eifersucht

#1はシンセの妖しげな音色からミョンミョンとした電子音が加わり、ごつごつとした武骨で機械的なリフがさらに加わっていく曲。Voの声も地を這うかのような低音ヴォイスで非常に雄々しい。全体を機械的で独特のグルーヴ感が覆っていて、とりあえずノラずにはいられないような曲です。サビの野太いコーラスも不思議とキャッチーで良いな。
イントロの口笛が印象的な#2も、これまた無機質で機械的なリフがゴリゴリザクザクと刻まれる曲。比較的ゆったりした曲調ながらも、やはり自然と体を縦に動かされる魔力を秘めています。
#5は軽快なリズムでめっちゃヘヴィなリフをざっくざくと刻んでくれる曲。「Du Hast Mich」(=You Hate Me)というシンプルなフレーズを繰り返してキャッチーに展開してくれるのでとても親しみやすいです。途中のピコピコKeyとかちょっぴり荘厳な雰囲気も好き。
#6は今作で一番アグレッシヴかつノリノリな曲。激しいヘドバンが良く合う縦ノリのリズムがたまりません。
#8はまさかのバラード。普通に綺麗なメロディで切なく展開するのがウケる。ティルの漢らしい歌声とは非常にミスマッチですが、そのアンバランスさがたまりません。サビでギターリフががっつり掻き鳴らされるのも良い。
#10はやたらダンサブルな曲で、これまたノリノリでグルーヴィーなリフがたまりません。

オススメ度…89点

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KERION 「THE ORIGINS」
KERION 「THE ORIGINS」

Kerion The Origins

フランス出身のシンフォニックメロディックスピードメタルバンド、ケリオンの2作目。2010年発表。おフランスという上品なイメージとはかけ離れた、超絶にダッサいクサメロで煌びやかに疾走するスタイルがのメロスピです。メロディがただでさえクサいのに、無駄に仰々しいシンフォニックなオーケストレーション、そして合間合間でキラキラと鳴り響くKeyの音色がそれを数割増しで増長させてくれます。ファンタジックでヒロイックな展開がこれでもかというばかりに出てくるんで、そういうRPG系メロスピが好きな方は悶絶できるのではないかと。ちなみに男女ツインVoで、どちらもそんな上手いというわけではありませんがイモ臭いというほどでもなく、無難にこなしているなぁという印象です。

<収録曲>
1. Prelude
2. Time of Fantasy
3. Black Fate
4. We Will Go
5. The Abyss
6. Angels of the Last Hope
7. Dark Isle
8. Face the Beast
9. Ghosts of Memories
10. Resurrection
11. Requiem of the Black Rose
12. Time of Fantasy (acoustic version)


<オススメの曲>
2. Time of Fantasy
3. Black Fate
7. Dark Isle
10. Resurrection

#1は荘厳なオーケストラサウンドとクワイヤが響き渡るイントロ。この手のクサメタルではもはやお約束ですが、あまりのスケールの大きさに否が応にも期待が高まります。
そしてそのまま#2に突入してクサメロの散布開始!サビにたどり着くまでの過程で既にクサメロがダダ漏れなのですが、サビに入った瞬間の強烈なクサさは完全に異臭騒ぎレベル。なんというRPG的な展開。合間でキラキラするKeyも良い味出してます。
♯3はやたらメルヘンチックなイントロが印象的。サビもファンタジックで大仰でとても秀逸なクサメロチューン。
#7はキラキラとしたKeyを纏い、ギターのピロピロと共に盛り上がっていく曲。サビで盛り上がりは最高潮に達し、とってもクサいメロディをみんなで大合唱します。なんという壮大なスケールッ!
#10はちょっぴりダークなメロディが印象的。ラスボス一歩手前のダンジョンみたいな感じ。そこからヒロイックに展開していき、後半に向かってどんどん明るく壮大になっていきます。

オススメ度…85点

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TRIPLANE 「V」
TRIPLANE 「V」

Triplane V

北海道出身の4ピースロックバンド、トライプレインの5作目。2012年発表。ポップでキャッチ―なメロディのJ-Pop的なロックをやっており、ミスチルに似てるとよく言われているバンドです。個性的な何かがあるわけでは無いんだけど、哀愁漂うメロディが多くて個人的に何故かわりと好きなバンドです。メロディの中にちょっぴり憂いが含まれてるのは、やっぱり出身地が北海道ってのが影響しているのかな、なんて思ったり。やっぱ雪国は培われてくるものが違うね。今作でも今まで通りどこかメロウな雰囲気漂う楽曲がたっぷり収録されています。

