EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
 【本の感想一覧】 【Twitter】   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
FIVE FINGER DEATH PUNCH 「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2」
FIVE FINGER DEATH PUNCH
「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2」


FIVE FINGER DEATH PUNCH THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2

<収録曲>
1. Here to Die
2. Weight Beneath My Sin
3. Wrecking Ball
4. Battle Born
5. Cradle to the Grave
6. Matter of Time
7. The Agony of Regret
8. Cold
9. Let This Go
10. My Heart Lied
11. A Day in My Life
12. House of The Rising Sun
13. Burn MF feat. Rob Zombie


米国出身のへヴィロックバンド、ファイブ・フィンガー・デス・パンチの5作目。2013年発表。タイトルからもわかるように2部作の2作目となっており、Vol.1とセットという位置付けです。

ゴリゴリのグルーヴメタルという点では前作の流れをそのまま踏襲していますが、今作の方が比較的メロウな曲が多いという印象です。イケイケでノリノリな力強いリフと、アタック音を強調したパワフルなドラミング、そして畳み掛けるような雄々しいVoがこのバンドの魅力だと思っているので、個人的には前作の方が好みだったかも。
とはいえクオリティの方はとても高く、似たような曲の多いバンドなので、こういうアプローチも無しでは無いかなという感じです。

ってことで、個人的にはやはりグルーヴメタル路線#1とか#3がとても好みかな。めっちゃ哀愁漂うメロウチューンの#4とか#8なんかも悪くはないんだけど。

<オススメの曲>
1. Here to Die
3. Wrecking Ball

オススメ度…80点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入
スポンサーサイト

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

EARTHLESS 「FROM THE AGES」
EARTHLESS 「FROM THE AGES」

Earthless From the Ages

<収録曲>
1. Violence Of The Red Sea
2. Uluru Rock
3. Equus October
4. From The Ages


米国出身のサイケデリック/ストーナーロックバンド、アースレスの3作目。2013年発表。

ギター、ベース、ドラムという3人編成のインストバンドで、ボーカルは一切入らないというのが特徴。
初期サバスを彷彿させるような気だるげでゆっくりしたサウンドですが、ボーカルがいない分、それぞれの楽器が隙あらば自己主張をしまくってくるといった感じです。中でもギターの存在感は際立っており、気だるげな雰囲気に溶け込みながらもテクニカルなフレーズを次々と繰り出してくるところがとても印象的です。

収録曲はたった4曲ですが、#1#2は15分弱、#4にいたっては30分超という信じられないほどのボリューム。インストでその長さなのに、変幻自在の展開を見せる楽曲なので飽きずずっと聴いていることが出来るというのが凄い。
なんか作業しながらBGMとして聞き流すも良し、テクニカルなプレイに耳を傾けながらじっくりと聴きこむのも良しという良作だと思います。

<オススメの曲>
1. Violence Of The Red Sea
4. From The Ages

オススメ度…84点

MYSPACE(→クリック)   FACEBOOK(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

極楽浄土 「日本史B」
極楽浄土 「日本史B」

極楽浄土 日本史B

<収録曲>
1. ソードキャプター羽柴
2. 信長書店
3. 学問ノススメ☆
4. 生類憐れみの令
5. N.E.N.G.


神戸出身の仏教メタルバンド、極楽浄土の2作目。2011年発表。
元々は自主製作でリリースされていたようで、一般発売されるようになったのは最近だと思います。去年あたりからユニオンで見かけるようになりました。

仏教メタルを自称してはいますが、別にそんな仏教的な要素が強いかというとそうでもなく、歴史っぽい題材をノリと勢いだけで題材にしてそうな感じ。
現在解散中らしいですが、ライブごとに定期的に復活と解散を繰り返しているようで、NAVERまとめで「解散詐欺」とか言われててウケる。

音の方は正統なメタルに対する愛を織り交ぜつつも、基本的にはメタルコアに分類されそうな音。なかなかハードなリフでアグレッシヴに押しながら、サビはしっかりとしたメロディでエモい感じに仕上げてきています。どっかで聴いたことある様なリフとかメロディも多いですが、とりあえずそれはメタルへの愛だと受け取っておきましょう。Voは基本シャウトでサビだけクリーンヴォイスというありがちな感じで、格別上手いわけではないけど下手ってわけでもないかな。
歌詞の内容はアルバムタイトル通り日本史に出てくるような題材で、それを悪ふざけながら歌っているような感じです。

