EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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CRADLE OF FILTH 「DUSK AND HER EMBRACE」
CRADLE OF FILTH
「DUSK AND HER EMBRACE」


Cradle Of Filth Dusk And Her Embrace

英国のシンフォニックブラックメタルバンド、クレイドル・オブ・フィルスの2作目。1996年発表。段々とメジャー性を高めていき、今ではブラックメタルという土壌の中でも一つ抜きんでて成功を収めている彼らですが、この頃はまだアンダーグラウンド臭の漂う真性ブラック的なサウンドを出していました。邪悪で攻撃的なサウンドの中に背徳性と耽美性が絡み合い、緻密な構成で妖しく展開していくサウンドがとても素敵。ひんやりとしたKeyが幻想的かつ荘厳に全体を包み込み、不穏な空気が漂い続けてるあたりがまさに"聴くホラー映画"とでも言わんばかりの不気味さです。ダニ・フィルス<Vo>の絶叫スクリームはこの頃から強烈で、何を言っているのか意味不明な喚きっぷりが強烈。

<収録曲>
1. Humana Inspired To Nightmare
2. Heaven Torn Asunder
3. Funeral In Carpathia
4. A Gothic Romance (Red Roses For The Devil's Whore)
5. Malice Through The Looking Glass
6. Dusk And Her Embrace
7. The Graveyard By Moonlight
8. Beauty Slept In Sodom
9. Haunted Shores
10. Hell Awaits
11. Camilla's Masque
12. Noctumal Supremacy '96


<オススメの曲>
2. Heaven Torn Asunder
3. Funeral In Carpathia
6. Dusk And Her Embrace
9. Haunted Shores

美しくも不気味なイントロ#1に続く#2から壮大な地獄絵図の始まり。何かが燃えるような音から抒情的で不気味なリフが奏でられ、ゆったりとオカルティックに幕を開けていきます。かなりスローな中でダニがひたすら喚き続け、そっから一気に加速していくという構成がとてもゾクゾクします。途中のブリブリと響き渡るベースも素敵。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!」というキチガイを通り過ぎたようなスクリームで幕を開ける♯3もかなり鮮烈な曲。ここまでくるともはや笑えるレベル。いや、もちろん褒めてます。
#6はバックで響く女性の歌声が印象的。楽曲の不気味さを良い具合に増大させてくれています。
この作品での個人的なハイライトは#9。シンフォニックで美しいイントロから叙情的なトレモロリフが流れ始め、そのまま一気に加速して邪悪さが一瞬でMAXまで到達します。ダニのスクリームが他の曲以上にキチガイじみており、完全に逝ってしまったまま戻ってこない。あまりにも高音過ぎる金切声はもはや人間の限界を超えています。曲自体も静と動を上手く捉えた構成で荘厳にドラマティックに展開していて非常に素晴らしい。

オススメ度…86点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

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