EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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KIVIMETSÄN DRUIDI 「SHADOWHEART」
KIVIMETSÄN DRUIDI 「SHADOWHEART」

Kivimetsan Druidi Shadowheart

フィンランド出身のシンフォニック系フォークメタルバンド、KIVIMETSÄN DRUIDIの1作目。2008年発表。TURISASのような勇壮なサウンドにシンフォニックな装飾を施し、ターヤ・トゥルネンに通じるような女性ソプラノVoがリードボーカルを務め、そこに荒々しいデスヴォイスが絡んでいくというのが基本のスタンスです。土着的なメロディで雄々しく攻め立てる様は、まさに女性版バトルメタルと評するに相応しいサウンド。常に戦乱ど真ん中といった感じの猛々しい雰囲気と、美しいソプラノヴォイスとの不思議なギャップが妙に印象的です。

<収録曲>
1. Northwind - Prelude
2. Blacksmith
3. Jäässä Varttunut
4. Halls of Shadowheart
5. Pedon Loitsu
6. Burden
7. The Tyrant
8. Tiarnäch - Verinummi
9. Verivala
10. Korpin Laulu
11. Mustan Valtikan Aika


<オススメの曲>
2. Blacksmith
4. Halls of Shadowheart
5. Pedon Loitsu
7. The Tyrant
9. Verivala
10. Korpin Laulu

イントロの#1の時点では完全にただのシンフォニックメタルなのですが、続く#2に入った瞬間に荒々しいバトルメタルが一気に開幕。いきなり戦乱の世が始まったかのような勇壮な世界観が広がっていきます。メロディ自体が既に異様にクサく、民謡チックな不思議なノリを織り込みながら雄々しく展開していくのが非常に素晴らしい。雄々しいコーラスと美しいソプラノヴォイスの不思議な絡みもとても新鮮です。
#4は重々しい雰囲気から徐々にシンフォニックな感じに移行していき、最終的に何故かフォーキッシュなサウンドに帰着していく感じがとても好き。
#5は中世の戦いを彷彿とさせるようなエピカルなメロディを奏でるシンフォサウンドがとても素敵。兵士の大群が敵に向けて行軍していく様がありありと想像できるような曲です。
そして#7は「いざ開戦!」といった感じのとてもヒロイックな曲。適度な疾走感とアグレッシヴさがとても良い感じです。まさにクライマックスといった感じのドラマティックな盛り上がりもたまらない。
#9はまるで凱旋曲のようなパパパパーンとした装飾と、雄々しく朗々としたコーラスが良い。
#10はイントロのまるでブラックメタルのようなブラストとトレモロリフに驚かされる。デスヴォイスもなんだか邪悪な感じになってるし。ただ、途中でソプラノヴォイスが出てきてからはわりと他の曲と同様の展開を見せてくれます。

オススメ度…85点

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KIVIMETSÄN DRUIDI 「BETRAYAL JUSTICE REVENGE」
KIVIMETSÄN DRUIDI
「BETRAYAL JUSTICE REVENGE」


Kivimetsan Druidi Betrayal Justice Revenge

フィンランド出身のシンフォニック系フォークメタルバンド、KIVIMETSÄN DRUIDIの2作目。2010年発表。TURISASのような勇壮なフォークメタルに、初期NIGHTWISHのような荘厳なゴシック風味のシンフォサウンドをぶち込んだような音楽性が特徴です。1stの頃はもっと泥臭くて勇ましいサウンドが全面に押し出されており、まさに女性Vo版のバトルメタルといった感じだったのですが、今作では随分と洗練されてきたという印象。Voの方も、ターヤ・トゥルネンを彷彿させるようなソプラノVoと、野性味あふれる喚き系のデスヴォイスが絡んでいく感じで、まさにそちらの方もTURISASNIGHTWISHのハイブリッドのようになっています。

<収録曲>
1. Lament For The Fallen
2. Aesis Lilim
3. Seawitch And The Sorcerer
4. The Visitor
5. Manalan Vartija
6. Tuoppein'nostelulaulu
7. Chant Of The Winged One
8. Of Betrayal
9. Desolation: White Wolf
10. Veljet
11. Where Hope And Daylight Die


<オススメの曲>
2. Aesis Lilim
3. Seawitch And The Sorcerer
4. The Visitor
7. Chant Of The Winged One

ピアノと泣きのギターによって紡がれるイントロ#1に続く#2は、「いざ進撃!!」といった感じの重々しく勇壮な曲。そこにのっかるの女性ソプラノVoだというのがとても新鮮で面白いです。ヴァイキングメタルも元々かなり荘厳だし、こういうゴシックメタル的な荘厳さもいざ合わせてみれば良くマッチするんだなぁと思わされる。
♯3は攻撃的なリフでガンガン攻めたてつつも、そこに荘厳なシンフォアレンジが絡んでいき、全体的に見るとなんだかドラマティックな仕上がりになっている曲。デスヴォイスを中心とした荒々しさとの絡み合いも素敵。
#4は逆にシンフォニックメタルの中に勇壮なリフをぶち込んでいったような曲。サビ付近での雄々しいコーラスがとても良い。
#7はこれから決戦に臨むかのような盛り上がりがとても素晴らしい。シンフォサウンドによる気分の高まりが凄まじく、いかにもヴァイキングメタルな勇壮な曲となっています。

オススメ度…84点

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WIG WAM 「WALL STREET」
WIG WAM 「WALL STREET」

Wig Wam Wall Street

ノルウェー出身のハードロックバンド、ウィグワムの4作目。2012年発表。派手な衣装に身を包んだキモいおっさん達(←褒めてる)が、ボン・ジョヴィあたりに通じるようないかにもな80年代ハードロックをやっているバンドですが、本作でもそのスタンスは何一つ変わっておらず、キャッチーなメロディと一緒に口ずさみたくなるような楽しいコーラスという完全にいつも通りのスタイルです。このバンドが出てきたときは「この時代にこんなダサい格好で時代に逆行したハードロックを見せつけてくるなんて!」という新鮮な喜びがあったものですが、4作目ともなるとさすがにマンネリ気味に感じてしまう部分もあるかも。また、個々のメロディは決して悪くはないものの、今までのような派手さが無く比較的無難にまとまっているため、どうしても地味な印象が拭えないという感もあります。キャッチーでさらっと聴ける分、あっという間に聴き終わってしまう気がして、今までと同様の満足感を得られるかというと必ずしもYESとは言えないかもしれません。とはいえこの手のバンドには別に新しいことを求めているわけでもないので難しいところなのですが、メロディセンスは相変わらず良いので、今までみたいにもっと馬鹿みたいにハジけてくれても良かったんじゃないかなぁなんて思ってしまいました。

<収録曲>
1. Wall Street
2. OMG! (Wish I Had A Gun)
3. Victory Is Sweet
4. The Bigger The Better
5. Bleeding Daylight
6. Tides Will Turn
7. Wrong Can Feel So Right
8. One Million Enemies
9. Try My Body On
10. Natural High
11. Things Money Can't Buy


<オススメの曲>
1. Wall Street
2. OMG! (Wish I Had A Gun)
6. Tides Will Turn
7. Wrong Can Feel So Right
9. Try My Body On

冒頭の#1がまずちょっとシリアスな感じで始まるのでどうしたものかと思ってしまいましたが、サビが近づくと完全にいつも通りのウィグワムでした。安定のキャッチーなコーラスに大満足。
♯2はちょっぴりアダルティな雰囲気を醸し出した入りから、やはり親しみやすいサビへと繋がっていく曲。リフのノリの良さも秀逸。
#6は哀愁漂うバラード。別にこのバンドにバラードはそんな求めてないんだけど、何回か聴いているうちに結構好きになってしまいました。
#7は能天気なかんじの明るさと、カラッと乾いたアコースティックギターが素敵な一曲。
#9はいかにも80年代な雰囲気の漂うリフが印象的。モトリー・クルーあたりを彷彿とさせるかも。

オススメ度…80点

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DIABLO SWING ORCHESTRA 「Pandora's Piñata」
DIABLO SWING ORCHESTRA
「Pandora's Piñata」


Diablo Swing Orchestra Pandora's Piñata

スウェーデン出身のアヴァンギャルドメタルバンド、ディアブロ・スウィング・オーケストラの3作目。2012年発表。メタルバンドなのにメンバーにチェロやトランペットやトロンボーンが存在しているという時点で既に完全に異色なのですが、音楽性の方も他に類を見ないような非常に独特なサウンドを身上としています。簡単に言ってしまえばメタルにスウィングジャズの要素をぶっこんだサウンドということになるのですが、その組み合わせが意外なほどにマッチしており、シンプルなキャッチーさと複雑なプログレッシヴさが混沌と渦巻く非常に魅力的な素敵サウンド。ザックザクのリフと共に弦楽器が舞い、金管楽器が吹き荒れるという非常に楽しい音楽性は一度聴いたら病み付きになってしまいます。Voは基本的にはオペラチックな女性ソプラノヴォイスなのですが、そこに低音男性Voが入りこんできたりとかなりミュージカルチックな感じに。1stの頃はスウィングジャズ要素が全面に押し出され、2ndで一気にミュージカルチックになった彼らですが、この3rdでは見事にその真ん中をとって両者の良いとこ取りサウンドとなりました。各楽器たちの自己主張も激しくなっていたり、サウンド自体もパワフルになっていたり、男女のVoの絡みも上手くなっていたりと、前作よりありとあらゆる面で更なる成長を遂げています。ああ、なんという恐ろしい存在なのでしょう。