まずは冒頭の#1のタイトルがあまりにも秀逸。この語感の良さたるや。この語感だけでこのCDに手を伸ばしてしまったと言っても過言ではありません。曲の方はオーソドックスなザクザク系スラッシュリフが中心で、サビはいかにもメタルコアなクリーンヴォイスによるコーラス。こんなタイトルなのに普通にカッコいいから困る。そしていきなり途中で入る語りが筋肉少女帯の"イワンのばか"のパロディで笑える。
#2はこれまたザクザク系のリフが印象的ですが、全体的にみるとグルーヴィーな仕上がり。サビ前までの展開が陰陽座のグルーヴ系の曲を彷彿とさせる。
#3はこれまたどこかで聴いたことのあるようなメロディアス系とザクザク系リフを複合させた曲。緩急をうまくつけて綺麗に纏まっています。
#4もスラッシュメタル的なリフのパワフルかつコミカルな曲。クリーンヴォイス主体なので迫力不足な感じもあるかも。
#5は逆にシャウト主体の勢いのある曲。むしろ勢いしかないかもしれない(笑)

基本的に「俺ら面白いことやってるっしょ?」的なノリのバンドはあまり好きではないのですが、それを差し置いても高いクオリティをしてると思いますし、なんだかんだ面白いと思います。悔しいです。
しかもこの内容で1000円というお財布に優しい価格設定なので、興味があったらノリで買ってみれば良いと思います。

<オススメの曲>
1. ソードキャプター羽柴

オススメ度…81点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

HEATHEN FORAY 「INNER FORCE」
HEATHEN FORAY 「INNER FORCE」

HEATHEN FORAY INNER FORCE

<収録曲>
1. Inner Force
2. Illusion
3. Weisheitskrieg
4. Wahrheit
5. Glut Zu Flamme
6. Mei Laund
7. Ragnarock
8. The Wizard's Life
9. No Mercy


オーストリアのペイガンメタルバンド、HEATHEN FORAYの3作目。
2013年発表。

武骨で雄々しいヴァイキングメタルをやっており、ゴリゴリとしたリフとメロディアスなツインリードの組み合わせがとても印象的です。
このバンドの1stを初めて聴いたときには「普通に良いけど、まだ抜きんでた何かがあるわけでもないなぁ」くらいの感想だったのですが、今作では音に重厚さと迫力が増し、クサいメロディにも磨きがかかり、格段の進化を遂げてくれました。

アコースティックなイントロで幕を開ける#1からもう圧倒的な悶絶クサメロチューン。渋いイントロだけでもノックアウト寸前だったのに、疾走開始した後も超絶エピカルワールド全開で完全に心を射止められてしまいました。Voの迫力のあるグロウルも勇壮なサウンドにぴったり。
#2もメロスピかと思うようなクサメロ疾走チューンで、そこにしっかりペイガン魂が注入されているような曲。心が高ぶらずにはいられない。
#5はちょっぴり陽気なメロディが印象的な曲。朗らかさと雄々しさとのバランスが絶妙です。
#8も比較的明るいクサメロで疾走する楽曲だし、#9も畳み掛けるようなクサメロの応酬が素晴らしいです。

ということで、急に圧倒的な貫録を見せつけ始めたこのバンド、勇壮でクサいヴァイキングが好きならぜひ。セルフリリースらしいですが、BandcampやAmazonでも音源なら買えますし、ディスクユニオンなどでは普通にCDを買うことも出来ます。

<オススメの曲>
1. Inner Force
2. Illusion

オススメ度…87点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonでダウンロード

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

HEAVEN SHALL BURN 「VETO」
HEAVEN SHALL BURN 「VETO」

Heaven Shall Burn Veto

<収録曲>
1. Godiva
2. Land Of The Upright Ones
3. Die Stürme Rufen Dich
4. Fallen
5. Hunters Will Be Hunted
6. You Will Be Godless
7. Valhalla
8. Antagonized
9. Like Gods Among Mortals
10. 53 Nations
11. Beyond Redemption


