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宮城谷昌光の『楽毅』を読了
宮城谷昌光の『楽毅』全4巻を読み終わった。

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実は中学生の頃に一度読んだことがあるのですが、友達が「『楽毅』読み始めたよー」というので触発されて再読してしまいました。

宮城谷昌光は一番好きな作家と言っても良いんじゃないかというくらい好きで、全部とまではいかないまでも、大多数の本は読んでいると思います。

その中でも『楽毅』は初めて読んだ宮城谷作品なので、思い入れも非常に強い作品。
タイトルの通り、中国の戦国時代に中山という小国を支え、中山滅亡後には燕の国を支えた名将である楽毅が主人公です。

歴史小説ってのは歴史上の偉人が主人公になることが多いわけで、必然的に主人公は凄い人だったり超ハイスペックだったりするわけです。つまり少年漫画的な「俺強ぇぇぇ」状態で無双してくれるわけで、読んでいてとてもわくわくするというのが個人的には歴史小説の最大の魅力だと思っています。
しかも中国歴史物は儒教的な要素が強く、仁義礼智をわきまえた人間性も高い登場人物が多いわけで、読んでいてとても清々しい。「大概同じパターンじゃん」と言われてしまうと元も子もないのですが、そういう王道主人公が大活躍するお話が好きなんだからしょうがない。

で、楽毅もまさにそんな感じの王道なハイスペック主人公。

天才的な軍才を持ち、行政にも長け、謙虚で、人徳もあって、武芸にも秀でているという完全無欠な存在。
実際に凄いエピソードがいくつもある武将だし、実際にそんくらいすごかったんだなぁと思ってしまいます。

うん、やっぱりこういう話は読んでてわくわくするわ。

そしてさらに、宮城谷昌光の文章が個人的にとても好みなのは、適度なうんちくを披露しながらしっかりと物語として文章が構築されているという点です。
司馬遼太郎はちょっとうんちくが多過ぎると感じてしまう僕には宮城谷昌光の文章は絶妙の配分で、物語として読みながらちょっとした知識を得られるというのがとても魅力的です。

最近の宮城谷昌光はちょっとうんちくの比率が増えてきてる気もするけど、『楽毅』の頃は良い具合のさじ加減。

とまぁ長々と語ってしまったわけですが、とりあえず言いたいのは、「やっぱ『楽毅』は面白いと改めて思いました」ということです。

面白いからみんな読みましょう。

さーて、この流れで次は『孟嘗君』でも再読するかなー!

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

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