<収録曲>
1. Voodoo Mon Amour
2. Guerilla Laments
3. Kevlar Sweethearts
4. How To Organize A Lynch Mob
5. Black Box Messiah
6. Exit Strategy Of A Wrecking Ball
7. Aurora
8. Mass Rapture
9. Honey Trap Aftermath
10. Of Kali Ma Calibre
11. Justice For Saint Mary


<オススメの曲>
1. Voodoo Mon Amour(→YOUTUBE)
2. Guerilla Laments
5. Black Box Messiah
6. Exit Strategy Of A Wrecking Ball

いかにもスウィングジャズなメロディとノリで楽しく展開する#1は、冒頭からもういきなり容赦なしのキラーチューン。そのくせメタルらしさも全面に押し出されており、暑苦しい金管の音色と共にザックザクのギターリフも乱舞しております。スウィングしまくる曲の中でやたらクセになるキャッチーなサビメロも異彩を放っていて素晴らしい。
♯2は灼熱の太陽の下を思い浮かべるような金管楽器の音色が心地よい曲。ザックリとしたリフもパワフルに暴れ回り、異国情緒あふれる歌メロもこれでもかとばかりに響き渡ります。
#5はこれまた楽しくノリの良い曲。ディズニーに出てくるチップとデールみたいな声で歌われるコーラスがやたらイカレタ感じでとても頭に残ります。3分という短さが残念なくらい、めちゃくちゃ楽しい曲。
#6はダークで妖しい感じがゾクゾクする曲。這いずり回るような低音のうねりがとても良い。プログレッシヴで予想のつかないような展開を見せてくれます。

オススメ度…95点

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GAIA EPICUS 「DARK SECRETS」
GAIA EPICUS 「DARK SECRETS」

Gaia Epicus Dark Secrets

ノルウェー出身のメロディックパワーメタルバンド、ガイア・エピカスの5作目。2012年発表。初期はモロに初期ハロウィンのフォロワーであることを前面に押し出したメロパワをやっており、イモ臭くてオリジナリティが無いながらもなかなかにクサくてダサいサウンドが魅力的でした。それが作を重ねるごとに音がちょっとずつ洗練されていき、今作でも音作りの面では格段に成長をしており、いかにも最近のメロパワ/メロスピバンドといった感じのサウンドへと変化。そのわりにイモ臭さというか、B級感が未だに抜けていないのはなんでだろう…。でもまぁこのバンドはそこが魅力なのかもね。圧倒的なキラーチューンの存在はありませんが、いつも通りそこそこに良い曲が並んでいます。

<収録曲>
1. Beyond The Universe
2. Hellfire
3. Lost Forever
4. Mirror Of Truth
5. Bounded By Blood
6. Ode To The Past
7. Farewell
8. The Raven
9. Behind These Walls
10. Falling Into The Abyss
11. Dark Secrets
12. Last Chance


<オススメの曲>
1. Beyond The Universe
2. Hellfire
3. Lost Forever
6. Ode To The Past

冒頭の#1PATHFINDERの"The Whisper Of Ancient Rocks"を彷彿とさせるようなヒロイックなイントロが素晴らしい曲。おお!ついに一皮むけたか!と思ったら、その後の展開は相変わらずのイモ臭い感じで微笑ましかったです。なかなかクサさを持った秀曲かと。
♯2はドコドコとしたツーバスにシンプルなリフをのっけて疾走する曲。メロディのタイプとかキャッチーなコーラスとか、総じてジャーマンメタルっぽいです。
♯3はサビのクサさがとても印象的。ベースがブンブンと頑張っているところもわりと好き。
#6は底抜けに楽しい感じのメロディがたまらないインスト。なんという朗らかなリフ運び。後半の方がメルヘンチックな感じになっていて良いです。

オススメ度…77点

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ARTILLERY 「MY BLOOD」
ARTILLERY 「MY BLOOD」

Artillery My Blood

デンマーク出身のスラッシュメタルバンド、アーティレリーの5作目。2010年発表。前作が10年ぶりの復活作だったのですが、今作はその前作の路線をそのまま綺麗に引き継いでいます。スラッシュメタルらしいザックリとしたリフを基本として構築されていながらも、妙にメロディアスなのがこのバンドの一番の特徴。今作ではそのメロディアスさの中に中東的な要素が今まで以上にふんだんに盛り込まれており、勢いよく責め立てる攻撃的なサウンドの中に独特の妖しい雰囲気が醸し出されています。メロディアスなゆえのキャッチーさを存分に楽しみながらも、スラッシュメタルとしての範疇にしっかりと留まっている器用さが素晴らしいね。Voも楽曲のキャッチーさとアグレッシヴさの両方に対応できるような表現力を持っており、シャウトもしっかりと歌い上げることも出来るとても優秀なVoだと思います。

<収録曲>
1. Mi Sangre (The Blood Song)
2. Monster
3. Dark Days
4. Death Is An Illusion
5. Ain't Giving In
6. Prelude To Madness
7. Thrasher
8. Warrior Blood
9. Concealed In The Dark
10. End Of Eternity
11. The Great


<オススメの曲>
1. Mi Sangre (The Blood Song)
2. Monster
4. Death Is An Illusion
7. Thrasher

アコースティックを絡めた中東的なメロディで幕を開ける#1は、イントロ部分に微塵のスラッシュ要素も感じませんが、突然アグレッシヴにザクザクと刻まれ始める瞬間が最高にカッコいい。7分強という比較的長い曲ですが、パワーと多彩なメロディ展開で一気に押し切り、飽きることなく最後まで聴くことが出来ます。サビとかもめっちゃキャッチー。
続く#2もとても力強いリフでぐいぐいと疾走していく曲。ヘドバン必至の爽快なスラッシュチューンです。
#4は引き締まったリフがグルーヴィーに展開するかと思いきや、途中から一気に加速して正統派なスラッシュチューンになる曲。サビのキャッチーさもとても秀逸。
#7はタイトルからしていかにもですが、やはりサウンドも超ストレートなスラッシュチューン。Voのシャウトも良い具合にキマっています。

オススメ度…85点

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XASTHUR 「PORTAL OF SORROW」
XASTHUR 「PORTAL OF SORROW」

Xasthur Portal Of Sorrow

Maleficによる米国出身の独り鬱ブラックメタルバンド、ザスターの8作目。2010年発表。Malefic自身の立ち上げたレーベルの初リリース作品であると同時に、ザスターのラストアルバムとなった作品です。尖ったノイジーなリフが完全に鳴りを潜め、角の取れたまろやかなサウンドへと変化。アンビエント的な要素が強くなり、幻想的で儚いサウンドが全面に押し出されています。ただ、不気味で鬱々とした世界観はいつも通りで、幻想的なサウンドと融合することによって病的さや狂気っぷりは相変わらずそのまま。精神的に追い詰められるような、聴いていてとても不安になる恐怖感はやはりさすがのものです。サウンドの方はずいぶんと神々しく、そして美しくなりましたが、そこにのっかるMaleficの籠った呻き声は安定の凄惨さ。女性Voの不気味なコーラスが取り入れられるなどの変化もありますが、このアンビエントチックなサウンドの中ではとても効果的に働いていると思います。

<収録曲>
1. Portal of Sorrow
2. Broken Glass Christening
3. Shrine of Failure
4. Stream of Subconsciousness
5. Karma / Death
6. Horizon of Plastic Caskets
7. Mesmerized by Misery
8. This Abyss Holds the Mirror
9. Mourning Tomorrow
10. Miscarriage of the Soul
11. Obeyer's of their own Deaths
12. Released from this Earth
13. The Darkest Light
14. Hiver de Glace


<オススメの曲>
1. Portal of Sorrow
2. Broken Glass Christening
3. Shrine of Failure
7. Mesmerized by Misery
8. This Abyss Holds the Mirror
13. The Darkest Light