ドイツ産メタルコアバンド、ヘヴン・シャル・バーンの7作目。
2013年発表。

アグレッシヴさとメロディアスさを絶妙な割合で折衷しながら高いクオリティでまとめたメタルコアをやっており、Voは徹頭徹尾に咆哮を貫き通すという非常に漢らしいバンドです。最近のメタルコアは途中でブレイクダウンしたりサビでエモいクリーンヴォイスを挟んだりというのが主流というイメージですが、このバンドは走り出したら止まらない、叫び出したら黙らないというような硬派なメタルコア。メロディ自体は煽情力の高いしっかりとしたものなのでとても聴きやすく、それでいて攻撃性は決して失っていないというところがとても素晴らしいです。

「今作、ジャケ絵がめっちゃ綺麗じゃん!」と思っていたら、ジョン・コリアという画家の描いた「ゴダイヴァ夫人」という作品なのだそうで、今作の内容自体もどうやらそのゴダイヴァ夫人にまつわるコンセプトアルバムの模様。ちなみにチョコレートのゴディバもこの絵の元になったエピソードから名前をとってるのだとか。まぁそこらへんは興味あったら適当にググってください。

で、アルバムの冒頭を飾るのはその夫人の名前でもある#1。叙情性MAXの非常にメロい曲ですが、Voの咆哮はいつも通りとても強力で非常にカッコいい。メタルコアというよりはもはやメロデスですが、男気に溢れるキラーチューンです。
続く#2は細かく刻まれるリフが心地よい曲。サビはやはり叙情性抜群で、しかもVoは相変わらずの全力シャウトなのがたまりません。
その他の曲も方向性は同じながらもとても強力で、安心して聴ける良曲ばかり。中ではちょっと異色なのはブラインド・ガーディアンのカバー曲である#7で、とてもメロパワバンドの曲とは思えないくらい上手く料理されており、初めはカバーだとは気付かなかったほど。確かにサビが随分と壮大だなぁとは思ったけどさ。雄々しくアレンジされていて原曲よりも好きなくらいかもしれません。

ってことで、メタルコア大好き!って人から「最近のエモい軟弱なメタルコアには飽き飽きだよ!」という人、メタルコアというジャンルに未だに抵抗のある硬派なメタラーの方にまで幅広くオススメできる素晴らしい作品だと思います。ジャケの美しさに惹かれた人などもぜひ。

<オススメの曲>
1. Godiva
2. Land Of The Upright Ones
3. Die Stürme Rufen Dich
5. Hunters Will Be Hunted(→PV)
7. Valhalla
8. Antagonized

オススメ度…89点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

SOUND HORIZON 「ハロウィンと夜の物語」
SOUND HORIZON 「ハロウィンと夜の物語」

Sound Horizon ハロウィンと夜の物語

<収録曲>
1. 星の綺麗な夜
2. 朝までハロウィン
3. おやすみレニー


サウンドクリエイターRevoを主宰とする日本の幻想楽団、サウンド・ホライズンのメジャー4枚目のシングル。2013年発表。

同人音楽界出身のアーティストですが、2004年にはメジャーデビューを果たしています。最近では進撃の巨人のテーマ曲を別名義で手掛けていたり、その流れで紅白にまで出場したりと随分と出世してしまいました。クサいメロディと、台詞満載の物語形式の楽曲が特徴で、メタルやらプログレやら演劇要素やらをごちゃまぜにぶっこんだ自由な音楽をやっています。
メンバーは作品ごとに流動的で、Voも曲によって色んな人に歌わせてるのですが、最近はRevo自身が歌うパートも多くなっており、このシングルでもかなりの部分をRevo自身が歌ってます。
物語音楽を自称している通り、どの作品も全曲を通して一つの物語になっているのですが、物語を気にしなくても純粋に曲自体が耳に残ってとてもクオリティが高いのがとても凄いところ。僕なんかは歌詞の内容はそんなに重視していないので、単純に音楽が好きでずっと追っかけてます。もし物語の内容考察とかに興味があれば、そういうことやってるファンサイトがいっぱいあるのでそちらを探してみてください。

