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Mägo De Oz 「Hechizos, Pócimas y Brujería」
Mägo De Oz 「Hechizos, Pócimas y Brujería」

Mägo De Oz Hechizos, Pócimas y Brujería

<収録曲>
1. El Libro De Las Sombras
2. H2Oz
3. Xanandra
4. Sácale Brillo A Una Pena
5. Satanael
6. No Pares
7. A Marcha Das Meigas
8. Quiero Morirme En Ti
9. Sigue La Luz
10. El Mercado De Las Brujas
11. Celtian
12. Brujas
13. Hechizos, Pócimas Y Brujería


スペインの国民的人気バンド、マゴ・デ・オズの10作目。2012年発表。笛やヴァイオリンの乱舞するフォーキッシュなサウンドを基調としたパワーメタルをやっており、明るい曲調にふにゃふにゃしたスペイン語のハイトーンVoがそれにのっかるという独特の雰囲気を醸し出し続けているバンドですが、今作でもそのスタイルは相変わらずでした。まさかの10作目にして少し垢抜けてきた感もありますが、基本的には素朴さを失わないいつものマゴ・デ・オズです。

とりあえず冒頭の#1が始まった瞬間に、いつもの明るいサウンドが聞こえてきて一安心。音作りは綺麗になった印象ですが、メロディの方はいつものダサくて楽しいメロパワです。
#2はコーラスが楽しい疾走チューン。ヴァイオリンと笛のコンビネーションによって創出されるのどかな雰囲気も素敵。
#3はヒロイックな疾走曲で、普通にカッコいいキラーチューン。「あれ、このバンドってこんな普通にカッコいいバンドだっけ?」なんて思ってしまいますが、サビになるといつもの彼ららしい明るいコーラスになっています。
ってな感じで個人的には冒頭の3曲が圧倒的に好きなのですが、残りの曲も相変わらずのハイクオリティで素晴らしい作品です。

<オススメの曲>
1. El Libro De Las Sombras
2. H2Oz(→PV)
3. Xanandra(→PV)

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

METALLICA 「...AND JUSTICE FOR ALL」
METALLICA 「...AND JUSTICE FOR ALL」

Metallica...And Justice For All

<収録曲>
1. Blackened
2. ...And Justice For All
3. Eye Of The Beholder
4. One
5. The Shortest Straw
6. Harvester Of Sorrow
7. The Frayed Ends Of Sanity
8. To Live Is To Die
9. Dyers Eve


かつてスラッシュメタル界を牽引していた最重要バンド、メタリカの4作目。1988年発表。

事故でなくなった「伝説のベーシスト」ことクリフ・バートンの後任にジェイソン・ニューステッドが加入して初となる作品です。まぁベースの音が聴こえないということで非常に物議を醸した作品なんですけどね…。

さて、音楽の方も初期三枚のスピードと勢いに任せたサウンドから脱却を図っており、ザックリとしたリフは維持しつつもミドルテンポ主体のへヴィネス志向へと変化。変拍子を取り入れてみたりなどという試みも至る所でなされており、かなり"聴かせる"ことに重きを置いた作品となっています。従来のメタリカが好きだった人からするとかなりの戸惑いを覚えたようで、リリース当初は問題作扱いされたりもしていたのだとか。ただ、ここ最近のメタリカよりはよっぽどセンスフルで、早さに拘らなければ非常に素晴らしい作品だと思います。

とりあえずこの作品は#4の存在があまりにも大きい!「ジョニーは戦場へ行った」という映画をモチーフにした曲で、メタリカ史上初のPVも作られ、そのあまりの完成度の高さからグラミー賞にヘヴィメタル部門が出来たというエピソードまであるほどです。悲しく、とてもドラマティックな曲で、歌詞の意味と絶妙にマッチした陰鬱な展開が非常に素敵。戦争のSEから切ないアルペジオ、そしてサビでの悲壮感漂う盛り上がりなど、その全てがあまりにも完璧です。
あとは比較的勢いのある#1とか、リフが適度にザクザクしつつもメロい感じの#2、変拍子気味のリズムが素敵な#3、比較的スラッシュメタルしている#8とか#9など、他の曲もかなり充実しています。

