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LIV MOON 「SYMPHONIC MOON」
LIV MOON 「SYMPHONIC MOON」

Liv Moon Symphonic Moon

宝塚出身のAkane Liv<Vo>率いる日本産シンフォニック系ゴシックメタルバンド、リヴ・ムーンの3作目。2012年発表。前作で一気にメタルとしての音作りや曲作りが成長し、一皮むけた印象のあったこのバンドですが、今作では前作以上にコテコテのメタルに近付いた印象すら感じさせます。ただ、メタル度が増した分だけ前作にあったダークさや妖艶さは失われ、それに伴いゴシックメタル的な要素も減退。どちらかというと正統派メタルに近いシンフォニックメタルという音楽性になってきました。クワイアや生のストリングスを今回ついに初導入したということで荘厳さはかなり増しており、シンフォニックメタルとしてのクオリティはなかなかのモノなので、あとはまぁこの変化を受け入れられるかどうかは聴き手の好み次第じゃないかな。前作は前作で好きだったけし、今作は今作でこちらも良いと思います。ちなみに4オクターブの声の持ち主という売り文句のAkane Livの歌唱は、今回は低音域を中心に展開されており、良くも悪くも"普通"という印象。親しみやすいのは良いけど、もっとインパクトのある高音域のソプラノをガンガン披露してくれても良かったんじゃないかな…、という気もしてしまいました。

<収録曲>
1. Amen!
2. 零の天使
3. Alchemy
4. Kiss me Kill me
5. 氷の棺
6. Fugitive
7. Black Serenade
8. 心月世
9. The Last Savior
10. 堕天使の笑み
11. Interlude ~By the Ruin
12. Masquerade


<オススメの曲>
1. Amen!(→PV)
2. 零の天使
3. Alchemy
9. The Last Savior

#1#2アンセム清水昭男<G>が楽曲を提供し、演奏にも参加してる曲。コテコテのメタル度が増したのはこういう外部ライターの存在もデカいのかなと思ったり。#1の方は正統派リフを中心にしつつも派手な装飾が加えられたシンフォニックメタルチューンで、ちょっぴりミステリアスなサビメロがとても優秀。#2はちょっぴりヘヴィなリフでパワフルに進んでいく曲です。
♯3は出だしから分厚いクワイヤが登場。どこのナイトウィッシュだよ!とツッコミを入れたくなるような曲です。ちなみに最近のナイトウィッシュの方ね。
#9は疾走感に溢れる曲で、メロパワ的なわかりやすい展開がとっても魅力的。サビメロも良い具合にヒロイックだし、Akane Livの歌声も伸びやかで楽曲にぴったりです。

オススメ度…82点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

LYRIEL 「PARANOID CIRCUS」
LYRIEL 「PARANOID CIRCUS」

Lyriel Paranoid Circus

ドイツ出身の7人組ゴシックメタルバンド、リリエルの3作目。2009年発表ですが、僕の持っているのは2011年にジャケを差し替え&ボートラ2曲追加で再発し直したものとなっております。ケルティックなメロディを中心にチェロやヴァイオリンが優雅に舞う、フォーク色の強いゴシックメタルをやっています。前作では音作りが比較的柔らか目というか、非常にフォーク色が強い作品となっていたのですが、今作ではバンドサウンドがぐっと前面に押し出されてヘヴィでゴシカルな色合いが強くなったという印象。最初はヘヴィな質感に少し驚きましたが、メロディの質は前作通りの優雅で美麗なものだったので一安心でした。ちなみにVoは優しげな女性ナチュラルVoと艶やかな女性ソプラノVoが絡み合う感じ。フォーキッシュかつゴシカルなサウンドにぴったりです。

<収録曲>
1. Opening
2. Welcome
3. The Feather In The Wind
4. The Regret
5. Eldeberry And Lavender
6. Lullaby
7. Foeman's Bride
8. The Wolf
9. So Long
10. My Unawakened Soul
11. Paranoid Circus
12. The Wheel Of Fortuna
13. The Way To Nowhere
14. Another Time
15. Conclusion
16. Paranoid Circus (Orchestral Version)
17. The Regret (Machin8 Remix)


<オススメの曲>
2. Welcome
4. The Regret
7. Foeman's Bride
11. Paranoid Circus(→PV)