とりあえず冒頭の#1から、「何これ…、美しい!?」とばかりにサウンドの変化に驚かされる。アコースティックなサウンドで幕を開け、空間的なKeyに優しく包まれるという、再生するCDを間違えたかと思うほどの美しさ。ただ、メロディラインはどこか病んでおり、聴いていると精神を圧迫されます。この曲ではMaleficの絶叫も出てこなく、女性の儚いコーラスがメインなので、なんだか暗黒プログレといった感じの趣きがあります。
そして続く#2からが本領発揮。淡々としたドラムや不気味なリフが幻想的なKeyに包まれながら登場し、後ろの方でMaleficが呻くという、今までのザスターらしさがようやく顔を出すようになります。ピアノやKeyなどでかなり美しい感じにはなっていますが、やはり発する雰囲気は狂気そのもの。なんという鬱々としたオーラ…。おそろしや。
♯3は沈み込むような圧倒的暗さがとても素敵。低音域でズブズブと沈んでいくベースとギターの絡みがたまりません。
#7は比較的ノイジーなリフを堪能できる曲。ただ、そのリフが凄まじくメランコリックで、そしてロマンティックです。アンバランスな感じが狂気的で良い。
#8は、コンパクトな曲が並ぶ今作の中では比較的長めな7分ちょいの曲。美しくも不気味なコーラスでスタートし、ゆったりのっそりとしたスローなリフが奏でられていく瞬間がとりあえずめちゃくちゃツボ。まるで葬式のような陰鬱な空気が漂い、重苦しい雰囲気で展開していきます。オルガンのような音色がとても印象的で、めっちゃ遅いのに妙に聴き入ってしまうのが不思議。儚いコーラスに絡む邪悪としか言いようのない超低音の呻き声もたまりません。これぞ鬱メタルの真骨頂と言える曲。
#13は籠ったリフと呻き声で淡々と進む、わりと今までのザスターに通じるような曲。途中でテンポダウンした瞬間の得体のしれぬ不気味さが良い。

オススメ度…90点

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WALTARI 「BLOOD SAMPLE」
WALTARI 「BLOOD SAMPLE」

Waltari Blood Sample

フィンランド出身の変態ミクスチャーメタルバンド、ワルタリの9作目。2005年発表。ワルタリの音楽を一言で表現すると、とにかく"自由"という言葉がしっくりくると思います。メタルを基調としつつも、音楽にはジャンルの壁なんか存在しないんだということを再確認させてくれるようなごった煮な音楽を身上としており、アルバム単位どころか曲単位ですら音楽性が違ってくるという自由奔放さが最大の魅力。激しくメタルしてみたり、楽しくパンクしてみたり、サンプリングを取り入れまくってみたり、ラップを入れてみたりとやりたい放題です。そんな中で一貫しているのはとにかくメロディがキャッチーなこと。色んなことをやりつつも「親しみやすい」「楽しい」という点のみを主軸とした曲作りには、音楽とはなんたるやが的確に表現されているのではないかと。Voの声はぬめっとしてるし、展開も読みにくいし、歌詞もフィンランド語だしで、こうして挙げていくと親しみやすい要素はあんまり多くなさそうなのですが、曲を聴くと万人受けするような凄まじい親しみやすさが宿っているのです。そしてこのアルバムはかなりメタル色が強く出ており、ごちゃごちゃ色んなサウンドが取り入れられつつもエッジの効いた鋭いリフがどの曲でも根底にあるという印象。メタラー的にはかなり聴きやすく、即効性も高い一枚だと思います。

<収録曲>
1. Helsinki
2. Not Enough
3. Too Much Emptiness
4. Never
5. New York
6. I'm In Pain
7. All Roads Will Lead To Rome
8. Digging Inside
9. Fly Into The Light
10. Shades To Grace
11. Aching Eyes
12. Back To The Audio
13. Pigeons
14. Exterminator Warheads
15. Darling Boy
16. Wide Awake
17. Julia


<オススメの曲>
1. Helsinki
2. Not Enough
3. Too Much Emptiness
5. New York
7. All Roads Will Lead To Rome
9. Fly Into The Light
11. Aching Eyes
13. Pigeons
14. Exterminator Warheads
17. Julia

冒頭の#1はヘヴィでザックリとしたリフにちょっぴり哀愁が漂う歌メロがのっかる不思議な曲。リフ自体はわりと激しめなのに、歌メロのせいで激しいという感じはあまり受けないです。ラップを入れてみたり不思議なコーラスがのってみたりと、彼ららしい奔放さもバッチリ。ぬめっとしたVoも相変わらず独特。
♯2はストレートなキャッチーさが素晴らしい。ノリの良いリフと親しみやすいメロディラインのわかりやすい曲。
♯3は適度な疾走感で軽く駆け抜けていく曲。メタル的なリフなのにメロコアのような爽やかな感触なのが不思議。
#5はスラッシュメタルばりに高速で刻まれるリフがたまらない。そのくせメロディラインや歌声が完全にいつものワルタリなので、そのアンバランス加減が妙に楽しいです。
そして#7は個人的にこのアルバムで一番のキラーチューン。適度なスピード感と、ツッタカツッタカとノリの良いドラム、そしてラップ調のメロディがとても楽しい雰囲気を演出し、さらにサビで一気にキャッチーに広がっていく感じがたまりません。
#9はサンプリングもちょっぴり取り入れたダンサブルな曲。自然と頭が動くようなノリの良さと、ちょっと外した感じのメロディラインが素敵。
#11は異国情緒漂う独特のギターメロディが印象的。そしてその独特なメロディすらキャッチーに仕立てあげてしまうのが本当に凄いです。
異国情緒と言えば#13も独特のメロディを持っており、中東とかそっちの方を彷彿とさせるようなメロディが印象的。なんだか艶めかしくてゾクゾクします。
#14はサンプリングを取り入れたデスメタルって感じの曲。へなちょこVoとわりとガチなデスヴォイスの掛け合いも面白い。
♯17はバラード的な曲。そこまで絶賛するほどの曲ではないのですが、哀愁漂うメロディがなぜか頭にこびりついてしまいます。

オススメ度…88点

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DRAGONFLY 「NON REQUIEM」
DRAGONFLY 「NON REQUIEM」

Dragonfly Non Requiem

スペイン出身のシンフォニック系メロディックパワーメタルバンド、ドラゴンフライの3作目。2011年発表。無駄に大仰かつド派手な装飾でキラキラと展開するのが基本のスタンスです。時たま疾走を見せつつも基本的にはドラマティックなミドルテンポを主軸としているのですが、メロディがやたらクサいってのがこのバンドの一番の魅力。いかにもスパニッシュなメロディが所狭しと乱舞するのが印象的なバンドでした。ただ、今作ではどうもメロディがイマイチ振るわず、キラーチューンの不在を嘆かざるを得ないような状況に。母国語の巻き舌Voは相変わらず良い味出してるし、フレーズ単位では悪くないとこも多々あるのですが、決定力不足感は否めません。一曲一曲がとても冗長に感じられ、わくわくするようなフレーズが出てきたとしても一瞬で、すぐに平凡なメロディへと移り変わっていってしまいます。どうしたドラゴンフライ!頑張れ!おまえはもっとダサいメロパワをやっていたはずだ!

<収録曲>
1. Non Requiem
2. Mi salvación
3. Infierno
4. Nunca camino solo
5. Quién llora ahora
6. Rompe tu silencio
7. 2012
8. Dispuesto a seguir
9. Media vida
10. Algo en que soñar
11. Recuerdos
12. Por siempre
13. Die Young
14. Media Vida (Versión Piano)
15. Mi salvacion (Radio Edit)


<オススメの曲>
2. Mi salvación
4. Nunca camino solo
8. Dispuesto a seguir

期待感を煽るイントロ#1から♯2になだれ込んだ瞬間、これでもかとばかりにシンフォニックなクサメロが疾走しまくって否が応にもテンションが上がるのですが、その勢いはすぐに途絶えてイマイチ煮え切らない感じに落ち着いてしまいました。クサさも足りないよ!もっとダサい感じに仕上げてよ!
#4もイントロはとても秀逸。でもなんで歌いだしと共に失速するんだよ!そんなんじゃだめだよ!まぁ比較的パワフルなメロディラインは嫌いではないんですが。
#8もイントロはクサいんだけど、なんか歌いだしと共に求めている方向と違う方面に走っていってしまった感じ。うぬぬ。
ちなみに#13ブラック・サバスのカヴァー。普通にカッコいいわぁ。

オススメ度…71点

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HELLOWEEN 「7 SINNERS」
HELLOWEEN 「7 SINNERS」

Helloween 7 Sinners

ジャーマンメタル界の大御所、ハロウィンの13作目。2010年発表。時の流れは早いもので、アンディ・デリス<Vo>が加入してから8作目となります。今作ではヘヴィメタル然とした佇まいがより一層強調されており、ヘヴィかつダークさの中に彼ららしいメロディを内包しており、今までのサウンドに囚われない自由な表現力が存分に振るわれているという印象。みんなで歌いたくなるようなキャッチーでアンセミックなコーラスはそのままなのですが、疾走感やパワーの面でここ数作とは若干の方向性の違いを見せつけており、とても新鮮な一作となっています。アンディの高音が辛そうだったりという難点も無くはないのですが、そんなの今に始まったことじゃないし、純粋に曲の良さを楽しむ分には何の問題もないのではないかと。マンネリ化を防ぎつつ、従来のファンも安心して聴けるような絶妙なサジ加減の作品です。