ということで、初期三枚とは別ベクトルですが、名盤として語られるべき一枚であることには間違いないと思います。

<オススメの曲>
1. Blackened
4. One(→PV)

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

MANOWAR 「THE LORD OF STEEL」
MANOWAR 「THE LORD OF STEEL」

Manowar The Lord of Steel

<収録曲>
1. The Lord Of Steel
2. Manowarriors
3. Born In A Grave
4. Righteous Glory
5. Touch The Sky
6. Black List
7. Expendable
8. El Gringo
9. Annihilation
10. Hail, Kill And Die


最強のピュアメタルバンド、マノウォーの11作目。2012年発表。

「偽りのメタルに死を!」と声高に叫んでいる彼らですが、今作でもそのスピリッツはしっかりと受け継がれており、熱く雄々しい雰囲気はいつも通り。
ただ、若干音作りに難ありで、楽曲自身は悪くないものの、なんとなくパワーに欠けるような感じがします。ベースがブンブン、ドラムもワイルドな感じなのですが、どことなくいつもと違う。オルタナティブロックの音作りを無理やり重低音に変換したような違和感があり、いまいち煮え切らない感じです。
大仰な雰囲気はいつも通りなので、それなりには楽しめるのですが、大絶賛するほどでもないかなというのが正直な感想かな。

軽快ながらもパワフルな#1は、ドライブ感溢れるスピードチューン。オーソドックスなハードロックにも通じるような楽曲はシンプルでなかなか良いです。ただ、ざらついたベース音がちょっぴり気になるかも。
続く#2はグルーヴ感と疾走感を持ち合わせた曲。力強くノリも良いので、みんなで合唱するにはうってつけなのではないかと。
#3はミドルテンポでずんずんと前進していくような曲。力こそが己の正義!みたいな雰囲気が良い。
#4は無駄に暑苦しいバラード。
#5も静かめの演奏の上で力強く歌い上げるタイプの曲で、サビになって一気に広がっていく感じが良い。ただ、音が少ない分、演奏陣の音作りが気になってしまう。
#6はさらにゆったりとした雰囲気で、若干ドゥーミーな雰囲気すら漂う曲。
#7わワイルドなオーラを発しつつじわじわと圧迫してくるような曲で、重い雰囲気がひしひしと伝わってきます。
#8はノリの良い拳を天に突き上げたくなる系の曲。
スラッシーなリフの#9は、ドライブ感もあってなかなか良い。
最後を締める#10はタイトルからわりとわくわくする感じなのですが、そのわりにはいまいちパワー不足かも。コーラスは熱いんだけどね。あとは後半の神々しい雰囲気も悪くはない。

ってことで、今作は音作りで損をしている分もあって、今までに比べるとだいぶ見劣りがするような印象です。若干信者気味な僕には#2みたいな曲があるだけでそれなりに満足感は得られてしまうのですが、そこまで思い入れがあるわけでは無いような人には少々きついかもね。

<オススメの曲>
1. The Lord Of Steel
2. Manowarriors

オススメ度…79点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

MORTAL LOVE 「I HAVE LOST」
MORTAL LOVE 「I HAVE LOST」

Mortal Love I Have Lost

ノルウェー出身のゴシックメタルバンド、モータル・ラブの2作目。2005年発表。サウンド自体は比較的軽めなのですが、耽美的でメランコリックなメロディがなかなか秀逸です。柔らかなサウンドと控えめなシンフォサウンドがとても心地よく、さらっと聴き流すにはちょうど良いお手軽さ。ジャケで上目づかいをしている女性Voの歌声がとても可憐で甘えてくる感じの萌え系キャンディヴォイスなので、楽曲の中に漂うちょっとしたダークさが完全に打ち消され、とてもポップでキャッチーな印象になっています。

