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STALA & SO. 「PLAY ANOTHER ROUND」
STALA & SO. 「PLAY ANOTHER ROUND」

Stala And So Play Another Round

<収録曲>
1.Radio Taran
2. Rock Until I’m Done
3. Tokyo Delights
4. The Boys Are Having Fun
5. Never Again
6. Back Together
7. Alrite Tonite
8. Life Goes On
9. All Alone
10. All She Wrote
11. For Your Love
12. Rockstar


LORDIのドラマーであるKitaが、Staraという名前でフロントマンとして率いるグラムロックバンド、スタラ・アンド・ソーの2作目。2013年発表。

今作でもやはり前作同様に、HANOI ROCKSの流れを汲む、華やかながらもどこかノスタルジックなグラムサウンドが基本となっています。ただ、前作よりはグッと王道の80年代ハードロックによった楽曲もちらほらと増えており、曲によっては初期のBON JOVIっぽさがあったり。そのノリでもうちょっと勢いも増してくれたらもっと全力でノレるのにな、なーんて思ったりもしますが、相変わらず郷愁を誘うメロディはなかなか秀逸なのでまぁ良しとするかな。

<オススメの曲>
1.Radio Taran
4. The Boys Are Having Fun
8. Life Goes On

#8はわりとイケイケでキャッチーでノリやすい上に、哀愁もしっかり忘れてないところがとても良い。

オススメ度…78点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

STALA & SO. 「IT IS SO」
STALA & SO. 「IT IS SO」

Stala And So It Is So

<収録曲>
1. The Show By So.
2. Got To Believe
3. One Nite Stand
4. She
5. (Won't Let You)Down Agasin
6. Pamela
7. Bye Bye
8. Shout
9. My Happy Day
10. Woman
11. Spring Romance
12. Everything For Money
13. E Major
14. Hot Blooded
15. Back On The Road


フィンランド出身のハードロックバンド、STALA & SO.の1作目。
2011年発表。

いかにもグラムロックな風貌のバンドですが、サウンドの方も見た目通りの華やかなグラムロックをやっています。ジャケで中央に立っている金髪の兄ちゃんはこのバンドのフロントマンであるStalaなのですが、なんとこのStalaは元LORDIのドラマーであるKitaだというのだから驚き。しかもこっちではドラムじゃなくて歌うんかいっていうね。
基本的にはキャッチーで華やかな楽曲が並ぶのですが、北欧のバンドらしい哀愁要素もふんだんに織り込まれているのが秀逸。同じく北欧出身のHANOI ROCKSに通じる要素も多いので、それも含めてなんだかノスタルジックな雰囲気も漂います。LORDIが好きな人からすると少々勢い不足な感は否めないのかもしれませんが、哀愁要素の強い曲はなかなか良い具合に琴線に触れてくるので、そういうサウンドが好きな人はぜひ試してみてください。

<オススメの曲>
2. Got To Believe
4. She
6. Pamela

#4のとサビの淡い哀愁がノスタルジックで良い。

オススメ度…78点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

STARKILL 「FIRES OF LIFE」
STARKILL 「FIRES OF LIFE」

Starkill Fires of Life

<収録曲>
1. Whispers Of Heresy
2. Fires Of Life
3. Sword, Spear, Blood, Fire
4. Below The Darkest Depths
5. Immortal Hunt
6. New Infernal Rebirth
7. Strength In The Shadow
8. This Is Our Battle; This Is Our Day
9. Withdrawn From All Humanity
10. Wash Away The Blood With Rain


米国出身のメロディックデスメタルバンド、スターキルの1作目。
2013年発表。

厳密には前身バンドであるMASSAKRENという名前でアルバムを一枚出しているらしく、収録曲も半分くらいはそちらと被っているのだとか。

曲によってはシンフォニックブラックに分類しても良いんじゃないかなぁという気もするのですが、やたらメロディアスだし、そのメロディもクサいし、Voも比較的聴きやすいデスヴォイスだし、とりあえずメロデスの範疇で語るのが正解な気がします。
基本的にはやりたいことをそのまま曲にしてみたような曲が多く、明るいメロディだったりピロピロギターだったり、かと思ったら急に雄々しくなってみたりと、ひたすら自由な楽曲が並んでいるという印象。ただ、どの曲もやたらヒロイックなクサメロが根底に存在しているので、そこだけは一貫性があるかも。ブラック寄りの攻撃性でなかなかのクサメロをブチかましてくれるので、色んな層にアピールするポイントがあると思います。