<収録曲>
1. Where The Sinners Go
2. Are You Metal?
3. Who is Mr. Madman?
4. Raise The Noise
5. World Of Fantasy
6. Long Live The King
7. The Smile Of The Sun
8. You Stupid Mankind
9. If A Mountain Could Talk
10. The Sage, The Fool, The Sinner
11. My Sacrifice
12. Not Yet Today
13. Far In The Future


<オススメの曲>
2. Are You Metal?(→PV)
3. Who is Mr. Madman?
4. Raise The Noise
5. World Of Fantasy
6. Long Live The King
9. If A Mountain Could Talk

♯2はモダンなリフとダークな雰囲気に少々驚きますが、どことなく従来のハロウィン節も漂っているような曲。普通にカッコいいし、たまにはこういうブルータリティの強い曲があっても良いよねって感じです。ツーバスのアグレッシヴな畳み掛けと、メロディアスなソロとの組み合わせとかも新鮮。
♯3はイントロに"Perfect Jentleman"のイントロを導入していて、ハロウィンファンとしては期待せずにはいられない曲。その後はゆったりかつパワフル、そしてドラマティックに展開し、とってもアンセミックなサビへと繋がります。
#4はメロディアスなリフと、キャッチーなコーラスがとっても印象的。ダークさも纏いつつ、いかにもなハロウィン節の親しみやすさが素晴らしいです。
#5も親しみやすい歌メロがじわじわとドラマティックに盛り上がっていく様子が素晴らしい曲。サビはとにかく親しみやすく、繋ぎのギターもとてもメロディアス。
#6はとにかくパワフル。ゴリゴリのリフで力押ししていく感じが彼らにしては珍しいですがとても良い感じの仕上がりです。
#9はダークでヘヴィなリフから、いかにもな大コーラスへと展開していく曲。やっぱりこういうサビが好きなんだよなぁ。

オススメ度…89点

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DRAGON GUARDIAN 「FAIRYTALE」
DRAGON GUARDIAN 「FAIRYTALE」

Dragon Guardian Fairytale

勇者アーサー<G>率いるドラゴン・ガーディアンが、ゲストとしてMinstreliXMarchen Stationでの活動で知られるハイトーンシンガーLeo Figaroを迎えて製作した企画盤。2012年発表。普段のドラゴン・ガーディアンのサウンドからシンフォニック要素を排除し、代わりにファミコンのようなピコピコの8-bitサウンドを大胆に導入した作品となっています。とにかく終始ピコピコしたサウンドが奏でられ、レトロな雰囲気とメロスピサウンドとの融合がとても新鮮。メロディの方はさすがのドラガ印で、いつも通りのクサいメロディが縦横無尽に駆け巡っています。Leo Figaroの歌唱もいつも通りの感じで、いかにもなB級メロスピのVoって感じでとても良い。まぁLeo Figaroは以前にもドラガの曲を歌ったことあるし、相性の良さはお墨付きって感じですかね。

<収録曲>
1. Opening
2. The Cursed Prince
3. Doll
4. Divine Castle
5. Mages
6. Fairytale
7. 暗黒舞踏会 (8-Bit Version)


<オススメの曲>
2. The Cursed Prince
3. Doll
4. Divine Castle
6. Fairytale(→PV)

なんかちょっと"Pipeline"っぽいメロディのピコピコイントロ#1に続く#2は、そのままピコピコが全面に押し出された疾走曲。まぁいつものドラガの曲がピコピコしているだけと言えばそれまでなのですが、普通に良い曲だと思います。
♯3はちょっと幻想的な雰囲気を纏いつつも、やっぱり基本はピコピコの8-bit。ちょっぴり憂いを含んだ哀愁クサメロスピって感じのメロディも良い。
#4はヒロイックなメロディと爽やかに広がっていくサビメロとがとても秀逸な曲。もちろん8-bitも存分に活躍しているのですが、それを差し置いて普通のメロスピとして楽しめる曲です。
#6は今作の中でも一番ファミコンっぽいレトロ感が出ている曲。8-bitがソロで活躍するパートとかもあってとても印象的です。
#7は3rd収録曲の8-bitアレンジなのですが、ホントに8-bitオンリーのインストなのが残念。演奏とかVoも入れれば普通にカッコ良かっただろうに…。

オススメ度…80点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

聖飢魔II 「悪魔が来たりてヘヴィメタる」
聖飢魔II 「悪魔が来たりてヘヴィメタる」

聖飢魔II 悪魔が来たりてヘヴィメタる

音楽を媒介として地球征服を企てて悪魔凶を布教する悪魔達の教団、聖飢魔IIの1枚目の大教典。 魔暦紀元前14年発表。なお、西暦に直すと1985年発表。聖飢魔IIは元々、ダミアン浜田殿下を中心とした教団でしたが、デビュー前に様々な悪魔事移動が行われ、この大教典が出るころには統帥権はデーモン小暮閣下<Vo>の元に。その他の構成員はエース清水長官<G>ジェイル大橋代官<G>ゾッド星島親分<B>ライデン湯沢殿下<Dr>となっています。ただ、この大教典では当時まだ構成員が安定していなかったなどの大人の事情により、Vo以外のパートを同レーベルに所属していたPRISMのメンバーがレコーディングしたという経緯があるのだとか。それに伴ってヘヴィメタル雑誌BURRN!のレビューでは「メタルを馬鹿にしている」という理由などで0点をつけられるという珍事も発生。良くも悪くもとても有名なエピソードとなっています。そしてサウンドの方はツインギターをふんだんに生かしたびっくりするほど正統派な音楽性。悪魔をコンセプトにしているのでちょっぴりおどろおどろしい雰囲気が漂っていたり、歌詞が完全にその世界観に染められてはいるのですが、音だけを取り出すととても真っ当なヘヴィメタルとなっています。僕は最近の再録ベスト等を先に聴いてしまったりしているので、音が若干チープに感じてしまったりしますが、まぁ時代が時代だから仕方ないよねという感じ。閣下の歌唱も、今よりもなんとなく若々しい印象です。

<収録曲>
1. 魔王凱旋
2. 地獄の皇太子
3. Rock In The Kingdom
4. X・Q・Jonah
5. 悪魔組曲 作品666番 ニ短調
 a. 序曲:心の叫び
 b. 第一楽章:Stormy Night
 c. 第二楽章:悪魔の穴
 d. 第三楽章:Kill Thae King Ghidrah
 e. 第四楽章:Dead Symphony
 f. 終曲:Battler

 
<オススメの曲>
2. 地獄の皇太子
3. Rock In The Kingdom
5. 悪魔組曲 作品666番 ニ短調

いかにもなイントロ#1に導かれる♯2は、ツインリードの音色が綺麗に響き渡る疾走曲。いかにも正統派なサウンドでメロディアスに疾走する曲で、ヒロイックな展開がとても素晴らしいです。悪魔悪魔した歌詞も良い具合にダサくてとても素敵。
♯3はハードロック的なリフにツインリードがぶち込まれているような曲。力強い曲調と、閣下のハイトーンの組み合わせが良い感じ。
#5は13分にもわたる組曲。ベスト盤なんかでは小題ごとに分かれていたりしますが、ここでは全部くっついて収録されています。おどろおどろしくもドラマティックな構成がとても見事で、最後まで飽きずに聴き通すことが出来る秀曲。特に個人的には"第三楽章:Kill Thae King Ghidrah"のヒロイックな展開がとてつもなくツボです。

オススメ度…81点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

東京→石川 日帰りドライブ
久々に日記を書く。

俺を含めたサークルの同期3人+後輩3人の計6人で、石川県までドライブに行ってきました。

金曜日の夜24時(土曜日の夜0時)に集合して、その場で行先を決定。元々「土曜日に温泉に行く」ということだけが決定していたのですが、その場のノリで石川県の和倉温泉に行こうということに。

せっかく石川県に行くなら能登半島の先っぽまで行きたいよねということで、深夜をフルに使って石川県の最北端の禄剛崎まで向かうことにし、朝8時くらいにようやく到着!