<収録曲>
1. パノラマセカイ
2. イチバンボシ
3. Darling
4. Greendays
5. 麦色
6. 書き置き
7. ヨワキモノタチ
8. 優しい嘘
9. つれづれのマイナーナイナー
10. 友よ
11. -mori-
12. 雪のアスタリスク
13. Hello
14. 六畳リビング


<オススメの曲>
2. イチバンボシ(→PV)
4. Greendays(→PV)
9. つれづれのマイナーナイナー
10. 友よ(→PV)
12. 雪のアスタリスク(→PV)

#2はアップテンポで軽やかに展開する曲ながらもどこか哀愁漂う曲。特にサビの親しみやすさとメロウな感じがたまりません。冷たい感じのKeyやデジタル風味の装飾も悪くない。サッポロビールの北海道エリアのCMソングらしく、一番星ってその星かよwと思いました。
あとはピアノの音色でしっとりと幕を開ける#10が好き。基本的に切なめのメロディで静かに展開し、サビだけ哀愁たっぷりに盛り上がる構成が非常に好印象です。
他の曲も全体的に美メロ主体で悪くないな。

オススメ度…81点

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ARTILLERY 「WHEN DEATH COMES」
ARTILLERY 「WHEN DEATH COMES」

Artillery When Death Comes

デンマーク出身のスラッシュメタルバンド、アーティレリーの5作目。2009年発表。解散と再結成を繰り返していたバンドの、10年ぶりの再復活作なのだそうです。ザックリとしたリフで元気良く疾走するスタイルのスラッシュメタルをやっていますが、そのリフがスラッシュメタルに似つかわしくないほどメロディアスなのが特徴。ツインリードでメロディアスに引っ張っていく展開もちらほらと垣間見えます。Voにもしっかりとメロディラインが存在しており、時折正統派メタルのように聴こえることもしばしば。ですがやっぱり根本はしっかりしたスラッシュメタルとなっており、図太いリフでゴリゴリと突き進む様はとても圧巻で、ガンガン頭を振りまくれるような攻撃性をしっかり持ち合わせています。武骨さと器用さが良い具合に混在している素晴らしい作品。

<収録曲>
1. When Death Comes
2. Upon My Cross I Crawl
3. 10.000 Devils
4. Rise Above It All
5. Sandbox Philosophy
6. Delusions Of Grandeur
7. Not A Nightmare
8. Damned Religion
9. Uniform
10. The End


<オススメの曲>
1. When Death Comes
3. 10.000 Devils(→PV)
4. Rise Above It All
5. Sandbox Philosophy
9. Uniform

まずは#1のイントロのメロいリフでいきなり悶絶。そっからパワフルにゴリゴリと突き進み、ヘヴィながらも軽やかに疾走していきます。メロディアスなギターソロもたまらん。
♯3はグルーヴィーなリフで始まる曲。メロディの妙なキャッチーさとザックりしたリフとの組み合わせがとても秀逸です。中盤以降で疾走開始する瞬間はマジで鳥肌モノ。ちょっとメイデンの"Aces High"っぽいけど。
#4はいかにもスラッシュメタルな疾走チューン。とりあえず頭振っとけ!みたいなアグレッシヴさがとても良い。
#5も同じく疾走しまくりの疾走チューン。途中のあまりにもメロいツインギターが個人的に超好みです。サビになると突然明るくなって、ちょっとキャッチーなメロディを挟んでくるのも面白い。
#9はイントロのアラビア風なメロディのリフが印象的。その後はパワフルに疾走していきます。