#2はちょっぴりエキゾチックなイントロからいつものリリエルへと変化していく曲。音作りがモダンになっても相変わらず柔らかなメロです。
#4はサビの優しげなメロディが一番お気に入り。弦楽器隊も美しい音色を優雅に奏でています。
#7はゴシカルな側面が強い曲。ちょっぴりダークな響きにゾクゾクしつつ、サビではやはり優雅で優しげな美メロが響きます。
フォーキッシュな色合いの強い#11もとても素晴らしい曲。幻想的で、妖精が飛び回っていそうな雰囲気が素敵です。

オススメ度…83点

前作ほどのキラーチューンがないのが残念ですが、全体的に高品質なのではないかと。今までのファンならがっかりはしないはず。

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

LACRIMOSA 「INFERNO」
LACRIMOSA 「INFERNO」

Lacrimosa Inferno

ティロ・ヴォルフ<Vo,Piano>率いるスイス出身のシンフォニックゴシックメタルバンド、ラクリモーサの4作目。今までティロのみのワンマンバンドだったのですが、この作品から女性Voのアンヌ・ヌルミが加入し、それに伴い音楽性もシンフォニックかつメタルバンドっぽさも増してきました。耽美的な音楽性はこのころから既に完成されており、アンヌの美しいソプラノヴォイスとティロの妖しい囁き系ヴォイスとの絡みはそのサウンドにぴったり。聖歌っぽい神秘的で崇高な世界観が淡々と繰り広げられ、シンプルながらもプログレ要素を伴って広がりのある展開をしていくドラマティックなゴシックメタルになっています。歌詞は基本的にドイツ語ですが、この作品から英詞の曲もちょいちょい混ざるようになってきました。

<収録曲>
1. Intro
2. Kabinett Der Sinne
3. Versiegelt Glanzumströmt
4. No Blind Eyes Can See
5. Schakal
6. Vermächtnis Der Sonne
7. Copycat Lacrimosa
8. Der Kelch Des Lebens


<オススメの曲>
2. Kabinett Der Sinne
3. Versiegelt Glanzumströmt
5. Schakal
8. Der Kelch Des Lebens

イントロ#1に続く#2からいきなり9分の大曲。まぁこのバンドは基本的に大曲ばっかなんだけどさ。乾いたドラムと共に緊迫感漂う荘厳なサウンドがゆっくりと開始し、非常に美しく近寄りがたい空気を出しながら展開していく曲です。音数の少ない淡々としたサウンドが独特の崇高さを醸し出していて不思議な魅力を持っています。
♯3はアコースティックなサウンドをバックにティロの囁き系ヴォイスが妖しく響く曲。中盤から一気に壮大になり、ドラマティックに盛り上がっていく構成が素晴らしい。
#5はダークなリフがゆったりと響き渡る曲。全体的に陰鬱ですが、後半に向けてちょっとずつ明るくなっていく展開が、なんだか一筋の希望を見つけたような印象でとても好き。
ラストを飾る#8は14分の大作。中盤の盛り上がりと、後半の幻想的なオルガンサウンドが良い。

オススメ度…79点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

LIGHTNING 「JUSTICE STRIKE」
LIGHTNING 「JUSTICE STRIKE」

Lightning Justice Strike

日本出身の正統派メタルバンド、ライトニングの3作目。2011年発表。同人メタル界隈で活躍するIRON ATTACKIRON-CHINOという人が率いているバンドなのだそうで、びっくりするほど硬派なヘヴィメタルをやっています。あまりにも硬派過ぎるメタル志士っぷりはとにかく"ダサい"の一言に尽き、その超絶なダサさはクサメタル好きの琴線を全力で震わせ、揺るがぬサウンドの徹底具合は熱きメタラーの魂を激しく揺さぶります。今作から元ETHNIC LEGIST勇舞をニューシンガーに加えていますが、彼の熱い歌唱もこのバンドのサウンドにとてもマッチ。漢っぽさにさらに拍車をかけています。

<収録曲>
1. Advent
2. Justice Strike
3. Soldier Force
4. Far Away
5. Ride On The Wind
6. Destiny Destination
7. End Of The World
8. Sign Of The Metal
9. The Faith (Of Steel)
10. Save The Truth
11. Declining For Beginning
12. 夢色チェイサー


<オススメの曲>
2. Justice Strike(→PV)
3. Soldier Force
6. Destiny Destination
8. Sign Of The Metal

