EAGLE FLY FREE
ヘヴィメタル・ハードロック系を中心に、CDのレビューというか紹介をやっています。ただの自己満足の感想文。軽い日記的な事も。
 【本の感想一覧】 【Twitter】   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[XASTHUR]
XASTHUR「SUBLIMINAL GENOCIDE」

Xasthur Subliminal Genocide

アメリカ出身の独り鬱系プリミティヴ・ブラックメタルバンド、ザスターの5作目。2006年発表。ひたすら病的で鬱々な世界観が展開されるバーズムタイプのアンビエント的なサウンドが特徴ですが、鬱っぷりはバーズムを遥かに超越してしまっています。これでもかという程の負のオーラが発散されており、曲からは生気の欠片すら感じ取れない感じ。ノイジーでチリチリとしたエレキの音と、やたら空間的で場をジワジワと包み込むようなシンセの音が不穏過ぎです。Voの叫びも狂気の塊で、狂ったようなという表現ではなく、もはや完全に狂ってると表現したほうが正しいかも。ここまで来るともはや正気の沙汰ではありません。

不気味すぎる2分ほどのイントロ1.Disharmonic Convergenceに続く2.The Prison Of Mirrorsはいきなり12分もある大曲。シャーシャーというギターと神秘的なシンセのコンビネーションに導かれ、この世のものとは思えない絶叫や呻き声が終始響き続けます。独特のゆったりとしたリズムと、圧倒的に負な世界観はかなり中毒性が高いですが、ずーっと聴いてると精神が磨耗してくじけそうになるかも。
3.Beauty Is Only Razor Deepはシンセのサウンドが神秘的な曲。ツーバスドコドコが地味ですが結構クセになります。
6.Arcane And Misanthropic Projectionはギターレスなパートでの哀愁が半端無。しかも何だかドロドロとした不気味な哀愁で、聴いてて全然心地よくありません。絶叫は相変わらず断末魔の叫び。
他の曲も基本的にはほとんど同じような感じなのですが、中でも4.Trauma Will Always Lingerとか11.Malice Hidden In Surrealismあたりが好きかな。なんか雰囲気的に。

ってことでこのCD、落ち込んでる時とか精神を病んでいる時に聴くと、「なんかもう死んじゃっても良いかな…」って気分になるかもしれないので色々とヤバイです。なんかもう音楽と呼ぶべきなのかすらわからなくなってくる環境音的なブラックメタルですが、病的なサウンドに無性に惹かれる人、圧倒的な虚無感に包み込まれたい人、不幸になりたい人などは是非試してみる価値はあるかも。

オススメ度…95点

MYSPACE(→クリック)   OFFICIAL(→クリック)

このCDをAmazonで購入

テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://musicmetal.blog123.fc2.com/tb.php/721-a3c3c4f2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。