<収録曲>
1. Existence
2. Serenity
3. Spine
4. Adoration
5. Sesnes
6. Empathy
7. Reality
8. Sanity
9. Identity
10. Hope
11. Memory


<オススメの曲>
4. Adoration
5. Sesnes

たっぷりと憂いを含んだメランコリックな#4はこのアルバム随一のキラーチューン。ゆったりとしたテンポとシンプルな演奏の中、可憐に響き渡る歌声が哀愁たっぷりでとても良いです。サビのキャッチーさの中に漂う並々ならぬ物悲しさが素敵。
#5はちょっぴりダークな雰囲気の中、やはり物悲しい雰囲気で可憐な女性Voがメランコリックなメロディを歌い上げる曲。サビのメロディラインにちょっとクセがあって結構頭に残ります。

オススメ度…78点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

MINISTRY 「RELAPSE」
MINISTRY 「RELAPSE」

Ministry Relapse

米国出身のインダストリアルメタルバンド、ミニストリーの12作目。2012年発表。とても政治色とメッセージ性の強いバンドで、反ブッシュ政権を掲げており、ブッシュ政権の終わりと共に前作を最後として解散していたのですが、5年ぶりになぜかひょっこり再結成。そしてさりげなく新譜を出してきました。そんな彼らの復活作は、スラッシーなリフを細かく刻み、そこに機械的なプログラミングサウンドをぶち込んでくるという解散前の数作の延長線上にあるような音楽性。リフ自体がとてもキャッチーで親しみやすく、鋭利な刃物で突き刺してくるような攻撃性を持ちながらもとても聴きやすい作品としてまとまっています。随所に登場するストライキのような掛け声コーラスもとてもキャッチーで、思わず一緒に叫びたくなる感じ。反社会的なメッセージやらなんやらには正直全く興味は無いのですが、それを差し引いても純粋に音楽としてとても高品質です。

<収録曲>
1. Ghouldiggers
2. Double Tap
3. FreeFall
4. Kleptocracy
5. United Forces
6. 99 Percenter
7. Relapse
8. Weekend Warrior
9. Git up Get Out 'n Vote
10. Bloodlust
11. Relapse (Defibrillator Mix)


<オススメの曲>
1. Ghouldiggers
2. Double Tap
3. FreeFall
9. Git up Get Out 'n Vote

やはりブッシュさんの演説のようなもので始まる#1は、少々前置きが長いですがとてもキャッチーな秀曲。適度にデジタルな高速リフがとても心地よく、しかもめっちゃ親しみやすいです。コーラスが楽しい!
♯2もやはりとてもスラッシーなリフが小気味良い曲。めぐるましく展開するリズムの緩急がとても魅力的です。
多少重めのデジタルビートで爆走する♯3はアグレッシヴな雰囲気がたまらない。ヘルプ!ヘルプ!ノーノーノ―!というわかりやすいコーラスが良いね。途中の弾きまくりなソロも印象的。
#9は刻みは細かいのですが全体としてみるとグルーヴ感の方が重視されている曲。曲名連呼なコーラスもやはり楽しく、よくわかんないけど拳を振り上げたくなるようなアンセミックな雰囲気があります。

オススメ度…87点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

MUNICIPAL WASTE 「THE FATAL FEAST」
MUNICIPAL WASTE 「THE FATAL FEAST」

Municipal Waste The Fatal Feast

米国出身のクロスオーヴァー系スラッシュメタルバンド、ミュニシパル・ウェイストの5作目。2012年発表。若干ハードコア寄りの音作りと、そこはかとなく漂うB級感が素敵なイケイケ突撃スラッシュメタルをやっています。とにかく楽しげに疾走しまくるスタイルがとても心地良く、ひたすらキャッチーなリフを連発。ほとんどの曲が1分台もしくは2分台ということで非常にコンパクトにまとまっており、とても気軽に聴けるという点も非常に秀逸です。今作ではメロディに非常に幅が出てきたり、Voのヒステリックな吐き捨てヴォイスにも表現力が伴ってきたりと、様々な点で成長が感じられるというのも素直に嬉しい。