オープニングの#1から10分超という、最近の大作志向が如実に表れた大曲。シンフォニックで大仰でシアトリカルな雰囲気は完全に近年のサンホラの平常運転で、シングルだからと言って売れ線狙いな方向に走るということはない「好きなことやってる」感がとても素敵です。プログレチックになってみたりトライバルになってみたりした中でセリフが交錯しまくるくせに、メロディ自体はしっかりと耳に残るというのが相変わらずさすが。そして恒例の「〇〇将軍に続けぇえ!!」が相変わらず健在でなんか微笑ましい。
「いたずらするならー?」「今でしょ!」という流行語をいきなり冒頭でぶっこんでくる#2は、キャッチーなメロディが頭から離れなくなるなかなかのキラーチューン。特にサビのコーラスは可愛らしい感じのくせに、中毒性がかなりモノです。曲の長さも3分ちょいというとても手ごろな感じ。
#3は物語のフィナーレといった感じのドラマティックな盛り上がりを見せていくシアトリカルな曲。ゆったりとしたシンフォニックチューン。

サンホラのシングルは、しっかりと一つの作品として仕上げて出してくれるのでとても聴きごたえがあって良いね。
大概のアーティストはシングルなんてアルバムの中で有望な曲を先行で出したりシングルカットしたりするのが普通だけど、サンホラのシングルはそういう位置づけではないし。
とりあえずサンホラ好きなら買って損の無いシングルだと思います。

そしてそろそろ早く新しいアルバムを出して欲しい!

<オススメの曲>
1. 星の綺麗な夜
2. 朝までハロウィン

オススメ度…83点

OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:音楽 - ジャンル:音楽

PORTAL 「VEXOVOID」
PORTAL 「VEXOVOID」

Portal Vexovoid

<収録曲>
1. Kilter
2. The Back Wards
3. Curtain
4. Plasm
5. Awryeon
6. Orbmorphia
7. Oblotten


オーストラリア出身のデスメタルバンド、ポータルの4作目。
2013年発表。

魔術師のような恰好をしたり変なものをかぶったりと奇抜で変態的なルックスが目を引くバンドなのですが、音の方も相当に変態的で、重低音とノイズが混沌と渦巻くドス黒いデスメタルをやっています。
「暗黒」という言葉がここまでしっくりくるバンドはそうそういないんじゃないかというくらいのドス黒さで、全てのものを闇に引きずり込むような不穏な空気が凄まじく、精神に直接攻撃を仕掛けてくるような狂気的な凶暴さがあります。

とりあえず#1からもう強烈。闇の魔術のような音楽で、ゴリゴリガシャガシャヴォォォォという混沌サウンドが止まることなく溢れ出てきます。
#2はメロディアスな気がするけど親しみやすさは全く感じられない暗黒チューン。高速ブラストとトレモロリフが籠った音質のせいで一つの音にしか聞こえない。
#4はドタバタとしたドラミングと反復される轟音がとても素敵な曲。そして後半はただのノイズ。
#5はこれまた暗黒度MAXの強烈な曲。リフがちょっとメロディアスな気もしますが、周りがカオスすぎてそんなことはわかりゃあしない。
#7は呪いの儀式をやっているかのような不穏な空気がこれでもかとばかりに噴出しているカオスな曲。パワフルながらも淡々としたドラムをバックにノイズが荒れ狂うパートと、ゆったりとしながらもドロドロとしたパートとの緩急の付け方がてとても不気味。

底知れぬ恐怖を感じさせる真っ黒なデスメタルなので、混沌としたサウンドが好きな方はぜひ試してみてください。

<オススメの曲>
1. Kilter
2. The Back Wards
4. Plasm
5. Awryeon

オススメ度…85点

MYSPACE(→クリック)   FACEBOOK(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

GOROD 「A PERFECT ABSOLUTION」
GOROD 「A PERFECT ABSOLUTION」

Gorod A Perfect Absolution

<収録曲>
1. The Call To Redemption
2. Birds Of Sulphur
3. Sailing Into The Earth
4. Elements And Spirit
5. The Axe Of God
6. 5000 At The Funeral
7. Carved In The Wind
8. Varangian Paradise
9. Tribute Of Blood