魂を高揚させるような扇情力MAXのイントロ#1の時点で既に熱すぎるのですが、続く#2に入った瞬間にいきなりクライマックス状態。ハイトーンシャウトと共に全力で疾走を開始し、圧倒的クサメロを携えながら熱く熱く駆け抜けます。ダサい!でもそれが良い!これぞ漢のメタルの真骨頂!
さらに♯3も一直線すぎる全力メタル。リフ自体は超正統派なのですが、何とも言えないクッサい雰囲気になってるのがたまらない。そして放出するオーラがやはり熱過ぎて、もはや火傷しそうな勢いです。骨太なベース音も良いね。
他の曲も徹頭徹尾ひたすら熱いメタルサウンドが掻き鳴らされ、魂が常に高揚したまま最後までハイテンションで聴き通せます。

オススメ度…86点

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LAST AUTUMN'S DREAM 「NINE LIVES」
LAST AUTUMN'S DREAM 「NINE LIVES」

Last Autumn's Dream Nine Lives

フェア・ウォーニングアンディ・マレツェク<G>と、スウェーデンの哀メロ職人ミカエル・アーランドソン<Vo>によるプロジェクト、ラスト・オータムズ・ドリームの9作目。2011年発表。毎年年末に必ずアルバムを出し続け、ついに9作目となりました。もはや真新しさは全くないのですが、これぞ職人技の充実の楽曲が今作も勢揃い。今までより哀愁度がちょっぴりさがり、その分ポップさが増したという印象ですが、ミカエルの甘ーいハスキーヴォイスが哀愁度の減退を軽々と補ってくれています。アンディのギターが幾分か控えめになっている気がしないでもないものの、演奏陣のプレイは相変わらず堅実で、いつも通り素晴らしいメロディを紡ぎだしてくれています。冒険して新しいことにチャレンジするのも難しいけど、このいつも通りってのも難しいんだよね。安定して高品質の作品を供給し続けるLADには本当に脱帽です。

<収録曲>
1. In A Perfect World
2. Nine Lives
3. Is This Just Another Heartache
4. Merry-Go-Round
5. Golden Cage
6. All I Can Think Of
7. Megalomania
8. The Last To Know
9. Angel Eyes
10. We Never Said Goodbye
11. Waited A Long Time
12. Don't Let Love Fade Away


<オススメの曲>
1. In A Perfect World
2. Nine Lives
3. Is This Just Another Heartache
9. Angel Eyes
10. We Never Said Goodbye

#1は比較的ロックしたリフが印象的な曲。そのくせサビになるとこれでもかとばかりに甘ーい雰囲気になってしまうところがLAD印です。
個人的に今作で一番のキラーチューンはタイトルトラックの#2。最初っから最後までとろっとろに甘くてドリーミーな曲です。サビに入る部分でちょっぴり翳りのあるメロディが顔を出し、サビでは抜群の煽情力を持った哀メロで一気に全て持って行かれます。毎回言ってるけど、ミカエルの歌声は反則。
しっとりゆったりした#10もかなり好き。サビでの安心感がとても心地よいです。

オススメ度…85点

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LAST DAYS OF HUMANITY 「PUTREFACTION IN PROGRESS」
LAST DAYS OF HUMANITY
「PUTREFACTION IN PROGRESS」


Last Days Of Humanity Putrefaction In Progress

オランダ出身のゴアグラインドバンド、ラスト・デイ・オブ・ヒューマニティーのラストアルバムとなる3作目。2006年発表。一応ジャケはぱっと見では何なのかわかりませんが、女性の焼死体らしいので伏せておきますね。サウンドの方はノイジーな轟音リフをバックにスココココココココココココココココという何をやってるのかわからないレベルの超高速ブラストをかまし、Voがゴポゴポと声とは思えない溺死ヴォイスでうなるというスタイル。正直ドラムがブラストしているという事実以外は、何が起こっているのかよくわかりません。でもそれだけわかってれば大丈夫なんだと思います。スココココココというやたら軽い音のブラストはとりあえず鮮烈に頭にこびりつくので要注意。41曲で24分という曲のボリュームもさすがです。基本的に1分以下。
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LAST WAIL 「THE TALE OF ENDLESS NIGHT」
LAST WAIL
「THE TALE OF ENDLESS NIGHT」


