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百田尚樹の『海賊とよばれた男』を読了
今更ながら、百田尚樹の『海賊とよばれた男』の上下巻を読み終わりました。

百田尚樹 海賊とよばれた男 上 百田尚樹 海賊とよばれた男 下

ちょうど就活してた頃に出版されて流行っていたのですが、知らない間に文庫化されており、それに気づいて購入したあともずっと積んだままになっていました。

出光興産の創始者である出光佐三をモデルとしたお話です。
ちなみに出光は就活中にエントリーまではしたのですが、いま自分が務めている企業の選考と一次面接が被って断念。説明会やその他の部分をみても、とても印象の良かった企業の一つです。

さて、そんな出光の創始者のお話。一代であれだけ大きな石油会社を立ち上げた人物の波乱万丈な人生が舞台となっており、基本的にはかなり面白かったです。伝記ではなく小説というスタイルになっているので、歴史小説とか冒険小説のようなワクワク感で読めるあたりがとても良い。

でも、なんとなく薄っぺらい印象を感じてしまう側面もあり、手放しで大絶賛するほどでもありませんでした。

まずは主人公とその部下が聖人過ぎて、ちょっとやりすぎな感が凄い。
実際凄かったんだろうけど、ここまで狂信的に奉られると、ちょっと引いてしまう部分があります。

そして、主人公が立ち向かっていく他の国産企業や、メジャーと呼ばれる外油の内情がが全く描かれておらず、ただひたすら憎き敵役としての印象しか持ちえないってのがかなり大きいんじゃないかと思います。
主人公サイドの持つ正義があるなら、相手サイドにもそれぞれの正義があったんだろうし、それをただ私利に目の眩んだクソ野郎どもとしてぞんざいに扱うのはなんだかなぁという感じ。

お互いの思惑と思惑がぶつかり合う様子がもっと描かれていたら、もっとのめり込めたのかなと思いました。でもこのぐらいライトな方が、世間一般には受けるんだろうな。実際かなり売れてるわけだし。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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