フランス出身のテクニカルデスメタルバンド、GORODの4作目。
2012年発表。

プログレばりにテクニカルで凝ったフレーズを次々と繰り出しつつ、しかもそのリフがとてつもなくメロディアスで、さらにデスメタルとしての攻撃性をしっかりと保っている素晴らしいテクデスをやっています。

この作品からVoが変わったらしいのですが、比較的普通なガテラルヴォイスで、テクニカルな楽曲の雰囲気を損なうことなく上手いこと溶け込んでいるという印象。迫力不足ということもなく、絶妙なVoだと思います。

基本的に先の読みにくいリフ展開でとても楽しませてくれるような楽曲が多く、イントロ#1に続く#2からもそれは顕著。メロディアスになったと思いきや刻みまくったり、急にグルーヴィーになったりと展開がとても多彩です。
個人的に一番好きなのは#7で、怒涛の勢いで突っ込んでいくリフトメロディアスでしゃれおつなリフを上手いこと絡め合わせた展開がとても秀逸でツボでした。

基本的にどの曲を聞いても面白いリフが満載で、デスメタルにしては珍しくじっくり腰を据えて聴くことが出来るようなサウンドなので、そういう曲が好きな方はぜひ試してみてください。

<オススメの曲>
2. Birds Of Sulphur
3. Sailing Into The Earth
7. Carved In The Wind
8. Varangian Paradise

オススメ度…87点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

RHAPSODY OF FIRE 「DARK WINGS OF STEEL」
RHAPSODY OF FIRE
「DARK WINGS OF STEEL」


Rhapsody Of Fire Dark Wings Of Steel

<収録曲>
1. Vis Divina
2. Rising From Tragic Flames
3. Angel Of Light
4. Tears Of Pain
5. Fly To Crystal Skies
6. My Sacrifice
7. Silver Lake Of Tears
8. Custode Di Pace
9. A Tale Of Magic
10. Dark Wings Of Steel
11. Sad Mystic Moon


エピックメタル界のパイオニアともいえるイタリア産シンフォニックメタルバンド、ラプソディー・オブ・ファイアの9作目。2013年発表。

メインソングライターであったルカ・トゥリッリ<G>が抜けて、

RHAPSODY OF FIRE
LUCA TURILLI'S RHAPSODY

という二つのバンドに分裂してしまった彼らですが、一応バンド名的にはこちらが本家という扱いになるのかな。

ルカの方は2012年にアルバムを出しており、Voが変わったけどやってることは「従来のラプソディーの延長」といった感じの良盤だったのですが、こちらはその逆。「ファビオ・リオーネ<Vo>の歌唱は相変わらず上手いけど、楽曲的にはちょっと雰囲気も変わったし物足りないなぁ」といった感想を抱いてしまいました。

クワイアやシンフォアレンジは相変わらず大仰ではあるのですが、今までの彼らにあった無限に広がっていくような壮大さというものがイマイチ感じられない。全体的に縮こまってしまったような印象があり、圧倒的なクサメロでぐいぐいと聴き手を引っ張っていったかつての面影はほとんどなく、かなり淡泊になってしまいました。ルカのトゥルトゥルとしたスピーディーなギタープレイがなくなって、ミドルテンポでパワフルさに重きを置いたような楽曲が多いのも原因かもしれません。

新メンバーの演奏は決してクオリティの低いものではなく、ベテランらしく楽曲としてもそこそこのクオリティを維持はしているのですが、君たちに期待しているのはそこそこのクオリティの楽曲ではないのだよ…。

とりあえず強いて挙げるなら#2あたりはスピーディーなクサメロで悪くはないと思いますが、それでも初期のまぁまぁな曲くらいのレベルなので、この作品をずっと何度も聴くことはないのではないかと思います。