個人的には、ブラックっぽいのにやたらトレモロリフが明るい#2とか、ヴァイキングっぽい雰囲気なのにやっぱり明るい#6あたりが特にお気に入りかなぁ。

<オススメの曲>
2. Fires Of Life(→PV)
6. New Infernal Rebirth(→PV)

オススメ度…85点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

SAILLE 「RITU」
SAILLE 「RITU」

Saille Ritu

<収録曲>
1. Blood Libel
2. Subcutaneous Terror
3. Fhtagn
4. Upon The Idol Of Crona
5. Sati
6. A Titan's Sacrifice
7. Haunter Of The Dark
8. Runaljod
9. Ritual Descent


ベルギー出身のシンフォニックブラックメタル、SAILLEの2作目。
2013年発表。

トレモロリフを中心としたクラシカルで荘厳なブラックメタルをやっています。かなり整合性の高いカッチリとまとまったサウンドなので、イマイチこのバンドならではという特徴は無いのですが、楽曲は非常に緻密に構成されており、幻想的でドラマティックな演出がとても魅力的なバンド。緩急のつけ方や曲の盛り上げていき方がとても上手いです。人工的なカッコよさなので、ブラックメタルに暴虐性や生々しさを求める人には向かないのかもしれませんが、最近のディム・ボガーなどのメジャーなタイプのシンフォブラックが好きな人なら普通に気に入るのではないかと。

<オススメの曲>
1. Blood Libel
4. Upon The Idol Of Crona
9. Ritual Descent

オススメ度…80点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

SPAWN OF POSSESSION 「INCURSO」
SPAWN OF POSSESSION 「INCURSO」

Spawn Of Possession Incurso

<収録曲>
1. Abodement
2. Where Angels Go Demons Follow
3. Bodiless Sleeper
4. The Evangelist
5. Servitude Of Souls
6. Deus Avertat
7. Spiritual Deception
8. No Light Spared
9. Apparition


スウェーデン出身のテクニカルデスメタルバンド、スポーン・オブ・ポゼッションの3作目。2012年発表。

"ド変態"と言いたくなるような超絶技巧がポンポンと飛び出しまくるテクデスをやっており、聴いていて思わず笑えてくるほどのめぐるましい展開が実に素敵です。多彩なリフがピロピロザクザクと小刻みに展開し、ドラムも手数足数の多い高速ビートを叩きだし、ベースラインもドゥルドゥルヌメヌメと這いずり回る…。一瞬たりとも気の抜けない複雑な曲構成がとにかく魅力的です。
Voは早口でメロディを吐き出していく感じで、ナイルあたりに通じるものを感じるかも。
ブルータリティもなかなかのもので、凶暴さと知的さを兼ね揃えた音作りとなっています。

基本的に予測不能な展開でガチャガチャと展開していく曲が並び、どれもそれぞれ素晴らしいのですが、その中で一際異彩を放つのが#9の存在。クラシカルで崇高な雰囲気を漂わせ、とてもシンフォニックなテクデスとなっているのですが、そのクオリティが恐ろしく高いです。最後の最後にちょっと毛色の違う、そしてそのくせこんなに素晴らしい曲をぶち込んでくるあたりがニクいねホント。

<オススメの曲>
1. Abodement
4. The Evangelist
5. Servitude Of Souls
6. Deus Avertat
9. Apparition

オススメ度…89点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

STAHLMANN 「QUECKSILBER」
STAHLMANN 「QUECKSILBER」

Stahlmann Quecksilber

ドイツ出身のインダストリアルメタルバンド、STAHLMANNの2作目。2012年発表。硬く無機質なサウンドにちょっぴりゴシカルなテイストが加わったサウンドが特徴で、そこに低音でダンディなVoがのっかるというのが基本のスタンスです。歌詞がドイツ語なので歌唱自体もとてもお堅い雰囲気になっており、インダストリアルサウンドとの相性は抜群。ってとこまで書くと、きっとほとんどの人はRAMMSTEINの音楽性を思い浮かべるのではないかと思うのですが、ほぼそんな感じで間違いありません。ただ、こちらの方がゴシカルなテイストや、ちょっぴり荘厳な装飾が比較的強いので、個人的にはRAMMSTEINよりも先にEISBRECHERあたりを思い浮かべました。Voの声も基本的にはEISBRECHERにかなり似てるのですが、凄むとRAMMSTEINティルっぽくなることもしばしば。まぁ要はそこらへんのドイツ産インダストリアルが好きな人にはオススメということで。

