EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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BURZUM 「FILOSOFEM」
BURZUM 「FILOSOFEM」

Burzum Filosofem

ノルウェー出身のカウント・グリシュナックによる独りプリミティブブラックメタルバンド、バーズムの4作目。1996年発表。この作品がリリースされたのは彼が投獄された後のことですが、レコーディング自体はメイヘムユーロニモスを刺殺する前となっています。チリチリとして耳をつんざくような反復リフがひたすらノイジーに奏でられ、そこに怪しいシンセサウンドが幻想的に絡むという、ひたすら鬱なブラックメタルをやっています。陰鬱で不安を煽るようなリフが執拗に繰り返されるのですが、そのリフの一つ一つがとてつもなくカッコ良く、中毒性が抜群。徐々に脳が侵食されて精神が侵されていき、どこか別の世界へとトリップすることが出来そうです。Voも絶望と憎しみに満ちていて、呪い殺されそうな絶叫が非常に邪悪。この後、BURZUMはどんどんとアンビエント作品へと傾倒することになるのですが、その段階への布石はこのアルバムでもかなり顔を覗かせており、シンセによるアンビエント要素が至る所に顔を出していて、鬱要素の増幅に多大な貢献をしています。聴いてると気分が限界まで沈む、鬱ブラック界の超名盤。

<収録曲>
1. Dunkelheit
2. Jesus' Tod
3. Erblicket die Tochter des Firmaments
4. Gebrechlichkeit I
5. Rundgang um die transzendentale Sasle der Singularitat
6. Gebrechlichkeit II


<オススメの曲>
1. Dunkelheit
2. Jesus' Tod
3. Erblicket die Tochter des Firmaments

#1はじわじわと不安を煽りまくるノイジーなリフが淡々と繰り返され、そこにシンセの絡む超絶鬱チューン。綺麗なシンセがゆったりと幻想的に響くのですが、この圧倒的鬱リフをバックに奏でられると、逆になんとも不気味な響きに感じます。Voの叫びも病的で素晴らしい。
続く#2はさらにノイジーなリフが響き渡る曲。耳触りで不快になるようなリフが知らない間に心地よく感じられ、ズルズルと暗黒世界へと引きずり込まれていきます。ドラムが入ってきてからは独特の黒いグルーヴ感があり、それをともなって反復され続ける邪悪なリフが鳥肌レベルでカッコ良い。
#3は這いずり回るようなリフが繰り返される曲で、鬱々とした空気がとても素敵です。
後半3曲はアンビエント色がより強くなっており、不気味なSEなどがふんだんに使われた曲。#5なんかは25分を超える長尺な曲で、ひたすら不気味な暗黒アンビエント絵巻となっています。

オススメ度…94点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

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