EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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GHOST 「OPUS EPONYMOUS」
GHOST 「OPUS EPONYMOUS」

Ghost Opus Eponymous

<収録曲>
1. Deus Culpa
2. Con Clavi Con Dio
3. Ritual
4. Elizabeth
5. Stand By Him
6. Satan Prayer
7. Death Knell
8. Prime Mover
9. Genesis


スウェーデン出身のハードロックバンド、ゴーストの1作目。
2010年発表。

サタニックでオカルティックなハードロックをやっており、レトロな音質でジリジリと胡散臭いメロディを紡ぎ出していくのが特徴です。基本的には古いイギリスのバンドの様な音作りなのですが、カテドラルリー・ドリアンに見いだされてデビューしたという経緯があるだけあってドゥーミーな雰囲気もあるし、ちょっぴりプログレチックな雰囲気もあるしと、なかなか独創的な世界観。とにかく全体を包み込むオカルト風味な胡散臭さの中毒性が高く、リフからVoの歌い方にいたるまで、その全てが妙に頭に残ってしまいます。特にVoはキング・ダイアモンドみたいな素っ頓狂なハイトーンを出すわけでもなく、比較的普通な歌い方なのに、抑揚の付け方だけでここまで胡散臭い感じを醸し出せるのが凄い。

怪しいオルガンの音色が響くイントロ#1に続く#2は、歌いだしの「ル・シ・ファ~♪」の時点で胡散臭さMAX。シンプルなリフの上で浮遊感のある独特の歌メロが響くいかにもオカルト系といった感じの曲です。
#3は普通の哀愁系ロック曲の様なイントロからダークなリフへと流れていく曲。シンプルなリフなのに、しっかりノレるし頭に残ります。そしてサビでの屈折したポップセンスがたまらない。
#4も同じくシンプルなリフが印象的。こんなにシンプルなのに、サタニズムっぽさをしっかりと表現できるのが凄い。そしてVoの歌い回しは胡散臭さが凄まじく、そのくせサビになるとちょっぴり哀愁を漂わせたメロディアスな感じになるのがズルい。
#5は軽快なドラムで始まる曲。が、リフの方は相変わらず魔術的な妖しい魅力を放っており、歌メロの方も呪術的な胡散臭さが漂います。
#6ビートルズが呪われたらこんな感じになるんじゃないかというような雰囲気。キャッチーさと胡散臭さのバランスが絶妙なサビメロがとても好き。
#7はやたらドゥーミーなリフが重々しく響く曲。サビ前後では神々しいも絡み合ってきて怪しさ抜群です。
#8はブンブンとうねるベース音が印象的。やたらグルーヴィーなリフも良い。
#9は他の曲に比べて音作りがモダンな印象のイントロ。しかもやたら展開がプログレ的で実験的です。悪くはないけど、やっぱVoが入ってこないと物足りないかな。

ということでこの作品、基本的に捨て曲がゼロで、しかも一度ハマるとなかなか抜け出せないような独特の魅力を持った作品です。オカルティックな雰囲気からマーシフル・フェイトを彷彿とさせるわりに、サウンドの方は全くタイプの違うメロディアスなハードロックなのですが、オカルティックなサウンドが好きならば共通して楽しめるのではないかと思います。

<オススメの曲>
2. Con Clavi Con Dio(→PV)
3. Ritual
4. Elizabeth
6. Satan Prayer

オススメ度…89点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

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