<収録曲>
1. Engel Der Dunkelheit
2. Spring Nicht
3. Tanzmaschine
4. Asche
5. Mein Leib
6. Am Grunde
7. Goetter
8. Schmerz
9. Diener
10. Tanzmaschine(Club Remix)


<オススメの曲>
1. Engel Der Dunkelheit
2. Spring Nicht(→PV)
3. Tanzmaschine(→PV)
7. Goetter

冒頭の#1静かなイントロからエレクトロニックなサウンドが徐々に顔を出し、ちょっとずつ盛り上がっていく曲。ゴシカルなテイストが強く、サビのメロディは扇情的です。
♯2は無機質なリフがゴリゴリザクザクと刻まれる曲。バックの装飾は荘厳ですが、Voの低音ヴォイスと機械的な雰囲気のせいで妙な緊迫感が漂います。サビになると一転してやたらノリ良くキャッチーになるのが良い。
機械のSEで始まる#3もザックリとしたリフがノリ良く刻まれる曲。自然と体が縦に動くような無機質系のグルーヴ感が良いです。
#7はVoの迫力ある低音ヴォイスがたっぷりと堪能できる曲。電子的なビートがずっしりと刻まれているのがとても印象的です。

オススメ度…80点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

STEELWING 「ZONE OF ALIENATION」
STEELWING 「ZONE OF ALIENATION」

Steelwing Zone of Alienation

スウェーデン出身の正統派メタルバンド、スティールウィングの2作目。2012年発表。とても2012年の作品とは思えないような伝統的なメタルサウンドを奏でており、細かく刻むリフでクッサイメロディをピロピロと紡ぎ出すいかにもNWOBHM的な音作りが特徴です。もうとにかく"ダサい"という言葉が最高級の褒め言葉になるようなサウンドで、レトロなオーラ全開で真っ直ぐに突っ走っていってくれます。演奏力も確かだし、Voもなかなか堂々としたハイトーンでとても優秀。

<収録曲>
1. 2097 A.D.
2. Solar Wind Riders
3. Full Speed Ahead!
4. Breathless
5. 特攻隊 (Wind Of Fury)
6. Zone Of Alienation
7. The Running Man
8. They Came From The Skies
9. Lunacy Rising
10. 2097 A.D. (Extended Cut)
11. Hit 'Em Hard (2010 Demo)
12. Steeler (Judas Priest Cover)


<オススメの曲>
2. Solar Wind Riders
3. Full Speed Ahead!(→PV)
5. 特攻隊 (Wind Of Fury)
6. Zone Of Alienation

レトロゲームのようなイントロ#1に続く#2は、いかにもアイアン・メイデン風のサウンドで疾走する曲。ザクザクとしたリフで小気味良く駆け抜けていくオープニングに相応しい曲となっています。
♯3もいかにもなツインリードでぐいぐいとメロディアスに引っ張っていくキラーチューン。全力ド真ん中なサウンドが最高に素晴らしく、ストレートなサウンドゆえのダサさがとても微笑ましいです。個人的に歌いだしのダサさがツボ過ぎてヤバい。
曲のタイトルからして期待せざるを得ない#5もやはり微笑ましいスピードチューン。力強い疾走感と、ちょっぴりヒロイックなメロディが素晴らしい。
#6はツインリードの強みを最大限に生かした曲。メロディアスなフレーズがいちいち琴線に触れてきます。

オススメ度…84点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

SEX MACHINEGUNS 「REMIX BEST」
SEX MACHINEGUNS 「REMIX BEST」

Sex_Machineguns_Remix_Best

日本のメタルバンド、セックスマシンガンズの名曲をユーロビート調のダンスミュージックアレンジにした企画盤。2012年発表。基本的にリフのメロディをテロテロピロピロしたユーロビートサウンドでなぞっただけで、あまり革新的なアレンジなどは施されていません。メロディラインのしっかりした曲ばかり選ばれてるし、アレンジしやすかっただろうなって感じ。意外と違和感はないのですが、すごく良いってわけでもないので、正直軽いネタにしかならないんじゃないだろうか。メタル盤の方が絶対良いことは間違いないし。Voがおそらく録り直されているので、ちょっとした違いがあって地味に気になるかも。コーラスがカットされて無音になっているのにも「?」となる。まぁメタルサウンドじゃなくてもちゃんと曲として成り立ってるし、マシンガンズってわりと良い曲多いんだよなぁということは再認識出来るかもね。