IMGP2898.jpg

石川県の先っぽが日本の中心であることを主張していましたが、なんだか納得できない感じでした(笑)

ということで一気に一番遠いところに着いた後は、少しずつ戻りながら観光をすることに。まずは友達が見たいと主張したので、少し西の方に移動して白米の千枚田を観に行きました。

IMGP2919.jpg


段々になった田んぼはとても新鮮で、景色的にもとても良い感じ。

そしてそのまま輪島塗で有名な輪島の方へと向かい、輪島朝市をぶらぶら。まぁ金がなくて何も買わなかったんですけどねw

ただ、お昼ご飯として美味しい海鮮丼を頂きました。

IMGP2923.jpg

そのまま今度は当初の目的である和倉温泉へ。能登島側に渡った方にある温泉に入りに行きました。
写真は能登島側に渡っている途中の爽やかな景色。

IMGP2925.jpg

温泉も晴れ空の下、海の目の前でとても爽快。めっちゃ気持ち良かったです。

とまぁ当初の目的を果たしたわけですが、まだ15時くらいだし、せっかくだから金沢の方も行こうということでそちらに移動。金沢では兼六園をゆるーく観光してきました。

IMGP2951.jpg

兼六園を観光し終わった時点で既に17時過ぎ。そろそろ東京に帰らないと解散した後の終電がヤバいということで、さすがにそろそろ帰ることに。わりと焦って東京にとんぼ返りしましたが、途中SAでの夕食を挟みつつ結局23時には東京へと帰還し、今回のドライブは無事終了。

総走行距離は約1400km!

0時出発の23時帰りなので一応日帰りドライブって言えるのかな(笑)
本来なら石川県ってもっと時間かけて行く所な気がしますが、あまり行く機会のなさそうな県を満喫出来てとても楽しかったです。

基本的に味気の無い大学院生活の中、久々に楽しい小旅行だった!
明日からまた学校だと思うと本当に鬱!助けて!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

JOB FOR A COWBOY 「DEMONOCRACY」
JOB FOR A COWBOY 「DEMONOCRACY」

Job For A Cowboy Demonocracy

米国出身のデスメタルバンド、ジョブ・フォー・ア・カウボーイの3作目。2012年発表。デスコアの立役者的なバンドとして非常に高い知名度を持ちつつも、元々かなりデスメタルっぽい音楽せいだった彼らですが、今作ではデスコアをほぼ完全に脱却し、とてもブルータルなテクニカルデスメタルサウンドを提示してきました。小気味良いリフでガチャガチャとテクニカルに疾走し、Voもグロウルから喚き声までを器用に使い分けるという、とにかく多彩な変化を楽しめる音楽性が素晴らしい。一方で、これぞといった決め曲に欠けるという一面も持っており、非常に強烈なパンチを次々と繰り出すわりに、なぜか決定打が決まらないという印象です。

<収録曲>
1. Children Of Deceit
2. Nourishment Through Bloodshed
3. Imperium Wolves
4. Tongueless And Bound
5. Black Discharge
6. The Manipulation Stream
7. The Deity Misconception
8. Fearmonger
9. Tarnished Gluttony
10. Misery Reformatory
11. Plastic Idols
12. Execution Parade
13. Signature of Starving Power


<オススメの曲>
1. Children Of Deceit
2. Nourishment Through Bloodshed
4. Tongueless And Bound

複雑なリフでガチャガチャと攻め立てる#1、テクニカルさとグルーヴ感を兼ね揃えた♯2、表現力と迫力が凄まじいVoの真髄を思い知ることが出来る#4あたりを中心として、全体的にどれも平均的に水準が高いです。
#10から#14は日本盤ボーナストラックで、EPに収録されていた曲なのだとか。ここら辺はとてもデスコア色が強めな印象です。

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

OLD MAN'S CHILD 「ILL - NATURED SPIRITUAL INVASION」
OLD MAN'S CHILD
「ILL - NATURED SPIRITUAL INVASION」


Old Man's Child Ill-Natured Spiritual Invasion

ノルウェー出身のブラックメタルバンド、オールド・マンズ・チャイルドの3作目。1998年発表。ディム・ボガーガルダーがドラム以外の全パートをこなしており、ドラムだけはダーク・エンジェルジーン・ホグランが担当しています。サウンドの方はクラシカルな装飾でメロディアスに疾走するスタイルとなっており、ブラックメタルらしさをちょっぴり残しながらも非常に聴きやすい音作り。今までもわりと聴きやすい方でしたが、今作ではそれよりもさらに通常のメタル寄りのサウンドとなっており、むしろブラック要素はデスヴォイスくらいにしか残っていないんじゃないかというレベルです。メロディの質もクサメロレベルの充実っぷりで、メロディアスなメタルが好きならば普通に悶絶できるのではないかと。

<収録曲>
1. Towards Eternity
2. The Dream Ghost
3. Demoniacal Possession
4. Fall of Man
5. Captives of Humanity
6. God of Impiety
7. My Evil Revelations
8. Thy Servant


<オススメの曲>
1. Towards Eternity
2. The Dream Ghost
5. Captives of Humanity
6. God of Impiety

優雅なイントロで始まる#1は、そのまま煌びやかな装飾を纏いつつ、ギターとドラムだけが爆走していく曲。装飾部分はゆったりさとのギャップがとても印象的。中盤からの美麗なピアノサウンドも素敵。
グルーヴィーなリフで進みながら、♯2は高速で紡ぎ出される流麗なピアノサウンドと共に疾走していく曲。そのピアノの疾走っぷりが個人的に妙にツボです。
#5は荘厳な雰囲気で始まり、ドラマティックかつ勇壮に展開していく曲。出だし部分のメロディがとてもエピカルで良いです。
#6は最初のノイズがとても邪魔なんですが、その後の展開は悶絶級のクサメロがこれでもかとばかりに乱舞するキラーチューン。クラシカルでヒロイック、さらに叙情性まで兼ね揃えた素晴らしいリフがあまりにも素敵。

オススメ度…85点

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RIOT 「ROCK CITY」
RIOT 「ROCK CITY」

Riot Rock City

米国出身の正統派ヘヴィメタルバンド、ライオットの1作目。1977年発表。わけわからんアザラシ君はこの頃からジャケに存在しておりました。内容の方は、荒々しさと流麗さを兼ね揃えたツインギターがとても印象的な正統派メタルをやっており、アメリカ出身ながらもNWOBHMに少し近いような音像が特徴です。ただ、この頃の彼らにはアメリカンハードロックっぽい雰囲気も漂っており、良い具合にハイブリッドな感じに落ち着いています。音作り自体は若干チープなところもありますが、ギターリフがとにかくメロディアス。哀愁すら漂うメロディアスなリフが次から次へと紡ぎ出され、サビのコーラスはとてもキャッチーという、とても聴きやすい楽曲が並びます。

<収録曲>
1. Desperation
2. Warrior
3. Rock City
4. Overdrive
5. Angel
6. Tokyo Rose
7. Heart Of Fire
8. Gypsy Queen
9. This Is What I Get


<オススメの曲>
1. Desperation
2. Warrior
3. Rock City
6. Tokyo Rose

#1はちょっぴり古臭い雰囲気で軽やかに展開していく曲。明るい雰囲気と、随所で登場するプァーンって感じのギターサウンドが妙に印象的です。
そして世間的にも名曲と名高い♯2が圧倒的に秀逸。軽快な疾走感、メロディアスなツインギターの応酬、そして哀愁が胸にしみわたるキャッチ―なコーラスと、そのすべてが素晴らしいです。カッコ良さと親しみやすさが奇跡的な共存を果たしている超名曲。
♯3はノリの良い軽快なリズムが印象的なR&R風の曲。自然と体が縦に揺れるようなグルーヴ感が良い。
#6はイントロの時点で既に物凄く軽やか。その後のメロディも実に爽やかな展開を見せ、最後まで爽快に突き抜けることが出来ます。

オススメ度…82点

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STAHLMANN 「QUECKSILBER」
STAHLMANN 「QUECKSILBER」

Stahlmann Quecksilber

ドイツ出身のインダストリアルメタルバンド、STAHLMANNの2作目。2012年発表。硬く無機質なサウンドにちょっぴりゴシカルなテイストが加わったサウンドが特徴で、そこに低音でダンディなVoがのっかるというのが基本のスタンスです。歌詞がドイツ語なので歌唱自体もとてもお堅い雰囲気になっており、インダストリアルサウンドとの相性は抜群。ってとこまで書くと、きっとほとんどの人はRAMMSTEINの音楽性を思い浮かべるのではないかと思うのですが、ほぼそんな感じで間違いありません。ただ、こちらの方がゴシカルなテイストや、ちょっぴり荘厳な装飾が比較的強いので、個人的にはRAMMSTEINよりも先にEISBRECHERあたりを思い浮かべました。Voの声も基本的にはEISBRECHERにかなり似てるのですが、凄むとRAMMSTEINティルっぽくなることもしばしば。まぁ要はそこらへんのドイツ産インダストリアルが好きな人にはオススメということで。

<収録曲>
1. Engel Der Dunkelheit
2. Spring Nicht
3. Tanzmaschine
4. Asche
5. Mein Leib
6. Am Grunde
7. Goetter
8. Schmerz
9. Diener
10. Tanzmaschine(Club Remix)