オススメ度…88点

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oOoOO 「oOoOO」
oOoOO 「oOoOO」

oOoOO oOoOO

米国サンフランシスコ出身のウィッチハウス系エレクトロアーティスト、oOoOOのEP。2010年発表。バンド名はこれで「オー」と読むのだそうです。ウィッチハウスはポストダブステップと呼ばれたりもする、チルウェイヴに似たようなサウンドのジャンルで、ゴシカルでオカルティックな音が渦巻く独特のエレクトロサウンド。このオーはそんなウィッチハウスの中でも代表的なアーティストなのだそうで、メロウで陰鬱なエレクトロサウンドを幻想的、そして神秘的に響かせてくれます。空間的な音使いが狂気的というよりはホラーチックな不気味さを持っており、精神にそのままダイレクトに攻撃を仕掛けてくるような気持ち悪さが心地よかったり。このジャンルに関してはあまり詳しくないので偉そうなことは語れませんが、精神を蝕むような陰鬱さをもった曲が好きな人ならば試してみる価値はあるのではないかと。

<収録曲>
1. Mumbai
2. Burnout Eyess
3. Sedsumting
4. Hearts
5. Plains Is Hot
6. Burnout Eyess (Vision of Trees Remi


<オススメの曲>
2. Burnout Eyess
3. Sedsumting
5. Plains Is Hot

不気味なノイズが響きイントロ#1に続く#2は、とってもメロウで陰鬱な曲。幻想的なシンセの中にミョンミョンとした電子音が響き、薄いメロディを儚く女性の声が歌い上げます。とても穏やかなのですが、心の真ん中にぽっかりと穴が開いたような虚無感が伝わってくるのが不思議な感覚。聴いているとなんだか不安な気持ちになれます。
#3は淡々と電子音が繰り返される不穏な曲。前半はそれなりにいろんな音が鳴っているのですが、途中でふっとそれが消える瞬間の寂しい感じが好きです。でもちょっと恐いです。
#5もメロウなメロディの静かな曲。女性Voの声がやはり儚く、うっすらとしたメロディには不思議な叙情性があります。癒し系のアンビエントソングに聴こえなくもないのですが、やはり独特の不穏な空気が漂っており、聴いていると心が落ち着かない。静かな曲なのに落ち着かないって凄いよね。

オススメ度…85点

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~▲†▲~ 「~▲†▲~」
~▲†▲~ 「~▲†▲~」

~▲†▲~ ~▲†▲~

ロシア出身のグループ、~▲†▲~の1作目。2011年発表。このわけわからんバンド名は、一応"Triangle Cross Triangle"という通称で呼ばれているようです。ダブステップ、チル・ウェイヴ、エレクトロニカなどがカオスに渦巻くWitch Houseというジャンルに分類されるのだそうで、ゴシカルかつオカルティックな独特なサウンドが特徴。空間が歪んだような電子サウンドが無限に広がっていき、その中にうっすらとメロディが存在する独特の世界観が妙にクセになるかも。荒れ果てた電子世界に単身投げ込まれたような感覚を味わうことが出来ます。ロシアらしい寒々しさの中に秘められた狂気がたまらん。ウィッチハウスというジャンル自体に手を出したばかりであまり詳しくないので偉そうなことは語れませんが、変な音楽が好きな人にはとても興味深い音楽なのではないかと。鬱々とした雰囲気が好きな人にはわりとオススメです。静かなる狂気を求める方は是非。ちなみにここでフリーダウンロード可能。

<収録曲>
1. •
2. Stickweed Houses
3. ••
4. Boroughs
5. •••
6. tangent pile wall


<オススメの曲>
1. •
3. ••
4. Boroughs
5. •••

とりあえず冒頭の#1が個人的に一番好き。BURZUMのアンビエント曲っぽい神秘的な電子音によるアンビエントサウンドが不気味に響き渡ったかと思うといきなり終了。と思ったらさらに不気味な雰囲気を纏って再開。ゆったりとしたリズムながらも気持ちをとても不安にさせる不穏なメロディを持っており、音自体はわりと癒し系なのに全く癒されません。だけどそこがとてもクセになる。
♯3も空間的で不穏なシンセサウンドがたまらない曲。うるさくは無いのですが、音がみっしりと詰め込まれており、独特の圧迫感が存在しています。なんか迫りくる電子音に身を預けてトリップ出来る感じ。
#4はノイズ的な音で幕を開け、精神を蝕むような不気味な音が響き渡る曲。ダブステップを狂気的にした感じかな。
続く#5#4と似たような雰囲気を持っており、独特の不気味さが素晴らしいです。

オススメ度…84点

BANDCAMP(→ここでフリーダウンロード可能)

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