<収録曲>
1. みかんのうた
2. ファミレスボンバー
3. みどりのおばちゃん
4. Burn~愛の炎を燃やせ~
5. 愛人28
6. プライド
7. Anaconda
8. 桜島
9. German Power
10. Sex Machinegun
11. 37564
12. 雨の川崎
13. Special Megamix by DJもっちー


<オススメの曲>
1. みかんのうた
6. プライド

#1は超代表曲。何故かコーラスが消えててすげぇ違和感。
そして最近のマシンガンズの中で一番好きな#6はやっぱり優秀なメロディラインを持っているなぁと感心させられました。

オススメ度…50点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

SHINEDOWN 「AMARYLLIS」
SHINEDOWN 「AMARYLLIS」

Shinedown Amaryllis

米国出身のハードロックバンド、シャインダウンの4作目。2012年発表。初期2作品ではオルタナティヴロックやポストグラン時風のサウンドを身上としていたのだそうですが、前作では完全なハードロック路線になっており、今作でもその路線を踏襲してきました。ちょっぴりモダンな骨太なリフでグイグイ引っ張っていき、サビで一気に爽やかかつキャッチーに広がっていくのが基本のスタンスで、サウンド的にはかなりニッケルバックあたりに似ているという印象。Voの歌声はニッケルバックのチャドほど擦れてはいないですがなかなか渋く、サビなどで高音になってくると結構チャドに似ている気がします。前作よりも装飾のバラエティが豊かになり、後ろの方でオーケストレーションが豪華に鳴り響いていたり、ピアノを効果的に使ってみたりとしているのもなかなか好印象。骨太ハードロックサウンドにうまく華を添えています。

<収録曲>
1. Adrenaline
2. Bully
3. Amaryllis
4. Unity
5. Enemies
6. I'm Not Alright
7. Nowhere Kids
8. Miracle
9. I'll Follow You
10. For My Sake
11. My Name (Wearing Me Out)
12. Through the Ghost


<オススメの曲>
1. Adrenaline
2. Bully
5. Enemies
7. Nowhere Kids

オープニングを飾る#1は、爽やかに駆け抜けるとてもアクティブな曲。サビメロがとにかく爽快かつキャッチーでたまりません。
#2は比較的モダンで重いリフがグルーヴィーにうねり、そこにシンプルな歌メロを加えていく曲。
#5は弾むようなリフにキャッチーなメロディがのっかる曲。サビのリズミカルで掛け声を加えたくなるようなコーラスがとても良い。
#7は比較的軽めのロックサウンドで元気に楽しく疾走していく曲。やはりサビメロは爽やかで親しみやすいです。

オススメ度…85点

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SUPREME MAJESTY 「TALES OF A TRAGIC KINGDOM」
SUPREME MAJESTY
「TALES OF A TRAGIC KINGDOM」


Supreme Majesty Tales Of A Tragic Kingdom

スウェーデン出身のメロディックスピードメタルバンド、スプリーム・マジェスティーの1作目。2002年発表。煌びやかなKeyを纏った、華やかかつ爽やかなメロスピをやっています。サウンドプロダクションは比較的軽めで、その分楽曲の爽快感が強調されているという印象。適度なクサメロを挟みつつ、北欧らしさを前面に押し出して透き通るように突き抜けていくサウンドが心地よいです。Voの歌声も軽やかでサウンドにぴったり。デビュー作としては申し分ない高品質の作品です。

<収録曲>
1. Strike Like Thunder
2. Not Of This World
3. Towards The Northern Star
4. Forever Ill Be
5. Let It Go
6. Tales Of A Tragic Kingdom
7. Queen Of Egypt
8. Keeper Of The Dead
9. Supreme Majesty
10. Eye Of The Storm


<オススメの曲>
1. Strike Like Thunder
2. Not Of This World
3. Towards The Northern Star
5. Let It Go
9. Supreme Majesty