<オススメの曲>
1. Engel Der Dunkelheit
2. Spring Nicht(→PV)
3. Tanzmaschine(→PV)
7. Goetter

冒頭の#1静かなイントロからエレクトロニックなサウンドが徐々に顔を出し、ちょっとずつ盛り上がっていく曲。ゴシカルなテイストが強く、サビのメロディは扇情的です。
♯2は無機質なリフがゴリゴリザクザクと刻まれる曲。バックの装飾は荘厳ですが、Voの低音ヴォイスと機械的な雰囲気のせいで妙な緊迫感が漂います。サビになると一転してやたらノリ良くキャッチーになるのが良い。
機械のSEで始まる#3もザックリとしたリフがノリ良く刻まれる曲。自然と体が縦に動くような無機質系のグルーヴ感が良いです。
#7はVoの迫力ある低音ヴォイスがたっぷりと堪能できる曲。電子的なビートがずっしりと刻まれているのがとても印象的です。

オススメ度…80点

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OBITUARY 「XECUTIONER'S RETURN」
OBITUARY 「XECUTIONER'S RETURN」

Obituary Xecutioner's Return

米国出身のデスメタルバンド、オビチュアリーの7作目。2007年発表。再結成後の第2弾となる作品です。良い意味でいつもと全く変わらないスタイルが貫かれており、地を這うようなヘヴィなサウンド、のっそりと蠢くような超スローなリフ、そしてドロドロとした気持ち悪い質感が全面に押し出された、誰が聴いても一発でオビチュアリーだと識別できるような作品となっています。もっさりとしたドゥーミーな雰囲気と、独特なグルーヴ感が非常に心地よい。そしてそんな中、今作から参加しているラルフ・サントーラが流麗なソロプレイを随所でぶち込んでくれており、良い具合にアクセントを付け加えているのも非常に良い感じの化学反応となっています。ジョン・ターディの汚らしいデスヴォイスも極悪さが全面に押し出されていてとても素晴らしい。

<収録曲>
1.Face Your God
2.Lasting Presence
3.Evil Ways
4.Drop Dead
5.Bloodshot
6.Seal Your Fate
7.Feel The Pain
8.Contrast The Dead
9.Second Chance
10.Lies
11.In Your Head


<オススメの曲>
1.Face Your God
3.Evil Ways(→PV)
4.Drop Dead
10.Lies

もっさりとしたリフがドロドロと刻まれまくる#1は、比較的早いテンポなのに醸し出す雰囲気は超ヘヴィ&スローという実に彼ららしい曲。リフのうねりと音圧がとにかく圧巻です。そんな中でやりたい放題弾きまくるメロディアスなギターソロがとても派手で良い感じ。
♯3は独特のグルーヴ感をまとっていて、思わず体がゆっくりと縦に揺れてしまうような曲。
ヘヴィさが全面に押し出されている#4は、沈み込んでいくようなダークな雰囲気とVoの喚きっぷりの対比が良い感じ。
#10は比較的早いテンポの非常に攻撃的な曲。ただ、やはり全体から放出されるオーラはとても重厚で、もはや禍々しさすら漂います。

オススメ度…85点

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VEILED IN SCARLET 「IDEALISM」
VEILED IN SCARLET 「IDEALISM」

Veiled in Scarlet Idealism

日本出身のメロディックデスメタルバンド、ヴェイルド・イン・スカーレットの1作目。2012年発表。かつて圧倒的クサメロを武器に巷で話題になったメロデスバンド、SERPENTのメインソングライターであったKeija<Dr,Key>が立ち上げた新しいプロジェクトです。元SERPENTHiroki<G>も参加しており、ほとんどSERPENTの復活作と言ってしまっても過言ではありません。そしてサウンドの方も見事にかつてのSERPENTを踏襲しており、モダンな音作りの中に圧倒的にクサいメロディを存分に配したメロデスをやっています。Voは低音のグロウル系なので、そこがSERPENT時代との大きな違いになるのかな。ただ、ギターのメロディアスさ及び音圧に埋もれて少々影が薄くなっている感は否めません。

<収録曲>
1. Desire
2. Belief
3. The Whereabouts Of My Soul
4. Idealism
5. Drift
6. Night Befall
7. The Wind To A Dream
8. Resistance
9. Dividing Line


<オススメの曲>
1. Desire
2. Belief
4. Idealism
8. Resistance

冒頭の#1からもういきなりの本領発揮。クサメロと泣きメロが縦横無尽に絡み合う悶絶チューンです。メロディの洪水という使い古された表現がとてもしっくりくるような、次から次へと美旋律が飛び出てくる曲になっています。
♯2はデスラッシュ気味のザクザクとしたリフの中に、彼らの持ち味であるクサメロをぶち込んだような曲。
タイトル曲の#4もザクザクとしたリフとメロディアスなフレーズの絡みが凄まじい曲。ソロのあざといほどにクラシカルなフレーズや、全体を覆う効果的なシンフォ装飾がたまりません。
#8はテンポは控えめなものの、荒々しさが全面に押し出された曲。ギターのメロディもねっとりと奏でられ、とても印象に残るフレーズがポンポン飛び出します。

オススメ度…84点

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DRAGONLAND 「UNDER THE GREY BANNER」
DRAGONLAND 「UNDER THE GREY BANNER」

Dragonland Under the Grey Banner

スウェーデン出身のシンフォニックメロディックパワーメタルバンド、ドラゴンランドの5作目。2011年発表。初期はソナタ・アークティカばりのキラキラ系メロスピをやっており、そこから段々とシンフォニックさを強めてメロスピ路線から脱却していった彼らですが、今作ではメロパワ風のサウンドに最近の豪華絢爛なシンフォニック要素を乗っけてきたようなサウンドとなりました。クサメロも適度にまぶされているし、力強さやアグレッシヴさも兼ね揃えているという印象。逆に言えばクサメロ疾走に特化しているわけでもないし、シンフォニックさを突き詰めまくったわけでもないということになるのですが、個人的にはなかなか上手くまとめ上げられているのではないかと思います。

<収録曲>
1. Ilmarion
2. Shadow Of The Mithril Mountains
3. The Tempest
4. A Thousand Towers White
5. Fire And Brimstone
6. The Black Mare
7. Lady Of Goldenwood
8. Dûrnir's Forge
9. The Trials Of Mount Farnor
10. Throne Of Bones
11. Under The Grey Banner
12. Ivory Shores


<オススメの曲>
2. Shadow Of The Mithril Mountains
4. A Thousand Towers White
6. The Black Mare
9. The Trials Of Mount Farnor

荘厳で期待感の高まるドラマティックなイントロの#1を経て、♯2の冒頭ではさらに語りが挿入。まだ始まらんのかよ!と思わされますが、ちょっとしたらヒロイックなメロディで一気に疾走を開始します。音自体に厚みがあって迫力十分で、その迫力のまま疾走していくのでとても聴きごたえがあります。ちょいちょいエピカルなクサメロを絡めつつドラマティックに展開していく曲。
#4もパワフルな音圧で疾走していく曲。サウンド自体はとても荒々しいのですが、メロディがちょっと爽やかなのが良い。中盤のミドルテンポパートがなんかのどかな雰囲気が漂ってて印象的。
そして#6はこのアルバムの中で一曲だけ抜きんでた超名曲。サビでの盛り上がりと高揚感、そしてみんなで歌いたくなるようなクサいコーラスは、メロパワ界においてもかなり上位に来るんじゃないかという素晴らしさです。派手な装飾も絶妙でとても効果的。
#9はダークな疾走パートと、幻想的なミドルパートの組み合わせが秀逸。特に疾走パートの激しいリフ攻勢がとても好きです。

オススメ度…82点

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BLACK MESSIAH 「THE FINAL JOURNEY」
BLACK MESSIAH 「THE FINAL JOURNEY」

Black Messiah The Final Journey

ドイツ出身のヴァイキングメタルバンド、ブラック・メサイアの5作目。2012年発表。いかにも戦う戦士達といった感じの熱くヒロイックなクサメロが最大の特徴です。前作よりもさらにシンフォニック要素に磨きがかかっており、さらに昔の荒々しさも取り戻してきたという印象。豪華さ、そしてパワー共に、前作よりも数段グレードアップしています。民族楽器の登場頻度も相変わらず高く、その手のサウンドが好きな僕は個人的に嬉しい限り。要所要所で乱舞するフィドルの音色に悶絶です。

<収録曲>
1. Windloni
2. Der Ring Mit Dem Kreuz
3. To Become A Man
4. Into The Unfathomed Tower (A Tribute To CANDLEMASS)
5. Feld Der Ehre
6. Lindisfarne
7. The Naglfar Saga : Prologue - The Final Journey
8. The Naglfar Saga : Mother Hel
9. The Naglfar Saga : On Board
10. The Naglfar Saga : Sailing Into Eternity


<オススメの曲>
1. Windloni(→PV)
2. Der Ring Mit Dem Kreuz
6. Lindisfarne
8. The Naglfar Saga : Mother Hel

荘厳だけど既にダサさが滲み出すRPG風のイントロで幕を開ける#1は、1分半を過ぎたあたりで一気に疾走開始。疾走を開始してからのメロディがさらにダサく、悶絶級のクサメロで勇壮に駆け抜けます。ヒロイックなシンフォサウンドがツボ過ぎてヤバい。
♯2はフィドルが大活躍の素晴らしい曲。前半部は比較的ゆったりですが、後半に進むにつれどんどんとクサメロ疾走していき、終盤ではフィドルの高速乱舞っぷりがたまりません。
#6は漢の哀愁のようなものを漂わせる渋いイントロで幕を開け、そこから荒々しく駆け出していく曲。ちょっぴり異国情緒漂うメロディと、拳を振り上げたくなるような熱いメロディの応酬が素晴らしい。
#7以降は組曲形式になっているのですが、そんなに身構えて聴く漢字ではなく、普通にそれぞれの楽曲が独立している感じ。個人的にはブラックメタルのような荒々しさと、朗々とした低音ヴォイスパートとの組み合わせが秀逸な#8が好きです。

オススメ度…85点

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GRIS 「Il Était une Forêt...」
GRIS 「Il Était une Forêt...」

Gris Il Était une Forêt...

