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ジェフ・ヴァンダミアの『サザーン・リーチ』三部作を読了
ジェフ・ヴァンダミアの『サザーン・リーチ』三部作を読みました。

第一部が『全滅領域』、第二部が『監視機構』、第三部が『世界受容』です。

ジャンルとしてはホラー系ミステリ風SFみたいな感じかな?
よくわかりません。

海外ではかなりの話題作らしく、既に映画化も決定されているのだそうです。

全滅領域 監視機構 世界受容

以下、ネタバレ含みます。

まず、第一部『全滅領域』は、突如出現した<エリアX>という謎の地域に調査隊が送られるという話。

今までに何度も調査隊が送りこまれながらも、内部で殺し合いが起こったり、戻ってきても正常な精神状態じゃなかったり、すぐに病気で死んでしまったりと、不可解なことしか起こらない謎の領域<エリアX>。

そんな<エリアX>に新たに派遣された第十二次調査隊の女性4名の中の一人、生物学者の視点で物語が進んでいきます。

<エリアX>には原初の自然が広がっており、数々の惨劇の起こった<灯台>、地下に続く謎の螺旋階段を擁する<地形異常>、そしてそこに紡ぎだされる謎の文字、

「罪人の手が育む浸食の子実であるところ、我は死者の種子を生む、蟲たちと分かちあうために...」

といった感じで次々と謎が増え、物語が不気味に広がっていくところで第一部は終了。
300ページちょいの第一部を読み終わった時点で、びっくりするほど謎が解明されません!すごい!


続く第二部『監視機構』は、その調査隊を送り込む側の人々の視点。

謎の領域<エリアX>に調査隊を送り込み続けている機構「サザーン・リーチ」に新たに就任した新局長のジョン・ロドリゲス、通称<コントロール>が、機構の中で様々な策謀に巻き込まれつつ<エリアX>の謎を探ります。

第一部とはうって変わってまるでスパイ小説のような展開を見せますが、謎が謎を呼んでさらに不可解なことが増えるばかり。そして最後には<エリアX>が謎の拡大を遂げ、「サザーン・リーチ」の局舎までもが飲み込まれることに…。

約550ページの第二部を読み終わった時点で、やっぱり謎はなにも解明されません!なんてこった!


そしていよいよ第三部の『世界受容』。

<エリアX>が出現する前のその地域の話や、第十二次調査隊が空中分解した後の後日譚、局舎が飲み込まれた後の関係者の動向、そして<エリアX>に踏み込んでいく<コントロール>達の話が視点を変えながら絡められていきます。

約500ページの第三部を読み終わると…

やっぱり半分くらい謎のまま!なんでやねん!


あとは読者のご想像にお任せします的な…。


でもこんくらい不気味で気持ち悪くて謎な雰囲気を醸し出しておいて、全部解明されちゃってもそれはそれで肩透かしだし、このくらい漠然とした読後感の方がふさわしいのかなとも思ってしまったり。

面白いといえば面白いし、なんか読んでて不気味だなーって気分になりたい人は読んでみれば良いんじゃないかと。とりあえず個人的には『全滅領域』を読んでる時が一番わくわくしたかな。


これをどうやって映画にするのかがとても気になります。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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