<収録曲>
1. Waste In Space
2. Repossession
3. New Dead Masters
4. Unholy Abductor
5. Idiot Check
6. Covered In Sick/The Barfer
7. You're Cut Off
8. Authority Complex
9. Standards And Practices
10. Crushing Chest Wound
11. The Monster With 21 Faces
12. Jesus Freaks
13. The Fatal Feast
14. 12 Step Program
15. Death Tax
16. Residential Disaster


<オススメの曲>
2. Repossession
3. New Dead Masters
5. Idiot Check
8. Authority Complex
10. Crushing Chest Wound
12. Jesus Freaks
13. The Fatal Feast(→PV)

相変わらずどの曲も似たり寄ったりな感は否めませんが、全体的にクオリティは底上げされたという印象。やはり一曲一曲を楽しむというよりも、アルバム全体で聴き流して、楽しくヘドバンするというのが正しい聴き方な気がします。これぞという超名曲とかは無いけど、バンド自体もリスナーもそういうのはこのバンドに求めていないのだと思います。どの曲もキャッチーなリフとスピード感が良いね。

オススメ度…81点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

MANIERISME 「過去と悲哀 (THE PAST AND SORROW)」
MANIERISME
「過去と悲哀 (THE PAST AND SORROW)」


Manierisme 過去と悲哀 (The Past And Sorrow)

Jekyllという人物による日本の独りブラックメタルバンド、マニエリスムの1作目。2010年発表。666枚限定。とにかく不穏な空気に包まれた不気味な不気味なプリミティブブラックをやっており、精神的に不安定になれそうな狂気にまみれたサウンドが特徴。とにかく音が生々しく、劣悪な音質でドス黒いリフを次々と紡ぎ出してくれます。そんな狂ったサウンドながらもメロディはさりげなく美しく、美と狂気の混沌と渦巻く様がとにかく圧巻。Voは呻き声のような呪詛タイプで、何がそんなに恨めしいのかというほどの狂った歌唱を響かせています。精神的圧迫感と、呪い殺されそうな恐怖感とが非常にキモチワルイ作品。

<収録曲>
1. 暗い現実 (Dark Reality)
2. 過去と悲哀 (The Past And Sorrow)
3. マニエリスム (Manierisme)
4. 頭の中の虫 (The Insect In The Head)
5. 今は失われた場所 (The Place That Was Lost Now)
6. 歴代の信念 (Successive faith)
7. 永らかに眠り (An Everlasting Peaceful Sleep)
8. 呪われた運命 (The Fate That Was Cursed)
9. 葬式 (A Funeral)
10. 存在しない思い出 (The Memory That Does Not Exist)
11. 色褪せた写真 (The Photograph Which Faded)
12. 最後の詩 (The Poetry Of Last Moments)
13. 不幸の中終わる (It Is Over In Misfortune)


<オススメの曲>
2. 過去と悲哀 (The Past And Sorrow)
3. マニエリスム (Manierisme)
5. 今は失われた場所 (The Place That Was Lost Now)
10. 存在しない思い出 (The Memory That Does Not Exist)
11. 色褪せた写真 (The Photograph Which Faded)
12. 最後の詩 (The Poetry Of Last Moments)