カナダ出身のデプレッシヴブラックメタルバンド、グリスの1作目。2007年発表。これ以前はNiflheimという名前で活動していたのだそうです。深い悲しみに包まれた神秘的なサウンドが特徴で、ブラックメタルらしいノイジーなリフと、素朴で哀しげなアコースティックサウンドとの絡み合いがとても素敵。時折挟み込まれるピアノやストリングスが物悲しさをさらに増幅させ、心に深く突き刺さるような悲壮感を植え付けてくれます。狂って泣いているようなVoもとても強烈で、サウンドと合わさってとにかく"悲痛"という印象です。全6曲の全てが10分前後ということで比較的長い作品なのですが、サウンドの詰まり具合と曲構成の巧みさに一切のスキが無く、迫りくる悲哀の洪水に最後までどっぷりと浸かってしまうこと間違いなしの名盤。

<収録曲>
1. Il Était une Forêt...
2. Le Gala des Gens Heureux
3. Cicatrice
4. Veux-Tu Danser?
5. Profonde Misanthropie
6. La Dryade


<オススメの曲>
1. Il Était une Forêt...
3. Cicatrice
4. Veux-Tu Danser?
6. La Dryade

冒頭の#1は神秘的なイントロで始まったかと思ったら、ノイジーなリフと悲痛な叫びが唐突に爆発してくる曲。ただ、そのノイジーなリフも悲壮感が溢れており、これでもかとばかりに暗く哀しい旋律をジリジリと響かせてくれます。ゆったりとしたテンポでずぶずぶと沈み込んでいき、バックの神秘的かつ幻想的なシンセでふんわりと包み込んで行ってくれる素晴らしい曲。
♯3は大人しいアコースティックな音色で不気味な旋律を紡ぎ出してくれる曲。その圧倒的な神秘性には覗いてはいけないものを見てしまった時のようなぞわぞわした感覚が宿ります。Voの呟き気味に歌い始めてそっから徐々に狂って絶叫へと移行していく感じがとても良い。それに伴ってサウンドの方もどんどんと狂気性を増していき、悲哀に満ちたリフが混沌と渦巻いていきます。
時計の音と赤ちゃんの泣き声というこの上なく不気味な雰囲気で幕を開ける#4は、基本的にその不気味さを残しつつアコースティック主体で進行していく曲。Voはむせたり唸ったり、はたまた泣いているような悲痛な叫びをあげたりとやりたい放題。バックの演奏が静かな分、そのVoの多彩な表現力をたっぷりと楽しむことが出来ます。基本的には静かな曲なのですが、途中で一度荒々しく盛り上がるパートもあり、その騒々しさの中ですらどこか哀しげなのがとても良い。不気味さと神々しさが複雑に絡み合い、狂気へと昇華されていく素晴らしい曲。
最後を飾る#6はピアノと弦楽器主体のインスト。到底メタルとは言えないような曲ですが、とにかく旋律が哀しく、凍りつくほどに美しい曲となっています。

オススメ度…92点

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VENDETTA 「WORLD UNDER FIRE」
VENDETTA 「WORLD UNDER FIRE」

Vendetta World Under Fire

英国出身の正統派ヘヴィメタルバンド、ヴェンデッタの3作目。2012年発表。80年代っぽさを前面に押し出した古き良き正統派メタルをやっており、ツインギターを交えつつパワフルに突き進んでいく様は、メイデン風というよりはむしろプリースト風と言った方が良いかもしれません。メタルの良さを純粋に追求しようとしている姿勢にとても好感が持てるので、この調子でこれからも頑張っていってくれれば良いのではないかと。今の時点ではリフやメロディのフックに乏しく、あと一歩感は否めませんが、ピュアな姿勢が素晴らしいのでなんとなく応援したくなってしまうようなサウンドという感じです。

<収録曲>
1. Convergence
2. Halo in Black
3. Machtpolitik
4. Veil of Empathy
5. Blast Radius
6. Lords of Chaos
7. Fragmented Reality
8. The Ghost Inside
9. All Your Setting Suns
10. We are Legion


<オススメの曲>
2. Halo in Black(→PV)
6. Lords of Chaos
7. Fragmented Reality
10. We are Legion

とりあえず♯2がとてもパワフルな王道サウンドで素晴らしい。力強いリフと適度な疾走感、そしてツインギターの魅力たっぷりのソロと、聴きどころがたっぷりです。
あとはリフに独特のグルーヴ感がある#6が結構好きかな。正統派リフがザックザクと刻まれていて知らない間にノリノリになれます。
ワイルドに疾走する#7もわりとお気に入り。荒々しい疾走感のわりに歌メロやVoの声が明るく朗らかなのが良いです。ソロプレイも目立ってて良いね。
アルバムの最後を締める#10も王道中の王道な正統派メタル。まぁそもそも作品全体が超王道ど真ん中なんだけどさ。

オススメ度…78点

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FUGATTA 「MYSTIC KINGDOM」
FUGATTA 「MYSTIC KINGDOM」

Fugatta Mystic Kingdom

メキシコ出身のメロディックスピードメタルバンド、FUGATTAの1作目。2011年発表。メキシコにはゴアとかデスメタルのイメージしかなかったのですが、このバンドはそんなメキシコのイメージを一気に覆すような欧州風のキラキラ系クサメロスピをやっています。疾走感とやり過ぎなソロはドラゴンフォースを彷彿とさせ、Keyの圧倒的キラキラっぷりは初期ソナタ・アークティカ、朗らかな明るいメロディはフリーダム・コール、そしてちょっと細い声ながらも一生懸命さが伝わってきてとても好印象なVoはストラトヴァリウスあたりを彷彿とさせるようなサウンドが特徴です。そして何よりも素晴らしいのはやはり曲のクサさ。とにかくクサメロを振りまきながら疾走するそのスタンスはこの手のサウンドが好きな人にはたまらないのではないかと。いかにもB級な感じは否めませんが、そこが逆に悶絶ポイントの一つです。

<収録曲>
1. Intro
2. Secret Of Eternity
3. My Moon
4. The Last Wizard
5. The Queen Isabel
6. Land Of Misery
7. Valley Of Sorrow
8. Follow Me Away
9. Dragonlance
10. Magic Place
11. Across Time
12. The Golden Pot


<オススメの曲>
2. Secret Of Eternity
3. My Moon
5. The Queen Isabel
9. Dragonlance
10. Magic Place

とりあえず一番のオススメは、RPG風なイントロの後に続く爽やか疾走クサメロチューンの#2♯3。まごうことなき超王道のメロスピなのですが、そのストレートすぎる展開が実に気持ちいです。とにかくメロディが爽やかで明るくて楽しげなのがたまらない。
#5は明るいメロディのアップテンポな曲。歌メロが始まるとバックの演奏がグッと静かになって、哀愁漂うアコースティック風味のサウンドに切り替わるのが面白いです。サビが近づくとやはり王道メロスピに戻っていき、クサくて印象に残るキャッチーなサビでトドメを刺しに来ます。
あとはやたらファンタジックな#9とか、無駄にヒロイックな#10なんかもたまらない。