最初期から応援しているファンとしては見捨てるつもりは無いので、今後の頑張りに期待したいです。

<オススメの曲>
2. Rising From Tragic Flames

オススメ度…75点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

TWITTERアカウント
自分のメインアカウントにブログ更新とかの情報をあまり載せたくなかったので、新しくもう一つアカウントを作りました。

今後、ブログの更新情報やHR/HM関連のことはこっちの新アカウントに流します。

https://twitter.com/HiraR_2

こっちのメインアカウントには私的なことを。

https://twitter.com/Hira_R

まぁ誰も興味ないでしょうが、一応報告までに。
DEAFHEAVEN 「SUNBATHER」
DEAFHEAVEN 「SUNBATHER」

Deafheaven Sunbather

<収録曲>
1. Dream House
2. Irresistible
3. Sunbather
4. Please Remember
5. Vertigo
6. Windows
7. The Pecan Tree
8. Punk rock/CODY


米国出身のポストブラックメタルバンド、デフヘブンの2作目。
2013年発表。

ピッチフォークの年間ベストアルバム6位に選ばれたのを始め、各方面で絶賛され、メタル界隈以外でもかなりの評価を得ている1枚。

前作を聴いて「わりと良い!」と思いつつ、最近はあまりポストブラックな気分ではなかったのでスルーしていたのですが、年末になってあまりに絶賛されているので思わず手を伸ばしてしまいました。

前作のサウンドからよりポストロックらしさとメロディの美しさを洗練させてきたようなサウンドで、音作りの方にブラックメタルらしさは皆無。幻想的で温かみすら感じさせるフワフワシャリシャリとしたトレモロリフで、浮遊感のある不思議な音世界を構築してくれています。
一方でボーカルの方はというと、相変わらずブラックメタルらしい籠った絶叫や喚き声。そう言うとバックの美しい音とは決して相容れないモノのように思えるのですが、これが不思議なほど違和感なく融合しているというのがまた凄いところです。

冒頭の#1はイントロからもう美し過ぎるトレモロが洪水のように押し寄せてくる曲。そこに凶悪なVoがのっかるくせにその美しさは決して損なわれず、それら全てが渾然と一体となりながら攻め寄せてきます。楽曲から溢れ出る多幸感がヤバい。
タイトルトラックの#3はシリアスな轟音がドラマティックかつ扇情的に盛り上がっていく曲。10分という長い時間をかけてゆっくりと聴き手を絡め取っていくような楽曲です。
#5は長尺な曲が大半を占める今作の中でも最も長い14分に及ぶ曲。前半でゆっくりとした哀しげな曲かと思わせておいて、途中から徐々に凶暴さを剥き出しにしてくるところがとても良いです。しかも凶暴なのにどこか温かいという雰囲気が凄い。
#7は逆にイントロからブラスト全開の比較的攻撃的な曲。感情の爆発をそのまま音楽にしたような激情メロディがとても素敵です。
#8MOGWAIのカヴァーですが、すっかり彼らの色に染められたサウンドになっています。

ってことで、確かに各方面で絶賛されるのもまぁ納得の、素敵なポストブラック作品でした。僕としてはポストブラックの王様はALCEST一択なのですが、「こいつらもなかなかやるじゃん」的な。
ポストブラック好きなら試してみても良いのではないでしょうか。

<オススメの曲>
1. Dream House
3. Sunbather
5. Vertigo
7. The Pecan Tree

オススメ度…85点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

amazon_20121002221319_20131220095311c9b.gif このCDをAmazonで購入

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

2014年
あけましておめでとうございます。

年末年始は雪山で過ごしてきました。

1501595_583094288431799_24811272_o.jpg

久々にガチ過ぎる雪山で運転が少し恐かったですが、無事に帰ってまいりました。

レジャースキーのはずだったのですが、ずっとビデオ撮りなどしながら同じリフトで粛々と回していました。素直にレジャースキーを楽しめないのはスキーサークルの宿命なのか…。

さて、今年は4月からついに社会人。

「ブログを始めた時は高校2年だった自分がもう社会人か!」と思うとびっくりしてしまいますが、長かったモラトリアムもついに終わるので、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

まずは2月に控えた修士論文!

ということで、皆様今年もよろしくお願いいたします。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。