あまりにも不穏過ぎるイントロ#1に続く#2は、同じく不穏過ぎるトレモロリフが蠢く不気味な曲。呪い殺されそうな非常にロウで禍々しいサウンドです。メロディは結構しっかりしてるんだけど、そのメロディの気持ち悪さったらもうたまりません。
♯3も狂気が混沌と渦巻く曲。トレモロリフによって奏でられるメロディの不安定さが精神的にかなりキます。なんかもう本能的に「これヤバい奴だ!」って感じる。
#5もメロディ自体はちょっと耽美的で良い感じなんだけど、音程の不安定さによって恐怖感が高まっていく。あまりにも不気味。
#10はロウなトレモロが狂ったメロディを美しく奏でる。ブラストの荒々しさと、メロディの悲哀にまみれた感じ、そしてトチ狂ったVoとの組み合わせがとにかく強烈。
#11はノスタルジックで哀愁漂うロマンティックなイントロ部から、いきなり狂い始める瞬間がマジ恐怖でゾクゾクする。のほほんとしたアルペジオはそのままに、Voとドラムだけが完全にぶっ壊れているのが逆に恐い。初めて聴いた時はあまりの衝撃展開にマジビビりしました。
#7はフレンチブラックっぽいボコボコとした雰囲気が素敵。7分という比較的長めの曲ですが、耽美的なメロディのぶっ壊れていく過程を楽しんでいるとあっという間に終わってしまいます。

オススメ度…87点

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MANIERISME 「MANIERISME」
MANIERISME 「MANIERISME」

Manierisme Manierisme

日本出身のカルトブラックメタルバンド、マニエリスムのデモ音源集。2006年発表。2003年と2004年にそれぞれ発表された自主制作デモが1つにまとめられています。限定666枚発表。ジリジリとしたノイジーなリフで不気味に展開し、それに何を言っているか一言も聞き取れない唸るようなVoが加わるという、聴いているだけで呪われそうな不気味なプリミティブブラックメタルをやっております。オカルティックな雰囲気がとにかく不気味で気持ち悪く、そんな中に渦巻く美と狂気の混沌っぷりが素敵。頭が完全にぶっ壊れている人が作ったような、精神的な恐怖感を味わえそうな音楽です。

<収録曲>
1. The Beginning of Malice & Tragedy
2. Promise in the Masquerade - At Reunion
3. Asobi Tawamureru Siryo No Sumu Heya
4. Waltz At Last Moment
5. The Secret Garden
6. Koware Kuruu Ningyo No Akumu
7. Anusy, Spent With You!
8. Cursed Palace - Memory of Roses Faded Away
9. The End of Malice & Tragedy
10. Cursed Palace - No One In the Room
11. A Endless Dance
12. Revenants in the 310th Room
13. Collapse Prelude
14. Monochrome
15. Scenery That Goes to Ruin
16. In Dear Memories
17. …


<オススメの曲>
2. Promise in the Masquerade - At Reunion
5. The Secret Garden
6. Koware Kuruu Ningyo No Akumu
16. In Dear Memories

鐘の音をバックに男が呟く不気味過ぎるイントロ#1に続く#2は、ノイジーすぎるギターとブラストが渦巻く狂気的な曲。メロディアスなことはメロディアスですが、そのメロディが不気味過ぎてゾクゾクします。
明るく幸せそうなイントロから一転して暗黒世界に真っ逆さまな#5はあまりにもキラーチューン過ぎる。美しいメロディをここまで恐いものに仕立てあげることの出来るセンスに脱帽です。マジ呪い殺される。
#6はなんか精神的に不安定になれそうな曲。怖いというよりも不気味。だけどその不気味さが妙にクセになる。
♯16はとても邪悪な呻き声が響き渡るアグレッシヴな曲。地獄の底から聞こえてきそうな呻き声がとにかく強烈です。ジリジリとしたリフもとても禍々しい。

オススメ度…83点

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MARCHEN STATION 「COCKTAIL OF DREAM」
MARCHEN STATION
「COCKTAIL OF DREAM」


Marchen Station Cocktail Of Dream

Cafe Au Lait<Gt>Leo Figaro<Vo>によるメロディックスピードメタルバンド、メルヘン・ステーションの1作目。2010年発表。キラキラとしたファンタジックなクサメロが乱舞するメロスピをやっています。海外のメタルバンドにはない邦メタル独特の雰囲気も漂い、時に歌謡曲のようなメロディが顔を出してくるのも魅力的なところ。バンド名の通り、かなりメルヘンチックな雰囲気が漂い、さらには乙女チックな雰囲気すら漂うので、ただでさえクサいメロディがその何倍ものクサさを発しているかのように感じさせられます。曲によっては甘くポップな印象すら受けるのですが、全体的に見渡すとやはりしっかりとメロスピしてるのが素晴らしい。Leo Figaroのちょっと細いハイトーンヴォイスもメルヘンチックなサウンドにばっちりマッチしています。