Last Wail The Tale Of Endless Night

ロシア出身のヴァイキングメタルバンド、LAST WAILの1作目。2011年発表。アグレッシヴで勇壮なリフでゴリゴリと疾走していくヴァイキングメタルをやっており、リフの端々に絶妙なクサメロを挟み込んでくるあたりが悶絶モノです。民族楽器やヴァイオリン、そしてフルートなんかも多用されており、激しく攻撃的なサウンドの中で負けじと自己主張してきます。Voが喚き系のデスヴォイスでこれまたナイスな迫力なのですが、実はなんと女性Voなのだとか。ちなみにKeyも女性らしい。「系統としてはENSIFERUMみたいな感じだなぁ」なんて思っていたら、やはりアルバム最後でちゃっかりカヴァーしてました。とにかくヘドバン必至の勇ましく猛々しいサウンド。

<収録曲>
1. Intro
2. Warrior of Justice
3. Revenge
4. Fighting the Dark
5. Mystery
6. Merciless
7. Tale of the Endless Night
8. The Doomed in Despair
9. Outro
10. Windrider


#10ENSIFERUMのカヴァー。

<オススメの曲>
2. Warrior of Justice
4. Fighting the Dark
6. Merciless
8. The Doomed in Despair

#1からもうあまりにも勇ましすぎるリフが炸裂。戦士の突撃していく様がありありと思い浮かぶような勇壮な疾走チューンです。そこにのっかるデスヴォイスもかなりの迫力で、とても女性とは思えないような猛々しさ。女性戦士すげー。ちなみに中盤のヒロイックなフルートサウンドが個人的に超ツボだったり。
#4もアグレッシヴなリフと勇壮なクサメロが絡み合う疾走チューン。激しいサウンドのバックで美しく響くピアノのようなKeyがなかなか良い味を出しています。
個人的に一番のキラーチューンは#6。やはり同じように勇ましく疾走するクサメロヴァイキングチューンなのですが、ツインギターに導かれるメロディのクサさがダントツで、中盤の拳を振り上げたくなるようなテンポのリフの応酬や、弾きまくりのヴァイオリンなど、悶絶ポイントが常に設けてある素晴らしい曲構成となっています。
#8は幻想的なKeyによるヒロイックなイントロにとにかく悶絶。そこの部分だけでも何度も何度も聴きたくなるような曲です。

オススメ度…89点

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LIMBONIC ART 「MOON IN THE SCORPIO」
LIMBONIC ART 「MOON IN THE SCORPIO」

Limbonic Art Moon In The Scorpio

ノルウェー出身のシンフォニックブラックメタルバンド、リンボニック・アートの1作目。1996年発表。美麗で荘厳な装飾をバックに邪悪に展開する、シンフォニックブラックの金字塔的な作品です。ノイジーなギターもしっかりと響いているのですが、何よりもメインはKeyの音色。ぐいぐいと神秘的に楽曲をリードしていき、冷たく無慈悲なサウンドを淡々と響かせます。基本的には疾走スタイルなのですが、たまに宇宙的で空間的なパートも顔を出し、いい具合に緩急がとれているのではないかと。ジャケのせいもあるのでしょうが、寒々とした冬の夜に星空の下で聴きたいような作品です。わりと凶悪なのですが、幻想的なKeyの効果でそれなりに聴きやすくはなっているかも。

<収録曲>
1. Beneath the Burial Surface
2. Moon in the Scorpio
3. Through Gleams of Death
4. In Mourning Mystique
5. Beyond the Candles Burning
6. Darkzone Martyrium
7. The Dark Rivers of the Heart


<オススメの曲>
1. Beneath the Burial Surface
4. In Mourning Mystique

冒頭の#1からいきなり14分の大作。スペーシーなSEと共に幕を開け、荘厳なKeyが奏でられ、かなり気品漂うイントロが2分ちょい続く。その後は一気に邪悪さを増して疾走開始!禍々しさと美しさが渦巻きながらドラマティックに展開する名曲です。
#4は演歌のようなイントロを持つ曲。その後のコーラスとKeyがあまりにも神々しく、あまりにも神秘的です。中盤になるにつれ徐々に暴虐性を高めていく、これまたドラマティックな曲。

オススメ度…85点

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LOGAR'S DIARY 「BOOK II PARLAINTH - THE FORGOTTEN CITY」
LOGAR'S DIARY「BOOK II PARLAINTH - THE FORGOTTEN CITY」

Logar's Diary Book II Parlainth - The Forgotten City

ドイツ出身のフォーク風味メロディックスピードメタルバンド、ロガーズダイアリーの2作目。2006年発表。安っぽいシンセによるシンフォニックな装飾、クッサいメロディ、民族楽器によるフォーキッシュな追加要素など、これぞB級なサウンドをこれでもかとばかりに振りまいています。とにかくファンタジックな世界観が全開で、安っぽいRPGゲームのサントラに歌詞を付けたような感じ。その妙な安っぽさが逆にクセになったりするんだけどね。メロスピとフォークメタルの間を突き進む中途半端な感じがこのバンドの個性として良い具合に機能しています。