派手で華々しいイントロで煌びやかに幕を開ける#1は、適度なクサメロを交えつつシンフォニックにキラキラと展開する実に北欧らしい曲。安定した充実のメロディに溢れています。
♯2もキラキラとクサメロ疾走するいかにもメロスピな曲。続く#3も同じようなクサメロ疾走チューンで、とりあえずこの冒頭3曲が強力かなー。
あとはパワフルで楽しそうなコーラスが印象的な#5とか、爽やかなKeyがドラマティックに広がる#9あたりも好き。

オススメ度…81点

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テーマ:アルバムレヴュー - ジャンル:音楽

SILENCER 「DEATH - PIERCE ME」
SILENCER 「DEATH - PIERCE ME」

Silencer Death - Pierce Me

スウェーデン出身の自殺ブラックメタルバンド、サイレンサーの唯一の作品。2001年発表。Leere<G,B>Nattramn<Vo>の二人によって構成されているバンドなのですが、VoのNattramnがガチな精神分裂病患者ということで有名なバンドです。そんなNattramnの歌唱は絶叫や悲鳴といったありきたりな感情表現ではなく、もはや完全なるただの奇声。素っ頓狂に泣き叫ぶような不気味でキモチワルイ声は常人には到底マネの出来るような代物ではなく、あまりにもガチ過ぎて精神的な恐怖感を覚えるほどです。Vo以外の方も悲哀に満ちた鬱々としたサウンドで、自殺ブラックのお手本ともいえるような不気味な雰囲気。ピアノを交えて淡々と展開したかと思えば、ドカドカとしたドラムに合わせて疾走してみたりと、非常に邪悪で薄気味悪い世界観を展開しています。ちなみにこの作品を出したのちにNattramnは精神病院へと収監され、バンドは自然と活動を停止したのだとか。

<収録曲>
1. Death - Pierce Me
2. Sterile Nails And Thunderbowels
3. Taklamakan
4. The Slow Kill In The Cold
5. I Shall Lead, You Shall Follow
6. Feeble Are You - Sons Of Sion


<オススメの曲>
1. Death - Pierce Me
2. Sterile Nails And Thunderbowels
3. Taklamakan
5. I Shall Lead, You Shall Follow

暗澹としたメランコリックな静寂パートで幕を開ける#1は、そのまま1分半ほど淡々と過ぎ去っていくのですが、ちょっと油断したとたんに恐ろしい奇声がいきなり上がり一気に禍々しく疾走を開始。その奇声の上がるタイミングが本当に心臓に悪くて毎回驚かされます。とにかくVoが最初っから最後まで凄まじく、ガチな人だからこその鬼気迫るものがひしひしと伝わってくる感じ。サウンドの方もいかにもな禍々しさで、静寂パートとのギャップが素晴らしいです。
♯2はメロウで叙情的なギターリフをバックに、完全にイッテしまっているVoがのっかる曲。がなり声パートは比較的普通なカッコ良さなのですが、やはり奇声を上げ始めると完全に狂っていて非常に恐い。
♯3はイントロのうねるようなベース音がとても印象的。その後は典型的な暗黒サウンドが展開されていき、完全に地獄絵図状態になっています。
#5は来るぞ来るぞーって感じのイントロから一気に奇声が大爆発。期待通りの展開に盛り上がらずにはいられません。中盤のすすり泣くような病んだ静寂パートとの対比もすげぇ。

オススメ度…92点

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SKILTRON 「THE HIGHLAND WAY」
SKILTRON 「THE HIGHLAND WAY」

Skiltron The Highland Way

アルゼンチン出身のフォーク系パワーメタルバンド、SKILTRONの3作目。2010年発表。もともとフォーク風味のメロディと民族楽器をふんだんに取り入れたメロディックパワーメタルというのが基本のスタンスだったのですが、今作では今まで以上にフォーキッシュな要素が多くなっているという印象。フィドルやバグパイプの音色がエピカルに、そしてケルティッシュに響き渡ります。前作で変わったVoは今作でもそのまま歌っており、ロニー・ジェイムス・ディオ風味のパワフルで深みのある歌唱です。

<収録曲>
1. Bagpipes Of War
2. Beetween My Grave And Yours
3. One Way Journey
4. Awaiting Your Confession
5. A Last Regret
6. The Bonfire Alliance
7. Storm In Largs
8. St. Patrick’s Death
9. Through The Longest Way
10. Join The Clan
11. For Those Who Have Fallen In Battle