<収録曲>
1. LOST - Introduction -
2. Alive In My Heart
3. Ride The Wind
4. 異邦の騎士
5. Avante
6. Sleep Beside Me (Interlude)
7. Dream In The Shadow
8. Cocktail Of Dream
9. Dramatic Rain
10. Shining On
11. Dancing In The Silence (Interlude)
12. Starlight Chandelier


<オススメの曲>
2. Alive In My Heart
3. Ride The Wind
4. 異邦の騎士
7. Dream In The Shadow
9. Dramatic Rain
12. Starlight Chandelier

民謡風味漂うロマンティックなイントロの#1に続いて繰り広げられる♯2は超メルヘンチックなキラーチューン。絵本の世界に飛び込んだような雰囲気すら漂う超メルヘンなメロディで疾走しまくり、クサメロをひたすら撒き散らします。なんかディズニーランドとかを思い出させそうなほどのメルヘン具合。サビのコーラスも大合唱必至の楽しい感じに仕上がっています。
#3は日本のバンドらしいメロディで展開する悶絶クサメタルチューン。やり過ぎなほどのクサメロが圧倒的ダサさで広がっていきます。サビのやり過ぎ感がたまらない。
#4はゲーム音楽のお城っぽい雰囲気で始まる曲。そっから適度な速さで駆け出していき、歌謡曲のようなメロディでメルヘンチックに展開していきます。
#7も典型的なメロスピ。適度なシンフォニック具合で疾走し、サビで大合唱というお約束パターンですが、即効性はとても高いです。
#9はメロスピというよりはメロディックメタルといった感じの曲なのですが、ポップさとクサさが上手いこと融合されたコーラスが超印象的。
アルバムを締めくくる#12はこれまた疾走しまくりの悶絶クサメロスピ。哀愁とクサメロの絡み合いが素晴らしい。中盤からのプログレチックで変則的な展開も面白いです。

オススメ度…84点

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MY DARKEST HATE 「MASSIVE BRUTALITY」
MY DARKEST HATE 「MASSIVE BRUTALITY」

My Darkest Hate Massive Brutality

ドイツ出身のデスメタルバンド、マイ・ダーケスト・ヘイトの1作目。2001年発表。さりげなくFREEDOM CALLのドラムが在籍しています。メロディ要素皆無のゴリゴリのデスメタルをやっており、凄まじい圧迫感で迫りくるサウンドが特徴。突出した何かがあるわけではありませんが、愚直で堅実なしっかりとしたサウンドはなかなか魅力的かも。ミドルテンポのリフでじわじわと最初っから最後まで貫き通す硬派なスタイルが素敵。捻ったものが何もない、全てにおいて真っ向勝負な作品。ちなみにデスヴォイスは深みがあって結構好きだな。

<収録曲>
1. Massive Brutality
2. Torment
3. Blood Pounding Black
4. Bleed For Me
5. Hellspawn
6. Pain For Lust
7. War
8. Tank
9. Now And Forever
10. The End


<オススメの曲>
1. Massive Brutality
2. Torment
3. Blood Pounding Black
10. The End

冒頭の#1は時計(?)のようなカチッカチッという音で静かに始まり、そっから一気に重厚なリフの嵐になだれ込む曲。圧迫感たっぷりのリフが、怒涛の勢いで押し寄せてきます。戦車が地響きを立てて突っ込んでくるような曲。
♯2はさらにヘヴィでドロドロとした曲。リフの醸し出す重厚さが半端じゃないです。ミドルテンポの比較的ゆったりとした曲調が体感的な重さをさらに増してくれている印象。
比較的速めのリフがやはり戦車のように攻めてくる♯3もなかなかカッコ良い曲。淡々とした雰囲気が逆に硬派で良いのかも。
#10はドゥームメタルもびっくりのドロドロと間延びしたリフで幕を開ける曲。そっからドタバタと加速していく様子がなかなか良い。ドラムの音圧が凄いな。