オススメ度…86点

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THE BERZERKER 「WORLD OF LIES」
THE BERZERKER 「WORLD OF LIES」

The Berzerker World Of Lies

オーストラリア出身のインダストリアル・デスメタルバンド、ザ・バーザーカーの3作目。2005年発表。ドラムが在籍しておらずその穴をドラムマシンが埋めているのですが、人間っぽい自然なドラミングを完全に放棄し、人間では不可能なスピードでデジタルハードコアばりに連打しまくるサイバーサウンドになっているということが最大の特徴です。短所を個性に変えてしまう逆転の発想が素晴らしい。今作では前作までのようなぐちゃぐちゃした感じやサイバー風味が多少減退しており、どちらかというと基調はテクニカルデスサウンドになっているという印象で、逆にメタラーに比較的受け入れられやすくなっているかもしれません。聴きやすくなったといっても、ドラムマシンによる高速ビートはここぞというところでしっかり多用され、従来の良い所はしっかり残っているので問題は全くないのではないかと。

<収録曲>
1. Committed to Nothing
2. Black Heart
3. All About You
4. Burn the Evil
5. World of Tomorrow
6. Follow Me
7. Y
8. As the World Waits
9. Afterlife
10. Never Hated More
11. Free Yourself
12. Constant Pain
13. Silence
14. Farewell


<オススメの曲>
1. Committed to Nothing
3. All About You
7. Y
8. As the World Waits

基本的に、グチョグチョかつテクニカルなオールドスクールデスメタルサウンドに、圧倒的スピードで刻まれるデジタルビートが加わった曲がずらっと並び、若干の金太郎飴状態は否めないのですが、それでも一曲一曲が3分以内と比較的コンパクトなので飽きることなくさらっと聴けます。とりあえずリフのカッコ良さとグルーヴ感的に上記4曲が好きだな。

オススメ度…83点

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REINXEED 「MAJESTIC」
REINXEED 「MAJESTIC」

ReinXeed Majestic

スウェーデン出身のメロディックスピードメタルバンド、レインイクシードの3作目。2010年発表。初期ソナタ・アークティカに通じるようなキラキラで透明感のあるメロスピをやっています。Voも細いし音も比較的軽めなのですが、メロディのクサさと爽やかさ、突き抜ける疾走感、そしていかにも北欧な透き通った音作りとコーラスワークがとても見事。ギターソロがネオクラ風味にピロピロしているのも聴いていてとても気持ち良いです。

<収録曲>
1. Deep Under Sea
2. Invincible
3. Never Lie
4. Once Upon A Time
5. Melody Of Life
6. Atlantis
7. Second Chance
8. My Paradise
9. Neverland
10. Majestic
11. Lightning Strikes Again
12. Sword In Stone


<オススメの曲>
1. Deep Under Sea
2. Invincible
5. Melody Of Life
9. Neverland
10. Majestic
11. Lightning Strikes Again

やたらファンタジックな#1、軽いがクサいいかにもB級疾走メロスピな#2、やたらメロディの明るい#5、北欧風味の疾走を見せてくれる#9、ドラマティックに展開しながらもやっぱり結局はクサメロスピなタイトル曲の#10、やたらスケールのデカいイントロが印象的な#11など、素晴らしい曲が盛りだくさんです。

オススメ度…83点

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STEELWING 「ZONE OF ALIENATION」
STEELWING 「ZONE OF ALIENATION」

Steelwing Zone of Alienation

スウェーデン出身の正統派メタルバンド、スティールウィングの2作目。2012年発表。とても2012年の作品とは思えないような伝統的なメタルサウンドを奏でており、細かく刻むリフでクッサイメロディをピロピロと紡ぎ出すいかにもNWOBHM的な音作りが特徴です。もうとにかく"ダサい"という言葉が最高級の褒め言葉になるようなサウンドで、レトロなオーラ全開で真っ直ぐに突っ走っていってくれます。演奏力も確かだし、Voもなかなか堂々としたハイトーンでとても優秀。

<収録曲>
1. 2097 A.D.
2. Solar Wind Riders
3. Full Speed Ahead!
4. Breathless
5. 特攻隊 (Wind Of Fury)
6. Zone Of Alienation
7. The Running Man
8. They Came From The Skies
9. Lunacy Rising
10. 2097 A.D. (Extended Cut)
11. Hit 'Em Hard (2010 Demo)
12. Steeler (Judas Priest Cover)


<オススメの曲>
2. Solar Wind Riders
3. Full Speed Ahead!(→PV)
5. 特攻隊 (Wind Of Fury)
6. Zone Of Alienation

レトロゲームのようなイントロ#1に続く#2は、いかにもアイアン・メイデン風のサウンドで疾走する曲。ザクザクとしたリフで小気味良く駆け抜けていくオープニングに相応しい曲となっています。
♯3もいかにもなツインリードでぐいぐいとメロディアスに引っ張っていくキラーチューン。全力ド真ん中なサウンドが最高に素晴らしく、ストレートなサウンドゆえのダサさがとても微笑ましいです。個人的に歌いだしのダサさがツボ過ぎてヤバい。
曲のタイトルからして期待せざるを得ない#5もやはり微笑ましいスピードチューン。力強い疾走感と、ちょっぴりヒロイックなメロディが素晴らしい。
#6はツインリードの強みを最大限に生かした曲。メロディアスなフレーズがいちいち琴線に触れてきます。

オススメ度…84点

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SEX MACHINEGUNS 「REMIX BEST」
SEX MACHINEGUNS 「REMIX BEST」

Sex_Machineguns_Remix_Best

日本のメタルバンド、セックスマシンガンズの名曲をユーロビート調のダンスミュージックアレンジにした企画盤。2012年発表。基本的にリフのメロディをテロテロピロピロしたユーロビートサウンドでなぞっただけで、あまり革新的なアレンジなどは施されていません。メロディラインのしっかりした曲ばかり選ばれてるし、アレンジしやすかっただろうなって感じ。意外と違和感はないのですが、すごく良いってわけでもないので、正直軽いネタにしかならないんじゃないだろうか。メタル盤の方が絶対良いことは間違いないし。Voがおそらく録り直されているので、ちょっとした違いがあって地味に気になるかも。コーラスがカットされて無音になっているのにも「?」となる。まぁメタルサウンドじゃなくてもちゃんと曲として成り立ってるし、マシンガンズってわりと良い曲多いんだよなぁということは再認識出来るかもね。

<収録曲>
1. みかんのうた
2. ファミレスボンバー
3. みどりのおばちゃん
4. Burn~愛の炎を燃やせ~
5. 愛人28
6. プライド
7. Anaconda
8. 桜島
9. German Power
10. Sex Machinegun
11. 37564
12. 雨の川崎
13. Special Megamix by DJもっちー


<オススメの曲>
1. みかんのうた
6. プライド

#1は超代表曲。何故かコーラスが消えててすげぇ違和感。
そして最近のマシンガンズの中で一番好きな#6はやっぱり優秀なメロディラインを持っているなぁと感心させられました。

オススメ度…50点

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Dødheimsgard 「KRONET TIL KONGE」
Dødheimsgard 「KRONET TIL KONGE」

Dødheimsgard Kronet Til Konge

ノルウェー出身のブラックメタルバンド、ドッドヘイムスガルドの1作目。1995年発表。ダークスローンに通じるものを感じさせるような典型的なノルウェイジアンブラックメタルをやっており、ジリジリとしたリフで時に叙情性を絡ませながら邪悪に疾走していき、サタニックな空気をプンプン撒き散らしながら禍々しく展開していきます。たまに顔を出す綺麗なメロディとベースラインがとても印象的で、そこらへんで他のノルウェイジアンブラック勢との差別化を図っているという感じかな。

<収録曲>
1. Intro
2. Slakte Gud
3. En Krig a Seire
4. Jesu Blod
5. Midnattskegens Sorte Kjerne
6. Kuldeblest Over Evig Isode
7. Kronet Til Konge
8. Mournful, Yet and Forever
9. Nar VI Har Dolket Guds Hjerte
10. Starcave, Depths and Chained
11. When Heavens End
12. Outro


<オススメの曲>
2. Slakte Gud
4. Jesu Blod
6. Kuldeblest Over Evig Isode
8. Mournful, Yet and Forever
11. When Heavens End

イントロに続く#2は物凄い音の詰め込み具合で一気に暴走しまくり、そっからちょっぴりメロディを取り戻しつつ邪悪に疾走を続けます。中盤のメロディアスなフレーズがとても秀逸。
#4はイントロの入り方が個人的にとても好き。その後もやはり適度な叙情性を秘めつつ邪悪に展開していき、後半部ではちょっぴりゆったりとしたテンポでメロディアスに進んで行きます。
#6はとても叙情的なリフが終始流れ続けており、激しいサウンドの中に何とも言えない切なさが内包されている曲。そんな中で叫びまくるVoにも悲壮感が漂っていてとても良いです。
アコースティック風味の音色で始まる#8は、哀しげで切ないイントロから悲壮感にまみれた叙情リフへの切り替えがとても印象的。もはやドラマティックな雰囲気すら漂います。
#11はジリジリ系の極悪リフがなんとなく勇壮な感じのグルーヴを伴って掻き毟られる曲。雄々しい雰囲気と禍々しい雰囲気とのバランスが良い。

オススメ度…83点

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