<収録曲>
1. Parlainth
2. The Restless Troll
3. Hirob's Words
4. The Spells
5. Casket Of The Last Resident
6. Dark Destiny Of Parlainth
7. Seance - Rebirth
8. Cursed Soul
9. Torgak's Speech
10. Bearer Of Light
11. Circle's Last Link
12. Parlainth's Discovery
13. Under One Sky


<オススメの曲>
2. The Restless Troll
6. Dark Destiny Of Parlainth
10. Bearer Of Light
13. Under One Sky

いきなり民族楽器と共に疾走する#2からしてまずクサ過ぎ。思わず顔がニヤけてしまうような、ショーも無いクサさが、この手の音楽が好きな人のツボをぐいぐいと刺激してきます。
#10も安定の悶絶民謡クサメタル。素朴に響く安っぽいシンセの音色がたまりません。
後は無駄に大仰な#6とか、中盤からどんどん盛りあがってファンタジックになっていく#13あたりも素晴らしい。

オススメ度…81点

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LACRIMOSA 「LICHTGESTALT」
LACRIMOSA「LICHTGESTALT」

LACRIMOSA LIGHTGESTALT

ティロ・ヴォルフ<Vo,Piano>アンヌ・ヌルミ<Vo/♀>によるスイス出身のシンフォニック系ゴシックメタルデュオ、ラクリモーサの9作目。2005年発表。荘厳なオーケストラサウンドを取り入れたクラシカルなサウンドと、耽美で暗く鬱々としたゴシカルなサウンドとの融合が絶妙なバランスで成し遂げられているというのがこのユニットの特徴です。作を重ねるごとに「シンフォニック成分>メタル成分」になってきていた彼らですが、この作品ではメタル成分が随分と復活。もちろんやり過ぎなくらいのオーケストレーションは健在なのですが、上手いことメタルサウンドも絡められています。ティロのねっとりとしたVoとアンヌの透き通る歌声との絡みもいつも通り。妖しい怪しい世界へようこそ。

<収録曲>
1. Saphire
2. Kelch Der Liebe
3. Lichtgestalt
4. Nachtschatten
5. My Last Goodbye
6. The Party Is Over
7. Letzte Ausfahrt: Leben
8. Hohelied Der Liebe
9. Bonus
10. The Party Is Over (Piano Ver)


<オススメの曲>
2. Kelch Der Liebe
3. Lichtgestalt
8. Hohelied Der Liebe

メタル色が比較的強めな#2とか#3みたいな曲がめっちゃ好き。シンフォニックな要素との絡め方がホント上手いんだこれが。ドラマティックかつノリが良いってのが素晴らしい。
クラシックのように壮大で美麗な#8も凄まじいクオリティ。教会にいるかのような分厚いクワイアが素敵です。15分にも渡る大曲なので聴きごたえも充分。

オススメ度…87点

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LIV MOON 「GOLDEN MOON」
LIV MOON「GOLDEN MOON」

Liv Moon Golden Moon

元宝塚のアカネ・リヴ<Vo>率いるシンフォニック系ゴシックメタルバンド、リヴ・ムーンの2作目。2011年発表。アカネ・リヴ西脇辰弥<Key>以外が総入れ替えされ、大村孝佳<G>前田秋気<Dr>MASAKI<B>という、ジャパメタ好きに名の知れた連中を集めた新しい布陣で製作されました。ちょっとダークでシンフォニックな装飾がなされたゴシックメタルで、そこにアカネ・リヴのソプラノ歌唱がのるというのは前作となんら変わりませんが、サウンドの質が格段に向上。モダン過ぎるギターや、引っ込み過ぎたVoなどの問題点がかなり改善されています。曲自体のクオリティもかなり良くなっており、メンバーが変わってメタル度が増したというのがかなりプラスに作用してるのではないかと思います。Voはやっぱりなかなかの美声でさすが元宝塚といったところ。Voの話題だけが先行していた前作に比べ、演奏陣の質がようやくそれに追いついたため、今後は本格的なバンドとして認識を広めていくことが出来そうです。