<オススメの曲>
1. Bagpipes Of War
2. Beetween My Grave And Yours
3. One Way Journey
4. Awaiting Your Confession
6. The Bonfire Alliance
10. Join The Clan

曲名がいかにも過ぎる#1は、荘厳で重厚なミドルテンポで幕を開ける曲。そっからじわりじわりとドラマティックに加速していき、最終的にはヒロイックに疾走しまくります。もちろんバグパイプは主役級の扱いで、こういうフォーキッシュな音色が好きな人にはたまらない一曲。無駄に熱いコーラスも素晴らしい。
#2もこれまたヒロイックで熱い曲。Voのパワフルさと相成ってやたら勇壮な仕上がりになっています。
朗らかなメロディが印象的な#3は、素朴なアコギを中心とした曲。まったりとした雰囲気の中で力強い歌唱が響き渡ります。
#4はバグパイプがこれでもかとばかりに疾走乱舞する軽快な曲。なんかもう雰囲気が心の底から楽しすぎる。
#6は楽しく響き渡る笛の音色がたまらない曲。素朴さと哀愁、そして力強さも兼ねそろえる面白い曲です。途中でミョンミョンいってる民族楽器の音色がとても印象的。
#10は明るく勇壮に展開していく曲。いけぇぇええええ、突撃ぃぃぃぃいいいい!!!みたいな熱い熱いメロディと展開がたまらぬ。

オススメ度…83点

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SVARTBY 「ELEMENTAL TALES」
SVARTBY 「ELEMENTAL TALES」

Svartby Elemental Tales

ロシア出身のヴァイキングメタルバンド、SVARTBYの3作目。2012年発表。フィントロールばりのポルカ風味で楽しいメロディに、さらにジャケのようなメルヘンチックな要素を注入しまくったようなサウンドが特徴です。基本的な音作りはわりとモダンでゴリゴリな感触なのですが、そこにのっかるシンセやアコーディオンがとにかくファンシーでコミカル。弾むようなポコポコとしたパーカッションや、フワフワとしたシンセの音色は妖精が出てきてもおかしくないような雰囲気で、へヴィな音づくりとのアンバランスさがとても面白い感じに仕上がっています。クサいという表現が適切なのかはわかりませんが、クセになる不思議な魅力を持った愉快なメロディが盛りだくさん。11曲で31分というコンパクトさ加減も丁度よく、飽きずに何度も何度も聞きたくなるような作品です。

<収録曲>
1. Impby
2. Scum from Underwater
3. Boulder Massacration
4. Sleepy Devils
5. Mushroom Rings
6. Done with the Wind
7. Ash and Dust
8. Flaming Balls
9. Morning Wood
10. Elemental Tales
11. Imp Slam


<オススメの曲>
2. Scum from Underwater
5. Mushroom Rings
6. Done with the Wind
8. Flaming Balls
9. Morning Wood
10. Elemental Tales

#1は童話の始まりのようなのどか過ぎる可愛いイントロ。
それに続く#2はいきなりのへヴィなリフにびっくりしますが、すぐに可愛い木琴のような音色が転がり始め、ファンシーなシンセが登場。圧倒的なメルヘンワールドが展開していきます。メタルサウンドの方もかなり本格的で、メルヘンな装飾を除いたら普通のメロデスとしても通用しそうな感じ。
#5も踊りたくなるような楽しいメロディが乱舞する曲。適度にシンフォニックなシンフォニックがコミカルに響き渡ります。もうメロディのクサいことクサいこと。
#6も愉快なメロディでゴリゴリと疾走していく曲。アグレッシヴなのにアグレッシヴさを全く感じさせない、メルヘンメロディの真髄を味わうことができます。童話の中の鬱蒼とした森の中がよく似合いそうな曲。
#8も展開がとてもファンシー。木琴みたいな音が後ろでコロコロいってるのと、派手なシンセの民謡メロがたまりません。宴じゃ宴じゃみたいなノリが秀逸過ぎる。
#9はポルカ的なメロディが最高に楽しい。祭りじゃああああ!
#10はメルヘン度がとても高い曲。フワフワとしたシンセの奏でる民謡メロが素晴らしいです。サビメロも激クサの悶絶チューン。

オススメ度…94点

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