オススメ度…78点

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MADMAZE 「FRAMES OF ALIENATION」
MADMAZE 「FRAMES OF ALIENATION」

Madmaze Frames Of Alienation

イタリア出身のスラッシュメタルバンド、マッドメイズの1作目。2012年発表。ザックザクのクランチリフと、重低音を響かせるベースサウンド、そして重々しいビートを叩きだすパワフルなドラミングがとても素敵な化学反応を見せています。Voも荒々しく、いかにもスラッシュメタルな感じの吐き捨て型。全体を通してとても迫力満点で、止まることなく畳み掛けてくる音の洪水が素晴らしいです。ちなみにドラムは元トリック・オア・トリートMirko Virdis

<収録曲>
1. Walls Of Lies
2. Sacred Deceit
3. Mad Maze
4. Cursed Dreams
5. Beyond
6. Caught In The Net
7. Lord Of All That Remains
8. MK-Ultra
9. Retribution


<オススメの曲>
3. Mad Maze
7. Lord Of All That Remains
9. Retribution

♯3はザックザクのリフがグルーヴィーに暴れまわる曲。ドタバタとしたドラミングがとても荒々しくて好きです。サビの掛け声みたいなのもたまらぬ。
#7はゆっくりとドラマティックに幕を開け、そこから再びザックザクと疾走を開始する曲。緩急を上手くつけた展開がとても秀逸。
#8は最初っから最後まで終始荒々しく突き進む曲。ゴリゴリのリフが多彩に変化しながら突っ走っていく様は圧巻です。絶妙のグルーヴに体が前後に揺れていくことも間違いなし。

オススメ度…82点

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Mägo De Oz La 「Ciudad De Los Árboles」
Mägo De Oz La 「Ciudad De Los Árboles」

Mägo De Oz La Ciudad De Los Árboles

スペイン出身の大御所メタルバンド、マゴ・デ・オズの7作目。2007年発表。国外での知名度ではからっきしなのですが、スペインでは国民的人気バンドなのだそうです。まぁ歌詞も全て母国語だし、あまり国外に展開することは考えてないんだろうな。さてそんな彼らですが、サウンドの方は世界に通用するような超高品質のフォークメタル。笛やヴァイオリンが陽気に舞い踊る、心底明るく楽しい楽曲のオンパレードとなっております。超名作と名高い前々作の「GAIA」シリーズに比べると幾分か落ち着いてしまった感は否めませんが、そんじょそこらのバンドには負けないようなメロディの中毒性は健在。スペイン語の巻き舌Voの不思議な感触も相変わらずで、中毒性をさらに高めてくれます。

<収録曲>
1. El Espíritu Del Bosque
2. La Ciudad De Los Árboles
3. Mi Nombre Es Rock'n'Roll
4. El Rincón De Los Sentidos
5. Deja De Llorar (Y Vuélvete A Lenvantar)
6. La Canción De Los Deseos
7. Y Ahora Voy A Salir (Ranxeira)
8. Runa Llena
9. Resacosix En La Barra
10. No Queda Sino Batirnos
11. Sin Tí, Sería Silencio (Parte II)
12. Si Molesto, Me Quedo
13. El Espíritu Del Bosque II


<オススメの曲>
2. La Ciudad De Los Árboles
3. Mi Nombre Es Rock'n'Roll
5. Deja De Llorar (Y Vuélvete A Lenvantar)
6. La Canción De Los Deseos
9. Resacosix En La Barra