<収録曲>
1. 死の舞踏~ディエス イレ~
2. SAY GOODBYE
3. NOT GAME!
4. BLACK RUBY
5. DANCE WITH A GHOST
6. よざくらん~夜桜嵐~
7. Interlude~THE LOST FORTRESS
8. ドラクロワの女神
9. FLY
10. バレリーナ・シンフォニー
11. 静かな奇跡
12. 命の森
13. 溺れる人魚
14. アマラントスの翼


<オススメの曲>
1. 死の舞踏~ディエス イレ~(→PV)
4. BLACK RUBY
5. DANCE WITH A GHOST
6. よざくらん~夜桜嵐~

めっちゃダークな#1が超良い。シンフォニックなイントロからのツーバスドコドコ、そしてソプラノVoの登場あたりにはゾクゾクします。サビもソプラノVoが神秘的で良い感じ。
あとはメロディのクサい#4とか、サビが意外とキャッチーな#5もかなり良いな。#6は雰囲気のだいぶ違う変な曲なんだけど、なんかクセになった。

オススメ度…83点

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LORDI 「BABEZ FOR BREAKFAST」
LORDI「BABEZ FOR BREAKFAST」

Lordi Babez For Breakfast

フィンランドの怪獣ハードロックバンド、ローディの5作目。2010年発表。メンバー全員が怪獣の格好をして80年代風の超ポップでキャッチーなハードロックを演奏する、というのがこのバンドの全てなのですが、この作品でもそれは全く変わっていません。むしろいつも通り過ぎてマンネリ感が否めない…。といっても曲自体のクオリティはやっぱり非常に高水準で、安心して耳を委ねることが出来ます。Mr.ローディのダミ声が個人的にめっちゃ好きで、この声で80年代ハードロックらしいキャッチーなメロディをしっかり歌いあげられるとなんだか嬉しくなります。もちろん残りのメンバーのコーラスワークも安定感MAX。

<収録曲>
1. SCG5: It's A Boy!
2. Babez For Breakfast
3. This Is Heavy Metal
4. Rock Police
5. Discoevil
6. Call Off The Wedding
7. I Am Bigger Than You
8. ZombieRawkMachine
9. Midnite Lover
10. Give Your Life For Rock And Roll
11. Nonstop Nite
12. Amen's Lament To Ra
13. Loud And Loaded
14. Granny's Gone Crazy
15. Devil's Lullaby


<オススメの曲>
2. Babez For Breakfast
3. This Is Heavy Metal(→PV)
5. Discoevil
7. I Am Bigger Than You
8. ZombieRawkMachine
14. Granny's Gone Crazy

これぞローディなコーラスが嬉しい。

オススメ度…82点

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LIMP BIZKIT 「CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER」
LIMP BIZKIT 「CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER」

Limp Bizkit Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water

米国のミクスチャー系ヘヴィロックバンド、リンプ・ビズキットの3作目。2001年発表。ヘヴィでグルーヴ感たっぷりの演奏に、フレッド・ダースト<Vo>の妙に味のあるへなへなとしたラップがのっかるというのが基本のスタンスです。リフがわりとヘヴィなのにも関わらずとにかくノリノリで、ザクザクずっしりと刻まれるリフに合わせて思わず頭を上下させたくなるようなサウンド。ラップの方もなんか力の抜ける感じのへなへなくたくた歌い方なんだけど、ヘヴィな音に何故か合っちゃうんだよね。ラップ+ロックのミクスチャーなんて今では星の数ほど存在しますが、そんな中でもやっぱりリンプの音作り曲作りはかなり秀でた存在なのではないかと。やっぱ売れただけはあると思う。

<収録曲>
1. Intro
2. Hot Dog
3. My Generation
4. Full Nelson
5. My Way
6. Rollin' (Air Raid Vehicle)
7. Livin' It Up
8. The One
9. Getcha Groove On
10. Take A Look Around
11. It'll Be Ok
12. Boiler
13. Hold On
14. Rollin' (Urban Assault Vehicle)
15. Outro


<オススメの曲>
2. Hot Dog
3. My Generation
5. My Way
6. Rollin' (Air Raid Vehicle)(→PV)
9. Getcha Groove On
10. Take A Look Around

こうしてみると良い曲多いなw そんな中でもやっぱ圧倒的なのは#6で、リフのグルーヴ感とラップの勢いがたまらない。スクラッチ音も良い感じのアクセントでなんか好き。
ちなみに#10はミッション・インポッシブル2の主題歌。

オススメ度…88点

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