EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
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ALCEST 「SHELTER」
ALCEST 「SHELTER」

alcest shelter

<収録曲>
1. Wings
2. Opale
3. La Nuit Marche Avec Moi
4. Voix Sereines
5. L'Eveil Des Muses
6. Shelter
7. Away
8. Délivrance
9. Into The Waves


フランス産ポストブラックメタル/シューゲイザーメタルバンド、アルセの4作目。2014年発表。

最近はポストブラックメタルバンドがわりと多いですが、それらの感想を書こうとしたらとりあえず比較対象としてアルセが出てきてしまうってくらい、この界隈での代表格的存在です。

思わず「う、美しい…」と溜め息が漏れてしまうような、崇高な美しさを包括したサウンドになっており、もはやブラックメタルという単語を出すこと自体に抵抗を感じてしまうような美しいサウンド。初期はまだシャリシャリとしたリフなどにブラックメタルの名残が見受けられ、「ああ、確かにポストブラックだな」という部分もあったのですが、この作品ではもはやその名残すら感じられません。
初期が「枯れ果てた大地に生命の息吹を吹き込んだようなサウンド」って感じだとしたら、今作はもはや「新しい生命が誕生して枯野が再生したようなサウンド」って感じかな。
アコースティックなサウンドがとても綺麗で、ノスタルジックで寂しげなメロディがとにかく綺麗で、そこにのっかる穏やかなクリーンヴォイスがめちゃくちゃ儚いです。

2分弱の神々しいイントロ#1に続く#2が、いきなりこの作品のハイライト。なんというノスタルジックなサウンド!なんという幻想的な世界観!と、思わずうっとりしてしまうようなシューゲイザーサウンドとなっています。
#3はとても物悲しいアコースティックサウンドに心をもって行かれる切ない曲。体の内側から哀しみがじわじわと広がっていくような感覚がたまりません。
音数の少ない#4は、虚無感の漂う静かな曲。心に隙間にスッと入ってくるような儚い曲です。
ゆったり淡々とした#6とか、いかにもシューゲイザーな美麗タイトル曲の#7とか、ニール・ハルステッドをリードボーカルに据えた#8あたりも周りに負けず落とさず良い曲。
最後を締める#8は10分超の大曲ですが、聴だけで心が洗われるような物静かな世界観が最高です。

とりあえずポストブラックすら脱却してしまったポストポストブラックみたいなサウンドですが、その質の高さは相変わらずピカイチで、この手のジャンルの旗印的存在としてのポテンシャルを存分に見せつけてくれるような作品でした。ノスタルジックな気分に浸りたい方はぜひ。

<オススメの曲>
2. Opale

オススメ度…89点

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

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