素朴で哀愁漂うイントロ的な#1に続く#2からあまりにも陽気。メロディアスなシンセの音色に導かれて宴の開始です。サビのコーラスも楽しそうだし、中盤からは待ってましたとばかりに笛やらヴァイオリンやらが登場し、もう完全にマゴ・デ・オズワールドの虜。
♯3は曲名にも「Rock'n'Roll」との文字が見える通り、めっちゃノリノリの曲。特にサビのノリノリ感と、みんなで大合唱なコーラスとの組み合わせがめっちゃ楽しいです。
#5は優雅なヴァイオリンに導かれるイントロがいかにもマゴ・デ・オズ。歌いだしになると唐突に哀愁系にシフトし、ちょっぴり寂しい感じになるのですが、途中で一気に転調して楽しいコーラスへと突入します。さすがの陽気さに思わずニヤけてしまうw
アコーディオンによるクッサいイントロがたまらに#6もなかりのキラーチューン。民族楽器総出で素朴な音色のオーケストラ状態。メロディはちょっぴり哀愁を携えており、とても良い味を出しています。
#9は素朴な音色が心に染みるしっとり系チューン。コーラスも哀愁たっぷり。…なーんて思ってたら、これQUEENの「39」のカヴァーじゃん。なんかマゴ・デ・オズの雰囲気に馴染みすぎててサビになるまで気づかなかったよw

オススメ度…87点

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MANOWAR 「LOUDER THAN HELL」
MANOWAR 「LOUDER THAN HELL」

Manowar Louder Than Hell

「偽りのメタルに死を!」という名言で有名な真のメタル戦士達、マノウォーの8作目。1996年発表。ギタリストがKarl Loganに交代し、ドラマーにはScott Columbusが復帰して製作された作品です。タイトルにはエピソードの一つとして有名な「地獄よりひどいぜ」が冠されており、内容もまさしく"本物のメタル"と呼ぶに相応しい、勇ましく剛直なヘヴィメタルをたっぷりと収録。漢らしく勇ましいサウンドが堂々と響き渡ります。比較的シンプルでノリの良いロックンロールに通じるような曲が多い印象で、派手さは無いものの堅実な作りの作品。

<収録曲>
1. Return of the Warlords
2. Brothers of Metal
3. Gods Made Heavy Metal
4. Courage
5. Number 1
6. Outlaw
7. King
8. Today Is a Good Day to Die
9. My Spirit Lives On
10. Power


<オススメの曲>
1. Return of the Warlords
2. Brothers of Metal
4. Courage
5. Number 1
6. Outlaw
10. Power

冒頭の#1から非常に勇ましい曲。正統派なリフで何の捻りもなく愚直に突き進んでいく様は、まさにマノウォーの生き様を表しているかのようです。中盤のバイク音からのギターソロもマノウォーらしくて良い。
#2は曲名からして無駄に熱いですが、サウンドの方も無駄に熱い!このむさ苦しいほどの熱さが真のメタルなのです。雄々しいコーラスが素晴らしい、メタル界の讃美歌。
#4は漢のバラード。マノウォーのバラードは新鮮で興味深いです。ドラマティックで泣けるぜ。
#5は同じく熱いサウンドながらも、サビがキャッチーで非常に聴きやすい曲。「We Are Born To Win! No.1!」というコーラスはまさに世の心理を説いている。
#6は疾走感に溢れる曲。勇ましいリフで駆け抜けていくその姿には惚れ惚れします。サビのハイトーンでの気合の入りようも素晴らしい。
個人的に一番好きなのはラストを飾る#10。勇壮なリフと疾走感、そして雄々しいコーラスとキャッチ―なメロディという、好きになる要素しか存在しない名曲です。ギターソロも痺れるほどのカッコ良さ。
ぱぁぁぁぁわぁぁぁぁぁぁ!ぱわぁ!ぱわぁ!
ぱぁぁぁぁわぁぁぁぁぁぁ!ぱわぁ!ぱわぁ!
ぱぁぁぁぁぁぁぁああああああわぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!
ぱわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!

オススメ度…88点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

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