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[DEATHSPELL OMEGA]
DEATHSPELL OMEGA
「FAS - ITE, MALEDICTI, IN IGNEM AETERNUM」


Deathspell Omega Fas - Ite, Maledicti, In Ignem Aeternum

フランス出身の混沌プリミティヴ・ブラックメタルバンド、デススペル・オメガの4作目。2007年発表。ひたすら真っ黒な音の渦が嵐のように迫ってきて、聴く者を暗黒世界へと強制的に引きずり込むかのようなサウンドが特徴です。リフの邪悪さやがなり系Voの極悪さが半端なく、加速パートでのドラミングのスピードも驚異的。全てが人間離れしており、普通では体験できないような世界の片鱗を垣間見ることが出来ます。静と動の対比が絶妙で、「静かなパートではひたすら不穏に、激しいパートでは暴虐の限りを尽くして疾走」といった感じ。カオス過ぎて逆に楽しいです。6曲で46分と長めの曲が多いですが、収録時間自体はそれ程長くないのでアルバム単位では丁度良いボリュームかも。

1.Obombration Iはイントロ的な曲。始めの1分半くらいはかなり静かで、その後少しずつスローな禍々しいリフが流れ出し、さらには極悪Voも登場してきて、そのまま不気味に時間が過ぎ去っていきます。
続く2.The Shrine Of Mad Laughterがイントロから爆走のキラーチューン。ギュンギュン掻き鳴らされるギター、超人的なスピードで叩きまくられるドラムなど、カオスっぷりもいきなり全開です。2分45秒あたりからはアンビエント的なパートに突入し、4分頃までそのまま。ちょっと飽きてきたりもしますが、その静寂を突き破る瞬間がたまらなくカッコ良いです。後半の何かが蠢くかのようなスローなパートも良いね。
3.Bread Of Bitternessはカオスなリフワークがたまらない一曲。電子音に近い音まで登場し、独特のカッコ良さを発散しています。これも「暴虐→静寂→混沌→暴虐→終焉」って感じの流れが最高。
4.The Repellent Scars Of Abandon And Electionは逆に不穏な静寂パートからスタートする曲。その後はやっぱり禍々しさを増していき、他の曲同様の展開を見せてくれます。12分近くもあるし、なんだかプログレの一種みたいな気がしてくるわ。
5.A Chore For The Lostはドラムの超人っぷりと、ギターのピロピロした感じの音が印象的。妙に耳に残るパートが多かったりします。
6.Obombration IIは2分ほどのアウトロ的な曲。最後まで不気味。

前作までの音とはまた少し違ってきているので、従来からのファンは戸惑ったりする点もあるのかもしれませんが、プリブラとしての完成度は非常に高いです。なんかもう悪のカリスマって感じ。とりあえず極限まで邪悪な音が聴きたければ試してみて良い一枚だと思います。

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

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